( ^ω^)ブーンの心が世界を左右するそうです (http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1152545051/)
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/12(水) 23:47:39.57 ID:Vr3JREMSO
代理。詳細はオムライス掲示板

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/12(水) 23:48:28.03 ID:NBnISFFW0
…はぁ?

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/12(水) 23:51:05.59 ID:Vr3JREMSO
まとめ
http://vip.main.jp/cocoro-top.html

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/12(水) 23:55:57.61 ID:j/Yeq0vc0
>>1
wktk

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/12(水) 23:58:47.05 ID:/uAZ7lwWO


6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/13(木) 00:12:14.15 ID:aZT5c5XbO


7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/13(木) 00:15:17.48 ID:14TPKz2A0


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/13(木) 00:22:06.85 ID:14TPKz2A0
ホス

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/13(木) 00:39:36.68 ID:XagUfHIr0
作者まだかいな

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/13(木) 00:54:22.84 ID:mA4+HywZO
保守

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/13(木) 01:05:07.65 ID:QvOmDcndO
ようです で検索してたから見つけられなかった☆ゅ

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/13(木) 01:14:31.87 ID:oFk3WTpkO
『保守』するッ!

13 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:34:14.50 ID:/neJH4P60
ごめんなさい、今確認しました。
自分も「ようです」で確認していたので……
それでは投下いきます!

まとめの件もあるので、七日目からになりますがご容赦下さい。

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/13(木) 01:35:05.94 ID:oFk3WTpkO
保守…(´・ω・`)

15 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:35:10.50 ID:/neJH4P60
−−−−七日目


今日もいつも通り重い体に鞭をうって起きた。

今日は……どこにも行かなくていいんだ、それが嬉しかったり悲しかったり……。
今までは行動しないとという圧迫があったけど、今日はそれが無い。
その代わり……行動できる先も無いのだ。

そんな事を考えながらいつも通り朝食を食べた。

ξ゚听)ξ「朝から元気ないわねぇ……低血圧?」

( 'ω`)「朝は毎日こんな感じだお……」

/ ,' 3「若いモンがそれじゃいかんのぅ」

(;゚∀゚)「というかオマエらいい加減自分の家でメシ食えよ」

朝からさも当然のようにツンと荒巻さんを加えてごはんを食べると、
やる事の無い今日という日をもてあまし始めた。

16 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:35:31.23 ID:/neJH4P60
( ゚∀゚)「しっかし本当に、一日で一気にやつれた様な顔になったな」

( 'ω`)「昨日まででもかなり痩せたはずだお、だけどもう一絞り出来そうだお」

( ゚∀゚)「……ったくよ。とりあえずオレはこれからそれぞれの国に調査行って来るからな」

(;^ω^)「待って欲しいお、もし行くのならこれから言う人達が無事かどうかを聞いてきて欲しいお。
   しいさんにマターリさんにニダーs……」

(;゚∀゚)「まてまて内藤」

ジョルジュさんは自分を抑制すると言葉を続けた。

( ゚∀゚)「仮にその人達が死んでいたら……どうするんだ?」

(;^ω^)「え……」

( ゚∀゚)「戦況は毎晩報告しているだろう?
   それとも知っている人が死んだらその国に同情するが、知らない人ならいくら死んでもいいって言う気か?」

言われるとその通りだった。
自分の知らない人が何十人と死んでいる中で、知り合い一人だけの死を重く扱おうなどとはどれだけ横暴な主だ。
そんな事にすら今更気付くなんて、ほとほと自分のダメさに呆れた。

(;^ω^)「そ、そんなつもりは無いんだお、ただ……その……」

何を言い訳しようとしているんだ見苦しい。
結局その逃げの言葉は続かずに、無言の時が少し流れた。

17 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:35:54.54 ID:/neJH4P60
やっぱり中立国の人達はすごい、ここにいると自分がただの人だと改めて思わされる。
"心の主"なんて関係ない、人対人で自分がいかに無能かを思い知らされる。
どれだけ他の人が考えて行動し、どれだけ自分の事を考えてくれているかも。
そして自分がどれだけ自分の事を考えていないか、"心の主"の責任を放棄しているかも。

ジョルジュさんは口を開いた。

( ゚∀゚)「しいにマターリにニダーにいよう、以前にオマエから聞いた4人だ。
   後は昨日のジエンを足して5人、他にはいないな?」

(;^ω^)「……」

その通りだが、「知り合いが死んだ時だけ特別扱いか?」そう言われた後だけに何も言い返せなかった。
ジョルジュさんも必然的にそれをイエス返事と受け取ったのだろう、言葉を返した。

( ゚∀゚)「もう……そのうちの一人はこの世にいないよ」

(;^ω^)「!!」

( ゚∀゚)「内藤、以前にも言ったよな。『認めるところは認めて、吹っ切れ』って。
   オマエが辛いのは分かる、全部が全部分かってやることは出来ないだろうが、
   少なくともオマエが思っている以上にここVIP国の人達は分かっている」

ジョルジュさんの言葉が胸に響いた。
ツンの時もそうだった、色々考えてくれている事も知らずに無責任なことを言って怒らせてしまったんだ。

( ゚∀゚)「辛いからって考えを放棄してしまうのはオマエの悪い癖だな。
   もう少し周りに振り回される事無く、自分と向き合って考える事をしたほうがいい」

そう言ってジョルジュさんは挨拶も無しに他国の調査に行ってしまった……。

18 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:36:09.51 ID:/neJH4P60
---ドクシン国


从'ー'从「あれれぇ〜、子供が一人足りないよぉ〜?」

(;'A`) 「ちょwwwおまwww」

从'ー'从「冗談だよぉ〜」

(;'A`) 「……渡辺さんの相手は子供以上に疲れるな」

ニダーが世話をしていた子供たちを、今はドクオと渡辺さんが世話をしていた。

(;'A`) 「悪いな渡辺さん、ニダーがいなくなったばかりに……」

从'ー'从「いいですよ別にぃ〜子供好き〜」

(;'A`) (色んな意味で、渡辺さんからも目が離せないな……)

この子供たちを世話していたニダーがいなくなって分かる、その大変さ。
複数人で世話していた時が多かったとはいえ、時にはこの人数を一人で受け持っていたんだ。
今更ながらに感謝がこみ上げてきた、もう彼はいないというのに。

('A`) 「とりあえずもう少ししたらまた何人か手伝いに来てくれるから。
   それまで頑張ろうか」

从'ー'从「はい〜」

19 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:36:39.08 ID:/neJH4P60
('A`) 「……」

そしてドクオは頭の中で今朝のいようとの話し合いを思い出していた。
そう、いよいよ停戦状態になったと思ったのは昨日だったのに。

(;=゚ω゚)ノ『もう……戦いは止まりませんね』

諦めきった顔でそう言ったいように酷く同情した。

果たして今日の自国は相手国よりも進歩しているのか?
もし相手の方が自分たちよりも進化していたとすると……どんな戦いが繰り広げられるかなんて考えられなかった。

('A`) 「戦いは、止まらないか……」

窓から見える青い空を見上げた。
戦いの舞台はどこにでもあった、それに気付いたのは今朝の進化だった。

これ以上は……犠牲が多すぎる……。

20 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:37:21.25 ID:/neJH4P60
その頃、ミンナは数人の兵を連れて町外れの森にいた。
今後のために避難場所を作らなくてはいけない。
国民を守るためには相手に見つからない安全な場所が必要なんだ。

( ゚д゚ )「……」

多分この場所に作れば相手国に見つかる事は無い。
いざという時は国民をここに避難させれば安心だろう。

周りの兵が口をそろえて言う中、今ひとつミンナはそれを信用できなかった。
おそらくここなら自分だって気付くまい、自分以外なら偶然でも無い限りこの避難所を見つけることは不可能だろう。
……ただ一人を除いて。

バーボン国にいる、まだ姿を見せぬ一人の兵、そればかり考えていた。
結局昨日の戦いでもその相手を殺すことはおろか見つけることすら出来なかった。
恐ろしく見渡しがきき、最高の射撃の腕を持つその男……。

あの男からは何も隠せない気がした。

(;゚д゚ )「ちくしょぅ……」

そうぼやきながらミンナは指示した。

(;゚д゚ )「もっとだ、もっと見つかりにくい安全な場所を探すんだ!
   ここではまだ見つかる可能性がある!」

誰もが信じようとしなかったが、ミンナには根拠の無い自信があった。
ここではダメだ、もっと見つかりにくく安全な場所を作らないといけない……。

21 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:37:43.68 ID:/neJH4P60
---バーボン国


(´・ω・`)「さて、いよいよ完璧に勝負はつきそうだね」

そう言いながらショボンは鉄で出来た大きな筒を手に持った。
ずっしりと重量を感じる、これで狙いを定めるには相当の筋力が入りそうだ。
発射した時の衝撃などどれほどになるのか?

( ^Д^)「あんまりショボンさん無理しないで下さいよ?
   俺も初めて持ったときはあまりの重さに驚きましたがね」

(・∀・)「プギャーと僕で完全に殲滅できそうですねー」

バズーカとでも呼べばいいのか、その巨大な大筒をプギャーは持って構えた。
素晴らしい筋力だ、スコープを覗いた中腰の体勢で見事に制止した。

(´・ω・`)「銃合戦の次は、いよいよ爆弾での合戦だね」

バズーカと銃、バーボン国にとうとうそれらが揃った。
これで負ける訳が無い、そう思った。
そう、これで負ける訳が……。

22 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:38:34.95 ID:/neJH4P60
---中立VIP国


( ^ω^)「落ち着くお……」

昼に入ってからも、いい加減にしろと自分で突っ込みたいほどのんびりとしていた。
ここ数日はずっと何かに追われているような切迫感のもとで無理やり動いてきたんだ、
今のようにのんびりとする時間も大切だと自分で自分に言い聞かせた。

そうこうしている間に二国は戦いを始めてしまうのだろう、だが今はそれもどうでも良く思えた。

同時、無責任という考えが浮かんだ。

さっきジョルジュさんに言われて実感したのにまたすぐに無責任になっている自分。
いや違う、自分なんかが抗ってもどうしようもないんだ、何も出来ないんだ。
なるようにしかならないんだ。

行き場を失った自分は何に対してもやる気を感じなくなった。
どれだけ頑張っても進化は止まらないし、二国は和解しないんだ。
自分が一体何が出来るのだろうか?

死んだ知り合いが誰かも分からない自分。
行き場を失った自分は……どうすればいいんだろうか?


   ……バッバッバッバッ……


( ^ω^)「!?」

23 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:38:53.56 ID:/neJH4P60
突如遠くで激しく大きな音が聞こえた。
銃を連射するような音?……いや違う。
何だこれは、どこかで聞いたことがあるような音だが……。

その時、ブーンの目線の先の空に何かが見えた。

(;^ω^)「ちょ……もしかして……」

どう見てもヘリコプターです、本当にありがとうございました。
方角的にはドクシン国領土内だ。

まさかそんな技術が?
誰が一日でヘリコプターが出来るような技術が出来上がると思うんだ。
誰が一日でヘリコプターを作り上げれると考えるんだ。

バーボン国はどうなんだろうか?

もしバーボン国にヘリコプターがなければ……この勝負は一方的になるだろう。
むしろ一般人にまで被害が及ぶだろう、空の行く手を阻む方法は無いだろうから。

もしバーボンにヘリコプターがあれば……どうなってしまうんだろうこの世界は?


寒気がした。
ヘリコプターは今までテレビなどで何度と見たことがあったが……今回の物は特別に恐ろしかった。
恐怖の象徴ともいえた。

そして大きなプロペラ音を響かせて、ヘリコプターはバーボン方面へと飛んでいった。

24 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:39:16.40 ID:/neJH4P60
---バーボン国側


『それ』は唖然とするバーボン国の兵士達の上を飛んでいた。
かつてないほどの騒音がバーボン国の兵を圧倒した。

(;・∀・)「……」

(;^Д^)「……」

手も足もでない、空中からそれは自分たちを見下ろしていた。
銃とバズーカ、確実に陸戦は制したと思っていたのに……。
改めて人は無力だと思い知らされた。

『それ』から手榴弾が投下され、すぐさま周りは叫び声が響き渡る。

  「うわぁぁぁぁぁあ!」

  「逃げろおお!」

(;^Д^)「ちくしょう、このやろう降りてきやがれ!」

辺りが叫び続ける中、二人の男達が上と下から睨み合っていた。

( ゚д゚ )

(・∀・)

25 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:39:38.95 ID:/neJH4P60
---ドクシン国側


( ´_ゝ`)「どうした、ミンナ?」

( ゚д゚ )「ヤツが……いた……」

ミンナは本能で察知した、自分を超えるそのスナイパーの存在に。
安定しないヘリコプターの脇に、銃を持って構える。
対して相手も下から銃を構えていた。

   パンパンッ

上からと下からの発砲音、銃弾は互いの体を打ち抜くことは無かった。

(・∀・)

相手はまだこちらをずっと見据えていた。
ミンナは舌打ちした。

( ゚д゚ )「悪いが……これで死んでもらえるか?」

そして上空から相手目掛けて手榴弾を投下した。

   ボォォンッ

大きな音を立ててそれは爆発した。
相手が死んだかどうかは分からない、確認代わりにもう一発手榴弾を投下した。

26 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:39:59.04 ID:/neJH4P60
---中立VIP国


(;^ω^)「なんで……なんで……」

体が異常に震えた。
まったく想定外の進化だった。

地対空なら空に分がある、一方的に決まっている。
耳をすますと爆発音が何度も響いた。

今すぐ止めに走るべきか?
いや、きっと自分なんかがどう頑張っても止まるわけなんて無い。
しいさん……女性一人止められなかった自分が頑張っても無駄だ。

これが……進化なのか?
この進化はいつ止まるんだ?
このまま止まらなければ……数日後には……。

(;^ω^)「うわああぁぁあぁぁぁ!!!11」

その進化の速さが怖くなった。
数日中に自分が結論を出さなくてはいけないんだ。
絶対に近い内に勝負が決まる。

そういったことを考えるのが嫌になり、ただひたすらに叫んだ。

27 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:40:15.74 ID:/neJH4P60
−−−−七日目・夜


その日は夕食もとらずに逃げるように床に就いた。

残り限られた数日、一時でも無駄に使ってはいけないと思う反面、残りをもう何も考えずに過ごしたいと思った。

なんだろうこの気持ちは、焦る気持ちと諦めの気持ちが交錯している。
もうこのまま寝続けて……目が覚めたら全てが終わっていてほしい。

( 'ω`)「……」

そういえば今日はジョルジュさんの戦いの報告を聞かなかった。
勝負はどう考えてもドクシン国が勝ったのだろう。

一般人は被害にあったのだろうか?
でもドクシン国のほうが人材は少ないし負け越していたからちょうど良かったんじゃないのか?

ちょうど良かったなんて不謹慎だ、本気でバランスが取れたことに嬉しく思っている自分に嫌悪した。

そういえば知り合いが既に一人死んでいるとジョルジュさんに言われたっけ。
誰だろう、一体誰が死んだんだろう……。

( ;ω;)「ウッ……」

それを知る術すらないなんて……あまりに悲しい現状だった。


もういい。自分はこの束縛から逃れたいんだ……もうずっと寝続けて……それでいいんだ。

28 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:42:26.53 ID:/neJH4P60
改めまして>>1さんありがとうございます、気付くの遅れて申し訳ないです。
それでは改めて……八日目投下行きたいと思います!

ヘリコプター? 擬音語? 何のことです?

29 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:44:54.23 ID:/neJH4P60
夢の中で誰かが自分に「さようなら」と言っていた。
誰かは忘れた、ただ……やっぱり自分は何も返すことが出来ずに呆然と立ちすくんでいた事だけを覚えている。
もう二度と会えないだろう、今は亡き誰か……。

( 'ω`)「……」

もう朝だった、日は昇り小鳥の声がする。
夜中に何度か起きた記憶はあるが、今ひとつちゃんと思い出せない。

また今日が始まったのだ。

( ゚∀゚)「お、今日はもう起きたのか?」

( 'ω`)「あんまり寝れた気がしないお」

( ゚∀゚)「早起きってのもたまにはいいだろ、ほら」

そう言ってジョルジュさんは僕にお茶を出してくれた。
飲むと一気に体が覚醒する、とてもおいしいお茶だった。

( ^ω^)「おいしいですお、ありがとうだお」

( ゚∀゚)「おう、もうちょっと待ったらメシ作るからな」

( ^ω^)「あ、それでジョルジュさん……」

後悔しないのか、そう自分に確認してから言葉を続けた。

30 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:45:28.18 ID:/neJH4P60
>>29
ごめんなさい、日付入れ忘れたので再投下します。

31 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:45:50.34 ID:/neJH4P60
−−−−八日目・その1


夢の中で誰かが自分に「さようなら」と言っていた。
誰かは忘れた、ただ……やっぱり自分は何も返すことが出来ずに呆然と立ちすくんでいた事だけを覚えている。
もう二度と会えないだろう、今は亡き誰か……。

( 'ω`)「……」

もう朝だった、日は昇り小鳥の声がする。
夜中に何度か起きた記憶はあるが、今ひとつちゃんと思い出せない。

また今日が始まったのだ。

( ゚∀゚)「お、今日はもう起きたのか?」

( 'ω`)「あんまり寝れた気がしないお」

( ゚∀゚)「早起きってのもたまにはいいだろ、ほら」

そう言ってジョルジュさんは僕にお茶を出してくれた。
飲むと一気に体が覚醒する、とてもおいしいお茶だった。

( ^ω^)「おいしいですお、ありがとうだお」

( ゚∀゚)「おう、もうちょっと待ったらメシ作るからな」

( ^ω^)「あ、それでジョルジュさん……」

後悔しないのか、そう自分に確認してから言葉を続けた。

32 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:47:09.89 ID:/neJH4P60
( ^ω^)「昨日の……戦いの結果を教えて欲しいお」

( ゚∀゚)「内藤から聞いてくるとはな。覚悟は出来ているのか?」

( ^ω^)「はいですお」

実は覚悟とかそんなものの問題でないのは自覚していたりする。
ただ自分は……結果を聞くだけで"心の主"として動いたと満足したいだけなんだ。
もしくはその結果を聞いてまた何か思って、そこで自己卑下に浸りたいだなんだ。

自分を否定する事ほど楽な事も無い。
自分を否定するとは何もしなくてもいいことなのだから。
ただ布団に潜って「辛い」と言っていればいいだけなのだから。

( ゚∀゚)「昨日はドクシン側の圧勝だよ。
   当然といえば当然だ、ドクシン側は被害なし、バーボン側は確かなことは分からないが20人以上は死んでいる」

(;^ω^)「20人……それは兵だけですかお?」

( ゚∀゚)「わけねーだろ、当然民間人足してだ。ショボンも相当おかんむりだな」

(;^ω^)「……」

ドクシンがまさかそこまで強攻なことをするとは……また心は揺らいだ。
そして今日は……更に進化しているのかもしれないのだから。

33 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:48:14.06 ID:/neJH4P60
朝食を食べ終わるとまた色々な悩みが頭を舞った。
いや、そもそもずっと同じ事で悩み続けているんだが。

こうやってのんびりしている自分や"心の主"の責任を放棄しようとする自分。
バーボン国の考えとドクシン国の考え。
そして……ショボンを信じるなという事。

( 'ω`)「お〜……もうダメダメだお」

いつも同じ事ばかりで悩んで、いつも結果を出せずに悩んで自分を否定して誤魔化しているだけなのだ。

川 ゚ -゚)「おお、相変わらず腑抜けているな」

( 'ω`)「生まれつきだお」

川 ゚ -゚)「冗談だ、真に受けるな主様」

( 'ω`)「何の用だお?」

川 ゚ -゚)「いや、ショボンさんから言付かってな。
   午前中に戦いを始めるから、主様にはここにいて欲しいそうだ」

(;^ω^)「ちょ……行くって言っても止めるんだお?」

川 ゚ -゚)「それが役目だ、申し訳ない」

(;^ω^)「……クーさん」

川 ゚ -゚)「クーでいいぞ」

34 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:49:38.61 ID:/neJH4P60
( ^ω^)「そうじゃなくて、今までは別に戦いとかしていても特に何も言われなかったお。
   それをあえて言うという事は……行くと危ないのかお?」

川 ゚ -゚)「ああ、危ない。死ぬぞ」

( ^ω^)「僕はドクシンの集落に行くだけだお。
   戦場になんて行かないお、それでも……危ないのかお?」

川 ゚ -゚)「ああ、それが危ないんだ」

すぐに走り出したが、直後に腹への鈍痛があった。
倒れこむ自分をクーは支えてくれる。

( ゚ω゚)「おっ……おっ……」

川 ゚ -゚)「行かせない、絶対に。すまん、本当に……すまん」

そのまま壁にもたれさせられた。
そして隣にクーが座る。

まだ腹の痛みは抜けない、苦しい……。
そんな自分の目先に空をかける物体が見えた。
ヘリコプターなどとは違うそれは、恐ろしいスピードでバーボン国からドクシン国へ向かっていった。

(;゚ω゚)「おッ……!」

川 ゚ -゚)「始まったか……」

思考は完全に停止した。

35 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:53:08.49 ID:/neJH4P60
---バーボン国側


その戦闘機の中には二人の男が乗っていた。

( ^Д^)「あー、どうも地に足が着いていないってのは怖いもんだな……
   とりあえずもうちょっと運転慣れるためにしばらく旋回するぜ?」

(・∀・)「別にいいけど、せっかくだったら集落の少ないウツダ地方に行ってもらってもいいかな?
   ミサイルの試し撃ちがしたいし、ドクシンにもいい威嚇になると思うし」

( ^Д^)「昨日はオレらの国の国民狙いやがったからな……目には目をには賛成だ」

そう言って進行方向を少し変えると、集落が見えてきた。

(・∀・)「高度を下げて」

( ^Д^)「おっけ、こんな感じか? 早くしてくれ」

(・∀・)「んー、ほいさ!」

ジエンがスイッチを押すと、戦闘機からミサイルが撃たれた。同時、爆弾を投下する。
逃げる人々が小さい、そして脆い。まるでゴミのようだ。

爆発音がいくつも轟くと、次のにはその集落は焼け野原となっていた。

( ^Д^)「m9(^Д^)プギャー」

(・∀・)「狙いが少しズレたね……もう一回ミサイルの試し撃ちいいかな、次はシノー地方で。
   進化して爆発が大きくなったからある程度なら爆弾で誤魔化せるけど、それも悔しいしねー」

36 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:55:07.25 ID:/neJH4P60
そしてもう一つの集落も狙うと、簡単に焼け野原となった。
人が、物が、今までの進化が……まるで簡単に消し去られた。

( ^Д^)「m9(^Д^)プギャー、この辺りの人達も、戦いとはずっと無縁だったのにな」

(・∀・)「そうだね、陸での戦いなら当然この辺りの人達は無縁でいられただろうねー。
   だけどもう安全な所なんてこの大陸上には存在しn……ちょっとプギャーいい?」

( ^Д^)「ん?」

(・∀・)「相手も戦闘機を有するみたいだよ、合計3機。
   ちなみにそのうち1機はバーボン国に向かってるね」

(;^Д^)「それはまずいだろ!」

(・∀・)「だけど内2機はこっちに向かってくるからダメだね。
   その除去を最優先にしないとね」

(;^Д^)「こっちの機体は合計2機……
   国で待機しているもう1機でちゃんとバーボン国に向かった機体を破壊してくれれば……」

(・∀・)「それよりも自分達だね、2対1……頑張ろうか」

(;^Д^)「そうだな、まずは自分達だな」

37 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 01:58:02.13 ID:/neJH4P60
ジエンはプギャーに的確な方向の指示を出す。

(・∀・)「もうちょっと右かな……ああ、それは向きすぎ」

(;^Д^)「どうしてそんなに目がいいんだよオマエは……何も見えないぞ」

(・∀・)「おっけ!」

そしてジエンがスイッチを押すと、ミサイルが真っ直ぐに発射される。
しかしそれは相手の戦闘機の下をかすめた。

(・∀・)「おしい!」

( ^Д^)「お、ようやく俺も相手が見えてきた。……マジで2機だな、しかもこっちと型が違う」

(・∀・)「どっちが優れていようと関係ないよ、乗る人の腕だけはこっちの方が上だから」

( ^Д^)「いいこと言ってくれるね!」

プギャーは戦闘機を左右に大きく振って相手戦闘機の狙いを定まらなくし、翻弄を試みる。
相手もこちらに対し左右に分かれて狙いを定め難くした。

(・∀・)「横から狙うのはは中々難しいね、でも相手も横からは狙えないはずだからしばらく互いに様子見かな?」

( ^Д^)「できれば相手が運転に慣れる前に潰したかったが……そうもいかないか……。
   とりあえずジエン、運転の下手な方を先に潰そう、その判断は任せる」

(・∀・)「おっけ!」

38 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 02:01:24.27 ID:/neJH4P60
そして空中で距離をとり互いが互いを狙えない状況、旋回しながら様子見をする。

(・∀・)「あっちも二人乗りみたいだね」

片方が指示を出して、片方が運転する。
一人よりも犠牲は大きいが確実さをとったのだろう、人材不足だからてっきり一人乗りかと考えていた。

( ^Д^)「しかし一晩過ごすだけで相手もここまで乗りこなせれるようになるんだからな……
   相手の方が進化の度合いはいいかもしれないな、乗り始めの操縦から違う」

(・∀・)「プギャーの才能を超えれるわけ無いよね?」

( ^Д^)「ああ、乗り始めは相手の方が上かもしれないが、オレを舐めてもらっちゃ困るね!
   牽制しあいながらでもすぐに相手のテクニックを超えてやるぜ!」

そう言ってプギャーは相手の戦闘機のギリギリをすれ違うように運転する。
相手の乗組員が怖気づくかと思ったが、意外にもそのまま進んで来た。
そしてギリギリでそれらはすれ違った。

(・∀・)

( ゚д゚ )

39 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 02:03:21.10 ID:/neJH4P60
(・∀・)「……プギャー、さっきの戦闘機は後回しにしよ」

(;^Д^)「そうだな、あの近距離のすれ違いを恐れない乗組員の度量は侮れないからな」

(・∀・)(……)

そして戦闘機は相手のもう一機に狙いを定めた。
ちょっと距離があるか……? いや、大丈夫だ。
ジエンはプギャーに操作を托すと、絶妙のタイミングでスイッチを押した。

ミサイルは相手方向にうまく飛んでいくが、相手もギリギリで気付いたか急降下を試みる。
何とか間に合ったようだ、相手はミサイルを避けた。

( ^Д^)「……だが終わりだな」

しかし戦闘機の先端を下に向けすぎたようだ。そのまま戦闘機の体勢を持ち直すことが出来ず墜落した。

( ^Д^)「m9(^Д^)プギャー、一発かよyoeeeeeeeee!」

(・∀・)「……ねえ、プギャー。相手と無線で交信できる?」

( ^Д^)「ん、やってみるか?」

プギャーは幾つかスイッチをオンにして、機内に音が響く状態にして交信をしてみる。
しばらく雑音ばかりが不快に鳴り聞こえたが、少し経つと雑音は小さくなって……

( ゚д゚ )『そちrらから挨拶しにk来てくれるttとはgごt丁寧に』

若干のノイズ音と供に、挑発的なセリフが聞こえた。

40 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 02:04:46.14 ID:/neJH4P60
(・∀・)「君は……昨日のヘリコプターに乗ってた人だよね?」

( ゚д゚ )『そういuうオマエはバーbbボン国nのスナイpパーだな?
   銃撃s戦になっtてkからずっと先頭でt戦ってきた……違うkか?』

(・∀・)「そうだよ、君とは何か縁のようなものを感じるね」

( ゚д゚ )『d同感だ。そしてkここで決着をtつkけることにしようじゃnないか』

(・∀・)「同感だよー」

無線越しに確認した、互いのプライドとこの戦いにかける思いを。
これを制したものが勝つ、自身だけでなくその国が。

( ´_ゝ`)『あaー……そっちnの操j縦者。ちょっtとiいいか?』

( ^Д^)「ああ俺か、何だ?」

( ´_ゝ`)『オrレはこの二人の戦いをsしっかりとm見守りたいtと思う』

( ^Д^)「何か知らんけど俺も邪魔はしたくないな」

( ´_ゝ`)『そしてこnの二人の勝負をすrるu上で、大切なnのはoオレ達の操縦のu腕だ』

( ^Д^)「そうだな」

( ´_ゝ`)『今まdでの操縦がh本k気か? なrらば……残n念ながらオrレ達の勝ちhは確定するzぞプッ」

41 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 02:07:01.96 ID:/neJH4P60
(#^Д^)「……いい度胸だな、安心しろや軽い腕ならしだ。
   オマエこそオレが本気を出した途端に落ちてくれるなよ?」

( ´_ゝ`)『いらん心配dだnな。オレの名hはa兄者、オmマエは?」

(#^Д^)「プギャーだ。兄者とやら、最期に残したい言葉は何かあるか?」

( ´_ゝ`)『そnの時gが来tたら言うよ、何十n年と後のh話だろうgがな』

そして通信は切れた。
同時、互いの戦闘機は急旋回をして空中で牽制しあう。

(#^Д^)「ジエン……オマエの言うとおり確実に操縦してやるよ、だから……絶対に当てろよ?」

(・∀・)「うん、それは問題ないよ。操縦者の腕も勝ってると思ってるからね。
   とりあえず少し高度上げてもらえるかな、それと爆弾落とすよ?」

( ^Д^)「オマエは本当ここ数日で隊長の器になったな……。
   爆風で翻弄でもする気か? 好きにしてくれ。
   俺も同じでオマエのことを信頼しているからな」

そして空の勝負も激しさを増していた。
どちらの国が勝つのか……それは誰にも分からない。

42 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 02:07:40.23 ID:/neJH4P60
---中立VIP国


もう止める気なんて起きなかった。
どうしようもない、そればかりを考えていた。

川 ゚ -゚)「まだ……止めに行こうなどと思っているか?」

絶望、そして恐怖。

答えは当然NOだ。

( 'ω`)「……」

川 ゚ -゚)「主様……」

クーの言葉に返事も返さなかった。
それでも構わずにクーは言った。

川 ゚ -゚)「そろそろ、決断の時じゃないのか?」

そう、ちょうど自分もそれを思っていた。
これ以上の犠牲を出さないためには……決断するしかないのだろう。

43 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 02:09:42.36 ID:/neJH4P60
これで八日目終わりです。
投下がこんな夜中になってしまいすみません、
ずっと保守してくれて本当にありがとうございました。

また何かおかしい所などあったら言って下さい、訂正OR言い訳しますので……。

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/13(木) 02:13:05.97 ID:qpdcMqPdO
>>1
ようやく終わりが見えてきたって感じだな

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/13(木) 02:16:23.86 ID:SCMHvXKQO
>>1乙カレー

46 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 02:16:37.44 ID:/neJH4P60
>>45
サンクスです&こんな夜中の投下でごめんなさい。
多分もうそろそろ終わります、八日目も本当は一回の投下で終わらすつもりだったんですが……。
ジエンとミンナの戦い書いていたら結局一回では終わりませんでした。

でも全体的な終わりは見えてきていますので、もう一踏ん張り頑張ります!

47 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 02:20:37.89 ID:/neJH4P60
>>45
ありがとうございます、こんな夜中の投下を見てくれてどうもです。
今週中には十分終わらせれると思いますので、もう少しお付き合い下さい。

あと今の内に言っておくと、明日の22時くらいに投下出切る出来ないにかかわらず
顔は出すと思うので、もしスレたてれる方いたらよろしくお願いします。
もし無ければ、まとめの方には申し訳ないですが掲示板の方をお借りして今日と同じように連絡したいと思います。

改めて今日はせっかくスレたててくれたのに、気付くのが遅れて申し訳なかったです……。

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/13(木) 02:23:59.50 ID:mA4+HywZO
>>1乙!

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/13(木) 02:24:41.16 ID:HxYY0NQj0
乙!

50 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/13(木) 02:30:53.30 ID:/neJH4P60
>>48,>>49
ありがとう、ありがとうだお( ;ω;)
本当こんな夜中で申し訳ない、読んでくれたことにとても感謝するお。

まとめのオムライスさんも仕事速い……ありがとうですお。

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/13(木) 02:58:55.97 ID:HxYY0NQj0
保守

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/13(木) 03:13:12.58 ID:5EhmwXT6O
やはりシリアスにアナルの出番は無い…か
いささか残念だ

つーかシリ・アスってどっちもケツ関係じゃねwwwこれなんて運命?ちょっと喧嘩売ってくる

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/13(木) 04:05:25.37 ID:StnPkoaSO


54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/13(木) 04:05:26.07 ID:76u+XSCK0
>>52
おまwwwwwいいとこに気がついたなwww

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/13(木) 05:22:33.63 ID:qpdcMqPdO


56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/13(木) 07:17:47.11 ID:7wVCHHh8O
蟹食いてぇ

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/13(木) 07:19:08.42 ID:J3iHpNTOO
これレシプロ機は出ないんだな。個人的には
レシプロ機・・・・機関砲

大型レシプロ爆撃機・・・・大型爆弾and無線装置

ヘリ・・・・優秀な歩兵武器andレーダー

戦闘ヘリ・・・・ロケット弾andミサイル

ジェット機・・・・大型ミサイルand優秀な支援武器

みたいなイメージあるからな・・・・なんか色々すっとばしてる感じが・・・いや個人的なもんだけどね。

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/13(木) 07:40:06.09 ID:V6Hggs2B0
>>57
進化です


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