/ ゚、。 /は明日が楽しみなようです
[ログ]
( ゚∀゚)「昼休みって長くね?」
('A`)「弁当も食い終わったしなー…」
( ゚∀゚)「暇だ」
('A`)「だな」
( ゚∀゚)「暇だ」
('A`)「ああ」
( ゚∀゚)「暇d」
('A`)「言っとくけど何もでないぞ、俺からは」
( ゚∀゚)「…もういいや。屋上行ってくる」
('A`)「いてら」
( ゚∀゚)「お前こねーの?」
('A`)「天気がいい日は邪気眼が疼くんでな」
( ゚∀゚)
( ゚∀゚)「それはしょーがないわ」
ガラガラ
( ゚∀゚)「ちわーっす」
( ゚∀゚)「って、誰もいねー」
( ゚∀゚)「……」
_
( ゚∀゚)o彡゜「おっぱい!おっぱい!」
シーン
( ゚∀゚)「…寝よ」
/ ゚、。 /「……」
( -∀-) zzz
/ ゚、。 / そ
( -∀-) zzz
/ ゚、。 /
/ ゚、。 /σ)-∀-) プニプニ
/*゚、。 /σ)-∀-) プニプニプニ
/*゚、。 /σ)-∀-) プニプニプニプニ
/*゚、。 /σ)゚∀゚) プニプニプニパチッ
/ ゚、。 /σ)゚∀゚) プニ?
/ ゚、。 / (゚∀゚ )
/ ゚、。 / (゚∀゚ )「誰?」
/ ゚、。 /
/ ゚、。 /
/ ゚、。 /「鈴木ダイオード」
( ゚∀゚)「あ、俺ジョルジュ長岡」
/ ゚、。 /「把握」
( ゚∀゚)「さっきの間何?」
/ ゚、。 /「さぁ?」
/ ゚、。 /は明日が楽しみなようです
( ゚∀゚)「変なのに会っちった」
('A`)「誰よ?」
( ゚∀゚)「鈴木ダイオードってやつ」
( 'A`)「へー。どんなやつ?」
( ゚∀゚)「うーん」
( ゚∀゚)「いいおっぱいしてた」
('A`)
('A`)「うん、まぁそこしか見てないだろうなとは思った」
('A`)「顔は?」
( ゚∀゚)「傾いてた」
('A`)
('A`)「意味ワカンネ」
ガラガラ
( ゚∀゚)「ちわー」
/ ゚、。 /「はろー」
( ゚∀゚)「鈴木は屋上が好きなんだな」
/ ゚、。 /「ダイオードでいい」
( ゚∀゚)「長いから却下」
/ ゚、。 /「ダイオードってよ・ん・で(はぁと」
( ゚∀゚)「把握した」
/ ゚、。 /「さすがジョルジュ話がわかる」
( ゚∀゚)「でさぁ鈴木」
/ ゚、。 /「どうした長岡」
( ゚∀゚)「おkわかった。ダイオードと呼ぼう」
/ ゚、。 /「さすがジョルジュ話がわかる」
( ゚∀゚)「でさぁ、ダイオードクラスどこよ?俺、お前の顔見たことないんだけど」
/ ゚、。 /「クラスはまだない」
( ゚∀゚)
( ゚∀゚)「えー」
/ ゚、。 /「私は明日からここに通う予定なんだ」
( ゚∀゚)「転校生なのか」
/ ゚、。 /「うん」
( ゚∀゚)「どこの?」
/ ゚、。 /「あっち」
( ゚∀゚)「そっちはおそらだよ」
/ ゚、。 /「でもほんとうだよ」
( ゚∀゚)
( ゚∀゚)「ダイオードさんパネェっす」
/ ゚、。 /「だろ」
( ゚∀゚)「ダイオードさん転校生でした。明日から来るそうです」
('A`)「mjdk」
( ゚∀゚)「mjds」
('A`)「そりゃ聞いたことない名前なわけだわ」
( ゚∀゚)「しかもおそらから来たらしいです」
('A`)
('A`)「大丈夫?」
( ゚∀゚)「だって本人が言ってたし」
('A`)「どう考えても嘘だろ」
( ゚∀゚)「いや、あのおっぱい的に嘘は吐いてないな」
('A`)
('A`)「大丈夫?」
ガラガラ
( ゚∀゚)「いぇー」
/ ゚、。 /「いつもより早いな」
( ゚∀゚)「飯ここで食おうと思って」
/ ゚、。 /「なるほど」
( ゚∀゚)「ダイオードは?」
/ ゚、。 /「君がいれば足りるだろう」
( ゚∀゚)
( ゚∀゚)「やらんぞ」
_, 、_
/ ゚、。 /
( ゚∀゚)「眉毛の位置あってんの?」
/ ゚、。 /「多分問題ない」
( ゚∀゚)「そういやクラスはどうなった?」
/ ゚、。 /「決まってない」
( ゚∀゚)
( ゚∀゚)「えー」
/ ゚、。 /「私は明日から通う予定なんだ」
( ゚∀゚)
( ゚∀゚)「あ、そう」
( ゚∀゚) モグモグ
/ ゚、。 /
( ゚∀゚)「やらんぞ」
_, 、_
/ ゚、。 /
( ゚∀゚)「眉毛の位置あってんの?」
( ゚∀゚)「ダイオードクラス決まってないんだって」
('A`)「はぁ?なわけないだろ」
( ゚∀゚)「でも本人が言ってたし」
('A`)「いやいやいや。さすがにおかしいって」
( ゚∀゚)「だから嘘じゃないって、おっぱい的に考えて」
('A`)「なんというおっぱい盲信…」
( ゚∀゚)「きっと何か理由があるんだよ」
('A`)「理由ねぇ…」
( ゚∀゚)「俺はダイオードを信じます!」
('A`)「あぁ、そう…」
( ゚∀゚)「俺はダイオードを信じます!」
('A`)「大事なことだからって二回言わなくていい」
ガラガラ
( ゚∀゚)「ちゃお」
/ ゚、。 /「あみーご」
( ゚∀゚)「喜べ、今日はダイオードの分もあるぞ」
/ ゚、。 /「太っ腹だな」
( ゚∀゚)「そうだろうそうだろう。さぁこのおにぎりを食べるがいい」
/ ゚、。 /「わーい」
/ ゚〜。 / パクパク
( ゚∀゚)
( ゚∀゚)「その顔はなんかやばい」
/ ゚、。 /「そうか?」
( ゚∀゚)「形容しがたすぎます」
/#゚д。 /「むかー」
( ゚∀゚)「いやだからやばいって」
( ゚∀゚)「で、いい加減クラス決まった?」
/ ゚、。 /「まだかかるな」
( ゚∀゚)「この学校やべぇ」
/ ゚、。 /「何せ、転入は明日だからな」
( ゚∀゚)
( ゚∀゚)「明日って今さッ!」
/ ゚、。 /「いや、訳わからん」
( ゚∀゚)「お前がなー」
/ ゚、。 /「じゃあ訳わからん同士仲良くやろう」
/ ゚、。 /人(゚∀゚ ) イェイ!
( ゚∀゚)「思わずやってしまった」
/ ゚、。 /「同じクラスだといいな」
( ゚∀゚)「え?あぁ、うん」
( ゚∀゚)「同じクラスになれるといいNE!ってさ」
('A`)「まだ決まってないとかありえないだろ」
( ゚∀゚)「でもなー。転入は明日らしいからなー」
('A`)「は?おかしくね?昨日転入じゃなかったのか?」
( ゚∀゚)「本人がな、そう言って聞かんのよ」
('A`)「……」
( ゚∀゚)「言っておくけど、お前の脳内にいるようなエアー嫁じゃないぞ」
('A`)「わかってるよ」
( ゚∀゚)「そういや学年は同じなんかな?」
('A`)「俺が知るわけねーべ」
( ゚∀゚)「だよなー、明日聞いてみよっと」
ガラガラ
( ゚∀゚)「あろはー」
/ ゚、。 /「にーはお」
( ゚∀゚)「今日はおにぎりじゃなくてお弁当だぜ!」
/ ゚、。 /「あなたが神か」
( ゚∀゚)「おっぱい神です」
/ ゚、。 /「ふーん」
( ゚∀゚)「スルーか」
/ ゚ 。 / パクパク
~
( ゚∀゚)「相変わらずお口が変です」
/ ゚、。 /「ジョルジュは細かい男だな」
( ゚∀゚)
( ゚∀゚)「(そういや俺の顔も何か足りない気がする)」
( ゚∀゚)「なぁ、ダイオードって何年生なんだ?」
/ ゚、。 /「二年生だ」
( ゚∀゚)「俺、三年なんだけど」
/ ゚、。 /
( ゚∀゚)
/ ゚、。 /「つまり、同じクラスになれないと」
( ゚∀゚)「思わぬ落とし穴だったな」
/;゚、。 /「どうしよう。せっかく友達ができたのに」
( ゚∀゚)「まぁ、すぐに他の友達もできるって」
/ ゚、。 /「本当か?」
( ゚∀゚)「俺が保証する」
/ ゚、。 /「…そうか。良かった。明日学校に来るのが楽しみだ」
( ゚∀゚)「……」
/ ゚、。 /「友達できるといいなー」
( ゚∀゚)「ダイオード二年生でした」
('A`)「同じクラスなれねぇじゃん」
( ゚∀゚)「盲点だったわ」
('A`)「…クラス、まだ決まってないのか?」
( ゚∀゚)「多分な」
('A`)「…なぁ、ジョルジュ」
( ゚∀゚)「転入してくるのが楽しみだな」
('A`)「え?」
( ゚∀゚)「学年なんか違ったって、会いたきゃいつでも会えるもんな」
('A`)「…ジョルジュ」
( ゚∀゚)「…楽しみだよな」
('A`)「…そうだな」
ガラガラ
( ゚∀゚)「ピロシキー」
/ ゚、。 /「ボルシチー」
( ゚∀゚)「ダイオードはロシア好きか」
/ ゚、。 /「いや別に」
( ゚∀゚)「俺も。これ食う?」
/ ゚、。 /
/ ゚、。 /「ボルシチ?」
( ゚∀゚)「最近のコンビニはあるといいながあるんだぜ」
/ ゚、。 /「コンビニすごいな」
( ゚∀゚)「もっと誉めてー」
/ ゚、。 /「いや、ジョルジュは誉めないけど」
_,
( ゚∀゚)
/ ゚、。 /「ジョルジュは誉めないけど」
_,、_
( ゚∀゚)
( ゚∀゚)「…クラスは?」
/ ゚、。 /「明日決まるはずだ」
( ゚∀゚)「…だよな」
/ ゚、。 /「ところでいいこと思いついたんだ」
( ゚∀゚)「何を?」
/ ゚、。 /「ジョルジュが留年すれば私と同じクラスになれるかもだ!」
( ゚∀゚)
( ゚∀゚)「したくねー」
/ ゚、。 /「だよな」
( ゚∀゚)「まぁ留年する可能性は大いにあるけどな!」
/ ゚、。 /「ジョルジュ先輩パネェっすね」
( ゚∀゚)「だろ」
( ∵) ソシテヨクジツ
( ゚∀゚)「んーむ」
('A`)「ダイオードさんか?」
( ゚∀゚)「うん」
('A`)「まだクラス決まってないってか」
( ゚∀゚)「うん」
('A`)「…ちょっと調べてみたほうがいいんじゃね?」
( ゚∀゚)「…うん」
ガタン!
( ゚∀゚)「よし!職員室行ってくる!」
('A`)「おう」
( 'A`) ( ゚∀゚) トテトテ
( 'A`) (゚∀゚ ) コネーノ?
('A`)「だって俺ダイオードさんに会ってねーし」
( ゚∀゚)「そういやお前を屋上に連れて行くのを忘れてたわ」
('A`)「ひでぇ」
ガラガラ
( ゚∀゚)「すいまっせーん」
从 ゚∀从「おう、長岡か。何だ?」
( ゚∀゚)「ちょっと聞きたいことがあって」
从 ゚∀从「勉強…じゃなさそうだな」
( ゚∀゚)「二年に鈴木ダイオードって転入生、いません?」
从 ゚∀从「鈴木…?知らないな。大体今の時期に転入生なんて」
(-_-)「今、鈴木ダイオードと言ったのか?」
从 ゚∀从「引田先生、知ってるんですか?」
(-_-)「…ええ」
( ゚∀゚)「二年生ですよね?」
(-_-)「あぁ…二年生だった、と言うべきだけどな」
从 ゚∀从「…もしかして私、お邪魔ですかね?」
(-_-)「邪魔ではないですが…暗い話になりますよ」
从 ゚∀从「じゃー失礼しまっす!」
(-_-)「…さて。長岡、今言った通り暗い話になるが」
( ゚∀゚)「大丈夫っす。予想はしてましたから」
(-_-)「…そうか。鈴木ダイオードは、十年程前の転入生だ。俺が受け持っていたクラスのな」
( ゚∀゚)「ってことは俺らの先輩に当たると」
(-_-)「ああ。高岡先生はまだここに来て三年だから、知らなかったんだろう」
(-_-)「鈴木は転入の前日に死んだんだ。事故死だった」
( ゚∀゚)「なーるほどー」
(-_-)「もっといいリアクションしろよ」
( ゚∀゚)「いや、なんというか合点がいったんで」
(-_-)「事故の内容とか聞けよ」
( ゚∀゚)「自殺じゃないんならそれでいーっす」
(-_-)「お前案外淡白な」
(-_-)「…そういえばお前、どうして鈴木のことを知っているんだ?」
( ゚∀゚)「へ?」
(-_-)「鈴木は十年も前に死んだんだぞ?お前と接点があるとは思えなくてな」
( ゚∀゚)「あー…そっすね」
(-_-)「親御さんの知り合いか何かか?」
( ゚∀゚)「いえ」
(-_-)「なら、なんだ?」
( ゚∀゚)「友達です」
( ゚∀゚)b イェイ!
(-_-)「バカにしてるのか」
( ゚∀゚)「大真面目っす」
(-_-)「…そうか。ならいい。午後の授業もしっかりな」
( ゚∀゚)「うっす!」
( ゚∀゚)「ただいま」
('A`)「おう、なんかわかったか?」
( ゚∀゚)「案外あっさり」
('A`)「で?なんだって?」
( ゚∀゚)「ダイオード、十年前に死んだんだって」
('A`)「…そうか」
( ゚∀゚)「ありがちな展開だよなー」
(;'A`)「そういうこと言うなよ…」
( ゚∀゚)「…まぁいいや。屋上行ってくる」
('A`)「気を付けてな」
( ゚∀゚)「こねーのか?」
('A`)「俺は空気読める子なので行きません」
( ゚∀゚)「そうかい」
ガラガラ
( ゚∀゚)「よっ」
/ ゚、。 /「こんにちは」
( ゚∀゚)「珍しくまともな挨拶だな」
/ ゚、。 /「ジョルジュもな」
( ゚∀゚)
/ ゚、。 /
( ゚∀゚)
/ ゚、。 /
( ゚∀゚)
/ ゚、。 /「喋れよ」
( ゚∀゚)「おう、すまん」
/ ゚、。 /「…何か言いたいことがあるのか?」
( ゚∀゚)「…いつになったら学校に来るんだ、お前は」
/ ゚、。 /「明日になったらだ」
( ゚∀゚)「明日なんてもう何回も来てんだよ」
/ ゚、。 /「…来てないさ」
( ゚∀゚)「お日様が沈んで、もっかい昇ってきたら明日なんだよ」
/ ゚、。 /「それは一般論だろ。私の明日はまだ来てない」
( ゚∀゚)「十年も明日が来ない訳ないだろうが」
/ ゚、。 /「…そうか。私のこと、知ったんだな」
( ゚∀゚)「まあな。とにかく、死んだって時間は平等に流れるはずだ」
/ ゚、。 /「それでも、私の時間は止まってる」
( ゚∀゚)「……」
/ ゚、。 /「確かに私が死んでから十年以上の時が経ったよ…でも」
/ ゚、。 /「私の中の、私だけの時計は止まったままだ。もう、動かない」
( ゚∀゚)「……」
( ゚∀゚)「なら、さ」
( ゚∀゚)「動かせよ」
( ゚∀゚)「時計の針が回らないなら、自分の手で回せよ」
/ ゚、。 /「どうやって」
( ゚∀゚)「こうやってだ!」
/ ゚、。 ⊂( ゚∀゚) メザスハキョウシツ!
/ ゚、。 ⊂( ゚∀゚) グーッ!
/ ゚、。 ⊂ニ( ゚∀゚) グーッ!
/ ゚、。 ⊂ニニニニニ(; ゚∀゚) グーーーーーーーッ!!
/ ゚、。 ⊂(゚∀゚ )
/ ゚、。 ⊂(゚∀゚ ) ウゴケヨ
/ ゚、。 /「幽霊なめんな」
( ゚∀゚)「正直すまんかった」
/ ゚、。 /「…もういいんだよ。明日なんて来なくていい。十年以上、ずっとそうだったんだから」
/ ゚、。 /「今ジョルジュと話ができるだけで、私はいい」
( ゚∀゚)「…俺はよくない」
/ ゚、。 /「……」
( ゚∀゚)「ダイオードと一緒に授業受けたり、担任にチョーク投げられたり、廊下に立たされたりしたい」
/ ゚、。 /「…できないよ」
( ゚∀゚)「…できる」
/ ゚、。 /「できないよ」
( ゚∀゚)「逆転の発想だ」
/ ゚、。 /「は?」
( ゚∀゚)「ちょっと待っててくれ」
ダダダダッ!
/ ゚、。 /「……」
ダンッダンッダンッダンッ!
(; ゚∀゚)「ひぃ、はぁ」
ドンッ!
(; ゚∀゚)「机と椅子持って来たぞ!これで授業が受けられるな!」
/ ゚、。 /「…先生がいない」
( ゚∀゚)「いーやいる」
(-_-)「…久しぶりだな、鈴木」
/ ゚、。 /「…引田先生」
(-_-)「さて、授業にするか。なんせ十年振りだ、わからないところがあったらなんでも聞けよ」
(-_-)「長岡先輩にな」
( ゚∀゚)「無理っす」
(-_-)「受験生の自覚ないのかお前は」
( ゚∀゚)「つーわけで、ダイオード。わかんないとこは他のやつに聞いてくれ」
/ ゚、。 /「…他?」
ガラガラ
( ^ω^)ξ゚听)ξ川 ゚ -゚) ワイワイガヤガヤ (´・ω・` )(・∀・ )('、`*川
('A`)「机重っ…全員揃ったっす、引田先生」
(-_-)「よし、それじゃ皆に紹介しよう。転入生の鈴木ダイオードさんだ」
/;゚、。 /「え、あの…よ、よろしくお願いします」
( ^ω^)bξ゚听)ξb川 ゚ -゚)b ヨロシクー! d(´・ω・` )d(・∀・ )d('、`*川
/*゚、。 /「……」
(-_-)「鈴木の席は長岡の隣な。みんな仲良くやってくれ。それじゃ、授業に入る」
( ゚∀゚)「あ、黒板ねーや」
(-_-)「……」
( -_-)つ =━)゚∀゚) スコーン!
(-_-)「職員室のホワイトボード持って来い」
( メ゚∀゚)「おっす!」
( メ゚∀゚)「持ってきました!」
(-_-)「はやっ!…まぁいい、授業始めるぞ」
(-_-)「よし長岡ここ答えろ」
( ゚∀゚)「わかりません!」
( -_-)つ =━) ∀゚) スコーン!
(-_-)「じゃあ長岡ここ答えろ」
( ゚∀゚)「わかりません!」
( -_-)つ =━) ∀゚) スコーン!
(-_-)「長岡」
( >∀<)「わかんないんです!」 ('A`) キャラパクリオツ
(-_-)
(#-_-)つ =━ ━ ━ ━ ━ ━ ━))∀゚) スコココココアバババババ!!
(メメ゚∀゚)「いってー」
/ ゚、。 /「ジョルジュは丈夫だな」
( メ゚∀゚)「俺は丈夫だけが取り柄だからな!」
/ ゚、。 /「…それだけじゃない
( ゚∀゚)「お?」
/ ゚、。 /「ジョルジュは面白いし、優しい…と思う」
( ゚∀゚)「…そこに気付いてくれたのはダイオードだけだ」
( -_-)つ =━) ∀゚)b ゼーット!
(-_-)「甘酸っぱいことはひそひそ喋れや」
/ ゚、。 /( メ゚∀゚)「「ごめんなさい」」
キーンコーンカーンコーン
(-_-)「…もうこんな時間か。それじゃ、今日の授業はここまでだ」
( 'A`)( ^ω^)ξ゚听)ξ川 ゚ -゚) オツカレ-! (゚∀゚ )/ ゚、。 /(´・ω・` )(・∀・ )('、`*川
(-_-)「鈴木と長岡は少し残れ」
( ゚∀゚)「おっす」
/ ゚、。 /「…はい」
(-_-)
( ゚∀゚)
/ ゚、。 /
(-_-)
( ゚∀゚)
/ ゚、。 /
(-_-)
/ ゚、。 /( ゚∀゚)「「喋れよ」」
(-_-)「いや…なんかこう、感慨深くてな…汲み取れよ」
/ ゚、。 /「すっかりおじさんですね」
カチッ シュボッ
(-_-)y━~ 「十年も経てばおじさんにもなるさ…今じゃベテラン教師だよ」
( ゚∀゚)「校内は禁煙っすよ」
(-_-)y━~ 「屋上は校外だ」
( ゚∀゚)「汚いなさすが大人汚い」
(-_-)y━~ 「…十年間、どうしてたんだ?」
/ ゚、。 /「ずっと学校にいました」
( ゚∀゚)「俺以外のやつには見つかんなかったのか?」
/ ゚、。 /「というか、見られないようにしてたんだ」
( ゚∀゚)「じゃあなんで俺の前には出てきたんだ?」
/ ゚、。 /「暇してたら屋上にバカ面で大の字で寝てるやつがいたんで面白そうだなと思って」
( ゚∀゚)「ぷにぷにしたのか」
/ ゚、。 /「しました」
( ゚∀゚)「お前、バカだろ」
/ ゚、。 /「バカ言うな」
(-_-)y━~ 「ってかぷにぷにってなんだよ」
/ ゚、。 /( ゚∀゚)
/ ゚、。 /σ)゚∀゚) プニプニ
(-_-)y━~ 「なるほど」
/ ゚、。 /「それで、ずっと待ってました。明日が来るのを」
( ゚∀゚)「十年もかよ。本物のバカだな」
(-_-)y━~ 「長岡…」
/ ゚、。 /「…そりゃわかってたさ、自分が死んでるなんてことは。でもな」
/ ゚、。 /「みんなが楽しそうにしてるのを見てて、耐えられなかったんだよ」
/ ゚、。 /「私も明日が来ればああやって騒げるんだって思わなければ、耐えられなかったんだよ」
/ ゚、。 /「一人でいることに、耐えられなかったんだよ…」
( ゚∀゚)「……」
(-_-)y━~「……」
グリグリ
(-_-)「なぁ、鈴k( ゚∀゚)「でももう一人じゃないだろ」
( -_-) (゚∀゚ )
( ゚∀゚)「なんかすいません」
(-_-)「いや…別にいいけどね…」
( ゚∀゚)「…一人じゃないだろ」
/ ゚、。 /「…うん」
( ゚∀゚)「クラスのみんなもいるし」
/ ゚、。 /「うん」
( ゚∀゚)「さっきドクオってのがいただろ?あいつ、俺の友達なんだ。今度連れてくる」
/ ゚、。 /「うん」
( ゚∀゚)「それにブーンはデブだけどいいやつだし、ツンはおっぱい小さいけどいいやつだし」
( ゚∀゚)「クーはおっぱい大きいしいいやつだし、ショボンはガチホモだけどいいやつだし」
( ゚∀゚)「モララーはイラっとくるけどいいやつだし、ペニはおっぱい普通だけどいいやつだし」
( ゚∀゚)「みんないいやつばっかりだ。もちろんドクオも」
/ ゚、。 /「うん」
( ゚∀゚)「それに、俺もな!」
/ ゚、。 /「…うん…」
(-_-)「俺は?」
( ゚∀゚)「だからもう耐えるとか言うなよ。辛いことは話してくれよ。みんなで聞くからさ」
/ ゚、。 /「…わかった」
( ゚∀゚)「よっし!んじゃみんなのとこ、行くか!きっとみんな教室で待ってるぜ!」
/*゚、。 /「そっか…嬉しいな」
( ゚∀゚)「行くぜごーごー!」
ガラガラッ バタン!
カチッ シュボッ
(-_-)y━~
(-_-)y━~ 「忘れられてるけど…ま、いいか」
(-_-)y━~
―― 「この学校でやりたいこととか、あるか?鈴木」 ――
―― 「…友達をいっぱい作りたいです」 ――
(-_-)y━~ 「…良かったな鈴木。友達、いっぱい出来たじゃないか」
ガラガラ
( ゚∀゚)「おはこんばんちは」
/ ゚、。 /「おっす飯くれ」
( ゚∀゚)「今更だけどお前幽霊だろ、飯いらなくね?」
('A`)「とか言いながら渡すあたりツンデレだよな」
( ^ω^)「おっお、ツンデレはツンだけで十分だお!」
ξ゚听)ξ「何 か 言 っ た か し ら ?」
(; ^ω^)「…なんでもないお」
( ・∀・)「そういうとこがツンデレだっての、わからないのかねぇ」
/ ゚.、。 /「そういうモグモグものなのかモグモグ」
('、`*川「はいそこ食べながら喋んない。ご飯粒付いてるから」
( ゚∀゚)「よっしゃそのご飯粒いただきまー」
川#゚ -゚)ニ⊃)゚∀゚) スボァ!
川 ゚ -゚)「私の覇道を邪魔するものは許さん」 パクッ
(´・ω・`)「いやそれ何の覇道?」
/ ゚、。 /「大モグモグ丈夫かジョモグモグルジュモグモグ」
_
((#)゚∀゚)o彡゜「おっぱいおっぱい!」
( ^ω^)「大丈夫そうだお」
('A`)「完全にいつも通りだな」
_
( ゚∀゚)o彡゜「おっぱいおっぱ…」
ξ゚听)ξ (゚∀゚ )
( ゚∀゚)「なんか冷めた」
ξ゚听)ξ「ぶち殺す」
<<自主規制>> ガスッバギョッメキメキメキッアッー!!!
(*´・ω・`)「ふぅ、すっきりした」
( ・∀・)「なんでショボンがすっきりしてんの?ああいやなんかわかったから言わないでいい」
('、`*川 ゴクリ
川 ゚ -゚)「ゴクリじゃねーよ、何唾飲み込んでんだよ同性愛なんて非生産的なんだよ」
(*´・ω・`)「男が好きでもいいじゃない、人間だもの」
('A`)「全人類を一まとめに語るな」
( ∵) ショクインシツデス
从 ゚∀从「あ、引田先生。ちょっといいっすか?」
(-_-)「…どうぞ」
从 ゚∀从「三年生、一人増えましたよね」
(-_-)「ああ…鈴木のことですね」
从 ゚∀从「こないだ長岡が言ってた子ですか?」
(-_-)「ええ。無事転入してきました」
从 ゚∀从「そうなんすか」
(-_-)「…鈴木はどうですか?」
从 ゚∀从「転入生とは思えないほど馴染んでますよ。ちょっとうるさいぐらいです」
(-_-)「そうですか。それは良かったです…本当に」
ギャーギャーワーワー!!
从;゚∀从「…ほんと、うるさいっす」
(-_-)「ま、いいじゃないですか。楽しそうで」
/ ゚、。 /「おーい、ジョルジュ生きてるか?」
(メ#)∀メ)「…まぁ、なんとか」
/ ゚、。 /「動けるのか…意外に軽傷じゃね?」
( ゚∀゚)「丈夫が取り柄なんでな」
/ ゚、。 /「一瞬で完治はねーよ」
( ゚∀゚)「ま、いいじゃんか。貞操も守ったし」
ゴゴゴゴ 川#゚ -゚) ゴゴゴゴゴ (´・ω・`*) ゴゴゴゴ
ξ*゚听)ξ オトコノコドウシモタマニハイイヨネ…? ('、`*川
('A`) ツキアッテ ( ・∀・) ランネー
( ^ω^) ボクダケアマッタオ
( ゚∀゚)「みんな楽しそうだし、な」
/ ゚、。 /「なんというか…賑やかだよな、ほんと」
( ゚∀゚)「いいもんだろ?一人ぼっちよりかはずっと」
/ ゚、。 /「…ああ。十年も悩んでいたのがバカみたいだ」
( ゚∀゚)「だろ?悩み続けるのはよくないんだよ、ハゲるし」
/ ゚、。 /「ハゲてねーよ」
( ゚∀゚)「…悩みがなくなったからって勝手に成仏とか、すんなよ?」
/ ゚、。 /「……」
/ ゚ー。 /「当たり前だ。こんなに楽しいのに、消えられるわけがないだろ」
( ゚∀゚)「…そっか。安心したぜ。あと口やめてマジで」
/ ゚、。 /「なぁ、ジョルジュ」
( ゚∀゚)「うん?」
/ ゚、。 /「明日も楽しくしよう」
( ゚∀゚)b「そりゃーもちろんだ!」
( ^ω^)bξ゚听)ξb川 ゚ -゚)b イエス! d(´・ω・`*)d(・∀・ )d('、`*川
/*゚、。 /「…ありがとうな、みんな」
/ ゚、。 /は明日が楽しみなようです おしまい
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