( ^ω^)が空を行くようです (http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1165251764/)
- 1 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/12/05(火) 02:02:44.62 ID:8LHSoyTZ0
- まとめサイト様様
http://boonnovel.g.hatena.ne.jp/
http://hebiya.blog40.fc2.com/
遅れまくってすみません。
今日もひっそりいきます
- 2 名前:ボーボボ ◆HANAGE/QFM :2006/12/05(火) 02:03:11.48 ID:VjOVSxX60 ?2BP(1140)
- 「 ̄i
「 ̄ ̄ ̄ ̄`!: : :! ̄ ̄ ̄ ̄.|
| ^~^ |
| .ノ _,_ 土 |
| ヽ 米 し .|
| 十_゙ ナ 、 - |
| l ‐ ょ ⌒) .|
|. + i 、 |
| ⊂ ` .|
| { ) て`` |
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|__________|
- 3 名前:VIP足軽x:2006/12/05(火) 02:04:43.29 ID:B6bwfETWO
- 待ってた!
- 4 名前:VIP村人y:2006/12/05(火) 02:04:51.94 ID:8LHSoyTZ0
-
第十四話 「CAUSION」
(;^ω^)「ちょwww今日中に『VIP』に戻れだなんて不可能ですお!!」
/ ,' 3「ツベコベ言わずに、お前は黙って運転に集中せんかい!!」
行きの飛行とは打って変わって協力的になった荒巻。
そんな彼にせかされて
ブーンは二日がかりでたどった道のりを一日で戻らされる羽目になっていた。
いったい、ぐうたらジジイのこの豹変振りはどういうことなんだろう?
そんなことを考えながらも、ブーンは「VIP」への道のりをただただ急いだ。
- 5 名前:VIP村人y:2006/12/05(火) 02:05:51.91 ID:8LHSoyTZ0
-
やがて東の空が茜色に染まる夜明けが来て、
ようやく少年の目の前に、見慣れた艦影が朝日に照らされて姿を現すのが見えた。
その甲板に向けて、二人を乗せた飛行機械は矢のように飛び込んでいく。
_
( ゚∀●)「……こんな朝っぱらに帰ってくるなんて聞いてねぇぞ?」
ぼやきながらも、キッチリと着艦時の整備班の仕事をこなすジョルジュ。
そんな彼に向かって、着艦した荒巻は大声を上げて叫んだ。
/ ,' 3「艦長と副艦長をたたき起こして来い!今すぐじゃ!!」
- 6 名前:VIP村人y:2006/12/05(火) 02:07:23.89 ID:8LHSoyTZ0
-
(´・ω・`)「ぶち殺すぞ?こんな朝早くに起こしやがって……」
パジャマ姿のまま、半分眠っている様子で甲板に姿を現したショボン艦長。
その隣には、いつものようにスーツとネクタイでビシッと決めたミルナ副艦長の姿。
ミルナは朝に弱い艦長の変わりに荒巻に尋ねる。
( ゚д゚ )「遺跡で何があった?」
/ ,' 3「『エデン』の地図の在り処がわかった」
_
( ゚∀●) ( ゚д゚ ) (´・ω・`)「「「!!」」」
その言葉に、一気に眼が覚めた様子のショボン。
待っていましたと言わんばかりの表情のジョルジュ。
そんな二人に視線を配りながら、荒巻は続けた。
/ ,' 3「どうやらそれはブーンとお嬢ちゃんの家にあるようなんじゃ」
- 7 名前:VIP村人y:2006/12/05(火) 02:08:35.85 ID:8LHSoyTZ0
-
その言葉に、周囲の視線がブーンに集まる。
( ゚д゚ )「スロウライダー……なぜそれがお前の家に?」
(;^ω^)「お……父ちゃんたちが残した写真の中にあったんだお。
……だけど、黙っていたわけじゃないんだお!!
まさかそれが『エデン』の地図だなんて思わなかったんだお……」
誰も聞いていないのに弁解を繰り広げるブーン。
そんな彼の言葉をさえぎって、荒巻は話を続ける。
/ ,' 3「じゃがのぅ、悪いことにそれを『黄豹』と『ネコ耳』に聞かれたようじゃ」
_
(#゚∀●) ( ゚д゚ ) (´・ω・`)「「「!!」」」
- 8 名前:VIP村人y:2006/12/05(火) 02:10:00.38 ID:8LHSoyTZ0
-
一瞬にして表情を変えた三人。
ミルナはすぐさま艦内の通信機の傍に駆け寄ると、それに向かって大声を上げた。
( ゚д゚ )「総員、緊急事態宣言!
至急『ニューソク国』の『ツダンニ』へと進路を取れ!!」
ミルナの大声に艦内があわただしく動きだす。
ショボンとミルナは小走りで、そして荒巻は転がりながらブリッジへと向かっていく。
そんな喧騒の中、ただ一人甲板に残ってうつむいているジョルジュに向かってブーンは尋ねる。
(;^ω^)「長岡さん……緊急事態ってどういうことなんだお?」
その言葉に顔を上げたジョルジュの表情に、ブーンは思わず後ずさる。
_
(#゚∀●)「わりぃ……他の奴に聞いてくれ」
そう呟いてどこかへ消えていくジョルジュの表情は、
いつもの彼からはとても考えられないような凶悪な顔をしていた。
- 9 名前:VIP村人y:2006/12/05(火) 02:11:51.55 ID:8LHSoyTZ0
-
数十分後。
ブリッジでは緊急の幹部会が開かれていた。
艦長のショボンに副艦長のミルナ。
整備長の毒男に副整備長のジョルジュ。
飛行機械部隊隊長のモナーに副隊長のクー。
その他、荒巻や艦内の重要部分を任される者達。
そんなそうそうたるメンバーの中に呼ばれた、
場違いに階級の低い新米パイロットであるブーンとツン。
しばらく二人がブリッジの隅っこで小さくなっていると、副艦長のミルナが口を開いた。
( ゚д゚ ) 「諸君、緊急事態宣言を発令したのは他でもない。
我々の目標である『エデン』の地図が見つかった」
一同「「「……」」」
そんな朗報にもかかわらず、幹部達はうれしそうな表情を見せない。
彼らの関心は、そんな朗報をも超える緊急事態宣言の方にあった。
- 10 名前:VIP村人y:2006/12/05(火) 02:12:55.05 ID:8LHSoyTZ0
-
( ゚д゚ )「本来ならばこれは宴会を開くほどに喜ばしい出来事だ。
しかし、それ以上にマズイことが起こった。荒巻教授……」
/ ,' 3「うむ」
ミルナの言葉に地面に転がっていた荒巻が起き上がる。
/ ,' 3「『エデン』の地図の写しは『ツダンニ』のブーンとお嬢ちゃんの家にある。
そのためこの艦は現在『ニューソク国』へと向かっているわけじゃが、緊急事態じゃ。
この話を、同じく遺跡に調査に来ていた『黄豹』と『ネコ耳』に聞かれた」
一同「「「!!」」」
その言葉にあたりが騒然となる。
川 ゚ -゚)「『黄豹』か……メンヘラのラウンジ艦隊が動き出すな」
- 11 名前:11:2006/12/05(火) 02:12:57.53 ID:2UhpolWo0
-
* + 巛 ヽ
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
,- f
/ ュヘ | * + 。 + 。 + このスレッドは10を超えました。
〈_} ) | 次スレも…VIPクオリティ!!
/ ! + 。 + + * http://ex14.2ch.net/news4vip/
./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
――――――――――――
- 12 名前:VIP遊び人:2006/12/05(火) 02:12:58.20 ID:cD1q1SGI0
- こちらもぜひ読んであげてみてください┌○"ペコッ
ttp://gran0393.blog71.fc2.com/
- 13 名前:VIP村人y:2006/12/05(火) 02:16:02.03 ID:8LHSoyTZ0
-
呟いたクーの声で、周囲の喧騒が一気に静まりかえる。
室内がしんとした空気に包まれる中、ブーンはおずおずと手を上げた。
( ゚д゚ )「どうした、スロウライダー?」
(;^ω^)「『黄豹』と『ネコ耳』って、ギコさんとしぃさんのことですかお?」
( ゚д゚ )「そうだが?」
_
(#゚∀●)「てめぇ!!奴らと知り合いなのか!?」
怒鳴り声を上げてブーンをにらみつけるジョルジュ。
そんな彼を、隣に座る毒男が静かに制した。
いつもと明らかに違うジョルジュに怯えながらも、ブーンは続ける。
(;^ω^)「あうあう……
そ、それより、荒巻さんは話を聞かれたって言ったけど、そんなこと無いんですお!
僕達が話をしている上空をギコさんたちの飛行機械が飛んで行っただけで……
エンジン音や飛行音にまぎれて、僕達の話はギコさんたちには聞こえてないはずなんですお!!」
- 14 名前:VIP村人y:2006/12/05(火) 02:17:01.84 ID:8LHSoyTZ0
-
一見もっともな彼の言葉に、幹部達は一斉にため息をついた。
(;^ω^)「お……なんでみんな呆れているんだお?」
('A`;)「ブーンちゃん……『ネコ耳のしぃ』って名前、聞いたこと無い?」
(;^ω^)「……ないですお」
少年の言葉に、彼の教官であるクーとモナーは再びのため息をつく。
('A`)「いい?『ネコ耳のしぃ』ってね、超人的な聴覚の持ち主なのよ。
聞こうと思えば、どんな雑音の中の小さな声でも聞き分けられるらしいわ」
(;^ω^)「……」
('A`)「さらに『黄豹』ギコ。
黄色の飛行機械を華麗に駆るその姿が、
空を駆ける豹のように見えたことからその名がつけられたわ。
あたし達のメンバーの中にも、彼に落とされた者が……」
- 15 名前:VIP村人y:2006/12/05(火) 02:18:25.34 ID:8LHSoyTZ0
- _
(#゚∀●)「黙れ!!」
途端、毒男の隣に座るジョルジュがテーブルを叩いて立ち上がった。
そんな彼を悲しそうな顔で見上げて、毒男は続けた。
('A`)「そんな実力者である『黄豹』に聞かれたってことは、
間違いなく彼は動き出すだろうし、
あなたの家にある『エデン』の地図を回収することはかなり厳しいことになるわ。
もちろん、彼の所属するラウンジ艦隊も動き出すでしょうし……」
その言葉を、副艦長のミルナが引き継いだ。
( ゚д゚ )「というわけだ。
残念だが、スロウライダーにツン、お前達には危険な任務についてもらう。
これは『ファイブA』どころの騒ぎではないぞ。
お前達には、おそらく展開しているであろうラウンジ艦隊の包囲網をかいくぐり
自宅からエデンの地図を回収してもらう」
(;^ω^)ξ;゚听)ξ「「……」」
( ゚д゚ )「彼らの援護役には……」
- 16 名前:VIP村人y:2006/12/05(火) 02:20:01.22 ID:8LHSoyTZ0
- _
(#゚∀●)「俺が行く」
そう叫んで立ち上がったのは眼帯の男、ジョルジュ長岡。
何かに煮えたぎっているような瞳の彼を見て、ミルナは続けた。
( ゚д゚ )「いいだろう。
あとは毒男、お前達二人に援護役を頼む。
お前達二人はカーゴに乗ってスロウライダー達とともに二人の家へと潜入し、
二人が『エデン』の地図を回収する援護をしてくれ」
_
(#゚∀●) ('A`)「「了解!!」」
( ゚д゚ )「おそらく、ラウンジ艦隊の連中も他国である『ニューソク』の領島内で
大規模な戦闘行為はしないとは思うが……
一応、飛行機械部隊はいつでも飛べるように待機していてくれ」
( ´∀`) 川 ゚ -゚)「「了解」」
(´・ω・`)「作戦は以上だよ。総員、全力を尽くしてね」
ショボンの言葉に、幹部達は一斉に立ち上がり敬礼した。
そんな荘厳な雰囲気に、あっけに取られていたブーンとツンもあわてて同じ動作を繰り返した。
- 17 名前:VIP村人y:2006/12/05(火) 02:22:43.86 ID:8LHSoyTZ0
-
やがて、「VIP」は『ニューソク国』の『ツダンニ』上空へ到達した。
下部甲板では、カーゴ(荷物運搬用の中型の飛行機械)の扉から
顔を出すジョルジュとオカマ、そしていつもの飛行機械に乗ったブーンとツンの姿。
彼らの目の前には、『ツダンニ』の町の様子と、
その上空にそびえ立つ様にして浮かぶラウンジ艦隊の旗艦「ジュウシマツ」の艦影。
_
( ゚∀●)「妙だな……」
目の前の光景を見つめて呟くジョルジュ。
- 18 名前:VIP村人y:2006/12/05(火) 02:23:05.88 ID:8LHSoyTZ0
-
('A`;)「……そうね。ラウンジ艦隊の飛行機械の姿が一機も見当たらないわ」
不安げに呟くオカマの視線の先には、
彼らが長年親しんだ、いつもと変わらない静かな『ツダンニ』の空が広がっている。
_
( ゚∀●)「大方、ブーン達の家がわからないから手の出しようが無いんだろう。
……ということは……」
('A`;)「あたしたちが出たら、ラウンジの飛行機械部隊も一気に出てくるでしょうね。
それもエースクラスの飛行機械が……」
オカマの言葉に眼を細めたジョルジュ長岡。
彼は、カーゴの前に待機するブーンに向かって叫んだ。
- 19 名前:VIP村人P:2006/12/05(火) 02:23:46.01 ID:WF1nXy74O
- ウホッ!こんな時間に…。
とりあえず支援
- 20 名前:VIP足軽x:2006/12/05(火) 02:24:21.23 ID:B6bwfETWO
- 人いないw
- 21 名前:VIP村人y:2006/12/05(火) 02:25:30.03 ID:8LHSoyTZ0
- _
( ゚∀●)「いいか、ブーン!俺達が出たら、奴らは一気に飛行機械で攻めてくるぞ!」
(;^ω^)「おおおおおお、おk!!」
_
( ゚∀●)「だけど、お前たちはそいつらのことは気にせずに一直線に自宅へと向かえ!
一瞬でも躊躇したら、即、落とされるものと思えよ!!」
(;^ω^)「うぇうぇうぇうぇ、ウェルチ!!」
_
( ゚∀●)b「自宅に着陸したらすぐにエデンの地図を取りに走れ!
俺達もすぐに後を追うから安心しろ!!」
('A`)b「ぶほほほほwwwwwそういうことよブーンちゃん!!」
怯えるブーンの視線の席で、二人は親指を立ててニコッと笑った。
その笑みに安心したブーンの身体から緊張が嘘のように引いていく。
少年は後ろを見た。
後部座席のツンもまったく同じ気持ちのようで、彼女はブーンに向かってコクリと頷いた。
頼れる仲間と幼馴染。
少年は前を向くと、飛行用のゴーグルを下ろして言った。
- 22 名前:VIP村人y:2006/12/05(火) 02:26:22.62 ID:8LHSoyTZ0
-
( ^ω^)「赤い彗星のアナル、いっきまーす!!」
もはや突っ込むものは誰も無く、
一機の飛行機械とカーゴは、彼らを乗せて『ツダンニ』上空へと飛び立った。
第十四話 おしまい
- 23 名前:VIP村人y:2006/12/05(火) 02:28:56.76 ID:8LHSoyTZ0
- >>19
こんな時間にすみません。
魔女見て総合に短編投下して準備していたらこんな時間になってしまいました。
>>20
まあもともと人はいませんしw
私にはあなたがいるだけで……ガクガクアッ――――!!
という訳で、今日はおしまいです。
なんか文句とかあったらどぞー
- 24 名前:VIP村人P:2006/12/05(火) 02:33:53.08 ID:WF1nXy74O
- 空とお笑いとアナルどれが一番好き?
- 25 名前:VIP村人P:2006/12/05(火) 02:34:21.07 ID:WF1nXy74O
- 忘れてた。
>>1乙!
- 26 名前:駅前食堂のメグ:2006/12/05(火) 02:35:39.94 ID:B6bwfETWO
- >>1乙!少なくとも俺は楽しみにしてるよ(ハァト
しかし今日は1話分のみか(´・ω・`)
次回にwktkしつつ寝るノシ
- 27 名前:VIP皇帝:2006/12/05(火) 02:37:56.05 ID:8LHSoyTZ0
- >>24
アナルが好きです。
空ももちろん好きです。
- 28 名前:VIP村人P:2006/12/05(火) 02:39:41.10 ID:WF1nXy74O
- 次回投下の予定は?
- 29 名前:VIP村人y:2006/12/05(火) 02:42:39.19 ID:8LHSoyTZ0
- >>26
ありがとうございます。
申し訳ないのですが明日も一話です
>>28
次回作ですか?
次回作はショボンが王蟲の群れを率いて首相官邸に殴りこむようですというのを考えています。
アフロの短編です
- 30 名前:VIP村人P:2006/12/05(火) 02:48:40.25 ID:WF1nXy74O
- >>29
ちょwwwwwwwwそれ言っていいのかwwwwwwww
15話はいつやるのか聞こうとしたんだけどな…。
じゃあ最後に糞しながらこのスレ見てる俺に一言お願い
- 31 名前:VIP魔法使い:2006/12/05(火) 02:49:41.54 ID:tsJnM1AUO
- 乙です!
- 32 名前:VIP村人y:2006/12/05(火) 02:50:49.84 ID:8LHSoyTZ0
- >>30
明日も一話行きます
ヲシュレットは邪道です。
おやすみなさい
>>31
こんな深夜にありがとうございます
- 33 名前:VIP魔法使い:2006/12/05(火) 02:54:31.35 ID:tsJnM1AUO
- >>32
さっき魔女に気付いて見てたら、アナル兄さんの投下が始まってました
- 34 名前:はぐれVIPPER:2006/12/05(火) 05:15:02.36 ID:Ujg4UtC2O
- ほ
- 35 名前:VIP下手人:2006/12/05(火) 05:21:41.57 ID:qfWDND460
- ツンはいっしょに乗っていかないのか?なんか発言がないんだが
- 36 名前:ただの戦士:2006/12/05(火) 07:48:32.78 ID:mHoOKGxOO
- 投下あったのか。乙
- 37 名前:VIP神父:2006/12/05(火) 08:50:05.56 ID:d2iY3R9m0 ?2BP(111)
- まとめ更新しました
http://boonnovel.g.hatena.ne.jp/bbs/21/
>>33
そのネーミング最高すねwwwwサーセンwwww
アナル兄さんの作品が読めるのはVIPだけ!
- 38 名前:VIP足軽i:2006/12/05(火) 09:47:33.48 ID:xajx4ZrIO
- 乙
いつか作者のアナルを貰いに行く
- 39 名前:VIP村人a:2006/12/05(火) 11:55:01.18 ID:Ujg4UtC2O
- ほ
- 40 名前:VIP商人:2006/12/05(火) 12:30:53.85 ID:mHoOKGxOO
- も
- 41 名前:VIP村人x:2006/12/05(火) 13:43:49.66 ID:v8R83/OC0
- 魔女狩り見て総合の短編見てたのに気付かなかったぜ
毎日気が抜けねーな
- 42 名前:猿回しの勘三:2006/12/05(火) 15:02:10.08 ID:mHoOKGxOO
- ほ
- 43 名前:南蛮ムキトス:2006/12/05(火) 16:29:29.43 ID:Ujg4UtC2O
- ほ
- 44 名前:VIP村人r:2006/12/05(火) 16:32:58.05 ID:SosH7iGr0
- し
- 45 名前:VIP足軽j:2006/12/05(火) 17:27:17.05 ID:Dg5Vr3/G0
- このAAはやるwwwwwwwwwwwwwwwww
http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1165302593/
1 VIP村人s New! 2006/12/05(火) 16:09:53.21 ID:OWnau8qf0
と( ._.)っ 急降下するブーン
- 46 名前:アナル兄さん ◆pP.8LqKfPo :2006/12/05(火) 18:13:16.14 ID:b6iBB9Ww0
-
M
| \
と( ._.)っ エビフライ保守
>>35
一緒に乗っています。
わかりにくくてすみません
>>37
今日も朝からすみません。
おかげで安心して眠れています。
ホント多謝多謝です
- 47 名前:門番の娘:2006/12/05(火) 18:19:08.56 ID:l1cQmRdM0
- >>46
ちょwwwwwwwwwwwっをまwwwwwwwwwwww
- 48 名前:VIP足軽ktkr:2006/12/05(火) 18:21:32.99 ID:Dg5Vr3/G0
- にいさん・・・
- 49 名前:VIP乙女:2006/12/05(火) 18:25:00.97 ID:tsJnM1AUO
- やっちまった…
- 50 名前:VIP村人xxx:2006/12/05(火) 18:32:33.36 ID:v8R83/OC0
- ねぎ姉さん
- 51 名前:VIP足軽dca:2006/12/05(火) 18:41:13.21 ID:V8y0vtwc0
- 肉便器図鑑
http://sund1.sakura.ne.jp/uploader/source/up0002.htm
- 52 名前:宿屋の女中:2006/12/05(火) 18:49:51.04 ID:d2iY3R9m0 ?2BP(111)
- >>46
ちょwwwおまwwww
実は明日からバイトが始まるので、対応が遅れるかもしれません。てか遅れます
申し訳ありません>アナル兄さんと読者の方
- 53 名前:VIP村人xxx:2006/12/05(火) 18:51:21.92 ID:v8R83/OC0
- アナルまとめサイト
- 54 名前:アナル(弟):2006/12/05(火) 18:53:30.35 ID:d2iY3R9m0 ?2BP(111)
- >>53
むしろアナル兄弟wwww
- 55 名前:VIP村人xxx:2006/12/05(火) 18:56:29.36 ID:v8R83/OC0
- 兄の晒したアナルを弟がまとめるとか……変態じゃないですか……
- 56 名前:籠屋の銀二:2006/12/05(火) 19:25:16.24 ID:m08zCl7XO
- 今日も期待!
……だけど馴れ合いは控えような
- 57 名前:VIP皇帝:2006/12/05(火) 19:35:17.45 ID:d2iY3R9m0 ?2BP(111)
- >>56
フヒヒヒヒwwwサーセンwwww
- 58 名前:内藤ホライゾン:2006/12/05(火) 20:12:46.73 ID:tsJnM1AUO
- >>56
すまない。俺が原因かもしれない
アッー
- 59 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/12/05(火) 21:02:06.73 ID:b6iBB9Ww0
- 時間ですので投下させていただきます
- 60 名前:VIP神:2006/12/05(火) 21:03:45.75 ID:lQxoiI920
- ktkr
- 61 名前:VIP足軽a:2006/12/05(火) 21:04:43.27 ID:b6iBB9Ww0
-
第十五話 「修羅場」
(;゚ω゚)「ぶおおおおおおおおお」
\ξ(^O^) ξ/「イヤ――――――――!!」
雄叫びを上げて空へと駆け出したブーンとツン。
眼下に広がるのは、長年親しんだ故郷『ツダンニ』の町並み。
目的地は、思い出のたくさん詰まった我が家。
本当なら、とても楽しい飛行なのだろう。
しかし、今はそんなことを言っていられない。
自分達には長年追いかけてきた夢の行方を左右する重大な任務が課せられている。
そんな彼らに、久しいぶりの故郷での飛行に郷愁をかみ締める余裕など無かった。
- 62 名前:VIP足軽a:2006/12/05(火) 21:06:28.32 ID:b6iBB9Ww0
-
ξ;゚听)ξ「ブーン!十時の方向から来たわ!!」
(;゚ω゚)「おk」
指示された方向を見ずに、ブーンは返事をした。
来たのは間違いなくギコだろう。伝わる気配で何となくわかる。
しかし、彼の機影を見るわけにはいかない。
見てしまえば、間違いなく自分は躊躇してしまう。
そうなれば、『即』 撃墜される。
ジョルジュの言葉を胸に、少年はただ前を向いて我が家へと急いだ。
『Positive Mental Attitude』
先日、その男から教えてもらった言葉が浮かんだ。
まったくもって皮肉としか言いようがない。
ブーンは頭に浮かんだギコとしぃの顔を振り払って、ペダルをグッと踏み込んだ。
- 63 名前:VIP足軽a:2006/12/05(火) 21:07:30.11 ID:b6iBB9Ww0
-
その後方では、ジョルジュとオカマを乗せた足の遅いカーゴ。
積み荷積載用のスペースに乗せられた二人は、設置された小さな窓から外を見る。
_
(#゚∀●)「……来やがった!!」
彼らの視線の先には、
空に浮かぶラウンジ艦隊旗艦「ジュウシマツ」の上部甲板から飛び出してくる黄色い点。
それがカーゴの目の前を駆けるブーン達の飛行機械めがけて一直線に降下していく。
- 64 名前:VIP足軽a:2006/12/05(火) 21:09:14.04 ID:b6iBB9Ww0
- _
(#゚∀●)「……ちっ!来たのは『黄豹』一機だけか?
舐められたもんだね、『海賊狩りのVIP』も!!」
('A`;)「相手も他国の領島内で戦闘を起こさないために必死なのよ。
必要最小限の戦力で目的の物を手に入れるつもりなんだわ。
その役目に選ばれたのが『黄豹』……あながち、舐められているわけでもなさそうよ」
そのまま彼らは視線を前方へと移した。
目の前を飛ぶブーン達の飛行機械の姿は、
ジョルジュ達を乗せた鈍重なカーゴをどんどん引き離し、ひたすら前へ向けて進んでいく。
_
( ゚∀●)「いいぞ、ブーン!
絶対に躊躇するなよ……『黄豹』は甘くねぇからな!!」
('∀`)「ブーンちゃんったら、なんて勇ましいの!……あたし、惚れなおしちゃった!!」
そう声を上げた後、二人は積載室へと戻り、
積み込んだ数々の武器の中から必要最小限の物を選び出し、突入の時を待った。
- 65 名前:VIP足軽a:2006/12/05(火) 21:10:49.09 ID:b6iBB9Ww0
-
ξ;゚听)ξ「見えたわ!あたし達の家よ!」
飛行機械を飛ばしに飛ばし、ついに自宅上空へとたどり着いたブーン。
(;^ω^)「把握した!シートベルトを外すお!!」
着陸を待たず、彼らはシートベルトを外す。
瞬時に伝わってくる機体の振動が、二人の体を激しくバイブする。
感じる。
体の一部が何かを敏感に感じ取るのぉ!!
そんな状況でも、ブーンは自宅前の道路に飛行機械を華麗に着陸させた。
クーとモナーの訓練に感謝しつつ、着陸と同時に地面へと飛び降りた二人。
そのままブーンは玄関の扉を開けにかかる。
その後ろから、後方の空を見上げていたツンの叫び声。
- 66 名前:VIP足軽a:2006/12/05(火) 21:11:43.75 ID:b6iBB9Ww0
-
ξ;゚听)ξ「ブーン!黄色い飛行機械が来るわ!!」
彼女の言葉に時間が無いことを悟ったブーンは、大急ぎで自宅の玄関の扉を開けた。
そんな幼馴染の横を走り過ぎ、ツンは自室の扉へと走る。
駆け抜けていく彼女を見届けたブーンは玄関の扉を固く閉ざした。
途端、あたりに響く飛行機械のエンジン音。
(;^ω^)「ツン!急いでくれお!!」
ξ;゚听)ξ「わかってる!!」
- 67 名前:VIP足軽a:2006/12/05(火) 21:13:37.71 ID:b6iBB9Ww0
-
久しぶりの自室へと飛び込んだツンは、壁に張られた写真をすべてポケットに収めた。
『きっと、ここには戻ってこられない』
女の直感でそう判断した彼女は、
机の引き出しから家族の思い出の詰まった写真、その他の思い出の品々を引っ張り出した。
ほんの少しのロスタイム。
しかし、これが致命傷となった。
作業を終え、すぐさま自室から飛び出したツン。
そんな彼女のこめかみに、恐ろしくひんやりした何かが突きつけられた。
ξ;゚听)ξ「……」
血の気が一気に引いていく。
体中がひんやりと冷えていく。
それらの感覚を瞬時の内に知覚しつつ、少女はゆっくりと顔を横に向けた。
視線の先に広がるのは、銃口を自分の眼前に向けて突きつける男の姿。
( ,,゚Д゚)「ゲームオーバーだ、キティガール」
- 68 名前:VIP足軽q:2006/12/05(火) 21:16:19.18 ID:VxGtG2h50
- wktk
- 69 名前:VIP足軽a:2006/12/05(火) 21:16:57.85 ID:b6iBB9Ww0
-
不気味にニヤリと笑うのは、『黄豹』の二つ名を持つ男。
その男の肩越しに見えるのは、地面にうつぶせに倒れている幼馴染の姿。
彼はうつぶせのまま顔だけを上げ、こちらを注視している。
おそらく腹を殴られたのであろう、顔に脂汗を浮かべ苦しそうな表情で言う。
( ´ω`)「ギコさん……止めて下さいお……」
( ,,゚Д゚)「……悪いな、少年。
こんな形で再会したくなかったが……これも仕事だ」
必死の声を上げる少年の方を振り向こうともしないで、冷徹に言い放つ『黄豹』。
彼は手に持った銃の引き金を、遊びの分だけ「カチャリ」と軽く引いた。
( ,,゚Д゚)「反論は受け付けない……早く『エデン』の地図を渡すんだゴルァ!!」
- 70 名前:VIP足軽a:2006/12/05(火) 21:17:56.01 ID:b6iBB9Ww0
-
家中に響く怒鳴り声。
震え上がる少女。
彼女は震える手でポケットに詰め込んだ写真の束をギコに渡すと、そのまま力なく床にへたり込む。
脱力した彼女に銃口を突きつけたまま渡された写真の束をめくり、
その中から目的の一枚を見つけたギコは、残りの写真を地面にばら撒き、言葉をつむいだ。
( ,,゚Д゚)「任務……完……」
- 71 名前:VIP足軽a:2006/12/05(火) 21:20:19.65 ID:b6iBB9Ww0
- _
(#゚∀●)「待ちやがれ!!」
その言葉をさえぎって、突如玄関の扉をぶち破って入ってきた大小二つのシルエット。
ジョルジュとオカマだ。
(;^ω^)「ちょwwww僕ん家の玄関こわすなおwwwww」
('∀`)「あらやだ、ごめんなさいね!ぶほほほほほwwwwwwww」
ぶち破った玄関の扉を笑いながら見つめ、なんとかしてそれを元に戻そうと奮闘するオカマ。
一方、その前に立つジョルジュの手に握られているのはいびつな黒い光を放つマシンガン。
玄関の修復に必死なオカマとブーンを背に、
手にしたマシンガンをギコの方へ向けると、ジュルジュは静かに言った。
- 72 名前:VIP足軽a:2006/12/05(火) 21:21:51.17 ID:b6iBB9Ww0
-
_
(#゚∀●)「会いたかったぜ……『黄豹』さんよぉ!!」
( ,,゚Д゚)「お前は……『桃色の乳首』……生きていたのか」
ツンに向けた銃口をそのままに、首だけ振り返った『黄豹』。
その男の瞳を、隻眼の副整備長は怒りの眼差しで射た。
第十五話 おしまい
- 73 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/12/05(火) 21:24:11.47 ID:b6iBB9Ww0
- 短くて申し訳ない。
そのかわり明日はワードにして8ページ分用意していますので許してください。
保守は結構です。
これからはこちらで立てるようにしますので。
では、btcmの最終話見てきます。
- 74 名前:VIP村人XL:2006/12/05(火) 21:25:10.78 ID:+s8vBP+90
- 乙wwwwww桃色の乳首吹いたwwwwwwwww
- 75 名前:VIP神:2006/12/05(火) 21:25:18.72 ID:lQxoiI920
- やっぱり「桃色の乳首」はジョルジュだったかwwwwwwwwwwww
でもこの称号はねーよwwwwwwwwww
- 76 名前:VIP足軽q:2006/12/05(火) 21:32:03.61 ID:VxGtG2h50
- やっぱ桃色の乳首はジョルジュだったか
ちょっと想像して噴いた
- 77 名前:一生足軽:2006/12/05(火) 22:26:17.62 ID:tsJnM1AUO
- 今頃だけど乙!
- 78 名前:愛のセーラー戦士:2006/12/05(火) 22:27:28.61 ID:WF1nXy74O
- >>1乙
- 79 名前:VIP足軽hentai:2006/12/05(火) 22:42:16.59 ID:CeW8AIZm0
- 乙wwwww
- 80 名前:VIP乙女:2006/12/05(火) 22:44:46.15 ID:m08zCl7XO
- 乙!!
- 81 名前:VIP村人m:2006/12/05(火) 22:55:45.49 ID:B6bwfETWO
- 乙!!wwww
- 82 名前:駅前食堂のメグ:2006/12/06(水) 00:01:38.99 ID:UPSbhX7KO
- 乙!
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