( ^ω^)が空を行くようです
- 1 名前:代理です(;><):2006/12/03(日) 22:10:11.77 ID:R7QC46sA0
- まとめサイト様様
http://boonnovel.g.hatena.ne.jp/
http://hebiya.blog40.fc2.com/
- 2 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/12/03(日) 22:11:02.57 ID:2e36LFM10
- ふはは!鮮やかに2GET
- 3 名前:高校の女教師:2006/12/03(日) 22:12:38.74 ID:52s6KFw0O
- 3
- 4 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/12/03(日) 22:14:14.14 ID:2e36LFM10
- >>1さんありがとうございます。
昨日はすみませんでした。
いろいろショックなことがありまして……
全部ステファン・ブリッツ・レコが悪いんです。
それでは、投下させてもらいます。
- 5 名前:VIP皇帝:2006/12/03(日) 22:15:08.96 ID:A7/7FUWFO
- あばばばおちんぽみるく
- 6 名前:高校の女教師:2006/12/03(日) 22:15:08.92 ID:52s6KFw0O
- 誰も来ない…。
一人でwktk
- 7 名前:VIP村人w:2006/12/03(日) 22:15:34.88 ID:CAMDAMs40
- おちんおちんみるく!
- 8 名前:宿屋の女中:2006/12/03(日) 22:15:36.10 ID:A7/7FUWFO
- あばばばおちんぽみるく
- 9 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/12/03(日) 22:17:07.04 ID:2e36LFM10
-
第十二話 「ウグイス」
それからもブーンとツンは赤と青の訓練を受け続けた。
みっちりしごかれ、こってり鍛えられたブーンとツンは、
やっとこの艦で一人前と呼ばれるくらいのパイロットとナビへ成長した。
川 ゚ -゚)「よく私のしごきに耐えた。
今のお前達にはAランクの仕事など簡単にこなせるだろう。
もうお前達はどこに行っても通用する一人前のパイロットとナビだ」
( ´∀`)「大したもんだモナー!
クーにここまで言わせたのはジョルジュ以来だモナー!!」
そう言われた直後、少年と少女の二人は抱き合って喜んだ。
赤と青、二人のパイロットは、そんな少年達をいとおしげな眼差しで見つめる。
一方、遠くからその様子を見ているオカマと眼帯男の表情には、
嬉しさの中に少し寂しげな色が含まれていた。
その夜、二人は興奮と感動で眠れなかった。
そして翌日、二人はショボンに呼ばれ、艦長室へと足を踏み入れた。
何でも任務があるらしいのだが……。
- 10 名前:宿屋の女中:2006/12/03(日) 22:19:55.10 ID:2e36LFM10
-
(´・ω・`)「いらっしゃ〜い」
ξ゚听)ξ「相変わらず軽いノリですね、艦長」
( ^ω^)「で、任務って何なんですかお!?」
ショボンの目の前に立つと、ブーンは彼の眼を覗き込むように見つめた。
「VIP」で生活するようになって初めての単独任務。
自分達だけで空を自由に飛べる久しぶりの機会。
以前より成長した自分の進む先には、どんな空が待っているのだろうか?
少年は、はやる気持ちを抑えられずにいた。
(´・ω・`)「ブーン君、落ち着いて。まだ外は明るいよ?
お楽しみは夜、暗くなってから……ね?(はぁーと)」
ξ#゚听)ξ「よし。死刑。ザキ!」
(´・ω・`)「なんの!リフレク!!」
お尋ね者の「VIP」の艦長がこんなだと、誰が想像できるだろうか?
- 11 名前:VIP足軽flash:2006/12/03(日) 22:22:06.34 ID:L7TeTyWf0
- *と書いて支援と読む
- 12 名前:宿屋の女中:2006/12/03(日) 22:22:14.77 ID:2e36LFM10
-
( ゚ω゚)「そんなことより早く!」
(´・ω・`)「ハァハァ……早く……挿れてほしいのかい?」
(;゚ω゚)「あーもう!早く任務の内容を説明してくれお!!」
(´・ω・`)「ならば
『僕のグチョグチョのあそこに艦長様のマンモスを挿れてください』
と十回言いたまえ」
(# ゚ω゚)「うあああぁぁぁあああぁああ!!」
自分の髪の毛をかきむしり、禁断症状を起こしたかのよう叫ぶブーン。
そんな幼馴染を見て、
「こいつ、本当に空が好きなんだなぁ」なんて考えながら、ツンは軽く微笑んだ。
その視線の先では、幼馴染が八の字眉毛の男に尻を触られて鳥肌を立てている。
やがて、じゃれあっていた二人が落ち着くと、ようやく話は本題へと移った。
- 13 名前:宿屋の女中:2006/12/03(日) 22:23:22.28 ID:2e36LFM10
-
(´・ω・`)「それじゃ、君たちの初任務の内容を説明しよう」
( ゚ω゚)ノξ#゚听)ξノ「「バッチコーイ!!」」
(´・ω・`)「君達の任務とは、ある御方をとある島の遺跡へと運ぶことだ」
( ^ω^)「あるお方?」
ξ゚听)ξ「とある島?」
(´・ω・`)「うん。とりあえず『あるお方』の方から説明しよう。
どうぞ、お入りになってください」
- 14 名前:宿屋の女中:2006/12/03(日) 22:24:17.81 ID:2e36LFM10
-
∧_∧
(@盆@) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
-=≡ / ヽ | やあ、諸君! |
. /| | |. | \_ __/
-=≡ /. \ヽ/\\_ \/
/ ヽ⌒)==ヽ_)= _,,..,,,,_
-= / /⌒\.\ || || / ,' 3 `ヽーっ
/ / > ) || l l ⊃ ⌒_つ
/ / / /_||_ || `'ー---‐'''''" _.
し' (_つ ̄(_)) ̄ (.)) ̄ (_)) ̄(.))
- 15 名前:だんご屋のはる:2006/12/03(日) 22:25:11.81 ID:Bx5kvhXKO
- 荒巻wwwww
- 16 名前:VIP村人w:2006/12/03(日) 22:25:58.78 ID:CAMDAMs40
- ここでAAwwwww
- 17 名前:宿屋の女中:2006/12/03(日) 22:26:22.98 ID:2e36LFM10
-
ショボンの言葉の後、台車を押して入ってきた不細工な男。
彼の傍に立つと、ショボンは続ける。
(´・ω・`)「この方は、民間における古代学の権威であらせられる
『荒巻スカトロチノフ』教授だ」
その言葉に、二人は目の前の男をまじまじと見た。
不細工な顔だが、なんだかすごそうな肩書きだ。きっとエロい人に違いない。
そう判断したブーンとツンは、姿勢を正して挨拶した。
( ゚ω゚)「びっくりするほどユートピア!
びっくりするほどユートピア!!
『VIP』の新米パイロット、ブーンですお!」
ξ゚听)ξ「同じく、そのナビのツンです!」
二人は不細工な男にうやうやしく頭を垂れた。
しかし、彼は困った顔をする。
- 18 名前:宿屋の女中:2006/12/03(日) 22:27:30.30 ID:2e36LFM10
-
(@盆@)「……」
(;^ω^)ξ;゚听)ξ「「あのー……??」」
(´・ω・`)「違う違う。この不細工じゃない」
そう言うと、ショボンは台車の荷台に乗せられた荷物を指差した。
(´・ω・`)「このヘチャムクレのぐうたらジジイが『荒巻スカトロチノフ』教授だ」
( ゚ω゚)ξ;゚听)ξ「「な、なんだってー!!」」
ショボンの言葉に、二人は大げさに驚いて見せた。
視線の先には、台車に乗せられたヘチャムクレの、おおよそ人間の形を成していない物体。
ξ;゚听)ξ「この物体が……」
(;゚ω゚)「……人間!?」
そう呟いたブーンの頬に、熱いコブシが食い込んだ。
- 19 名前:VIP村人w:2006/12/03(日) 22:28:16.82 ID:CAMDAMs40
- ひっでぇwwwwwwwwww
- 20 名前:だんご屋のはる:2006/12/03(日) 22:29:02.71 ID:Bx5kvhXKO
- これは酷い
- 21 名前:宿屋の女中:2006/12/03(日) 22:29:23.74 ID:2e36LFM10
-
一瞬のうちに床へと倒れこむブーン。
そんな彼を見下ろして、八の字眉毛の艦長は熱い涙を流している。
(#´゜ω゜`)「失礼なことを言うんじゃねぇ!この大バカヤロウ!!」
(#)ω;)「痛いお……なにも殴らなくても……」
(#´゜ω゜`)「俺だって好きでお前を殴ったんじゃねぇ!
いいか?これはお前のためを思った俺の愛のムチなんだ!!
痛いのは俺のコブシだって同じなんだよ!!」
(*゚ω゚)「……艦長!!」
(´;ω;`)「ブーン君!!」
ここに、身をも焦がす禁断の関係が生まれた。
〜日曜洋画劇場「ブーンとショボンが禁断の花園へ行くようです」のはじまり〜
- 22 名前:高校の女教師:2006/12/03(日) 22:29:23.98 ID:52s6KFw0O
- スカトロwwwwww
- 23 名前:高校の女教師:2006/12/03(日) 22:29:49.27 ID:/CWV2wuxO
- ちゃんとびっくりするほどユートピアで挨拶してるのなwwwwww
- 24 名前:だんご屋のはる:2006/12/03(日) 22:31:40.49 ID:Bx5kvhXKO
- アフロめ、本性を現しやがったwwwww
- 25 名前:宿屋の女中:2006/12/03(日) 22:31:51.21 ID:2e36LFM10
-
ξ゚听)ξ「で、さっさと任務の内容を説明してもらえる?」
(#)ω(#)(´;ω(#)「「はい、すみません!!」」
日曜洋画劇場「ブーンとショボンが禁断の花園へ行くようです」は日の目を見ずに終わった。
ツンに殴られボコボコにへこんだ顔で艦長は続ける。
(´;ω(#)「先月、『ドクシン』のはるか東の小さな島で、旧世界の遺跡が見つかったんだ」
ξ゚听)ξ「そこへ、このヘチャムクレを乗せて飛べと言いたいわけね?」
(´;ω(#)「ご名答。
だけどね、もうそこはすでに『トップページ』の研究者たちが調査した後なんだよ…。
本当はもっと早く行ってほしかったんだけど、このジジイが……」
そう言ってショボンが見下ろした先には、台車の上に転がっているヘチャムクレジジイ。
(´;ω(#)「……約束の日付を一ヶ月も間違えやがってね」
/ ,' 3「そういうわけじゃ」
ここへ来てはじめて口を開いた荒巻の声に、悪びれた様子など微塵もなかった。
- 26 名前:VIP足軽y:2006/12/03(日) 22:32:46.69 ID:wBTzlWXo0
- トコトン尻関係が好きだなー
- 27 名前:宿屋の女中:2006/12/03(日) 22:33:38.27 ID:2e36LFM10
-
(´・ω・`)「ぶち殺しますよ?」
/ ,' 3「やーん、いけず〜。ちょっと日付勘違いしていただけじゃないか」
(´・ω・`)「どの世界に一ヶ月も日付を勘違いする人間がいるんですか?」
/ ,' 3「わし」
(´・ω・`)「よし。死ね」
ξ゚听)ξ「まあまあ、艦長。これくらいで許してあげましょうよ。
それによく見ればこのおじいちゃん、キモ可愛いじゃない?」
そんな二人の間に割って入ってきたツン。
彼女は台車から荒巻を持ち上げると、彼を赤子のように抱き上げた。
そんな少女を見て、「あーあ、やっちゃった」といいたげな表情のショボン。
(´・ω・`)「……それは君がこのジジイの性格を知らないからそう言えるんだよ」
- 28 名前:宿屋の女中:2006/12/03(日) 22:35:14.99 ID:2e36LFM10
-
ξ゚听)ξ「どういうこと?」
ツンがそう聞くや否や、彼女の胸に抱き上げられた荒巻が、
少女の胸に顔を押し付け始めた。
/ ,' 3「むひょひょひょwwwww
おなごじゃwwww若いおなごの胸じゃwwwwww」
ξ////)ξ「……イヤ――――――!!」
少女は顔を真っ赤にして胸元のくそジジイを壁に向かって投げつけた。
しかし荒巻は体中の毛を逆立てて衝撃を吸収し、安全に地面の上に転がった。
そんな老人を見下ろして、ショボンが申し訳なさそうに言った。
(´・ω・`)「こんなジジイだけど研究の腕は確かでね……。
こいつを連れて、遺跡まで飛んでくれ……もう目ぼしいものは残ってないと思うけど」
- 29 名前:高校の女教師:2006/12/03(日) 22:37:36.79 ID:52s6KFw0O
- 支援
- 30 名前:宿屋の女中:2006/12/03(日) 22:39:53.35 ID:2e36LFM10
-
その後、移動した飛行機械の格納庫の中で、またひと悶着あった。
ξ#゚听)ξ「イヤ!絶対にイヤ!!」
そう叫ぶツンの目の前にはくそジジイこと荒巻教授の姿。
何でも、彼を飛行機械のどこに乗せるかで問題が起こっているようだ。
ツン曰く、「こんなエロジジイを自分のひざの上に乗せるなんて絶対イヤ」
荒巻曰く、「男(ブーンのこと)のひざの上に乗るなんて死んでもイヤ」
そして、ブーン曰く、「どうでもいいから早く空を飛ばせてくれ」
ブーンとツンの乗る飛行機械は複座式で席が二つしかなく、
まさか仮にも人間である荒巻を積み荷用のスペースに乗せるわけにもいかず、
結局、どちらかのひざの上に荒巻を乗せるしか飛ぶ方法はなかった。
しかし、少女とエロジジイはどちらも自分の意見を譲らない。
そして最終的に、予想だにしないメンバーとブーンは飛び立つことになる。
- 31 名前:宿屋の女中:2006/12/03(日) 22:41:19.98 ID:2e36LFM10
-
空は快晴。
機体の調子は最高。
機体から響くエンジンの振動、そして風を切る感覚が最高に気持ちいい。
久しぶりの、誰にも縛られない単独飛行。
自由な空。
少年は駆け出した世界に心を奪われている……予定だった。
(;^ω^)「あのー、荒巻さん?」
/ ,' 3「……zzZ」
(;^ω^)「荒巻さん!!」
ブーンは後部座席に座った荒巻の方を振り返った。
そこでは、くそジジイが狭い座席の上に器用に寝転んで寝息を立てていた。
後部座席にツンの姿は、無い。
- 32 名前:宿屋の女中:2006/12/03(日) 22:43:03.97 ID:2e36LFM10
-
(;^ω^)「起きてくれお!荒巻さん!!」
/ ,' 3「……なんじゃ、騒々しい」
我慢しきれず大声を上げたブーンを歯牙にもかけない様子で答える荒巻。
そんな彼にため息をつきながらも、少年は続ける。
(;^ω^)「進路を見てほしいお。僕達はちゃんと東に進んでいますかお?」
/ ,' 3「……東って、お茶碗持つほうだっけ?」
(;^ω^)「……もういいですお。
それより、今どのあたりを飛行しているか地図で確認してくださいお」
/ ,' 3「わしゃ地図なんて読めん!」
(;^ω^)「……」
( ;ω;)「……これが学者バカっていうやつかお」
荒巻の言葉にうなだれるブーン。
本当ならば今頃、ツンと談笑しながら楽しい飛行を満喫しているはず。
しかし、後部座席にいるのは人形のようなジジイ荒巻。
……何で、こんなことになったのだろう?
- 33 名前:油売りの左暮:2006/12/03(日) 22:43:05.60 ID:6HSwEFiyO
- 支援しますよ?
- 34 名前:宿屋の女中:2006/12/03(日) 22:44:53.48 ID:2e36LFM10
-
ξ#゚听)ξ「絶対に嫌だからね!
あたしのかわりに、このエロジジイにナビしてもらいなさいよ!」
そんなツンの言葉が決め手となり、格納庫での言い争いは結局、
荒巻がナビとして後部座席に乗り込むことで決着が付いた。
あんなに楽しみにしていた単独飛行をあきらめてまで荒巻との乗船を拒否したツン。
そんな彼女の決断を不審に思っていたブーンであったが、
後部座席で自由気ままに行動する荒巻の姿を見てすぐにそのわけを理解した。
彼女が今回の飛行をあきらめたわけはきっと、
逃げることの出来ない空で荒巻と同じ座席に縛り付けられれば、
何をされるかわかったもんじゃないからに違いない。
だが、「地図を読めない」「方角もわからない」「すぐに寝る」の三拍子……
いや、三重苦を所持していた荒巻には、ナビの役目なんてとても期待できない。
- 35 名前:宿屋の女中:2006/12/03(日) 22:46:24.34 ID:2e36LFM10
-
( ´ω`)「ハァ……ツンの存在がここまで大きいだなんて、思いもしなかったお……」
結局、この任務の間中、
少年は一人でパイロットとナビの二役をこなすしかなかった。
久しぶりの空の旅は最悪。
再びため息が出そうだったが、
そんな自分に、見上げた空が語りかけてきている気がする。
『おかえり。また来たね』
そう言ってくれる空は、雲一つ無い一面の蒼。
再び顔を上げれば、それは少年の視界一杯に飛び込んでくる。
( ^ω^)「……荒巻さん、飛ばすお!」
/ ,' 3「へ? のわあああぁぁぁぁあああぁあ!!」
グッとペダルを踏んで、ブーンは青空に向けて「ただいま」と呟いた。
第十二話 おしまい
- 36 名前:VIP足軽y:2006/12/03(日) 22:47:46.16 ID:wBTzlWXo0
- 失って気付く大切さ
- 37 名前:油売りの左暮:2006/12/03(日) 22:56:59.03 ID:6HSwEFiyO
- 乙カレー
- 38 名前:VIP村人e:2006/12/03(日) 22:57:27.69 ID:DuJ1oNiT0
- おつー
- 39 名前:はぐれVIPPER:2006/12/03(日) 23:00:46.74 ID:52s6KFw0O
- 乙!
- 40 名前:籠屋の銀二:2006/12/03(日) 23:02:10.79 ID:Bx5kvhXKO
- 乙
- 41 名前:VIP村人x:2006/12/03(日) 23:02:47.03 ID:CAMDAMs40
- 乙乙
- 42 名前:VIP足軽zip:2006/12/03(日) 23:07:28.96 ID:wBTzlWXo0
- 乙だ
- 43 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/12/03(日) 23:11:35.69 ID:2e36LFM10
- 乙ありがとうございます
あー、すいません。
ちょっと聞きたいことがあるのです。
今日の昼、戦い守るのログ読んでたらえらいもん見つけたんですよ
- 44 名前:VIP村人x:2006/12/03(日) 23:13:25.40 ID:CAMDAMs40
- ほうほうそれでそれで?
- 45 名前:はぐれVIPPER:2006/12/03(日) 23:13:26.99 ID:52s6KFw0O
- ん?
- 46 名前:VIP足軽gif:2006/12/03(日) 23:16:50.39 ID:L7TeTyWf0
- これか?w
548 VIP村人x 2006/12/03(日) 03:09:26.63 ID:CZoJI54tO
世界の全ての作者は何を考えてるのか分からんwww
前にその作者のスレを覗いたら
「自分のアナルで気持ちよくなってもらえて光栄です」
みたいなことが書いてあったしwww
- 47 名前:壷ふりお京:2006/12/03(日) 23:16:49.98 ID:qRib/T9HO
- なになに?
- 48 名前:VIP将軍:2006/12/03(日) 23:17:03.75 ID:pksQoVEJ0
- よりによってあのスレか、ついでに乙
- 49 名前:武器屋のじじぃ:2006/12/03(日) 23:17:16.84 ID:2e36LFM10
-
538 名前: VIP神 投稿日: 2006/12/03(日) 02:00:12.51 ID:vs0/aAeu0
魔女狩り作者:クールスタイル
メリット:馴れ合いになりにくい
デメリット:多少の距離感が生まれてしまう
ポケモン作者:全レススタイル
メリット:読者の疑問を解消できる
デメリット:馴れ合いと扱われやすい
世界のすべて作者:気まぐれスタイル?
メリット:重要なレスもはぐらかせる
デメリット:時々理解できない
541 名前: VIP村人y 投稿日: 2006/12/03(日) 02:06:10.81 ID:XozafuP10
>>538
世界のすべての作者もいたな。
あの人はよくわからんな。
良くも悪くも生粋のVIPPERという感じだな
作品自体は面白いが、作者が意味わからん人だからレスも乙しか付いていないようだ
548 名前: VIP村人x 投稿日: 2006/12/03(日) 03:09:26.63 ID:CZoJI54tO
世界の全ての作者は何を考えてるのか分からんwww
前にその作者のスレを覗いたら
「自分のアナルで気持ちよくなってもらえて光栄です」
みたいなことが書いてあったしwww
俺のレス返しまずいですかね?
- 50 名前:VIP村人f:2006/12/03(日) 23:19:29.62 ID:DuJ1oNiT0
- べつによくね?
- 51 名前:はぐれVIPPER:2006/12/03(日) 23:21:36.22 ID:52s6KFw0O
- 全然まずくないだろ。それが>>1のスレの面白さでもあるし
- 52 名前:VIP足軽zip:2006/12/03(日) 23:23:17.48 ID:wBTzlWXo0
- 案外小心者なんだな
- 53 名前:壷ふりお京:2006/12/03(日) 23:23:44.03 ID:qRib/T9HO
- >>49
俺はあんたのノリ好きだよ。
この小説読んで興味湧いたから、昨日だけで世界の全てを読破したが、
面白かったし、ますます好きになった。
そのままでいいんじゃね?
- 54 名前:VIP足軽q:2006/12/03(日) 23:24:03.79 ID:iHPkGKhv0
- 単純に面白いから乙ってのが出るんだぜ?
- 55 名前:VIP将軍:2006/12/03(日) 23:25:30.76 ID:pksQoVEJ0
- あんまカタいこと考えない方がこのスレらしさが出せていいんじゃね、わざわざ読者に聞くようなことでもなしに
- 56 名前:VIP村人x:2006/12/03(日) 23:25:47.24 ID:CAMDAMs40
- ぐだぐだ感想述べる住人をみると引くから「乙」の一言ってのは素晴らしいと思うぜ
- 57 名前:内藤ホライゾン:2006/12/03(日) 23:26:46.28 ID:4KIxxc9EO
- 今までずっと見てきたが、あんたのスレが一度でも荒れたことがあったか?それが答えだ
- 58 名前:武器屋のじじぃ:2006/12/03(日) 23:26:54.57 ID:2e36LFM10
- >>50>>51
わーい。ならいいや
>>52
ちっちゃいですよ。あそこもあそこも
>>53>>54>>56
便所付わーい、羽目をはずし過ぎないようにがんばります
>>55
小チンものなのですみません
じゃあ、調子に乗ってもう一話生きます。
少し準備に時間がかかりそうなのでお待ちください
- 59 名前:VIP村人x:2006/12/03(日) 23:27:23.38 ID:CAMDAMs40
- wktk
- 60 名前:VIP足軽gif:2006/12/03(日) 23:27:52.30 ID:L7TeTyWf0
- wktk
- 61 名前:はぐれVIPPER:2006/12/03(日) 23:28:42.10 ID:52s6KFw0O
- wktkwktk
- 62 名前:壷ふりお京:2006/12/03(日) 23:32:27.81 ID:qRib/T9HO
- しかし同級生のノリにソックリだwww
- 63 名前:籠屋の銀二:2006/12/03(日) 23:33:19.60 ID:Bx5kvhXKO
- >>49不覚にもワロタwww
- 64 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/12/03(日) 23:44:48.01 ID:2e36LFM10
-
第十三話 「P M A」
この世界に五つの国が存在することは前にも述べた。
五つの国々は五角形の頂点にそれぞれ存在することも前述したとおりである。
その中の一国が「ドクシン」であり、
五角形の、北から時計回りに二番目の頂点に位置するこの国のはるか東に、
今回の目的地である小島が浮かんでいる。
その小島にある新発見の遺跡に、荒巻を乗せて調査に行くこと。
これがブーンの「VIP」における初任務だ。
だけど、本当にこの任務はきつかった。
仕事自体のランクはB程度のものだったが、
ナビであるツンがいないこと、そして何より自由気ままな荒巻の存在が、
この任務の難易度を「ダブルA」に匹敵するものにしていた。
- 65 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/12/03(日) 23:46:20.19 ID:2e36LFM10
-
その荒巻がどのくらい自由気ままなのかというと、
ナビとパイロットの二役をこなしてすでにヘトヘトのブーンに向かって、
飛行中に急に、
/ ,' 3「小便がしたい」
( ´ω`)「……近くのコンビニエンス島までもうすぐだから待ってくださいお」
/ ,' 3「あと何分くらいかのう?」
( ´ω`)「……一時間くらいだお」
/ ,' 3「無理無理。待てんわい。ここで出すわい」
(;^ω^)「ちょwwwwwそんなことしたらツンに殺されるお!!」
こんな具合に、である。
ちなみにこの荒巻の小便騒動は、
無人島を見つけたブーンの迅速な行動により何とか事なきを得ている。
そんな最悪の状況での飛行を二日続けた彼の目の前にようやく目的の島が現れたときには、
少年は心の底から喜んだものである。
……帰りの飛行が残っているのも忘れて。
- 66 名前:武器屋のじじぃ:2006/12/03(日) 23:49:20.56 ID:2e36LFM10
-
( ヽ'ω`)「……やっとついたお」
/ ,' 3「ほっほっほ。ご苦労さん」
島に降り立ったブーンの顔は、長時間の飛行と苦労で頬の肉がげっそり削げ落ちていた。
そんな少年を気にも留めず、老人は島の奥へゴロゴロ転がりながら進んでいく。
ブーンは調査用の道具やなんやらの入ったリュックを一人で背負わされ、
その後ろをフラフラした足取りで付いていった。
/ ,' 3「ほぅ!これは大したもんじゃ!!」
歩き(転がり)出して数十分。
飛行機械も着陸不可能なほどに生い茂った森の奥の遺跡に、二人は立っていた。
目の前の遺跡に眼を輝かせる荒巻。
その隣では、背中にリュックを担いで地面に死んだように仰向けに倒れこんでいるブーンの姿。
そんな少年をよそに、老人は遺跡の調査を開始した。
- 67 名前:籠屋の銀二:2006/12/03(日) 23:51:41.77 ID:Bx5kvhXKO
- (ヽ^ω^)ブーンが精神病になったようです
- 68 名前:武器屋のじじぃ:2006/12/03(日) 23:52:32.17 ID:2e36LFM10
-
( ´ω`)「……」
数時間後、ブーンは背後から響くガチャガチャとした音に眼を覚ました。
振り返ると、そこには少年が背負ったリュックの中から調査用の道具か何かを取り出している荒巻の姿。
その姿は、すぐに遺跡の奥へと消えていく。
それを見届けた少年はリュックを地面に下ろし、近くの木陰に腰掛けた。
( ´ω`)「……荒巻さん、本当に遺跡が好きなんだお」
そう呟いて空を見上げると、そこには一台の黄色い飛行機械が飛んでいた。
「こんな辺境を飛ぶ飛行機械も珍しいお」
そんなことを考えながらしばらくボーっとしていたブーンは、
それに飽きたのか、目の前に広がる遺跡の概観を眺め始めた。
(;^ω^)「……お? これって……」
どこかで見たことのある風景。
だけど、疲れ果ててヘトヘトな彼の脳みそはそれを思い出せない。
結局、記憶の引き出しを開ける事をあきらめた彼は、荒巻の後を追って遺跡の中へと入っていった。
- 69 名前:はぐれVIPPER:2006/12/03(日) 23:53:31.66 ID:52s6KFw0O
- 支援
- 70 名前:武器屋のじじぃ:2006/12/03(日) 23:54:00.12 ID:2e36LFM10
-
遺跡の奥は真っ暗だった。
ひんやりとした冷たい空気。
響くのは自分の足音だけ。
そんな中を、ブーンは壁に手を突きながらゆっくり進んだ。
やがて見えてきたランプの光。
それは遺跡の一番奥の、妙にだだっ広い部屋をこつ然と照らしていた。
( ^ω^)「……荒巻さん。なにか見つかりましたかお?」
/ ,' 3「……」
部屋の中心にたたずんでランプを持つ荒巻。
飛行中に見せていたふざけた表情はもう無かった。
今では、教授という肩書きが当然のように思える。
- 71 名前:武器屋のじじぃ:2006/12/03(日) 23:55:38.53 ID:2e36LFM10
-
/ ,' 3「……残っとらん」
彼はしばらく部屋の床を見続けた後、静かに言った。
/ ,' 3「……お前達の望むものは、もう残っとらんようじゃ」
(;^ω^)「僕達の……望むもの?」
/ ,' 3「なんじゃ、なにも聞かされておらんのか?」
ランプの明かりに照らされて、少年はコクリとうなずいた。
/ ,' 3「『エデン』の地図じゃよ」
- 72 名前:VIP足軽gif:2006/12/03(日) 23:57:06.99 ID:L7TeTyWf0
- 支援
- 73 名前:武器屋のじじぃ:2006/12/03(日) 23:57:22.65 ID:2e36LFM10
-
(;^ω^)「お?」
突然の一言に、少年は生返事で答えた。
そんな彼にかまわず、ランプを持つ老人は続ける。
/ ,' 3「旧世界の遺跡の中には『エデン』への地図が刻み付けられた石版が存在することがある。
それらのすべては『トップページ』の研究者達により独占されておるのじゃが、
稀に、新発見の遺跡でも見つかることがあるんじゃ。
それを狙ってショボンはわしらをここへ飛ばした、というわけじゃ」
(;^ω^)「おー……」
その言葉に、ただ呆然とたたずむ少年。
老人は部屋の壁の方へと静かに歩き出し、あるところで立ち止まる。
ランプに照らされたそこには、真四角のくぼみがあった。
- 74 名前:はぐれVIPPER:2006/12/03(日) 23:57:34.81 ID:52s6KFw0O
- 支援
- 75 名前:VIP足軽gif:2006/12/03(日) 23:59:07.56 ID:L7TeTyWf0
- 支援
- 76 名前:武器屋のじじぃ:2006/12/03(日) 23:59:17.15 ID:2e36LFM10
-
/ ,' 3「おそらく、ここに石版があったんじゃろう。
しかし、それはすでに『トップページ』の研究者達に持っていかれたようじゃな」
(;^ω^)「……」
少年はそのくぼみをマジマジと見つめた。
どこかで見たことのあるそのくぼみに、彼は首をかしげる。
しばらくの間、脳内の記憶を必死にたどる少年。
そんな最中、部屋の通路の奥の暗闇からコツリコツリと足音が響いてきた。
/ ,' 3「おやおや、わしらの他にお客さんのようじゃのぅ」
その言葉に振り返ったブーンの視線の先には、男女二人の姿がランプに照らされていた。
- 77 名前:猿回しの勘三:2006/12/04(月) 00:00:52.79 ID:GCJB4XUw0
- *
- 78 名前:VIP村人v:2006/12/04(月) 00:03:24.62 ID:ETEEkjc/0
-
(*゚ー゚)「あら?先客がいるみたいね」
( ,,゚Д゚)「お前達、ここで何しているんだゴルァ!!」
別に大声でもないのに凄みのある男の声。
それにまったく動じた様子を見せないで荒巻は答える。
/ ,' 3「別に〜。わしらはただ『エデン』の地図を探していただけじゃ」
( ω)゚ ゚ 「コペンハーゲーン!!」
その言葉に、ブーンの眼は飛び出した。
(;^ω^)「ちょwwwwwそれを言っちゃだめだお!!」
/ ,' 3「ありゃ?わし、なんかマズイこと言っちゃった?」
まるで漫才のような掛け合いを繰り広げる二人。
そんな二人を見て、暗闇の男は「ギコハハハハハ!!」と特徴のある笑い声を上げた。
- 79 名前:VIP足軽dca:2006/12/04(月) 00:04:38.21 ID:xzwTGAzH0
- そらコペンハーゲンくらい言うよ
- 80 名前:VIP村人v:2006/12/04(月) 00:05:12.44 ID:ETEEkjc/0
-
( ,,゚Д゚)「正直で面白いやつらだゴルァ!」
(*゚ー゚)「うふふw本当ね」
二人の様子を見て、とりあえず安心するブーン。
( ,,゚Д゚)「まあ、俺達も同じ目的だったんだがな。
お前達のその様子じゃ、『エデン』の地図は無かったようだな。
おかげで調査の手間が省けたぞゴルァ!」
/ ,' 3「なんじゃ、そうなのか。それで、お前さんたちはどこの国のものじゃ?」
( ,,゚Д゚)「ギコハハハwwwwwwそれはさすがに言えないぞゴルァ!!」
そう言って再び笑い声を上げる男。
ランプに照らされたその顔を見て、ブーンは大声で叫んだ。
(;^ω^)「お!!あんた、ラウンジ艦隊の黄色い飛行機械のパイロットだお!?」
- 81 名前:VIP村人v:2006/12/04(月) 00:06:38.09 ID:ETEEkjc/0
-
少年の言葉に、室内は沈黙に包まれた。
いぶかしげに彼を見つめる男女二人。
ランプを片手に何を考えているのかわからない顔の荒巻。
そんな室内の雰囲気にブーンが
「あ、僕、マズイこと言っちゃった?」
なんて思っていると、
ブーンを見つめていた男が、何かを思い出したかのように手のひらをポンと叩いた。
- 82 名前:VIP村人XL:2006/12/04(月) 00:08:05.13 ID:CpdK4+8CO
- 支援
- 83 名前:VIP村人v:2006/12/04(月) 00:09:17.84 ID:ETEEkjc/0
-
室内から出た三人は、遺跡の外の階段に腰掛けながら談笑していた。
( ,,゚Д゚)「ギコハハハハwwww
まさかお前があの時の配達人だとは思わなかったぞゴルァ!」
( ^ω^)「おっおっお!あの節はお世話になりましたお!!」
(*゚ー゚)「うふふwあの時はごめんなさいね」
しぃの上品な笑い声がブーンの耳に残る。
そんな彼女を「綺麗な人だなぁ」なんて思いながら見惚れていると
ギコが言葉をつむいだ。
( ,,゚Д゚)「で、今日はなぜこんな辺境の島まで来たんだゴルァ!?」
(;^ω^)「お……」
(*゚ー゚)「やだわ、ギコ。仕事に決まっているじゃない?」
(;^ω^)「仕事……そう!仕事ですお!!」
まさか自分が海賊狩りで悪名高い「VIP」の乗組員で、
今日はその任務でここに来ているだなんて死んでも言えない。
しぃの言葉に便乗して、ブーンは事なきを得た。
- 84 名前:VIP村人v:2006/12/04(月) 00:10:50.35 ID:ETEEkjc/0
-
( ,,゚Д゚)「……お前は確か『ツダンニ』の『飛行機械郵便業協会』所属だったな?
となると、お前は『ニューソク国』からわざわざここまで来たわけかゴルァ!?」
(;^ω^)「お……その通りですお」
( ,,゚Д゚)「まったく……大したもんだな、少年!!」
そう言ってブーンの肩をバシバシと叩くギコ。
にこやかに笑う彼を騙したことに少し罪の意識を感じていると、
隣に座るしぃがブーンに話しかける。
(*゚ー゚)「それで、今日はあの元気な女の子は一緒じゃないの」
(;^ω^)「お……それが……」
そう呟きながら、ブーンは相変わらず遺跡のあちこちを調べて回っている荒巻の方を見た。
( ^ω^)「実は、かくかくしかじか尻の穴……」
ブーンの説明を受けたギコとしぃは、今日何度目かの大笑いをした。
- 85 名前:VIP村人v:2006/12/04(月) 00:13:05.72 ID:ETEEkjc/0
-
(*゚ー゚)「そうだったのwあなたも大変ね?」
( ´ω`)「……まったくですお。これで帰りの飛行もあるから困ったもんですお」
そう言ってうなだれるブーン。
性器の無い少年に向かい、ギコはキリリとした顔で言った。
( ,,゚Д゚)「だけどな、少年!どんな困難にぶち当たろうとも、
俺達飛行機械乗りは黙って前を見続けなければいけないんだゴルァ!!」
(;^ω^)「お……」
( ,,゚Д゚)「どんな困難な状況でも『Positive Mental Attitude』!!
これが俺達、飛行機械乗りの心構えだ!!わかったかゴルァ!?」
( ^ω^)「『Positive Mental Attitude』……」
その言葉を反芻するブーン。
『Positive Mental Attitude − 前向きな心』
なんだか身体に元気があふれてくる、不思議な言葉だった。
- 86 名前:VIP村人v:2006/12/04(月) 00:14:18.41 ID:ETEEkjc/0
-
( ,,゚Д゚)「それじゃあ、俺達はもう行くぞゴルァ!!」
( ´ω`)「もうお別れなんて寂しいですお……」
(*゚ー゚)「何言っているのよwまたどこかで会えるわよ」
( ,,゚Д゚)「そうだぞゴルァ!
この広い空を飛びまわるのが俺達、飛行機械乗りだ!!
いつかまた、どこかの空で必ず巡り合えるぞゴルァ!!」
あれからしばらくして二人と別れたブーンは、
荒巻とともに自分達の飛行機械の下へと戻っていた。
素敵な出会いにニコニコ顔のブーン。
一方で、荒巻の表情はなんだか冴えない。
/ ,' 3「やれやれ、厄介なやつらに見つかったのぉ……」
( ^ω^)「お?どういうことだお?」
/ ,' 3「なんじゃ?あいつらのこと知らんのか。あいつらはのぅ……」
- 87 名前:VIP村人XL:2006/12/04(月) 00:15:44.18 ID:CpdK4+8CO
- 支援
- 88 名前:VIP村人v:2006/12/04(月) 00:16:25.28 ID:ETEEkjc/0
-
話を続けようとした荒巻。
その刹那、少年は突然、大声を上げて叫ぶ。
( ゚ω゚)「アッ――――!!」
/ ,' 3「いきなりなんじゃ?アナルにバナナでも刺さったのか?」
荒巻は咄嗟に耳を塞いで、怪訝な表情でブーンを見つめる。
(;^ω^)「違いますお!思い出したんですお!!」
/ ,' 3「なにがじゃ?」
(;^ω^)「この遺跡の写真が、僕の家にあるんですお!!」
/ ,' 3「な、なんじゃとぉ!?」
素っ頓狂な叫び声を上げてブーンの胸倉に飛び込んできた荒巻。
老人は、小さな眼を見開いて少年に尋ねる。
/ ,' 3「して、地図の写真はあるのか!?」
(;^ω^)「あったお!ツンの部屋の壁に貼り付けてあるお!!」
- 89 名前:VIP村人v:2006/12/04(月) 00:18:06.37 ID:ETEEkjc/0
-
大声で叫ぶブーン。
そのときだった。
彼らの上空に、ギコたちのものと思われる黄色い飛行機械が現れた。
それを見た途端、荒巻は「しまった」という表情をしてブーンの口をふさぐ。
「モゴモゴ」となにやら口の中で言っているブーンを尻目に、
荒巻は西の空に消えていく黄色い飛行機械の姿を眼で追った。
/ ,' 3「『黄豹』に『ネコ耳』か……
こりゃ……早急に行動を起こさんといかんのぅ」
ヤツらは最初からワシらを不審と見ていたか……。
荒巻は舌打ちをして、後部座席に乗り込んだ。
/ ,' 3「お前も乗り込め! 小僧!」
(;^ω^)「ウェ、ウェルチ!」
始めてみせる荒巻の威圧。
少年はそれに驚きつつも、操縦席に飛び乗るとエンジンを始動させた。
- 90 名前:駅前食堂のメグ:2006/12/04(月) 00:18:53.74 ID:n+wimtT6O
- アナルバナナww懐かしすw
アフロとどっちが人気あるだろな
- 91 名前:VIP村人v:2006/12/04(月) 00:19:50.56 ID:ETEEkjc/0
-
一方、こちらはブーン達の上空を飛ぶ黄色い飛行機械。
その前部座席に座ったギコは、後部座席のしぃを振り向いてたずねる。
( ,,゚Д゚)「で、あの二人が言ったことは聞き取れたのかゴルァ!?」
(*゚ー゚)「ばっちりよ!私を誰だと思っているの?」
ウインクをして、彼女はブーンの言ったことを復唱した。
( ,,゚Д゚)「……ギコハハハハwwww
しぃ、これは大手柄だぞゴルァ!!」
(*゚ー゚)「うふふwwそうでしょう?」
空を舞いながら笑う二人。
先ほどまでと違った、腹黒い何かを抱えた笑い方。
- 92 名前:VIP村人v:2006/12/04(月) 00:20:27.46 ID:ETEEkjc/0
-
( ,,゚Д゚)「さすがは『ネコ耳のしぃ』だゴルァ!!
至急、ラウンジ艦隊と合流!
そのまま『ニューソク国』の『ツダンニ』へと向かうぞゴルァ!!」
(*゚ー゚)「了解!」
しぃが叫ぶと、二人を乗せた黄色の飛行機械は西の空へと消えていった。
第十三話 おしまい
- 93 名前:VIP足軽dca:2006/12/04(月) 00:21:30.69 ID:xzwTGAzH0
- 乙彼
- 94 名前:VIP足軽orz:2006/12/04(月) 00:23:41.05 ID:HODge+s50
- おつ
無駄なことはいわねーぞwww
- 95 名前:VIP村人XL:2006/12/04(月) 00:25:04.59 ID:CpdK4+8CO
- >>1乙
- 96 名前:壷ふりお京:2006/12/04(月) 00:26:05.33 ID:QUBROuB50
- 乙ー
- 97 名前:乙:2006/12/04(月) 00:27:07.79 ID:CiGOAXR2O
- 乙
- 98 名前:VIP村人b:2006/12/04(月) 00:27:22.17 ID:AEcpTbVs0
- 乙!@'Z
- 99 名前:猿回しの勘三:2006/12/04(月) 00:28:20.37 ID:GCJB4XUw0
- 乙
- 100 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/12/04(月) 00:32:46.86 ID:ETEEkjc/0
- 夜中までお付き合いありがとうございます。
今日はこの辺で。明日は一話ですが投下させてもらいます。
もう少し書き溜めのためPCの前にいますんで、何かあったらどぞー
- 101 名前:愛のVIP戦士:2006/12/04(月) 00:35:50.32 ID:qXeqizgW0
- 愛してる
- 102 名前:VIP足軽dca:2006/12/04(月) 00:37:59.13 ID:xzwTGAzH0
- 作者からアナルを取ったら何が残んの?
- 103 名前:VIP足軽t:2006/12/04(月) 00:39:58.70 ID:OQJeqcqWO
- バナナガ残る
- 104 名前:壷ふりお京:2006/12/04(月) 00:41:29.82 ID:QUBROuB50
- アフロが生えてくるんじゃね?
- 105 名前:VIP村人b:2006/12/04(月) 00:45:38.24 ID:AEcpTbVs0
- アフロバナナの始まりである
- 106 名前:VIP足軽dca:2006/12/04(月) 00:46:18.32 ID:xzwTGAzH0
- くまきりあさみのダジャレでかまきりあさみって考えてたらホントにくまきりの顔がかまきりに見えてきた
どう思う?
- 107 名前:はぐれVIPPER:2006/12/04(月) 00:56:40.35 ID:CiGOAXR2O
- 何かもうお前らヒドスwwwwww
- 108 名前:VIP勇者:2006/12/04(月) 01:49:38.05 ID:EWyi1V4zO
- 作者乙!
wktk
- 109 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/12/04(月) 01:59:12.41 ID:ETEEkjc/0
- すんません。集中してました。
>>101
って最近言わなくなったのは、本当にアナルを愛し始めたから。
>>102
玉が残ります
>>106
うん。そうだね。寝たほうがいいと思います
>>108
ありがとうございます。
- 110 名前:VIP村人z:2006/12/04(月) 04:14:15.92 ID:ETEEkjc/0
- 寝る前保守
- 111 名前:籠屋の銀二:2006/12/04(月) 06:54:21.72 ID:Eh1f36MT0
- ほ
- 112 名前:VIP遊び人:2006/12/04(月) 08:45:57.76 ID:GI+h5XFO0 ?2BP(111)
- 保守
- 113 名前:VIP足軽wktk:2006/12/04(月) 08:46:39.71 ID:NbkuMMJ60
- http://life7.2ch.net/test/read.cgi/sportsclub/1139727439/
VIPの皆さん 上記のスレに↓これをコピペするの手伝って下さい><
♪ /⌒ヽ.∩
r( ^ω^ )ノ _
└‐、 レ´`ヽ
ヽ _ノ´`
( .(´ ♪
`ー
♪ ∩ /⌒ヽ
._ ヽ( ^ω^ )7
/`ヽJ ,‐┘
´`ヽ、_ ノ
`) ) ♪
ー´
- 114 名前:VIP神父:2006/12/04(月) 09:00:13.22 ID:GI+h5XFO0 ?2BP(111)
- まとめ更新しました
http://boonnovel.g.hatena.ne.jp/bbs/21
>>49
何があったかわかりませんが
マイアナルイズビッガーザンユアアナルb
- 115 名前:壷ふりお京:2006/12/04(月) 10:51:09.77 ID:GCJB4XUw0
- ほ
- 116 名前:VIP足軽i:2006/12/04(月) 11:42:27.97 ID:r0aOaDyv0
- VIPの全てがここにある
その名は「イミフ」
クオリティ低下とささやかれる中に
万に一つの良スレを拾い上げる奇跡の邪気眼を持つ管理人エノギス
僕らは彼を愛してやまない
LOVEエノギス FOREVERエノギス
http://imihu.blog30.fc2.com/
- 117 名前:VIP商人:2006/12/04(月) 13:46:38.98 ID:TYFM1d4NO
- ほ
- 118 名前:VIP村人f:2006/12/04(月) 13:47:33.30 ID:LUFe5ELKO
- ほ
- 119 名前:荒巻スカルチノフ:2006/12/04(月) 14:12:07.28 ID:+d0USbL/0
- どれでも好きな女子を選びな
http://sund1.sakura.ne.jp/uploader/source/up0002.htm
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