( ^ω^)カマキリと('A`)蝶のようです
[ログ]
( ^ω^)「…」
僕はカマキリ
( ^ω^)「お嬢さんちょっと寄っていきなお」
たくさんの虫と 友達になることが出来る
( ^ω^)「僕はブーンって言うんだお」
この人懐っこい笑顔と
( ^ω^)「まさか食べたりしないお 友達とエサの区別ぐらいつくお〜」
楽しい会話で
( ^ω^)「エサは別腹だお 別腹 意味違うかお?」
おどける僕は馬鹿だと笑われる
友達が笑うと僕も嬉しいよ
( ^ω^)「馬鹿じゃないお〜」
馬鹿はお前ら
友達は大丈夫だと分かると こう言うんだ
「ブーンは他のカマキリとは違うな」
「食べないって本当だったな」
僕を信じた合図
( ^ω^)「当たり前だお 虫はみんな仲間だお」
最後に決まって
「また来るから」
もう聞き飽きたその言葉
僕と友達のさようならの合図
( ^ω^)「もちろん いいお」
僕に背中を向けたらいただきますの合図
( ^ω^)「ごちそうさま 友達おいしかったお」
僕を信じさせることなんて簡単
弱くて馬鹿な虫共
僕の大切な友達
おいしいおいしい僕のエサ
('A`)「…」
俺は蝶
('A`)「話し掛けてくんなよ…」
誰もが羨むくらいの羽を持っている
('A`)「そんなに綺麗ならあげてやるよ」
ただ ひとつだけ 他の蝶と違うのは
('A`)「どうせ思ってないくせに」
俺は誰も信じない
('A`)「お前に褒められたって何の価値もねーよ」
綺麗な羽は生まれ付き
別に俺が何かをしたわけじゃない
('A`)「そんなにほしいならくれてやるよ」
奴らは俺と話すと必ず こう言う
「せっかく話し掛けてあげたのに…」
「せっかく褒めてあげたのに」
お世辞でしたの合図
('A`)「ほらな 俺の思った通りだ」
最後に決まって
「もう二度と話し掛けない」
もう聞き飽きたその言葉
俺と奴らのさようならの合図
('A`)「もちろん」
俺に背中を向けたら絶交の合図
('A`)「こっちから願い下げだ」
俺は誰も信じない
今までも
これからも
誰も 誰からも
('A`)「今日も天気が良い… 天気が良いとガキ共がたくさん…」
あの変な網とか 運が悪いと素手とか
たまったもんじゃない
('A`)「人気のない所に避難だ」
ヒラヒラと舞う
素直になれない羽を動かして
('A`)「あ」
( ^ω^)「お」
( ^ω^)へ('A`)ガシッ
茂みに降りた途端
やべっと思ったときには 遅かった
( ^ω^)「やだおー そんなあからさまに逃げないでくれお 失礼しちゃうお」
変な喋り方
('A`)「俺 蝶」
( ^ω^)「だお」
('A`)「お前 カマキリ」
( ^ω^)「まあ そうなるお」
('A`)「おまえ おれ くう」
( ^ω^)「なんでカタコトかは分かんないけど 僕は食べないお」
なんてうさんくさい笑顔
('A`)「嘘つけ」
( ^ω^)「友達はエサじゃないお ちなみに僕はブーン」
「君は?」と言ったブーンに 俺は少しためらいながら
('A`)「ドクオ」
と答える
( ^ω^)「なんか蝶っぽくないおー」
('A`)「うるせえよ」
(;^ω^)「な…生意気だお お腹いっぱいじゃなければ食べてたお」
('A`)「そりゃあ良いときに来た どうも」
どうせ後から食うんだろ
( ^ω^)「暇なんだお おしゃべりするお」
('A`)「なんでお前と」
敵と のん気におしゃべりなんて…聞いたことねえぞ
( ^ω^)「今まで話した所 君は僕を蟻の脳味噌ほども信じてないみたいだお」
え?
('A`)「そ…そんなことねーよ」
まさかそんな事を言われるとは思っていなかった
慌てた返事は 弱々しいものになってしまった
そんなことより 早く逃げないと……
( ^ω^)「嘘だお 現に 今は逃げ道を探しているお」
('A`)「なんでわかんだよ…お前」
( ^ω^)「んー…職業病?」
('A`)「カマキリって職業なのか」
( ^ω^)「まあね 大変だお」
( ^ω^)「綺麗な蝶よりは楽かもしれないお」
('A`)「綺麗じゃねーし」
( ^ω^)「そこ否定するのかお 変わってるお」
('A`)「別に変じゃないだろ」
( ^ω^)「他の蝶は もっと自慢してきたお」
前は俺もそうだったっけ
( ^ω^)「謙虚な蝶 変だお」
('A`)「フレンドリーなカマキリに言われたくねえよ」
( ^ω^)「それもそうだお」
ブーンがより一層ニコニコ顔になる
( ^ω^)「君はもう少し 僕を信じてみてもいいんじゃないかお?」
俺が?お前を?
('A`)「食われる側がすることじゃねえだろ」
いつ死ぬかもわからないのに
( ^ω^)「じゃあ 対等の立場なら信じるおね?」
('A`)「…」
言葉に詰まる俺に ブーンは相変わらずの笑顔で続ける
( ^ω^)「まあ いいお」
また俺は
ここでいつものように ブーンと別れるんだ
もう二度と 会わないために
それでいいんだ
突然ブーンが話しだす
( ^ω^)「君は明日もここに来るお」
('A`)「なに言ってんだ?」
わけが分からない
俺が自分から ここに来るわけがない
( ^ω^)「だって 君は僕を信じてるお」
('A`)「ねーよ 今までの話はなんだったんだよ」
信じてるわけないだろう
信じれるわけないだろう
( ^ω^)「僕は君を 信じてるお」
('A`)「…」
お前が俺を?
まさか
( ^ω^)「おしゃべり好きなカマキリのために 何故信じることができなくなったのか 話してくれるんだお」
ギクリとしたが さっきと違い冷静に答えを返す
('A`)「そんなのねーよ 生まれ付きだろ」
この綺麗な羽のように
( ^ω^)「いいや あるはずだお」
('A`)「…」
( ^ω^)「深い深いエピソードが あるはずだお」
忘れているわけじゃない
話してもどうせ価値はない
('A`)「…」
( ^ω^)「それを話せば 君は生まれ変われるお」
俺の心を見透かしたようなブーンに 俺は声すら出せないでいた
( ^ω^)「じゃあ まただお」
去っていくブーンを見ながら
俺は昨日のことのように
あのことを思い出していた
俺はここに戻ってくるんだろうか…
その日の夜
俺は眠れずにいた
久々に誰かと会話したからだろうか
違う
('A`)「クー…」
知らず知らずのうちに 口からでた言葉には
気付かないふりをして 目を閉じる
誰かに話そうかなんて
考えたこともなかった
話す相手なんて
いなかったから
次の日
( ^ω^)「おいすー」
来てしまった
('A`)「ども」
昨日と変わらない笑顔
変わらない空間
彼の下に落ちている 虫の死骸を除いては
( ^ω^)「君を食べないように お腹を満たしておいたお」
('A`)「お気遣い どうも」
俺の行く末…なんでまたここに来たんだろう
と少し後悔した
( ^ω^)「さっそく本題に入るお ダラダラ回りくどいのは嫌いなんだお」
('A`)「おしゃべり好きのくせに?」
(;^ω^)「痛いところを突かれたお」
ブーンが焦ったような顔をする
その顔を見て俺は 少し落ち着いた
('A`)「お前が望んでるような話かどうかは 知らんけどな」
結構前の話だ
話しはじめた俺は
話終わった後 食べられてしまってもいいかもしれない
なんて考えていた
その頃は周りの言うことも 素直に聞くことができていた
むしろ鼻高々な気分だった
「綺麗だねー」
('A`)「まあな ありがとう」
まわりを見下していたわけでは無かったが 自分にうぬぼれていた
あの日 彼女に会うまでは
川 ゚ -゚)「ふむ 見事な羽だ」
('A`)「ありがとう」
花にとまっていたら 後ろから話し掛けられた
反射的に返事をしていた
川 ゚ -゚)「まあ 私には負けるがな」
(;'A`)「なんだその自信は…」
彼女は自分の姿を見たことがないのか 自分を蝶だと思っているらしかった
彼女はどうみても蝶ではない
蛾だった
ただ 俺は彼女の羽を美しいと思った
なぜかは分からないが ヒラヒラと動く羽は
自分より綺麗だと思ってしまった
川 ゚ -゚)「なんだ?あんまり見とれるなよ」
('A`)「ねーよwwwww」
褒められるだけの日々
すこし退屈だったのだろう
クーと会ってから
今までより世界が明るくなった
川 ゚ -゚)「ドクオせっかくの羽が顔のせいで台無しだな」
('A`)「はいはい」
冗談を言ったり
空でおいかけっこしたり
ひとりではできないことばかりだ
だけど そのまま楽しい日々が続いていくわけではなかった
川 ゚ -゚)「なぜあの子どもはドクオは捕まえようとするのに 私を見ると逃げるのだ?」
突然の問い
俺は焦った
(;'A`)「きっとクーが綺麗すぎるからだよ」
自分でも もっとうまくごまかせないのか と思うくらい 下手くそな嘘
川 ゚ -゚)「そうか そうだよな 分かってたよ」
小さく笑う彼女に 俺は安心した
ごまかしきれたと
川 ゚ -゚)「なあ なぜ今の人は私をみて逃げた?」
('A`)「びっくりしたんじゃねーの」
毎日同じようなことを聞いてくる彼女に 俺は飽き飽きしていた
今思えば 彼女は不安だったんだろう
俺はそんな簡単なことにも気付いてやれなかったんだ
自分しか見えていなかったのかもしれない
ある日の問い
川 ゚ -゚)「私の羽は綺麗か」
('A`)「? 綺麗だぞ?」
いつもとは違うような事を聞くなとは思ったが たいして気にも止めなかった
川 ゚ -゚)「本当だな」
('A`)「ああ」
いつもとは違う雰囲気に不安を覚えつつ
クーの後ろをついて飛ぶ
川 ゚ -゚)「ほら見てみろ」
クーの下には
大きな水たまり
そこに写るのは
いつもの無表情のクー
と
情けない顔をした俺
川 ゚ -゚)「お前は私をみて馬鹿にしていたんだろう」
('A`)「そんなことねーよ!」
何故そんなことを言うのだろう
川 ゚ -゚)「いやきっとそうだ」
('A`)「違うって言ってんだろ」
俺の事を信じられないのか?
川 ゚ -゚)「では 私の羽は綺麗か?」
('A`)「お前の羽はきれいだよ」
心から思ってる
川 ゚ -゚)「嘘はいらない」
('A`)「嘘じゃない!」
どういう風にいったら彼女が分かってくれるのか
川 ゚ -゚)「最近君は私の話を流していたじゃないか」
('A`)「それは…」
否定できない
悔しい
俺は必死になった
('A`)「それは違う!」
それと同時に
自分の言葉は こんなにも薄っぺらいのかと 悲しくなった
川 ゚ -゚)「君は私といることで自分の羽を際立たせようとしていたんだろ?」
('A`)「な…」
言葉につまる
川 ゚ -゚)「君の引き立て役はごめんだ」
引き立て役なんて 頭の片隅にもない
('A`)「そんなわけねーだろ!」
ないんだって
川 ゚ -゚)「私だって君を美しいと思ったことはない」
('A`)「は?いまなんて?」
川 ゚ -゚)「君を美しいと思ったことはない と言ったんだ」
とっさに口にしてしまったのかどうかは分からない
本当だったのかもしれない
その時の俺は 彼女の言葉を真にうけた
言ってしまった
思ってもいない言葉を
(#'A`)「俺だって…ねーよ!」
苛立っていたんだ
信じてくれないクーに
そして
うまく伝えられない自分自身に
川 ゚ -゚)「そうか」
('A`)「ちが…」
そして 思ってしまった
自分が何を言っても 嘘としか捕らえてくれない
だとしたら
皆嘘を言ってるんじゃないか?
そう思ってしまった
薄っぺらい言葉には
なにも込められていない
どうせ全部 嘘 なんだ
なら
最初から信じないほうが
信じないほうがいい
( ^ω^)「…」
('A`)「終わりだよ ブーン」
( ^ω^)「…」
('A`)「満足していただけましたかね」
( ^ω^)「…」
なにも言い出さないブーン
('A`)「きっかけっちゃきっかけだけど まあ結局はおれの性格だよな」
今までにないくらい 喋る
ブーンが何かを口にするのが怖かった
('A`)「たいしておもしろくなかったろ…」
( ^ω^)「ドクオ」
俺の名前を呼ぶブーンは笑顔を崩さない
しかし 笑っているようには見えなかった
('A`)「なんだ?」
冷静を装う
何を言われても平気だという顔をして
( ^ω^)「ドクオはずるいお」
('A`)「あ?」
( ^ω^)「ドクオは自分が傷つくのが嫌なだけだお」
(#'A`)「なんだと?俺だって傷ついた! こんな事がなければ 今頃たくさん友達もいたはずだ!!」
( ^ω^)「周りの所為にするのは簡単だお」
分かってる…俺の最悪な性格だ
( ^ω^)「自分を傷つけない為に周りを傷つけてるんだお」
(#'A`)「なんでおめーにそこまで言われなきゃなんないんだよ」
( ^ω^)「裏切られれば君は傷つくお」
( ^ω^)「裏切られても 自分は信じていなかった この一言で相手が傷つくお」
(#'A`)「…」
( ^ω^)「君がしたことは 間違いだったんだお」
分かってるんだ
もっと余裕があれば
俺が冷静だったら
( ^ω^)「後悔してもしかたないお 今日はもう帰ってくれお」
(#'A`)「え?まだ話は終わってねー」
( ^ω^)「いいから!帰ってくれお」
俺は首を縦に振ることしかできなかった
('A`)「…」
( ^ω^)「明日また来てくれお」
怒ったんじゃないのか?
明日も来ていいのか?
('A`)「分かったよ…」
小さく答えた自分の声は ブーンには届いただろうか
( ^ω^)「…」
ドクオの話
決してドクオに向かって怒っていたわけではない
( ^ω^)「…」
僕の大嫌いな奴に似てた
僕がよく知っている 大嫌いな奴に
( ^ω^)「お前に言ってるんだお」
誰もいない空間で
一人つぶやく
次の日
( ^ω^)「おいすー」
('A`)「おお…」
少しだけ気まずそうな顔をするドクオ
またここに来てくれたことにほっとした
( ^ω^)「昨日はいいすぎたお ごめんだお」
('A`)「いや いいんだ」
( ^ω^)「昨日 言い忘れたことがあるお」
「まだあるのか」と彼は 悲しそうに笑った
( ^ω^)「確かに加害者は君だお」
('A`)「わかってるよ」
僕も 君がそう答えると 分かってたよ
( ^ω^)「ただ」
ドクオの緊張した様子が伝わってくる
( ^ω^)「被害者も君だお」
('A`)「なんだよそれ」
( ^ω^)「君はあのことで 臆病になってしまったんだお」
他人や自分に対しても
( ^ω^)「君は信じたいんだけど 信じられないんだお?」
信じる必要がないとは思ってないはず
('A`)「そうだな」
やっぱり
僕の嫌いな奴とはそこが違う
( ^ω^)「だとしたら」
( ^ω^)「信じてみたらいいお」
('A`)「んな簡単に言うなよ」
( ^ω^)「簡単な事なんだお」
君が思ってるよりも ずっと ずっと
(#'A`)「そんな簡単にできてたら 最初からやってるよ!」
怒られても僕はやめないよ
君を信じさせるまでは
( ^ω^)「僕はここにいるお」
キョトンとするドクオ
僕は続ける
( ^ω^)「ドクオが裏切られたら ここに来て話せばいいお」
君に必要なのは 逃げ道だ
('A`)「俺はお前を信じたわけじゃない」
知ってる 君はまだ 僕に背を向けない
( ^ω^)「僕は君を信じてるお」
大丈夫 僕が君の逃げ道になる
('A`)「…」
ためらっているドクオに優しく話し掛ける
( ^ω^)「ゆっくりでいいんだお」
少し彼の顔が明るくなった
('A`)「じゃあ 手始めに お前を信じるよ」
そういってドクオは飛んでいった
( ^ω^)「言葉通りになってくれたらいいお」
僕は君を見るとイライラする
嫌いな奴に似てるから
だけど
助けずにはいられない
理由は
僕がよく分かってる
毎日のように来るドクオ
('A`)「今日はカエルと仲良くなったぜ」
('A`)「蟻って偉いのなー」
ほとんどが笑顔
君が笑うと僕も嬉しいよ
時には泣いて来ることも
(;A;)「ちくしょう あいつに嘘つかれた」
( ^ω^)「大丈夫だお 相手もきっと後悔してるお」
優しく話す僕は 母親のよう
君を生んだ覚えはないけど
ドクオはあれから少しずつ変わっていった
まだうじうじ言うこともあるけど
ふいにドクオが言い出す
('A`)「やっぱりカマキリはすげえ職業だ」
( ^ω^)「そんなことないお 綺麗な蝶よりは」
('A`)「ありがとな」
ドクオはもう褒めても怒らない
成長した君のほうがすごい
('A`)「なんでも分かっちゃうんだもんなー すげぇよ お前」
( ^ω^)「ありがとうだお」
ただ 君によく似た奴を知ってるだけ
だから君のことが手に取るように分かる
誰かを信じることが出来ない
弱虫な奴
そのことすら隠し通す
君よりずっとズルイ奴
('A`)「お前のおかげだよ」
( ^ω^)「そんなことないお ドクオの努力だお」
そう 君は自分を隠そうとはしなかった
だから立ち直れたんだ
( ^ω^)「ドクオは強くなったおね」
('A`)「そんなことねーよ」
いや 君は強くなりすぎた
僕が持っていないものをたくさん手に入れてしまった
( ^ω^)「そういえば 僕はもう君には必要ないんじゃないかお?」
('A`)「なんでだ?まだまだ俺の話を聞いてくれよ」
( ^ω^)「君にはたくさん話し相手がいるお」
たくさんの友達が
('A`)「ブーンも大切な話し相手だ」
( ^ω^)「そうかお ありがとうだお」
( ^ω^)「変な事いって悪かったお」
( ^ω^)「ごめんだお」
('A`)「なに謝ってんだよ」
('A`)「ありがとな」
真剣な目は 彼の羽よりも綺麗だった
僕には 強すぎる目
今日もいつものように別れよう
('A`)「またな」
( ^ω^)「さよならだお」
('A`)
俺のまたなに
ブーンがさよならと言ったことに気付かなかった
前の俺なら すぐに違和感を覚えただろう
俺はお前を 信じ切っていたんだ
( ^ω^)
僕は この時を待っていた
ドクオが僕に背を向ける瞬間を
前からずっと
僕は 誰も 信じていない
カマキリに食べられた蝶
どこにでもある
よく見かける光景
その後
カマキリが餓死したことを 除いては
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