('A`)と川д川は付き合ってはいないようです(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/sports/37256/1310820629/)
- 1 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/16(土) 21:50:29 ID:XDepn1EkO
- ('A`)「土井さん、お弁当作ってきたんだけど…」
川д川「…佃煮入ってますか?」
('A`)「勿論」
川д川「じゃあ、たこさんウィンナーは?」
('A`)「顔もあるよ」
川*д川「食べます。」
('A`)「じゃ、屋上いこうか」
ξ゚听)ξ「…あり得ない」
( ^ω^)「お、何がだお?」
ξ゚听)ξ「あれであの二人、付き合ってないだなんて…」
(;^ω^)「まったくだお」
(´・ω・`)「(おまえらもだろーが)」
- 2 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/16(土) 21:51:16 ID:XDepn1EkO
-
('A`)と川д川は付き合ってはいないようです。
- 3 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/16(土) 21:54:26 ID:DX3Cc/eI0
- 出だし好み支援
- 4 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/16(土) 22:03:36 ID:XDepn1EkO
- その日は私立vip高校、入学試験日。
俺、鬱田ドクオは窮地に迫られていた。
('A`)「筆箱わすれた…。」
同じ中学校からの受験生は居ない。
もうね、これはマジやばい、終わった。
BAD END、見事なまでの。
(;A`)「ど、どうしよう…」
おまけに俺はシャイボーイなので隣の見知らぬ女の子に「Hey!そこの可愛いお嬢さん!俺にシャーペンと消しゴムを貸してみないかい!?」なんて声をかける勇気なんかこれっぽっちもない。みっともない話だが、涙が止まらなかった。
(;A;)
試験はもうそろそろ始まってしまう、俺はテストを白紙でだす自分を思い描いて、ますます涙がとまらなかった。
その時だ。
隣の席の子が「絶対合格」とかかれたシャーペンと
「絶対落ちる!」とかかれたラベルに包まれた消しゴムを俺の前に置いたのは。
(;A;)「え…」
俺は涙でぼんやりとしている視界で、隣の席の子を見た。
そう、その子こそ…
- 5 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/16(土) 22:06:41 ID:XDepn1EkO
-
川*д川「たこさんウィンナー美味しいです」
('A`)「ならよかった、また明日も作るね。」
彼女、土井貞子なのだ。
- 6 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/16(土) 22:10:42 ID:U0KL8jbkO
- これは期待せざるを得ない
- 7 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/16(土) 22:14:05 ID:XDepn1EkO
-
・
ξ゚听)ξ「あんた達いい加減付き合いなさいよね」
('A`)「その言葉、そっくりそのまま返したいんだけど。」
ξ////)ξ「わ、私達の話は今はどうでもいいのよ!」
('A`)「…はいはい」
ξ゚听)ξ「っていうか、一年から三年間ずっと同じクラスなんでしょ?!
色々イベントとかあったんじゃないの?!」
('A`)「ツンとブーンなんか小学校からずっと同じクラスだよね。」
ξ゚听)ξ「私達の話には触れるな」
('A`)「(ブーン鈍感だもんなぁ…)」
ξ゚听)ξ「そ、れ、よ、り!あんた達はどーなのよ!」
('A`)「うーん…そうだなぁ…」
- 8 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/16(土) 22:22:42 ID:XDepn1EkO
- ・
('A`)チクチク
川*д川ワクワクソワソワ
('A`)『よし、できたよ!』
川*д川『流石鬱田くんですね!』
(*'A`)『ハロウィンの衣装なんて初めて作ったからなぁ…、どうかな?』
川*д川『最高の仕上がりです!これならどっからどうみても…』
川*д川『私はたこさんウィンナーにしか見えません!!』
('A`)「一年の時の文化祭でやった、クラス主催のハロウィン仮装大会とかかな。大分距離が縮まった気がするよ。」
ξ゚听)ξ「ちょっと待て。」
- 9 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/16(土) 22:25:48 ID:XDepn1EkO
- ('A`)「なにか?」
ξ゚听)ξ「なにかじゃねーよ。
つーか、あれ貞子ちゃんだったのか。
なんか巨大たこさんウィンナーの展示品かとおもってたわ」
(*'A`)「まじで?うわ、嬉しいなぁ」
ξ゚听)ξ「ほめてないから。
つか、他は!?他のイベント、あ、クリスマスとかは!?」
('A`)「クリスマスは…」
- 10 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/16(土) 22:35:20 ID:XDepn1EkO
- ・
川д川『クリスマスに学校なんて…。リア充の皆様方ざまぁとしか…』
(;'A`)『ちょ、本音でてるよ?』
川д川『だって、リア充羨ましいじゃないですか…』
('A`)『じゃあ、俺と付き合う?』
川д川『そうしたらリア充になって、クリスマスに学校があるなんて\(^O^)/オワタ、って状況になるんで…』
('A`)『あ、たしかに。
そうだね、今日は止めとこうかー。』
川д川『はい…。あ、そう言えば今夜、流石君が弟さんのクリスマスを邪魔するらしいんですけど、ご一緒しませんか?』
('A`)『なにそれ楽しそう、行く行く!』
- 11 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/16(土) 22:38:37 ID:XDepn1EkO
-
('A`)「いやぁ、あの日は楽しかったなぁ。弟者、彼女とクリスマスデートする予定が彼女に待ち合わせ場所で振られちゃって、結局4人でカラオケ言って失恋ソング歌いまくったなぁ。」
ξ*゚听)ξ「なにそれ私もいきたかった!つか、弟者ざまぁwww」
ξ;゚听)ξ「…って、おい、ちょっと待て!」
('A`)「え、なに?」
ξ;゚听)ξ「告白してんじゃん!あんた告白してんじゃん!」
('A`)「あぁ、うん。
でも、クリスマスに告白なんてナンセンスだったよね」
ξ;゚听)ξ「いや、最高だよ!最高の日だよ!Verygoodだよ!」
('A`)「そうかなぁ」
ξ;゚听)ξ「…ば、バレンタインデーは?」
('A`)「バレンタインデーは…」
- 12 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/16(土) 22:51:52 ID:XDepn1EkO
- ・
(;'A`)『…。』
川д川『うわぁ、一杯貰ってますね、鬱田くん。
紙袋一杯なんて、私の幼なじみがみたら発狂しますよ。』
(;'A`)『…ど、どうしよう。みんな手作りだ…』
川д川『ますます良いじゃないですか』
(;'A`)『正直言って、好きな子以外からの手作りチョコとか気持ち悪くてたべたくない…。』
川;д川『しょ、正直すぎますよ?!ってか、女子全員を敵に回しましたよ!?』
('A`)『ってか、みんなお返しが目当てなだけだし…。お返しは作って、これは兄者に全部あげるつもり。』
川;д川『最低ですね』
('A`)『本命以外いらないから』
川д川『本命、貰いました?』
('A`)『いや、まだ。今くれるの待ってる。』
川д川『…本命チョコって、女の子が好きな男の子にあげるチョコで、男の子が好きな子から貰うのが本命チョコって訳ではないんですよ?』
(;*'A`)『え、そうなの!?うわ、恥ずかしい!!知らなかったよ!』
川*д川『本当に鬱田くんったらw』
('A`)「いやぁ、あれは恥ずかしかったよ。まぁ、分かってよかったけど」
ξ゚听)ξ「どこからつっこめばいい?」
- 13 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/16(土) 23:00:49 ID:XDepn1EkO
- ξ;゚听)ξ「ってか、何?あんた達ますます分からないんだけど…」
('A`)「なにが?」
ξ;゚听)ξ「なんで付き合ってないかよ」
('A`)「さぁ?」
ξ;゚听)ξ「さぁって…」
('A`)「ま、今日はこれぐらいで。土井さん待ってるから、じゃあね。」
ξ;゚听)ξ「あっ!…はやっ!仕方ない、私も帰ろう。」
ξ゚听)ξ「…。」
( ^ω^)ZZZ
ξ*゚听)ξ「廊下で寝てたら風邪引くわよ、ばか。」
- 14 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/16(土) 23:03:57 ID:XDepn1EkO
- ・
ピンポーン
川д川「…遅刻しちゃいますよー。」
ピンポーン
ピンポーン
ピンポーンピンポーンピンポーン
ガチャ
(;-_-)「やばい、寝過ごした!」
川д川「知ってますよ…。早く寝間着着替えてください、朝ごはんは作りますから。」
- 15 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/16(土) 23:07:10 ID:XDepn1EkO
- ドンドン
(;'A`)「おい、起きろ、起きてくれ。遅刻するから。」
ドンドン
ドンドン
ドンドンドンドンドン!
ガチャ
从;゚∀从「ね、寝過ごしちまった!てへぺろ☆」
(;'A`)「あー、もう。分かってるから。ほら、早く寝間着着替えて。朝ごはんはいつものでいいよな?」
- 16 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/16(土) 23:10:35 ID:FuKH7WKs0
- む!?
- 17 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/16(土) 23:14:03 ID:XDepn1EkO
- ・
(-_-)「いやぁ、今日は本当に遅刻するかと思ったな。」
川д川「いつものことですけどね。」
(;-_-)「い、痛いところつくなよ…。」
川д川「全く…。早く彼女でも作って、彼女に起こして貰ってくださいよ。」
(;-_-)「えー。つか、僕に彼女作れる訳ないだろ…。」
川д川「なせばなりますよ」
(*-_-)「ってか、僕と貞子昔結婚する約束したじゃん!」
川д川「幼稚園の頃の約束ですよね…。」
(*-_-)「いつも持ち歩いてるよ、この婚約届け!」
川;д川「幼稚園の時に書いた奴なんか無効ですよ!」
(*-_-)「大丈夫大丈夫!判子も本物だし!書類も本物だから!」
川;д川「…あぁ、もう…!」
- 18 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/16(土) 23:22:54 ID:XDepn1EkO
-
从 ゚∀从「遅刻するかと思ったぜ、本当にありがとうな!」
('A`)「いつものことだけどな。」
从;゚∀从「それは言わないお約束だろ!?」
('A`)「全く…。早く彼氏でも彼女でもいいから作って、起こしてもらえよ。」
从;゚∀从「彼女はまずいだろ!」
('A`)「お前ならいけるだろ」
从*゚∀从「ってか、俺とどっくん昔結婚する約束したじゃん!」
(;'A`)「それ、幼稚園の頃の約束だよな…。しかも、お前、俺の首絞めながら『死にたくなかったらここにサインと判子しろよ〜』とか、強迫しながら書いた奴だろ…」
从*゚∀从「そんなこたぁ、しらないぜ!この書類がある限り、俺とどっくんは結婚することが決められているんだぜー!」
(;'A`)「そんなもの無効だ無効だ無効だ無効だあああ!」
从*゚∀从「そうは問屋がおろさないっての!ハーインリヒッヒッヒッ!」
- 19 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/16(土) 23:29:07 ID:XDepn1EkO
- ・
(-_-)「じゃあ、今日は一緒に帰れないから。」
川д川「わかりました、では、また。」
ξ゚听)ξ「あら、貞子ちゃん。」
川д川「あ、ツンさん。」
ξ゚听)ξ「さっきの男の子は?」
川д川「私の幼なじみで、隣の都立シベリア高校の生徒なんですよ。」
ξ*゚听)ξ「すごーい!超頭いいじゃない!格好いいわね!」
川д川「子供っぽいし、頼りがいないですよ」
ξ;゚听)ξ「し、辛辣ね」
- 20 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/16(土) 23:36:16 ID:XDepn1EkO
- 从 ゚∀从「んじゃ、今日はダチと遊ぶから。」
('A`)「わかった、じゃあな。」
( ^ω^)「おいーす!ドクオ!」
('A`)「あ、おはよう。ブーン。」
(*^ω^)「いまの可愛いねーちゃん誰だお?」
('A`)「可愛い…?アイツは俺の幼なじみで、隣の都立シベリア高校の生徒なんだ」
(;^ω^)「超頭いいじゃないかお!うわぁ」
('A`)「いや、全然。本当に頭良くない。色んな所抜けまくってる。それにスポーツ推薦で入ったから。」
(;^ω^)「なかなか毒舌だおね…」
- 21 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/16(土) 23:52:11 ID:XDepn1EkO
- 川д川「おはようございます、鬱田くん。」
('A`)「おはよ、土井さん。」
ξ゚听)ξ「あら、おはよう、ブーン」
( ^ω^)「おいーす!」
(´・ω・`)「おはよ、みんな。ささっと付き合え」
( ^ω^)「開口一番それかおw」
ξ゚听)ξ「私達はともかく、二人は本当に付き合いなさいよね」
川д川「いやぁ、まぁ、色々な問題があるので…」
('A`)「俺も片付けなきゃいけないことがあるから…」
(´・ω・`)「ふーん(受験かな…?)」ξ゚听)ξ( ^ω^)
川д川「はぁ…」('A`)
从 ゚∀从「くしゅん!」(-_-)
(*-_-)「くしゃみはもるとかww」
从*゚∀从「ナイスコンビすぎるw俺らパネェw」
( <●><●>)「あのバカコンビささっと付き合えばいいのに。」
( ><)「そうなんです!」
(*‘ω‘ *)「(おまえらもだっぽ!)」
- 22 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/16(土) 23:58:09 ID:zA6w0TzsO
- これはいいなwww
- 23 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 00:04:46 ID:TVEnACegO
- ・
川д川「…ごちそうさまでした」
(;'A`)「お、美味しくなかった?」
川д川「いや、美味しかったですよ。鬱田くんは三ツ星シェフですよ」
(*'A`)「うわぁ、ありがとう」
川д川「…一年の頃から今までよく毎日私なんかに話し掛けてくれますね。
お弁当も毎日作ってくれますし。」
('A`)「…いやぁ、入学試験日に一目惚れした女の子を入学式の時に見つけて、勢いで告白しようとして、その女の子の跡をおったら屋上から自殺しようとしててさ。」
川д川「そんな人がいるんですねぇ」
('A`)「そうだね、僕の目の前にいるね。」
川д川「…」
('A`)「まぁ、それを阻止してから毎日が不安でね。どうやら、一目惚れから本気の恋をしちゃったみたいでさ」
川д川「そうですか、大変ですね。」
('A`)「うーん、そうでもないかな。毎日幸せだよ」
川д川「そうですか、ならよかったです。」
('A`)「うん」
- 24 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 00:29:44 ID:TVEnACegO
- ・
川д川「もうダメだ…。私はなんて事を…」
川д川「そうだ、死のう…」
川д川「死ぬなら辞世の句を言いながら死のう」
川д川「…よし、決めた」
バッ
川д川「…ぬるぽ」
ガッ
川д川「え?」
('A`)「ねぇねぇ、土井さん、しってる?
ぬるぽって言ったら、ガッってやられるんだよ。」
川д川「…あなたは入学試験の時泣いてた…」
(*'A`)「覚えててくれたんだ…」
川д川「忘れる方が難しいかと…」
- 25 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 00:44:34 ID:TVEnACegO
- グイッ
川д川「重いのにどうも…」
('A`)「幼なじみに比べたら、比べられない程軽いよ」
川;д川「そ、そうですか…」
('A`)「あ、そうそう、知ってる?落とし物って、拾った人が何割かもらえるんだよ」
川д川「じゃあ、今回は何をあげればいいんでしょうか…」
('A`)「そうだなぁ…、今回は…。」
('A`)「土井さんは俺より先に死んじゃだめってことで」
川д川「…」
川д川「なかなかきついですね、それ」
('A`)「まぁまぁ、それより、なんで入学式早々、自殺なんか…」
川д川「それは…」
川д川「…を落としちゃったんです」
('A`)「え?」
- 26 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 00:55:22 ID:TVEnACegO
- 川д川「幼なじみが作ってくれた、たこさんウィンナー。落としちゃったんです。」
(;'A`)「…はい?」
川д川「私、幼なじみと毎日お弁当作りあいっこしてたんですけど、今日が最後だって言われたんです。」
(;'A`)「あぁ、うん…。」
川д川「私、大好物は最後までとって置く派なんです。それで、最後にとって置いたたこさんウィンナーを食べようとしたとき、カラスに採られそうになりまして。必死に抵抗したらたこさんウィンナーを落としちゃったんです。」
(;'A`)「…まさか、それで自殺を?」
川д川「はい…」
(;'A`)「えー、あー、うーん」
(;'A`)「もし良ければ、俺が毎日お弁当作るよ?」
川;д川「えっ、でも」
('A`)「料理するの好きだから、気にしないでよ」
川д川「あー、うーん…」
川д川「そのお弁当、佃煮は…」
('A`)「ご希望なら」
川;д川「じゃ、じゃあ、たこさんウィンナーは…?」
('A`)「勿論、顔付きで。」
川*д川「!これから三年間、宜しくお願いします!
えっと、あなたの名前は…」
('A`)「俺の名前は、鬱田ドクオだよ。これから三年間、宜しくね、土井さん。」
- 27 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 01:16:42 ID:TVEnACegO
- ・
(´<_` )「積極的にいけば女の子なんて、いちころだよ。」
('A`)「※ただしイケメンに限る。」
( ^ω^)「全くだお」
(´<_` )「いや、本当だって」
( ^ω^)「あれ見て見ろお」
( ´_ゝ`)「貞子ちゃん、俺と夏祭り行かない!?」
川д川「夏祭りに来てるリア充達の邪魔しに行くなら…ぜひ。」
(*´_ゝ`)「それもいいけど、俺と2人でランデブーとかさ!」
('A`)「…」
グイッ
川д川「わっ」
ジッー
('A`)「…。」
川д川「…鬱田くん、夏祭り、リア充達の邪魔しにいきませんか?」
('A`)「行く。」
( ´_ゝ`)「なん…だと…!」
( ^ω^)「男は黙って無言でアプローチの方がいいみたいだお」
(´<_` )「いや、あれはそういうしか無いだろ。」
- 28 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 01:23:20 ID:TVEnACegO
- ・
('A`)「…甚平でいっかな、うん。」
ガチャ
从*゚∀从「どっくん!夏祭り行こうぜ!
ほら、可愛いだろ!浴衣!
似合うか!?」
('A`)「可愛い浴衣だね。でも、着てない時点で似合うかどうか聞かれてもね。」
从*゚∀从「だから着せてくれよ!」
(;'A`)「は、着せ…!?
いや、ちよ、それは、色々と…」
从*゚∀从「別にいいじゃん!どーせ結婚するんだし!」
(;'A`)「いやいやいや…、って、ちょ、ま!脱ぐなあああ!」
- 29 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 01:28:45 ID:TVEnACegO
- 川д川「浴衣、でもいいですよね。せっかくの夏祭りですし」
ガチャ
(*-_-)「貞子ー!夏祭り行こっ…!?って、うわ、可愛い!超可愛い!」
川д川「なぜ玄関の前に…。ってか、なんですか?その片手に持ってるの。」
(-_-)「これさぁ、親友と今日かった浴衣なんだけどさ。着方分からなくて…」
川д川「あーぁ、格好つけてそんなの買うから…」
(*-_-)「でも、貞子なら着付けわかるよね!?」
川д川「わかりますけど…」
(*-_-)「じゃあ、宜しく!」
川;д川「え、ちょ、嫌ですよ!?って、脱がないでくださいいい!」
- 30 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 01:32:19 ID:TVEnACegO
- ・
从*゚∀从「おー、流石どっくんだな!」
( A )「…あぁ、そう…。」
从*゚∀从「さ、夏祭り夏祭り!あ、俺ダチと回るからどっくんも安心してダチと回れよ!」
( A )「言われなくても…」
- 31 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 01:35:39 ID:TVEnACegO
- (*-_-)「おー!凄い、流石だね、貞子!」
川д川「お嫁にいけない…」
(*-_-)「僕が貰ってあげるから大丈夫だよー」
川д川「結構です…」
(-_-)「ひどいなぁ、あ、僕、親友と夏祭り回るから貞子も友達と回ってきていいよ!」
川д川「言われなくてもそうしますよ…」
- 32 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 01:43:32 ID:TVEnACegO
- ・
川д川「あ。」
('A`)「あ。」
川д川「今晩は、鬱田くん、お待たせしてしまいましたかね。」
('A`)「…いや、全然大丈夫だよ」
川д川「どうかしましたか?」
('A`)「あー、うん、いや」
(*'A`)「…浴衣、凄く似合ってるなぁと思って。なんというか、凄く可愛い…というか…」
川*д川「…」
川*ー川「ありがとう、ございます。鬱田くんも甚平凄く似合ってますよ」
(*'A`)「ありがとう…」
ヒソヒソ
(´・ω・`)「さっさと付き合えよ、あいつら」
( ´_ゝ`)「おおぅ、俺の貞子ちゃんが…」
ξ゚听)ξ「きもい、兄者きもい」
( ^ω^)「どう考えたって貞子ちゃんはドクオのもんだお」
(´・ω・`)「お前ら二人もさっさと付き合え」
(´<_`;)「お前ら何やってんだ…」
- 33 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 01:50:15 ID:TVEnACegO
- ・
从 ゚∀从「お。」
(-_-)「お。」
从*゚∀从「同時に待ち合わせ場所くるとか、俺らヤバくねw」
(*-_-)「ナイスコンビだよね、やっぱりw」
从*゚∀从「つか、俺が選んだだけあって、浴衣似合ってんじゃん!格好いいぜ!」
(*-_-)「本当?ならよかった!ハインも浴衣凄い可愛いと思うよ!」
从*゚∀从「ナイスコンビだな、俺ら!」
(*-_-)「全くだね!」
ヒソヒソ
( <●><●>)「さっさと付き合えばいいのはワカッテマス。」
( ><)「じれったいんです!」
(*‘ω‘ *)「お前らもさっさと付き合えっぽ…。」
( ;・∀・)「何やってんだ、お前ら…。」
- 34 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 01:53:39 ID:iKmXchaE0
- ながらかな?
話が気になって寝れない
- 35 :ながらです。夏祭り編終わったら今日は終了です:2011/07/17(日) 02:08:10 ID:TVEnACegO
- ('A`)「何か食べたい物とかある?」
川д川「鬱田くんのたこさんウィンナー。」
(*'A`)「…明日ね。かき氷食べる?」
川*д川「みぞれがいいです。」
ヒソヒソ
(´<_`*)「貞子さん可愛いな」
(*´_ゝ`)「それには激しく同意せざるを終えない」
ξ゚听)ξ「兄弟もろとも燃え尽きろ」
( ^ω^)「ちょwしかし、それには激しく同意せざるを終えないおw」
(´・ω・`)「お前らもさっさと別行動しろよ」
- 36 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 02:15:25 ID:TVEnACegO
- ・
(-_-)「何か食べたい物ある?」
从 ゚∀从「んー、そりゃありんご飴だろ!」
(-_-)「おー!凄いね、僕、あれりんごの部分しか好きじゃないんだよねー」
从*゚∀从「まじで?!俺、りんごの部分が嫌いなんだよね!」
(*-_-)「え、本当に!?」
从*゚∀从「おうよ!だからりんごの部分はお前にまかせたぜ!」
(*-_-)「任せてよ!飴の部分はよろしくね!」
从*゚∀从「おうっ!」
ヒソヒソ
(; ・∀・)「いや、わけわかんねぇから。りんご飴食うなよ、あいつら」
モグモグ
(*<●><●>)「間接キスなのはワカッテマス」
( ><)「あ、ワカッテマス君、クレープ一口下さいなんです!」
( <●><●>)「はい、どうぞ」
モグモグ
(*><)「ありがとなんです!」
(*‘ω‘ *)「おめぇらも間接キスなんだっぽ!」
- 37 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 02:28:18 ID:TVEnACegO
- ・
川*д川「みぞれの練乳がけ美味しいです」
('A`)「へぇ、初めて見たよ。」
川д川「食べますか?」
(;*'A`)「えっ、い、いいの?」
川д川「はい、勿論」
(;*'A`)「じゃあ、ストロー貸してくれるかな(土井さんと間接キス土井さんと間接キス)」
川д川「はい、あーんです」
('A`)
( A )「あ、あーん…」
パクッ
- 38 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 02:28:36 ID:TVEnACegO
- 川*д川「どうですか!?」ワクワク
( A )「最高だよ、うん、本当に」
川*д川「ですよね!」
ヒソヒソ
( ´_ゝ`)「貞子ちゃん(さん)は俺らの嫁」(´<_` )
ξ゚听)ξ「ちげぇから、全力でちげぇから。」
( ^ω^)「ブルーハワイ味うまいお、ツン、一口どうだお?」
ξ゚听)ξ「あ、たべる」
( ^ω^)「あーんだお」
パクッ
ξ゚听)ξ「美味しいー」
(´・ω・`)「どいつもこいつもさっさと付き合えよ」
- 39 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 02:35:19 ID:2OyEHF120
- あまずっぺーーー
- 40 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 02:39:43 ID:TVEnACegO
- 从 ゚∀从「よし、飴の部分食い終わったぜ」
(-_-)「じゃあ、任せて!」
从 ゚∀从「それ食い終わったらなに食おうか〜」
ヒソヒソ
( ・∀・)「ぶっちゃけ、間接キスどころの騒ぎじゃないよな。」
( <●><●>)「舐めたもんですからね」
(;><)「その言い方、なんか嫌なんです!」
(*‘ω‘ *)「早くお前らも別行動なりなんなりしてくれっぽ」
- 41 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 02:46:53 ID:TVEnACegO
- 川*д川「あ、あの人形かわいいですね!」
('A`)「ん、どれどれ…」
( ゚∋゚)
(;'A`)「そうかな!?全力で聞くけど、そうかな!?」
川*д川「可愛いじゃないですか!全力で!」
(;'A`)「えぇ〜…。」
lw´- _-ノv「やってくかい?ダーツ。」
川;д川「ダーツかぁ…」
ジャラッ
('A`)「…じゃ、お願いします。」
川;д川「え?」
lw´- _-ノv「お、にいちゃん。格好いいとこ見せてやんなよ!」
ヒソヒソ
( ^ω^)「無茶だお。」キッパリ
ξ゚听)ξ「そうね、アイツ勉強しか取り柄ないもんね」
( ´_ゝ`)「俺ならダーツ滅茶苦茶得意なんだがなぁ」
(´<_` )「まぁ、ドクオには無理だな」
(´・ω・`)「お前ら一人ぐらい応援してやれよ。」
ξ゚听)ξ「じゃあ、あんたは?」
(´・ω・`)「まぁ、普通に考えて無理だろうね」
- 42 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 03:02:07 ID:TVEnACegO
- (-_-)「あ、ちょっと待って、あの抱き人形…」
从 ゚∀从「んぁ、どれどれ?」
⊂( ゚∋゚)つ
从*゚∀从「きwもwいw」
(-_-)「あれちょっと取ってくる」
从;゚∀从「はぁ!?あれを!?」
(-_-)「幼なじみにね。今日着付けしてもらったからさぁ」
从 ゚∀从「なるほ…いや、なるほどじゃないな。幼なじみ趣味わるいなw」
(*-_-)「まぁねw」
从 ゚∀从「じゃ、俺も幼なじみに着付けしてもらったから、おんなじ人形狙うわw」
(-_-)「どっちが先にとれるか、勝負だね!」
ノパ听)「射的なんだぞおおお!」
从;゚∀从「(あれ?てか、こいつ、幼なじみ女の子じゃなかったっけ?)」
(;-_-)「(…待てよ、こいつ、幼なじみ男の子じゃなかったっけ?」
パン
パン
ノパ听)「どこ狙ってんだああああ!」
从;゚∀从「(着付けの話が気になって、うまくうてねぇえ!)」(-_-;)
- 43 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 03:05:38 ID:TVEnACegO
- ヒソヒソ
(*><)「あの人形可愛いんです!」
( <●><●>)「後で取って上げますよ」
(*‘ω‘ *)「お前らナチュラルにいちゃつくなっぽ」
( ・∀・)「(…おかしいなあ、あの二人射的凄い得意なのにさっきから一発もあたってないや)」
- 44 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 03:12:31 ID:TVEnACegO
- ・
川;д川「う、鬱田くん…」
lw´- _-ノv「いやぁ、にいちゃんみたいに下手な奴は初めてだよ!」
(;'A`)「ははっ、ですよね…」
川;д川「も、もういいですよ!破産しちゃいますよ!」
(;'A`)「あー、うん、まぁ、あと一本だから、あはは」
ヒソヒソ
( ´_ゝ`)「かっこわるっ!」
(´<_` )「あれは幻滅だな」
ξ゚听)ξ「ださいわね」
( ^ω^)「…お。」
(´・ω・`)「流石ドクオ…。」
(;'A`)「…えいっ!」
川д川「あっ!」
lw´- _-ノv「お。」
ヒソヒソ
ξ゚听)ξ( ^ω^)( ´_ゝ`)「あっ。」(´<_` )(´・ω・`)
- 45 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 03:19:25 ID:TVEnACegO
-
パン
パン
ノパ听)「はい、おめでとなんだぞおおお!」
从;゚∀从「あんなのに、5発も…」
(;-_-)「僕たち、射的は得意なのにね…」
从;゚∀从「あー、ってか、お前って、幼なじみさぁ…」
(;-_-)「あ、僕も聞きたかったんだけど、ハインの幼なじみって…」
ドォーン!
(*-_-)「あ…」从*゚∀从
ヒソヒソ
(*><)「花火なんです!」
( <●><●>)「綺麗ですね」
(*><)「ね、ちんぽっぽちゃ…」
( ><)「…あれ?」
- 46 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 03:26:26 ID:TVEnACegO
- ・
川*д川「花火、綺麗ですね。」
('A`)「うん、本当にね。」
川*д川「…人形、ありがとうございました。」
(;*'A`)「あはは、カッコ悪いとこばっか見せちゃったよね…」
川*ー川「…そんなことないです、格好良かったですよ。」
(*'A`)「…土井さん、俺と…」
ダダダダダ!
从*゚∀从「花火間近でみようぜ!きっと、あの打ち上げてる船まで行けば超綺麗にみえるはずだ!」
(*-_-)「よーし!じゃあ、どっちが早くあの船に着くか勝負だね!」
ダダダダダ…!
ザパッーン
(;'A`)「…なっ、今のは…!」
川;д川「え、ちょ、ま、え…?!」
ダダダダダ!
( ・∀・)「あいつらバカだろ。」
(*‘ω‘ *)「色んな意味でバカップルになるっぽ」
ダダダダダ…!
- 47 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 03:32:40 ID:TVEnACegO
- ダダダダダ!
(´゚ω゚`)「なんだあいつらよおおお!超いい雰囲気だったのに邪魔しやがってえええ!海に沈めてやらあああ!」
川;д川「な、垂眉君!?」
(;'A`)「(この野郎、見てたな…)」
(;´_ゝ`)「ショボンまて!落ち着け!」
(´<_`;)「お前泳げないだろ!?確か!」
ダダダダダ…!
ザパッーン
アッー!オヨゲナインダッタ!
ソレミタコトカ!!
イマタスケルゾ!
ザパッーン!
川д川「…」
('A`)「…」
川д川「帰りましょうか」
('A`)「うん、今日は楽しかったね、あはは。」
- 48 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 03:45:00 ID:TVEnACegO
- ('A`)「家まで送ってくよ、暗いし」
川д川「あ、ありがとうございます」
('A`)「今日は楽しかったね」
川*д川「はい、お人形大事にしますね」
(*'A`)「そうして上げてくれると嬉しいかな…」
川д川「何かお礼がしたいんですが、ご要望ありませんか?」
('A`)「特にないかな…」
川д川「駄目です。」
(;*'A`)「…じゃあ。」
ギュッ
川;*д川「えっ」
(;*'A`)「土井さん家に着くまで手繋ぐってのがいいかな…。
嫌なら全然離してくれていいよ!」
川;*д川「いや、全然、それがご要望なら…」
(;*'A`)「そ、そう」
- 49 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 03:49:05 ID:TVEnACegO
- (;*'A`)「あ、家どこかな?」
川;*д川「えっと、じゃあ、こっちから行きましょ!」
(;*'A`)「あ、うん」
川;*д川「(ちょっと遠回りな道選んじゃった…)」
(;*'A`)「(歩幅狭くしてるのばれたらどうしよ…)」
(;*'A`)「(1分だけでもいいから、この時間が長く続きますように…!)」川д*;川
- 50 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 03:59:41 ID:TVEnACegO
- ・
ギュウウゥ
ジャバババ
从*゚∀从「ハーインリヒッヒッヒッw!やべぇー、浴衣脱いだわ良いけど着付けできねぇわw」
ギュウウゥ
ジャバババ
(*-_-)「ってか、こんなにびしょ濡れなの着れないだろww」
从 ゚∀从「お互い下着姿でかえるかww!」
(-_-)「僕はまだしもハインはだめだろww」
从 ゚∀从「いやぁ、短パン履いてるし、ノースリーブ着てるから俺は大丈夫だぜw?」
(;-_-)「なん…だと!
…あ、本当だ!裏切りもん!」
从*゚∀从「ハーインリヒッヒッヒッ!幼なじみに着付けしてもらうんだからこれぐらいの準備は必要だってのw!」
(;-_-)「くっそー!僕もちゃんと着とけばよかった…」
从 ゚∀从「ま、男子だからなw」
- 51 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 03:59:58 ID:TVEnACegO
-
(;-_-)「うー、どうしよう…」
( ・∀・)「僕の上着を今なら二千円でうって上げよう。」
(;-_-)「モララー!?つか、高い!高いよ!」
(*‘ω‘ *)「まぁ、2人ともそのびしょ濡れの浴衣を着付け直してやるっぽ。」
从 ゚∀从「うぉ、ちんぽっぽもいるのかよ!
んぁ?いつものあの2人は?」
(*‘ω‘ *)「今ごろ二人で花火でも…」
( ><)「あ、ちんぽっぽちゃん見付けたんです!」
( <●><●>)「全く、あなた達、心配させないでくださいよ…」
(*‘ω‘ *)「」
( ;・∀・)「(バカだ、バカばっかりだ…)」
- 52 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 04:03:35 ID:TVEnACegO
- ・
ξ;゚听)ξ「全くあいつら何処にいっちゃったのかしら…」
( ^ω^)「おっ、ツン、迷子にならないように手繋ぐお」
ギュッ
ξ゚听)ξ
ξ*゚听)ξ「ま、迷子にならないように、私が!、
あんたと繋いで上げるんだからね!」
( ^ω^)「ハイハイだおw」
( ^ω^)「じゃ、みんな探すお!」
ξ;*゚听)ξ「そうね(あー、あいつら見付からなくていいのにぁ、うん)」
- 53 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 04:06:14 ID:TVEnACegO
- 取り敢えず、今日の投下は終わりです。
需要あんのか分からないけど、今夜も投下する予定。今夜はお題とるかも。
エログロは無しだと思いますが。
では、見てくれた人が居たならありがとうございました。
おやすみなさい。
- 54 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 04:14:03 ID:iKmXchaE0
- つづくのか〜久しぶりにやきもきする恋愛話だった
乙! おやすみー
- 55 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 04:24:00 ID:TVEnACegO
- やっぱり続かない方がいいですかね?
キリもいいみたいですし。
さっき今夜やるとか言ってしまいましたが、一応お話はここでおしまいと言うことで。
まぁ、続ける宣言してしまいましたし、番外編みたいな感じで、ちょっとした短編かいたり、お題受け付けたりはしますね。
では、今度こそ本当におやすみなさいませ
- 56 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 04:29:01 ID:KvWP6W0QO
- 面白かったよ
- 57 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 05:19:13 ID:.XiQnGG.0
- 面白かったです。
続き待ってます
- 58 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 08:17:21 ID:0rrtu4s.0
- 誰と誰がくっ付くのか楽しみだ
- 59 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 08:48:29 ID:mXAeajlEO
- キュンキュンした。
- 60 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 09:23:48 ID:b7ncLf3E0
- 乙!続き楽しみにしてる
- 61 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 10:45:44 ID:kSAVR9PQ0
- リア充っぷりに壁殴り代行依頼しそうになった
乙 続きも期待!
- 62 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 11:43:40 ID:iKmXchaE0
- こじれた恋愛がどうなるのかが気になるからやきもきしてたんだよぉ…
続きを待ってますー!
- 63 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 11:48:12 ID:0BpoupaU0
- 面白かったです。次回あるなら登場人物を軽く紹介してほしい、特にサブ達
- 64 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 12:32:56 ID:yqa7d1l6O
- 続きキボンヌ!
てか他になんか書いてます?
- 65 :のんびり再開します。:2011/07/17(日) 18:24:58 ID:TVEnACegO
- ちょっとしたキャラ紹介など…。
('A`)
鬱田ドクオ
私立vip高校三年二組
ツン曰く、「勉強だけが取り柄」なだけあって特待生。体育美術音楽は目が当てられない。
入学試験日に貞子にほれるが、幼なじみと婚約の約束(強制)をしている。
ちなみに同じ中学出身者はいない。
川д川
土井貞子
私立vip高校三年二組
ドクオとは三年間同じクラス。何気に特待生。
美術と音楽は先生のお墨付き。
ドクオにほのかな恋心(?)を抱いているが、幼なじみに結婚届け(弱み)を握られている。
ξ゚听)ξ
津出ツンデレ
私立vip高校三年二組
体育と料理が得意なお節介な女の子。
理数科目はこの世から無くなれと思っている。
ブーンが好きだが、ブーンがあんまりに鈍感過ぎていたたまれない。
( ^ω^)
内藤ホライゾン
私立vip高校三年二組
体育とお弁当の時間が好きな超絶鈍感ボーイ。
恋愛よりも食欲に目が行くまだまだおこちゃまな子。ツンとは小学生から一緒のクラス。
- 66 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 18:29:49 ID:TVEnACegO
- (´・ω・`)
垂眉ショボン
私立vip高校三年二組
成績は至って良好。
白黒はっきり付けたい真面目君。灰色が嫌い。
「さっさと付き合えよ」が口癖。
貞子と同じ中学出身だが、格別に仲がいい訳ではない。
( ´_ゝ`)
流石兄者
私立vip高校三年二組
いつも留年の危機をなんとか乗り越えている、赤点自動製造機。
ビミョメン、仲良くしてくれる女子が貞子だけなので貞子を地味にねらってる。
貞子とドクオとは三年間同じクラス。
(´<_` )
流石弟者
私立vip高校三年四組
一夜漬けで赤点はギリギリで取らないイケメン。
兄者とは真逆で滅茶苦茶もてる。
ちなみに、流石兄弟はツンとは幼稚園からの付き合い。
- 67 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 18:33:27 ID:TVEnACegO
- (-_-)
小森ヒッキー
都立シベリア高校三年三組
貞子とは幼稚園からの幼なじみ。毎朝一緒に登校している。ハインとはナイスコンビで、三年間同じクラス。
頭はすこぶる良いが、なにか色んな物が足りない。
貞子と結婚の約束をしている。
从 ゚∀从
ハインリッヒ高岡
都立シベリア高校三年三組
ドクオとは幼稚園からの幼なじみ。
勉強はすこぶる悪いが、スポーツ推薦で来ているだけあって、体育に関しては全国レベル。
同じ中学出身者はいない。ちなみに、幼なじみ同士で仲が良いのだが、四人のうち誰一人気付いていない。
- 68 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 18:36:13 ID:TVEnACegO
- ( <●><●>)
南出摸 ワカッテマス
都立シベリア高校三年三組
ちんぽっぽ、ビロードとは小学校からの付き合い。
ワカッテマスが口癖なだけあって、成績は上の上。
ハインとヒッキーがさっさとくっつけば良いと言うことはわかっているが、自分の事は分かっていない。
( ><)
稚内ビロード
ワカッテマスとちんぽっぽ依存症。成績は文系科目は普通、理系科目は…。
僕っ子。わりと男子から人気有り。
恋愛に興味あるかどうかも良くわからないんです。
(*‘ω‘ *)
愛媛ちんぽっぽ
都立シベリア高校三年三組
幼なじみ2人が心配で、恋愛できない可哀想な女子高生。
成績はワカッテマス程ではないが、上の方。
大好物は勿論ミカン。
二年は違うクラスだったが、三年でまた三人組とナイスコンビと同じクラスに。
( ・∀・)
茂羅モララー
都立シベリア高校三年三組
正義感が強く、モラルのあるイケメン。
清純派。もてる癖に付き合った事がない。非リア充にも人気。
ちんぽっぽとは三年間同じクラス。
ヒッキーと同じ中学出身。
- 69 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 19:07:52 ID:TVEnACegO
- とりあえず、紹介は終わりです。
>>64
昔、('A`)は五文字の言葉より二文字の言葉を望むようです川д川 という作品を書きました。
- 70 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 19:24:31 ID:kSAVR9PQ0
- >>69
あれかぁ、覚えてる 良い作品だった
今作の期待高まる
- 71 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 19:28:54 ID:TVEnACegO
- >>70
ありがとうございます。
今回はながらなので、のんびりいきます、良かったらお付き合いどうぞ。
- 72 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 19:44:47 ID:TVEnACegO
-
・
( ;・∀・) 「…くっそ!又かよ!!」
(*‘ω‘*)「どうしたっぽ、優等生。」
( ;・∀・) 「期末テスト又二位だった…」
(*‘ω‘*)「あぁ、というか、アイツに勝とうとすることが無茶なんだっぽ」
从* ゚∀从 「やったぁあああ!今回赤点じゃない教科あったぁああ!」
(*-_-)「本当に!?やったじゃん!」
从*゚∀从「ヒッキーのおかげだよ!」
(*-_-)「やっぱり僕たち、」
从*゚∀从 「ナイスコンビだな!」(-_-*)
( <●><●>)「でこぼこコンビなのはワカッテマス。」
( ><) 「最下位と一位だなんて、お約束過ぎるんです!」
( ;・∀・)「うぅ…、教える能力も上か。
僕には高岡に赤点回避させるなんて絶対にできない…」
(*‘ω‘*)「いやぁ…。でも、私はヒッキーの教え方よりあんたの教え方の方が美味いとおもうっぽよ?」
( ・∀・) 「そんな慰めはよせよ…。」
(*‘ω‘*)「いや、一回みんなで勉強会したんだけどっぽ…」
- 73 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 20:23:53 ID:TVEnACegO
- ・
勉強会開始一時間後
(-_-)『暇だぁ』
(*‘ω‘ *)『問題集でも解いてろっぽ』
(-_-)『全部終わっちゃった』
( #<●><●>)『これだから天才は…!!』
(;><)『ま、まぁ、ワカッテマス君!分からないとこ聞けますし!』
( <●><●>)『…じゃあ、この問題、説明してください。』
(-_-)『あ、この問題か、これはねー…』
(-_-)『僕の幼なじみが凄くいい匂いなんだけど、それを想像しながらサラサラッって感じで、あ、大事なのはフローラルだなぁって思いつつ、ここに代入することかな。そしたら、シャンプーはなんだろーって、口に出しながらぐぃーんと図に表すと…。ほら、できた!答えはy=17だ!』
( <●><●>)
( ><)
(*‘ω‘ *)
- 74 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 20:31:47 ID:TVEnACegO
- (*-_-)『わかったでしょ?』
( <●><●>)『え、いや、ちょっと、…え?』
(;><)『わかんないです、わかんないですを通り越して意味が分からないんです!』
(*‘ω‘ *)『ふざけてるのかっぽ?』
(;-_-)『大真面目だよ!?ってか、一番分かりやすく説明したんだけどな…』
( ;<●><●>)『なんですか?これ、私達が悪いんですか?!』
ガララッ
从;゚∀从『うわ、勉強会なんてお疲れ様だな』
(-_-)『ねぇねぇ、ちょっと、ハイン!この問題なんだけど、僕の説明じゃみんな分からないみたいなんだ』
从 ゚∀从『なにこの問題、解ける気がしない』
(-_-)『じゃあ、説明するから聞いててね…』
(-_-)『僕の幼なじみが凄くいい匂いなんだけど、それを想像しながらサラサラッって感じで、あ、大事なのはフローラルだなぁって思いつつ、ここに代入することかな。そしたら、シャンプーはなんだろーって、口に出しながらぐぃーんと図に表すと…。』
从 ゚∀从『あー、なるほど!答えはy=17か。』
( ;<●><●>)(;><)『ええええ!?』(;*‘ω‘ *)
- 75 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 20:38:52 ID:TVEnACegO
- ・
( ;・∀・)「うわぁ…」
(*‘ω‘ *)「だから、あんたのが教えるのは上手いっぽよ。」
( ;・∀・)「う〜ん…、でも、なんでアイツはその説明でわかったんだろ」
(*‘ω‘ *)「そりゃあ、あいつらがナイスコンビだからだっぽ。」
从* ゚∀从「やっぱ、最高のナイスコンビだよな!」(-_-*)
(; ・∀・)「うあああ!…なんで、あんな奴が学年トップなんだ!!やっぱり納得いかねえええ!」
(*‘ω‘ *)「まぁ、バカと天才は紙一重だからっぽねぇ…」
- 76 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 20:42:16 ID:TVEnACegO
- すいません、ここでお題募集させて貰います。
良さそうなのがあったら、ピックアップして使わせていただくので、お題ください。
- 77 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 21:09:07 ID:TVEnACegO
- ・
(´・ω・`)「ねぇねぇ、ドクオ」
('A`)「ん?」
(´・ω・`)「僕が知ってる限り、貞子ちゃんって滅茶苦茶喋らない大人しい子だったんだけど、いつからあんな変わったの?」
('A`)「さぁ…?俺がしってる限りでは、最初からかなり変わった面白い子だったけど。」
(*´・ω・`)「え、そうなの?詳しく詳しく!」
('A`)「んーと、ね」
- 78 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 21:14:38 ID:TVEnACegO
- ・
川д川『そういえば、なんで休み時間いつも一緒にいるんですか?昼休みはわかりますが…』
('A`)『土井さんのことが好きだからだよ』
川д川『…。』
シャシャシャ
(;'A`)『いや、タロット占いで本当かどうか調べないでよ、ってか、それ、本人のことは調べられないでしょ?!』
('A`)「みたいな、いやぁ、タロット占いで自分の恋愛運調べようなんて本当に面白いよねw」
(;´・ω・`)「ごめん、君のツボがわからない。
ってか、ドクオ何さりげなく告白してんの!?」
('A`)「え、告白…?
好きとかならいつも言ってるけど…」
(´・ω・`)「…付き合ってる?」
(*'A`)「あはは、まさかぁw」
(;´・ω・`)「何なんだよ、何なんだよ、お前ら…」
- 79 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 21:26:00 ID:TVEnACegO
- ・
('A`)『土井さん、好きだよ。』
川д川『まぁ、クラスメイトとして好きと言うことなら、お人好しの鬱田くんなら有り得ますね』
('A`)『いや、普通に女の子として。恋愛対象として好きだけど』
川д川
ジッー
('A`)『うわぁ、テレビとかでよく見る水晶玉だぁ。ってか、今どこからだしたの?』
(;´・ω・`)「お前の気持ち信じられてないじゃん!」
('A`)「まぁ、これ一年の4月の話だし。」
(;´・ω・`)「は!?何、最初の月からこんなぶっ飛ばしてたの!?積極的にも程があるだろ!」
('A`)「そうかなぁ?
あ、でも、水晶玉を持ち歩いてるなんて、土井さん変わってるよねw」
(;´・ω・`)「貞子ちゃんより、お前の方が変わってるよ!いや、2人とも変わってるけど!」
- 80 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 21:36:29 ID:kSAVR9PQ0
- >>76
お題って
映画
とかでいいのかな
- 81 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 21:37:08 ID:pLxJLx720
- セックスはするのかな〜?
- 82 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 21:42:32 ID:b7ncLf3E0
- お題:嫌いなモノ
- 83 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 21:43:19 ID:TVEnACegO
- ・「映画」
ガチャ
(*-_-)「さっだこ!チケット二枚あるから、一緒に映画見にいこー!」
川д川「嫌です」
川;д川「…はっ!?」
川;д川「ひ、ヒッキー君、あ、あなた、遂に合鍵つくりましたね!?」
(*-_-)「うん、作っちゃった!てへぺろ☆」
川#д川「…罰として、その映画のチケットは私が二枚とも貰います。」
(;-_-)「えぇぇ!?」
川#д川「はい、没シュートです。」
- 84 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 21:50:16 ID:TVEnACegO
- ・
ガチャ
('A`)「おい、ハイン、ちょっといいか?」
从*゚∀从「おっ、どっくん!早速合鍵使ってるな!」
('A`)「あぁ、うん…。
誰かさんが合鍵使って欲しくて、インターホン鳴らしても、電話しても出ないからな…。」
从*゚∀从「…てへぺろ☆
で、何かようか?どっくん!」
('A`)「この映画のチケットやるよ」
从;*゚∀从「え…!なに、もしかして、デートのお誘い?!」
('A`)「いや、クラスの男子からもらったんだけど、俺は好きな内容じゃ無いから。」
从 ゚∀从「へぇ、どれどれ…。」
『【自主規制】はするのかな?』
从 ゚∀从
从 ゚∀从「…どっくん、ラリアットと目潰し、どっちがいい?」
('A`)「ラリアットでお願いします。」
バキッ
- 85 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 21:56:48 ID:TVEnACegO
- ・
(;'A`)「イテテ…結局恋愛物のチケット二枚買わされちゃったよ…。」
川д川「あ、鬱田くん。」
('A`)「あ、おはよ、土井さん。」
川*д川「あの、その、土曜日暇でしたら、一緒に映画でも見にいきませんか?
恋愛物なんですけど…、チケット二枚あって…」
('A`)
('A`)「勿論行きます、いや、行かせてくださいお願いします」
ヒソヒソ
(´・ω・`)「これは…」
( ´_ゝ`)「おいかけるしか…」
(´<_` )「ない、よなぁ…」
( ^ω^)「なんか、恋愛物のチケット二枚母ちゃんが友達から貰ってきたみたいなんだけど、一緒にいかないかお?」
ξ;*゚听)ξ「ま、まぁ、暇だし、いって上げないことは無いわよ!?」
- 86 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 22:04:49 ID:TVEnACegO
- ・
(-_-)「はぁ…」
从;゚∀从「どうした、ヒッキー!お前が元気ないと、俺も元気でないぞ!」
(-_-)「いや、見たかった映画のチケット、幼なじみに取られちゃって…。」
从;゚∀从「なるほど…。」
从*゚∀从「あ、お前が見たい映画のチケットはどうしようもならないけどよ、恋愛物のチケット二枚あるから一緒に見に行こうぜ!」
(*-_-)「そ、それ!!」
从 ゚∀从「んぁ?」
(*-_-)「それ、僕が見たかった映画だよ!」
从*゚∀从「まじで!うわ、やっぱりおれら…」
从*゚∀从「ナイスコンビだよな!」(-_-*)
ヒソヒソ
( <●><●>)「私達もいくしかありませんね」
( ><)「楽しみなんです!」
( ・∀・)「なんか、恋愛物のチケット二枚クジであたっちゃってさ、良かったら一緒にいかね?」
(*‘ω‘ *)「ぽっ、別にいいっぽよ」
(* ・∀・)「じゃ、土曜日な」
(;*‘ω‘ *)「(…私にも遂に青春来たっぽ!?)」
- 87 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 22:13:02 ID:TVEnACegO
- ・
川д川「白いワンピースなんて、似合わなかったかな…」
ガチャ
(*-_-)「貞子ー!良いだろ!僕、映画のチケット親友から貰っちゃっ…!?」
川д川「あぁ、それは良かったですね」
(;*-_-)「…え、あ、ちょっと待って、その格好で出掛けるの?」
川;д川「変ですかね…?」
(;*-_-)「あ、いや、うん、そうじゃなくて…」
川;д川「って、わっ!待ち合わせ時間30分前には着きたいんで、私もう行きますね!じゃあ、戸締まりは宜しくお願いします!」
(;*-_-)「…あ、危なかった…、危うく抱き付く所だった…。」
- 88 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 22:19:34 ID:TVEnACegO
- ・
ガチャ
从*゚∀从「どーだ!この、レース沢山のスカート!可愛いだろ!」
('A`)「俺はシンプルな方が好きだからなんとも。」
从 ;∀从「ちくしょー!そこは嘘でも誉めろよ!」
('A`)「あぁ、うん、可愛い可愛い」
ポンポン
从;*゚∀从「…!」
('A`)「んじゃ、俺は先行くから。朝飯まだなら冷蔵庫にあるもん適当に句って良いから、ちゃんと戸締まりしろよー」
バタン
从//∀从 「頭ポンポンされた…」
- 89 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 22:31:20 ID:TVEnACegO
- ・川;д川「あ」
(;'A`)「おはよ、土井さっ…!?」
川;д川「早すぎますよ、鬱田くん…。
…どうかしましたか?」
(;'A`)「し、白のシンプルなワンピース…」
川;д川「変でしたかね?」
(;'A`)「いや、その、なんというか、お、俺の理想の女の子が現実に存在したらこんなんだろうなぁ、みたいな!いや、何言ってんだろ、俺…」
川д川「…えっと、似合ってるって事ですかね」
(;*'A`)「そ、そう!その通り!」
川*д川「…ありがとうございます」
ヒソヒソ
( ´_ゝ`)「もうやだ貞子ちゃんは俺の嫁なのに」
(´<_` )「いや、むしろ俺の妻」
(´・ω・`)「どっちも違うから安心しろ」
- 90 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 22:37:59 ID:TVEnACegO
- ・
从 ゚∀从「あ」
(-_-)「あ」
从 ゚∀从「流石だなwまた、ピッタリだw」
(-_-)「ナイスコンビだよねw」
从*゚∀从「ってか、どーよ、お前がレース沢山のスカートの女の子とデートしてみたいっていったから、着てきたぜ!」
(*-_-)「すっごく可愛いよ!こんな彼女欲しいなぁ…」
从;*゚∀从「えっ?」
(;*-_-)「…あれっ!?な、何僕言ってんだろ!お、おかしいなぁ!あははは!」
ヒソヒソ
(*<●><●>)「いい雰囲気なのはワカッテマス!」
( ><)「ワカッテマス君、僕の今日の水玉スカートどうですかぁ?」
( <●><●>)「ビロードは何を着ても可愛いですが、今日は一段とかわいいのはワカッテマス」
(*><)「えへへ、なんです!」
- 91 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 22:47:25 ID:TVEnACegO
- ・
('A`)「お、指定席なんだ、はりきってるねw」
川д川「あー…恋愛物好きな子から貰ったので」
('A`)「なるほどね、あ、ポップコーン何味がいい?買ってくるよ」
川д川「うーんと、じゃあ、キャラメルで!」
('A`)「りょーかいっ」
ヒソヒソ
(´・ω・`)「僕は塩味が好きだなぁ」
( ´_ゝ`)「俺はバターかな」
(´<_` )「俺は何でもいいな、つー訳で、兄者、買ってこい」
- 92 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 22:51:10 ID:TISr3NLU0
- ビロ女か!
お題つ誕生日
- 93 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 22:53:35 ID:TVEnACegO
- ・
(*-_-)「え、ここ値段高い席じゃん!」
从 ゚∀从「まぁ、色々あって買ってもらったんだぜ!」
(*-_-)「やるー!ハインやるー!よくやったって感じだよ!」
从*゚∀从「ハーインリヒッヒッヒッ」
(*-_-)「よし、ポップコーン奢るよ!何味がいい?」
从 ゚∀从「あー、何でもいいよ!」
(-_-)「うーん、じゃあ…、キャラメル味買ってくるよ。」
从 ゚∀从「お、りょーかいっ」
ヒソヒソ
( ><)「バター味おいしいんです!」
( <●><●>)「私はミルクティー味が好きです。」
- 94 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 22:59:38 ID:TVEnACegO
- ・
(;'A`)「え」
lw´- _-ノv「すいません、キャラメル味はさっきのお客様で品切れになってしまいまして…」
(;'A`)「ええぇ!?そんな馬鹿な…」
lw´- _-ノv「誠に申し訳ございません。米なら沢山あるんですが。」
(;'A`)「こ、米!?い、いや、いりません。
困ったなぁ…、じゃあ、えーと、バター味で」
lw´- _-ノv「毎度ありがとうございましたぁー」
(;'A`)「…はぁ、まさかキャラメル味が品切れになるなんて…」
「あのー、良かったらそのバター味のポップコーンとキャラメル味のポップコーン交換しませんか?」
クルッ
(;'A`)「え!?」
- 95 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 23:04:34 ID:TVEnACegO
- ・(-_-)「キャラメル味一つ。」
lw´- _-ノv「はい、毎度ありがとうございましたぁー」
(*-_-)「ふふっ、貞子は昔からキャラメル味が大好きなんだよなぁ…」
(;'A`)「え」
lw´- _-ノv「すいません、お客様。キャラメル味は…」
(;-_-)「…。」
(;'A`)「はぁ…。まさかキャラメル味が品切れになるなんて…」
(;-_-)「あのー、良かったらそのバター味のポップコーンとキャラメル味のポップコーン交換しませんか?」
(;'A`)「えっ!?」
- 96 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 23:08:50 ID:TVEnACegO
- ・
(;'A`)「いやでも…!」
(-_-)「いや、バター味好きなんで、気にしないでください」
(;'A`)「は、はぁ…。
あ、ありがとうございます」
(*-_-)「いえいえ」
(; ´_ゝ`)「え、ミルクティー味しかないの?!あれ嫌いなんだけどなぁ…」
- 97 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 23:13:31 ID:TVEnACegO
- ・
从 ゚∀从「あれ、バター味にしたんだ」
(-_-)「色々あってね、あ、もうそろそろ始まるね!」
ヒソヒソ
( *<●><●>)「ラブシーンであの二人の反応が見所です。」
( ><)「(ラブシーンで手でも握ってやろうかな、なんです!)」
- 98 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 23:16:11 ID:TVEnACegO
- ・
川*д川「キャラメル味美味しいです!」
('A`)「…なら良かった。」
川д川「あ、始まりますね」
ヒソヒソ
(´・ω・`)「ミルクティー味とかふざけんなよ、殺すぞ」
(; ´_ゝ`)「他になかったんだよ!」
(´<_` )「流石だな、兄者」
- 99 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 23:22:40 ID:zu43dcmY0
- 修羅場
- 100 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 23:24:28 ID:TVEnACegO
-
川д川「(内容は、三角関係物かなぁ)」
('A`)「(…ふぅん、幼なじみと、一目惚れした相手のどっちをとるか、か…)」
(-_-)「(なにこれ、一目惚れした子の幼なじみと、自分の幼なじみも好きになりあっちゃうって。色々と報われないな…。)」
从; ゚∀从「(選択の時がきたか…。
…あぁ、頼む、どうか、どうか選ぶのは…!)」
(;´・ω・`)
zZ(´<_` )
(; ´_ゝ`)
(; <●><●>)
(;><)
- 101 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 23:31:40 ID:TVEnACegO
- ・
( ><)「いやぁ、いい映画だったんです!」
( <●><●>)「手に汗握るラストでしたね。」
(;><)「…。」
( <●><●>)「どうかしました、ビロード?」
( ><)「あれ…」
(*‘ω‘ *)「良い話だったぽね。」
( ・∀・)「いやぁ、まぁ、でも何かもうちょいひねった話でも良かったかなぁ」
(*‘ω‘ *)「もう、欲張りなんだから!っぽ!」
( *・∀・)「あははw」
(; <●><●>)「…ビロード。」
( ><)「…ち、」
( 。><)「ちんぽっぽちゃんは僕の物なのにいぃい!うわあああん!」
(; <●><●>)「落ち着いてくださいビロード!暴れないでくださ、いった!」
- 102 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 23:38:06 ID:TVEnACegO
- ・
(´・ω・`)「…まぁ、あーなるよね、やっぱり。」
( ´_ゝ`)「なんだかなぁ…」
(´<_` )「ラスト見逃しちまった…」
( ´_ゝ`)「馬鹿だね、本当に馬鹿だね。」
(;´・ω・`)「…ちょ、あれ!」
ξ*゚听)ξ「良かったわね、この映画」
( ^ω^)「DVDでたら絶対かうお!」
ξ*゚听)ξ「そしたら一緒にのみましょう!」
(*^ω^)「勿論だお!」
ヒソヒソ
(*´・ω・`)「おぉ!あの2人もみてだんだw!あのまま付き合え!」
( ´_ゝ`)「…そういや、貞子ちゃん達は?」
(´<_` )「確かに、消えたな」
(;´・ω・`)「な、なんだってー!」
- 103 :眠気で誤字が多いですが、お構い無く。:2011/07/17(日) 23:43:51 ID:TVEnACegO
- ・
川д川「鬱田くん」
('A`)「…ん?なぁに、土井さん。」
川д川「私、いつか、鬱田くんの告白にちゃんとお返事出来るようにしますから…。今はまだ、待っていてください」
('A`)「僕も、ちゃんとした告白が出来るようにするから…。待っててね」
川д川「お互い、頑張りましょうね」
('A`)「うん…!」
- 104 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 23:47:57 ID:TVEnACegO
- ・
(-_-)「あのラスト、どう思う?」
从 ゚∀从「…ま、いいんじゃない?逆パターンも見てみたかったけど。」
(-_-)「…ねぇ、ハイン」
从 ゚∀从「ん?」
(-_-)「君なら、どっちを取る?」
从 ゚∀从「…俺には、分かんないな」
(-_-)「…だよね」
- 105 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/17(日) 23:56:11 ID:TVEnACegO
- ・「嫌いなもの」
( ^ω^)「皆に嫌いなものをきいてみるお!」
Q、嫌いなものはなんだお?
( ´_ゝ`)「リア充。あと、俺よりイケメン」
( ^ω^)「弟が嫌いだって事はわかったお」
Q、嫌いなものはなんだお?
(´<_` )「ビミョメン、いつも赤点トリマーな奴」
( ^ω^)「兄弟そろっ……」
- 106 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 00:06:45 ID:oFyCwt/EO
- ・
( ^ω^)「兄弟揃って、仲良しさんだお!って言おうとしたら意識が途絶えたんだけど、いったい何だろう…
まぁ、いいや!」
Q、嫌いなものはなんだお?
(´・ω・`)「灰色。はっきりしない奴。」
( ^ω^)「それをいうなら、正直この作品にでるべき存在じゃないとおもうお。」
Q、嫌いなものはなんだお?
('A`)「…土井さんにたかる虫(男)たちかな」
(* ^ω^)「リアル過ぎてこわいよ」
- 107 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 00:12:26 ID:oFyCwt/EO
- (* ^ω^)「ドクオののろけ聞いちゃったお!」
川д川「へぇ」
( ^ω^)「そこで貞子ちゃんにも質問だお!」
Q、嫌いなものはなんだお?
川д川「佃煮や、たこさんウインナーが入ってないお弁当ですかね…」
(; ^ω^)「ドクオがいたたまれないお!」
- 108 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 01:12:49 ID:9h7b6Q3A0
- お題はまだ受け付けてますか?
お題:交換日記
- 109 :投下中に寝落ちしてしまいました、すいません:2011/07/18(月) 05:59:19 ID:oFyCwt/EO
- ・
( ^ω^)「最後はツンだお!」
ξ゚听)ξ「なにが?」
( ^ω^)「あのねー」
Q、嫌いなものはなんだお?
ξ゚听)ξ「嫌いなもの…」
( ^ω^)「お、勉強とかなら言わなくてもわかってるお!」
ξ;゚听)ξ「うっさいわよ!」
( ^ω^)「おっおっwで、結局、ツンの嫌いなものはなんだお?」
ξ゚听)ξ「私の嫌いなものは…」
ξ゚听)ξ「あんたがいない時間かしらねぇ…」
( ^ω^)
ξ゚听)ξ
( ^ω^)
ξ゚听)ξ「…ブーン?」
ξ゚听)ξ「…。
たったまま気絶しとる…。」
- 110 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 06:18:12 ID:oFyCwt/EO
- ・「誕生日」
('A`)「え、誕生日?」
川д川「はい、誕生日プレゼント何が欲しいですか?」
(;'A`)「えー…。
お、お任せで。」
川д川「お任せが一番困るんですが…。」
('A`)「…じゃあ、土井さんと1日一緒にいる権利とか?」
川д川「それでいいなら」
('A`)「是非お願いします。」
- 111 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 15:40:17 ID:oFyCwt/EO
- ・
チク…タクチク…タク
('A`)「後一分で俺も18歳か。」
ピンポーン
('A`)「…ハインだな、ったく、こんな時間に…」
ガチャ
川д川「お誕生日おめでとうございます、鬱田くん。
今日の12時まで1日宜しくお願いします。」
('A`)
(;'A`)「え?!」
- 112 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 15:45:57 ID:oFyCwt/EO
- ・
从 ゚∀从「誕生日プレゼント何か欲しいもんあるー?」
(-_-)「え、誕生日プレゼント…?うーん、何でもいいんだけどなぁ」
从 ゚∀从「それは無しとして、さ。」
(*-_-)「あ、なら、1日中パーティーしたいなぁ」
从; ゚∀从「1日中か…。ま、いいや、まかせとけよ!」
(*-_-)「本当に?ありがとう!」
从; ゚∀从「(ま、どっくんは毎年祝ってるし、今年ぐらいはいいよな…。)」
- 113 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 15:50:42 ID:oFyCwt/EO
- ・
从 ゚∀从「と、いう訳でこんな時間からお前んちにいる訳ですがww」
(-_-)「1日パーティーって、本当に1日なんだw」
从 ゚∀从「今日は寝ないで頑張るぞー!」
(*-_-)「うん!」
- 114 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 15:54:25 ID:oFyCwt/EO
- ・
(;'A`)「い、1日って、本当に丸々1日なんだ。」
川д川「はい、鬱田くんがそういったんじゃないですか。」
(;'A`)「そ、そりゃ、そうだけど…(土井さんと二人きり、しかも自宅で…)」
川д川「で、どうします?」
(;'A`)「あああ、うん、そ、そうだなぁ、じゃあ…」
('A`)「あー、また、負けちゃった。」
川;д川「…2人でババ抜きですか…。」
- 115 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 15:58:02 ID:oFyCwt/EO
- 从* ゚∀从「まじ勝てねぇw」
(*-_-)「2人で人生ゲームとかww」
从* ゚∀从「パーティーだし、昼ぐらいになったら誰か呼ぶかw」
(*-_-)「いいね!じゃ、それまで人生ゲームやってようかw」
从* ゚∀从「おうw」
- 116 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 16:01:26 ID:oFyCwt/EO
- ・
('A`)「ふわぁ…あ、もう、四時か…」
川д川「大分眠くなって来ましたね…。一回寝ましょうか」
(;'A`)「え、ちょ、それは色々と問題が…!」
川д川「何故ですか?」
('A`)「(…男として見られてないんだろうか)」
- 117 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 16:05:02 ID:oFyCwt/EO
- ・
从 ゚∀从「やっべぇ、大分ねみぃw」
(-_-)「僕もだよ」
从 ゚∀从「一回寝るか」
(-_-)「そうだね、あ、でも、布団ないや」
从 ゚∀从「2人で寝ればよくね?」
(-_-)「名案だね!」
从 ゚∀从「だろ、やっぱりおれら」
(*-_-)「ナイスコンビだね!」
バサッ
(;<●><●>)ハッ
(;<●><●>)「何でしょう、何か今、絶対につっこまなきゃいけない気がしました…」
- 118 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 16:10:44 ID:oFyCwt/EO
- ・
川д川スピー
( A )
('A`)『俺のベッド使っていいよ、俺床で寝るから』
川д川『それはいけません。私が床でねます』
(;'A`)『女の子を床に寝かす何てできないよ』
川д川『じゃあ、一緒に寝ましょうか』
('A`)『…は?』
川д川スピー
( A )「(こういう時は素数を数えるんだ、1、3、5、7…)」
- 119 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 16:15:16 ID:oFyCwt/EO
- ・
川д川「あー、良く寝れましたね」
(ヽ'A`)ゲッソリ
川д川「あ、私朝シャンが毎日の習慣なんで、お風呂お借りしてもよろしいですか?」
(ヽ'A`)「あぁ、どうぞ…!?」
川д川「ありがとうございます」
(ヽ A )「(何も考えちゃ駄目だ…。排水溝掃除する時、土井さんの長い髪が落ちてるとか想像したら負けだぞ、俺…!)」
- 120 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 16:18:26 ID:oFyCwt/EO
- ・
从 ゚∀从「あー、よくねたな」
(-_-)「うん、快眠だったね!」
从 ゚∀从「つか、寝癖やべぇw風呂かしてw」
(-_-)「いいよー」
从 ゚∀从「のぞくなよw」
(-_-)「ちょwそれ、のぞけってことw?」
从 ゚∀从「ねぇよww」
- 121 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 16:28:13 ID:oFyCwt/EO
- ・
川д川「お風呂でましたよ」
(;'A`)「ど、ドライヤーここにあるから(お風呂上がり色っぽい…)」
川д川「あ、ありがとうございます」
(;'A`)「ど、土井さん!」
川д川「はい?」
(;'A`)「俺土井さんのこと、好きなんだよ?」
川д川「はい」
(;'A`)「そ、それなのにそんな無防備でいいの?不安にならないの?」
川д川「…うーん」
川ー川「まぁ、鬱田くんの事信用してますから」
('A`)
('A`)「もう死んでもいいかもしれない。」
川;д川「え!?駄目ですよ!?」
- 122 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 17:23:02 ID:OG8RXHCA0
- 貞子かわいいよ貞子
- 123 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 18:19:03 ID:oFyCwt/EO
- ・
从 ゚∀从「あー、きもちよかった!」
(-_-)「朝ごはんできてるよ」
从 ゚∀从「おー!うまそ!」
(*-_-)「料理は得意なんだ」
从* ゚∀从「ぶはっwおまwなんだこれw」
(;-_-)「あ、癖でやっちゃったんだよ」
从 *゚∀从「この年齢でたこさんウインナーはねぇーよw」
(;-_-)「だよね、あははw」
- 124 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 18:54:17 ID:oFyCwt/EO
- ・
川*д川「たこさんウインナー美味しいです」
(*'A`)「そう、それは良かった」
川д川「あ、それで今日はどうしますか?」
('A`)「う〜ん…、遊園地でもいく?」
川д川「遊園地ですか、いいですね」
('A`)「じゃ、決まりだね。」
ξ;゚听)ξ「え、夢の国でバイト?」
(; ^ω^)「おーん、ツンデレラ役の人が今日これなくなっちゃったんだお、だからお願いだおー」
ξ;゚听)ξ「えええ!私そんなのできないわよ!」
(; ;ω;)「お願いだお、ツンー!」
ξ;゚听)ξ「あぁ、もう、わかったわよ!」
(*^ω^)「ありがとうだお!」
ξ;゚听)ξ「あぁ、全くもう…」
- 125 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 18:55:56 ID:DHydylmsO
- 最近は名作が多いな支援
- 126 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 19:00:37 ID:oFyCwt/EO
- ・
从 ゚∀从「うっし、じゃあ、予約してたケーキとってくるかな」
(*-_-)「え、ケーキなんて予約してたの?!」
从 ゚∀从「ったり前だろ、パーティーなんだから!」
(*-_-)「うわぁ、ハインありがとう…!」
从 ゚∀从「あ、後、三人組とかもそろそろ来ると思うからさ、待ってろよ」
(-_-)「わかったぁ」
(;><)「誕生日パーティだからって、お菓子買いすぎたんです!」
( <●><●>)「ふっ、私は一杯ゲーム持って来ましたよ」
(*‘ω‘ *)「今時、スーパーファミコンなんてやらないっぽ…。」
(; ・∀・)「ちんぽっぽはちんぽっぽで、なんでそんなに蜜柑を…」
- 127 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 19:05:48 ID:oFyCwt/EO
- ・
ガタンゴトン
川д川「こんな時間から行って、大丈夫ですかね」
('A`)「まぁ、どの時間に行ったって混んでるとこは混んでるよ」
川д川「まぁ、ですよね」
ガタンゴトン
( ´_ゝ`)「男2人で夢の国とか中々痛いと思うのだが。」
(;<_; )「俺だって、行きたくねぇーよ!でも、デミタス子ちゃんにどたキャンされたから仕方なくだよ!」
( ´_ゝ`)「どたキャンってか、振られたって言えよw」
(;<_; )「うるせぇえ!」
- 128 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 19:13:15 ID:RgK9I6kc0
- キャラが可愛いなあ(*´ω`*)
- 129 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 19:16:57 ID:.ue5DyN.O
- デミタス子…!?
- 130 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 19:24:24 ID:oFyCwt/EO
- 从 ゚∀从「予約していたケーキ取りに来たんですが…」
(´・ω・`)「はい、こちらでよろしいでしょうか?」
从; ゚∀从「あれ?名前が書いてない…」
(;´・ω・`)「え!?申し訳ございません!すぐに名前をお描きしますね!失礼ですが、お名前は?」
从 ゚∀从「小森ヒッキー、あ、でも、名字はいいから、ヒッキーで。」
(;´・ω・`)「小森、ヒッキー…?」
从 ゚∀从「なにか?」
(;´・ω・`)「あ、いや、分かりました。すぐに描いてきます!」
(;´・ω・`)「(どうなんってんだ…?小森ヒッキーっていったら、貞子ちゃんにべったりだったはず…。なんで、あんな美少女が…?!)」
(;´・ω・`)「お待たせいたしました」
从 ゚∀从「いえいえ、あ、後、ろうそく18本下さい」
- 131 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 19:27:50 ID:KBwY8k4sO
- 18本……だと……
- 132 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 19:30:58 ID:oFyCwt/EO
- ・
ガチャ
(*-_-)「みんないらっしゃい!」
( ><)「お誕生日おめでとうなんです!たくさんお菓子買ってきたんです!」
(*-_-)「わっ、ありがとう!」
( <●><●>)「私は大量にゲームのカセットを持ってきましたよ」
(;-_-)「スーパーファミコン!?本体ないよ!?」
( ;<●><●>)「なんですって!?」
( ・∀・)「いや、普通だろ。」
(*-_-)「モララーも来てくれたんだ。」
( ・∀・)「当たり前だろ!俺はお前が昔欲しいって言ってたドラベース全巻だ!」
(;-_-)「それ中一の時の話だよね?
…それに、全巻じゃなくない?これ。」
( ・∀・)「当時はこれで全巻だった。」
(;-_-)「うわっ!変なとこ真面目だなぁ…」
(*‘ω‘ *)「私は蜜柑だっぽ!プレゼントは自分が一番欲しい物をあげるものなんだっぽ!」
(;-_-)「確かにそうだけど…。段ボール一箱って…。」
- 133 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 19:38:50 ID:oFyCwt/EO
- ・
('A`)「やっとついたね」
川*д川「…実は私、夢の国初めてなんですよ」
(;'A`)「え、そうなの?」
川д川「鬱田くんは結構くるんですか?」
('A`)「あー、ブーンがここでバイトしてるからさ。」
川;д川「えぇ!凄いですね!中の人ですか?」
('A`)「ブーン曰く、」
( ^ω^)『中の人などいないお。』
('A`)「だってさ。」
川д川「流石夢の国ですね…」
- 134 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 19:52:29 ID:oFyCwt/EO
-
('A`)「う〜ん、やっぱり混んでるなぁ」
川*д川「ですね、あ!見てください!無職のプーさんに、ツンデレラがいますよ!」
('A`)「本当だ、ケータイで写真とってあげるよ」
川*д川「いきましょ!」
(・(エ)・)「(ツン、お客さんが来たらツンデレラっぽく振る舞ってくれお)」
ζ(゚ー゚*ζ「わかってるわよ…」
- 135 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 20:19:11 ID:oFyCwt/EO
- ・
川д川「やっぱり混んでますね」
('A`)「まぁ、時間はあるし」
川*д川「あ!見てください!あそこに無職のプーさんとツンデレラがいますよ!」
('A`)「写真とってあげるよ」
川*д川「いきましょ!」
(・(エ)・)「(ツン、お客さんの前ではツンデレラっぽく振る舞ってくれお)」
ζ(゚ー゚*ζ「わかってるわよ…」
川*д川「すいません!写真とってください!」
(;・(エ)・)「もちろんだぷー」
('A`)「よかったね、土井さん」
ζ(゚ー゚*;ζ「(げっ!なんで貞子ちゃんとドクオが!)」
('A`)「じゃあ、とりますね」
- 136 :>>134はミスです、はい。:2011/07/18(月) 20:25:01 ID:oFyCwt/EO
- (・(エ)・)川*д川ζ(゚ー゚*ζ
川*д川「わぁい!ありがとうございました!」
(・(エ)・)「どういたしましてなんだぷー」
('A`)「じゃあ、次まわろうか」
川д川「はい、二人ともさよなら!」
(・(エ)・)「ばいばいだぷー」
ζ(゚ー゚*ζ「別にさみしくなんかないんだからねっ!」
(・(エ)・)「(よくやったお、つん)」
ζ(゚ー゚*;ζ「えぇ、まさか知り合いにあうなんてね…」
(・(エ)・)「(まぁ、よくあることだお、さ、お客さんがくるおっ)」
ζ(゚ー゚*ζ「うっし!」
(´<_` )「お、プーさんとツンデレラか。」
(*´_ゝ`)「おぉー!ツンデレラだ!滅茶苦茶かわええ!」
ζ(゚ー゚*;ζ「そ、そんなのいわれなくても知ってるんだからね!(ええええ!なんでこいつらが…!?)」
(;・(エ)・)「(夢の国に男(しかも兄弟)でくるなんて哀れだお…)」
- 137 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 20:26:04 ID:oFyCwt/EO
-
(´<_`;)「…あぁ?」
(*´_ゝ`)「プーさん!俺とこいつとツンデレラと写真とってー!」
(・(エ)・)「まかせてぷー」
パシャッ
(*´_ゝ`)ζ(゚ー゚*;ζ(´<_`;)
(*´_ゝ`)「待ち受けにしちゃおっと!じゃあねー!」
(´<_`;)「…。」
ζ(゚ー゚*;ζ「さ、さみしくなんかないんだからねっ!」
(´<_`;)「…なんであいつこんな所に…」
( ´_ゝ`)「え?なにが?」
(´<_`;)「いや、別に…」
- 138 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 20:35:04 ID:oFyCwt/EO
- ・
ガチャ
从*゚∀从「今かえったぞー!お、みんな来てたか!」
(*-_-)「ケーキケーキ!」
(*><)「やっぱり誕生日パーティっていったらケーキなんです!」
从*゚∀从「ははは!今用意するからまってろ!」
从*゚∀从「用意できたぞー!」
(*-_-)「わぁい!」
(; ><)
(;*‘ω‘ *)
(; ・∀・)
( <●><●>)「…なんですかこれは。」
- 139 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 20:35:42 ID:oFyCwt/EO
-
从 ゚∀从「誕生日ケーキだけど?」
( ;・∀・)「ろうそく…18本律儀にさしたのか…」
从 ゚∀从「誕生日の数だけさすもんだろ?」
(*‘ω‘ *)「まぁ、そこは百歩譲ったとしても…」
(; ><)「なんで、イチゴにさしたんですか…」
从 ゚∀从「なんか蝋燭が豪華にみえるじゃん?」
(*-_-)「うんうん!見える見える!」
( <●><●>)「あなたに任せたのがバカでした。」
- 140 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 20:41:03 ID:oFyCwt/EO
- ・
川д川「じゃあ、ジェットコースターのりますか!」
(;'A`)「え、でも怖いよ?大丈夫?」
川д川「私に遠慮しないでくださいよ!さ、いきましょう!」
キャー
ワッー
アッー
(; A )「…うぷっ」
川;д川「だ、駄目ならだめと言ってくれればよかったのに…」
- 141 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 20:53:33 ID:oFyCwt/EO
- ・
(*-_-)「ケーキおいしかったね!」
从*゚∀从「おう!一番うまそうな奴予約したからな!」
( <●><●>)「さて、次はどうしますか?あなた方がどうしてもと言うなら、スーパーファミコン本体持って来ますが?」
(*-_-)「人生ゲームやろー!」
从*゚∀从「お前本当に人生ゲーム好きだなぁw」
(*><)「やっぱり大人数で遊ぶなら人生ゲームなんです!」
( ・∀・)「よーし、銀行係は俺にまかせろ。」
( <●><●>)「…。」
(*‘ω‘ *)「本体、取りに行ってきてもいいっぽよ?」
( <↑><↑>)ブワッ
(*‘ω‘ *)「泣wきw顔wきwめwぇwっwぽw」
- 142 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 22:29:27 ID:oFyCwt/EO
- ・
(;'A`)「ごめんね、土井さん。テンション下げさせちゃって…」
川д川「いや、私は大丈夫ですから気にしないでください。」
(;'A`)「(やっぱ、寝不足で苦手なジェットコースターは自殺行為だったなぁ…)」
川д川「次、何します?」
('A`)「パレードでも見に行く?」
川*д川「いいですね!いきましょう!」
( ´_ゝ`)「ジェットコースターで叫ぶなよ…弟者」
(´<_` )「ジェットコースターは叫んでなんぼだろ。」
(; ´_ゝ`)「いや、でも…」
(;<_; )『デミタス子ちゃあああん!愛してるよおおお!』
(;´_ゝ`)「とかさぁ…。振られたんだから、諦めろよ…」
(´<_; )「勝負は諦めたらそこでおしまいなんだぞ…兄者…」
( ´_ゝ`)「あぁ、うん。だから諦めなよ、おしまいなんだから。」
- 143 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 22:35:44 ID:oFyCwt/EO
- ・
(; ・∀・)「どういう事だ…。銀行の金が全部なくなるとは…」
(*-_-)从* ゚∀从「やっぱりナイスコンビだな!」
( <○><○>)「全部巻き上げられたのはワカッテマス。」
(; ><)「えげつないんです…。」
(;*‘ω‘ *)「ぽっ…。」
(*-_-)「次何しようか〜!人生ゲームか人生ゲーム人生ゲーム!選んでいいよ!」
从 ゚∀从「ははっwじゃあ、ウノで!」
(*-_-)「わかったぁ」
(; <●><●>)「もうこのバカコンビどこからつっこめばいいんでしょうか…」
- 144 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 22:48:27 ID:oFyCwt/EO
- ・
川*д川「うわぁ…!すごい、キャラクターが一杯いますね!」
(;'A`)「パレードだからね。人も一杯いるなぁ…」
川;д川「迷子になっちゃいそうですよね」
('A`)「…。」
ギュッ
川*д川「あっ…。」
(;*'A`)「ま、迷子にならないようにだからね?」
川*д川「わかってますよ…。」
(´<_` )「パレードとか、カップルか家族でみるもんだろ…」
( ´_ゝ`)「家族じゃん。」
(´<_`;)「ちげーよ、そうだけど、ちげーよ。」
- 145 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 22:54:49 ID:oFyCwt/EO
- ・
(*-_-)「あはは、また僕の勝ちだねー!」
( ・∀・)「あぁ、そうだよ、そうですよねー。ヒッキーは昔から全部俺に勝ってますよねー。」
(*‘ω‘ *)「たかがウノごときで何いってるっぽ」
(;><)「48回やって、24回ヒッキー君の勝ちですか…。」
从* ゚∀从「残り24回は俺だな…。」
(*-_-)「やっぱり僕たち、」
从*゚∀从「ナイスコンビだよな!」(-_-*)
( <●><●>)「うぜぇ。」
( ><)「ナイスコンビがゲシュタルト崩壊しちゃいそうなんです!」
- 146 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 23:02:39 ID:oFyCwt/EO
- ・
川*д川「パレード凄かったですね!」
('A`)「うん、毎回いくらかかってるんだろって思うよ。」
川;д川「夢の国あるまじき発言ですよ…」
('A`)「あはは、ごめんごめん。
というか、昼御飯食べてなかったね。」
川;д川「え?あっ!もう三時ですか!?全然気付きませんでした!」
('A`)「ジェットコースター並ぶのに時間かかったし、俺が体調悪くて休んでたのがあったから時間大分とっちゃったみたいだね」
川;д川「なんか申し訳ないです…」
(;'A`)「土井さんが気にすることなんかないよ!
…あ!ほら、あそこで食べよう!」
川*д川「…あっ」
- 147 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 23:16:09 ID:oFyCwt/EO
- ・
从 ゚∀从「ってか、もう三時かぁー。」
(-_-)「ハインとほぼ10時間一緒にいることになるねw」
从 ゚∀从「そう考えるとすげーなw」
( ;<●><●>)「は?
まさかあなた達オールしてるんですか?」
从 ゚∀从「しようとしたんだけどよw眠くて普通にねたww」
(;><)「2人でですか?」
(-_-)「まぁ、そうだねw」
(*‘ω‘ *)「まさかとおもうけど、このベッドで2人でなんてことはないっぽね?」
从 ゚∀从「おぉ!その通りだ!良くわかったな!」
- 148 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 23:16:41 ID:oFyCwt/EO
-
(; <●><●>)「ちょ、不純交際は認めませんよ!?」
(;・∀・)「ヒッキー、お前って奴は…。
土井さんに言い付けちゃうぞ。」
(;-_-)「な、なんでよ?!なんも悪いことしてないのに!」
( <●><●>)「…同級生の女子と、2人でベッドで寝て何もしてないと…?」
(;-_-)「だってベッドは寝るだけのもんでしょ?」
( <●><●>)「わかりました、男をやめなさい。」
(;-_-)「えぇ!?」
( ・∀・)「(あぁ。昔から変わってないんだな、こいつ…)」
( ><)「(多分ハインさんも天然なんだろうなぁ…)」
(*‘ω‘ *)「(つーか、ワカッテマスきめぇ。)」
- 149 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/18(月) 23:51:15 ID:oFyCwt/EO
- ・
*(‘‘)*「メルヘンレストランへようこそ!」
川*д川「うわぁ、店員さん可愛いですね!鬱田くん!」
(;'A`)「…そうかなぁ?(土井さんの方が可愛いし…。)」
川д川「何たべます?」
('A`)「土井さんは?」
川д川「えっと、このメルヘンハンバーグですかね。あ、でも、このメルヘンカーニバルカレーライスも美味しそう…」
('A`)「じゃあ、俺がメルヒェンカーニバルカレーライス頼むから、半分こしよっか。」
川*д川「はい!」
('A`)「すいません、メルヒェンハンバーグとメルヒェンカーニバルカレーライス頂けますか?」
*(‘‘)*「はい、かしこまりましたぁ〜(こいつメルヘンの発音すげぇ。)」
川д川「あ、あの…」
('A`)「まだなにか食べたいのあった?」
川д川「いえ、あの、今日この人誕生日なんですけど…」
*(‘‘)*「あら!ならお祝いしなきゃですね!」
(;'A`)「えっ、あの、目立つのはちょっと…」
*(‘‘)*「では、魔法の準備をしてくるのでまっていてくださいね!」
川*д川「楽しみですね!」
(;'A`)「えっ、あぁ、うん…」
- 150 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/19(火) 00:10:47 ID:vtOYCBigO
- ・
(-_-)「次何しようか」
从 ゚∀从「飯は今炊いてるからその間暇だな」
( <●><●>)「じゃあ、恋ばなしましょうよ、イケメンモラリストがいることですし!」
( ・∀・)「俺は付き合ったことないぞ。」
( ;<●><●>)「なん…だと?」
( ・∀・)「好きな子以外と付き合いたくないしな。」
从 ゚∀从「そりゃそうだろ」
( ><)「ハインさんの恋ばな聞きたいんです!」
从 ゚∀从「俺か!?俺はなぁ、幼なじみの男の子がいてな、幼稚園の時に結婚の約束をしたんだぜ!」
(;-_-)「え!?」
( <●><●>)「あぁ、やりますよね。小さい時に結婚の約束って。私もビロードとしましたし。」
( ><)「懐かしいんです!」
(*‘ω‘ *)「お前らは実行してしまえっぽ!」
- 151 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/19(火) 00:12:01 ID:vtOYCBigO
-
( ・∀・)「ヒッキーはどうせあの子の話だろ?」
(;-_-)「う、うん。僕も幼なじみの女の子と結婚の約束をしたんだ」
从; ゚∀从「え、ヒッキーもか?!」
( <●><●>)「よくあることですよ。そんなに驚かなくても…」
从; ゚∀从「…まさか。」(-_-;)
バッ!
从;゚∀从「!!」(-_-;)
(;・∀・)「なんだその黄ばんだ紙…。」
(*‘ω‘ *)「…婚姻届け…?」
(;><)「判子も押してあるんです!」
( ;<●><●>)「幼なじみで結婚の約束は良くしますが、その発想はなかったですね。
あぁ、またナイスコンビ発言ですか?」
从; ゚∀从「…。」(-_-;)
( <●><●>)「あれ?
どうしたんですかお二方。」
(;-_-)「あ、いや、別に」
从;゚∀从「な、なんでもねーよ!」
( ・∀・)「…。」
- 152 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/19(火) 00:15:13 ID:Py6TLmIk0
- まとめどこかついてくれ
避難所は携帯にちょっぴり優しくないんだ!
- 153 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/19(火) 00:29:06 ID:vtOYCBigO
- ・
*(‘‘)*「お待たせしましたぁ!お誕生日の魔法はお食事が終わってからいたしますね!」
(;'A`)「…あぁ、はい、ありがとうございます」
川*д川「お料理がもっと美味しくなる魔法はしないんですか?」ワクワク
(;'A`)「ちょ!土井さん!それはメイド喫茶だから!」
*(‘‘)*「(お客さまのご期待にそうのが私の仕事っ…!!)」
*(‘‘)*「よーし!じゃあ、特別にお料理がもっと美味しくなる魔法かけますね☆」
川*д川ワクワク
(;'A`)モウシワケナイ…
*(‘‘)*「もえ☆もえ☆きゅん☆!」
川*д川「わぁ!テレビでやってた通りだあ!」
(;'A`)「すいません、本当にすいません。」
*(‘‘)*「いいんですよ〜!では、ごゆっくり!」
- 154 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/19(火) 00:34:33 ID:vtOYCBigO
- 川*д川「それにしてもカレー色が凄いですね!
ルーがカラフルです!」
(;'A`)「あぁ、うん…。
食欲が無くなる色だね…。」
川д川「ハンバーグは普通なのに…。やっぱりカーニバル凄いですね!」
('A`)「じゃあ、ハンバーグとカレーライス交換する?」
川*д川「いいんですか?!」
('A`)「うん、是非とも。」
(´<_` )「ははっ、魔法使いか。兄者、このまま行けば順調にここに就職出来そうだな」
( ´_ゝ`)「あぁ、まぁ、デミタス子に振られたお前もな」
(´<_` )
- 155 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/19(火) 01:22:35 ID:vtOYCBigO
- ・
(;-_-)「ビロードはなんかないの?恋ばな」
(*><)「僕の恋ばなですか?…うーん、隣のクラスの長岡くんに告白されたごとくらいしか…」
( ;<●><●>)「なんですって!?初耳ですよ!?」
从 ゚∀从「…」
(;><)「あれ?言ってなかったですか?」
( ;<●><●>)「聞いてないですよ!なんという…なんという!」
从 ゚∀从「(…ヒッキー映画の帰りのあの、
(-_-)『君なら、どっちを選ぶ?』って、どんな意味でいったんだ…?
それと…)」
(*‘ω‘ *)「私は知ってたっぽよ」
( <○><○>)「なん…だと…?」
(-_-)「僕も、まぁ、僕は長岡が泣きながら言ってきたからだけど。」
( <○><○>)「ビロード…、あなた私を嫌いなんですか?」
( ><)「てへぺろ☆なんです!」
从 ゚∀从「(それと、お前ならどっちを選ぶんだ…?ヒッキー…。)」
( ・∀・)「(…高岡、お前もしかして…)」
- 156 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/19(火) 03:17:27 ID:Yv0iVMDMO
- 貞子メッチャ可愛いなぁ!!
しえしえ
- 157 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/19(火) 05:06:19 ID:vtOYCBigO
- ・
川*д川「カレー美味しかったです!」
('A`)「ならよかった。」
川д川「あれ、ハンバーグのこしたんですか?」
(;'A`)「あぁ、うん(全部食べ切ったら誕生日イベントやられるし…。土井さんには悪いけどこのまま何とかしてお店の外にいきたい…。)」
川*д川「じゃあ私が食べちゃいますよ!」
('A`)「えっ」
パクッ
*(‘‘)*「ルルルルル〜♪あらぁ!?なんだか今日お誕生日のお友達がいる気がするわぁ!」
/ ゚、。 /「えぇ〜…なんで分かるの〜?魔法少女ヘリカル〜」
*(‘‘)*「ふふっ、やーね!だいおーどったら!そんなの決まってるじゃない!」
*(‘‘)*「魔法少女、だからよっ☆」
川*д川マホウショウジョ、スゴイー!
(;'A`)…ウワァ、…ウワァ。
( ´_ゝ`)「凄いな、弟者。あの人いくつ何だろうな。」
(´<_` )「とりあえず二十代半ばじゃないか?二人とも。」
( ´_ゝ`)「姉者と同じぐらいか…」
(´<_` )「やめろ。それを言うとあの人達を憐れみの目でしか見れなくなるから。」
- 158 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/19(火) 05:23:54 ID:vtOYCBigO
-
*(‘‘)*「あ、見つけたわぁ!あの人よ〜!」
/ ゚、。 /「流石ね、魔法少女ヘリカル」
('A`)「(ウツダシニタイ。)」
*(‘‘)*「私が今から貴方に誕生日の魔法をかけてあげるね〜!」
川*д川「やりましたね!鬱田くん!誕生日の魔法ですよ!」
('A`)「…そうだね。(…ま、土井さんが喜んでる見たいだし…いっか。)」
*(‘‘)*「あれれ〜!ちょっと魔力が足りないみたぁ〜い!」
/ ゚、。 /「まぁた、ヘリカルったら無駄遣いしたんじゃないのー?」
川;д川「あわわ、私がさっき料理がもっと美味しくなる魔法やってもらったせいでしょうか…」
(*'A`)「いや、違うから大丈夫だよ。(マジ可愛い本当に可愛い生きるのがつらいぐらい可愛い)」
*(‘‘)*「しかたないっ、召喚魔法でセクシー魔女を呼び出すわ!」
('A`)「(召喚魔法できるなら誕生日の魔法ぐらいできるだろ…。)」
( ´_ゝ`)「あー、くそ。誕生日のお友達(笑)は見えないな。」
(´<_` )「あのふざけた魔法少女達はみえるんだがな…」
( ´_ゝ`)「まぁ、どうせカップルか小さいお友達だろ…」
(´<_` )「だな。」
- 159 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/19(火) 05:41:10 ID:vtOYCBigO
- *(‘‘)*「ちちんぷいぷいの〜…!
アブラカタブラッ!」
(;'A`)「(なんか色々混じってるッ!)」
モワモワモワ〜
(´<_` )「厨房の方から紫色のいかにもな煙が…。」
( ´_ゝ`)「煙なんかこってんな…、夢の国。」
∬´_ゝ`)「ふわぁあ。全く、ヘリカルったら、私の睡眠時間削りとりすぎよ〜」
*(‘‘)*「てへぺろ☆
ごめーん!」
( ゚_ゝ゚)
(゚<_゚ )
- 160 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/19(火) 06:35:26 ID:gSPNfvio0
- 面白いねぇ
- 161 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/19(火) 10:53:33 ID:awoUKMaI0
- あwwwwwwwwwねwwwwwwwじゃwwwwwwwなにしてはるのwwwwwwww
- 162 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/19(火) 17:00:19 ID:vtOYCBigO
- ・
(-_-)「さて、ご飯たけたみたいね。」
(*><)「味付けは僕に任せてなんです!」
(;-_-)「味付け?まだご飯炊けただけなんだけど?」
(*><)「ご飯にチョコレートかけて食べるんです」
(-_-)「あぁ、うん、無理。食べたくない」
(;><)ガーン
( ・∀・)「あったり前だろ、バカか」
(-_-)「何つくろうかな」
( ・∀・)「…佃煮と、タコさんウインナーは外せないだろw」
(;*-_-)「うーるーさーいー」
从 ゚∀从「おぉ、朝食べたメニューまんまだな!」
( ・∀・)「ヒッキーのお得意料理だからなw」
(;-_-)「まぁ、毎日同じもん作れば上手くもなるでしょ…」
( <●><●>)「ほう、佃煮。是非食べたいですね。」
(*><)「タコさんウインナー食べたいんです!」
(*‘ω‘ *)「デザートが蜜柑ならなんでもいいっぽ。」
(-_-)「はいはい」
从 ゚∀从「(誕生日なのになんで主役のヒッキーが飯作ってんだろ)」
- 163 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/19(火) 17:14:13 ID:vtOYCBigO
-
∬´_ゝ`)「まったく、もう…。ヘリカルのお望みの魔法はわかってるわよ〜。」
*(‘‘)*「流石だわ!」
∬´_ゝ`)「ほぉら、これでしょ☆」
川*д川「うわぁ!カラフルなケーキですね!」
(;'A`)「そ、そうだね(食べれるのか、これ!?自然界にある色じゃねぇぇ!)」
( ゚_ゝ゚)「なぁ、あの露出の高いあの魔女は俺たちの姉ではないだろうか。それとも幻想だろうか、いや、悪夢か。」
(゚<_゚ )「俺も見えるぞ、その悪夢。2人同時にみると言うことは夢ではない。しかし、あれが俺たちの姉という証拠もない。よって、あれはただの見てはいけないものだ。」
( ゚_ゝ゚)「俺は今本物の論破をみた。」
川*д川「凄く美味しそうですね!ありがとうございます!」
∬*´_ゝ`)「ふふっ、良いのよ、私はセクシー魔女だからコレくらい当たり前よ。(何この子かわいい)」
(;'A`)「あ、ありがとう、セクシー魔女さん。」
∬´_ゝ`)「…うふふ、幸せな誕生日を☆(何この子食べたい)」
*(‘‘)*「流石セクシー魔女姉者ね!」
∬´_ゝ`)「あったり前田のクラッカー☆」
(; ゚_ゝ゚)「姉者だあああああ!(色んな意味を込めて)」(゚<_゚ ;)
- 164 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/19(火) 23:03:43 ID:wpkAjDLs0
- お題からここまで書けるとか感動した
最後までがんばって支援
- 165 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/20(水) 02:58:42 ID:uw5U4liAO
- ・
(*<●><●>)「佃煮に美味すぎワロタ」
(* ・∀・)「懐かしいなー、この味。」
(-_-)「そりゃどうも。」
(*><)「タコさんウインナー小学生以来なんです!」
从*゚∀从「高校三年生男子がタコさんウインナーw」
(;-_-)「うっ、うるさいよっ!」
(*‘ω‘ *)「よし、くったっぽ。蜜柑よこせっぽ。」
(;-_-)「早っ!味わって食べてよね〜…。
よく噛まないで食べると体にわるいんだよ?」
从 ;∀从ブワッ
(;-_-)「ちょ!?なんでハイン泣いてんの!?」
从 ;∀从「いや、ヒッキー見てたら母ちゃんに久々に会いたくなったわ。」
(-_-)「高校三年生男子にそれはなかなか酷な台詞だよ?」
- 166 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/20(水) 03:16:07 ID:uw5U4liAO
- ・
*(‘‘)*「さよならぁ!またいつでもきてね〜」
川;д川「流石に誕生日ケーキを2人で食べるのは時間かかりましたね…」
(;'A`)「というか、食べ過ぎて吐きそう…。
明日の朝まで何も食べたくない…。」
川;д川「同じく…。」
(;'A`)「しばらくベンチ座って休もうか。」
川;д川「激しく賛成です。」
∬´_ゝ`)「今日もみんなメロメロにしちゃうわよ☆」
*(‘‘)*「流石ね!セクシー魔女姉者!」
ヒソヒソ
( ;´_ゝ`)「…どうする?弟者、どのタイミングでお店でる?」
(´<_`; )「取り敢えずばれたら死を覚悟するしかないな。ばれずに出たいな…」
( ;´_ゝ`)「しかしさっきから誕生日のお友達(笑)が連続してるからセクシー魔女姉者がフル活動なんだが…」
(´<_`; )「うぅむ…どうしたものか…。」
- 167 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/20(水) 03:27:42 ID:uw5U4liAO
- ・
( <●><●>)「さて、何やりましょうか。」
(-_-)「人生ゲー(ry」
(*‘ω‘ *)「カラオケでもいくっぽか?」
(-_-)「カラオケって言えばさ、【カラオケ(空桶)はあるけども、かける機械はみたこたねぇ】みたいな歌詞の歌あったよね。」
从 ゚∀从「おらこんな村いやだぁ〜、おらこんな村いやだぁ〜」
( <●><●>)「吉幾三の話は心底どうでもいいです。」
(#・∀・)「ばっ…!お前消されるぞっ!」
(;<●><●>)「誰にですか!?」
(*‘ω‘ *)「んで、行くのか行かないのかはっきりしろっぽっ。」
(-_-)「皆が行くなら行くかな」
(;><)「いやいや、ヒッキー君が決めてくださいなんです!」
(-_-)「…じゃあ、行こっか。」
- 168 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/20(水) 03:44:03 ID:uw5U4liAO
- ・
川д川「そういえば、鬱田くんは大学どこ狙いなんでしたっけ。」
('A`)「取り敢えず、国公立の2ch大学かな」
川д川「なら私の幼なじみと一緒ですよ」
('A`)「土井さんは?」
川д川「私立AA大学ですかね。」
('A`)「あぁ、あそこスポーツも強いよね。幼なじみに大学から誘いが来てて行こうかなぁとか言ってたよ。」
川д川「凄いですね。」
('A`)「それだけが取り柄だからね。」
川д川「…幼なじみ同士で、仲良くなっちゃったりして」
('A`)「うぅん、それはどうだろう。俺は無理かも。」
川д川「何故ですか?」
- 169 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/20(水) 03:44:25 ID:uw5U4liAO
-
('A`)「今の話聞いて、志望大学がAA大学になりそうだから。」
川д川「あら、奇遇ですね。私は2ch大学になりそうなんですよ。」
('A`)
川д川
(*'A`)「あははっ、やっぱり俺たち考える事は一緒だなぁ」
川*д川「うふふ、まぁ、予想は出来てましたけどね」
('A`)「さ、大学の話はまた今度にして、今は楽しもうか!」
川*д川「次は映画が飛び出す奴見たいです!」
('A`)「りょーかいっ」
- 170 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/20(水) 18:56:40 ID:BQpqa7SQO
- 来てたー!!
- 171 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/20(水) 19:37:05 ID:d0F9RZsk0
- つづき!つづき!
- 172 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/20(水) 20:26:17 ID:uw5U4liAO
- ・
从 ゚∀从「この人数に大部屋とかww無駄すぎw」
(*‘ω‘ *)「よくあるっぽよね、音が響かないから広すぎも考えものだっぽ。」
(-_-)「さて、何歌おうかな」
( ・∀・)「勿論ヒッキーが最初だよな!」
(;-_-)「えぇ…。何歌おうかな」
从 ゚∀从「じゃあ、一緒に歌おうぜ」
(*-_-)「助かるよ、ありがとう」
从 ゚∀从ピッ
〜♪
(;<●><●>)「まさか」
从 ゚∀从「3年目の浮気ぐらい大目にみろよ〜」
(-_-)「開き直るその態度が気に入らないのよ〜」
(;<●><●>)「十八番とられたっ…!」
( ><)「3年目の浮気、ワカッテマス君いつもソロで歌ってますもんね」
(;・∀・)「ソロでこれが十八番!?せめてビロードと歌えよ!」
(*‘ω‘ *)「つーか、古すぎだっぽ。
後、なんで男女逆なんだっぽ。」
- 173 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/20(水) 20:39:50 ID:uw5U4liAO
- (ここからはダイジェストでお送りします。)
( ・∀・)「オルメンコルベン頭を揺らせよ!」
(*‘ω‘ *)「ブラックチェリー、私の中に種をのーこして、AHー!」
( <●><●>)「会いたかったー会いたかったー会いたかったー」
( ><)「ウルトラソウルッ!」
从 ゚∀从「等身大の裏表っ!」
(-_-)「美味しいカレーの出来あ〜がりっ」
- 174 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/20(水) 20:43:07 ID:d0F9RZsk0
- ちんぽアシッドブラックチェリーとかwww
- 175 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/20(水) 20:51:06 ID:p0cDDZw2O
- 筆の速さもすげぇ
- 176 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/20(水) 21:06:22 ID:uw5U4liAO
- ・
川*д川「あんなに飛び出すんですね!触れそうでびっくりしました!」
('A`)「初めて飛び出す映画見ると本当にびっくりするよね」
川*д川「はいっ!次来たときも見たいです!」
('A`)「うん、そうだね。さて、次は…。お、劇、じゃなくて、ショーやるみたいだね。」
川*д川「…!見たいです見たいです!」
('A`)「土井さんは本当にこのキャラ好きなんだね。」
川*д川「絵本よく読んでましたから!」
- 177 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/20(水) 21:09:23 ID:uw5U4liAO
-
ζ(゚ー゚*ζ「無理。」
(・(エ)・)「お願いだぷー。黒蜜あげるからお願いだぷー。」
ζ(゚ー゚*ζ「狩るわよ?」
(・(エ)・)「ちょw」
ζ(゚ー゚*ζ「つか、普通に考えて素人がショーとか無理だろ。」
(・(エ)・)「ツンは演劇部のスターなんだから大丈夫だぷー」
ζ(゚ー゚*;ζ「規模がちがうからね?つか、語尾うざい。」
(・(エ)・)「…僕はツンの演劇好きだお。だから、是非やってほしいお。」
ζ(゚ー゚*;ζ「…っ!」
ζ(゚ー゚*ζ「はぁ…。わかったわよ、わかった。やれば良いんでしょ…。」
(・(エ)・)「ありがとうだお!」
ζ(゚ー゚*;ζ「(あんな言い方された断れないわよ…ばか)」
- 178 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/20(水) 21:32:03 ID:uw5U4liAO
- ・
( ・∀・)「首無くしたBabyBabyレディ」
(*‘ω‘ *)「ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー」
( <●><●>)「大好きだ
君が 大好きだ!」
( ><)「真っ赤な誓いぃぃい!」
从 ゚∀从「愚者は問う…鉄壁の王城を捨て女王は何処へ往くのかと…」
(-_-)「バカっていうほうがバカなのよっ!」
- 179 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/20(水) 21:49:50 ID:uw5U4liAO
- ・
('A`)「これ見たら他になにかやりたいことある?」
川*д川「お土産屋さん見たいです!」
('A`)「夢の国はお土産屋さんが俺的にメインだから大賛成。」
川;д川「それもどうかと」
('A`)「お、始まるみたいよ。」
『ある貴族の娘、ツンデレラはお父さんとお母さんと幸せに暮していました。』
- 180 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/20(水) 21:51:10 ID:uw5U4liAO
-
/ ,' 3『ほっほっ、ツンデレラは本当によい子だのぉ』
ζ(゚ー゚*ζ『ねぇねぇ、お父さんと私って血繋がってるの〜?』
J( 'ー`)し『やぁね、ツンデレラったら。そんな当たり前の事w』
/ ,' 3『ほっほっほっwまだツンデレラは小さいからのぉ』
ζ(゚ー゚*ζ『いや、絶対有り得ないだろ。年齢的に。』
『しかし、そんな幸せな毎日もツンデレラが十六歳の時に終わってしまうのでした。』
/ ,' 3『…。』
ζ(;ー;*ζ『お母さん!』
『大好きなお母さんが死んでしまったのでした。』
ζ(;ー;*ζ『うっ…ぐずっ…。なんでよ、お母さん!お父さんならいつでも覚悟は出来てたけど、なんでお母さんが…!』
/ ,' 3『何気に酷いのぉ、ツンデレラ…。お父さん、別の意味で泣きそうじゃ…。』
『そしてツンデレラを可哀想に思ったお父さんは、新しいお嫁さんを募集することにしました。』
/ ,' 3『ツンデレラ、新しい家族ができたぞい』
ζ(゚ー゚*ζ『どうせ遺産目当ての人達よ、お父さん。』
/ ,' 3『これ!ツンデレラ!なんてことを言うんじゃ!薄々勘付いてることを!
ほら、いいから新しい家族に挨拶するんじゃ!』
『ツンデレラはしぶしぶ新しい家族に挨拶することになりました。』
- 181 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/20(水) 22:29:28 ID:uw5U4liAO
-
('、`*川『あらあら、可愛いわねぇ。あ、初めまして。今日からあなたのお母さんになるペニサスよ〜、よろしくね。』
ζ(゚ー゚*ζ『はぁ。ツンデレラです。どうぞよろしく、ペニサスさん。』
('、`*川『ふふっ、他にも家族がいるのよ〜。みんな、挨拶して〜。』
(*゚ー゚)『初めまして、私はしぃよ。この中じゃ一番年上だからいつでも頼ってくれていいのよ。』
ζ(゚ー゚*ζ『はぁ。』
|゚ノ ^∀^)『私は二番目に年上のレモナですわ。どうぞ、宜しくお願いしますね』
ζ(゚ー゚*ζ『はぁ。』
(*゚∀゚)『アヒャヒャヒャ!私は3番目に年上のお姉さまのつーだ!宜しくな!アヒャヒャヒャ!』
ζ(゚ー゚*ζ『ちょっと宜しくしたくないかな。』
『こうしてツンデレラは新しい家族との日々が始まりました。』
- 182 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/20(水) 22:31:02 ID:uw5U4liAO
-
ζ(゚ー゚*;ζ『(お気に入りの服切れちゃった…。)』
(*゚ー゚)『ツンデレラ、何か困った事はない?』
サッ
ζ(゚ー゚*ζ『ないよ。だから私に構わないで。』
(*゚ー゚)『…そう。なにかあったらいつでも言ってね。』
|゚ノ ^∀^)『ツンデレラさん、何か食べたい物はありますか?』
ζ(゚ー゚*ζ『ない。』
|゚ノ ^∀^)『あら…。そうですか、では、私の得意料理を作りますね。』
ζ(゚ー゚*ζ『勝手にすれば?』
(*゚∀゚)『ツンデレラ〜!俺と一緒に包丁研きしないか!?』
ζ(゚ー゚*ζ『1人でどうぞ。』
『ツンデレラは新しい家族に心を開くことが出来ませんでした。次第に可愛いらしい服から男の子らしい服へ。言葉遣いも段々と男の子のようになっていきました。』
- 183 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/20(水) 22:44:52 ID:4DHVi7F6O
- 御姉様方が予想に反していい人すぎるwww
- 184 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/20(水) 22:47:31 ID:uw5U4liAO
- 『そんなある日、ツンデレラは皆がこそこそ話しているのを目撃してしまいました。』
ζ(゚ー゚*ζ『(…どうせ僕の悪口か、遺産の話だろ。)』
『ツンデレラは皆の話を立ち聞きすることにしました。』
('、`*川『やっぱり、お母さんを亡くしてツンデレラちゃんは心を痛めているのね…。』
(*゚∀゚)『…私らも父ちゃん亡くしてるから痛み分かるよな…。』
(*゚ー゚)『…そうね。でも、今は新しいお父さんが居るから幸せだけれどね。』
|゚ノ ^∀^)『でも、ツンデレラさんはまだ立ち直れていないようですわ。』
(*゚ー゚)『私達は辛い時皆がいたから支え合えたけど、ツンデレラはお父さんが仕事に行ってる間はいつも1人だったのよ?そう簡単には立ち直れないわよ…。』
('、`*川『そうね、私達が頑張ってツンデレラちゃんの支えになってあげなきゃね。』
(*゚∀゚)『おう!明日も一緒に包丁研きしないか誘ってみる!』
(*゚ー゚)『あら!包丁命のつーが包丁研きを他人にさせるなんて…』
(*゚∀゚)『アヒャヒャヒャ!ツンデレラは特別なんだよ!』
|゚ノ ^∀^)『私も後でお父さまにツンデレラちゃんの好きなお菓子聞いてみますわ!』
(*゚ー゚)『よしっ、皆でがんばるわよっ!』
(*゚∀゚)|゚ノ ^∀^)『おー!』('、`*川
ζ( 、 *ζ『…。』
『ツンデレラは誰にもばれないように家から逃げるように出て行きました。向かった場所は、ツンデレラがいつも辛くなった時に1人で場所でした。』
- 185 :ちょっとしくったので、もっかい。:2011/07/20(水) 23:04:14 ID:uw5U4liAO
- 『ツンデレラは誰にもばれないように家から逃げるように出て行きました。向かった場所は、ツンデレラがいつも辛くなった時に1人で行く場所でした。』
ζ( ー *ζ『お母さん…。僕、なんでこんなに悪い子になっちゃったのかな。』
『ツンデレラが辛い時、1人で行く場所。
それはお母さんのお墓でした。白い十字架が立てられているそのお墓は、生前のツンデレラのお母さんのように優しい色をしていました。』
ζ( ー *ζ『お母さん、僕、わかんないんだ。』
ζ( ー *ζ『新しい家族は皆優しいんだよ、凄く優しいんだ。その優しさが僕にはとても痛いんだ。』
ζ( ー *ζ『お母さんがいなくなった時に、凍ってしまった僕の心を溶かしてしまうぐらい。そう、太陽のように温かいんだ。あの人達の優しさは。』
ζ( ー *ζ『もう十八歳になったけど、僕は二年前のままだよ、お母さん。変わらなくちゃいけないって分かってる、でも、僕は怖いんだ、お母さん。』
ζ( ー *ζ『新しい家族を受け入れてしまったら僕の中のお母さんが薄れちゃうんじゃないかって、お母さんが本当にいなくなっちゃうんじゃないかって。それが、凄く怖いんだ。』
『ツンデレラは白い十字架に抱きつきながら、ポツリポツリと呟きました。
それは、まるで新しい家族に対する懺悔かのようにも聞こえました。』
- 186 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/20(水) 23:32:20 ID:uw5U4liAO
-
『ツンデレラ、また泣いてるのかお?』
ζ(;ー;*ζ『ッ…!また、君か。』
( ^ω^)『…はぁ、本当に良く泣く奴だお』
『ツンデレラが1人で泣いていると、必ず彼はやってくるのでした。』
ζ(;ー;*ζ『ふ、これは泣いてるんじゃなくて』
( ^ω^)『汗が目からでてるだけだよ、っていう言い訳はもう聞き飽きたお。』
ζ(;ー;*ζ『…うるさいな、毎日白装束着てる変質者の癖に。』
(; ^ω^)『お!?白装束じゃないお!これは魔法使いのれっきとした正装なんだお!?』
ζ(゚ー゚*ζ『はっ、魔法使いね…。変質者の方が君にはピッタリだと思うけど?』
- 187 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/20(水) 23:32:59 ID:uw5U4liAO
-
『そう、彼は魔法使い。ツンデレラのお母さんが死んだ時、ツンデレラは毎日のようにお墓で泣いていました。それをたまたま見掛けた彼は、その日からツンデレラに話かけてくるようになったのです。』
( ^ω^)『なんて奴だお…。』
ζ(゚ー゚*ζ『はっ。僕は事実を言っただけさ』
( ^ω^)『…まぁ、いいお。もうこんな時間だし、箒で送っててやるから乗れお。』
ζ(゚ー゚*ζ『仕方ないから、この可愛い僕が変質者の箒に乗ってあげるよ』
( ^ω^)『男の格好しといて何が可愛いだお、全く…。そら、飛ばすおー!』
ζ(゚、゚*ζ『ヒュー!これだけは尊敬するよ、変質者!』
( ^ω^)『だから、僕は魔法使いなんだお!』
『ツンデレラは気付いていないようですが、彼といるとツンデレラはいつも自然と涙が止まっているのでした。』
- 188 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/21(木) 01:47:12 ID:mcYjKzg2O
-
『それからしばらくしたある日、王様から招待状がツンデレラの家に届きました。』
/ ,' 3『ふぉふぉふぉ。ダンスパーティーか。王子様の結婚相手探しじゃろうて。』
('、`*川『あら、ギコ王子はもう結婚を…?』
(*゚ー゚)『…。』
/ ,' 3『なんじゃ、ギコ王子を知っているのかい?』
('、`*川『しぃとギコ王子は幼なじみなんですよ。
私が昔ギコ王子にお菓子作りをお教えしていたので、同い年の二人は良く遊んでいたものです。』
(*゚ー゚)『昔の話よ…。』
ζ(゚ー゚*ζ『(なんだ、しぃさん。珍しく暗いな…。)』
/ ,' 3『しかし、それならますますこのダンスパーティーは楽しみじゃな。』
(*゚ー゚)『…私は、参加しません。』
|゚ノ ;^∀^)『しぃお姉さま、何故ですの?あんなに昔ギコ王子様と仲良くしていらっしゃったのに』
(;*゚∀゚)『そうだそうだ!どーして出ないんだよ!』
(*゚ー゚)『…いいから、私は行かないわ。』
ζ(゚、゚*ζ『(…?)』
『どうして此処まで頑なにダンスパーティーを断るのか、ツンデレラには分かりませんでした。
興味を持ったツンデレラはしぃが趣味の服作りをしている時、理由を聞いてみることにしました。』
- 189 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/21(木) 09:38:43 ID:mcYjKzg2O
- ζ(゚ー゚*ζ『ねぇ、しぃさん。なんで、パーティー行かないの?』
(*゚ー゚)『…ギコ君、いや、ギコ王子と昔約束をしたの。』
ζ(゚ー゚*ζ『約束?』
(*゚ー゚)『ギコ王子がね、私とお別れする時、何処にいっても必ず見つけ出して迎えに行くって。』
ζ(゚ー゚*ζ『へぇ。じゃあ、尚更なんでパーティーに行かないのさ』
(*゚ー゚)『ギコ王子が探し出してくれるのを待ってるのよ。』
ζ(゚ー゚*ζ『…ふぅん。』
『しぃは自覚していたのでした。自分がギコ王子には不釣り合いな身分だと。
今では貴族のしぃですが、以前はちょっとお金持ちの普通の一般庶民。王子と結婚なんて夢のまた夢でした。彼女は王子が自分を見つける事が出来ないと分かっていて、待つことを決心したのでした。』
- 190 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/21(木) 12:28:25 ID:mcYjKzg2O
- ζ(゚ー゚*ζ『僕には理解できないや。好きなら会いに行けばいいんだ。』
( ^ω^)『話はそんな簡単じゃないお。仮にも相手は王子様だお?しぃさんが気にするのも分かる話だお。』
ζ(゚ー゚*ζ『…会いに行ける人なら、僕ならどんなことをしても会いにいくけどね。』
( ^ω^)『…ツンデレラ。』
ζ(゚ー゚*ζ『まぁ、いいや。さぁ、今日も箒で飛ばしてくれよ、変質者。』
( ^ω^)『だから、魔法使いだお!』
- 191 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/21(木) 14:44:37 ID:mcYjKzg2O
-
(*゚∀゚)『おぉ、おかえり。ツンデレラ、一緒に包丁研きでもしないか?』
ζ(゚ー゚*ζ『結構。』
|゚ノ ^∀^)『ツンデレラ、晩御飯できてますわよ。』
ζ(゚ー゚*ζ『…あ。』
ζ(゚ー゚*ζ『たこさん、ウインナー…。』
/ ,' 3『おぉ、懐かしい。ツンデレラは昔たこさんウインナーが大好きだったのぉ』
|゚ノ ^∀^)『うふふ。さぁ、いただきましょ。』
『晩御飯を食べおわるとツンデレラはいつも自分の部屋に閉じこもってしまいました。』
バタン
ζ(゚ー゚*ζ『…お父さんがきっとレモナさんに教えたんだな。たこさんウインナー。』
ζ(゚ー゚*ζ『…はぁ。
ダンスパーティー何着てこう』
ガラッ
『ツンデレラはクローゼットを開けて、ダンスパーティーの服を選ぶことにしました。』
ζ(゚ー゚*ζ『…。』
ζ(゚ー゚*ζ『この服、破れた所、直ってる…。』
- 192 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/21(木) 14:52:31 ID:mcYjKzg2O
- 『そして、月日は流れ、ダンスパーティーの日となりました。』
(*゚∀゚)『…んだよ、姉貴、本当に行かないのか?』
(*゚ー゚)『えぇ、いいの。楽しんできて』
|゚ノ ^∀^)『…はぁ、しぃお姉さまったら。行きましょ、ツンデレラちゃん』
ζ(゚ー゚*ζ『…いや、僕もいいや。ちょっと用事ができた。』
|゚ノ;^∀^)『なっ!?ツンデレラちゃん!』
『ツンデレラは家を飛び出し、お母さんのお墓へと行きました。勿論、彼に会うために。』
- 193 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/21(木) 17:51:27 ID:QDqtGLco0
- 面白いなぁ。支援
- 194 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/21(木) 18:28:37 ID:TyQJX4GMO
- ツンデレラだけで一つの短編クラスとかぱねぇっす!
- 195 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/21(木) 20:13:21 ID:mcYjKzg2O
- ζ(゚ー゚*ζ『変質者!でてきてくれ!』
( ^ω^)『だから、変質者じゃなくて魔法使いだお!』
ζ(゚ー゚*ζ『君が魔法使いなら、やって欲しい魔法があるんだ!』
( ^ω^)『お?やって欲しい魔法かお?』
ヒソヒソ
ζ(゚ー゚*ζ『あぁ、僕を……!』
(;^ω^)『お!?』
ζ(゚ー゚*ζ『できるかい?』
(;^ω^)『出来るこたぁ出来るけど、時間制限付きだお。』
ζ(゚ー゚*ζ『何時間ぐらい耐えられる?』
( ^ω^)『…もって、今日の深夜12時だお。』
ζ(゚ー゚*ζ『よし、十分だ。今から急いで、ダンスパーティーへ行こう!』
- 196 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/21(木) 20:14:29 ID:mcYjKzg2O
- ( ^ω^)『なら、馬車を用意しなきゃだおね。えいっ!』
『魔法使いが一声かけると、箒が馬車へと変身しました。』
ζ(゚ー゚*ζ『馬はどうするんだい?』
( ^ω^)『ん〜…。お、ネズミがいるお。えいっ!』
ζ(゚ー゚*ζ『ネズミが馬になった…!』
( ^ω^)『さて、次はその男物の服をドレスにするお。』
ζ(゚ー゚*ζ『ちょっと待って。…この服をドレスにしてくれない?』
( ^ω^)『お?ツンデレラにしちゃ可愛い服だお。えいっ!』
ζ(゚ー゚*ζ『…おぉ!』
( ^ω^)『ほら、馬車の中で着替えて!もうダンスパーティーは始まってるお!』
ζ(゚ー゚*ζ『あぁ!いこう!』
- 197 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/21(木) 20:28:47 ID:mcYjKzg2O
-
( ^ω^)『…いつみても、立派なお城だお。』
ζ(゚ー゚*ζ『そりゃあ王様が住んでるんだから。当然さ。』
(‘_L’)『招待状は?』
( ^ω^)『お。』
(‘_L’)『馬車は私めにお任せを。今宵は楽しんでください。』
ζ(゚ー゚*ζ『…なんで、招待状もってんの?』
( ^ω^)『これでもれっきとした貴族の身分なんだお。』
ζ(゚ー゚*;ζ『はぁ!?』
( ^ω^)『ほら、良いからじっとしてお。魔法かけるから。』
ζ(゚ー゚*ζ『う、うん。』
(;^ω^)『ふぅ…、いくお。』
ζ(゚ー゚*;ζゴクリ
- 198 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/21(木) 20:30:02 ID:mcYjKzg2O
-
( ^ω^)『メリメリメリーポピンズスーパーカリフラジリスティックエクスピアリドゥーシャス!』
,
- 199 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/21(木) 20:30:53 ID:mcYjKzg2O
-
ζ(゚ー゚*;ζ『…ど、どう?』
( ^ω^)『…分からんお。まぁ、多分成功したお。』
ζ(゚ー゚*;ζ『ちょ、ふざけないでよ』
( ^ω^)『まぁ、いいから王子様に会ってこいお』
ζ(゚ー゚*ζ『君は?』
( ^ω^)『食べ物食べてくる。』
ζ(゚ー゚*ζ『あぁ、うん、食い尽くさないようにね』
( ^ω^)『お、ちょっと待てお。これ付けてけお。』
ζ(゚ー゚*ζ『ヴェネツィアマスクか…。さんきゅ!』
- 200 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/22(金) 19:14:18 ID:c9nfxSZMO
- (*゚∀゚)『飯美味すぎワロタw』
('、`*川『レモナちゃん、これ家で作れる?』
|゚ノ ^∀^)『当たり前じゃないですの』
/ ,' 3『皆ダンスより食い気か…。まぁ、いいけど。』
|゚ノ ^∀^)『あ、ギコ王子ですわ!』
(,,゚Д゚)『…。』
('、`*川『あら、イケメンに育ったわね〜』
- 201 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/22(金) 19:15:46 ID:c9nfxSZMO
-
(-@∀@)『王子、あそこに美しいレディ達がいますが…』
(,,゚Д゚)『…すまん、興味がないんだ。』
(-@∀@)『…王子、あそこにたくましいジェントルマン達がいますが…
(,,゚Д゚)『そういう意味じゃねぇ』
(-@∀@)『王子、もうミュージックが始まってしまいます、だれかお相手を…。形だけでもパーティーに参加してください。』
(,,゚Д゚)『…仕方ないな…。』
『王子様はキョロキョロとパートナーを探しましたが、やはり、いいお相手は居ませんでした。』
- 202 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/22(金) 19:17:07 ID:c9nfxSZMO
- (,,゚Д゚)『やっぱり俺は…』
(* ー )『王子様、私と踊っていただけませんか?』
(,,゚Д゚)『…お前は?!』
(;-@∀@)『なんで仮面舞踏会でも無いのにヴェネツィアマスクを…。』
〜♪
(* ー )『あら、音楽が始まってしまいましたわ。
どうしましょう。』
(,,゚Д゚)『…構わないさ、さぁ、俺と踊ってくれ。』
- 203 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/22(金) 19:17:51 ID:c9nfxSZMO
- (*゚∀゚)『お、王子おどってんぞ。』
|゚ノ; ^∀^)『相手の方は…。何故ヴェネツィアマスク…』
('、`*川『仮面舞踏会と勘違いしちゃったのかしらねぇ?』
/ ,' 3『…しかし、王子、何故あんな泣きそうなお顔で踊っているんじゃろうか…。』
- 204 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/22(金) 19:18:59 ID:c9nfxSZMO
- (,,゚Д゚)『…やっと、やっと会えたな!しぃ!』
(* ー )『ふふ…。懐かしいわね、ギコ君。』
(,,゚Д゚)『あぁ…!どれほど、どれほどこの時を待ち望んでいたか…!』
(* ー )『私もよ、ギコ君。』
(,,゚Д゚)『さぁ、仮面をとってくれよ。』
(* ー )『訳があって、取ることができないの。でも、こんなヴェネツィアマスク一枚、私達にはなんの問題もないでしょう?』
(,,゚Д゚)『…!あぁ、そうだ!俺達の再会に比べたらそんなの些細な問題だ!』
(* ー )『さぁ、今は音楽に合わせて踊り続けましょ』
『2人は会えなかった日々を埋めるかのように踊り続けました。』
- 205 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/22(金) 19:20:31 ID:c9nfxSZMO
- (;* ー )『…っ、ドレス走りにくっ…!』
(;,,゚Д゚)『どうして逃げるんだ!しぃ!』
(* ー )『…やだなぁ、ギコ君ったら。私は女の子よ?』
(,,゚Д゚)『…は?』
(*゚ー゚)『お姫様は、白馬に乗った王子様をいつでも待ち望んでいるのよ?』
『ヴェネツィアマスクを取った瞬間、彼女は消えてしまいました。』
(;,,゚Д゚)『しぃ…!?』
『王子様は1人、残されてしまいました。彼に残されたのは、彼女の別れの言葉だけ。』
(,,゚Д゚)『…ふっ!ギコハハハハ!しぃらしいじゃないか、分かったぜ、白馬で迎えにいってやるよ!』
- 206 :おっと、フライングした。>>205はスルーでお願いします。:2011/07/22(金) 20:06:41 ID:c9nfxSZMO
- (,,゚Д゚)『楽しい時間はあっという間にすぎるんだな…。もう12時か。』
(;* ー )『え!もう12時!?私帰らなくちゃ!』
(;,,゚Д゚)『え?』
(;* ー )『さようなら!ギコ君!』
(;,,゚Д゚)『ちょ、しぃ!まて、待ってくれ!』
『王子様が引き止めるのを振り払って彼女は城の外へと飛び出しました。』
- 207 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/22(金) 20:08:12 ID:c9nfxSZMO
- (;* ー )『…っ、ドレス走りにくっ…!』
(;,,゚Д゚)『どうして逃げるんだ!しぃ!』
(* ー )『…やだなぁ、ギコ君ったら。私は女の子よ?』
(,,゚Д゚)『…は?』
(*゚ー゚)『お姫様は、白馬に乗った王子様をいつでも待ち望んでいるのよ?』
『ヴェネツィアマスクを取った瞬間、彼女は消えてしまいました。』
(;,,゚Д゚)『しぃ…!?』
『王子様は1人、残されてしまいました。彼に残されたのは、彼女の別れの言葉だけ。』
(,,゚Д゚)『…ふっ!ギコハハハハ!しぃらしいじゃないか、分かったぜ、白馬で迎えにいってやるよ!』
- 208 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/22(金) 20:13:54 ID:c9nfxSZMO
- 『王子様の笑い声は、空高く飛んでいた2人にも聞こえました。』
ζ(゚ー゚*ζ『危なかった、まじ、危なかった。』
( ^ω^)『早く戻んないからだお。ばれたら僕の首がぶっ飛んだところだお。』
ζ(゚ー゚*ζ『それはそれでよかったかもなぁ』
( ^ω^)『なんて奴だお…』
ζ(゚ー゚*ζ『でもさ、やっぱり僕の予想通りだったよね。』
( ^ω^)『自分の好きな人に見える魔法。王子にはちゃんとしぃさんに見えてたかお?』
ζ(゚ー゚*ζ『じゃなきゃ、王子を一発ぶん殴ってさっさと帰ってきてたよ。』
( ;^ω^)『おぉ、流石ツンデレラだお…。』
ζ(゚ー゚*ζ『さて、ヘタレ王子様はしぃさんをちゃんと見付けだせるかな?』
( ^ω^)『ま、大丈夫だお。』
- 209 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/22(金) 20:20:22 ID:c9nfxSZMO
- 『次の日、街は大騒ぎでした。』
('、`*川『なにごとかしら。』
(*゚∀゚)『なんか王子が街に来てるらしいぞ。』
(*゚ー゚)『まぁ。街の巡察かしらね』
|゚ノ ^∀^)『王子様がそんなことしますかしら?』
コンコン
(*゚ー゚)『あら、お客様かしら。私がでるわ。』
ガチャ
(,,゚Д゚)
(*゚ー゚)
(,,゚Д゚)『迎えに来たぞ、しぃ。』
『しぃが扉を開けると、そこには白馬に乗ったギコ王子が居ました。』
ζ(゚ー゚*;ζ『(マジで白馬乗ってきちゃったよ…。)』
- 210 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/22(金) 20:33:58 ID:c9nfxSZMO
-
(*゚ー゚)『ギコ君…、なんで、ここに…。』
(,,゚Д゚)『昔言っただろ?何処にいっても必ず見つけ出して迎えに行くって。』
(*゚ー゚)『覚えてて、くれたの…?』
(,,゚Д゚)『…俺と結婚してくれ、しぃ。』
(;*゚ー゚)『でも、私、身分が…』
ζ(゚ー゚*ζ『ねぇ。僕の事、家族と思ってる?』
(;*゚ー゚)『え…、ツンデレラ、何言ってるの。当たり前じゃない。』
ζ(゚ー゚*ζ『僕は貴族だ、立派な貴族だ。王子と結婚したって全然文句も言われない身分だ。むしろ祝福されるほどの。』
(;*゚ー゚)『え、あ、うん。』
ζ(゚ー゚*ζ『そんな僕を家族だと思っているなら、身分の事で結婚を悩むなんておかしいじゃないか。』
(;*゚ー゚)『で、でも、昔は…。』
ζ(゚ー゚*ζ『昔なんか関係ないよ。だって、今、僕たちは家族なんだから。』
ζ(゚ー゚*ζ『ね、そうでしょ?しぃ姉さん。』
(*゚ー゚)『ツンデレラ…』
(*;ー;)『ありがとう…、私、結婚する、結婚するわ!』
(,,゚Д゚)『…君の姉さんは絶対に俺が幸せにしよう。』
ζ(゚ー゚*ζ『ちゃんとお願いしますよ、ギコ王子。』
- 211 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/22(金) 20:42:07 ID:c9nfxSZMO
- 『しぃとギコ王子の結婚式は、皆が祝福しました。街もお城も大騒ぎです。』
(*゚ー゚)(,,゚Д゚)
(;、;*川『結婚、おめでとう、幸せになるのよ!』
(*゚∀゚)『いいなぁ、俺も早く結婚したいぜ!』
|゚ノ ^∀^)『私より先に結婚は許しませんわよ?』
(;*゚∀゚)ビクッ
(*゚ー゚)『幸せよ、私本当に…』
(,,゚Д゚)『本当に幸せになるのはこれからだろ?』
(*゚ー゚)『うふふ、そうね。』
(*゚∀゚)『…ってか、ツンデレラいなくね?』
『皆がしぃとギコ王子の結婚式をお祝いしている中、ツンデレラの姿はありませんでした。』
- 212 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/22(金) 20:52:54 ID:c9nfxSZMO
- ζ(゚ー゚*ζ『…お母さん、僕、新しい家族を受け入れることにしたよ。
でも、お母さんの事を忘れる訳じゃないからね。許して、くれる?』
( ^ω^)『許すも何も、ツンデレラの母ちゃんはそれを望んでるに決まってるお』
ζ(゚ー゚*ζ『変質者…。
君は2人の結婚式に参加しなくていいのかい?』
( ^ω^)『おっおっ。僕はしぃさんの場所を王子に教えて差し上げたから多少の無礼は許されるお』
ζ(゚ー゚*ζ『…あぁ、なぁんだ。だからあんな早く見付かったのか。』
( ^ω^)『いや、でも、最初は一件一件ちゃんと探してたお。見てて可哀想になったから教えて差し上げたんだお。』
ζ(゚ー゚*ζ『ふぅん、君にも優しい所あるんだ。』
( ^ω^)『僕は優しさの塊だお?』
ζ(゚ー゚*ζ『脂肪の間違えだろ…』
( ^ω^)『やっかましいお!』
ζ(゚ー゚*ζ『ところで、聞きたい事があったんだけど』
( ^ω^)『お?なんだお?』
- 213 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/22(金) 21:21:13 ID:RpDIRJLE0
- なんか投下間隔が凄いことになってるな
- 214 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/22(金) 21:37:29 ID:c9nfxSZMO
- ζ(゚ー゚*ζ『あの魔法って、誰が見ても自分の好きな人に見えるの?』
( ^ω^)『まぁ、異性なら誰でもそうみえるお。』
ζ(゚ー゚*ζ『じゃあ、君は誰に見えたんだい?w』
( ^ω^)『あの時、言ったじゃないかお。』
ζ(゚ー゚*ζ『…は?』
( ^ω^)『だから、魔法かけた時に…』
【ζ(゚ー゚*;ζ『…ど、どう?』
( ^ω^)『…分からんお。まぁ、多分成功したお。』
ζ(゚ー゚*;ζ『ちょ、ふざけないでよ』
( ^ω^)『まぁ、いいから王子様に会ってこいお』】
ζ(゚ー゚*ζ『言って無いじゃないか。』
( ^ω^)『…魔法かかってたか分からなかったってのが答えだお。』
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(゚ー゚*ζ『え?』
- 215 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/22(金) 21:47:00 ID:c9nfxSZMO
-
ζ(゚ー゚*;ζ『は?え?何?』
( ^ω^)『まぁ、つまり、そういう事だお。』
ζ(゚ー゚*;ζ『え?え?』
( ^ω^)『…ずっと君の事が好きだったお。』
ζ(゚ー゚*;ζ『は…?う、嘘だろ?だって、僕、性格わるいし泣き虫だし良いとこないよ?』
( ^ω^)『ツンデレラは優しい子だお。優しいから泣き虫なんだお。』
ζ(゚ー゚*;ζ『嘘だ…』
( ^ω^)『魔法使いは嘘つかないお。』
ζ(゚ー゚*ζ『いや、それは本当に嘘だろ。』
( ^ω^)『おwまぁ、良いじゃないかおw』
ζ(゚ー゚*ζ『…はぁ。君は本当にいい加減な奴だなぁ…。』
( ^ω^)『それが僕の長所だお。』
ζ(゚ー゚*ζ『いや、短所だろ…。』
( ^ω^)『ま、そんな事より。今日は何がしたいお、愛しいツンデレラ。僕の魔法で何でも叶えて差し上げるお。』
ζ(゚ー゚*ζ『うーん、そうだなぁ…。それなら今日は…』
- 216 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/22(金) 21:48:15 ID:c9nfxSZMO
-
ζ(゚ー゚*ζ『大好きな君と、空を飛びたいかなぁ』
- 217 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/22(金) 21:52:33 ID:c9nfxSZMO
- ・
('A`)「え。」
川д川「どうしました?」
('A`)「今ので終わりなの?」
川д川「そうですよ。」
('A`)「あ、結婚とかしないんだ。」
川д川「それはどうでしょう。」
('A`)「というかさ…」
川д川「はい?」
('A`)「あのツンデレラって、もしかしたらツンがやってるのかな。」
川д川「え?何でですか?」
('A`)「いや、なんか…。
そんな感じがしたから、かな。」
- 218 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/22(金) 21:58:05 ID:c9nfxSZMO
- ζ(゚ー゚*ζ「…つっかれた。」
( ^ω^)「お疲れ様だお、ツン」
ζ(゚ー゚*ζ「っていうか、なんであんたも役やってんのよ。びっくりしたわよ…」
( ^ω^)「おっ、僕は前から魔法使いの役を担当してたんだお。」
ζ(゚ー゚*ζ「ふぅん。まぁ、上手かったんじゃない?語尾にはびっくりしたけど。」
( ^ω^)「おっおっwまぁ、気にするなおw
さて、立派に働いてくれたツンには何かご褒美を差し上げるおw」
ζ(゚ー゚*ζボソッ「…じゃあ、あの魔法かけて。」
( ^ω^)「お?ごめん、聞こえなかったお。」
ζ(゚ー゚*ζ「なんでもないわよ!ジェットコースター乗りに行きましょ!」
( ;^ω^)「ちょw衣装を脱いでからにしてくれおw!」
- 219 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/22(金) 22:14:54 ID:c9nfxSZMO
- 从 ゚∀从ジー
(-_-)ジー
从*゚∀从b グッ d(-_-*)
( #<●><●>)Φカキカキ
( #<●><●>)「【喉が潰れた後でまで、ナイスコンビしないでください。うざさマックスです。】」
ガチャ
( ・∀・)「おー、飲み物持って来たぞ」
(*‘ω‘ *)「ドリンクバー頼んだの忘れてて、残り10分で思い出すとか本当にどうかしてるっぽ」
( ><)「人のは飲んじゃいけない規約ですから、3人とも見事に喉が潰れちゃったんです!」
从 ゚∀从ゴクゴクプハー
从 ゚∀从「ふぅ…、死ぬかと思った。」
(-_-)「あー、あー。よし、声でる。」
( <●><●>)「ふぅ…。危うくノートが無くなる所でした。」
- 220 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/22(金) 22:19:40 ID:c9nfxSZMO
- 从 ゚∀从「さて、誕生日終わりまで残り二時間か。」
(-_-)「僕たちは家戻るけど、みんなどーする?」
( <●><●>)「ここまで付き合ったし、最後まで付き合いますよ。」
(*‘ω‘ *)「蜜柑くれるなら付き合うっぽ。」
( ><)「2人に合わせるんです!」
( ・∀・)「ま、俺は普通に付き合うつもりだったんだが。」
从 ゚∀从「よし、じゃあみんな、12時まで楽しむぞ!」
( <●><●>)( ><)(*‘ω‘ *)「おー!!」(・∀・ )(-_-)
- 221 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/22(金) 22:24:31 ID:c9nfxSZMO
- ・
川д川「お土産何買いましょうかね〜」
('A`)「まぁ、ブーンとツンには買わなくていいよね。だから、流石兄弟としょぼんと幼なじみぐらいかな。」
川д川「鬱田君がその3人に買うなら、私は幼なじみだけですね…。」
('A`)「…あいつらのお土産、選んでいいよ?」
川*д川「いいんですか?!」
('A`)「勿論。」
川*д川「何がいいですかねぇ…」
('A`)「(さて、ハインには何買おうかな…。)」
- 222 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/22(金) 22:32:08 ID:c9nfxSZMO
- 川*д川「流石君達は色違いのストラップ、垂眉くんには無難にお菓子なんてどうでしょうか。」
(;'A`)「無難にって…しょぼんとあんま仲良くないんだっけ?」
川д川「え?いや、無難な関係ですかね。」
(;'A`)「あぁ、そうなんだ…。」
川д川「そのキーホルダー可愛いですね!しぃちゃんキーホルダーですか!」
('A`)「あぁ、うん。幼なじみにお土産にね。」
川д川「いいですね!じゃあ、私は幼なじみにギコ王子のストラップを買っていきます!」
(*'A`)「あははwいいねw」
川д川「…あ!魔法使いとツンデレラのストラップもありますよ?」
('A`)「うーん…、あの2人、結局結婚してないからなんかなぁ…。
あ、先に会計してくるね。時間かかると思うから。土井さんはまだじっくりみててもいいよ。」
川д川「…。」
- 223 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/22(金) 22:39:47 ID:c9nfxSZMO
- ・
从 ゚∀从「さて、ヒッキーんちに着いたはいいが。」
( ><)「やることが無いんです!」
( <●><●>)「やはり、ここは私がスーパーファミコンも持ってくるしかっ…!」
(*‘ω‘ *)「王様ゲームでもするっぽ。」
( ;・∀・)「なん…だと…!?」
(;-_-)「ちょ…そんな…!大人のゲームじゃないか…!」
从 ゚∀从「いいんじゃね?別に。」
( ><)「変な罰ゲームは予めダメにしておけばいいんです!」
(*-_-)「なるほど!それなら安心!」
(*‘ω‘ *)「…ちっ!」
( <●><●>)「ちんぽっぽざまぁww」
(*‘ω‘ *)「あ?早くスーパーファミコンとって来いっぽ。まぁ、持ってきても1人でやるはめになるけどっぽw」
( <●><●>)「…王様になって、あなたを陥れて差し上げますよ、ちんぽっぽ…。」
(*‘ω‘ *)「それは私のセリフだっぽ。」
- 224 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/23(土) 04:50:37 ID:26faxFNI0
- すげー面白い
面白い日常系の現行は貴重だから頑張って欲しい
- 225 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/23(土) 12:49:22 ID:lOOnVrEE0
- 良くも悪くもふつう
頑張って
- 226 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/23(土) 21:18:06 ID:POsoShoIO
- ・
('A`)「あ、土井さんもお土産買ったんだ。」
川д川「はい、もう見たいものは見れましたし。」
('A`)「じゃあ、そろそろ帰る?たぶん、あっちに着くくらいには12時なはずだから。」
川д川「そうですね。」
( /$%\_ゝ`)「なんかさぁ、顔戻んないんだけど。どうしよう弟者」
(´<_`メ )「イケメンパワーが足りないからだな。」
( /$%\_ゝ`)「ってか、姉者があんな仕事をしてるとはな…」
(´<_`メ )「まぁ、給料いいらしいからな、夢の国は…。」
- 227 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/23(土) 21:25:50 ID:POsoShoIO
- ・
从 ゚∀从「わかんねぇ、奴にハインちゃんが教えてやろう!王様ゲームってのは、割りばしに数字と王様のマークを描いといて、王様のマークを引いた奴が指定した数字の奴に命令出来るって寸法だ!これでわかんなかったらググレ!」
(*‘ω‘ *)「説明も終わった事だし、みんな割り箸引けっぽ。」
( ><)( <●><●>)( ・∀・)(-_-)从 ゚∀从
(*‘ω‘ *)「みんなひいたっぽね。じゃあ、王様だーれだっぽ!」
(*><)「僕です!」
( <●><●>)「ビロードですか…。何番に何を命令するんですか?」
( ><)「んーと…、じゃあ三番が…」
( <●><●>)「(あ、私ですか。まぁ、ビロードなら大したことは無いでしょう。)」
(*><)「王様の手作りチョコレートぶっかけご飯を召し上がるんです!」
( <○><●>)
- 228 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/23(土) 21:35:38 ID:POsoShoIO
- ・
オエェェェエエ
(*‘ω‘ *)「ワカッテマスざまぁwww」
从;゚∀从「開始そうそう死傷者が…」
(;-_-)「なんて恐ろしいゲームなんだっ…!!」
(;・∀・)「やべぇ。王様ゲームでなんか死にたくねぇ。」
(*‘ω‘ *)「まぁ、ワカッテマスは一回やすみでいいっぽね。二回目いくっぽよ」
( ><)(-_-)从 ゚∀从( ・∀・)
(*‘ω‘ *)「王様だーれだっぽ!」
(*><)「あ、また王様です!」
从;゚∀从「ま た お ま え か 」
(;-_-)「(四番はやめて四番はやめて四番はやめて)」
(*‘ω‘ *)「ぽっ、何を命令するっぽ?」
(*><)「四番の人に僕の得意メニューから一つお好きなモノを選んで貰って、作ってあげるんです!」
(-_-)「よし、切腹する。」
从;゚∀从「落ち着け!まぁ、メニューを見てからにしろよ!」
(*><)「コレがメニューです!」
- 229 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/23(土) 21:42:13 ID:POsoShoIO
- 【サラダの蜂蜜&チョコレートがけ
塩ラーメンの特製☆イチゴジャムスープ
特製☆ビロードの大好物が全部入ったスペシャルドリンク☆】
从;゚∀从「スイーツ(苦笑)」
(; ・∀・)「塩ラーメンなのにイチゴジャムスープってなんだよ…」
(-_-)「よし、ハイン。介錯を頼むよ。」
从 ゚∀从「気持ちは分かる、分かるけど諦めろ。」
- 230 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/23(土) 21:50:59 ID:POsoShoIO
- ( _ )
从 ;∀从「うぉおお!!死ぬなぁ!死ぬんじゃない!」
( ;・∀・)「くっ!一番マシそうなサラダがまさか、隠し味にビロードの大量の血入りだとは…!」
( ><)「包丁はちょっと苦手なんです!」
(*‘ω‘ *)「ちょっとで包帯は巻かないっぽ。」
( <○><○>)「ふふっ…、わかります、分かりますよ。ヒッキー君、辛いでしょう、吐きそうでしょう、いいんですよ、自分の気持ちに正直になって。自分を曝け出すのです。」
( _ )「…ふふ、そうだね…。僕、我慢なんかしなくていいんだ、自分に正直に…正直になるよ。」
ウェェェエエエ
(*‘ω‘ *)「さ、ゲームを再開するお。」
- 231 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/23(土) 21:52:53 ID:Jx34z7eA0
- ぽっぽちゃん語尾ww
- 232 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/23(土) 22:04:32 ID:POsoShoIO
- 从; ゚∀从「な、何ということだ!平気そうに見えていたちんぽっぽも語尾が変わるほど動揺しているっ!!」
( ・∀・)「まぁ、あんだけ目の前で手ズバズバ切られたらな。」
(*‘ω‘ *)「ふっ…ビロード…、恐ろしい子だっぽ…!」
从;゚∀从「さ、割り箸ひくか」
( <○><○>)从 ゚∀从( ・∀・)( ><)
(*‘ω‘ *)「王様だーれだっぽ!」
(*><)「あれ?また僕です!」
从 ゚∀从「もうやだ帰りたい」
( ・∀・)「(スリザリンは嫌だスリザリンは嫌だスリザリンは嫌だ)」
(;<○><○>)「(そう言えば、ビロード、やたらくじ運だけは強いんでしたね…)」
(;*‘ω‘ *)「で、命令は?」
(*><)「じゃあ、三番の方にさっきのメニューの、残り2つから一つどっちかを召し上がってもらいます!」
( ;∀・)「グリフィンドール!!!」
从;゚∀从「モラルのあるイケメンが壊れた!!」
(;*‘ω‘ *)「残り2つとか…。どっちがマシなんだっぽ…。」
( ;<●><●>)「(あのメニューみると、意外とチョコレートぶっかけご飯はまだマシだった気がしてきますね…。)」
- 233 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/23(土) 22:16:01 ID:POsoShoIO
- ( ∀ )
从; ゚∀从「…この、ドブ見たいな色してるドリンクは何が入ってんの?」
( ><)「…聞きたいですか?秘密を聞いたらハインさんも飲まなきゃいけなくなりますよ?」
从;゚∀从ビクッ
(*‘ω‘ *)「…さ、王様ゲームをやる仕事に戻るっぽよ」
( <●><●>)(ヽ-_-)从; ゚∀从( ><)
(*‘ω‘ *)「…王様、だーれだっぽ…?」
( ><)「あ、」
从 ;∀从「うわぁああん!母ちゃん!!」
(;_;)「もうやだぁああ!」
( ><)「僕じゃないです」
(*<●><●>)「私の時代が来ましたね!」
从 ゚∀从
(-_-)
从 ;∀从「うわぁああん!よくやった!ワカッテマスぅう!」
(;_;)「もう、ワカッテマスが天使にみえるぅう!」
(;*‘ω‘ *)「くっ…ワカッテマスかっぽ…。」
- 234 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/23(土) 22:26:30 ID:POsoShoIO
- ( ><)「ワカッテマス君、お願い事何にするんですか?」
( <●><●>)「ふふふ…、そうですね。私の命令は…」
( <●><●>)「まぁ、番号は誰でもいいんですが…。
一番の方にこの家に存在している蜜柑を全て探し当て、私の下へ献上して頂きましょうかね。」
(;*‘ω‘ *)「…!?」
(;><)「全てってことは、ちんぽっぽちゃんが持ってる蜜柑もですか?」
( <●><●>)「この家に存在している蜜柑全て、です。ですから、勿論ちんぽっぽが常備している蜜柑も献上して頂きますよ。
所で一番はだれですか?」
(* ω *)「…だっぽ。」
( <●><●>)「ん?」
(* ;ω; *)「私が、一番だっぽ…!!」
( <●><●>)「…」
( <●>∀<●>)ニカッ
- 235 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/23(土) 22:34:48 ID:POsoShoIO
-
( <●><●>)「いやぁ、大分ありますねぇ」
(;-_-)「ま、まぁ、今日ちんぽっぽから貰ったしね…」
(*;ω;*)「うっ、ぐずっ…」
( <●><●>)「ちんぽっぽ、あなたの持ってる蜜柑はこれだけですか?」
(*;ω;*)「これだけだっぽ…!」
( <●><●>)「…ちょっとジャンプしてみなさい」
(*;ω;*)「ッ…!」
( <●><●>)「…ジャンプ出来ない、と言うことはやはり隠してますね。出しなさい。」
(*;ω;*)ボトボトボトッ
(;><)「たくさん出てきたんです!」
(*;ω;*)「これで全部だっぽ…!」
( <●><●>)「じゃあ、早く。」
(*;ω;*)「…?」
( <●><●>)「献上するんですから、『どうぞこの蜜柑達を召し上がってください』ぐらい言わないと駄目ですよねぇ」
从;゚∀从「(鬼だ…)」
(;-_-)「(人でなしだ…)」
( ><)「(流石ワカッテマス君!性格悪いんです!)」
- 236 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/23(土) 22:49:16 ID:POsoShoIO
-
(*;ω;*)「私は…一回パスだっぽ!」
(*<●><●>)「あははは!録音しちゃいましたよ!ちんぽっぽが私に蜜柑達を献上するセリフ!いやぁ、愉快愉快!」
(;-_-)「(最低だ)」
从 ゚∀从「(あとで携帯弄ってデータ消してやろう)」
( ・∀・)「…。」
( *<●><●>)「さ、割り箸を引きましょう!」
( ・∀・)从 ゚∀从(-_-)( ><)
( ・∀・)「お、俺が王様か。」
(-_-)「やっとまともなの来そうだね。」
( ・∀・)「…じゃあ、二番の人が、今一番人間のクズだと思う人に塩ラーメンの特製☆イチゴジャムスープを残さず食べさせて上げる、ってことで。」
从 ゚∀从
(*><)
(-_-)
( <●><●>)「おやおや、選ばれた人は可哀想に。」
从 ゚∀从「よし、満場一致でワカッテマスが塩ラーメンの特製☆イチゴジャムスープだな。任せろ、あーんして食べさせてやるから。」
( <○><○>)
- 237 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/23(土) 22:59:17 ID:POsoShoIO
- ・
川д川「流石にこの時間は電車もかなり空いてますね」
('A`)「そうだね、夢の国で歩きまわったから座れて良かったよ。」
川д川「明日筋肉痛になりそうですよね…。」
(;'A`)「俺は確実になると思う…」
川д川「まぁ、今日楽しかった代償ですよね!」
('A`)「ま、そうだね」
川д川「…あ、そうそう。これ。」
('A`)「ん?」
川д川「開けてください」
ガサガサ
('A`)「…あ、これ。」
- 238 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/23(土) 23:11:09 ID:POsoShoIO
- ('A`)「魔法使いのストラップ…」
川*д川「私のはツンデレラのストラップなんですよー!」
('A`)「…。」
川д川「…いやでしたか?魔法使い。」
('A`)「…俺が魔法使いだったとして、土井さんにあの魔法をかけたら俺も魔法が成功してるかどうか分からなかったよ。」
川*д川「…それはどうもありがとうございます。」
('A`)「で、思ったんだけどあの魔法、魔法使い自身にかける事が出来たとしてさ。」
川д川「はい」
('A`)「俺が自分に魔法かけたとしたら、土井さんには誰にみえるのかな」
川д川「…それは」
- 239 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/24(日) 00:02:51 ID:amBenASkO
- ・
( <。>∀<゜>)
( ・∀・)「どうしよう、こわい。」
从 ;∀从「やばい、どうしよう、俺殺人を犯しちゃったかもしれない!」
(;-_-)「だ、大丈夫、落ち着け!多分大丈夫だから!」
(*‘ω‘ *)「蜜柑の呪いっぽ」
( ><)「ワカッテマス君ならきっと大丈夫ですよ!」
- 240 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/24(日) 00:07:40 ID:amBenASkO
-
(*‘ω‘ *)「さ、これが誕生日パーティー最後のゲームっぽね。」
从 ゚∀从「そうだな、時間的に。」
(*‘ω‘ *)「んじゃ、割り箸引くっぽ」
(-_-)从 ゚∀从( ・∀・)( ><)
(*‘ω‘ *)「王様だーれだっぽ?」
(*-_-)「あ!僕だ!」
从*゚∀从「おぉ!やったな!ヒッキー!」
(*‘ω‘ *)「ヒッキー、何番に何を命令するっぽ?」
(*-_-)「うーんと、僕はね…」
- 241 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/24(日) 00:21:46 ID:amBenASkO
- ・
川д川「私は、わかりません。その魔法を鬱田君が自分にかけたとき、誰に見えるかどうか。」
('A`)「…そう、なんだ。」
川д川「鬱田君だって、本当は分からないんじゃないんですか?私が魔法にかかったとして、私が誰に見えるかどうか。」
(;'A`)「な、何いってるのさ。俺は土井さんのこと…!」
川д川「幼なじみ。」
(;'A`)「…ッ!」
川д川「私は、もしかしたら幼なじみに見えてしまうかも知れません。」
(;'A`)「…。」
川д川「鬱田君も、もしかしたら幼なじみに見えてしまうかも知れないって思ってませんか?」
(;'A`)「それは…!」
vip駅〜、vip駅〜
川д川「あ、駅つきましたね。魔法の話なんかやめましょ、不毛ですし。」
('A`)「そうだね…」
('A`)「(なんで、何で俺は…。)」
( A )「(否定、できなかったんだろ…。)」
- 242 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/24(日) 00:35:09 ID:amBenASkO
- ・
(*‘ω‘ *)「…は?それが願いっぽか?」
(*-_-)「うん!」
( ・∀・)「まぁ、らしいっちゃらしいが…」
(*><)「『一番から四番までの人、みーんなこれからも王様と友達!』ですか…。」
从 ゚∀从「…。」
(*‘ω‘ *)「ぽ?どうしたっぽ?ハイン」
从 ゚∀从「いや、ワカッテマスは入ってないんだなぁと。」
(;-_-)「あ…。」
( <。><○>)「ひどいじゃないですか…ヒッキー…」
(;-_-)「あ、いや、も、勿論ワカッテマスもだよ!?」
从 ゚∀从「(ずっと友達か…)」
从 ∀从「(ずっと友達は無理かも知れねぇや、わりぃな、ヒッキー…。)」
- 243 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/24(日) 00:41:03 ID:amBenASkO
- ・
川д川「あ!」
('A`)「ん?」
川д川「12時に、なりましたね。」
('A`)「…あ、本当だ。」
川д川「1日、楽しかったですよ。鬱田君。」
('A`)「俺もだよ、土井さん。」
川д川「じゃあ、私はこれで…」
('A`)「家まで、送ってくよ」
川д川「いや、でも、悪いですよ」
('A`)「…もうちょっと、土井さんと喋っていたいだけだからさ。それとも誕生日終わったし、迷惑かな?」
川д川「…」
川ー川「いいえ、全然。是非、お願いします。」
- 244 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/24(日) 00:47:18 ID:amBenASkO
- ・
( ・∀・)「お、12時になったな。」
(*-_-)「あ!本当だ!みんな、今日はありがとうね」
从 ゚∀从「…なんか、今更帰るのだりぃからヒッキーんち泊まるわw」
(-_-)「え?」
( ><)「あ、ずるいんです!僕もお泊まりしたいんです!」
( ・∀・)「みんなで騒いだ後で1人になるの寂しいから俺も今日はとまるわ。」
( <●><●>)「ビロードは私の腕枕がないと寝れないのわワカッテマス。」
(*‘ω‘ *)「ビロードが心配だから私も泊まるっぽ」
(*-_-)「…ははっ、みんな、本当に優しいなぁ」
从 ゚∀从「おら、寝るぞー!俺はもう眠いんだよー!」
(*-_-)「ちょ、ハイン、のしかからないでよー。」
( <●><●>)「…付き合えばいいのはワカッテマス。」
( ・∀・)「なんか久々に聞いたな、それ。」
- 245 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/24(日) 01:02:39 ID:amBenASkO
- ・
( ´_ゝ`)zZ
(´<_` )「おい、もうすぐ付くぞ…。ったく。」
ユーカムメール
(´<_` )「…ん、メールか。」
パカッ
ξ*´・_ゝ・`)ξ【こん☆
あのね、やっぱりアタシ、弟者たんがいないと生きてけなーい><
だから、やりなおそ♪
あ、あいちてるよ☆
PS,シャネルの新作カバンがちょー可愛いんだよっ!☆今度一緒にみにいこ→!】
(´<_` )
(;<_; )「うおおお!デミタス子ぉおお!俺もあいちてるぞおお!シャネルのカバンなんか幾らでもかってやるぜぇええ!」
(;´_ゝ`)「な…!何!?ちょ、弟者!電車の中で叫ぶな!落ち着け!!」
- 246 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/24(日) 01:08:43 ID:amBenASkO
- お題「誕生日」終わり。
なんかえらく長い話になってしまいました。
ツンデレラとか出す予定一ミクロンもなかったのに…。ながらはこれだから…!
さて、残りのお題は「修羅場」と「交換日記」です。
のんびりゆっくりと消化して行きたいとおもいます。
何か質問とかあったらどうぞ。できる範囲なら答えさせていただきます。
では、今日はこの辺で。
- 247 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/24(日) 01:24:32 ID:PWLqU3HA0
- 本日は乙!!
弟者がすべからくヒモな件についてwwwwww
- 248 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/24(日) 17:21:33 ID:6JKiXfCEO
- 節子それヒモちゃう、財布や
- 249 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/25(月) 19:13:19 ID:a63QjI.IO
-
・
いつも君は泣いていた。
すぐ泣く君をみんな面白ろがってからかうからだ。
だから僕は、「あぁ、僕がこの子を守ってあげなきゃいけないんだ」って幼いながらに思ったんだ。
それに君は可愛かったし、優しかったし、君以上の女の子がこの世に存在する訳がないと思ってた。
中学生になってもその気持ちは変わらなかった。
理想の女の子像もあったけど、まぁ、理想と現実は違うし、第一に僕が君以外を愛する訳がないって本気で思ってた。
だけど、幼稚園から一途だった僕の恋心はあっさりと砕かれたんだ。
从 ゚∀从『ははははーいんりひっひっwお前やるじゃんw』
たった一回だけ、出会ったその美少女に。
- 250 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/25(月) 19:18:14 ID:a63QjI.IO
- だから、今、目の前にある現実を僕は。
川д川「もう、いいんですよ、ヒッキー君。」
僕は、どういう気持ちで、どうやって対処すればいいんだろう。
ねぇ、ハイン、君ならどうする?
- 251 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/25(月) 19:20:47 ID:a63QjI.IO
-
(-_-)と从 ゚∀从は付き合っていないようです。
- 252 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/25(月) 19:30:03 ID:a63QjI.IO
- ・
僕は君に出会ったあの日を毎日のように思い出す。
あの日、もし、僕がシベリア高校の文化祭に行かなかったら。
もし、君が来なければ、と。
- 253 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/25(月) 19:31:19 ID:a63QjI.IO
- ・
(;-_-)『はぁ!?シベリア高校の文化祭一緒に行こうって言ったじゃん!』
川д川『すいません、他に用事が出来てしまったので。』
(;-_-)『中学三年生、たまにの息抜きは大事だよ!?』
川д川『まぁ、そうですね。』
(-_-)『だから行こうよー』
川д川『まぁ、用事があるので。では。』
バタン
(-_-)『…。』
(-_-)『仕方ない、モララーと行こう…。』
- 254 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/25(月) 21:09:49 ID:a63QjI.IO
- ・
ワイワイ
ガヤガヤ
( ・∀・)『高校の文化祭とか初めてだわぁ』
(*-_-)『僕もだよ、すごいね』
( ・∀・)『シベリア高校入りたくなったわ』
(*-_-)『貞子もシベリア高校狙いなんだよ!3人で頑張ろうよ』
( ・∀・)『その貞子ちゃんに文化祭デート断られちゃったけどね、ヒッキーは。』
(;-_-)『うるさいなぁ…!ってか、貞子も貞子なんだよ、僕より大事な用ってなんだよ…』
( ・∀・)『やんでますね、相変わらず。』
(-_-)『通常運転だよ…。あー、もう、イライラしてきた…。もし、男と会ってたらどうしよう…。貞子に言い寄る男子はみんな半殺し…』
( ・∀・)『親友がこわい。』
(-_-)ブツブツブツ
( ;・∀・)『…あ!ほら、ヒッキー!あれみろよ、あれ!』
(-_-)『え…?』
- 255 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/25(月) 21:16:14 ID:a63QjI.IO
- ・
从;゚∀从『えぇ!?なんでだよ、ドックン!シベリアの文化祭行こうって言ったじゃん!』
('A`)『悪いな。お前と違って俺は勉強しなきゃシベリア高校になんか入学できねぇんだわ』
从 ゚∀从『大丈夫だよ、ドックンなら。いこうよー』
('A`)『無理だ、じゃあ。』
バタン
从 ゚∀从
从 ;∀从『んだよ、ドックンのバカあぁあ!』
('A`)ハァ『(…一緒の高校入りたいからだ、ばか。)』
- 256 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/25(月) 21:20:44 ID:a63QjI.IO
- ・
ワイワイ
ガヤガヤ
从 ゚∀从『…1人で来ちまった。』
从 ゚∀从『って、ドックン酷い。俺の相手してくれないとかんなの。』
从 ;∀从ブワッ
オー
スゲーナ
ヤメテー!
从 ゚∀从『ん?』
- 257 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/25(月) 21:35:07 ID:a63QjI.IO
- ・
パンッ
(-_-)『よし、またゲット。』
\(;^O^)/『賞品がなくなっちゃううう!女子にてぃうんてぃうんされちゃうのおぉぉ!』
( ・∀・)『お前射的本当に上手いよな』
(-_-)『まぁ、ね。』
『おい、そこの射的やってるアンタ!』
そう、これが、この射的が。
(;-_-)『え、僕?』
僕と、彼女の出会いだ。
从 ゚∀从『俺と勝負しな!!』
- 258 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/25(月) 21:43:55 ID:a63QjI.IO
- ・
(-_-)
僕には理想のタイプがあった。
それはまさに、貞子とは真逆。
明るくて優等生キャラなんかじゃなく、バカで男っぽい女の子。
で、見た目は銀髪とか片目隠してるとかそんな感じ。
理想と現実は区別ついてたし、第一こんな女の子存在しないと思ってた。だけど…
从 ゚∀从
そう、まさに、目の前の彼女、いるじゃん、現実に。
なんだろ、理想が具体化しちゃったのかな?
あまりにも理想通りすぎるんだけど。
(-_-)『僕の負けです、いろんな意味で。』
从; ゚∀从『は!?』
- 259 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/25(月) 22:01:19 ID:a63QjI.IO
- (-_-)『あぁ、いや、うん、どうせ今射ったって全然当たりませんよ』
从;゚∀从『な、なんでだよ!俺は憂さ晴らしに勝負したいんだよ!』
( ・∀・)『ヒッキー、やってやれよ。美少女の誘いを断るのは紳士じゃないぜ?』
(-_-)『…まぁ、いいけど。』
从 ゚∀从『うっし、じゃあ、十発中、何個人形がとれるか勝負な』
(-_-)『あぁ、うん、何でもいいよ。』
( ・∀・)『ちなみに、勝負なら何か賭けるの?』
从 ゚∀从『んー、そうだな…。』
从 ゚∀从『お前らが勝ったら、俺が一緒に文化祭まわってやる。ついでに、俺に奢らせてやる。
で、お前らが負けたら、俺と一緒に文化祭まわって貰うぜ。勿論、俺に奢ってもらう!』
(-_-)『(理想の女の子と、一緒に文化祭…)』
(-_-)『ふっ、君には悪いけど、負けられないな。』
从 ゚∀从『どうだろうなぁw』
(; ・∀・)『(あれ?…なんか賭けの内容が可笑しくね?)』
- 260 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/25(月) 22:10:23 ID:WiOhE6ZQ0
- 見てるぜ、支援
- 261 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/25(月) 22:19:51 ID:a63QjI.IO
- ・
从 ゚∀从『いくぜ!』
(-_-)『よーし』
パンッ
パンッ
パンッ…
( ・∀・)『…まぁ、まさか、勝負がこうなるとはね。』
从 ゚∀从『ははははーいんりひっひっwお前やるじゃんw』
(-_-)『君もねww』
( ・∀・)『…まさか、お互い十発中十発、全部はずれるとはね』
- 262 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/25(月) 22:29:20 ID:a63QjI.IO
- 从 ゚∀从『いやぁ、俺射的は大の得意なんだが、今日は全然だめだったわw』
(-_-)『僕もだよw絶対勝とうと思ってたのにw』
( ・∀・)『まったく、引き分けの場合はどうするんだい?』
从 ゚∀从『しゃーねーから、奢りはなしにしてやるよ。』
(-_-)『それはありがたいね。』
* * *
从 ゚∀从『うへ、もうこんな時間か。』
(-_-)『楽しい時間はあっという間だよね』
( ・∀・)『その言葉最初に言った奴は本当に天才だよな』
从 ゚∀从『…お前らさ、シベリア高校受けんの?』
(-_-)『まぁ、第一志望だね』
( ・∀・)『一応。』
从 ゚∀从『俺はスポーツ推薦でここに入るんだわ、お前絶対シベリア高校来てくれよ!』
(-_-)『だってさ、モララー。勉強頑張って入らなきゃね!』
( ・∀・)『だな、こんな面白い奴いるなら入らなきゃ。』
从 ゚∀从『…んじゃ、俺、家こっちだから。お前らとまた会えること楽しみにしてるぜ。』
(-_-)『うん、4月に会おうね!』
- 263 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/25(月) 22:34:33 ID:a63QjI.IO
-
( ・∀・)『なぁ、ヒッキー…』
(-_-)『ん?』
( ・∀・)『あいつお前にだけシベリア高校来てほしいって言ってたよな。』
(:-_-)『え?そんなことないだろ』
( ・∀・)『…まぁ、そんなことよりさ。』
(-_-)『ん?』
( ・∀・)『貞子ちゃんも同じ学校だったらあんまりあの子と関われないかもな。貞子ちゃん、お前にべったりだし。』
(-_-)『…あー』
その時、人生初めて貞子を邪魔に感じた。
- 264 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/25(月) 22:43:25 ID:a63QjI.IO
- ・
でも、僕の根本的な部分はやっぱり貞子で。
(-_-)『でさ、そのシベリアで会った女の子さぁ…』
川д川『…ヒッキー君、その話何回目ですか?』
(-_-)『あれ?話したっけ?』
川д川『はぁ…。』
僕は貞子が嫉妬するのをしっていて、ハインと出会った時の話を毎日のようにした。
貞子が一緒に文化祭行ってくれなかったから、僕は理想の女の子に会っちゃったんだよ?なんて、当時は思っていた気がする。
まぁ、好きな人はいじめたくなる中学生が考えそうなことだと今になって思う。
- 265 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/25(月) 22:52:40 ID:mIam1pH60
- しかしヒッキーのイメージが合わないな
名前と真逆だ
- 266 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/25(月) 22:57:01 ID:a63QjI.IO
- ・
从*゚∀从『それでな、文化祭であった奴がすげー面白くてさ!危うく惚れそうになった!だから、きっとドックンも仲良くなれるよ!』
(;'A`)『…なぁ、洗脳かなんかなのか?毎日聞かされると逆に仲良くなれない気がしてくる。』
从 ゚∀从『洗脳?』
('A`)『あー、だから、嘘を本当の事かのように思わせることだよ。』
从 ゚∀从『ふぅん。それって、自分にも効くの?』
('A`)『…まぁ、効くんじゃないか?気は持ちようって言うしな。』
从 ゚∀从『そうか』
从;゚∀从『(「危うく惚れそうになった」って、毎日言ってるせいか本当に惚れかけてるんじゃないかと思って来たのは洗脳のせいなのかな…。)』
从 ゚∀从『なぁ、日が経つに連れて洗脳の効果って強くなるのかな』
('A`)『毎日やってりゃそうなるんじゃねぇの?』
从;゚∀从『そっか』
('A`)『…?』
- 267 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/25(月) 23:12:15 ID:a63QjI.IO
- ・
毎日ハインの話をして、貞子をヤキモチやかせて楽しんでた僕だけど、まぁ、僕的には結局は貞子と同じ学校へ行って、あの女の子とは関わりもしないで今まで通り貞子を守る人生を歩むもんだと思ってた。
というか、その未来を信じて疑わなかった訳なんだけど…。
(;-_-)『は?え?え?あれ、なん、これ、ミス?ミスだよね?この合格発表者の掲示…!』
( ;・∀・)『…。』
川д川『…残念ながら、私は落ちてしまったようですね。』
予想外の事が起きた。
貞子がシベリア高校を落ちた。
(;-_-)『え、いや、嘘だよ、こんなの…』
( ;・∀・)『おい、ヒッキー、落ち着け…。』
川д川『…まぁ、いいんじゃないですかね。どうせ学校は隣なんですし。』
(;-_-)『ぼ、僕と学校違うんだよ!?』
川д川『まぁ、でも、何とかなりますよ。』
予想外だった事は、
貞子があまりショックを受けて居なかった事。
そして、あまりのショックに熱をだして寝込んだ事だ。あ、勿論僕が。
- 268 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/25(月) 23:20:18 ID:a63QjI.IO
- ・
从 ゚∀从『…え?』
('A`)『すまん。』
从 ゚∀从『…うそだろ?』
('A`)『いや、事実だ。』
('A`)『俺は、シベリア高校を落ちた。』
从 ゚∀从『…そっか、ドックン頑張ってたのな。ドックンでも落ちるような高校なんだ…、シベリアって。』
(;'A`)『…あぁ、そう、だな。』
从 ゚∀从『そんなとこ、俺がいくのかぁ…。』
从 ゚∀从『(ドックンが落ちるなんて、あんなに頑張ってたのに。…あぁ、でも、俺どうかしてるわ。)』
从 ゚∀从『ドックン、お疲れさま、ドックンは頑張ったよ』
('A`)『…ありがとう』
从 ∀从『(ドックンが落ちたことより、文化祭で会ったアイツの合否の方が心配だなんて。)』
- 269 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/26(火) 02:23:15 ID:23WN7gzYO
- ヒッキーのキャラに違和感あるな
ドクオ⇔ハインだったら対比としては貞子⇔ジョルジュとかの方が自然だな
まあ秀才とか料理上手とかの設定があるから難しいだろうとは思うけど
- 270 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/26(火) 12:32:50 ID:qW45FD5w0
- ドクオとヒッキーが逆なら違和感なかった気がする
けど俺はこれ好きだ
続き期待してる
- 271 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 09:36:13 ID:b6YafcxUO
- ・
そして僕はシベリア高校に入学後、ハインと再会。
誰が見てもナイスコンビだ。
だけど最近…
(-_-)「…はぁ」
川д川「どうしたんですか?ヒッキー君」
(-_-)「最近親友が冷たくて…」
そう、最近ハインが冷たい。今までこんな事はなかった。
モララーに相談しても、「え?普通じゃね?」と返された。だけど、明らかに冷たくなっている。
- 272 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 09:45:23 ID:b6YafcxUO
- 川д川「冷たくって、どんな感じに?」
(-_-)「メールの数が減ったりとか…。1日千件が九百件になったんだ…。」
川;д川「充分多いかと…。九百件とかどうすればそんなにメール出来るんですか…。」
(-_-)「後は電話もしなくなったし…」
川д川「なるほど…。
あ、ヒッキー君、交換日記もやって無いんですか?」
(-_-)「あー、それは毎日やってる。課題みたいなもんだし」
そう、この交換日記も僕とハインがナイスコンビになる手助けになった物だ。
- 273 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 09:53:57 ID:b6YafcxUO
- ・
( ФωФ)『やぁ、新入生諸君。我輩は君達の担任、杉浦ロマネスクなのである。担当科目は国語である。これから一年、よろしくなのである。』
ヒソヒソ
( ・∀・)『ネコのような先生だな…。』
(-_-)『確かにw』
( ФωФ)『えー、君達も知っている通り、シベリア高校は歴史ある学校なのである。歴史が有るという事はつまり、昔ながらの伝統もあり、それを君達にもやって頂く。』
エー
ダリー
ザワ…ザワザワ…
( ФωФ)『なぁに、簡単な事だ。交換日記を付けるだけなのである。』
(; ・∀・)『え、交換日記ですか…?』
( ФωФ)『まごうことなき交換日記なのである。』
- 274 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 10:16:51 ID:b6YafcxUO
- ( <●><●>)『何で伝統行事で交換日記を?』
( ФωФ)『まぁ、一番の理由は生徒同士の繋がりを深めるためである。今は携帯があるから皆が交換日記を馬鹿にする気持ちも分かるのである。だけど、やってみると交換日記もなかなか悪い物じゃないと思えるから気楽にでいいから取り組んで欲しいのである。』
( ・∀・)『交換日記と言うことは、相手が必要ですよね?相手はどう決めるんですか?』
( ФωФ)『くじ引きなのである。ちなみに、この交換日記のパートナーは3年ずっとかわらないのである。』
(;-_-)『ってか、3年間やるんだ』
( ФωФ)『あ、後この行事は学校の七不思議の一つに入っているのである。男女がパートナーになったら、その2人は付き合うとか、同性同士がパートナーになったら親友になるとか。』
(*‘ω‘ *)『まぁ、交換日記3年間もやってりゃ、そうもなるっぽ…』
( ФωФ)『ちなみに、我輩はこの交換日記のパートナーになった女子と結婚したのである。』
_ ∩
( ゚∀゚)彡『先生!俺、ビロードちゃんと結婚したいです!だから是非ビロードちゃんとパートナーに!』
( ФωФ)『よく言った!しかし、くじ引きだから我輩の一存じゃ決められないのである。男なら自分の力でクジを引き寄せるのである!長岡の気持ちはきっと稚内にも伝わっているはずなのであるから!』
_
( ;∀;)『うおおお!ロマネスク先生!俺、先生についていきます!』
(*‘ω‘ *)『うひょー、クラス内で堂々と告白とはやるっぽね、ビロード、どーするっぽ?』
( ><)zZ
(*‘ω‘ *)『…長岡、哀れな奴だっぽ。』
- 275 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 10:56:33 ID:b6YafcxUO
- ( ФωФ)『では、早速クジを引くのである。出席番号順なのである』
(-_-)『三番か…』
( ・∀・)『俺は十三番だったわ、不吉だ…』
ワーワー
アッー
ギャー
ナンデコイツナンダー
从 ゚∀从『…。』
(-_-)『高岡、どうしたの?』
从 ゚∀从『あ、小森か。いや、なんか、みんな同じ中学出身者いるから羨ましいなぁと…。俺、幼なじみ落ちちゃったからさ。』
(-_-)『…僕も幼なじみ落ちちゃったんだ、でも隣の学校なんだけどさ。』
从*゚∀从『え?まじで?俺の幼なじみも隣の学校だよ』
(*-_-)『え、本当に?凄いね!もしかしたら幼なじみ同士で仲良くなってたりしてw』
从*゚∀从『ちょwそれはないだろw』
川д川『くしゅん』('A`)
- 276 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 15:48:19 ID:b6YafcxUO
- ( <●><●>)『私は八番ですか…。長岡君は九番みたいですよ、ビロード。』
( ><)『じゃあ八番とってくるんです!くじ運だけはいいですから、僕!』
(*‘ω‘ *)『十三番っぽか。』
( ・∀・)『あ!俺と一緒の番号だ!よろしく、愛媛さん。』
(*‘ω‘ *)『よろしくだっぽ。』
(-_-)『モララーは相手決まったみたいね』
从 ゚∀从『じゃ、クジ引いてくるわー』
- 277 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 15:54:56 ID:b6YafcxUO
- 从 ゚∀从『小森、お前何番だっけ。』
(-_-)『三番だよ』
从*゚∀从『はーいんりひっひっひっ!おんなじだなw』
(*-_-)『え、本当に!?僕たちナイスすぎるでしょw』
从*゚∀从『おう、俺らナイスなコンビだぜ!』
(*-_-)『うん、ナイスコンビだね!』
こうして、僕たちはこの交換日記を通じてますます仲良くなった。
- 278 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 16:03:06 ID:b6YafcxUO
- ・
川д川「その交換日記の内容はどうなんですか?
冷たくなったりとかしてるんですか?」
(-_-)「え、あ、うーん。どうだろ、読む?」
川д川「読んでもよろしいなら。」
(-_-)「はい」
川д川「どうも。」
パラ…パラ…
(-_-)「あぁ、そう言えばさ、今日は貞子に言いたい事があったから家に来てもらったんだけど」
川д川「今、交換日記読んでるんですが…」
パラ…パラ…
(-_-)「あぁ、読みながらでいいよ。」
川д川「そうですか」
パラ…
(-_-)「昔約束した十八歳になったし、僕と結婚しよう、貞子。」
川д川「…。」
貞子の交換日記をめくる手がとまった。
- 279 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 16:19:21 ID:b6YafcxUO
- 川д川「あのですねぇ…。そういう幼稚園の時の話を持ち出すのはどうかと…」
(-_-)「僕は今でも貞子が好きだよ。貞子だって僕の事好きでしょ?」
川д川「…そりゃ、幼なじみですから。」
(-_-)「そういうんじゃなくて、恋愛対象として。」
川д川「…。」
(-_-)「知ってるんだよ?貞子は僕が貞子以外の女子と喋っていると、1人でタロット占いをして、僕とその女子との相性調べたりしてヤキモチをやいていたのを。」
川д川「…ヤキモチ妬いてたの分かってて他の女子と喋ってたんですか?」
(-_-)「まぁ、そうだね。」
川д川「もしかして、その為だけに性格変えたんですか…?」
(-_-)「全ては貞子を守る為に、だよ。」
- 280 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 16:27:36 ID:b6YafcxUO
-
昔の僕ときたら、まぁ、全然喋らないわ、外で遊ばないインドアで根暗な奴だった。
貞子を守る時も、皆にからかわれてる貞子の手を黙って引っ張って逃げるだけの奴だった。
だけど、それじゃいけないと思った。
問題解決のために何をするべきかと、僕は考えに考えた末、性格を変える事にした。
僕が明るくなって、社交的になれば僕が仲良い貞子だってからかわれたりしなくなるだろうと考えたのだ。
それに僕が女子と仲良くなれば、必然的にその女子達も貞子と仲良くしだす。
まぁ、この考えは見事成功し、中学では貞子はからかわれたりしなかった。
(-_-)「だから、結婚して僕が貞子を守るのは当たり前だろ?」
川д川「…ヒッキー君」
(-_-)「さぁ、貞子。
結婚式場について話あおうよ。」
川д川「結婚するならせめて就職してからでしょ…常識的に考えて…。」
(-_-)「…今じゃなきゃ、だめなんだ。」
川д川「…高岡さんを諦めなきゃいけないからですか?」
(;-_-)「…は!?」
な、なんで貞子がハインの事しってんだ…!?
- 281 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 16:39:48 ID:b6YafcxUO
- 川д川「垂眉君がケーキ屋さんで働いてるんですよ。それで、可愛い女の子がヒッキー君の誕生日ケーキを買いに来たらしくて。それで、その誕生日ケーキを予約してた名前が高岡さんだったらしいんですよね」
…ショボン、あいつ…。
個人情報ベラベラと…。
川д川「まぁ、適当にさっきの発言したんですけど。どうやら図星みたいですね」
(;-_-)「ちがっ…!」
川д川「いいですよ、ヒッキー君。私はヒッキー君の望み通りにしますよ。」
(;-_-)「え…?」
川д川「私、ヒッキー君の言う通り、ヒッキー君の事好きですから。」
ズキン
(;-_-)「さだ、こ…。」
- 282 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 16:52:32 ID:b6YafcxUO
- (;-_-)
胸が苦しい。
確かに僕は貞子が好きだ、大好きだ。
ただ、ハインも好きだ、いや、もう抑えられないぐらい好きだ。
「僕は貞子を守らなきゃ」と思って今までずっとハインを友達だと思いこんで過ごしてきた。
でも、高校卒業したら僕とハインは別々の大学。
ハインは可愛いから大学なんて行ったらすぐに彼氏ができるだろう、そう思い、映画に一緒に行った日に告白しようかとも思った。
でも、僕は意気地がなかった、性格を変えたって言ったって根本は昔からかわらない。
でも、いつか告白しよう、思っていた矢先…
- 283 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 16:56:06 ID:b6YafcxUO
-
( ><)『ハインさんの恋ばな聞きたいんです!』
从 ゚∀从『俺か!?俺はなぁ、幼なじみの男の子がいてな、幼稚園の時に結婚の約束をしたんだぜ!』
ハインも、幼なじみと結婚の約束を知っているのを知った。
誕生日の時の王様ゲームでずっと友達、だなんて言ったのは自分に言い聞かせるためだ。
略奪なんて考えられなかった、幼なじみに僕なんかが勝てる訳ないのだ。
だから、僕は今日覚悟を決めて貞子に結婚を申し込んだ。
だけど、もの凄く胸がいたい。
これは貞子に対する罪悪感による痛みだろう。
…だけど、それだけの痛みじゃない気もする。
- 284 :ちょ、前の大事なところで噛んでるので。:2011/07/28(木) 16:58:24 ID:b6YafcxUO
-
( ><)『ハインさんの恋ばな聞きたいんです!』
从 ゚∀从『俺か!?俺はなぁ、幼なじみの男の子がいてな、幼稚園の時に結婚の約束をしたんだぜ!』
ハインも、幼なじみと結婚の約束をしているのを知った。
誕生日の時の王様ゲームでずっと友達、だなんて言ったのは自分に言い聞かせるためだ。
略奪なんて考えられなかった、幼なじみに僕なんかが勝てる訳ないのだ。
だから、僕は今日覚悟を決めて貞子に結婚を申し込んだ。
だけど、もの凄く胸がいたい。
これは貞子に対する罪悪感による痛みだろう。
…だけど、それだけの痛みじゃない気もする。
- 285 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 17:08:50 ID:b6YafcxUO
- 川;д川「…ヒッキー君、大丈夫ですか?顔色悪いですよ?」
(;-_-)「え!?あぁ、うん、全然!」
川д川「そうですか…」
(;-_-)「…貞子、本当にいいの?」
川д川「…はい、ヒッキー君の事、本当に好きですから。」
(;-_-)「そっか…。」
貞子の優しい言葉が僕の胸にささる。長い付き合いだ、それが嘘か本当かなんて簡単にわかる。
貞子はこんな僕なんかを本当に好きでいてくれている。
…もう、ハインの事は忘れなきゃな。こんな優しい幼なじみがいれば充分じゃないか。
川д川「ヒッキー君、その婚約届け、幼稚園の時の字のままでだすんですか?」
(;-_-)「あー、流石に無理だよね、これじゃ。
書き直さなきゃ。」
川д川「そうですね、じゃあ、ちょっと貸してください」
(-_-)「貞子…」
婚約届けを手渡し、僕は
川д川「はい?」
(-_-)「大好きだよ。」
川д川「…ヒッキー君。」
川д川「…泣かないでくださいよ。」
(;_-)「…え。」
自然と涙が溢れていた。
- 286 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 17:08:57 ID:yCwhqXkY0
- モテ具合はヒッキー>ドクオか
- 287 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 17:22:47 ID:b6YafcxUO
- (;_-)「『…ふ、これは泣いてるんじゃなくて』」
川д川「『目から汗が出てるだけだよ、って言い訳はもう聞き飽きたよ』」
(;_-)「あはは…、懐かしいなぁ。貞子の大好きな絵本のセリフだよね、これ。」
川д川「…私は字を読むのが遅かったから、よくヒッキー君に読んでもらいましたよね」
(;_-)「うん、懐かしいなぁ。貞子のために頑張って字を勉強したよ」
川д川「…ヒッキー君、私とヒッキー君は長い付き合いです。お互いの好きな絵本もわかるぐらいに」
(つ_-)「あぁ、そうだね」
ごしごしと目をこする。
僕が泣き虫じゃダメだからだ。僕は泣き虫な貞子を守らなきゃいけないから。
- 288 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 17:23:39 ID:b6YafcxUO
-
川д川「だから、私達はお互いがどう思ってるかわかります。」
(-_-)「…うん、そうだね。」
川д川「だから、私はヒッキー君の望み通りにします。」
(-_-)「…うん、だから結婚し
ビリビリビリッ
(;-_-)「…え?」
一瞬、貞子が何をしてるのかわからなかった。
何秒かたった後、僕はそれが婚約届けを破り捨てているのだとわかった。
- 289 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 17:28:25 ID:b6YafcxUO
- (;-_-)「…何、してるの?」
ビリビリ
川д川「婚約届けを破ってるんです。」
(;-_-)「…なん、で…」
びっくりし過ぎて貞子の手を止めようとも思わなかった。
川д川「…。」
貞子は手を止めて、僕をじっとみつめ、
川;ー川「ヒッキー君の事が、本当に好きだったからですよ。」
泣きながら笑顔で、そういった。
- 290 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 17:34:54 ID:b6YafcxUO
- 僕は今まで貞子を泣かす奴らから守ってきた。
しかし、貞子が泣いている原因が僕だという時は、僕はいったいどうやって貞子を守ればいいんだろうか。
(;-_-)「貞子…?な、なんで僕を好きなら婚約届けを…」
自分で口に出して分かった、あぁ、貞子、君はさっき…。
(;-_-)「…『好きだった』って事は今は好きじゃないんだね。」
川;ー川「…わかりません、でも、ヒッキー君が凄く凄く好きでしたよ。」
(-_-)「じゃあ、なんで婚約届けを破ったんだい?」
貞子の頭を泣きながら僕は自分でもびっくりする程優しい声で貞子に語りかけた。
すると、貞子がポツリポツリと話だした。
- 291 :×貞子の頭を泣きながら→○なでながら:2011/07/28(木) 17:44:43 ID:b6YafcxUO
- ・
(-_-)『でさ、そのシベリアで会った女の子さぁ…』
川д川『…ヒッキー君、その話何回目ですか?』
(-_-)『あれ?話したっけ?』
川д川『はぁ…。』
最近毎日、ヒッキー君がシベリア高校の文化祭で出会った女の子の話をする。
多分、私が一緒に行かなかった事を遠回しに責めているんだろうなぁとは思う。
…けど、それだけじゃない。
ヒッキー君は自分の好きな物の話をする時は左手の手の甲を口に当てる癖がある。
そして、その女の子の話をする時、いつもヒッキー君の左手の手の甲は口に当てられているから…。
- 292 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 17:55:38 ID:b6YafcxUO
- 私はヒッキー君に隠れて、その女の子とヒッキー君の相性を自分が知っている占い(花占いとか)で占ってみたり、ヒッキー君に心理テストをやって見たりした。
すると、やっぱりヒッキーはその女の子が好きで
しかも、相性は抜群だった。
川д川「…鬱すぎる。」
私にはヒッキー君しかいないから、どうすればいいかなんてわからなかった。
そんな憂鬱な毎日を過ごしながら、私立VIP高校の一般試験日になった。
ヒッキー君は私立を受けていなかったし、垂眉君は推薦入学者だったから一般試験は私1人だった。
川;д川「(…どうしよう)」
この「どうしよう」は、別に知り合いがいなくてどうしようって意味ではなく、
(;A;)
隣の泣いている男の子に対してのどうしようだった。
- 293 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 18:05:53 ID:b6YafcxUO
- 川;д川「(なんで泣いてるのかな…)」
チラチラと彼を横目で観察していると、あるものが無いのがわかった。
筆記用具だ。
川;д川「(あぁ、筆記用具忘れちゃったんだなぁ、きっと…)」
私は筆箱を取り出して、消しゴムとシャーペンを取り出した。
ヒッキー君はいつも学校に筆箱をもってこないので、私はヒッキー君用に余計に消しゴムをもっていた事を自分で褒めてあげたかった。
そして、それをすっと泣いている彼の前に置いた。
(;A;)「え…。」
川д川「…どうぞ」
(;A;)「あり、がとうっ…」
- 294 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 18:13:17 ID:b6YafcxUO
- 試験が全部終わると、彼は申し訳なさそうに話かけてきた。
(;'A`)『あの、筆記用具本当にありがとう…』
川д川『いえ、気にしなくていいですよ。ところで、テストはできましたか?』
(;*'A`)『…あー、うん、こういうのもなんだけど、多分ほぼノーミスかな』
川д川『それは良かったですね、公立はどこ狙いなんですか?』
(;*'A`)『都立シベリア高校なんだ、君は?』
川д川『私も、ですよ』
(*'A`)『い、一緒だね!』
川д川『そう、ですね…』
('A`)『…なんか、落ち込んでるみたいだけど、どうしたの?』
川;д川『え…、いや、別に…』
('A`)『…言うだけでも楽になるし、それに、ほら、逆に名前知らないから話やすいでしょ?』
川д川『…実は』
- 295 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 18:32:35 ID:b6YafcxUO
- 川д川『…両思い、の幼なじみがいるんですけど。
どうやら、彼、他に好きな人が出来たみたいで…』
('A`)『…うん』
川д川『それで、なんか、その彼が好きになった女の子もシベリア高校に入るみたいで…。でも、私がシベリア高校に入ったら彼はきっと私にばっかりかまってくれるはずです、…優しいから。』
('A`)『…君が彼を好きならそれでいいじゃない』
川д川『…私は彼が本当に好きです。でも、彼は私を守ると言うことと、私を好きと言うことを混同している気もするんです。』
('A`)『…どういうことかな?』
川д川『好きだから守る、じゃなくて、守るから好きみたいな感じですかね。なんかケータイとかも最初は使い勝手悪いとかで好きじゃなくても、ある程度持ってると愛着わいたりしませんか?』
(;'A`)『あー、まぁ、なんとなくわかる、かも?』
川д川『もし、彼が私をそう思っているなら、私はシベリア高校に行かない方が彼にとってもいいのかなぁと思って…。』
- 296 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 18:49:13 ID:b6YafcxUO
- ('A`)『もし、彼がその子に振られて結局君にすがってきたらどうするの?』
川д川『…受け入れるかもしれません』
('A`)『…。』
川;д川『なんか、本当にくだらない話しちゃってすいません…』
('A`)『…俺も、君と同じだよ。』
川;д川『…?』
('A`)『俺にも両思いの幼なじみがいて、シベリア高校に一緒に行こうって言ってたんだ。
それで、聞いて確かめ訳じゃないけど、最近、他に好きな人ができたみたいなんだ。で、そいつの好きな人っていうのもシベリア高校を受けるみたいでさ』
川;д川『まるっきり同じですね…』
('A`)『うん、聞いててびっくりしたよ。』
('A`)『それで、君の話聞いてて思ったんだけどさ。』
川д川『はい?』
('A`)『多分、俺の幼なじみも俺を守ってるから好きなんだと思う。』
川д川『幼なじみさんは女の子では?』
(;*'A`)『…あ、恥ずかしい話だけど、俺弱くて。勉強しか取り柄ないんだ、それで幼なじみは喧嘩が強くて、昔から俺を守ってくれてたんだ。本当に情けないけど、女の子に守ってもらってるんだ』
川*ー川『ふふっ…。』
(;*'A`)『あー、もう、笑わないでよ…』
川ー川『いえ、…なんか、いいなぁって。』
(;*'A`)『何が?』
川ー川『あなたみたいな人がいてくれたら、幼なじみがいない私立VIP高校でもやっていけるなぁって…』
- 297 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 19:02:23 ID:b6YafcxUO
- ('A`)『…。』
('A`)『もし、もしさ…』
川д川『はい』
(;*'A`)『都立シベリア高校を2人で落ちたら、俺と付き合わない?』
川;д川『え!?』
(;*'A`)『あ、いや、もしだから!Ifだから!』
川;д川『あぁ、はい…』
(;'A`)『…こ、こんな事いうのもなんなんだけど、俺、君に惚れちゃったんだ』
川д川
川д川『え、Ifですか?』
(;'A`)『うん、そうなるよね。残念ながら事実なんだ』
川;*д川『な、なんでまた…。出会ってから1日もたってませんよ?それに、幼なじみは…』
('A`)『…確かに、幼なじみは好きだけど。あいつは俺なんかより、あいつが好きな人と付き合って欲しい。でも…』
川д川『…でも?』
(;*'A`)『き、君には俺と付き合って欲しいと思う…。』
- 298 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 19:03:30 ID:b6YafcxUO
-
川;д川『で、でも、私、幼なじみが好きですし…』
('A`)『俺もなんだかんだ言って、まだアイツに未練あるし…。お互いに幼なじみを吹っ切れたらでいいからさ』
川;д川『私が吹っ切れられなかったら…』
('A`)『それでも待つよ。』
川;д;川ブワッ
('A`)
(;'A`)ハッ
(;'A`)『ご、ごめん!こんな気持ち悪い奴にいきなりこんな事いわれたら泣くのも当たり前だよね!!』
川;д;川『違います…、なんで名前も知らない初めてあった私にそんな優しい事を言ってくれるのかなって…』
('A`)『…なんでだろ、分からないけど…』
(;*'A`)『好きになっちゃったからかな…』
- 299 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 19:22:17 ID:b6YafcxUO
- 川;*д川『…。』
(;'A`)『で、でも、ほら、シベリア高校落ちたらだからさ!深く考えなくてもさ…』
川;д川『そ、そうですね…』
('A`)『うんうん』
川;д川『…もしかして、と思いますが、あなた、タブラ・ラサでテスト提出したりとかは…』
(*'A`)『…あははwいいね、タブラ・ラサか。どうだろうね。』
川ー川『…では、もし、私とあなたが落ちたらまた会いましょう』
('A`)『うん、まぁ、Ifだけどね。また、会えたらそのときは…』
- 300 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 19:32:01 ID:b6YafcxUO
- ・
川д川「と、言う訳で私はシベリア高校を落ち、彼もまた同じく…」
(-_-)「…ちょっと待て」
川д川「なんですか?」
(-_-)「まさかタブラ・ラサって」
川д川「ラテン語で『白紙の状態』って意味ですね。まぁ、ジョン・ロックのあれでもあります。」
(;-_-)「…やったんだな、白紙提出…。だから、落ちた時落ち込まなかったのか…。」
川д川「まぁ、はい。」
(;-_-)「僕なんかショックで寝込んだのに…!」
- 301 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 19:47:51 ID:6KF7r/zsO
- さすがに話が飛躍しすぎて違和感あるかな
心の隅で思ってたとかなら未だしも
- 302 :自分もそう思う…。しかし、飛躍しまくるよ。:2011/07/28(木) 20:08:01 ID:b6YafcxUO
- 川ー川「まぁ、そういう訳で。ヒッキー君、高岡さんと付き合ってくださいよ、私はもう他に守ってくれる人がいるんで」
(-_-)「…貞子。」
(;-_-)「…でも、最近ハイン冷たいしなぁ…。」
川д川「…はぁ、あのですね、ヒッキー君、この交換日記ですが…」
バキッ!!
(;-_-)そ「ちょ!?ドア取れ…」
从 ;∀从「ヒッキー!お、俺と付き合ってくれ!!」
(;-_-)「は、ハイン…」
(;'A`)「なぁ、バカなのか?告白しに来た相手のドア壊すとかバカなのか?」
川;д川「鬱田くんじゃないですか…」
('A`)
('A`)「え?何で土井さんが…」
- 303 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 20:14:42 ID:b6YafcxUO
-
从 ;∀从「お、おれ、ヒッキーの事諦めよう諦めようって思ってたけど、全然ダメで、やっぱりお前のことすきで…」
(;-_-)「…ハイン」
从 ;∀从「んだよ…」
(-_-)「僕もだよ、ハイン。ハインの事が好きだ、付き合ってくれないかな…」
从 ;∀从
ゴシゴシ
从つ∀从「さっき俺いったじゃん、付き合ってて。」
(-_-)「…ハイン、待たせてごめんね」
从 ゚∀从「本当だよ、ばかっ!大好きだ!」
- 304 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 20:23:38 ID:b6YafcxUO
- ・
川д川「昨日は大変でしたね…」
('A`)「あぁ、うん。ってか、土井さん達も同じ日にあの話してたなんてびっくりだよ。というか、未だに色んな事がちょっと信じられないけど。」
川ー川「…まぁ、あの2人がくっついたってことは確かですよ」
('A`)「…土井さん、泣きたいなら別に泣いてもいいんだよ?」
川д川「…もう、やめましょ?」
(;'A`)「え、何を?」
川ー川「苗字呼び、やめましょ?貞子って、呼んでくださいよ、ドクオくん。」
('A`)「…」
(*'A`)「…うん!」
- 305 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 20:30:09 ID:b6YafcxUO
- * * *
ドンドンドン
(;'A`)「おい、お前らふざけんなまじふざけんな!」
ガチャ
(-_-)「う〜…、なんだよ、ドクオ君…」
(;'A`)「ばか!今日は…」
ドタタッ
从;゚∀从「やっべぇ!寝過ごした!」
(;'A`)「知ってるよ!早く2人とも車乗れ!」
- 306 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 20:36:00 ID:b6YafcxUO
- ・
( ・∀・)「今家出たってさ、あいつら本当にバカだな。」
(*‘ω‘ *)「結婚式に新郎新婦遅刻とか舐めてるっぽ…」
( <●><●>)「いつもの事でしょ…。そんなことより、ちんぽっぽ、ビロード知りません?」
(*‘ω‘ *)「赤ちゃん連れて庭に行ったぽよ」
( <●><●>)「ありがとうございます」
(; ・∀・)「…なんで、あんな嘘つくんだよ。ビロードは今ロビーにいるだろ…」
(*‘ω‘ *)「いや、なんかアイツが父親とかムカついたからっぽ。」
( ;・∀・)「まったく、高校から変わってないんだから…」
- 307 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 20:42:53 ID:b6YafcxUO
- ・
(;´・ω・`)「いやぁ、まさかあの2人付き合ってたんだ!いつから!?」
ξ゚听)ξ「…気がつかなかったわよねぇ」
(;^ω^)「僕もしらなかったお…」
( ;_ゝ`)「俺の貞子ちゃんが…!」
ξ゚听)ξ「ちげぇっていってんだろ、ニートが。」
(;^ω^)「と、ところで、弟者はどこにいるんだお?!」
( ´_ゝ`)「あー、あそこ。ほら、あれ、嫁さんといるだろ。」
ξ´・_ゝ・`)ξ(´<_` )
(´・ω・`)「…なに、あれ、男装?」
ξ;゚听)ξ「ちょ、それは禁句よ」
( ^ω^)「…なるほど、あーいうイケメンでもB級好きがいるから世の中は成り立つんだおね」
( ´_ゝ`)「まぁ、否定しないよ。」
- 308 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 20:50:44 ID:b6YafcxUO
- ・
从 ゚∀从「よし、着替えてくるわ!ドックン、先に式あげといて!」
(-_-)「よろしくね!」
(#'A`)「お前ら本当にふざけん…」
川*ー川「ドクオ君」
(;*'A`)「…貞子、も、もう着たんだウェディングドレス」
川*д川「うん、どうかな」
(*'A`)「そ、そりゃ勿論…」
(*-_-)「うわっ!貞子滅茶苦茶可愛いじゃん!ハインにも負けないぐらい可愛いよ!」
(#'A`)「…ちょっと表でろ、ヒッキー…」
川д川「…流石ヒッキー君ですね…」
(;-_-)「え?何が?」
- 309 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 20:54:23 ID:b6YafcxUO
- ・
(#<●><●>)「おい、蜜柑頭てめぇ!」
(*‘ω‘ *)「まぁ、汚ない言葉遣いだっぽ、こんなのが親父とは可愛いそうな赤ちゃんだっぽねぇ」
( ><)「全くですよ、ワカッテマス君!」
( <●><●>)「…。」
(; ・∀・)「…なんかごめん」
- 310 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 21:04:03 ID:b6YafcxUO
- ・
(-_-)「ハインまだかなぁ」
('A`)「つーか、そんな早くできる訳ないだろ…。」
川д川「全くですよ…」
(-_-)「あ、そういえばさ、貞子に聞きたいことがあったんだ!」
川д川「なんですか?」
(-_-)「僕とハインが付き合った日さ、貞子、交換日記がどうとか言ってなかった?」
川;д川「…え、まだ気付いてなかったんですか?」
(;-_-)「気付く…?」
川д川「…あれ、ハインさんの書いた日記を縦読みするて全部の日記が『あいしてるよ』になるんですよ。」
('A`;)「なにそれこわい」
(;-_-)「うそ!!気付かなかった!だから、あんなにルーマニアとか、ルポルタージュとか日記に書いてあったんだ!」
- 311 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 21:05:10 ID:b6YafcxUO
- 川д川「…流石ヒッキー君ですよ…。普通あんなに内容が滅茶苦茶だったら、気付くでしょ…」
(-_-)「まぁ、それはハインだから。」
('A`)「あぁ、うん、否定できないな。」
川;д川「…」
ξ゚听)ξ「ねー、もう一人の花嫁さん、用意できたみたいよ?」
(*-_-)「え!見にいかなきゃ!どこですか?!」
ξ゚听)ξ「連れてってあげるわ」
川д川「…」('A`)
- 312 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 21:14:00 ID:b6YafcxUO
- 川д川「遂に結婚ですか、意外と早かったですね」
('A`)「あ、うん。」
川д川「ドクオ君、私、ドクオ君に結婚したらお願いがあるんです。」
('A`)「お願い?なに?」
川д川「それは…」
(;´・ω・`)「おい、はやくはやく!式はじめるって、ヒッキー達先に行っちゃったよ!」
(#'A`)「あいつら二度と朝送っててやんねぇ…。」
川;д川「早く行きましょ、ドクオ君!あ、ウェディングドレス歩きにくいんで先にいってくださ
('A`)「…よっと」
川д川「」
(*´・ω・`)「…お姫様だっことか…、やるじゃないか」
パシャパシャ
川д川「写真撮らないでください、垂眉くん。
ドクオ君、早く行きましょ」
('A`)「りょーかい」
- 313 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 21:24:00 ID:b6YafcxUO
- ガチャ
(-_-)「2人とも遅いよーw」
从*゚∀从「って、お姫様だっこ!?いいな、俺もやる!」
(;-_-)「え?ちょ、逆でしょ?やめてー!!」
( ^ω^)「新郎新婦が遅刻なんて…って、お姫様だっこだと…」
ξ*゚听)ξ「ドクオのくせに」
( ´_ゝ`)「なにあれくやしい」
(´<_` )「(家帰ったらデミタス子にやろっと)」
(* ・∀・)「スゲー、やるなぁ、土井さ…じゃなかった、鬱田さん。」
(*‘ω‘ *)「うらやましいっぽ」
( <●>∀<●>)「彼女は相当軽いんでしょうね、あなたは重いから残念ですか無理ですね」
( ><)「(自分の息子がこんなひねくれ者にならないよう、頑張るんです!)」
(*´・ω・`)パシャパシャ
川д川「着いたんで下ろしてください、恥ずかしすぎて死にそうです。」
('A`)「で、お願いって?」
川д川「話誤魔化しましたね…?まぁ、お願いって言うのは…」
- 314 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 21:28:58 ID:b6YafcxUO
-
「これから毎日、朝昼晩、タコさんウインナーつくってくださいね」
「…りょーかいっ」
.
- 315 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 21:29:34 ID:b6YafcxUO
-
('A`)と川д川は付き合ってはいないようです。
- 316 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 21:39:24 ID:ULf5gSPs0
- 乙!!!!
- 317 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 21:50:33 ID:8Df2AZ9E0
- 乙
- 318 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 22:04:11 ID:b6YafcxUO
- 最終話に使ったお題。
・修羅場
・交換日記
まぁ、なんというか本当に申し訳ありません。
はっきり言って、想像してたラストと大分食い違ってしまいました…。やっぱりながらは向いてないようです。
取り敢えず、結婚式で終わったのは「付き合ってはいない」と言うタイトルなので、ちゃんと付き合ったかを描写したくなかったので結婚で終わりにしました。
レスをくださった皆様方へ
見てくださった方がいると思うと、本当に嬉しかったです。頑張ってかかなきゃと思いました。まぁ、最後が駆け足になってしまったのは本当に申し訳ないです。
短編じゃない作品初めてだったので、色々な経験ができました。うん、ちゃんと書き溜めしなきゃとか。
では、見てくださった方々、ありがとうございました。
http://c2.upup.be/CX4sCkL0Sb?guid=ON
- 319 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 22:13:22 ID:trLxrTGEO
- おー!皆してめんこいなぁ。
乙!楽しかったよー!
- 320 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 22:16:04 ID:HMtYH3yg0
- 乙!だがこれだけは言わせてもらおう!
リア充は全員天寿を全うしてから爆発しろ
- 321 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/28(木) 22:47:49 ID:vl75h/ZE0
- 胸キュンだぜこのやろおおおおおおおおおお!!
乙!
ビロード頑張れwwwww
- 322 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/29(金) 08:31:26 ID:GcFSsbGIO
- 乙!おもしろかったよ!
- 323 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/07/29(金) 21:40:28 ID:3pGoXqUkO
- あげ
戻る