( ^ω^)は十回死ぬようです
- 1 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 12:39:43.70 ID:RaDPQYVt0
- ( ^ω^)「一年と半年振りだお」
川 ゚ -゚)「何の話だね」
( ^ω^)「まぁ気にしないでくれお」
- 2 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 12:40:27.04 ID:RaDPQYVt0
- ( ^ω^)「この作者は幾度と無く逃亡したお、宣言無く人を待たせすぎたお」
川 ゚ -゚)「罪深いな」
( ^ω^)「時折罪悪感に狩られながらも、ふと避難所やまとめを覗いてみるとまだ人が居たりする光景に、申し訳無さを抱いたお」
川 ゚ -゚)「へぇ」
( ^ω^)「それでも筆を取らず、放置し、今日この時まで動かなかったお」
川 ゚ -゚)「そうかそうか」
( ^ω^)「どんな顔を下げて謝ったらいいかわからないし、折角発掘してくれたトリップも無くしてしまったし、纏めサイトにも迷惑をかけちまったどうしようもない奴だお」
川 ゚ -゚)「はぁ」
- 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 12:41:10.22 ID:Rz4+aYrwO
- ktkr
- 4 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 12:42:07.54 ID:RaDPQYVt0
- ( ^ω^)「だからこれから投下する行為は、叩かれるのを覚悟で、罵られるのを覚悟で、作者の自己満足のために行われるお」
川 ゚ -゚)「ふむ」
( ^ω^)「これはテストと言う形で、元々後編と言う形で予定されていたものを中・後編に分けたものだお」
川 ゚ -゚)「ほぉ」
( ^ω^)「作品自体は完成しているから、中編を投下し終えた後、『もうVIPに来るな!』といわれたらその時は、ただ去るのみだお」
川 ゚ -゚)「で?」
( ^ω^)「そしてもし許してもらえるのなら、後編を投下し、全ての物語に幕を下ろすお」
川 ゚ -゚)「つまりどういうことだね?」
( ^ω^)「( ^ω^)は十回死ぬようです。最終話投下します」
※途中で投下が止まった場合は禁止を喰らった可能性があります。
※その場合避難所(ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/6178/1166100108/)で投下を続けます。
- 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 12:43:39.08 ID:LFLpmYMnO
- しえぇーん
- 6 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 12:43:40.32 ID:RaDPQYVt0
- …………。
:( ^ω^)は十回死ぬようです・最後の一日 途中
:開始
( ^ω^)「え、ちょ、ま、まだ猶予はあるはずだお!?」
(*゚ー゚)「無いわよそんなもの」
あっさり告げられた『残り時間』に、ブーンは狼狽した。
( ^ω^)「だって僕はまだえーっとトラックにひかれて一回、クーに突き落とされて一回、電車の脱線事故で巻き込まれて一回、自殺して一回、もっかいトラックにひかれて一回で……」
川 ゚ -゚)「どうした?」
黙り込んだブーンを見てクーが首をかしげる。
( ^ω^)「いや最初から整理して思い返すと僕すっげぇ酷い目にあってるお……」
今更です。
- 7 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 12:44:30.35 ID:RaDPQYVt0
- ( ^ω^)「とりあえず! まだ五回! 五回しか死んでねーお!」
(*゚ー゚)「あら、本当にそうかしら」
( ^ω^)「お?」
(*゚ー゚)「最初と次以外のシーケンスで、クーも死んじゃったもの」
( ^ω^)「…………は?」
(*゚ー゚)「つまりぃ」
思いっきり溜めて、しぃは告げた。
(*゚ー゚)「クーが記憶を引き継いだ分、アナタの回数を使わせてもらいました」
(#^ω^)「ふざけんなあああああああああああああああああああああああああああ!」
心からの怒声は室内を通り越して、窓の外へと響き渡った。
- 8 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 12:45:48.49 ID:RaDPQYVt0
- ( ^ω^)「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ」
息を荒げながらクーを見ると、彼女は珍しく目を背け。
川 ゚ -゚)「あー、うん、悪い、まさか私もこいつがこう来るとは思ってなかったもんで」
( ^ω^)「相対的に回数へってたら助けてもらってる意味ねえおおおおおおお!」
(*゚ー゚)「仕方ないのよ」
しぃは特に悪びれる様子もなく言う。
(*゚ー゚)「私の権限じゃ回数に限界があるもの」
川 ゚ -゚)「まあ落ち着きたまえ」
クーが紅茶を勧めるとブーンは一息で飲み干した。
( ^ω^)「あっぢぃいいいいいいい!」
川 ゚ -゚)「いいリアクションだな……」
(#^ω^)「漫才やってるんと違うおおおおお!」
本当にその通りなので、深呼吸して思考と心を落ち着かせる。
- 9 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 12:46:49.71 ID:RaDPQYVt0
- ( ^ω^)「……あれ?」
川 ゚ -゚)「どうしたね?」
( ^ω^)「いや、仮にクーの死亡回数を僕が負担したとしてだお」
指折り数え
( ^ω^)「僕が五回死んでて、最初と次以外でクーが死んで……だから」
「まだ八回だお?」
- 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 12:46:55.16 ID:RPpS+Z/qO
- ヒャッハー待ってたぜ支援
- 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 12:47:11.20 ID:ysQVAGKYO
- 支
援
- 12 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 12:47:41.24 ID:RaDPQYVt0
- その言葉にしぃはにやりと笑った。
(*゚ー゚)「そうね、後一回はどこかしら」
それ以上、彼女は何も言わなかった。
- 13 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 12:48:57.21 ID:RaDPQYVt0
- ( ^ω^)「……まあいいお、出来る事をするだけだお」
ブーンは呟く。
( ^ω^)「頼むお、親友、僕はまだやるべき事があるお」
まだ話は終わっていない――ブーンは再びクーに顔を向けた。
…………。
- 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 12:49:22.62 ID:szMfaYIDO
- 生遭遇
支援
- 15 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 12:50:13.20 ID:RaDPQYVt0
- 時間はちょろっとさかのぼる。
('A`)「畜生、見つかるとは思わなかった!」
リュックサックを背負い、全力疾走しているドクオ。
('A`)「つかまったら最後だぜ……!」
予定通り爆弾を、ラノベ(リリアとトレイズ)を参考に二つ作り、一つを実験の為に空き地で爆発させた。
爆発させたのはよかったのだが。
('A`)「火力高すぎたぜ畜生おおおおお!」
膨大な音と破壊で、元々螺子釘は入っていなかったもののあまりに目立ちすぎ、途中警官に捕まり声をかけられ、脊髄反射で逃げてしまったのだった。
('A`)「中身が見られたら終わる、俺の人生もあいつの人生も終わる!」
- 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 12:50:19.95 ID:TdLhUqyEO
- いい時に遭遇出来た
支援
- 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 12:50:55.60 ID:szMfaYIDO
- 猿は呼ばせない
支援
- 18 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 12:51:08.20 ID:RaDPQYVt0
- 幸い職務質問をかけてきたのは少々ご年配の警官だったので、元引きこもりといえど現役高校生、加えて火事場の馬鹿力で逃げる事ができた。
制服からは着替えていたし、帽子を目深に被ってグラサン装備だったので顔も恐らくは見られていないだろう。
とにかく、今は駅近くの商店街、店と店の隙間の路地裏に入り、しりもちをついてぜぇぜぇと息を荒げる。
('A`)「まだ脅迫文を出してねぇぞ……畜生、畜生が口癖になってやがる……」
表通りから『何処に行ったァァァ』という渋い声が聞こえてくる。
('A`)「無線で連絡行ってるだろうから警官全部敵か……? ジョルジュさんには頼めねぇ、下手すると交通整理自体がなくなっちまう」
呼吸を整えながら、必死に考えをまとめる為、口に出して現状を把握しようとする。
('A`)「リュックの中の爆弾は処分しないと行けねぇ、でも下手に捨てたら見つかっちまう……俺の指紋べったりついてるし」
爆発させた方は念のため指紋を拭いて手袋をして作業をしたが、もう一個はまだだった。
予備のことなど考えなければ良かった、信管は通販で買ったものだが2個セットでさえなければ。
- 19 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 12:52:16.10 ID:RaDPQYVt0
- ザッ。
砂を踏む足音と渋い声が聞こえ、ドクオは身をすくめた。
('A`)「まずい、こっちに来る!」
あわてて身を起こし、路地から出ようとする。
ザッ。
しかし自分が向う先からも、足音が響き、聞こえてきた。
('A`)(かこまれた――!)
後ろには警官の、前からは正体不明の足音。
先にこちらに近づいてきたのは前からで、焦るドクオの心中とは裏腹にゆっくりと姿を見せた。
「やぁ」
(´・ω・`)「やらないか」
制服姿に見覚えはあったが、幸いか不幸か、そいつの顔自体にドクオは全く見覚えがなかった。
- 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 12:53:06.51 ID:szMfaYIDO
- 頑張れドクオ
支援
- 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 12:53:12.17 ID:KnYxM1HC0
- 支援支援
- 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 12:53:29.42 ID:TdLhUqyEO
- しえんぬ
- 23 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 12:53:30.62 ID:RaDPQYVt0
- (´・ω・`)「落ち着いたかい?」
('A`)「ああ、すまねえな……」
ショボンが差し出してくれた缶コーヒーを飲んで一息ついたドクオは、続けて言う。
('A`)「でもなんでこんな状態で……」
(´・ω・`)「見つかるわけには行かないんだろう?」
二人は土管の中にいた。
土管。
配管工の髭親父のあれではなく、青タヌキロボットが登場する舞台の公園にある、三段重ねのあれである。
VIP市には作業の途中で放棄された開発地域がいくつかあり、なにに使われるのかはしらないがその土管の山が大量につんであった。
二人はその中で横になり、姿を隠しているのだった。
(´・ω・`)「密着……」
('A`)「!?」
表現しがたい恐怖が一瞬ドクオの背筋を凍らせた。
- 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 12:53:53.28 ID:fwjLi+JW0
- ああ現在進行形の投下を見るのが泣きそうになるほど嬉しい
支援
- 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 12:54:21.97 ID:oya/KrHDO
- 本物?復活?マジで?
- 26 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 12:54:38.76 ID:RaDPQYVt0
- (´・ω・`)「しかし、危なかったね」
('A`)「あ、ああ、助かったぜ……」
焦りはまだ収まらないのか、ぐいっともう一度缶コーヒーをあおる。
('A`)「うげっふうぇっふ!」
当然横になりながらなので、飲みにくく、気管に入ってむせてしまう。
(´・ω・`)「大丈夫かい」
ドクオの手からコーヒーをとり、ハンカチを差し出す。
礼をいって口を拭くドクオを眺めながら、さりげなくショボンは缶に口をつけた。
(´・ω・`)「間接キス……」
('A`)「!?」
口に出しにくい恐怖が一瞬ドクオの背筋を凍らせた。
- 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 12:54:46.24 ID:szMfaYIDO
- やらないか
支援
- 28 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 12:55:38.73 ID:RaDPQYVt0
- (´・ω・`)「まぁそれはおいといて」
リュックのなかから取り出した爆弾を持ち、かんかんと軽く手の甲で叩いた。
(´・ω・`)「これなんだけど――」
('A`)「取り扱いは慎重にいいいいいいいいい!」
こんな目の前で爆発されたらひとたまりもない。
死ななくても無事じゃすまないだろう。
('A`)「……あ、耳にきた耳に」
(´・ω・`)「狭いからね」
('A`)「とりあえずだ、助けてくれたのは礼を言うけどよ……」
(´・ω・`)「けど?」
('A`)「何で助けてくれたんだ?」
(´・ω・`)「…………」
ドクオは真面目な顔をして、問う。
- 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 12:55:39.03 ID:KnYxM1HC0
- 支援
- 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 12:57:30.55 ID:VBQhgronO
- きたー
支援だ
- 31 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 12:58:16.37 ID:RaDPQYVt0
- ('A`)「俺の爆弾を見て、警察に追われてるのをみてて、何で助けてくれたんだ? 普通、突き出すぜ」
実際もう終わりだと思った、彼が現れて何をしたかといえば、ドクオを路地の横にさらに引きずり込み、後ろから現れた警官に「向こうへ行きました」とごまかし、さらにこんな隠れ場所まで教えてくれた。
…………冷静に考えたら一緒に土管の中にいる意味がよくわからないのだが。
(´・ω・`)「……なんとなく、そうしないといけない気がしたんだ」
('A`)「?」
自分の胸元に手を当て、ショボンは言った。
(´・ω・`)「ここで君を助けないと、僕が助けてあげられるはずだった人を助けてあげられない、そんな気がしたんだよ」
君に死相は見えないけどね、と続けた。
('A`)「…………」
- 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 12:59:00.73 ID:LFLpmYMnO
- しえーん
- 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 12:59:03.90 ID:szMfaYIDO
- 助けてショボえもん
支援
- 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 12:59:15.23 ID:26riCIjeO
- なんという久しぶりな話・・・だが支援
- 35 名前:トゥ萌 ◆ZPtomoeAuQ :2009/07/02(木) 12:59:44.56 ID:9HbEpy0sO
- しえん
- 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:00:26.62 ID:szMfaYIDO
- 助かれ
支援
- 37 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:01:13.56 ID:RaDPQYVt0
- ドクオは黙り込み、そして考えた。
ブーンの荒唐無稽な作り話を、自分は何故信じたのか。
今のショボンの言葉と、全く同じことを考えたからだ。
『俺が! 絶対に! 死なせたりするもんかぁぁぁぁ!!』
それは誰の叫びだったのか。
間違いない、俺の叫びだ。
いつそれを感じたのかなんて覚えていない、いつそれがあったのかなんて記憶にない。
それでもその声は俺の中にあり、こんな馬鹿げた事を自分にさせているのだ。
- 38 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:03:00.87 ID:RaDPQYVt0
- きっと目の前のショボンは、俺と同じことを感じたんだ――
多分、彼も助けられなかったのだ。
自分の力が届かずに、彼を救えなかったのだ。
確信に近いその感情が、心にわいたその瞬間、ドクオの口は自然と開いていた。
('A`)「信じなくてもいいけど、多分アンタは信じてくれると思う」
十回の死に巻き込まれた、親友の話を。
まるで常識を語るように、自然と話し出していた。
- 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:03:13.17 ID:5u1ddctaO
- 支援
- 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:03:29.19 ID:oYBrbFmx0
- 支援支援!
- 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:03:47.38 ID:szMfaYIDO
- ループはこの日の為に
支援
- 42 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:04:16.95 ID:RaDPQYVt0
- (´・ω・`)「…………」
('A`)「…………」
概要を語るのは十分ですんだ、ショボンは黙ったままそれを聞いていて。
(´・ω・`)「成程ね」
納得したように頷いた。
(´・ω・`)「助けるためには電車を止める事が必要、ってことだね」
('A`)「……ああ」
信じてくれたのか、などと野暮な事は聞くまい。
妄言と受け止められたわけではないと、なぜか確信できた。
- 43 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:05:37.76 ID:RaDPQYVt0
- (´・ω・`)(初めてだよ、人の話に死相が見えたのは)
彼が語る一言一言が自分の胸をえぐっていく気がした。
何人もの死を眺めながら、助けることが出来なかった彼は、きっとどこかでまた誰かを助けられなかった。
(´・ω・`)(ここで彼と出会えたのは、きっとそういうことなんだろうな)
助けろ、と誰かが言っているのだ。
自分にそれを否定する理由は――特になかった。
(´・ω・`)「なら先ず僕らがやるべきは、現場になった踏み切りにいくことだね」
('A`)「あん?」
ショボンは土管の中で身体を動かし、ゆっくりと外に向って這っていく。
(´・ω・`)「だって時間をずらしただけで脱線事故が止まるとは限らないだろう?」
そう。
(´・ω・`)「脱線事故の原因が例えば断線だったなら、先に見つけて通報すれば止まるし、他の原因があるなら時間がある今のうちに調べればいい」
- 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:05:41.19 ID:szMfaYIDO
- 未来を繋げ
支援
- 45 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:06:37.56 ID:RaDPQYVt0
- ('A`)「…………」
(´・ω・`)「爆弾の予告で電車の運行をとめようっていったって、さっき君が捕まってたら問題なく電車は動いてたはずだし、爆弾の残骸は公園においてあるんだから時限式じゃないってのは予想がつくしね」
ショボンは続ける。
(´・ω・`)「それが使えるのは運行するちょっと前、しかも君がつかまらないって言う条件付だ」
だから。
身体を先に土管から出し、爆弾をひょいととりあげ。
(´・ω・`)「こうしよう」
手早く全体をハンカチでぬぐい、指紋をふき取ると爆弾をその場で解体してしまった。
それはそれは見事な手際で、あっという間に爆弾はただの瓶と粉と信管になる。
('A`)「アーッ!!」
(´・ω・`)「証拠を持ち歩いて現地に向うわけにもいかないよ」
('A`)「そりゃそうだけど……お、おおう……」
俺の苦労は一体、と呟くドクオ。
- 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:07:25.50 ID:0fQEr2kfO
- 支援
- 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:07:44.43 ID:szMfaYIDO
- ショボすげぇ
支援
- 48 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:07:51.84 ID:RaDPQYVt0
- (´・ω・`)「現物がなくても爆弾が爆発したって言う事実はちゃんとある、最悪電車を止めて時間をずらすだけならそれで十分さ」
('A`)「……それもそうか」
ドクオも次いで這いずり出て。
('A`)「んじゃさっさと向こうに……」
(´・ω・`)「その前に」
ショボンはきっぱりとさえぎった。
(´・ω・`)「着替えていこう」
- 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:08:41.62 ID:RPpS+Z/qO
- 支援
- 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:09:05.50 ID:szMfaYIDO
- 越えて未来を
支援
- 51 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:09:18.59 ID:RaDPQYVt0
- 服装が同じだと警官に見つかる可能性があるので、まずショボンとドクオは服を交換した。
その上でドクオが自宅に戻り服を着替え、ショボンの元に戻る。
リュックは廃棄することも考えたが、ショボンは証拠を残していくのはまずいと言い張り、折りたたんで自分の鞄の中へと入れた。
('A`)「…………」
(´・ω・`)「……何か」
('A`)「いや、あの、そういえばアンタ学校は?」
ショボンの制服を渡しながら尋ねると、彼は堂々と答えた。
(´・ω・`)「うん、さぼったけど」
('A`)「……」
深くは聞くまい。
…………。
- 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:10:31.32 ID:KnYxM1HC0
- 支援
- 53 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:10:33.64 ID:RaDPQYVt0
- 川 ゚ -゚)「さて」
優雅に足を組んで、紅茶をすすってからクーは告げる。
川 ゚ -゚)「本題に入ろうか」
ブーンも応じるように紅茶をすする。
川 ゚ -゚)「当然、君を殺そうとしている人物についてだ」
( ^ω^)「お」
そう。
それを知るために、今日自分はここに来たのだ。
川 ゚ -゚)「世界が計算式で成り立っている、と言う話はしたな?」
( ^ω^)「なんとなく覚えてるお」
川 ゚ -゚)「なんとなくじゃ微妙に困るんだがまあいいや」
いいらしい。
- 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:10:56.16 ID:szMfaYIDO
- 変装タイム
支援
- 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:11:14.48 ID:fwjLi+JW0
- ショボンだけ行動が安定してないんだよな。まあ十日目はみんな色々動いてるけど。
- 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:12:34.08 ID:szMfaYIDO
- 数式
支援
- 57 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:12:34.73 ID:RaDPQYVt0
- 川 ゚ -゚)「どこか違う出来事が起これば、たとえ同じ、例えば君が経験してきた『今日』でもそれぞれ差異が生まれる」
( ^ω^)「わかってるお」
川 ゚ -゚)「だが言い換えれば『計算式の数値が同じなら全く同じ一日なる』と言うことに他ならない」
クーは指を、ブーンに向ける。
川 ゚ -゚)「さて、考えてみよう、君は何故、どうやって記憶を取り戻す?」
( ^ω^)「お?」
それは
( ^ω^)「前の一日と同じ事がおきたら……」
川 ゚ -゚)「もっと正確に突き詰めれば『前の一日と同じ出来事かつ自分の死に直結している事』かな?」
続ける。
川 ゚ -゚)「そして、君が記憶を取り戻さない限り世界が持つ計算式は基本的に極端には変動しない、つまり君が記憶を取り戻すというその現象こそが君の武器と言うわけだ」
記憶を取り戻した君は前の一日と同じ動きをとらないだろう? と続ける。
川 ゚ -゚)「だが思い出すといい、君の記憶の中で一人だけ」
「最初から行動を変えていたものがいないか?」
- 58 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:14:08.04 ID:RaDPQYVt0
- ( ^ω^)「それは……」
川 ゚ -゚)「例えば朝食のおかずを君の分まで食べてしまってみたり」
クーはそれを見てきたかのように
川 ゚ -゚)「例えば母親を唆して君の分を食べさせてしまったり」
知っているのが当然のように
川 ゚ -゚)「本の渡し方を変えてみたり、な」
言い切った。
- 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:14:17.70 ID:szMfaYIDO
- あれ?
支援
- 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:15:03.03 ID:szMfaYIDO
- なんだと
支援
- 61 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:15:11.23 ID:RaDPQYVt0
- 川 ゚ -゚)「全てのシークエンスを見直して『君の死に直結している行動を手段を変えながら行っている人物』は一人しか居ないのだよ」
ブーンは立ち上がった、立ち上がって、クーの胸倉をつかみあげていた。
だが彼女はそんな事に一切とらわれず、ただ真実のみを口にする。
川 ゚ -゚)「君を殺そうとし君を死地に追い込み君が死ぬ事を望んでいる人間、それは――」
- 62 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:16:12.78 ID:RaDPQYVt0
-
「君の妹だ」
- 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:16:27.45 ID:szMfaYIDO
- 嗚呼
支援
- 64 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:17:23.50 ID:RaDPQYVt0
- 川 ゚ -゚)「認めたくないかね?」
胸倉をつかまれ、多少息苦しそうではあるものの、表情も態度も全く変えず、彼女は続ける。
川 ゚ -゚)「なら考えてみたまえ、一度目、君は本を受け取り、図書館へ返しにいった、そして死んだ。」
ぎりぎりと歯を食いしばる微かな音が聞こえる。
川 ゚ -゚)「二度目、同じように本を渡そうとして、君の記憶が戻った」
クーは構わず、核心へと言葉を走らせる。
川 ゚ -゚)「三度目、彼女は君が記憶を取り戻す事を知り、違う手段で本を忍ばせた」
( ^ω^)「ほ、本を見たら記憶を取り戻すお……わざわざ忍ばせておく必要なんてなかったお! 見せたら記憶を取り戻すんだから最初から見せなきゃいいお!」
川 ゚ -゚)「だが君は記憶を取り戻さなかった」
( ^ω^)「!」
- 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:18:11.66 ID:szMfaYIDO
- まさかの
支援
- 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:18:41.93 ID:RaDPQYVt0
- 川 ゚ -゚)「そして実際ショボンがいなければ、君はまた死んでいただろう、トラックに轢かれて」
( ^ω^)「そ、れは……」
川 ゚ -゚)「つまり君に本を渡す、と言う行為はそのまま図書館の前の交差点へ君を運び――殺す為だったとしたら?」
( ^ω^)「――――」
声にならない声が喉の奥から、微かに掠れて聞こえる。
川 ゚ -゚)「どっちにしろ本がなければ君は図書館の前に行かない、ならばあのトラックに轢かれることは無い。思い出すにしろださないにしろその行為は必然なのさ」
逆に言えば同じ方法で死ぬ事は『ほぼ』無い様なシステムにはなっているようだがね、とクーは付け加えた。
川 ゚ -゚)「そして君を殺す為の数値はまだ残っている――君はどうするね?」
( ^ω^)「そんなもん……」
まだ落ち着かない頭をこんがらがせながら、叫ぶ。
( ^ω^)「止めるに決まってるお!」
…………。
- 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:19:52.28 ID:MJ5v3HE9O
- 嘘だ
また釣りなんだ
- 68 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:20:09.36 ID:RaDPQYVt0
- ( ゚Д゚) 「なんつーか、まぁ」
('A`)「…………」
(´・ω・`)「…………」
( ´_ゝ`)「…………」
(´<_` )「…………」
( ゚Д゚) 「馬鹿やったなあ、お前等」
ギコと名乗った刑事ははぁ、とため息をついた。
よくわからん唐突な交通整理に人が借り出された所為で、刑事である彼が聴取をしていた。
( ゚Д゚) 「置き石は立派な犯罪だぜ、これで電車が倒れて誰かが死んだらお前等死刑または無期懲役」
本当である。
その声にびくりと反応した兄者と弟者はべたりと机に頭を垂れた。
( ´_ゝ`)「すん」
(´<_` )「ませんっしたぁぁぁ!」
はぁ、ともう一度ため息をついて。
( ゚Д゚) 「もうこんな悪戯すんじゃねーぞ」
…………。
- 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:20:27.79 ID:szMfaYIDO
- 知っていたのか
支援
- 70 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:21:02.64 ID:RaDPQYVt0
- 時間はまたちょっとさかのぼる。
一駅の間の踏み切りだが、向こうの駅から歩いた方が結構近いので、二人は電車に乗って移動し、そして踏み切りの前まで来た。
('A`)「…………」
(´・ω・`)「…………」
('A`)「なんもねーな」
(´・ω・`)「何もないねぇ」
周囲の柱やレール、上にある電線などを注意深く観察してみたが、特に老朽化してたりする事もない。
('A`)「でも脱線事故なんてめったなことじゃおきねえよなぁ」
(´・ω・`)「うん、そらレールが丸々無いとかだと危ないけどね」
危険を承知で、踏み切りの中に入り前後のレールも探ってみたが、素人目では特に異常は見当たらなかった。
- 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:21:08.00 ID:szMfaYIDO
- 流石兄弟だと
支援
- 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:21:33.85 ID:Lvvmg5KHO
- 読み直す前支援
- 73 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:21:58.68 ID:RaDPQYVt0
- (´・ω・`)「よし、隠れよう」
('A`)「あん?」
(´・ω・`)「踏み切り自体に原因が無いなら人為的なものかもしれないからさ、遠くからチェックしよう」
幸い、この踏み切りを利用する人間は少ない。
駅が近い割りに道が駅に直結しておらず、踏み切りの拘束時間が長いというのが理由の一つだが。
(´・ω・`)「それ故に悪戯もしやすい、ってことさ」
('A`)「成程」
傍から見て一番怪しいのはどう考えてもこの二人だが気にしない。
- 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:22:58.50 ID:szMfaYIDO
- グモこわい
支援
- 75 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:22:58.81 ID:RaDPQYVt0
- そして二時間が経過した。
(´・ω・`)「…………」
('A`)「…………」
日が沈み始めた時刻で、段々眠くなってくる。
(´・ω・`)「ポテト食べる?」
('A`)「喰う」
監視から三十分経過した時点で購入に走ったマックの内容物をもそもそと食べながら、二人は踏みきりから死角となる『上』側の道の片隅に隠れていた。
いい具合に雑草が伸びたそこに座り込み、時折走ってくる電車にびびりながら時間が経過していく。
更に時間が経過して、一本の電車が通り過ぎる。
ショボンが腕時計をちらりと眺めると時間は六時五十分だった。
(´・ω・`)「……そろそろ潮時かな」
('A`)「ああ」
- 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:23:30.79 ID:VBQhgronO
- しえーん
- 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:23:50.28 ID:oya/KrHDO
- まとめってブーン芸だっけ?
- 78 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:24:13.36 ID:RaDPQYVt0
- ドクオは携帯電話を取り出した。
ブーンの話では、電車が脱線するのは七時少し前と言うことだった。
つまり、次に来る電車と言うことになる。
脱線の原因がつかめない以上、爆弾を使った脅迫をするしかない。
そう思ってゆっくりと、記録してある番号を呼び出そうとしたその時。
( ´_ゝ`)「さすがだな」
(´<_` )「さすがだな」
ランドセルを背負って『下』側から少年二人が上がってきた。
顔が全く同じである。
('A`)「……双子か?」
(´・ω・`)「しっ」
二人は雑談をしながら踏み切りを渡ろうとし、ふと足を止めた。
(´<_` )「どうした兄者」
( ´_ゝ`)「何、ちょっとな」
レールの周りに敷き詰められた石を何とはなしに拾い上げ――
( ´_ゝ`)「ほい」
その上にからん、とおいた。
- 79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:24:17.55 ID:0fQEr2kfO
- 支援
- 80 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:24:55.92 ID:RaDPQYVt0
- (´<_` )「兄者、何だそれは」
( ´_ゝ`)「なんとなくやってみたくなった、病み付きになりそうだ」
(´<_` )「どれ、ここは俺も一つ」
つられるようにもう一人の少年もレールの上に石を置き始める
('A`)「なあにやっとんじゃてめぇらあああああああああああああ!」
その光景を見てドクオが飛び出したのは無理ないことだっただろう。
というかアクションの無い時間ほど退屈なものは無いので怒髪天に来たのか、元引きこもりとは思えないほどの大声と俊敏さだった。
( ´_ゝ`)「な、何事だ弟者!」
(´<_` )「わからん兄者!」
当然の様に困惑した二人は即座に逃げようと振り返り。
(´・ω・`)「やあ」
そこにショボンを見た。
- 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:25:12.42 ID:szMfaYIDO
- ランドセル
支援
- 82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:26:22.31 ID:RaDPQYVt0
- ('A`)「あれ何時の間にそっち側に……」
(´・ω・`)「いいからいいから」
即座に首根っこを捕まえて踏切から引きずり出し(ついでに足で置かれた石を蹴り飛ばし、レールの上から排除した)、ドクオの元へと向ってくる。
( ´_ゝ`)「な、何事だ……」
(´<_` )「ひ、ひいい……」
怯える兄弟に、ドクオとショボンの視線が刺さる。
カン、カン、カン、カンと鳴り出す踏み切りの音。
遮断機が閉まり、『下』から一台のパトカーが向ってきて、止まる。
('A`)「頼む……!」
(´・ω・`)「これで――」
数十秒して、電車が向ってきて、すぐに通り過ぎる。
何事も無く、ただ当然の様に。
- 83 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:27:27.43 ID:RaDPQYVt0
- 流石兄弟を拘束したまま二人は、遮断機が上がるのを確認し。
(;'A`)「ふっはあああああああああああああ!」
(;´・ω・`)「あせったあああああああああああ!」
同時に歓声を上げた。
( ゚Д゚) 「ほう、何が焦ったって?」
そして真横にパトカーが止まっていた。
現状。
高校生二人が小学生をとっ捕まえて泣かせている図。
( ゚Д゚) 「……署まで来てもらおうか?」
幸い警察署は下に向ってすぐ傍だったので。
二人に拒否権は無いようだった。
…………。
- 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:28:13.21 ID:iu3NwgDPO
- こんな時間に支援
- 85 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:28:21.26 ID:RaDPQYVt0
- ( ゚Д゚) 「お前等もさぁ、何か許せなかったのはわかるが子供泣かすんじゃねえよ……」
('A`)「いや、ほんとすんません」
(´・ω・`)「正直反省している」
流石兄弟の親が二人を引き取り、部屋に三人だけになったところでギコは口を開いた。
( ゚Д゚) 「別に間違ったことを言ってるわけじゃないけどな」
('A`)「焦ってたんす」
(´・ω・`)「いや本当にすまない」
口々に反省の言葉を述べるが、まさかあそこまで泣かれるとは思っていなかった。
( ゚Д゚) 「まぁいいや、お前等もう帰っていいぞ、暗いから道中だけ気をつけとけ」
('A`)「お世話になりました」
(´・ω・`)「もう帰ってきませんから……!」
( ゚Д゚) 「いやそういう芸はいらんから」
- 86 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:29:26.70 ID:RaDPQYVt0
- 警察署から出て、数分歩く。
駅に向うのであの踏み切りは経由せず。
('A`)「いや、一時はどうなる事かと思ったな」
(´・ω・`)「そだね。ところでこれからどうする?」
('A`)「一回ブーンと連絡とって……ん?」
言った直後、携帯がバイブ音を奏でる。
('A`)「おっと、監視の時にマナーモードにしてたの忘れてたぜ……メールか」
それは見覚えのある、ブーンからのアドレスだった。
『タイトル:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re: 』
(´・ω・`)「受信メールから直接返信してるな……」
('A`)「気にすんな!」
本文を見て――ドクオは息を呑んだ。
- 87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:30:03.16 ID:0fQEr2kfO
- 名前欄が安定しないな落ち着け
支援
- 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:30:12.47 ID:szMfaYIDO
- 回避!回避!
支援
- 89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:30:38.72 ID:ysQVAGKYO
- うひょう支援
- 90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:31:22.01 ID:szMfaYIDO
- Reまみれ
支援
- 91 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:31:27.76 ID:RaDPQYVt0
- 『ツンを探してくれお!』
('A`)「ツンちゃんを……?」
(´・ω・`)「誰だい?」
('A`)「いや、あいつの妹だけど……なんでだ?」
(´・ω・`)「少なくともこの状況に関係があることなんだろう」
('A`)「だな」
脱線はしなかった、という連絡と共に、今何処にいるかを尋ねるメールを送る。
自然と小走りになりだす足に、また身をゆだねていく。
…………。
- 92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:31:47.23 ID:48vHzGssO
- やっぱおもろい。ちゃんと完結させてくれよな。
- 93 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:32:54.09 ID:RaDPQYVt0
- 川 ゚ -゚)「どうするかは君次第だ、どうにもならないかもしれないが――」
既に部屋を去ったブーンに対して、クーは語りかけるように呟く。
川 ゚ -゚)「私は私ですべき事を、しておくか」
普段は使わない自宅据え置きの電話の、親機をそっと手に取った。
…………。
- 94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:33:03.89 ID:szMfaYIDO
- それが本当なら彼女は…
支援
- 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:33:43.25 ID:szMfaYIDO
- ここからはまっさらな戦い
支援
- 96 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:34:01.70 ID:RaDPQYVt0
- ドクオとショボンが流石兄弟を捕縛した、ちょうど同時刻。
ξ゚听)ξ「あ、おかえりー」
ツンはごく普通に、そんな言葉を放った。
玄関に立ち尽くす兄の姿を見て、眉を寄せる。
ξ゚听)ξ「朝行き成り飛び出していったから何かあったのかと思ったじゃない、ねぇ私やっぱりサラミ――」
( ^ω^)「お前かお?」
ピザのチラシを片手に持っていたツンの動きが、ぴたりととまる。
ξ゚听)ξ「何の、話?」
( ω )「お前なのかお、ツン」
- 97 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:35:16.18 ID:RaDPQYVt0
- ξ゚听)ξ「だから、何の話――」
( ω )「お前が僕を殺そうとしてるのかおおおおおお!」
それは心からの叫びだった。
認めたくなかったから。
知りたくなかったから。
ξ゚听)ξ「……はぁ?」
顔をしかめて、ツンは呆れたように。
ξ゚听)ξ「何言ってるの? 本当に調子悪いの?」
- 98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:35:46.33 ID:0fQEr2kfO
- 支援
- 99 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:36:12.12 ID:RaDPQYVt0
- そう、言って欲しかったから。
ξ゚听)ξ「…………」
だが現実のツンは。
目を伏せ。
そしてあげた。
ξ゚听)ξ「……何時気がついたの?」
認めたくない世界を、肯定する一言を。
- 100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:36:12.49 ID:szMfaYIDO
- 電車のことも知っていたのか
支援
- 101 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:37:39.97 ID:RaDPQYVt0
- ( ω )「そう、なのかお……」
ξ゚听)ξ「…………」
( ω )「僕は……お前と、お前に……」
ξ゚听)ξ「ふん」
腕を組んで、何処までも澄み切った目で、ツンは言う。
ξ゚听)ξ「私は何もしてないわよ」
( ^ω^)「……!」
その台詞の意図は。
ξ゚听)ξ「兄貴が勝手に死んだだけ、そうでしょ?」
- 102 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:38:44.31 ID:RaDPQYVt0
- ( ^ω^)「ツ……ン……」
呆然とするブーンに、告げる。
ξ゚听)ξ「あーあ、残念残念残念だわ」
そのまま歩いてくる、何かされるのかと身構える前に靴を履いて、ブーンの横を通り過ぎる。
ξ゚听)ξ「後何回だっけ?」
言葉が、胸をえぐった。
そのまま家を出て行く妹を、ブーンは追うことが出来ず。
( ω )「――!」
膝を突いて、大声で、泣いた。
背後で扉が閉まった音に、体は反応しなかった。
…………。
- 103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:38:55.28 ID:szMfaYIDO
- ツンお前
支援
- 104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:39:03.08 ID:VBQhgronO
- 支
援
- 105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:39:50.21 ID:LFLpmYMnO
- うわぁあああああ支援
- 106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:40:31.36 ID:szMfaYIDO
- どうなるの
支援
- 107 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:40:41.17 ID:RaDPQYVt0
- 支援ありがとうございました。
これで大体半分ぐらいになります。
ご期待に沿える結末になるかどうかはわかりませんが、冒頭で書きましたとおり、これ以上の投下を許してくださるのでしたらこのまま一気に突っ走ろうかと思います。
- 108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:41:05.57 ID:oGPU6v2kO
- 昼間っから重いぜ
- 109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:41:21.43 ID:rcdzbfeM0
- >>107
よし、許可する
- 110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:42:09.78 ID:szMfaYIDO
- 走ってくれ最後まで
支援
- 111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:42:12.05 ID:48vHzGssO
- >>107 突っ走ってくれ
- 112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:42:22.02 ID:DqMKKMQdO
- ここで止めたらそっちの方が嫌だ
完結させて欲しいです支援
- 113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:42:47.45 ID:0fQEr2kfO
- >>112に完全同意
- 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:43:09.07 ID:LFLpmYMnO
- 続けてください…
お願いだから!お願いだからっ!
- 115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:43:31.57 ID:fwjLi+JW0
- >>107
問題ない、行け
- 116 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:43:43.14 ID:RaDPQYVt0
- 支援マジありがとう。
んじゃ最後まで一気に行きます。
是非、着いてきてくだされば幸いです。
- 117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:43:55.46 ID:nfZSjQNjO
- えマジかよ
- 118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:43:59.31 ID:szMfaYIDO
- 幕を下ろすその瞬間まで
支援
- 119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:44:54.92 ID:RaDPQYVt0
- ('A`)「いねぇなぁ」
(´・ω・`)「いないねぇ」
ドクオの携帯のなかにあったツンの画像を頼りに、二人は駅の周辺を散策していた。
この時間帯はただでさえ人が多いわ暗いわなので、特徴のある巻き毛が目印とはいえ作業は難航していた。
('A`)「手がかり皆無だもんなぁ、一度ブーンに電話してみっか」
夜の人ごみで携帯電話を操作しながら歩くとどうなるか。
(´・ω・`)「あ」
その言葉と同時に、どむり、といい音がした。
('A`)「あ、すんませぶば」
最後のぶば、は単にいえなかった台詞が口の中で空転しただけであり。
( ・∀・)「テメェ何っかってんだオォ!?」
前方不注意でぶつかった相手に思い切り顔面を殴られた音だった。
- 120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:45:14.92 ID:LFLpmYMnO
- 来いよぉおおおおしえぇえええん
- 121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:45:31.52 ID:oYBrbFmx0
- 支援
- 122 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:45:59.59 ID:RaDPQYVt0
- ('A`)「うっげ、げ!」
奇妙な声を出して、そのまま地面に尻餅をつくドクオ。
(´・ω・`)「止めるんだ!」
ショボンは追い討ちをかまそうとするDQNの腕につかみかかるが、彼も喧嘩に強いというわけではない。
( ・∀・)「テメっんのかっラァ!」
(´・ω・`)「日本語でおk」
無理やり動かされる腕に振り回され、狙ったようにドクオの横に倒れこむ。
周囲の通行人は若者同士の喧嘩に関わりたくないのか、見てみぬフリをするばかりだ。
('A`)「畜生、こんな事してる場合じゃねえんだよ!」
今までこんなことしたこともなかった。
起き上がってDQNにつかみかかったドクオの腹に、勢いづいた蹴りがぶち込まれる。
- 123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:46:01.79 ID:szMfaYIDO
- まさかの不良再来
支援
- 124 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:46:45.11 ID:RaDPQYVt0
- ('A`)「うぎっ!」
( ・∀・)「上等じゃねえかっの野郎 あ?」
起き上がって何とか加勢しようとするショボンと
倒れこんでいたドクオはその時、その姿を見た。
さらに追い討ちを放とうとしたDQNは、残念ながらまだそれに気がつくことができなかった。
肩に手が置かれる。
('、`*川「ねぇ」
圧倒的存在感を携えて。
('、`*川「私の生徒に何してるの?」
…………。
- 125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:47:15.29 ID:OtPmiDzoO
- え?まじ?
支援
- 126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:47:20.65 ID:LFLpmYMnO
- でもあと一回…支援
- 127 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:47:34.06 ID:RaDPQYVt0
- ( ・∀・)「はい、すんませんでした、反省してます」
('A`)「まじごめんなさい」
(´・ω・`)「何で僕まで……」
駅前の路上で横一列に正座させられた三人は、女性教諭による説教をかまされていた。
('、`*川「大体こんな時間に学生がうろついてるってだけでもあれなのに貴方達はもー!」
('A`)「先生すんませんマジ急いでるんです! ここら辺で勘弁してください!」
ドクオの必死の形相に何か感じるものがあったのか、すこし引きながらも熱弁を止めてペニサスは考えた。
('、`*川「んー……そうねぇ、人目も気になるしね」
(´・ω・`)「いや自覚あったんですか」
ショボンは二年生だが授業ではペニサスが現れる事もあるので知っていた。
- 128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:47:52.12 ID:2bhezPE3O
- マッジでええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
- 129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:48:37.59 ID:0fQEr2kfO
- 支援
- 130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:48:40.55 ID:LFLpmYMnO
- 支援
- 131 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:49:04.53 ID:RaDPQYVt0
- ('、`*川「はい、じゃあそこの君も。喧嘩はいいけどあんまり頻繁にやっていいものじゃないからね、男の喧嘩はここぞと言う時、自分の意思を貫く為だけにしなさい」
(´・ω・`)「女の喧嘩は?」
('、`*川「誰かを守る時だけよ」
かっけぇ。
この女かっけぇ。
大体DQN(モララーと言う名前だった)も同じ感想を抱いたのか、何かにうたれたかのようにその台詞を反芻した。
立ち上がり、頭を下げてからふらふらと夜の街へ消えていく男を見ながら、ドクオとショボンは息を吐く。
('A`)「案外いい奴なのかもしれないな……」
(´・ω・`)「いや先生が強すぎただけだと思う」
なにがあったかは深く語らないが、とりあえず近くの石垣に拳大の穴があいている理由はこの数学教師にある。
- 132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:49:35.81 ID:szMfaYIDO
- 教師万歳
支援
- 133 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:49:53.23 ID:RaDPQYVt0
- ('A`)「つーか先生は何でここに……」
('、`*川「んー……」
少々いいにくそうな表情をし。
('、`*川「クーさんから電話があったのよ」
('A`)「へ?」
('、`*川「多分そっちで困ってる生徒がいるから、助けてやってくれって」
クー、といえばすぐに出てくる。
素直クール、ブーンがプリントを届けている引きこもり。
('、`*川「で、貴方達は何してるの?」
君達、友達だったんだ、という台詞は飲み込んでペニサスは尋ねた。
- 134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:50:09.92 ID:iszH0D3TO
- 待ってた…ずっと待ってた…
- 135 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:50:33.40 ID:RaDPQYVt0
- ('A`)「そうだ、ブーンの妹を探してるんです!」
(´・ω・`)「見かけませんでしたか?」
('、`*川「う、うーん、彼に妹さんがいるのは知ってるけど……顔は見たこと無いわよ」
('A`)「そっすよね……」
多少考え込んで、台詞を続けた。
('、`*川「まぁ事情はわからないけど手伝ってあげましょうか? 写真とかあるかしら」
('A`)「あ、これっす」
携帯電話を開いて写真を表示しようとした瞬間。
ブゥゥゥゥン、と振動音が鳴り出した。
(´・ω・`)「あ」
それと同時に、ショボンが指差した先――巻き毛の少女が一瞬見えて、人ごみに消えていった。
…………。
- 136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:50:47.81 ID:szMfaYIDO
- 繋がってきた
支援
- 137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:51:04.74 ID:M9IQuxEkO
- ……は?
え、ちょ、嘘、待って待って、
支援! 支援!? 支援!!!
- 138 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:51:38.58 ID:RaDPQYVt0
- ( ω )「…………」
泣くだけ泣いたらそれ以上は声も出なくなった。
そのままばたりと玄関に倒れこみ、気力をなくす。
( ω )「僕は……」
口からこぼれるのは、今までの自分への否定。
( ω )「何を、していたんだお……」
実の妹と。
( ω )「僕は……!」
殺しあっていただなんて。
――その時、自分のポケットに入っていた携帯電話が鳴り出した。
( ω )「――――」
無視していたが、数分間待っていてもずっと着信音が響いているので、億劫なしぐさで電話を取り出し、相手も見ずに通話ボタンを押した。
『よぉ』
その声は
( ゚∀゚)『元気そうだな兄弟』
刑事のものだった。
- 139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:52:02.12 ID:LFLpmYMnO
- ヤバイ…面白い…支援!
- 140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:52:13.75 ID:szMfaYIDO
- 巻き髪
支援
- 141 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:52:31.69 ID:RaDPQYVt0
- ( ゚∀゚)『交通整理は一端解いた、流石にもー必要ねえだろ』
ジョルジュは軽い口調で続ける。
( ゚∀゚)『それと朗報、ドクオの野郎が踏み切りで置石してた小僧二人を捕まえた、電車は無事に通過したぜ』
お前の話が本当なら、と前置いてから。
( ゚∀゚)『お前の母さんも無事だろうぜ』
その言葉に、はっと顔を上げた。
そうだ。
僕は何をしている。
( ^ω^)「――ジョルジュさん」
( ゚∀゚)『あ?』
( ^ω^)「ありがとう、ございましたお」
( ゚∀゚)『ああ、まぁいいってことよ』
- 142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:53:19.24 ID:AGFdmUZf0
- 大変、断片的にしか覚えてないからちょっと読み返してくる!
- 143 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:53:19.69 ID:RaDPQYVt0
- んでよぉ、と言葉を区切ってから。
( ゚∀゚)『ここまでやらせといて ございました はねーだろ。ほら次は何すんだ大将』
( ^ω^)「……本当にありがとうございますお」
ブーンは感謝した。
ここまで人を巻き込んでおいて。
友人の将来を犠牲に仕掛けてまで。
戦ったのだ。
弱音を吐こうものなら、この男に殴り飛ばされる。
だから前へ進むために、ブーンは決意を固め、告げた。
…………。
- 144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:53:29.95 ID:szMfaYIDO
- 刑事さん
支援
- 145 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:54:05.61 ID:RaDPQYVt0
- そして、
('A`)「今おっかけてる!」
通話を続けながらペニサス、ショボン、ドクオの順で走っていた。
( ^ω^)『頼むお! お前だけが頼りだお!』
電話の向こうからも荒い息遣いが聞こえることを察するに、ブーンもまた走っているのだろう。
('A`)「詳しい事は後で聞く、今は任せとけ!」
電源ボタンを押して手早く通話を終わらせ、加速しショボンと並ぶ。
(´・ω・`)「今のがブーン君かい?」
('A`)「ああ、すっげーおもしれぇ奴だよ」
(´・ω・`)「そうか、僕はまだあったこともないんだね、彼に」
だけど不思議だなぁと。
(´・ω・`)「気心しれた親友だった気が、するんだよね」
('A`)「多分すぐにそーなるっすよ」
ドクオは深く追求せず。
- 146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:54:37.39 ID:szMfaYIDO
- 走り抜いて欲しい
支援
- 147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:54:44.18 ID:xMhNz+9UO
- ずっとずっと待ってました
帰ってきてくれるって信じてたぜー!
おかえり
大好き支援
- 148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:55:37.81 ID:szMfaYIDO
- 何回も会ってきたものな
支援
- 149 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:55:54.42 ID:RaDPQYVt0
- (;'A`)「つーかはえーよせんせええええええい!」
人ごみを避けながらの追走なので、どうしても速度は遅くなる。
というか既にツンの姿が見えないので大雑把な方向に向って走っている行為でしかない。
('、`*川「人ごみは避けろ! 今週のサンデー読んでないの!?」
(;'A`)「梁山泊の弟子になった覚えはねーよ!」
(;´・ω・`)「むちゃくちゃだなあの教師!」
しかし十分近く走り続けても、ツンの姿は見えず。
(;'A`)「ぜぇっ」
(;´・ω・`)「はぁっ」
二人はほぼ同時に体力の限界を感じ、その場で膝をついた。
- 150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:56:50.74 ID:JQ7hJMvVO
- これは支援せざるをえない
- 151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:56:55.80 ID:fwjLi+JW0
- むしろアイシールドの範疇だろそれw
- 152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:57:38.27 ID:szMfaYIDO
- ぅゎ教師っょぃ
支援
- 153 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:57:54.90 ID:RaDPQYVt0
- ('A`)「ま、マジでどこいったんだあああ!」
(´・ω・`)「あ、足が……」
('、`*川「貴方達体力無いわね……」
('A`)「いやあんたの規格と一緒にされても困るんだけど!」
あそこまで大見得きっといてどうしよう……と頭を抱えたその時。
(´・ω・`)「あ」
ショボンが再び声を上げた。
('A`)「あ?」
彼が指差すその先には。
ζ(゚ー゚*ζ「〜♪」
- 154 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 13:58:53.23 ID:RaDPQYVt0
- ('、`*川「…………」
('A`)「…………」
(´・ω・`)「…………」
('、`*川「巻き毛ね」
('A`)「縦ロールだな」
(´・ω・`)「……ごめん、後姿じゃよくわからなかった」
時刻は八時を回ろうとしていた。
…………。
- 155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:59:11.08 ID:szMfaYIDO
- デレ…だと…
支援
- 156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 13:59:32.11 ID:2bhezPE3O
- 何故ゴールデンタイムに立てないのだ…
- 157 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:00:41.67 ID:RaDPQYVt0
- ブーンは走っていた。
まだ間に合うはずだ。
その場所へ――!
( ^ω^)「やっぱり、お」
彼が走る先、目の前には
(*゚ー゚)「…………」
彼女の姿があった。
現れては消え、まるで誘導するように。
( ^ω^)「いい度胸だお……!」
- 158 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:02:01.45 ID:RaDPQYVt0
- 挑むように、走り続ける。
彼女の姿は自分にしか見えていない、だからこそ失速しない。
途中の道を見るだけで、完全にその姿が消える場所は察しがついていたけれど。
( ^ω^)「そう」
たどり着いた場所は。
( ^ω^)「僕は一回、ここで死んだんだからお」
クーのすむ、マンションだった。
…………。
- 159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:02:06.07 ID:0fQEr2kfO
- 支援
- 160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:02:46.36 ID:szMfaYIDO
- しぃは何を思う
支援
- 161 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:02:53.51 ID:RaDPQYVt0
- 適当にぶらぶらと歩いていた。
何か目的があった訳ではない、勢いで出てきてしまったから。
どうしようか、とぼんやり考えていると『彼女』が見えた。
ゆっくりと手招きをして、自分を導こうとしている。
それに逆らうだけの理由は特になく、招かれるままにその建物にはいった。
オートロックのガラス戸は自動で開いた、まるでそれが当然の様に。
エレベーターにのると自動で九階のランプがついた。
数十秒で到着し、扉が開く。
そのまま右を向いて――
「おっと」
声が届いた。
- 162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:03:08.95 ID:vaAUVwnM0
- 仕事早退してきたから最後までがんばってくれよ
支援
- 163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:03:27.83 ID:szMfaYIDO
- 戻ってきちゃった
支援
- 164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:03:28.60 ID:D1mEuzWBO
- し
- 165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:04:01.93 ID:KnYxM1HC0
- 支援
- 166 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:04:06.81 ID:RaDPQYVt0
- ( ゚∀゚)「残念ながら通行止めらしいぜ、お嬢ちゃん」
ξ゚听)ξ「――――!」
それが自分の敵だということに、ツンはすぐに気がついた。
…………。
- 167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:05:47.40 ID:szMfaYIDO
- 刑事さんんんん
支援
- 168 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:05:48.80 ID:RaDPQYVt0
- ( ゚∀゚)「上だ! 走れ!」
一泊遅れて、階段側から上がってきたブーンに、ジョルジュは叫んだ。
なぜか尻餅をついている、ジョルジュは腕を回しながら。
( ゚∀゚)「屋上だ屋上! 走れ走れもっと走れ!」
手を振り導く。
( ゚∀゚)「あとはテメェの仕事だろうが!」
( ^ω^)「本当に……」
だん、と力強く上がってきて。
( ^ω^)「ありがとう……」
そのままわき目も振らず、屋上へ続く階段へと足をかけ。
( ^ω^)「ございますお!」
- 169 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:06:58.25 ID:RaDPQYVt0
- 走る。
すぐ後ろにジョルジュの気配を感じる。
やはりというかなんと言うべきか、屋上へ続く、普段は封鎖されているはずの扉は、当然の様に開いていた。
開いたその先には、フェンス際の金網に触れ、風に吹かれながら、苦笑しているツンと。
(*゚ー゚)「……」
その背後、地面の無い空中に浮かぶしぃの姿。
( ^ω^)「……ツン」
ブーンは一歩前に踏み出す。
( ^ω^)「僕はきめたんだお、誰も死なせずに終わらせるって」
それは。
(*゚ー゚)「無理よ――」
( ^ω^)「無理じゃないお!」
声を張り上げる。
- 170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:07:48.66 ID:szMfaYIDO
- 諦めない
支援
- 171 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:07:52.97 ID:RaDPQYVt0
- ( ^ω^)「助けてくれたお! ドクオも! ジョルジュさんも! 僕の顔をまだ見たこと無いショボンも! あんなたわごとを信じて助けてくれたんだお!」
後ろから追いかけてきたジョルジュは、腕を組んで『へっ』と息を漏らした。
( ^ω^)「だから僕が諦めるわけにはいかねーんだお! 相手がツンでも! 誰でも! 絶対に!」
その言葉が響いてから、どれほど時間がたっただろう。
数秒が数時間に感じても、過ぎた時間の価値は等価。
ツンは静に口を開いて、呟いた。
ξ゚听)ξ「だったら、始める?」
( ^ω^)「何をだお」
ξ゚听)ξ「決まってるじゃない」
ツンは微笑んだ。
涙を流しそうな、壊れそうな笑みで。
ξ゚听)ξ「答えあわせ、よ」
…………。
- 172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:08:23.66 ID:0fQEr2kfO
- 一泊→一拍 か?
支援
- 173 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:08:41.92 ID:RaDPQYVt0
- ξ゚听)ξ「私がしぃとであったのは六日前……いえ、違うわね、まだずっと『今日』だもんね」
( ^ω^)「…………」
ξ゚听)ξ「だから、『今日』が始まる前の昨日の朝だった」
ツンは言う。
ξ゚听)ξ「部屋の隅に彼女はいたわ。そして言ったの。『私かお兄ちゃん、どっちかが消えなきゃ行けない』って」
しぃはただ、希薄な存在の様に浮いていた。
ξ゚听)ξ「そんなの信じられるわけなかった……だけど、消えちゃったんだもん」
( ^ω^)「なにがだお」
ξ゚听)ξ「友達よ」
その言葉が何を意味するのか。
- 174 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:09:25.09 ID:RaDPQYVt0
- ξ゚听)ξ「私しか覚えてなかったの、ずっと仲良くてうちにも何度も遊びに来てた子なの、学校でもずっと一緒だった子なの」
叫ぶように言う。
ξ゚听)ξ「でも誰も覚えてなかった、友達だけじゃない、お母さんも兄貴も誰も、そのこの存在自体最初からなかったみたいに!」
それが計算式に修正を加える行為。
しぃが行うべき、仕事。
ξ゚听)ξ「怖かったよ、怖かったの、私だってああやって消されちゃうんだって、それで言うのよ。『アナタはどっちがいい?』って」
( ^ω^)「……ツン」
ξ゚听)ξ「私、消えたくなかった」
一筋だけ、涙がこぼれた。
ξ゚听)ξ「ただ死ぬだけじゃない、消えた後の世界では私の事は誰も覚えてない、存在してなかった事になる、私の生きてた証なんて何処にもなくなっちゃうんだって!」
後はただの、絶叫だった。
ξ゚听)ξ「私そんなの絶対嫌だもん!」
- 175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:10:37.49 ID:RPpS+Z/qO
- しえしえ
- 176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:10:59.35 ID:IBpjSItrO
- うお。十死かよ。
超支援
- 177 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:11:22.89 ID:RaDPQYVt0
-
「ふざけんなああああああああああああ!」
- 178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:12:01.55 ID:2bhezPE3O
- 相次ぐ引退による廃れの一途を辿るブーン系に救世主が舞い降りたぞー!!!
- 179 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:12:14.28 ID:RaDPQYVt0
- その台詞は、ブーンでもジョルジュでもない。
('A`)「消えたく、ねぇだと!」
ドクオの声だった。
('A`)「だったらお前はテメェの兄貴が消えるのを許容できんのかよ! 消えちまうんだぞ! お前に兄貴がいたってすら事実すら!」
叫ぶ。
('A`)「俺から俺の親友を奪うんじゃねえよ! 俺は嫌だ! 俺が嫌だ! 俺からブーンの全部が無くなるなんて絶対に嫌だぜ!」
拳を突き上げ――その指をツンに向けた。
('A`)「だから俺はお前の敵だ、何度でも何回でも殺してみろよ!」
そう、誓ったのだから。
('A`)「俺は絶対、こいつを助けてやるってな!」
- 180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:12:44.29 ID:szMfaYIDO
- 考えてみると恐ろしいな
支援
- 181 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:13:15.22 ID:RaDPQYVt0
- 現れたその姿に驚愕したのは、ツンだけではなかった。
( ^ω^)「ドクオ……!」
('A`)「……いよぅ、手間取ったぜ」
扉から現れたのは彼だけではなく。
(´・ω・`)「やぁ、始めまして」
( ^ω^)「ショボン先輩……!」
さらに背後から。
('、`*川「本当に……」
( ゚Д゚) 「しぃなのか……?」
ペニサスとギコが現れ。
「だからそう言ったではないか」
川 ゚ -゚)「そこにいる、とね」
最後にクーが、そこにいるのが当然とばかりに、歩みを進め、静かにツンの元へと向かっていった。
- 182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:13:28.92 ID:szMfaYIDO
- ドクオ!ドクオ!
支援
- 183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:13:30.45 ID:rcdzbfeM0
- いかん涙出てきた
- 184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:14:28.28 ID:szMfaYIDO
- 揃った
- 185 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:14:48.56 ID:RaDPQYVt0
- その空間で最初に口を開いたのは、ペニサスだった。
('、`*川「――しぃ、なの?」
空中に浮かぶ少女に、問いかける。
たいして、しぃは首をかしげて。
(*゚ー゚)「あら、私が人間だった頃に関係のあった人なのかしら」
( ゚Д゚) 「……まぁ浮いてる時点で幽霊っぽいけどな、お前」
はぁ、とギコがため息を漏らす。
( ^ω^)「なんで皆、ここに……」
( ゚∀゚)「俺が連絡した」
片手を挙げて、ジョルジュが言う。
( ゚∀゚)「人手は多い方がいいと思ったんでな……まさかビンゴだとは思わなかったけどよ」
( ゚Д゚) 「はっ、お前はいつもそうじゃねえか」
相方の変わらぬ態度に、ギコは呆れた様に。
- 186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:15:52.90 ID:szMfaYIDO
- しぃに記憶は無かったのか
支援
- 187 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:16:00.23 ID:RaDPQYVt0
- ( ゚Д゚) 「適当にやってても最終的には最高の結果になってんだぜ、こいつ」
('A`)「まさか先生とこの刑事さんが知り合いだとは思わなかったけどな」
目標を見失った三人が行った事は、ペニサスの「頼りになる知り合い」に相談する事だった。
( ゚Д゚) 「頼られて何よりだぜってこったぁな」
( ^ω^)「皆……」
ツンの少し手前に止まり、振り返ったクーは言う。
川 ゚ -゚)「さて、これほどの人間が集まったわけだが……しぃ、どうするね?」
彼女の問いに、少女は呟く。
(*゚ー゚)「なあにも変わらないわ」
…………。
- 188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:16:56.44 ID:vaAUVwnM0
- 支援
- 189 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:17:18.30 ID:RaDPQYVt0
- (*゚ー゚)「だって貴方達が何をしても、私に触れる事はできないもの。元凶たる私には」
('、`*川「しぃ!」
(*゚ー゚)「アナタ、だあれ?」
('、`*川「――ッ」
その言葉に、雷に打たれたように座り込むペニサス。
(*゚ー゚)「それよりツン、続けたら?」
ξ゚听)ξ「……え?」
呆然としていたツンに、しぃが促す。
(*゚ー゚)「アナタは問われたじゃない、『兄貴が消える事を許容できるのか』って」
ξ゚听)ξ「……あ」
それは。
(*゚ー゚)「ちゃんと答えなきゃ。 だってここはクライマックスシーンだものね?」
- 190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:17:34.27 ID:szMfaYIDO
- しぃ貴様
支援
- 191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:17:44.56 ID:0fQEr2kfO
- 支援
- 192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:18:28.03 ID:atapdnur0
- え、ちょっと待て、久しぶりに見たけど、これはガチなのか
- 193 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:18:30.01 ID:RaDPQYVt0
- くすくすと笑うその様は、まるで誰かをいじめて喜ぶ子供のものだった。
( ^ω^)「…………」
ξ゚听)ξ「だ、だって……そんなの……だって」
ツンは、言った。
ぼろぼろと出てくる涙に、喉がつかえているようだった。
ξ゚听)ξ「兄貴が消え、ちゃえ、ば……」
しぃの笑みが、より一層濃くなって。
ξ゚听)ξ「私からも記憶がきえ、て、罪の意識なんて残らな、い、って……」
( ^ω^)「……そうかお」
ブーンはただ、それだけをいった。
- 194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:18:58.88 ID:x2K71gsZO
- 高校生だった俺も大学生になりました
支援
- 195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:18:58.93 ID:vaAUVwnM0
- 支援
- 196 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:19:18.80 ID:RaDPQYVt0
- (´・ω・`)「それは――」
ショボンは思わず、一歩を踏み出していた。
普段は冷静になれと言い聞かせている自分に、過去の全てが否定をした。
死を、それこそ飽きるように見てきた自分だからこそ、その言葉は許せなかった。
(´・ω・`)「身勝手すぎるだろう――!」
その肩をギコが押さえて、止める。
( ゚Д゚) 「待て!」
(´・ω・`)「でも!」
( ゚Д゚) 「これはあの二人の問題だろうが!」
そういわれて、踏みとどまる。
ツンを見ると、膝を突いて、泣いていた。
叫びの様に言葉を吐き出す、決壊が始まっていた。
- 197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:20:01.07 ID:LOF5uaVMO
- よかった
待っていてよかった
俺も今や大学2回生です
支援
- 198 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:20:28.92 ID:RaDPQYVt0
- ξ;凵G)ξ「だって死にたくないもん! 私だってこんな事したくなかった! 知りたくなんて無かったわよ!」
でも。
ξ;凵G)ξ「兄貴のことだって好きよ、大好きよ、だけど――」
顔を手で覆い。
ξ;凵G)ξ「こんな力いらない! 誰かを否定し続ける才能なんていらない! でも! それでもぉ!」
静止した世界のなかで、今、この現状では。
- 199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:20:46.54 ID:vaAUVwnM0
- しえ
- 200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:20:48.94 ID:P6T/bV1xO
- 釣りと思ったら本物だった支援
- 201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:21:29.51 ID:szMfaYIDO
- ツンもしぃも正座しなさい
支援
- 202 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:21:34.61 ID:RaDPQYVt0
-
ξ;凵G)ξ「それでも私は死にたくないよ、生きてたいよ!」
それが、全てだった。
- 203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:22:24.28 ID:vaAUVwnM0
- 支援
- 204 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:23:13.42 ID:RaDPQYVt0
- ( ゚∀゚)「……成程な」
('A`)「成程……って」
ジョルジュの呟きに、ドクオがにらむ。
( ゚∀゚)「別におかしいことじゃねえっつってんだよ」
煙草を取り出し、火をつける。
そのしぐさはこのシーンで、嫌になる程、様になっていた。
( ゚∀゚)「むしろ自然だろ。死にたくねぇなんてそんなもん、全生物全生命が共通して持ってる唯一のモンだろ。第一」
煙を吐き出し。
( ゚∀゚)「こいつもそうやって動いてたんじゃねえのかよ」
('A`)「……」
だからブーンは、ツンに一歩近づいた。
( ^ω^)「大丈夫だお」
- 205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:24:18.10 ID:szMfaYIDO
- 願いならば
支援
- 206 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:24:27.11 ID:RaDPQYVt0
- ξ;凵G)ξ「……え?」
( ^ω^)「僕は誰も死なせないときめたお、それはもう覆らないことだお」
さらに数歩踏み込んで、そこで止まる。
( ^ω^)「その中にはツン、お前も入ってるお」
ξ;凵G)ξ「――――――!」
右手をさしだして、微笑みかけた。
怯える妹を、安心させるように。
( ^ω^)「大丈夫だお、信用しろお。僕を誰だと思ってるお」
ツンが手を伸ばせば届く距離で、ブーンは言う。
- 207 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:25:49.67 ID:RaDPQYVt0
- ( ^ω^)「僕はお前の兄貴だお。妹一人助けるぐらい、どうってことないお」
ξ;凵G)ξ「おに、ぃ、ちゃ……」
ツンもまた、呼応するように右手を伸ばした。
( ^ω^)「だから安心するお、お前は死なせない、誰も死なせない、お前は僕が守るお」
ξ;凵G)ξ「う、ぇ、あ、ぁ、あああああああああああああん!」
胸に泣き叫ぶ妹を抱きしめ、ブーンはにらみつける。
宙に浮く彼女は、それでもまだ微笑を携えたままで。
(*゚ー゚)「八時、十四分、よ」
タイムリミットを口にする。
- 208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:26:30.13 ID:eQ9AKu2I0
- どきどきがとまらない
- 209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:26:37.08 ID:XRN2MJ5iO
- すげー復活しとる
支援
- 210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:27:01.78 ID:cSYMWum4O
- しえ
- 211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:27:19.43 ID:szMfaYIDO
- リミットだと
支援
- 212 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:27:31.66 ID:RaDPQYVt0
- (*゚ー゚)「後一分で誰かが死ぬわ……ここから飛び降りて、ね」
( ゚∀゚)「――ギコ!」
( ゚Д゚) 「応!」
二人の行動は迅速だった。
振り返り、即座に九階へと続く階段まで下りる。
自殺が起こったのは九階だった。
誰かが飛び降りる前に抑えれば――
(*゚ー゚)「無駄よ、無駄ね」
だがしぃはそれをあざ笑うかのように、指を鳴らす。
ぱちんと可愛い音が響いた瞬時、先ほどまでツンの背にあった金網が裂けた。
(*゚ー゚)「誰か一人が死んだら――あなたの負けなんでしょう?」
挑戦的な言葉に、ブーンは「そうだお」と返した。
( ^ω^)「だから、誰も死なせないって言ったお」
ツンをそっと体からはなし、しぃに向って進む。
ドクオも、ショボンも、ペニサスも、クーも、その様子をじっと見ていた。
- 213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:28:04.30 ID:0fQEr2kfO
- 何故か仮面ライダーディケイドのOPが頭でループする
支援
- 214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:28:25.46 ID:5H0AVptQO
- 待ってたぜうれしい支援
- 215 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:28:32.61 ID:RaDPQYVt0
- 川 ゚ -゚)「――いいのかね?」
クーとすれ違う際、そう問われ。
( ^ω^)「何の問題もないお」
ブーンは笑んで、それに返した。
川 ゚ -゚)「はははは、ははは、はーっはっはっは!」
そしてそれ以上高らかに笑う、クーはにやりと口元をゆがめた。
川 ゚ ー゚)「やっぱり君は面白い、内藤ホライゾン!」
だから私は――
川 ゚ ー゚)「『こっち側』だ」
数歩、自らも進む。
ブーンとは反対の方向へと。
ツンの横に立ち、その肩に手を置いて。
川 ゚ ー゚)「今日ばかりは私もお前の敵らしいな、しぃ!」
(*゚-゚)「――――」
しぃの表情から、初めて余裕を持った笑みが消えた。
- 216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:29:38.48 ID:vaAUVwnM0
- 支援
- 217 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:30:14.19 ID:RaDPQYVt0
- ブーンはしぃの前で止まった。
破れて人が通れるスペースの開いた、金網の前で。
……笑みを戻した、しぃが問う。
(*゚ー゚)「――何を、するつもり?」
( ^ω^)「決まってるお」
彼はそのまま、さらに踏み出す。
('A`)「……って、おい!」
(´・ω・`)「ちょっと待て!」
静止の言葉に対して、ブーンは振り向いた。
( ^ω^)「ドクオ! ショボン先輩! 先生! クー! ありがとうお!」
その顔に張り付いているのは。
( ^ω^)「ツン!」
満面の笑みで。
- 218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:31:47.58 ID:szMfaYIDO
- えええええ
支援
- 219 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:31:50.78 ID:RaDPQYVt0
-
( ^ω^)「僕の変わりにずっとずっと、強く生きろお!」
- 220 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:33:02.56 ID:RaDPQYVt0
- この結末に不満などないとでも言いたげな、最高のものだった。
ξ;凵G)ξ「……え」
('A`)「馬鹿――」
(´・ω・`)「野郎――!」
('、`*川「……!」
三人が同時に走り出していて、クーは腕を組んだままそれを見守っていた。
- 221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:33:18.51 ID:szMfaYIDO
- そんな
支援
- 222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:33:42.30 ID:vaAUVwnM0
- うああああああああああああああああああ
- 223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:34:25.21 ID:szMfaYIDO
- それがお前の結論かよ
支援
- 224 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:34:34.94 ID:RaDPQYVt0
- ( ^ω^)「勘違いしてるようだから教えてやるお、しぃ」
(*゚ー゚)「――!」
( ^ω^)「僕が助けたかったのは『僕以外の全ての人間』だお。僕も助かれればそれが一番だったけど、ツンの命には変えられないお」
(*゚ー゚)「彼女はアナタを殺そうと――」
( ^ω^)「殺そうとしたんじゃない、殺さないといけなくしたのはお前だお」
(*゚ー゚)「…………」
( ^ω^)「僕はいいお、僕の問題だお、そう、死ぬのは僕かツンのどちらかだけでいいはずだお」
他の人間が死ぬ事など。
( ^ω^)「許容できるわけないお!」
- 225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:34:45.56 ID:LFLpmYMnO
- …は?
- 226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:35:16.19 ID:DqMKKMQdO
- ドクオの叫びを聞いたんじゃないのかよブーン…!
支援!
- 227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:35:26.29 ID:LFLpmYMnO
- なんてこったい支援
- 228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:35:46.15 ID:szMfaYIDO
- 皆が助けたかったのはブーンなのに
支援
- 229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:35:49.90 ID:0fQEr2kfO
- 自分が 瞬間ごとに
決断する そのすべてで
未来は 理想にも絶望にも
変わってゆく だからきっと
信じた道走れ
やべえめっちゃ合う
支援
- 230 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:35:56.44 ID:RaDPQYVt0
- ドクオの手が
ショボンの手が
ペニサスの手が
ブーンの身体をつかむその前に。
( ^ω^)「だから、僕は皆を守るんだお!」
九階より遥か高い、屋上から身を投げ出して。
数瞬後に、ぐしゃりという何かがつぶれる音が、その場にいた全員に。落下していくブーンを見た、九階にいたギコとジョルジュの二人にも。
聞こえた。
- 231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:36:42.15 ID:WGROdw7MO
- 支援! 今読み直してる
- 232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:36:54.92 ID:LFLpmYMnO
- いやだぁあああああああ支援
- 233 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:37:18.61 ID:RaDPQYVt0
- …………。
ジョルジュは煙草をふかそうとして、この場が禁煙になっている事に気がつき、ライターを胸に仕舞う。
ギコは無言で缶コーヒーを飲んでいた。
( ゚∀゚)「嫌な結末だったな……」
( ゚Д゚) 「ああ」
ジョルジュは遠い目をしながら言った。
( ゚∀゚)「馬鹿野郎、死んじまったらどうにもなんねーっつのに」
- 234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:38:07.33 ID:szMfaYIDO
- それがブーンの選択か
支援
- 235 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:38:12.14 ID:RaDPQYVt0
- ('A`)「いや、あの、殺さないでもらえます?」
その台詞にけちをつけたのは右手に包帯を巻いたドクオだった。
( ゚Д゚) 「いやエロ本買った帰りにテンション上がりすぎて信号無視で車にぶつかるとかいっそ死ねよ」
('A`)「お、男の純情ぉぉぉぉ!」
左手に持っているビニール袋には、しっかりとその戦利品を携えていたのだが。
('A`)「んで二人は見舞いおわったんすか?」
( ゚Д゚) 「ああ、もう帰る」
( ゚∀゚)「仕事もあるしな」
刑事二人は、背を向けながら声を揃えて言った。
『あの馬鹿に宜しく』
- 236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:38:55.31 ID:fwjLi+JW0
- !?
- 237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:39:07.27 ID:zczidr9f0
- なんだとおおおおおおおおおお
支援
- 238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:39:14.55 ID:szMfaYIDO
- お?おおお?
支援
- 239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:39:16.61 ID:vaAUVwnM0
- まさか・・!
- 240 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:39:36.55 ID:RaDPQYVt0
- 病室の扉をくぐると、そこは未知の世界でした。
( ^ω^)「アホだおwwwwマジでアホだおwww」
(´・ω・`)「だよねwwww」
('A`)「……お前等テンション高いな」
( ^ω^)「お前の話題で盛り上がってたんだお」
(´・ω・`)「お見舞いにエロ本ってどーよ」
('A`)「お前等まで苛めんの!?」
既にパイプ椅子に座っていたショボンが振りかえり、ベッドに寝て包帯まみれのブーンがそれを迎えた。
(´・ω・`)「見舞いに来て治療受けるとか狙ったよね、ね?」
('A`)「うるへー畜生おおおお!」
- 241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:39:43.54 ID:0fQEr2kfO
- 支援
- 242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:40:22.63 ID:szMfaYIDO
- あ あああ あ
支援
- 243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:40:32.23 ID:V9yz/6Ct0
- よかった…
- 244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:40:53.08 ID:LFLpmYMnO
- 言葉にならない支援
- 245 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:41:09.45 ID:RaDPQYVt0
- それから三人は他愛もない雑談で大いに盛り上がった。
個室でなければこんな大騒ぎは許されないだろう、ついでにエロ本を広げ
( ^ω^)「ふ、っふほ、た、たっまんねぇお……!」
('A`)「まじこれケツのラインやばいってケツ」
(´・ω・`)「超兄貴どこ超兄貴」
( ^ω^)「いやそれはないわ」
そんな会話がしばらく続いた。
('A`)「……と、こんな時間か」
(´・ω・`)「そだね、そろそろお暇しようか」
- 246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:41:23.70 ID:mx+EM8mKO
- なん…だと…
ちょっと久しぶりにまとめ見てから読む
- 247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:41:33.82 ID:vaAUVwnM0
- 支援
- 248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:41:46.74 ID:B14ajbXVO
- うわあ…こんなこともあるんだなあ…
この調子で幻の大地も復活希望
- 249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:41:57.79 ID:zL2Oa8jT0
- 九階から落ちてないからな
- 250 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:41:59.50 ID:RaDPQYVt0
- ( ^ω^)「お、ありがとおー」
席を立ち、椅子を片付けて二人は病室を出る。
('A`)「また明日くるぜー」
(´・ω・`)「うん、また明日」
手を振って見送り、ブーンは一息ついた。
( ^ω^)「…………」
あれから、もう六日がたっていた。
真剣な面持ちで、ふと空を見上げる。
夏に入る前のそれは、まだ太陽の沈んでいない時間帯で。
( ^ω^)「腹へったお」
ξ゚听)ξ「真面目な顔して何言ってんのよ……」
- 251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:42:15.93 ID:szMfaYIDO
- 生きてる?生きてるんだよな?
支援
- 252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:42:24.07 ID:LFLpmYMnO
- よかった…支援
- 253 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:43:34.25 ID:RaDPQYVt0
- ( ^ω^)「おお!? いつから居たお!?」
ξ゚听)ξ「ノックしても反応ないから勝手に入ったのよ。さっきドクオさんとショボンさんともすれ違ったわよ」
ツンは腕を組んでベッドに寝込んでいる兄を見下ろし。
ξ゚听)ξ「まったく、世話焼かせないでよね! これ以上怪我が悪化したら私が大変なんだから!」
( ^ω^)「すまねーお」
ところで、とブーンは首をかしげた。
( ^ω^)「朝見舞いに来てくれたのになんでまた来たお?」
ξ゚听)ξ「ああ、それはね」
ここは『べ、別に心配だったわけじゃないんだから!』と言うところじゃないのだろうか。
川 ゚ -゚)「私が頼んだのだ」
扉の前にもう一人居る事に、ブーンは気がつかなかった。
川 ゚ -゚)「六日ぶりだな、ブーン」
( ^ω^)「クー」
- 254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:44:17.35 ID:LFLpmYMnO
- 支援
- 255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:44:18.85 ID:szMfaYIDO
- いる!二人いる!
支援
- 256 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:44:39.61 ID:RaDPQYVt0
- ξ゚听)ξ「じゃ、後はよろしくお願いします、クーさん」
川 ゚ -゚)「うむ」
入れ替わるように病室を出て行くツンを横目に、ブーンは尋ねた
( ^ω^)「何でツンに?」
川 ゚ -゚)「ああ」
こともなげに言ってみせる。
川 ゚ -゚)「病院までの道がわからなかったのだ」
……ああ。
こいつもそういえばひきこもりだった。
( ^ω^)「見舞いに来てくれないかと思ったお」
川 ゚ -゚)「私も行こうとは思っていたのだがね、しかしある程度落ち着いてからのほうがよいと思ったのだよ」
( ^ω^)「なにがだお?」
川 ゚ -゚)「決まってるだろう」
- 257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:45:09.32 ID:vaAUVwnM0
- 支援
- 258 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:45:37.00 ID:RaDPQYVt0
-
「答えあわせだよ」
- 259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:46:19.11 ID:LFLpmYMnO
- 展開がすげぇ…支援
- 260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:47:06.28 ID:MkW4BGs30
- 何故追いついてしまったんだ…!!
支援
- 261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:47:13.42 ID:WWNW/w3g0
- こんにちは。あたしはしまガール。
AAサロンで出会ったしまむらくんと
スレを巡る旅をしています。
(~)
γ⌒ヽ (~)
{i:i:i:i:i:i:} γ´⌒`ヽ
||‘‐‘||レ {i:i:i:i:i:i:i:i:}
/(Y (ヽ (´・ω・` )
∠_ゝ (:::::::::::::)
_/ヽ О─J
- 262 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:47:15.86 ID:RaDPQYVt0
- 川 ゚ -゚)「君に疑問が無いのなら私はそれでいいがね。しかし私は喋るのが好きで説明が大好きだ。君はどうだい?」
( ^ω^)「……疑問はあるお」
そう。
( ^ω^)「何で僕は生きてるんだお?」
それに。
( ^ω^)「ツンは記憶を綺麗さっぱり無くしてるお。僕は階段からすっころんで大怪我した事になってるし」
川 ゚ -゚)「あの場に居た妹さん以外の全員はしっかり記憶を持っている、別に君の妄想だったというわけでは無いさ」
クーはいつの間にか手にしていた缶の紅茶に口をつけた。
- 263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:47:42.14 ID:szMfaYIDO
- 答えを教えてくれ
支援
- 264 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:48:14.14 ID:RaDPQYVt0
- 川 ゚ -゚)「君が生きている理由については、これはもう語る必要は無いと思っていたんだがね」
( ^ω^)「お?」
川 ゚ -゚)「単に君に死ぬ理由がなかっただけさ」
( ^ω^)「え、ちょま、それはおかしくないかお」
川 ゚ -゚)「なにがだね」
焦るようにブーンは言う。
( ^ω^)「だったらそもそもこんな事には……」
川 ゚ -゚)「違うね、理由がなくなったのはあの場面での事だ」
クーはブーンの言葉をさえぎった。
川 ゚ -゚)「妹さんは言ったな。『こんな力はいらない』と」
そして
- 265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:49:07.95 ID:XeHENJFZO
- 支援!
- 266 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:49:13.30 ID:RaDPQYVt0
-
川 ゚ -゚)「君の力は『誰かの願いをかなえる』力だろう?」
- 267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:49:22.94 ID:vaAUVwnM0
- 支援
- 268 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:50:06.14 ID:RaDPQYVt0
- ( ^ω^)「つまり……」
川 ゚ -゚)「二人の能力が同時に存在していたからこそ、君達のどちらかが消える必要があった。能力そのものを消す事はしぃには出来ない、それができたのは君だけだという事さ」
( ^ω^)「それじゃツンの記憶が無いのは……」
川 ゚ -゚)「しぃが『ツンが力を得てから消えるまでの間の計算式』を調整したのさ」
その程度の作業なら、苦労ではあるがすぐに終わる。
川 ゚ -゚)「それでも私達にその記憶があるのは、君のおかげでもあるがね」
( ^ω^)「お?」
川 ゚ -゚)「私は忘れたくなかったからだよ、君がそれをかなえてくれたのだと信じるね」
優しげにいうその声が、耳に響く。
- 269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:50:17.09 ID:szMfaYIDO
- 安堵で泣きそう
支援
- 270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:51:03.74 ID:oya/KrHDO
- ハッピーエンドは好きです
- 271 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:51:24.28 ID:RaDPQYVt0
- ( ^ω^)「……で、でも屋上から飛び降りて、この程度の怪我で済んだのは何でだお」
右腕と左足骨折、肋骨三本に皹が入り背中には大きな傷も残ったが。
生きている。
川 ゚ -゚)「それは愚問だろう」
( ^ω^)「お?」
川 ゚ -゚)「君が経験してきた『六日前』、君が最後に終わらせた『六日前』」
一体。
どれだけの人間が。
川 ゚ -゚)「君に助かって欲しいと、助けたいと願っただろうか」
( ^ω^)「……」
川 ゚ -゚)「当然私もその一人だね」
- 272 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:52:30.18 ID:LFLpmYMnO
- 自分の命を終わらせてまで願ってたもんなぁ
- 273 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:52:35.22 ID:RaDPQYVt0
- 喉を湿らすためなのか、紅茶をくい、と煽る。
そのしぐさはやけに格好良かった。
川 ゚ -゚)「だから君の落下した先に、あのジョルジュ刑事の車があったことも偶然ではないだろう」
おかげでその後ジョルジュに殺されかけたのだが。
川 ゚ -゚)「君の生存を妨害する妹さんの力は消えたのだから、みんなの望みである『君が生きる事』が適う事を阻害するものはないよ」
答え合わせはまだ続く。
川 ゚ -゚)「だから皆が協力してくれたのも納得がいくだろう? 過去、君を救えなかったシークエンスで彼らは望んだはずだ。『君を助けたい』と」
( ^ω^)「……だから」
川 ゚ -゚)「そう、皆が手伝ってくれた、荒唐無稽な夢想話だと思わず、自らを賭けて」
それが答えだ、とクーは締めくくった。
過去の彼らもまた、ブーンを救ったのだ。
川 ゚ -゚)「まぁ二人きりの時に冷たい言葉を吐いて皆がいる前で泣いてすがるというのは逆ツンデレだよな」
何を言い出すんだこいつは。
- 274 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:53:45.00 ID:RaDPQYVt0
-
( ^ω^)「僕は」
ブーンは。
( ^ω^)「いい友達を持ってるお」
笑った。
川 ゚ -゚)「誇るといい、それが今まで君が歩んできた人生の価値だよ」
クーもつられて、笑う。
川 ゚ ー゚)「君が消える事は、それら全ての否定になる。 本当に良かった」
立ち上がる。
話は終わった、と言うように。
- 275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:54:16.66 ID:vaAUVwnM0
- クライマックス支援
- 276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:54:34.56 ID:LFLpmYMnO
- 支援
- 277 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:54:42.74 ID:RaDPQYVt0
- 川 ゚ -゚)「それでは大事にしたまえ、君が来ないと私は暇だ、ペニサス先生が尋ねてくると説教を喰らう」
紅茶の缶を片手に、ゆっくりと扉へ向っていくクー。
がちゃりと音がして、開いたところで、ブーンは最後の質問を投げかけた。
( ^ω^)「まってくれお!」
その言葉に、クーは止まる。
( ^ω^)「まだ聞いてない事があったお……」
そう。
「なんでクーはしぃと一緒にいたんだお?」
- 278 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:55:22.64 ID:RaDPQYVt0
- クーは。
その質問をしてほしかったといわんばかりに。
振り向いて。
川 ゚ -゚)「そんなもの――決まっている」
にやり、と笑った。
- 279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:55:26.57 ID:LFLpmYMnO
- 支援
- 280 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:56:30.06 ID:RaDPQYVt0
-
「私も――」
人差し指で、自らを指し
- 281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:56:57.84 ID:LFLpmYMnO
- 支援
- 282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:58:03.32 ID:vaAUVwnM0
- しえ
- 283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:59:08.19 ID:szMfaYIDO
- 願ってたよ
支援
- 284 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 14:59:13.39 ID:RaDPQYVt0
-
「君と――」
そして、ブーンを指し
- 285 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:59:37.01 ID:onHtpU7RO
- 打ち切りになったと思ってた
- 286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:59:39.85 ID:vaAUVwnM0
- 支援
- 287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 14:59:55.04 ID:0fQEr2kfO
- 支援
- 288 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 15:00:10.36 ID:RaDPQYVt0
-
「同じだよ」
- 289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:00:11.62 ID:LFLpmYMnO
- 支援
- 290 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 15:01:18.70 ID:RaDPQYVt0
- そして、扉が閉まる。
( ^ω^)「…………」
今度こそ、ブーンはため息をついた。
心の使えが取れた気分で、ベッドに寝転がる。
( ^ω^)「さ、さっさと怪我を治すお」
ドクオがくれたエロ本には漫画も掲載されていた、枕の下に隠しておいたそれを取り出し、広げる。
( ^ω^)「夏休みまでに直さないとコミケにもいけないし、別荘にも遊びにいけないお」
だから。
( ^ω^)「とりあえず何か食べたいお。」
これから何処までも続く未来に思いをはせて。
とりあえず目の前の食事の時間を待って、彼は笑った。
:一回目の生存・完了
:実行犯・◆E9cmLlSr.Y改め ◆wS/59jRQ4.
:スペシャルサンクス・作品を愛してくれたVIPPER全員
:( ^ω^)は十回死ぬようです・END
- 291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:02:49.32 ID:V9yz/6Ct0
- 乙ううう!
本当に乙!
- 292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:03:01.18 ID:fwjLi+JW0
- お疲れ様でした。色々言葉にできない。この作品と縁が残ってて本当に良かった
- 293 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:03:01.87 ID:rcdzbfeM0
- おつかれ
感動した
- 294 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:03:25.07 ID:vaAUVwnM0
- この時がくると思わなかった
乙
- 295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:03:33.29 ID:oYBrbFmx0
- 心の底から乙!
- 296 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 15:03:37.03 ID:RaDPQYVt0
- ――――――。
――――――。
川 ゚ -゚)「さて、私達の答え合わせをしよう」
(*゚ー゚)「何の話かしら?」
部屋の隅に居る少女に、クーは語りかける。
川 ゚ -゚)「お前がこの結末を望み、そうなるように動いたのではないかと、私は疑っているのだよ」
(*゚ー゚)「…………どうしてそう思うの?」
川 ゚ -゚)「私の死んでからの記憶の引継ぎを、ブーンの死亡回数から取った、といっただろう?」
(*゚ー゚)「ええ」
川 ゚ -゚)「ふざけた事を抜かすな」
クーは皮肉めいた笑みを。ブーンには見せなかった狂気の混ざった笑みを浮かべて言う。
川 ゚ -゚)「ツンだって記憶を保有しループしている、ならば『彼女の分の回数』は残っている、それを使えばまだ猶予はあったはずだ」
続ける。
川 ゚ -゚)「さらに言うなら回数制限があるのがそもそも嘘だろう、お前は理由をもたせたかっただけだ」
- 297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:03:37.95 ID:O/Qm3wdlO
- 乙
- 298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:03:55.63 ID:0fQEr2kfO
- 乙!!!
- 299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:04:03.17 ID:oya/KrHDO
- ここまで長かったけど終わってしまえばあっけない
乙
- 300 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 15:04:35.22 ID:RaDPQYVt0
- (*゚ー゚)「何のこと?」
川 ゚ -゚)「お前にとって一番都合のいい終わり方は『どちらも死なず片方の能力だけが消える事』だ、そうだろう、お前のかける労力が一番少なくてすむ方法だからな」
(*゚ー゚)「…………」
川 ゚ -゚)「お互いがお互いに左右する、概念的な力を持っていた。十分に起こり得る可能性だった。だがお前の力では消す事が出来ない」
だから
川 ゚ -゚)「お前は私を引きずり込んで舞台に上げさせた、本来私が記憶を引き継ぐ必然性など無かったのだからな」
しぃは黙ったまま、聞いている。
川 ゚ -゚)「私の部屋で誰かが飛び降りる必要なんて無い、そう、『私が記憶を持っている状態』が『私の部屋からの飛び降り自殺』へと繋がる計算式だ、お前はそれを組み込んだ」
なぜならば。
川 ゚ -゚)「彼は友人を助けるために最も力を注ぐ存在だと、お前は知っていたからだ」
- 301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:05:12.69 ID:cSYMWum4O
- 支援
- 302 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:05:14.06 ID:eQ9AKu2I0
- 乙って書こうと思ったら続きが北
- 303 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 15:05:21.05 ID:RaDPQYVt0
- (*゚ー゚)「……悪かったわよ」
すねたように、しぃは言った。
(*゚ー゚)「あーあーあー、だってしょうがないじゃない! 人間一人の情報を消すのだって大変なのよ!?」
川 ゚ -゚)「そうだろうな、だからツンが感じた『消えた友人』というのはお前が作った架空の記憶だな?」
(*゚ー゚)「そうよ、目の前で危機感を煽らなきゃ、あの子は自分から兄を殺そうだなんてしないに決まってるもの」
ずっと観察を続けてたんだから、としぃは言う。
川 ゚ -゚)「お前のやり方は好きじゃない」
(*゚ー゚)「私はそういってくれる貴女が大好きなのに」
会話が止まる。
数分して――クーは静かに溜息をついた。
- 304 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 15:06:41.14 ID:RaDPQYVt0
- 川 ゚ -゚)「まあいい、今回は無事に終わった、誰もが望むハッピーエンドとして」
(*゚ー゚)「ええ、本当に誰も傷つけない終わりを迎えるとは、思ってなかったわ」
だって。
(*゚ー゚)「私に怒らないんだもの、ブーン君」
川 ゚ -゚)「奴はそういう奴なんだよ」
- 305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:07:19.54 ID:vaAUVwnM0
- しえ
- 306 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:07:35.04 ID:alX5yNIlO
- なに……?本物……?
wktk支援
- 307 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:07:54.54 ID:LFLpmYMnO
- 支援
- 308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:08:14.13 ID:RaDPQYVt0
- 紅茶を飲む。
いつもどおりの味。
いつもどおりの日常。
川 ゚ -゚)「さて」
彼が尋ねてくるまでは、まだ時間があるだろう。
カップを置いて、部屋の隅の少女に問いかける。
川 ゚ -゚)「お前は何時私を消してくれるんだ?」
その問いに。
しぃは微かな笑みで、答えるのみ。
…………。
- 309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:08:28.78 ID:HX4jEeE00
- mjd……?
久しぶり過ぎて前回の話忘れたぞ畜生
- 310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:08:33.43 ID:xMhNz+9UO
- 乙ううう!
心の底から乙
十死を読んでなかったら 俺はブーン系にはまってなかった
最初に読んだ時からずっと大好きでした
- 311 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 15:08:59.94 ID:RaDPQYVt0
- これで ( ^ω^)は十回死ぬようです は完全に終了となります。
初めての投下が2006年の12月、今はもう2009年になってしまいました。
二年半もの間お待たせして、大変申し訳ありませんでした。
正直、避難所に書き込んだ時、『もうお前の居場所なんて無いんだよ』といわれると思っていたので、再開告知をしたとき『嬉しい』といわれてこっちは涙目になってしまいました。
逃亡、と言うか途中放棄をしていた理由は色々あったのですが、、今となってはすべて言い訳になると思います。
言葉を重ね続けるのもくどいと思いますので、今一度『お待たせして申し訳ありませんでした』と言う言葉を持って謝辞とさせていただきます。
- 312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:09:08.84 ID:LFLpmYMnO
- しえ
- 313 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 15:10:06.79 ID:RaDPQYVt0
- 再開をしようと思ったきっかけは、『歴史合作』を閲覧した先月の事になります。
ブーン系小説の歴史を纏めるというコンセプトの中で、自分の作品があった事。
途中放棄したままで終わっていいのか、と筆を取らせていただきました。
この話が皆様の納得の行く結果になったかどうかはわかりませんが、少しでも楽しんでいただけたなら、本当に幸いです。
なおブーンの消えた最後の『一回』は、実は既に出ています。
どこか探してみるのももしかしたら面白いかもしれません。
- 314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:10:13.11 ID:dRuRXTsvO
- 今丁度発見
乙
- 315 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:10:40.07 ID:fwjLi+JW0
- 敬愛する作品の作者を泣かしただなんて嬉しいじゃない。
避難所のこの書き込み作者だったのか?w
621 :名無しさん:2009/05/22(金) 20:01:44
後一月待ってくれ
- 316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:10:51.76 ID:LFLpmYMnO
- 終わった…終わっちゃった…
乙です!感動をありがとう!
- 317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:11:21.29 ID:0fQEr2kfO
- 今度こそ本当に乙!!!
歴史合作の歴史が書き換えられるなこりゃ
- 318 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 15:11:21.32 ID:RaDPQYVt0
-
今後ブーン系小説を書くかどうかはわかりません、前科もあるので、書くにしても短編か全て完成させた長編になると思われます。
元々( ^ω^)は十回死ぬようです は漫画、そのままシフトして某小説大賞へ応募するためのプロットとして作った作品でした。
キャラや設定の一部をリファインし、ちゃんとした(ブーン系小説が『ちゃんとした小説では無い』と言う意味ではなく)小説として、実はある程度書き進めていたりもします。
しかしこういう形で完結となった以上、十死はブーン系小説の一作品として終わらせた方が良いのかという気もいます。
最後に、( ^ω^)は十回死ぬようです を支援してくださった全てのVIPPERへ。
ありがとうございました!
- 319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:11:33.69 ID:w1dfiZhMP
- ずっと待ってたぞクソ野郎
乙!ありがとう!
- 320 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:12:35.43 ID:vaAUVwnM0
- いいもん見れたわ
乙
- 321 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 15:13:09.11 ID:RaDPQYVt0
- >>315
私です。
一月とちょっとオーバーしちゃった! ごめんなさい!
- 322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:15:35.48 ID:fwjLi+JW0
- >>321
いや、あの書き込みでまた避難所をちょくちょくチェックするようになったから助かったw
- 323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:15:37.31 ID:szMfaYIDO
- 乙でした
本当に乙でした
最高の幕引きでした
ありがとう
- 324 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:15:38.08 ID:a63H4D12O
- まさか遭遇できるとはな
乙
- 325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:16:16.13 ID:Rz4+aYrwO
- 乙
- 326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:16:44.33 ID:5H0AVptQO
- 果てしなく乙!
かえってきてくれてありがとう!
- 327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:16:51.71 ID:48vHzGssO
- 乙なんだぜ
- 328 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:17:02.77 ID:AGFdmUZf0
- 乙
遭遇できてよかった
- 329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:17:57.28 ID:ysQVAGKYO
- 乙ー
- 330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:19:27.68 ID:j1HjFzEO0
- なつかしすぎて泣いた
本当に乙乙乙
- 331 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:20:15.85 ID:BpYzWsN40
- まさか遭遇できるとは思わなかった
まじで乙!
- 332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:25:18.82 ID:O/Qm3wdlO
- 今まで冷めていた俺の( ^ω^)小説熱が今回の十回死の再来のおかげで再び燃え上がってきたのを感じた
まとめサイト巡りをせねば…
>>1
最高に乙ってやつだ
- 333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:26:17.39 ID:V9yz/6Ct0
- もう一回乙!
これを皮切りにほかの作者さんも帰ってきてくれればいいな…
- 334 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:26:55.06 ID:HX4jEeE00
- 乙ぅぅ!
- 335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:28:21.39 ID:oya/KrHDO
- >>332
禿同。俺も一年前くらいに卒業したけどまた巡りたくなった
- 336 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:29:35.25 ID:YR3qH/ojO
- 読み直したいんだがどこいけばいい?
- 337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:31:13.37 ID:WGROdw7MO
- 乙! 昨日予告を見て最初から全部読んだぜ
本当良い作品だった
また作品書いてくれる事を期待してる
- 338 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 15:32:37.88 ID:RaDPQYVt0
- 纏めサイト様への謝辞と案内を忘れてた! 死ねばいいのに!
私の確認している限り
面白蛇屋様(ttp://hebiya.blog40.fc2.com/blog-entry-2579.html)
ブーン芸VIP(ttp://boonsoldier.web.fc2.com/)
で纏めていただいています。
重ねて感謝の言葉を、この作品のまとめを本当にありがとうございました。
- 339 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:33:02.32 ID:0fQEr2kfO
- >>336
http://boonsoldier.web.fc2.com/zyukkai.htm
- 340 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:35:38.85 ID:P6T/bV1xO
- 遭遇できて本当に良かった乙でした!
- 341 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:39:58.64 ID:pqlqaBxlO
- 最終話から読んでますが乙です!
- 342 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/02(木) 15:44:28.29 ID:RaDPQYVt0
- (´Д`)ペニサスがいつの間にか科学の教師から数学教師になってた、死のう。
理系ってことで一つお願いします!
今後、当面は一読者として、細々とブーン系小説を見ていけたらいいなと思います。
外出の時間になりましたので、皆様本当にお疲れ様でした。
平日の真昼からのお付き合い、ありがとうございました!
- 343 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:44:39.77 ID:alX5yNIlO
- 乙!!この日をずっと待ってたぞ。
良いラストだったよ。
- 344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:47:49.10 ID:fwjLi+JW0
- オンライン小説が商業化するケースもあるしいいんじゃない?>リファイン
自サイトでじゃないから本人証明どうするってのもあるけど
06年末は実家暮らしで自分のPCも持っていなかった。西澤保彦も読んでいなかった。
家族共用のPCを占拠してVIPでF5を押し続けていた。早く寝ろと言った母ちゃんと喧嘩した。
諦めはつかなかった。PCを買って、お気に入りの上段に避難所を入れた。
縁は切れていなかった。報われた。ありがとう。
- 345 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:52:46.08 ID:nYrL6M43O
- 懐かしすぎて泣いた
乙です。
- 346 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 15:56:18.57 ID:8EoTihwCO
- 遭遇できる日が来るとは思ってなかった…
ありがとう!!本当にお疲れ様でした!!
- 347 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 16:00:31.36 ID:VrFe9B3JO
- 全ての十死をリアルタイムで読むと言う夢が達成されたよ。乙!
- 348 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 16:03:12.57 ID:sXunJ2KG0
- 初めて今日タイトルみつけて開いた。
遡って読んだ。開いてよかった。
生み出した物語を最後まで見届け
そして届けてくれた作者に感謝。
読み応えのある面白さだった!乙!!
- 349 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 16:05:04.98 ID:atapdnur0
- まさかこんな日が来るなんて夢にも思わなかった。
それだけお前の事見捨ててたんだからな! 分かってんのか!!
- 350 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 16:07:35.77 ID:8Ez+HAJuO
- 懐かしいな…
話の筋を忘れるほどww
とかく完結してよかった
一体何をしていたんだ
- 351 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 16:08:01.19 ID:b5bIGucgO
- え、釣りじゃない?
いやっほおぉぉう!
- 352 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 16:18:49.67 ID:ps58NFNk0
- 俺はまだ読まないぞ
今から読み直してきて、それから読む!!
落ちる前にとりあえず乙!
- 353 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 16:19:20.93 ID:tmWQHLB3O
- 乙でした!
- 354 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 16:24:26.39 ID:a5dbD6ZZ0
- 乙!!!
- 355 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 16:24:28.55 ID:AuMDPxdmO
- 乙!
- 356 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 16:25:09.24 ID:VBQhgronO
- 最終話で初めて生遭遇できたよ、乙!
- 357 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 16:32:06.67 ID:YBTFFnYQO
- 全力で乙!
- 358 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 16:43:54.44 ID:HKeTZy5F0
- キテター
乙
- 359 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 16:53:49.55 ID:3QB2Bml+0
- 面白かったわ乙
- 360 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 16:57:22.58 ID:nlBceIWzO
- か
- 361 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 16:58:45.50 ID:X5t2hFxQO
- え釣りじゃないの?
え!?まじ本物!?うわぁぁああ読んでくる!乙!よむほ!
- 362 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 17:13:03.28 ID:iSKHCxCrO
- 遅いんだよ!くそやろう!どんだけ待ったと思ってんだ!保守だ!またまとめ読み直してくる…
- 363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 17:13:20.31 ID:gzGv/4OLO
- 未完だからって理由でずっと避けてたけど、これで心置きなく読めるよ!
ありがとう乙!!
- 364 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 17:16:00.37 ID:obkhvqbq0
- 完結するとは思ってなかった
しかもそれをスレで見ることができるとは
支援はできなかったが
ホントに面白かった乙!!!
- 365 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 17:21:08.17 ID:GcJIRrcp0
- 今北
完結乙!ずっと待ってた
- 366 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 17:26:06.77 ID:C5Bfi3wJO
- 正直完結すると思ってなかった
乙
- 367 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 17:36:19.60 ID:eU/4mQsTO
- え?
釣りじゃないの!?
とりあえず乙!!
ちょっと全力で読んでくる
- 368 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 18:00:37.65 ID:KnYxM1HC0
- 乙っしたああああああああああああああああああああ
- 369 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 18:08:59.50 ID:Gb5eU5PRO
- 待ってたよ!乙
- 370 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 18:09:33.12 ID:cFKJ4mlw0
- 最終話に遭遇出来て良かったよ
乙
- 371 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 18:18:17.12 ID:+67wx9bfO
- 乙!!
良いラストだった!!
- 372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 18:18:57.38 ID:XkOqDVqVO
- 面白かった!
乙!
- 373 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 18:21:38.85 ID:BPGRarrhO
- お疲れ様です
あなたを待ち続け、最後をスレで読めたことを誇りに思います
- 374 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 18:25:30.90 ID:EFaol0KUO
- 最高の作品だった
乙!
- 375 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 18:29:48.05 ID:tvxHI//vO
- やっぱりな
この作者は余裕で一年以上空けるから困る
お疲れさま
- 376 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 18:32:12.24 ID:u1ruGBgBO
- 記念パピコ
- 377 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 18:33:04.87 ID:GyT/cgFpO
- 乙
- 378 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 18:33:48.20 ID:u1ruGBgBO
- いや乙!!!!!
- 379 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 18:38:45.27 ID:ps58NFNk0
- 更新早すぎフイタwwww
芸さんも乙!!
- 380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 18:40:41.22 ID:InRhyzkz0
- まさかの遭遇。
久しぶりでも前の内容は覚えてたよ!
お疲れ様!
- 381 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 18:44:54.49 ID:g5gwScve0
- ついに完結か
- 382 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 18:45:29.42 ID:KrX0ZbiTO
- 復帰じゃない!!!
よみほ
- 383 名前:スーパー保守タイム:2009/07/02(木) 18:49:13.52 ID:Rc7xf8fQ0
- ( ^ω^) 明日の朝まで残ってたら本気出す
- 384 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 18:55:26.64 ID:tObtqswqO
- 眼の錯覚かと思った
今日は早く帰るとしよう
- 385 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 18:58:42.98 ID:nDz/KZTHO
- おいおい
きていたのかよ
よむ
- 386 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 19:00:26.99 ID:3JEIMkVAO
- もやもやが消えた
乙
- 387 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 19:06:02.01 ID:+1g48/psO
- 釣りかと思ったよおぉぉ乙!
- 388 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 19:11:06.54 ID:BPGRarrhO
- よむほ
- 389 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 19:19:20.05 ID:7+LgMl180
- さいこう
- 390 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 19:24:38.77 ID:lvjgDgKJO
- 釣りだと思ってみたら乙うぅぅぅぅ!!!!
- 391 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 19:34:33.68 ID:3rDSw6+IP
- 十死復活ktkr!!!
嬉しすぎて涙目だよ、こんちくしょう!
本当に完結させてくれてありがとう!!!
- 392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 19:37:16.72 ID:LOF5uaVMO
- 乙
楽しみをありがとう
- 393 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 19:38:49.79 ID:PX/CDpKpO
- ( ゚‐゚ )
( ゚д゚ )
( ;д; )
お…おお…
お帰りなさい……
- 394 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 19:40:29.50 ID:2A0aHEje0
- え?本物?
- 395 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 19:44:13.68 ID:n3AJIFrEO
- 有名らしいから何気なくまとめを読んでみたところ、一発でハマり、以来完結を心待ちにしてました。
素晴らしいスリルと感動をありがとう!お疲れ様でした!
- 396 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 19:45:51.43 ID:aapTqdBJO
- まぢ?!
釣りじゃないんだね?!
読んでくる!
うわぁん!
来てくれてありがとう!
つωT`)
- 397 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 19:47:19.72 ID:cSYMWum4O
- 釣りですた^^
- 398 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 19:49:28.46 ID:4Qd3bVqQO
- 畜生PC規制解けてなかった……
続き見れるなんて思ってなかったから凄い嬉しかった
乙!!
- 399 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 19:56:31.50 ID:qu9RcFnMO
- ちくしょおおお支援しようと思ったらおわってたあああああおつうううう
- 400 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 19:57:52.18 ID:M4e1wSqn0
- マジか
あああああああああああ読んでくるぜえええええええええええええ
- 401 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 20:02:02.35 ID:UU5wMnHcO
- まじおつ
- 402 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 20:13:27.59 ID:FO+81DgcO
- 前スレであきらめないぞ 書いたものです
作者さん乙うぅぅ!やべまじ泣けてきた
- 403 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 20:17:25.98 ID:G9nFe9Lu0
- おつううううううううううううう!!!
ずっと待ってたぜ!
友人に紹介して1日後に投下とか運命感じた
- 404 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 20:20:50.90 ID:b+s6eGyTO
- まさか本物とは…最後まで読めて良かった(;ω;)
ありがとう!作者乙でした!
- 405 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 20:24:25.66 ID:M4e1wSqn0
- 読んできた、作者マジで乙。ありがとう。
- 406 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 20:29:24.81 ID:gA1XmD1aO
- 乙
ほんと乙
- 407 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 20:32:40.74 ID:PX/CDpKpO
- 作者に「おかえり」を言うのが夢だった。
正直、叶わぬ夢だと頭の片隅で思っていた。
絶対帰ってくる!とかいつまでも待ってるとか言ってたのに、
信じてやれなくて本当にごめん。
それからありがとう、
本当にありがとう。
うまく言葉にできないけれど、今俺の心は淀みなく溢れかえる感動でいっぱいです。
十死は私の中でとびきり一番最高に大好きな作品です。これからもそれは変わらないことだと思う。
ありがとうありがとう、こうしてあなたに言葉を伝えられることに何よりもの幸福を感じます。
本当に乙でした!
- 408 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 20:39:28.20 ID:nDz/KZTHO
- 乙でした!
もう一回読んでくる
- 409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 20:55:32.03 ID:RPpS+Z/qO
- 乙です
- 410 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 20:56:11.66 ID:L7nzhIsaO
- なんか空気が懐かしいな
あの頃みたいだ
- 411 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 20:56:41.78 ID:m0Dr2UNU0
- 乙です
読めて本当によかった
- 412 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 20:59:26.83 ID:A+ln8bfH0
- あれ?
嘘だろ?
目から涙が出てきたよ
復活と完結おめでとう!!!
- 413 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 21:02:47.11 ID:QSIwRqkaO
- 待ってた・・・ありがとう!!
そして乙!!!
- 414 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 21:09:56.57 ID:cxKKK8GrO
- いいラストだった。
感動した。
乙!
- 415 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 21:13:58.53 ID:5M53jaoL0
- よし、乙
- 416 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 21:17:08.70 ID:oya/KrHDO
- なんとなく捕手
- 417 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 21:19:47.46 ID:KOz2im3HO
- 最終回記念パピルス
- 418 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 21:21:54.55 ID:aapTqdBJO
- 読んできた
泣いちゃったよ
ありがとう!
おつでした
(´;ω;`)
- 419 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 21:38:56.13 ID:z7SO1YquO
- まさかの十死w
乙でした
- 420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 21:42:08.88 ID:sxanlvOxO
- 初遭遇なのがくやしい…。他の見たい人のためにほす
- 421 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 21:43:37.39 ID:iq0K/puJO
- クーは皆の記憶を操作して出来た存在ってことでおk?
- 422 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 22:04:09.47 ID:TnOxMusuO
- 乙
今日は良き日だな
- 423 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 22:11:35.11 ID:t9qU/hCd0
-
,......,___
{ r-}"''; (,- ,_'',;
__ノYv"-ァ'=;} ,_、 Y' リ''ー
ヽー-ハ '、 / キ}、 {"ー {⌒
ト ハ } ,. -ー─-、__/_,.へノ`{ { こ、これは>>1乙じゃなくて
! ! !__! ,-、_ ,,( ,  ̄ .ヽ'ー;ー'" 四つん這いなんだからね!
|___|! !ー-ニー、;、;'""ノ';{ i__ _ /ニ=),..- '" 変な勘違いしないでよね!
K \ヽ !`ーニ'-、{ (e 人 |  ̄ ̄/ / / /⌒
\ヽ !、ヽ, "")ー-'"| ! | / / .{,、 / /
\"'ヽ'ー-" _! || } / / |\ /
ニ=ー- `!!!' ''''ー'"{ | | { j ヽ /
ーーーー' _ | ./ ', `ー――‐" ノ !
三`'/. ` ----------‐´'""
- 424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 22:12:32.47 ID:PX/CDpKpO
- ハッピーエンド!素晴らしい感動をありがとう!
- 425 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 22:30:32.92 ID:sqGxC2X70
- 十死が初めて読んだブーン系だったんだ
今まで読んできた良作に、出会うきっかけをくれた作品なんだ
感極まってリアルに涙目www俺きっめええwwww
完結させてくれてありがとう!このうんこ!
- 426 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 22:33:01.78 ID:Q3ANYkSSO
- 記念パピコ、読んでよかった
乙でした
しぃが悪役だとばかり思ってたが、逆にハッピーエンドのために頑張ってたってことかいな
クーはなんなんだろ
ブーンの前任で失敗したとかか?
- 427 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 22:39:01.63 ID:kjDuekCAO
- また釣りかーと思えば…
超乙
- 428 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 22:48:17.82 ID:l2bbu4XCO
- 乙でした
楽しかったぜ
- 429 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 22:57:07.19 ID:p6bR70i1O
- おまえらの愛あふれるコメに涙が止まらねぇ……助けてくれw
- 430 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 23:00:34.57 ID:7fQG1QWUO
- もう読めるとは思ってなかった…>>1お帰り!
乙!!
- 431 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 23:02:57.58 ID:hnqWhd7PO
- よくぞ完結してくれました
知り合いにも知らせないと……
- 432 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 23:05:00.53 ID:0tkIgcM9O
- 乙
ブーンが消えた一回ってなに?
- 433 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 23:06:42.09 ID:Q0d2SWmjO
- 乙!
もう今はそれだけ!
ゆっくり休んでくれー
- 434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 23:11:31.41 ID:LpL/tZNkO
-
ひぐらしみたいだと思った
乙です!
- 435 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 23:13:22.45 ID:1bUveRu/O
- まさか完結するとは…
乙!
- 436 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 23:15:29.56 ID:H4C4ohTc0
- これのエロパロがあったはずなんだが、あれも復活しないかな
- 437 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 23:19:54.31 ID:PX/CDpKpO
- >>434
数々の絶望や苦難を乗り越えた先での、
全員揃った最高のハッピーエンドを果たすループものって本当に最高だとおもうんだ!
- 438 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 23:25:36.67 ID:CRAawX+mO
- 完結させてくれてありがとう
乙!
- 439 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 23:29:00.63 ID:m0Gv3hT5O
- 乙!
もうそれだけだ
- 440 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 23:31:36.44 ID:PX/CDpKpO
- なんつうか…オチがすごくすき
さりげない日常感と、限りない希望の匂い漂う素晴らしい締め方だったとおもう
>>436
十オナ?
- 441 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 23:46:29.19 ID:SCuR73MHO
- て
- 442 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 23:46:50.98 ID:FbN7kImG0
- 十回オナニーはいつ終わるんでしょね。
ウチでは未紹介だけど完結まで読みたいものです。
- 443 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 23:53:55.59 ID:qu9RcFnMO
- 蛇屋さん?
- 444 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 23:54:13.24 ID:iu3NwgDPO
- >>442
蛇屋さんなにしてはるんですかwwwwwwwwwwww
- 445 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 23:58:24.30 ID:fknvTCpRO
- 蛇屋の中の人って名前出して書くのか。初めて知った。とりあえず記念
- 446 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/02(木) 23:58:40.40 ID:FbN7kImG0
- え、まあ、たまには姿を見せておこうかと。記念に。
- 447 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 00:02:21.78 ID:Q6CknmxbO
- >>446
いつも乙です
あと大事な事を忘れていた。>>1乙。二年ぶりに楽しめたよ
- 448 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 00:03:10.16 ID:M6SF26OoO
- 蛇屋さんも駆けつける、十死の帰還と完結という2つの強大な衝撃!
- 449 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 00:06:49.32 ID:Dd1TI60xO
- 週末の過ごし方が決まった
先に乙と言っておこう
- 450 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 00:08:13.96 ID:lWtsZJTZO
- ID変わっちゃったけど
最後にもう一度
乙でした
- 451 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 00:10:22.30 ID:V34ng0Nw0
- 乙でした
読み返してくる
- 452 名前:ブーン芸 ◆GEI3zaQxt2 :2009/07/03(金) 00:11:52.15 ID:oS0iQh+f0
- ぼ、僕もいたんだからね
- 453 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 00:13:20.96 ID:oS0iQh+f0
- ってもうIDかわってるがな
- 454 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 00:15:45.34 ID:W2MzuDkYO
- 盛大な釣りかと思いきや記念
- 455 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 00:25:14.45 ID:gu3kiiWR0
- ふふふっゲイはおちゃめさんだなあ
ほら十死が帰ってきてとろとろに喜んでるケツマンコをこっちに向けるんだ
- 456 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 00:36:55.74 ID:Jmks2TAPO
- 乙
完結してよかった!
- 457 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 00:37:32.03 ID:1VE8TAVtO
- >>455
(´・ω・` )……。
- 458 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 00:42:51.33 ID:9YEHJEBtO
- どうみても釣りにしか見えなかったぜ。乙
- 459 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 00:53:38.79 ID:KMM7gcU2O
- ゲイの道も大変なんだな(´・ω・)
- 460 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 00:54:12.27 ID:2tAc8EgIO
- 読み返したが最後の1回が判らんかった…
作者乙。今日は良い日だわ
- 461 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 00:58:25.61 ID:opag9EwmO
- 感無量
- 462 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 00:59:30.23 ID:x3XLlrLV0
- IDチェ…キ?
- 463 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 01:23:54.90 ID:QeNyWCJmO
- 作者乙でした!
帰ってきてくれてありがとう
完結させてくれてありがとう
この物語と出会わせてくれてありがとう
- 464 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 01:38:03.51 ID:RTzv1ibOO
- 乙です!
今もう一回一話から読み直したがやっぱりいい!
完結させてくれてありがとう!
- 465 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 01:41:09.97 ID:ji0NtF2SO
- 腹筋かと思ってらなにいいいいいいい!よむほ!
- 466 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 01:41:12.86 ID:u53le5QdO
- 乙!
本当に本当にありがとう!!!
- 467 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 01:45:16.71 ID:kpnPlr63O
- おつおつおつ!まさか帰ってきてたとは!
- 468 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 02:00:18.36 ID:QwAFRA0kO
- 乙
電話の俺にはこれくらいしか言えない
- 469 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 02:04:52.01 ID:M6SF26OoO
- これからブーンたちには、ありふれた日常を思う存分謳歌してほしいな
http://imepita.jp/20090703/073610
- 470 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 02:10:14.26 ID:+qiMXYyoO
- 乙
最後まで読めて嬉しかった、作者さんありがとう
- 471 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 02:34:05.48 ID:M6SF26OoO
- あーイメぴたって回転とかできないのか
携帯向けも貼っときます。
(´・ω・`)( ^ω^)('A`)
http://imepita.jp/20090703/091030
- 472 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 02:36:14.90 ID:cXqs230BO
- 野球娘も見たし寝る前に釣られてやるか……?
- 473 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 02:41:51.12 ID:XkcSeHPkO
- 完結したら読もうと待って早1年余り……
完結させてくれて本当にありがとう
- 474 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 02:52:18.95 ID:S27Lrt7N0
- 久しぶりにvip来て何気無く「ようです」検索かけたらあわあああああ
とりあえず>>1乙! 今から読んできます!
- 475 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 03:13:59.52 ID:UBEMcfeqO
- 待ってた・・・ずっと待ってた・・・!
そして>>1乙!ありがとう!
待ってた甲斐があった!
- 476 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 03:21:18.36 ID:PcEauypvO
- 素晴らしい作品に出会えてよかった!
待ち続けてよかった!!
作者乙!!!
- 477 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 03:39:08.16 ID:cXqs230BO
- 乙
もう一回読むかな……
- 478 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 04:13:19.06 ID:EU77kgzq0
- ペニサス学校サボったこと叱れよwwww
- 479 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 05:22:31.34 ID:NcErPCRoO
- よむほ
- 480 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 05:23:12.00 ID:MBDDoL6sO
- 完結おめ
ずっと待ってて本当によかった
- 481 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 05:44:25.68 ID:2/BBaInBO
- よむほ
- 482 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 05:52:56.19 ID:BLJ1wMO20
- 人気作の割りにつまんねえな
- 483 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 06:06:12.15 ID:xoZUL7vRO
- ちょwwwwマジで十死かよwwwwww
待たせやがってこの野郎! 乙だ、ちくしょうめ!
- 484 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 06:21:59.95 ID:Ex4X+bEZO
- 十死待ってたぜ!
- 485 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 07:17:29.35 ID:hy3lQLErO
- 乙です、面白かった!
個人的私見だけど、最終日前日にツンが死んだ→ブーンに本を普通に渡してしまう→ツンがブーンの死の十回の一つを消費、、、かな?
ブーンにのみ十回が当てられたのも最後の説明に沿うようにとか…
- 486 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 07:39:53.10 ID:ji0NtF2SO
- まだあったのw
- 487 名前:スーパー保守タイム:2009/07/03(金) 07:48:04.33 ID:ej7pOzTL0
- ( ^ω^) ほしゅ
- 488 名前:スーパー保守タイム:2009/07/03(金) 08:10:02.54 ID:ej7pOzTL0
- ( ^ω^) 完結乙
- 489 名前:スーパー保守タイム:2009/07/03(金) 08:25:40.93 ID:ej7pOzTL0
- ( ^ω^)
( ^ω^)
- 490 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 08:46:36.91 ID:f1pG3/NUO
- そもそも死亡カウントがずれてたんじゃないの?
その1の最初の方で死んだシーンがあったけどあれが1回目だとか。
記憶にある回数が正しいかわからないというのは作中で示されてたし。
完結乙
- 491 名前:スーパー保守タイム:2009/07/03(金) 09:02:50.93 ID:ej7pOzTL0
- ( ^ω^) +
- 492 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 09:05:11.46 ID:n5de+dV60
- 二年半ごしに回収される壮大な伏線には恐れ入った
- 493 名前:スーパー保守タイム:2009/07/03(金) 09:32:05.73 ID:ej7pOzTL0
- 川 ゚ -゚)
- 494 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 09:36:36.80 ID:lWtsZJTZO
- 空白の一回は
芸さんまとめ版のその8の中に
ブーンの「相手」のモノローグが出てるからそん時じゃないの
「相手」が電車の脱線ニュース見ててしばらくしたらブーンが死んで暗転してるやつ
一二は脱線の前にブーン死んでるし
三回目は脱線時点でブーンは即死してる筈だし
四回目は「相手」はブーンと一緒にニュース見てた筈だし
あのモノローグだけどの死にも当てはまらない気がする
ただこれだとブーンやクーにその回についての記憶が無い理由は説明出来ないけど
もしくは
ドクオやショボンやジョルジュ達にぼんやり残されてた既視感が
失われた一回分の分散なのかとも思った
しぃの計らい的な…
- 495 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 11:13:09.05 ID:uHfKNEO0O
- 乙
腹筋スレかと思って避けてたわww
- 496 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 11:35:29.50 ID:hQFxF9Mr0
- 乙かれちゃんでした
- 497 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 11:58:28.83 ID:vVJGRuZWO
- 900日分くらいの乙乙乙
- 498 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 12:02:51.26 ID:wlYMeoprO
- おいおいまだ落ちてなかったのかよ
なんで落とさないの
- 499 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 12:03:50.02 ID:eCogMiKhP
- これ見たことあるわ
懐かしいな
- 500 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 12:05:36.70 ID:R83mJxbZ0
- 今北産業
- 501 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 12:12:58.50 ID:S+kV+dmZO
- 一年半まったかいがありましたよ
- 502 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 12:37:51.64 ID:lWtsZJTZO
- >>500
大
団
円
ただ微妙な不穏も残ってる気がする
- 503 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 12:40:07.74 ID:hQFxF9Mr0
- クーは消されたの?
- 504 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 14:16:19.34 ID:cUhwTpV70
- まとめもされているし作者もこのスレには来ないだろう
だが一回だけ保守しておこう。復活を気づいて無い人がいるかもしれない。
- 505 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 14:39:37.57 ID:lFewR8rE0
- 一応記念保守
- 506 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 15:06:38.48 ID:RfXeR16GO
- クーの正体は何?
- 507 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 15:10:20.78 ID:tiahAogz0
- 乙
- 508 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 15:26:24.02 ID:iMd9WqCmP
- >>1超乙!感動した
また何か書いて投下してくれよ
- 509 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 16:01:22.64 ID:vVJGRuZWO
- クーもしぃによって作り出された「計算式」の一部ってことか?
- 510 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 16:21:35.15 ID:mKYGTLxHO
- 乙
気持ち良かった
完結させてくれてありがとう
- 511 名前:スーパー保守タイム:2009/07/03(金) 16:26:03.18 ID:ej7pOzTL0
- ('A`)
- 512 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 16:52:31.74 ID:A951YzAM0
- 初リアタイ遭遇キターーーーーー!
纏めでずっと読んでたんだよなー
- 513 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 17:11:12.39 ID:1bbvmkjsO
- 乙
- 514 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 17:23:47.69 ID:A951YzAM0
- あ、そうそう>>1.
お帰り。
- 515 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 17:31:14.24 ID:M6SF26OoO
- 今日の佳き日を忘れはしない
- 516 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 17:42:41.73 ID:E4BQhUBCO
- >>506
たぶんゲームの参加者だったんだと思う
しぃに「うまくやれば自分の存在を消せる」とか言われてハメられたかと
しぃ的にはブーンの手助けしてもらえれば、クーなんかシラネって感じだろうけど
- 517 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 17:44:40.56 ID:M6SF26OoO
- 帰ってきてくれたのも完結してくれたのも凄い嬉しいけど、
なにより作者が息災だったのにほっとしたわ。
最終話執筆中に不慮の事故に遭ってあぼんしてたりするんじゃなかろうかとか
色々気をもんでこの一年半を過ごしたものだよ。
いやあ無事でよかった
乙ー!
- 518 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 17:46:42.36 ID:Q2Q1X3a0O
- 待っててよかった
乙
- 519 名前:スーパー保守タイム:2009/07/03(金) 17:53:44.87 ID:ej7pOzTL0
- ( ^ω^)
- 520 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 18:03:33.12 ID:xTS5cBjzO
- まだあるのか、これが>>1の人気の実力か
- 521 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 18:22:16.30 ID:seLw5I8NO
- 全部読んだぜww
復活してほしい小説を挙げるスレで大抵出てたから読んでみたら滅茶苦茶面白かった…是非これからも書いてくれww
- 522 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 18:33:25.17 ID:A951YzAM0
- >>519は
いつ
本気を出すのか
- 523 名前:スーパー保守タイム:2009/07/03(金) 18:48:38.69 ID:ej7pOzTL0
- ( ゚ω゚)
- 524 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 18:50:39.72 ID:5uR/gDUC0
- しぇん
- 525 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 18:52:47.87 ID:lrncLnbDP
- 乙
- 526 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 18:52:53.73 ID:Sc/1e+O2O
- なんか再開しとるw
支援
- 527 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 18:55:45.48 ID:MBDDoL6sO
- ☆
- 528 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 19:43:22.65 ID:x8Of7QZqO
- なんと懐かしいwwwwwwwwwwww
帰ってきて本当に嬉しい。完結乙です
- 529 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 19:55:03.87 ID:TFjAguMVO
- まだ残っとるww
流石だな作者
- 530 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 19:58:51.87 ID:VgXYPepm0
- ブーン系の人口がわかりそうだな
- 531 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 20:16:32.10 ID:7gY2wI7PO
- 乙!
- 532 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 20:20:07.72 ID:OGLyo5U70
- ブーン系って最近見ないけど
俺も書いてみようかと思ったよ!
乙!!
- 533 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 20:34:33.95 ID:M6SF26OoO
- 何度読み返しても読み返してもめちゃくちゃ面白いんだよな…
もっかい読んでくるべ
- 534 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 20:37:11.48 ID:2lOyQmTPO
- 誰か頭悪い俺に解説とねたばれを頼む
復活はうれしいんだがよくわからん
- 535 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 20:44:10.87 ID:dAldYFG+O
- クーだけよく分からない…
- 536 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 21:12:41.55 ID:LAJE3xMi0
- よむほ
- 537 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 21:56:47.96 ID:A8leGOMcO
- クーの正体って?とにかく作者さん乙!この作品が小説になったら間違いなく買うぜ!
- 538 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 22:31:56.26 ID:6J++fw83O
- ずっと残ってるね
やはり名作ってことか
- 539 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 22:56:12.36 ID:PcEauypvO
- まだあったのか!
昨日も読んだけどもう一回読み返してくる…
- 540 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 22:59:27.00 ID:87WHw/SD0
- いっやっほう!!!!!!どんだけまたせてくれたんだ!!!!!!!!!
- 541 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 23:19:48.44 ID:M6SF26OoO
- 十死さん!十死さん十死さん十死さん!!!!
- 542 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/03(金) 23:45:35.05 ID:rcWE3sIdO
- さて、そろそろ読み返すか
- 543 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 00:24:46.71 ID:VS29x36Z0
- おぉっ!!
来てたのか!!
ひとまず乙でした
- 544 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 00:26:20.45 ID:y8tveMJPO
- 乙っした!
- 545 名前:( ^ω^) ◆wS/59jRQ4. :2009/07/04(土) 00:34:44.49 ID:XNm5eFO40
- ごめんまだスレ残っててガチで涙出てきた。
顔出さないつもりだったけどやっぱり一言だけ言わせてください。お待たせして申し訳ありませんでした、そしてありがとうございました。
ついでに適当な補足なんかしとこうかと……
→クーに関して
ブーン芸様の掲示板、十死スレの114様が正解です。
具体的にどうこうと書いてないのは、本来ならここまで長期化せず、
細々続編を考えていた時の伏線で、プロットをそのまま文章にしたので残ってしまった形となります。
→ブーンが死んだ一回って何よ
ノーコメントで!
→今後の事等
クーの過去の話とその後のブーンの話の二つ、どちらかを設定を次いだ次の作品として当初は考えていました。
プロットもありますが皆様ご存知の通り逃亡癖と、需要の有無もわかりませんので、今のところ具体的な形にするかどうかは考えておりません。
もし十死の関係ない別の作品等を投下する際は、トリップを変えてまた一から出直すつもりです。
んではお前等ありがとう! うんこ野郎でごめん! 愛してるぜ!
- 546 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 00:39:09.95 ID:guoByOVCO
- >>545
ちょうど見たらまさか来ているとはwwwwwwwwww
改めて乙
戻ってきてくれて嬉しかった
- 547 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 00:41:12.40 ID:y8tveMJPO
- >>545
戻って来てくれるとは!
乙!
- 548 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 00:41:42.19 ID:oCLNU4XeO
- 作者降臨してて吹いたwww
- 549 名前:スーパー保守タイム:2009/07/04(土) 00:42:20.01 ID:b6fMOMdX0
- >>545
( ^ω^) 完結オメ
( ^ω^) 面白かったです
( ^ω^) 保守してていい?
- 550 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 00:43:05.43 ID:HZTB/Vyt0
- トリップ変えるのか・・・
また逢えるかは運任せか。それもまたよし
- 551 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 00:52:06.64 ID:GiYcSDX1P
- >>545
じゃあその二つは来年か再来年の今頃に投下してくれたまへ
- 552 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 00:55:45.38 ID:9htFeQCcO
- 需要無いはずあろうか。いやない
楽しみにしてる
- 553 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 01:15:04.38 ID:Xr/CYkkf0
- 気分が乗ったら投下してくれや〜
改めて乙
- 554 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 01:22:49.47 ID:OQOymGOWO
- これの続きでも新しい作品でも良いからまた読めることを期待してる
- 555 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 01:23:37.35 ID:QaflVOmm0
- 乙でした!
- 556 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 01:43:25.52 ID:qrWewqsiO
- よむほ
- 557 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 02:09:01.77 ID:2fshfrh2O
- いやぁ…面白かった
待ってたかいあったな
- 558 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 02:23:39.41 ID:gZyXZC3PO
- 1話から読んでたらいつの間にかこんな時間になってた
後悔はしてない
>>1おつ
- 559 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 03:40:10.39 ID:4wolf6A+O
- 詠む鯆
- 560 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 06:00:33.66 ID:BWMLSSd0O
- うわ釣りじゃねぇや
- 561 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 07:39:59.55 ID:jtEGTisoO
- >>545
続編すげえ楽しみにしてる。
…でも変な義務感にかられんでもいいよ。作者が書きたいものを優先させてくれ。
楽しんで書いてくれな。
あんたの文章大好き
十死最高!
- 562 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 09:45:47.06 ID:5oBX0iM3O
- ほ
- 563 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 09:58:40.27 ID:yfDLD28d0
- 今追いついた
2年以上待ち続けた甲斐があった・・・。もう俺社会人だよ・・・
- 564 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 10:37:19.88 ID:VNKnVRcuO
- 乙
- 565 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 10:45:35.20 ID:PN1D2hRs0
- まだ残ってるとはwwww
もう一度読んでくる
- 566 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 10:50:39.02 ID:/ZKJhOjnO
- 完結ということで読み始め、読みオワタ
激しく乙!
- 567 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 11:09:55.01 ID:vK8wG3WfO
- >>545
作者さん、あなたは逃亡なんてしちゃいない。
こうやって完結させたじゃないか。
ちょっと投下間隔が長くなっただけ。
他の作品もちょっと投下が遅れているだけさ!
- 568 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 11:30:42.06 ID:qPyU7GOSO
- 続編もしくは新作待ってるぜ
- 569 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 11:36:36.52 ID:vTL9dvCgO
- まさか…と思いきや、あれだね、びっくりだね。してやられた。
3年間溜めに溜めた
乙を贈ります
- 570 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 12:37:58.96 ID:yfDLD28d0
- ほ
- 571 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 12:39:14.28 ID:d1hL7T7ZO
- 釣りじゃなかった…だと…
- 572 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 13:12:23.43 ID:QNvVjubv0
- 初スレ見つけて追っかけてたのに…永遠に未完かと思ったぞ
よく帰ってきてくれた!面白かったぞ!乙!!
- 573 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 13:15:49.79 ID:ozHPDsCXO
- 今回の投下きっかけで最初から読み始めたけどめちゃくちゃ面白いな。
まだ途中までしか読んでないけど完結させてくれてありがとう。
じゃ、続き読んでくるわ
- 574 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 13:19:20.65 ID:tgCEjEpb0
- うおおおおおおおお、待ってたわ…。
- 575 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 13:41:41.27 ID:33A0ebPg0
- 今読み終わった
正直完結するとは思わなかった、素晴らしい作品をありがとう!くそやろう!
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