( ^ω^)ブーンの心が世界を左右するようです (http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1152715659/)
1 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 21:59:33.41 ID:E/m/m1/d0
立った、クララが立った!

2 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:00:48.65 ID:E/m/m1/d0
規制が解除されているとは思わなかった、反省している。

まとめ
http://vip.main.jp/cocoro-top.html

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 22:02:39.33 ID:NZC4D2tuO
ktkr

4 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:03:23.80 ID:E/m/m1/d0
とりあえず、続きの投下行きたいと思います。
スローペースで行きますのでよろしくお願いします。

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 22:04:11.76 ID:lUf521fMO
>>1
ワロスwww

6 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:05:44.64 ID:E/m/m1/d0
−−−−九日目


(;゚∀゚)「内藤、内藤!」

この日の夜も寝辛くて、夜中に何度と目を覚ました。
もっともそのまま何を考える事でもなく寝直していたのだが。

そして朝、早い時にジョルジュさんに起こされる。
こんな時間に……睡眠は十分にとってあったので目はすぐに覚めた。

( ^ω^)「……」

睡眠は十分なのだろう、目覚めると一機に昨日のことが蘇った。

ニダーさん、アプー、ドクオさん……やっぱり知り合いが死んだと言うだけですごく辛い。
たとえそれが自分勝手で卑怯でも構わない、死者20人よりもこの3人の死の方が酷く重かった。

( ^ω^)「……」

目は覚めているが言葉を発する気に今一つなれずにボーっとしていた。
しかしジョルジュさんは焦った様子で繰り返す。

(;゚∀゚)「内藤、起きたんなら早くしろ!」

( ^ω^)「……どうしたんだお?」

(;゚∀゚)「ドクシンに行くぞ、早くだ!!」

それで分かった、自分が昨日で更に大きくドクシンに心動いた事が。

7 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:07:35.61 ID:E/m/m1/d0
昨日の戦闘機からの進化……正直考えたくなかった。
ジョルジュさんに誘われたが、自分はドクシンに行きたくなかった。
多分……行くだけで泣いてしまうかもしれない。

良い思い出が多すぎた。

( ^ω^)「僕は……」

(;゚∀゚)「いいから早く!!」

(;^ω^)「おっ……?」

ジョルジュさんのあまりの急き様に圧倒されてドクシン国に連れられた。


行く道でのそのふいんき(何故か変換できない)はやけに物静かで気持ち悪かった。

( ^ω^)(もう、ドクシンに行っても……ドクオさんはいないんだお……)

何よりこの時はどこまで今が切羽詰った状況かなんて考えていなかった。
ただ昨日の事を考えて、その上で平生を保つ事で精一杯だったんだ。


ドクシン国に着いてからも、今まで行っていた集落とは別の集落に向かったようでもう少し歩く事となった。

そして目的地に着いた時、その時にようやく今の状況がどれほど緊迫したものかを理解した。

8 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:09:06.32 ID:E/m/m1/d0
そこは知らない人ばかりだった。
もともと自分の行っていた集落の人達は一人もいないんだ、当然といえば当然かもしれない。

そしてその上で、人々は狂ったように『それ』の整備を繰り返していた。

ジョルジュさんが慌てる理由も分かった気がする。


昨日の人が今ドクシン国の中心として動いているようだった。
見つけると慌てて話し掛ける。

(;^ω^)「おっおっおっ!」

(=゚ω゚)ノ「ああ、内藤さん。来ていただけたんですね」

今自分達が何をやっているのか分かっているのか?
その人の声は清清しかった。

爽やかだった、まるで宗教のような印象を受けた。

(;^ω^)「何やっているんだお!!」

自分が叫ぶと、一瞬にして周りが静かになる。
そして自分を"心の主"だと知らない人達からは奇異の目が向けられた。

そんな事構わない、それどころじゃない。

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 22:10:15.49 ID:UU13VKnkO
これってブーンが死んだらどうなるんだろう。

10 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:11:02.21 ID:E/m/m1/d0
(=゚ω゚)ノ「もしかして『これ』ですか?
   我々はドクシン国の兵たち複数の名前の頭文字を取って『テポドン』と名付けました。
   Dはドクオさん、Nはニダーから取ってあります」

(;^ω^)「どんな事どいうでもいいお!
   これを撃ったら……どんな事になるか分かってるんだお!?」

(=゚ω゚)ノ「相手国を完全に滅ぼします」

その言葉に感情がこもってなく恐怖した。
そうだ、むしろここの人達にとって"心の主"の存在なんて今更なのかもしれない。
そんなものに止められるほど半端な決意ではないだろう。

自分にとってはそれしか無いというのに。
"心の主"という肩書きしかないというのに。

それが無い自分はただの一般人だ。

(;^ω^)「止めてくれお……それはいけないお……」

『テポドン』と呼ばれた超巨大なミサイルがそこにはそびえ立っていた。
複数の人がそれらを整備し、複数の人がコンピュータを使って管理していた。

きっとこの施設も一夜で出来上がった施設なのだろう、進化のすごさが現れていた。

でも違う、自分はこんな進化なんて望んではいなかった。
和解をして、争いを平和に終わらせて欲しかった。

これは……もう相手国が跡形も残らずに消えてしまうではないか。
今までの進化が消えるだけでない、その命も……何もかもが消えてしまうのだ。

11 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:12:36.94 ID:E/m/m1/d0
(=゚ω゚)ノ「内藤さん」

(;^ω^)「……はい」

(=゚ω゚)ノ「我々は止めるつもりはありません。
   ドクオさんが……そして我々が自分の命を危険に晒してでも守り抜いてきた子供たちが……
   彼らはその全てを奪いました、もう我々の命も有って無いような物です」

そして相手は僕を鋭い目で睨んだ。
ここに来てここまで強く睨まれたのは初めてかもしれない。

納得しろと言いたいのだろう。
でも無理だ、理解は出来るけど分かるわけなんて無い。

(;^ω^)「だからって相手の子供達まで……全ての命を消す事は違う気がするお!」

(=゚ω゚)ノ「いいえ、これは主様の力です。
   昨日までの我々ではこんな力はありませんでした、だからとてもそんな事は考えられませんでした。
   主様の与えてくれた力です、主様もどこかで……望んでくれたのではないでしょうか?」

(;^ω^)「ち……違うおッ! そんな訳無いお!」

(=゚ω゚)ノ「でもこの力はあなたが与えてくれた力です。
   勝負を諦め切った我々に与えてくれた……復讐できる力です」

12 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:14:13.29 ID:E/m/m1/d0
相手の言いたいことは悔しいほど良く分かった。

守るものを亡くした、戦う意味を失った。
もうドクシンの人達は昨日の時点で戦意など無いに等しかった。

実際昨日会った時、この人だってこんなにしっかりとしていなかった。

しかし今日、力を手に入れたのだ。


復讐。


もう戦う気力を失っていた、もう死ぬ気でいたのだろう。
生きる意味を失った人達をもう一度奮起させる、その力と唯一の目的。

(;^ω^)「何となく分かるけどやっぱりそれはいけないお!」

(=゚ω゚)ノ「なんとでも言って下さい。
   我々だってある程度は分かっています、それでも……理屈じゃないんです、理論じゃないんです」

(;^ω^)「……」

(=゚ω゚)ノ「帰って下さい」

どうして?
せっかく生きているのに……どうしてそんな事をしようとするのだろう?

僕とジョルジュさんは見知らぬ人達に無理矢理追い出された。

13 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:15:43.69 ID:E/m/m1/d0
帰り道、ジョルジュさんと自分はずっと無言だった。
ジョルジュさんは寂しそうにしながらも強気な表情を作っていた。
自分は……ただ不安にさせるようにひたすら泣いていただけだった。

気付くとそのまま中立VIP国にまで戻ってきていた。

( ;ω;)「うう……」

泣いているだけでは迷惑だと分かっているのに。
なのに……。

( ;ω;)「ジョルジュさん……」

( ゚∀゚)「……どうした?」

( ;ω;)「バーボン国は……無くなってしまうのかお?」

何か話さないと、そう思っていたら結局こんな言葉しか出てこなかった。
余計に困らせたことだけは自分でも分かった。

(;゚∀゚)「……このままならそうだろうな」

( ;ω;)「そんなの……嫌だお」

(;゚∀゚)「……ああ」

( ;ω;)「ドクシンの知り合いが死んだだけでも僕は辛かったお、なのに……。
   こんなの変だお、絶対におかしいお!」

14 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:17:06.14 ID:E/m/m1/d0
---ドクシン国


(*‘ω‘*)「いようさん、準備できたっぽ」

(=゚ω゚)ノ「……そうか」

いようは少し悩んでいた。
内藤の言葉が頭から離れないのだ。
彼の言いたいことは良く分かった、強く言い返したが、心では十分に理解していた。

強気に出て相手を言いくるめると同時、自分に言い聞かせていたはずだが……自分は分からず屋だった。

本当にいいのだろうか?
失うものをなくしてもまだ、新しく守るものを見つけれるのでは?
バーボン国の子供たちも守れなかった子達も同じ子供たちとは思えないのか?

(*‘ω‘*)「いようさん、今更何悩んでるっぽ」

(=゚ω゚)ノ「……わかってる」

そう言って、いようはこの国を引っ張る者として声を大きく上げた。

(=゚ω゚)ノ「それでは、発射しろ!!」

15 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:18:09.75 ID:E/m/m1/d0
いようの声を合図としてそれぞれの人達がスイッチを入れ、簡単なプログラムを入力する。

カウントダウンは始まった。

  『10、9、8……』

もう止められない。
いようは心の底で"心の主"とバーボン国に詫びた。

特に"心の主"には我々のとばっちりとして辛い思いをしてもらった。
どうして先ほど謝る事が出来なかったのだろうか? 後悔が沸いた。

(=゚ω゚)ノ(本当に……申し訳ない……)

無機質にカウントダウンの音は続いていく。

  『6、5、4……」

大きくため息をついた。
今更どうしようもないんだ。
こうなると後悔ばかりが押し寄せるのは人間だからか?

なぜ「発射」と言っててしまったのだろう。どうして"心の主"に謝れなかったのだろう。

  『2、1……」

最後に大きくため息をついて見せた。


  『ゼロ』

16 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:20:39.65 ID:E/m/m1/d0
---中立VIP国


( ;ω;)「ドクシンの知り合いが死んだだけでも僕は辛かったお、なのに……。
   こんなの変だお、絶対におかしいお!」

どうして殺し合うのか、どうしてそんな兵器を何とも思わずに使えるのか?
間違っている、ドクシン国は間違っている。

( ;ω;)「絶対に……絶対にドクシン国は間違っているおッ!!」



   ゴォオオォォォォ......


突如に低く大きな音と、白い閃光が後ろから自分達を襲った。

恐怖を感じるほど巨大な音。
まるでこの世の終末を告げるような……強烈な音と閃光。そして激しい風圧。

後ろを見ると、漫画の様な真っ黒いキノコ雲が上に登っていった。
やけにゆっくりに感じた。

(;゚ω゚)「おっ……おおおっ……」

(;゚∀゚)(これが……"心の主"の完全否定か……)

17 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:22:35.66 ID:E/m/m1/d0
どこからあれほどの煙がたち上がるのだろうか?

あの煙の中に、一体何人もの魂が詰められているのだろうか?

これが……進化の最終形態だとでも言う気だろうか?

(;゚ω゚)「おおぉ……」

体の震えが止まらなかった。
これが以前ショボンさんに言われた完全否定なのだろうか?

おそらく先のミサイルを発射しようとして、失敗して自国で爆発したのだろう。
自分のせいで失敗したのか? 自分の……"心の主"の力で失敗させたのか?

今までとは比べ物にならない程の気持ち悪さが体を突き抜けた。

器官が全て出てきそうなくらいの吐き気、腸が比喩でなく締め付けられて激痛をよんだ。
立ってられないどころじゃない、冗談抜きで気絶しそうな痛みだった。

(;゚ω゚)「あうぅぅあぁ、ああぁあぅぁぅ……」

口がカタカタと鳴った。
苦しい、呼吸するたび口の中が一気に乾いた。

人が消えた、それ以前に『国』が消えたんだ。
これが自分の出した結論だと言うのか?
これを自分が望んだのか?

バカな、そんなバカな。

18 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:23:40.50 ID:E/m/m1/d0
荒れた息で呼吸しながら、瞳孔を開いて地面に頭をぶつけ続けた。
全然痛くなかった。

そうしてどれだけの時間が経ったのだろうか、ようやく落ち着いた自分にジョルジュさんは声をかけてくれる。

( ゚∀゚)「……落ち着いたか?」

何も返す気にならなかった。
ずっと無言でいた。

( ゚∀゚)「……立てるか? バーボン国へ行こう」

倒れている自分の手を取って立ち上げようとしてくれた。
立とうと力を入れた瞬間、再び吐き気が来た。

カラカラの喉を痛めつけるようにひたすらに空気を吐いた。
もう体内には何も残っていないのに何だこの吐き気は?

涙ももう出なかった、どれだけの水分が消えているのだ?
自分はもうここで干乾びて死ぬのではないか?


バーボン国に行かなくては。
改めて立ち上がったのは、更に大分と後だった。

19 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:25:10.27 ID:E/m/m1/d0
片手をジョルジュさんに支えてもらい、まるで病人のようにバーボン国へ向かった。
途中無駄に沢山の休憩を挟んでもらいながらも、ようやくバーボンについた。

バーボン国も相当に荒れていた。

昨日のダメージだろうか、崩れた家は建て直す必要を感じなかったのだろうそのまま放置されていた。

(;゚∀゚)「ったく、どこに皆いるんだか……」

そう言って、僕を引きずりながらジョルジュさんは歩いてくれた。
しばらくすると人の声が聞こえるようになる。
どうやらどこかに皆集まっているようだ。

(;゚∀゚)「よし、やっぱりカクテル広場に皆集まってるみたいだ!」

そう言いながらジョルジュさんはもう一頑張りと自分を運んでくれた。

自分はただひたすらに項垂れていた。
勝利したバーボン国の人達と何を話すればいいのだろうか?
そんな事も全然考えていなかった。

……そうか、バーボン国は勝ったのか。
改めてそんな事を考えてしまった、今更気付くなんて相当頭が回転していないようだ。

20 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:26:40.29 ID:E/m/m1/d0
その広場に着くと、沢山の人々が集まっていた。
そして僕とジョルジュさんを見るや活気に溢れた。

遠くにショボンさんが見える、ショボンさんはこちらに向かって来てくれたようだが、
人並みがすごく思うように来れないみたいだ。

周りの人々は口々に質問をした。

  「ドクシン国は滅んだのか?」

  「我々は勝ったんだよな?」

  「さっきのでドクシンは消えたんだよね?」

その一つ一つの質問が自分を鋭く刺した。
そしてジョルジュさんが変わりに質問に答えてくれる。

(;゚∀゚)「ああ、ドクシン国はもう無いよ。オマエ達の勝ちだ」

その瞬間に人々は一斉に雄叫びをあげた。
そして……それが僕には酷く不快だった。

  「うをおおおおお!!」

  「祝いだ、皆ぁッ!」

  「やった、やったぞー!1」

何がやったなのか。この人達の神経が理解できない。

21 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:28:08.43 ID:E/m/m1/d0
どちらの国が勝つかという話のはずだろう?
相手国自体が滅んで何が嬉しいんだ?

(  ω )「うう……」

  「ありがとうございます、"心の主"様バンザーイ!」

  「やったんだ、我々が選ばれたんだ!」

  「嬉しいです、最高です!」

ありがとう? 選んだ? 嬉しい?

(  ω )「オマエ達も……」

地面がグラグラと揺れ出した気がした。
事実かどうか分からない、ただ……今はそれどころじゃなかった。
気が高ぶって何も考えられなかった。

(;´・ω・`)「主様、違うんだ! やったとか、嬉しいとかそれは……!」

ショボンさんが走ってくるけどもういい、言い訳なんて聞きたくない。
精一杯自分は叫んだ。

(  ω )「オマエ達も間違ってるおーッ!!」

直後、激しい揺れがバーボンを襲った。

22 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:28:55.50 ID:E/m/m1/d0
結局自分は何を守れたのだろう?

何を決めることが出来たのだろう?

自分勝手で終わってしまったんじゃないだろうか?

何を残せたのか?

自分はただ……

この世界を破壊しただけで終わったのではないのだろうか?

そういえば一度言われた気がする、最強の兵器は"心の主"だって。

最強の兵器はそれまでの兵器を無とする、戦闘機と同じで。

それが"心の主"だったのだろう。

それが全ての進化を……無と帰したのだろう。

23 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:30:08.18 ID:E/m/m1/d0
その荒地に一人立っていた。
辺りは地割れや倒れた木々で酷い有様だった。

その場には自分しかいなかった。


自分を避けるように割れた地面、自分を避けるように倒れた木々。


今更ながらここで自分は死ぬことは無いのだと分かった。




周りを殺すことしか出来ないのだと分かった。






( ;ω;)「わああぁぁあぁぁぁっぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

24 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:31:33.50 ID:E/m/m1/d0
九日目はこれで終わりです。
続けて最後の10日目を投下しようと思いますが、ちょっと休憩とらせて下さい。

22時40分くらいに再開します。

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 22:32:27.31 ID:5qKi9niA0
シュシュッとメーンズビゲン♪メーンズビゲン♪
使いっかった簡単っ☆メーンズビゲン♪

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 22:33:28.49 ID:UU13VKnkO
いつから殺されないことになってるんだよwwww
しかしwktk

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 22:34:34.09 ID:aYfHgTsJ0
>>1
引き続きwktkさせてもらいますね

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 22:36:47.11 ID:lUf521fMO

引き続きwktk

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 22:36:59.01 ID:NZC4D2tuO
wktk

30 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:40:38.68 ID:E/m/m1/d0
>>26
実は裏設定で初めからあったんですが、出すところなくて……結局最後の最後って感じで申し訳ない。
>>27-28
ありがとうございます、よろしければぜひ最後までお付き合い下さい。

それでは最終章投下行きたいと思います。
少し納得いかなかったり突っ込みあるかもしれませんが……
どうぞ終わったら息の根が止まるほど叩いて下さい。
こちらはひたすらに投下します!

31 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:41:10.26 ID:E/m/m1/d0
>>29
どうもありがとうございます、それでは続きを行きます!

32 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:42:40.78 ID:E/m/m1/d0
−−−−十日目・エピローグ


チュンチュンとすずめの声がする。

沢山寝ていた気がする。

眩しい、でも目覚める気にはなれない。

もうしばらく寝ようか……。


   ピピピピ……


電子音が自分を起こそうとする。

構うものか、手探りでスイッチを切った。

さて、改めて寝ようか……

 「ブーン、早く起きないと学校に遅れるわよー?」

そうだ、学校に行かないと。

重い体を持ち上げた。

33 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:43:32.57 ID:E/m/m1/d0
J( 'ー`)し「もうドク君たち来てるから、早く準備しないと」

(;^ω^)「mjd!? 起こすの遅すぎるお」

J( 'ー`)し「ゴメンね、カーチャンも寝坊してパートに遅刻だよクビになるよゴメンね」

(;^ω^)「笑えneeeeeeeeee! とりあえず行ってきますお!」

J( 'ー`)し「ごはんは?」

(;^ω^)「食パン口にくわえて美女と正面衝突ktkrだお!」

食パンが無いのでコッペパンで代用して家を出た。
玄関にはいつものメンバーがいた。

ξ゚听)ξ「遅いわよ、いっつもノロマね」

('A`)「俺だって頑張って起きてんだから」

(´・ω・`)「ごめんなさいしないといけないよね」

(;^ω^)「ツン、ドク、ショボ! 待たせたお!」

急いで喋ったら、口にくわえたパンが落ちた。
いつもの登校風景だった。

34 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:44:49.29 ID:E/m/m1/d0
( ^ω^)「そういえば……昨日変わった夢を見たお」

('A`)「どう見ても末期症状です、本当にありがとうございました」

(´・ω・`)「いい病院勧めるよ?」

ξ゚听)ξ「熱でもあるの?」

(;^ω^)「ちょww夢見たってだけでヒドスwwww」

ξ///)ξ「べ、別にアンタが風邪引いたら座薬くらい刺してあげるんだから!」

( ^ω^)「風邪引きますた」

ξ///)ξ「し、仕方ないわね、偶然持っていたからよかったものの……」

(;^ω^)「ちょwww座薬常備あるあ……ねーよww」

いつものやり取りだった。

('A`)「そういえば俺も久しぶりに夢見たなぁー。
   なんだかオレが王様で、戦ってるの」

ドキッとした。
まさか……そんな事があるわけない。

35 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:45:19.10 ID:E/m/m1/d0
('A`)「それで内藤が料理長だった」

( ^ω^)「女体盛りktkr!」

(´・ω・`)「僕的には男体の方がいいかな」

そうだ、同じ夢を見るなんて……そんな偶然あるワケない。
安心した自分がいた。

ξ゚听)ξ「それで、どんな変わった夢だったの?」

( ^ω^)「夢っていうのは……あれ?」

('A`)「もしかして……」

(;^ω^)「さっきまで覚えていたはずなんだけど……忘れたお」

('A`)「釣り乙」

(´・ω・`)「バーボンハウスへようこそ」

ξ゚听)ξ「通報しますた」

おかしいな、さっきまで覚えていたはずだけど忘れた。
とても不思議な夢だったんだけど……悔しいけど忘れた。

36 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:45:53.17 ID:E/m/m1/d0
(´・ω・`)「夢ってね、結構その人の深層心理が出るらしいよ」

ξ゚听)ξ「何か色々あるらしいわね。
   夢で医者も分からなかった病気の原因が分かったりとか」

('A`)「俺樹海に行く夢を良く見るぜ?」

(´・ω・`)「夢に意味がある時もあるらしいね。
   予知能力や、超能力の部類かもしれないけど」

ξ゚听)ξ「前世論とかもあるみたいだしね。
   変わった夢を見たときは何かのメッセージかもしれないわよね」

( ^ω^)「釣れますか?」

('A`)「いえまったく。鬱だ死のう……」

いつものやり取り、何の変哲も無いいつものやり取り。
この一時はすごく幸せだった。

37 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:46:27.81 ID:E/m/m1/d0
それにしてもどんな夢だったのだろう?

すごく大切で……すごく悩んだ夢だった事を覚えている。


変わった夢は何かのメッセージか……。


だとすると一体どんなメッセージを自分は受け取ったのだろうか?







  「おーい、何してんだよ。学校遅れるぞ」


(;^ω^)「お、待ってくれお!」

所詮夢なんて儚いものだ。
夢は夢だ、真に受けていてはいけない。

僕は考えをやめると、走って仲間達に追いついた。

38 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:48:28.16 ID:E/m/m1/d0
---中立VIP国


(;゚∀゚)「相変わらず完全否定ってのは無茶苦茶だな……」

ジョルジュはバーボン国の激しい地震と地割れにも拘わらず、奇跡的に無傷だった。
ただその迫力だけは凄まじく、生きた心地がしなかった。

そしてようやくと中立VIP国に戻ってきたのだ。
ジョルジュの帰りをツンデレが出迎えた。

ξ゚听)ξ「お帰り、ようやく終わったわね」

(;゚∀゚)「お帰りってオマエ……死んだと思ったぞ」

ξ゚听)ξ「いつもの事でしょ、主が否定したのは私達の国じゃないんだからアンタは死ぬわけないじゃない」

(;゚∀゚)「そういう問題じゃないんだよ、分かっていても怖いもんは怖いんだよ!
   主からも不審に思われないようちゃんと隠れたし大変なんだぞ?」

そしてジョルジュを迎えるように中立国の人々が集まった。

川 ゚ -゚)「ジョルジュ、お疲れだな」

( ゚∀゚)「ああ、でもようやくだ……」

/ ,' 3「ようやくワシらの国が勝ったんじゃのぅ!」

新巻が高々と勝利報告をした。"心の主"、残る国は唯一つ。
その争いにこの国は勝ったのだ。

39 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:50:00.20 ID:E/m/m1/d0
ξ゚听)ξ「それにしても意外にてこずったわね……」

( ゚∀゚)「俺なんて"心の主"に拳銃をどうしたかって聞かれたときはどうなったかと思ったぜ」

そう言ってジョルジュが見た先には見慣れた顔が二つあった。

(`皿´ )「自分たちは山賊として予定通り"心の主"を襲っただけですよー」

< のΩの>「そうですよ、中立国所属って事もばれてなかったですし。あれはジョルジュさんのミスです」

ξ゚听)ξ「ホント、私がサポートしなかったらどうなっていたか……」

(;゚∀゚)「反省してるよ」

ジョルジュはバツが悪そうに頭をかいて見せた。
確かにあそこでばれてしまっていたら……きっとこの国は真っ先に完全否定で潰れていただろうから。

ξ゚听)ξ「せっかく進化も『武器』と『知識』だけで、他はたいして望まなかったのに……。
   お陰で"心の主"の頭から私達の国という選択肢がうまく浮かんでいなかったけど、
   下手したらあの時にばれてだったんだからね!」

(;゚∀゚)「だから反省してるって。それに俺よりも実際ショボンの方がやばかっただろ?」

ξ゚听)ξ「ああ、アイツね……マジで殺してやろうかと思ったわ。
   発展が強制でないことを言われたりとか、うまく私達の国を意識させないようにしてたのに……
   多分アイツ、ある程度気付いていたんじゃないかしら?」

(`皿´ )「そのために自分達が"心の主"ショボンを信じるなって言ったんですから」

ξ゚听)ξ「アンタたちがショボンの前で見つからなければもっと楽だったわよ」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 22:51:38.27 ID:E/m/m1/d0
責任を押し付けあいながらも、結果は勝利だ。それは揺ぎ無い。

川 ゚ -゚)「それにしても私たちは本当に死ななかったな」

( ><)「一応中立国出身じゃないから死ぬんじゃ無いって思っていたんです!」

ξ゚听)ξ「それだけ忠実に動いてくれたって証拠よ。
   とりあえず主の心をどちらかに動かせば、簡単に揺らぎは大きくなってくからね」

( ゚∀゚)「それにしてもあれだな、本当面白いくらい二つの国ってのは一気に潰れるもんだな」

ジョルジュは笑って言ってみせる。
確かに昨日まで五分五分だった国が、今日一日にして一気に潰れたのだから。

川 ゚ -゚)「うまく戦闘機が出るまで進化させれた事が大きいな」

( ゚∀゚)「ああ、脅えきった国民達がその恐怖から解放されて喚起上げてたぜ?
   "心の主"なんてそれを相手国が消滅した事の嬉しさだと勘違いして、一気にバーボン国は潰れたからな」

/ ,' 3「ほれほれ、おしゃべりは後にせい。
   ここはもう受け渡すぞ?」

41 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:53:15.03 ID:E/m/m1/d0
ミ,,゚Д゚彡「それではここ一体の土地は買い取らせて頂きます。
   ただ元バーボン国領土は地割れが酷く……こちらの地価は75%引かせて頂きます」

/ ,' 3「75%? それはちょっと足元見すぎじゃないですかフサさん」

ミ,,゚Д゚彡「荒巻さん、毎度土地をこうも提供してもらっているのに足元見ませんよ。
   ちゃんと査定した結果の額です」

ξ゚听)ξ「仕方ないわよおじーちゃん。
   それよりも新しい土地と"心の主"を探しに行きましょうよ」

( ゚∀゚)「クーとわかんないですが新しく仲間に入ったから、その祝いが先だろ!」

/ ,' 3「……分かりました、それではこの金額でいいですよ。
   その代わりたまにはそちらも勉強してくれよ?」

ミ,,゚Д゚彡「こりゃ手厳しい、いつも勉強させてもらっているつもりですがね」

フサはそう言うと、土地の契約書に印を押してお金を払う。

/ ,' 3「さて、とりあえず次の場所も候補はあるし、先に祝いといこうか」

ξ゚听)ξ「あら、次はどこなの?」

42 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:54:52.98 ID:E/m/m1/d0
/ ,' 3「ラウンジとやらでまた下らん争いをやっているらしい。
   また中立国として、しっかりその土地を頂くとしようか」






        ( ^ω^)ブーンの心が世界を左右するようです・END

43 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:55:27.04 ID:E/m/m1/d0
---あとがき


とりあえずブーン小説を書くに当たっていくつか構想があったんですが、今回の物を書くことにしました。
ブーン小説自体が会話中心の物語で、この話が一番それに適していると思ったことがその理由です。
ただ、ちょっと無鉄砲に突き進みすぎたかなとも思います。
言い訳すると、こういった物語は苦手なので一つの冒険でもあったんですが。

サッカー見ながら私用も含めてで毎日投下っていうのはちょっと無理しすぎたかなと思っています。
そのために見苦しい文章を結構投下しました、それをまず詫びておきたいと思います。
〜3日目はで出しなので頑張っていましたが、それ以降は(5日目を除く)眠気や体力的に厳しかったです。
5日目のような内容は個人的に好きなので頑張れましたね。
8日目〜はゴールが見えてきたのでまた頑張れました。
自分で見ても、4・6・7日目は書き直したいくらいですね……。

毎日投下という事で時間も無くて調べる暇がないのも辛かったです。
出来れば戦闘機と拳銃は構造や特徴、型式くらいまで表現したかったのが本音です。
ちゃんとした発展過程を載せるのはさすがに無理だと諦めていましたが、進化が飛びすぎた事は自覚しています。

あと途中からスレッド立てられなくなってからは泣きそうでした。
何度も立てて頂き本当にありがとうございました。
オムライスさんも、毎日になってしまったまとめ作業ご苦労様です。
このような駄文をまとめていただけてとても感謝しています。

44 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:56:47.14 ID:E/m/m1/d0
本当は話の中でもうちょっとマターリを出したかったり、
しいが実は8日目に死んでいることとかも書きたかったですが結局裏設定になっちゃいましたね。

最後はスッキリしないかもしれませんが、自分の終わり方は申し訳ないですがこれです。



そして最後に。
テンパっていた事も多く、ただでさえちゃちな文章が目も向けられないような駄文になってしまいました。
それにも拘らずここまで読んでいただけた方々にお礼を言いたいです。
ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

45 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 22:59:03.53 ID:E/m/m1/d0
以上になります。
リアルにしてもおよそ十日間のお付き合いでしたがありがとうございました。

結局半夢オチ的で納得いかない方おられましたら、せっかく読んでいただいたのにすみませんでした。

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:00:02.06 ID:pS3ahtGu0
今日はじめてこのスレから読み始めたけど面白かった
あとでまとめ読みます

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:00:52.65 ID:lUf521fMO
>>1
ただの夢オチかと思たら裏があって個人的には満足してる

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:03:17.09 ID:0mi67UnlO
面白かった。乙
で、いくつか質問を。
ドクシンとバーボンが争ってるあいだ、ブーンにとって唯一の心のより所がVIPだったんだよな?
だったらVIPが急速な勢いで発展すると思うんだけど…その辺どうなの?

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:03:54.88 ID:5z6TqxcqO
ちょwwwテポドン試しに言ったら本当に出てきたwwwww

毎日話出してくれたし面白かったよ
乙であります!!

50 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 23:05:04.08 ID:E/m/m1/d0
>>46
オチから見られた ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
ありがとうございます、実は所々に小さく中立VIP国が進化している事を漂わせる文章もありますので
それも味わっていただければ嬉しいです。
>>47
ありがとうございます。
途中でどなたかに「夢オチフラグ〜〜」って言われてドキッとしたけど、
やっぱり自分的なラストで埋める事にしました。
満足していただければ感無量です。

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:07:18.80 ID:DDvs+dpz0
>>48
発展は強制ではない。
VIPは「武器」と「知恵」だけを望んだからじゃない?

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:08:37.56 ID:aYfHgTsJ0
>>1面白かったよ
でも自分的には
「夢は夢だ、真に受けていてはいけない」
って言って今までの生活に戻るより
何かこう、今までの自分を克服して行くとか
ブーンの成長みたいな物を入れて終わって欲しかったな


53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:09:23.23 ID:sGL08Uvs0
人間って怖い者ですね…と思った


54 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 23:10:49.74 ID:E/m/m1/d0
>>48
それを中立VIP国は隠していて、ブーンに「3つの国から1つの国を選ぶ」という本当の目的でなく
「2つの国(バーボンとドクシン)から一つを選ぶ」という考えを植えつけていました。
VIP国が進化したらさすがのブーンも「おかしい」と思うはずなので、それを隠すために進化を止めていたわけです。
それ(国の発展が強制でない事)をショボンに言われて(6日目)ツンデレは不機嫌だったわけです。
だから念入りにツンデレはそこで
>ξ゚听)ξ「別に……知っていたところでどうせ進化を止める国なんて無いでしょ?」
と言ったわけです。

長文スマソ、上にも書いたとおり所々に実は中立が進化している的文章をちりばめてあったりするから、
また機会があればそれを考えて読み返してくれると嬉しかったりする。

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:11:15.79 ID:+wG4xG8U0
VIPが残るのは予想出来たけどこう来たかって感じだな


56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:12:05.89 ID:lfivhNIO0
かなりおもしろかった

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:12:47.06 ID:0mi67UnlO
>>54
ああ…なるほど納得

58 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 23:16:35.86 ID:E/m/m1/d0
>>49
テポドンはねたの一環として元々出すつもりだったんですが、
ニダーが死んで諦めかけていました……。
でもはい、言われたので適当に理由つけて登場させちゃいました。
>>51
ありがとうございます、その通りです。
一応他も少しは進化させていますが、メインはその二つだけです。
>>52
自分も最後にそれをいれようと思ったんですが、個人的に綺麗に終わりすぎるのは嫌いで……。
ある程度読んでいただける方に「ん?」としこりを残して終わりたい……というのがありました。
なのであとがきに開きましたが、これが自分の終わり方です。
読んで頂きありがとうございました、そう言っていただけると逆に少し嬉しいです。
>>53
個人的にはこれで何を伝えようとも思っていないので、色々感じてくれると嬉しいです。
小説はあまり考えを押し付けるものでないとも思いますし。
お付き合いありがとうございました。

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:20:50.28 ID:aYfHgTsJ0
>>58
把握した
ところで今後ブーン小説を書く予定はありますか?

60 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 23:20:54.02 ID:E/m/m1/d0
>>55
はい、途中に勘の良い方に「VIPの進化」などについて色々といわれてこちらもドキドキでした。
少しでも意外な方向にラストを持ってこれたのなら個人的には満足です。
展開が分かっているとつまらなくて読みにくかったかと思いますが、それでも最後までお付き合いありがとうございました。
>>56
どうもありがとうございます。
その一言に尽きます、書いていてよかったなって思えます。
読み手あってこそです、こちらこそ楽しませて頂きました。

61 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 23:24:41.79 ID:E/m/m1/d0
>>59
せっかく規制も解除されたので、また何か書いてみたいなとは思っています。
でも次は出来れば一回か二回で一気に投下したいですね。
一応この小説を書く目の候補が2つあって、それのどちらかに挑戦したいなって思っています。

・ブーンが夢と分かる夢を見ているようです
・ブーンが植物の世話をしているようです

でも今から思うと上の方は無理かなと思ったり。

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:25:25.47 ID:5+u/GOl+O

おもしろかった

まさかこんなオチがくるとは……。
思いっきり釣られますた(´・ω・)

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:26:09.20 ID:LY3AAe5Y0
植物きぼんぬ

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:27:28.13 ID:Il2F99Jm0
植物きぼんぬ

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:27:58.87 ID:RioUvHukO
VIP国の腹黒っぷりになんとも言えないものを感じた

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:28:39.36 ID:aYfHgTsJ0
植物きぼんぬ

67 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 23:29:11.28 ID:E/m/m1/d0
いつも自分が来るの遅くて待たせているので、
今日は日付けが変わるくらいまでは自分がゆっくりと待とうと思う。

ちなみに
「ブーンが夢と分かる夢を見ているようです」
は夢って現実と違う事があっても全然気に留めないし、
自分の(夢の中で)考えた事がその通りになったり、脈絡なくても全然気にせず納得しちゃったり……。
そういうハチャメチャな部分を楽しく描きたいなと思っていたけどカオスっぷりは「アナルにバナナ」に勝てなさそうなので断念しました。

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:31:24.86 ID:+E/XzRS20
アナルにバナナは最強だからな

69 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 23:32:37.88 ID:E/m/m1/d0
>>62
正直に釣られてくれる人は正直に嬉しいです。
こちらこそお付き合いありがとうございました。
>>65
そういう風に何か感じてもらえるのも嬉しいですね。
腹黒い者の勝利で終わって納得いかないかもしれませんが、それでも読んで頂きありがとうございました。


ちなみに、せっかくなので植物のプロローグだけ投下できる状態に仕上げてみる。
ちょっと経ったら少しだけ投下しますね。

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:32:53.31 ID:lfivhNIO0
今回みたいにシリアスなのもいいけど
次回作はアナルに焦点を絞った作品というのはどうだろう?

71 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 23:33:38.62 ID:E/m/m1/d0
>>68
あれに勝てる気はしない。
jojoとかも実は知らないし、「アッー」を「アーッ」って書いてしまうくらいなので……。

とりあえず投下準備に掛かります!

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:34:28.39 ID:8PZGCgkZO
超絶乙!!!ええ作品やった!何よりあんたの態度が好きだw

作者の態度で選んでる俺は何!?

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:38:28.49 ID:HStDFpztO
光の速さでまとめとこのスレ読んだ。

このオチ(・∀・)イイ!!作者さん乙でした。

74 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 23:40:22.31 ID:E/m/m1/d0
>>70
それは勘弁してくれ、正直自分もアナルはやりすぎたと反省している。
今回もここまでシリアスになるとは思わんかった……。
本当ならもうちょっと面白く終われたらよかったかなとも思っている、見る人も楽しいだろうし。

>>72
ありがとう、自分も見てくれる人達の態度が非常に好きです。
乙って言って貰えるだけで、書いている身としては感無量です。


ちなみにバババッと投下準備が終了しました。
2回に分けて投下開始します!

75 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 23:41:20.70 ID:E/m/m1/d0
僕の名は内藤ホライゾン、一端のサラリーマンだ。
今の仕事に就いて7年目、28歳になりそろそろ結婚を本気で考えなければならない歳だ。
いや、別にその点は将来を約束している恋人がいるから気にしていないが。

そんな自分は日本社会の例に漏れる事無く今日も「過労死したら慰謝料ふんだくってやる……」
などとぼやきながら仕事に追われていた。

仕事仕事仕事……うんざりとするほど耳にした。
家に帰って来てからも休日にもそればかりが耳につくのだ。

「働かざるもの食うべからず」

残念だが人間と仕事は切っても切れない関係にあるようだ。
ニートに憧れたりするも、そうもいかない。
カーチャンや大切な恋人を養うためにはお金が必要なのだから。
自分が働くしかないのだから。


ただ、そんな自分を支えてくれるものがある。
そいつは一日中同じ場所にいて動かない。
何を喋る事もないが、生きている。
呼吸をしている。

仕事が終わってからそれを見て自分はこう思うのだ。

「よし、明日も頑張ろう」と。

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:41:32.41 ID:lfivhNIO0
wktk

77 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 23:42:38.43 ID:E/m/m1/d0
今日も仕事が終わるとそいつの横に座り、一人話し掛ける。

( ^ω^)「今日は仕事がスムーズにいったけど、他の人の手伝いしてたら結局終わるのが遅くなったお」

暗い人間だと自分でも思う、でもこうやって話しかけている時が一番楽しいのだ。
仕事だってこの一時のために頑張っていると言っても過言ではない。

( ^ω^)「それでお礼に飲みに誘われたけど、一時でも早く会いたかったから断ってきたお」

そう、この時が一番楽しいのだ。
人生でこれ以上の楽しみは無いのだ。

( ;ω;)「だから……だからいい加減……目を覚まして欲しいお……ツン」

彼の目の前には、一生を植物人間として過ごすしかない恋人の姿があった。




( ^ω^)ブーンが植物の世話をしているようです

78 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 23:45:03.98 ID:E/m/m1/d0
>>75,>>77
以上がとりあえず作ってみたプロローグです。
物語りも大まかな流れは決まっていますが、今回のように肉付けで時間がかかるとどうなるか……といった感じです。
また機会を見て一気に投下したいものです。
その時はよろしくお願いします。

>>73
このオチが気に入ってもらえるとは……似た者同士ですねw
読んで頂きありがとうございます。
>>76
面白いかどうか、ちょっと自信ないですが……その時にはよろしくお願いします。

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:45:24.70 ID:kgw5M6yX0
植物ってそっちの植物ディスカ!?



80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:45:25.89 ID:5+u/GOl+O
またしても釣られたようです

81 名前: ◆7at37OTfY6 :2006/07/14(金) 23:50:06.64 ID:E/m/m1/d0
>>79,>>80
ごめんね、普通の植物想像した人はゴメンね。
元から騙すつもりだったからゴメンね。

皮肉った言い方で申し訳ないです。
でも本当を言うとこれが一番書きたかった作品なので、ちょっと頑張ろうかとは思っています。

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:50:56.37 ID:V6j2phSuO
>>1おつおつ
面白かったー
植物〜も気になる

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:51:20.81 ID:Il2F99Jm0
もう既に泣いた俺ガイル


(´;ω;`)

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:51:31.75 ID:sGL08Uvs0
俺の場合、「植物の名前がツンだったりすんのかねぇ?」とか思ったけど

植物人間だったとは

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:51:45.90 ID:HStDFpztO
面白そうな内容に水を差すようでもうしわけないんだが
植物人間であるツンの看病をする物語なのだとしたら『植物の世話』という表現は不謹慎な希ガス


86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:54:18.56 ID:Eh1uu2THO
物書きのプロになって本を出したらいいじゃない

あぁこれ馬鹿にしてるんですよ

87 名前:85 :2006/07/14(金) 23:54:41.17 ID:HStDFpztO
>>81
あ、ゴメン狙った題名だったのね。失礼しました…

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:54:47.90 ID:LheKyy3G0
          ぐ
    ぐ  る         ―    ̄   __     ∩2z、
    る   ん   _ -  ̄           ― ニ二./  /
 十  ん               (^ω^  )       /`/
      ,  '    _   l´   '⌒ヽ-‐  /  /  } }  +
    / /     /       リ     |  |   /  ノ
 C、/ /        ╋  /      |  |/  /  //
&  \____/      /     ノ/ _/―''
 ⌒ヽ-、__/   ̄ ̄ ̄`ヽ   '´   /   十
      /  ̄ ̄`ー- ...,,_災__,/| /        +
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 +            ∠ム-'    ノ,ィi、ヽ、
          十              ̄
 
 






89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:55:46.26 ID:sGL08Uvs0



          ぐ
    ぐ  る         ―    ̄   __     ∩2z、
    る   ん   _ -  ̄           ― ニ二./  /
 十  ん               ( ゚д゚ )       /`/
      ,  '    _   l´   '⌒ヽ-‐  /  /  } }  +
    / /     /       リ     |  |   /  ノ
 C、/ /        ╋  /      |  |/  /  //
&  \____/      /     ノ/ _/―''
 ⌒ヽ-、__/   ̄ ̄ ̄`ヽ   '´   /   十
      /  ̄ ̄`ー- ...,,_災__,/| /        +
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          十              ̄

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金) 23:56:45.26 ID:CmLUfOo00
騙すためとはいえ、腹立つ罠


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