【+ 】ゞ゚)棺桶死オサムを拾ったようですが…
【オサム、起きる】
(´<_` )「フーンフーンフーンフーンフーーーーーーーーーーーン」
【+ 】
(´<_` )「?」
【+ 】
(´<_` )「あれれ〜?道の真ん中に手のひらサイズの棺桶が落ちてるよぉ〜?」
【オサム】 クルッ
(´<_` )「棺桶の裏に名前が書いてある。オサムくんの落とし物か」
(´<_` )「うん?まだ中に何か入ってるようだ」
【+ 】ゞ-))) コロンッ
ヾ(;<_; )ノシ「ヒギィヤー!!」ッポーイ
ボトッ!!
棺桶が弟者の手から落下した!
オサムに9999のダメージ!
オサムに9999のダメージ!
オサムに9999のダメージ!
オサムは全身粉砕骨折した!!
【オサム、起きる】
改め【オサム、起きる間もなく粉砕骨折する】おわり
【オサム、今度こそ起きる】<
【+ 】ゞ-)
(´<_`;)「びっくりした。虫かと思った。
なんだこのちみっこい生き物は」
【+ 】ゞ゚) パチッ
(´<_` )「あ、起きた」
【+ 】ゞ゚)(´<_` )
【+ 】ゞ○)(゚<_ ゚;) ビクッ
【+ 】≡3 サッ
(´<_`;) ドキドキ
,_
【+ 】ゞ゚#) ソッ…
(´<_`;)「なんだその顔は!?
自分ばかりが被害者だと思ったら大間違いだぞ!!」
【オサム、仲良しになる】
【+ 】ゞ゚)
(´<_` )「俺は流石弟者だ。
さっきは粉砕骨折させて悪かったな」
【+ 】ゞ゚) ?
(´<_`*)「分からないならいいんだ、存分に忘れてくれ」
【+ 】ゞ゚)) コクリ
(´<_` )「お前はオサムくんの忘れ物なのか?」
【+ 】ゞ゚))) フルフル
(´<_` )「お前の名前がオサムなのか?」
【+ 】∀ゞ^)b グッ
(´<_` )
( <_ )(きもっ…いやでも、くそっ!やはりこれはダメだ!きもい!!)
【オサム、流石家へ行く】
(´<_` )「ただい」
( ´_ゝ`)「おk、ブラクラゲット」
d(´く_` )「流石だぜ、兄者!
兄者の魅力に気づかない女どもはバカだぜ!!」
(*´_ゝ`)b「そうだろうそうだろう、兄は流石だろう!」
(´<_` )「ま…」
( ´_ゝ`)「」
(´<_` )
(;´_ゝ`)「望みはなんだっ!?いくら欲しい!?」
(´<_` )「いろいろ言いたい事はあるが、兄者の心の闇が深すぎて何も言えない」
(´<_` )「それよりこれ見てくれ」
【+ 】ゞ゚)ノシ
( ´_ゝ`)「ほう」
(´<_` )「なかなか可愛いだろう?笑いさえしなければ」
(;´_ゝ`)「お前高校生にもなって豆で遊んでるの?」
(´<_` )
【+ 】ゞ゚)
(´<_` )「……まめ?」
_ゝ`)「そうか、弟者よ…俺の弟は独り寂しく豆で…豆を恋人と思いながら…」
(´<_`;)「待て!!俺が豆で遊んでると勘違いしたままどこかに行くな!!
というか、恋人とは言ってない!!」
【オサム、豆にされる】
【+ 】_!_゚)
(´<_` )「兄者にはコイツが豆に見えるのか?」
( ´_ゝ`)「どこからどうみても手のひら大の豆だな」
(´<_` )「でけーよ。少しは豆である事に疑問持て」
( ´_ゝ`)「して、弟者にはこれが何に見えると?」
(´<_` )「そりゃあ…」
【+ 】ゞ゚)v ピース
(´<_` )「…棺桶の妖精さん」
(;´_ゝ`)「誰か救急車ぁぁぁあああああ!!
しっかりしろ弟者ぁ!! もちにときめけぇぇぇぇぇ!!」
(´<_`;)「お前が落ち着け!!
分かったよ今のは俺が悪かったよ!
妖精さんじゃなくて吸血鬼だよ!」
( ;_ゝ;)「いやあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
【オサム、褒められる】
l从・∀・ノ!リ人「おっきい兄者!ちっこい兄者!何してるのじゃ?」
(*´_ゝ`)「おお、妹者!おっきい兄者はちっこい兄者を精神病棟にぶち込もうとしてるんだよ!」
(´<_`#)「離せ!触るな!俺はまともだ!!」
l从・∀・ノ!リ人「のじゃ?」
【+ 】ゞ゚)ノ
l从*・∀・ノ!リ人「わ〜っ!可愛いのじゃー!」
(*´_ゝ`)「え?」
(´<_`;)「え?」
l从・∀・*ノ!リ人「のうのう兄者達!これなんなのじゃ?妖精さんなのじゃ?」
(;´_ゝ`)「妹者たん、嘘だよね!?それでっかくてひとりでに動く豆だよね!?」
(´<_`#)「形勢逆転のようだな…って、ひとりでに動くのも見えてたんかいっ!!」
l从・∀・ノ!リ人「あ、それで兄者達は何してたのじゃ?」
(´<_` )「おっきい兄者を頭の病院に連れて行こうとしてるんだよ」
(;´_ゝ`)「本当なんですぅ!! 豆が! 豆が動いたんですぅ!!」
【オサム、食べる】
(´<_` )「オサムは何を食べるんだろう。吸血鬼だからやはり血か?」
【+ 】ゞ゚) グキュルルル…
(´<_` )「よしよし待ってろ。今血を持って来るからな」
(´<_` )「兄者、ちょっと」
(;´_ゝ`)「お兄ちゃん今のやり取り聞いてたよ!?余すとこなく聞いてたよ!?嫌だよ俺、豆の餌になるの!」
(´<_` )「腕を一本なくすだけの簡単なお仕事です」
(;´_ゝ`)「豆KOEEEEEEEEEE!!」
【+ 】ゞ゚) トコトコ
(;´_ゝ`)「ぎゃー!!豆こっち来た!豆来た!」
(´<_` )(シュールな絵だなぁ…)
【+ 】ゞ゚) カプッ
( ;_ゝ;)「開いた豆が閉じて指が挟まれたー!!」
(´<_`;)「俺から見ればオサムが兄者の指を噛んでるようにしか見えんが、兄者が見てる光景はある意味ホラーだな」
,,_
【+ 】ゞ゚) チュー…
(´<_` )「微妙な顔してるな。どうした?」
【+ 】ゞ ) ゲロォォォ…
(´<_` )「おい、オサムが吐いてるぞ。どうしてくれる」
( ´_ゝ`)
\\\
(⌒\ ∧_∧
\ ヾ(´_ゝ)
(mJ ⌒\
ノ ∩兄 / /
( ||∧_∧ ゴメンナサイ オニイチャン ゴメンナサイ!!
`/\丿 |( )
(_へ_ノヽ__ノ
(#´_ゝ`)「次はお前がやれ!!」
(´<_`;)「…把握した」
【+ 】ゞ゚)ノシ バンバン
(´<_`;)「分かった分かった、そう催促しなくとも今やるから。
さぁ、ひと思いにやってくれ」
【+ 】ゞ゚) カプッ
【+ 】ゞ゚) チューチュー
( ´_ゝ`)「俺がダメなら俺と同じ顔のお前もどうせダメだろうがな。
もし大丈夫なら明日すれ違う人全員におちんちんびろーんしながら登校してやんよwww」
【+ 】ゞ-) チューチュー
(´<_` )「…今だから言うが、俺兄者の事嫌いじゃなかったよ」
(;´_ゝ`)「ちょっと待ってどういう意味!?
なんで今言ったの!?
飲んでるの!?ねぇオサムちゃん飲んじゃってるの!?」
【オサム、呼ぶ】
(´<_` )「何か芸は出来ないのかな。
頭は良さそうだから、すぐ出来そうだが」
【+ 】ゞ゚)b
(´<_` )「ん?なんかやるのか?」
【+ 】ゞ゚)) コクコク
【+ 】≡3 ピューッ
【+ 】
【+ 】川 モゾ
【+ 】д川 モゾモゾ
【+ 】川д川
(´<_`*)「他にも仲間がいたのか。オサムの彼女か?」
【+ 】ωФ)人川#皿゚川ノシ
(´<_` )「んっ?まだ中に…」
【+ 】;;-゚)人( ФωФ)ノシ川#皿゚川
【+ 】゚∋゚)人(#゚;;-゚)人(ФωФ)人川д川
(´<_`;)「え?え?」
【+ 】ゞ゚)人(∴)人(∵)人( ゚д゚ )人(・∀ ・)/\(=゚ω゚)ノ(゚8゚)人(#゚;;-゚)人(ФωФ)人川д川/ ジャジャーン
(´<_`;)「イッツ・イリュージョン!!」
( ´_ゝ`)「あ、豆めっちゃ増えとる」
【オサム、懐く】
l从・∀・ノ!リ人「姉者も呼んで来たのじゃ!」
∬´_ゝ`)「どうしたの妹者?何の騒ぎ?」
【+ 】ゞ゚)
∬´_ゝ`)「ずいぶん可愛らしいお客さんがいるわね、どちらさま?」
l从・∀・ノ!リ人「奄美ディサブレッドなのじゃ!」
(´<_` )「妹者、勝手に名前つけちゃいけません。それオサムだから、ディサブレッド違うから」
( ´_ゝ`)「我が妹ながらとんでもないネーミングセンスだな」
【+ 】ゞ゚)「棺桶死オサムと申します。弟さん達にはいつもお世話になってます」
∬´_ゝ`)「流石姉者よ。こんな童貞ひきこもりな弟達だけど、仲良くしてあげてね」
l从;・∀・ノ!リ人「オサムが喋ったのじゃー!!」
(´<_`;)「何故童貞だと知ってる…!?」
( ´_ゝ`)「豆が変色した…だと…」
【オサム、教える】
(´<_` )「話せるなら話せると何故言わんのだ」
【+ 】ゞ゚) ムサームサー
(´<_`#)「可愛くない!!今更そんな鳴き声で騙されるか!」
【+ 】ゞ゚)「すみません。今年で32になるというのに、お恥ずかしい」
(´<_`;)「あっ、いえ…こちらこそ、生意気な口きいてすみませんでした…はい…」
【+ 】ゞ゚)「先ずは貴方を騙していた事、謝ります。本当に申し訳ありませんでした」
【+ 】ゞ゚)「私を拾った貴方達が良い人か悪い人間かどうかを見ていたのです。でも思い過ごしでしたね、貴方達は本当に良い人だ」
(´<_` )「一つ質問いいですか?どうして兄者にはオサムさんが豆に見えたんですか?」
【+ 】ゞ゚)「先程も言った様に、人間の中には悪い人もいます。
そこで我々は人間界で生きる術を身に着けました。
それが邪(よこしま)な心を持った人間には、我々が豆に見えるという」
('A`)「ういーっす弟者!そのでっかい豆なに?」
【+ 】ゞ゚)「特別な魔法なのです」
(´<_` )
【オサム、助ける】
【+ 】ゞ゚)「困りました。弟者くんの胸ポケットからうっかり落ちてしまいました。
早く私の不在に気付いてくれるといいのですが」
<イキタクナイノジャー!
【+ 】ゞ゚)「おや、この声は妹者さん?」
(;'A`)「いい子にしてようね、妹者ちゃん!あんまり泣くと人が来るからね!」
l从;д;ノ!リ人「知らない人について行ったら誘拐犯コロスって母者が言ってたのじゃー!母者が殺人犯になっちゃうのじゃー!」
(;'A`)「そっち!?いやだから、俺は兄者達の友達だって!妹者ちゃん迎えに行くように頼まれたんだって!」
l从;д;ノ!リ人「うわーん!母者に聞かされたありがちな誘拐テンプレと一緒の手口なのじゃー!」
(;'A`)「どうすりゃいいんだよ…」
「お待ちなさい!!」
【+ 】ゞ゚)「いたいけな妹者さんを誘拐だなんて、とんでもない畜生がいたものです。
この子に手を出したら私は貴方を許しませんよ」
l从;д;ノ!リ人「お、おしゃむぅ…」
('A`)
(;'A`)「でっかい豆が飛んできて変色した…」
【オサム、戦う】
【+ 】ゞ-)「この力を使うのは人形に憑依してから貴方が初めてです。
出来れば人間には使いたくありませんでしたが、場合が場合なので致し方ありません」
【+ 】ゞ゚)「さぁ!覚悟を(#´_ゝ`)「てめぇー!!なーに人の妹泣かしてんだこらー!!」プチッ
≡≡≡(#´_ゝ`)つ)゚A゚)) ゴッファー!!
(´<_`;)「無事か妹者!!何もされてないか!?」
l从;д;ノ!リ人「ふえぇ…でっかい兄者に、ちっこい兄者ぁ…」
(´<_`;)「お前を一人にしてすまなかった。途中ドクオに迎えを頼んだんだが、間に合わなかったようだな」
(#´_ゝ`)「ほら立て!!変質…」
(#)A::)
( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「弟者、妹者、帰るぞ」
(´<_` )「変質者は?」
( ´_ゝ`)「ああ変質者ね、うん、そうだよね変質者だよね、後ろ姿だったもんね、泣いてる妹者しか見えなかったもんね、仕方ないよね」
(´<_`;)「何をぶつぶつ言ってる?」
( ´_ゝ`)+「案ずるな、変質者は俺が更正させた。もう心配ない」
(´<_` )「警察には」
( ´_ゝ`)「弟者、真人間になった一人の若者の未来を潰す気か?感心せんなぁ」
(´<_` )「むう…」
( ´_ゝ`)「妹者もそれでいいか?俺に免じて、あの男を許してくれるか?」
l从*・∀・ノ!リ人「良い人になるなら許すのじゃ!
今日のおっきい兄者はかっこいいのじゃ!」
(´<_` )「ああ。見直したよ」
( ´_ゝ`)「HAHAHAHA!」
l从・∀・ノ!リ人「のじゃ?オサムは?」
(´<_` )「オサムさんと一緒だったのか?」
l从・∀・ノ!リ人「そうなのじゃ!オサムは妹者を助けようと飛んできてくれたのじゃ!
ちょうど今おっきい兄者のいる所らへんに!!」
( ´_ゝ`)
(´<_` )
(´<_` )「兄者」
( ´_ゝ`)「はい兄者です」
(´<_` )「足退けろ」
( ´_ゝ`)「はい退けます」
再び全身粉砕骨折したオサムが元気になり、流石兄弟や流石姉妹と共に異世界の住人と戦う事になるのは、また別のお話。
終わり
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