( ^ω^)(´・ω・`)('A`)こたつ話のようです2−5BS
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- 77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/26(土) 23:16:07.41 ID:RdkWhl5BO
-
( ^ω^ )「あとは紅生姜と天かすを取り出して」
( ^ω^ )「完成」
( ^ω^)「準備できたおー」
(;'A`)「早っ!?」
ξ;゚听)ξ「もう出来たの?」
/⌒ヽ オッ
( ^ω^ )u
_ξ;゚听)ξ|つu ⊃
.|\ ̄旦 ̄ ̄ ̄旦 ̄ ̄\ (ω・` )
./( ;) 旦 .旦\ ⊂ )
/(ヽ)\|=================|_ノ
\⊂_)ヽ./@ @ @ @ @ @\
/ノ@ @ @ @@ @
@ @\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/26(土) 23:18:17.48 ID:RdkWhl5BO
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(´・ω・`)「切った小ネギの入ったざるに、水溶き小麦粉のボウルだけ?」
( ^ω^)「あと、紅生姜と天かすも持って来るお」
( ^ω^)「その間にグリル鍋出しといてくれお」
('A`)「わかった。焼肉のやつ?」
( ^ω^)「いや、鍋のプレートで頼むお。焼肉のは溝があるからこれには向いてないお」
ξ゚听)ξ「何を作るつもりなのよ?」
( ^ω^)「この材料で推測出来ないかお?」
ξ゚听)ξ チラッ
(´・ω・`)「何となくは」
('A`)「えっと、自信ないけど多分」
ξ゚听)ξ
- 85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/26(土) 23:20:21.45 ID:RdkWhl5BO
-
ξ゚ぺ)ξ「何を作るのよ?」
( ^ω^)「小ネギに水溶き小麦粉っていったらもんじゃ焼きだお」
ξ゚听)ξ「もんじゃ焼き?」
('A`)「ああ、やっぱりそうなんだ」
( ^ω^)「やっぱりわかったかお」
( ^ω^)「本来、小ネギよりはキャベツでやる場合が多いけど、小ネギでもいけるのは実践済みだお」
('A`)「葉野菜なら大体いけるからね。あまり物のクズで作ったりしてたよ」
( ^ω^)「白菜、青梗菜、ホウレン草辺りは試してみたけど問題なかったお」
ξ゚听)ξ「もんじゃ焼きねえ……」
ξ゚听)ξ「あんまり馴染みないけど、あれって見た目がg( ^ω^)「それ以上言わんでよろしい」
(´・ω・`)「なるほどねぇ。確かにそれなら小ネギだけでもそれなりに形になりそうだけど」
- 89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/26(土) 23:22:28.21 ID:RdkWhl5BO
-
(´・ω・`)「しかし、いつの間にもんじゃ焼きの作り方なんか覚えたんだい?」
(´・ω・`)「僕らの文化圏では一切ない食べ物だよね」
( ^ω^)「割と最近だお。グリル鍋買ってから色々調べたお」
( ^ω^)「それで、簡単そうだったからやってみたら、悪くない感じだったお」
('A`)「作り方はそう難しくないしね」
('A`)「問題は器具とかだと思うし」
( ^ω^)「剥がすへらは竹のやつ買ったお」
( ^ω^)「グリル鍋でやる場合は傷つけるから金属のやつは駄目だお」
( ^ω^)「今は100均とかでも売ってるくらい、よく目にするようになったお」
('A`)「そういえば見かけるね」
ξ゚听)ξ「もんじゃ焼きって、食べたことないけど美味しいの?」
- 90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/26(土) 23:24:34.30 ID:RdkWhl5BO
-
( ^ω^)「美味しいお」
ξ(゚、゚ξ「美味しいの?」
('A`)「俺は結構好きかな」
(´・ω・`)「味の中心はウスターソースだから、それが苦手じゃないなら美味しいと思うよ」
( ^ω^)「……」
ξ゚听)ξ「あんたは何でも美味しいって言うじゃない」
_ξ(゚、゚ξ(^ω^ )・・・
.|\ ̄旦 ̄ ̄ ̄旦 ̄ ̄\(・ω・`)"
./( 'A)""旦 旦\ ⊂ )
/(ヽ)\|=================|_ノ
\⊂_)ヽ./@ @ @ @ @ @\
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- 93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/26(土) 23:26:39.83 ID:RdkWhl5BO
-
( ^ω^)「まあいいお。早速作るお」
( ^ω^)「グリル鍋を熱して、油を敷いて……」
( ^ω^)「水溶き小麦粉を別の小さなお椀に移して……」
( ^ω^)「具材をドバドバッと投入」
( ^ω^)「んで、ウスターソースを……今日は初心者もいるから少し薄めに入れて」
( ^ω^)「薄いと思ったら各自で追加しろお」
('A`)「薄(ウス)ターソースだけに」
( ^ω^)「……」
(;'A`)「ごめん……」
( ^ω^)「聞かなかったことにするお」
- 95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/26(土) 23:29:05.65 ID:RdkWhl5BO
-
( ^ω^)「お椀の中の具材を混ぜ合わせ、まず具材だけを先にグリル鍋に投入」
(´・ω・`)「先に焼いて、これで土手を作るんだよね?」
( ^ω^)「本来はそうなんだけど、グリル鍋でやる場合小さいからなくても大丈夫だお」
( ^ω^)「一応、適当に端に寄せるけど」
ξ*゚听)ξ「香ばしいいい匂いがしてきたわね」
( ^ω^)「よし、そろそろ残りの汁を全部入れて」
( ^ω^)「後は混ぜて焼けたら剥がしながら食べるだけだお」
(´・ω・`)「こうやって見ると、随分簡単に作れるね」
( ^ω^)「調理自体はすごく楽だお」
( ^ω^)「焼き加減も適当でいいし、多少焦がしてもそれはそれで美味いお」
('A`)「むしろちょっと焦げてる方が美味いよね」
- 98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/26(土) 23:31:14.49 ID:RdkWhl5BO
-
( ^ω^)「問題点としては、食べてる時間の割にあんまりお腹が膨らまないから、量が必要な事ぐらいだお」
(´・ω・`)「それは君だけだと思うけどね」
( ^ω^)「これは流石に主食にはならんお?」
( ^ω^)「ご飯のおかずに出来なくもないけど、ちょっと違う感じがするお」
(;'A`)「うん、まあ、ご飯と一緒には食べないけど」
('A`)「ご飯炊かずにもんじゃ焼きだけって夕食でも十分だよ」
( ^ω^)「ドクオは小食だからだお」
(´・ω・`)「それも君だけだと思うけど」
( ^ω^)「……」
(;'A`)「そ、それはともかく、ご飯炊いてたよね?」
( ^ω^)「あれは海苔があったからおにぎりにするお」
( ^ω^)「それだったら、おかずなしでも食べれるお」
- 102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/26(土) 23:33:30.76 ID:RdkWhl5BO
-
(;^ω^)「てか、おにぎりまだ握ってなかったお」
( ^ω^)「でも、もうすぐ焼けそうだから、これ食べてからにするお」
ξ*゚听)ξ「もう食べられるの? 他にへらないの?」
( ^ω^)「焼き加減は好みの分かれるとこだけど、このくらい焼けてれば食べても大丈夫だお」
( ^ω^)「へらはちゃんと人数分あるお」
('A`)「俺はさっきも言ったけど、もう少し焦げたのを鉄板から剥がす方が好きだな」
( ^ω^)「早く焦げるように薄く延ばすお」
/⌒ヽ
(^ω^ )
ξ*゚听)ξo/⊂ )
|\ ̄ 旦 ((~≡≡)) ̄\(・ω・`)
.( 'A)\ [=◎=] 旦\
⊂ )
/( )\|=================|_ノ
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/26(土) 23:35:36.68 ID:RdkWhl5BO
-
(´・ω・`)「しかしあれだね、鍋や焼肉と違って、皆が群がって食べるからちょっと手狭に感じるね」
( ^ω^)「贅沢言うなら食わんでいいお」
(´・ω・`)「贅沢は言わないけどね、何かこう、ね」
( ^ω^)「こう、何だお?」
(´・ω・`)「こういうので君が隣だと暑苦しいな、と」
( ^ω^)
ξ゚听)ξ「そう(;'A`)「そ、そんなこともないんじゃないか」
( ^ω^)
(;´・ω・`)(あ……ちょっと言い過ぎたかな?)
(;'A`) ハラハラ
- 107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/26(土) 23:37:46.40 ID:RdkWhl5BO
-
(;´・ω・`)「いや、冗談だよ、冗談?」
( ^ω^)「……まあ、いちいちお前の言うことを気にしてもしょうがない」
(;'A`) ホッ…
( ^ω^)「……が、お前がそんなことを言い出すかもしれんと思って別メニューを用意しておいたお」
(´・ω・`)「へえ、そりゃ用意のいい話だね」
(^ω^ )三「ちょっと待ってろお」
( ^ω^)つ□「ほれ、お前はこれ食ってろお」
(;´・ω・`)□「え、何これ? ひょっとしてカップ麺?」
('A`)「あ、これは……」
( ^ω^)「違うお。これももんじゃ焼きだお」
(;´・ω・`)「いや、どう見てもこれ、カップ麺……」
('A`)「ぐるぐるもんじゃだね。お湯で食べるカップ麺みたいなもんじゃ焼き」
- 110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/26(土) 23:39:47.17 ID:RdkWhl5BO
-
( ^ω^)「水でもいける優れものだお」
(;´・ω・`)「なるほどね……って、何でこんなものが常備してあるの?」
( ^ω^)「たまたまだったけど、駄菓子でもんじゃと今回の話に即してるし、ちょうどいいお」
ξ*゚听)ξっ|「あ、この辺焦げそう。もう食べるわよ」
( ^ω^)つ|「いい焦げ具合だお。いただきますお」
(*'A`)つ|「美味そうな匂い。いただきます」
(´・ω・`)□
ξ*゚听)ξ(^ω^*)_
|\ ̄((~≡≡)) ̄ ̄旦 \(・ω・`) ポツーン
(*'A) [=◎=] □\.⊂ )
/( つ| .|=================|_ノ
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- 115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/26(土) 23:41:52.03 ID:RdkWhl5BO
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(´・ω・`)「あの……」
ξ*゚听)ξ「美味しい! もんじゃ焼きってこんな簡単に美味しく作れるのね」
(*'A`)「この焦げ具合が、熱ッ、美味いよね」
(´・ω・`)「えっと……」
( ^ω^)「簡単に作れて、熱々で美味いお。いくらでも食べられるお」
ξ*゚д゚)ξ「ちょっと、ブーン食べすぎ!」
( ^ω^)「また次焼けばいいお」
(*'A`)「この辺まだ剥がして食べられるよ。というかここ食べずに次焼くのは論外だよ」
(´・ω・`)「その、私奴の分は( ^ω^)「ぐるぐるもんじゃも美味いからそれ食えお」
(´・ω・`) ショボーン
- 116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/26(土) 23:44:00.69 ID:RdkWhl5BO
-
( ^ω^)「次焼くお。ドバっと投下ー!」
ξ*゚听)ξ「今度は私が焼くわ!」
(´・ω・`)「あー、その、ごめん、ちょっと口が過ぎたというか……」
(^ω^ ) プイッ
(´・ω・`)「……」
(;'A`)「……えっと」
ξ*゚听)ξ ジューッ
(^ω^ )
(´;ω;`)「申し訳ございませーん。私奴が全面的に悪う御座いました。後生ですから私奴も何卒、御相伴にー」
( ^ω^)「……反省したかお?」
(´;ω;`)「海よりも深く」
ξ*゚〜゚)ξ パクパクモグモグ
( ^ω^)「……」
(´;ω;`)「……」
- 119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/26(土) 23:46:04.32 ID:RdkWhl5BO
-
( ^ω^)つ|「ほれ、お前の分のへらだお」
(´;ω;`)「あーりーがーとぅーごーざーいーまーすーだー」
(´;ω;`)「私、反省の気持ちを表す為に、次回訪問の際には選りすぐりのMJコレクションをお持ち致します!」
( ^ω^)「それはいらんお」
(´・ω・`) ショボーン
('A`)(やっぱ仲良いよね)
ξ*゚〜゚)ξ パクパクモグモグ
( ^ω^)「さあ、ショボンも食べ──」
(;゚ω゚)「って、もう、なくなっとる!?」
ξ*゚听)ξ「おかわり!」
(;^ω^)「早いお!」
- 121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/26(土) 23:48:11.43 ID:RdkWhl5BO
-
( ^ω^)「つーか、ドクオかショボン焼いてくれお。俺はおにぎり握ってくるから」
(´・ω・`)「よし、じゃあ、僕が納豆スペシャルもんじゃを……」
(;^ω^)「止めろ。焼き納豆は初心者には難易度高いお。主に匂い的な話で」
(´・ω・`)「冗談だよ。それに、今日はもう納豆のストックないしね」
('A`)「じゃあ俺が……」
ξ゚听)ξつ∩ ドバー
(;'A`)「ちょ!?」
(;^ω^)「ツン、勝手に焼くんじゃねえってか、それ、ウスターソース混ぜてねえお!」
ξ゚听)ξ「何よ、あんた達が焼かないからでしょ? これぐらい私にだって出来るわよ」
(;^ω^)「既に出来てねえお。急いでソース投入だお!」
('A`)「後付けでも大丈夫だから、そんなに急がなくても……」
- 124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/26(土) 23:50:24.33 ID:RdkWhl5BO
-
(´・ω・`)「ソース投入!」
(*^ω^)「混ぜるお!」
ξ*゚听)ξ「ラジャー!」
('A`)「……まあ、先に入れた方がより香ばしい匂いが楽しめるよね」
( ^ω^)「よーし、焼けたおー。さあ食え、それ食え!」
(*'A`)ξ*゚听)ξ(*´・ω・`)「うひょー、いっただきまーす!」
ξ*゚ー゚)ξ(*^ω^)_
|\旦 ̄ ̄((~≡≡))旦 \ (ω・`*)
(*'A) 旦 [=◎=] 旦 \/⊂.)
/( つ|
.|=================|_ノ
\⊂_)ヽ./@ @ @ @ @ @\
/ノ@ @ @ @@ @ @ @\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
おしまい...?
- 128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 00:01:07.02 ID:76o1FmYVO
-
< 大学 >
(;・∀ ・)「ヤッベー、レポートなんて話聞いてねえぞ」
_
( ゚∀゚)「なあに、安心しろ。俺も聞いてない」
(;・∀ ・)「いや、だからどうしたってんだよ。それ聞いても俺は一切安心出来ねえよ」
_
( ゚∀゚)「何だとコラ? 大体、先週その時間休んだ俺にレポートの存在を教えてくれなかったのはお前らだろうが」
(・∀ ・)「そりゃ悪かったな。けど、どうせ教えてもお前、レポートなんかやらねえだろ?」
_
( ゚∀゚)「うむ」
(;・∀ ・)「いや、やれよ。ちょっとは否定しろよ」
_
( ゚∀゚)「自分に正直に。それが俺の生き様だ」
(;・∀ ・)「何かカッコ良さげなこと言ってるけど、著しく使い時を間違ってるからな?」
- 130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 00:03:09.21 ID:76o1FmYVO
- _
( ゚∀゚)「てか、誰かに写させてもらえば良いだろ」
_
( ゚∀゚)「講義中に終わらないほどの量ならお手上げだが」
(・∀ ・)「いや、写すだけなら小一時間もあれば楽勝なはず」
_
( ゚∀゚)「ちゃんとレポートの事聞いてんじゃねえか」
(・∀ ・)「うっせー、存在自体を失念してただけだ」
(・∀ ・)「しかし、そうと決まれば誰かに借りねーとな」
(・∀ ・)「そうだ、ブーンなら確実にやってんだろ……」
(・∀ ・三・∀ ・)「……って、あれ?」
(;・∀ ・)「ブーンいなくね?」
(´・ω・`)「ブーンなら休みだよ。風邪引いたって話でね」
(;・∀ ・)「ウソ!?」
- 131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 00:05:29.54 ID:76o1FmYVO
-
(´・ω・`)「うん、まあ、あのブーンが風邪を引くなんて信じ難いかもしれないけど、本当の話さ」
(;・∀ ・)「いや、別にブーンが風邪引いたことに驚いてるわけじゃないけどな」
(´・ω・`)「あれだろ、ブーンみたいな超健康優良児+馬鹿が風邪引くなんてウソみたいだと思ってるんだろ?」
(;・∀ ・)「だからそこにこだわってねえよ。馬鹿とも思ってねえし。超健康優良児だとは思ってたけど」
(´・ω・`)「すごく食べるからね」
(・∀ ・) 「すごく食うな」
(;・∀ ・)「いや、ブーンの話はもういいから……って、良くもねえな」
(・∀ ・) 「ブーンはレポートどうするつもりなんだ?」
(・∀ ・) 「あいつも出さないとヤベーべ?」
(´・ω・`)「それなら大丈夫。僕が預かって来てるからね」
(*・∀ ・) 「それを先に言ってくれよ、ショボォーン!」
- 135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 00:07:34.83 ID:76o1FmYVO
-
(´・ω・`)「ウザ」
(;・∀ ・)「お前、時々ナチュラルに辛辣だよな……」
(・∀ ・)「まあいいや。というわけでショボン、そのレポート貸してくんね?」
(´・ω・`)「それは出来ない相談だね」
(;・∀ ・)「は? 何でだよ?」
(;・∀ ・)「ひょっとしてあれか? 他人のものを勝手に貸すのは良くないって話か?」
(;・∀ ・)「だったら今からブーンに電話して許可もらうけど……」
(´・ω・`)「いや、そこはどうでもいいよ。ブーンのものは僕のものだし」
(;・∀ ・)「いや、ブーンのものだろ」
(;・∀ ・)「つーかそれなら、お前のものでもいいから貸してくれよ」
(´・ω・`)「だから、それは出来ない相談だって」
- 138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 00:10:04.02 ID:76o1FmYVO
-
(;・∀ ・)「何でだよ? あれか、他人のレポート写すのは良くないって──」
(´・ω・`)「今から僕が写すからに決まってるじゃないか」
(;・∀ ・)「うぉーい!」
(´・ω・`)「何だい? そんなに驚くようなことかい?」
(;・∀ ・)「いや、そういわれれば確かにお前がちゃんとやってるとは思い難いよな」
(´・ω・`)「そりゃ随分失礼な話だね」
(;・∀ ・)「失礼も何も、実際にやってねえじゃねえか。前回の講義にもいなかったし」
(;・∀ ・)「つーか、レポートが借りれないとわかった以上、お前にかまってる暇はねえ」
(´・ω・`)ノシ「がんばれー」
(;・∀ ・)「ウゼえ……」
「あの……」
(・∀ ・)「あ?」
- 140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 00:12:07.29 ID:76o1FmYVO
-
('A`)「よ、良かったら貸そうか、レポート?」
(・∀ ・)
(;'A`)「あ、いや、無理にとは……」
グェア
('A((・∀ ・*)三「ドックオちゃーんっ!」
(*・∀ ・)「マジでレポート貸してくれんの?」
(;'A`)「う、うん、その……、斉藤君困ってるみたいだったし」
(*・∀ ・)「うんうん、めっちゃ困ってたよ、俺」
(;'A`)つ□「じゃあ、これ、はい」
ω・`) フッ・・・
- 144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 00:14:23.99 ID:76o1FmYVO
-
(*・∀ ・)つ□「サンキュゥゥゥ、ドクオォォォッ!」
(;'A`)「ど、どういたしまして……」
(;'A`)「あ、そうだ、丸写しするとばれるかもだから、こことここと、それとこの辺の解釈は少し変えた方が……」
(*・∀ ・)「オーケー、オーケー、お前に迷惑かけるような写し方はしねえよ」
(*・∀ ・)「こちとらレポートを写す事にかけてはプロ並みだからな」
(;'A`)「え、えーと……、アハハ……」
(・∀ ・)「冗談だっつーの。迷惑かけねえのは約束するが、レポートあるの覚えてたらちゃんとやって来るって」
(・∀ ・)「何度も借りに来るのも悪いしな」
(;'A`)「あ、そうなんだ(意外と真面目な人なのか……?)」
(;'A`)(そういえばブーンも言ってたっけ、悪いやつじゃないって……)
(・∀ ・)「んじゃ、ありがたく借りてくぜ」
('A`)「うん、提出は講義の最後だと思うからそれまでにはよろしくね」
- 146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 00:17:08.54 ID:76o1FmYVO
-
(・∀ ・)「おう、任せろ」
(・∀ ・)「……っと、そうだ、このお礼に今度飯でもおごらせてくれよ」
(;'A`)「え、あ、いや、それは悪いよ、このくらいのことで……」
(・∀ ・)「何言ってんだ、俺はすっげえ助かるんだし、単位落とすこと考えたら飯の1食や2食安いもんだろ?」
(;'A`)「で、でも……あ……」
('A`)「じゃ、じゃあ、今度、カレーラーメン食べに連れて行ってくれないかな? 先週行きそびれた」
('A`)「その、連れてってくれるだけでいいから……」
(・∀ ・)「おう、そのくらいならお安い御用だ。つか、おごるっての」
(*'A`)「あ、ありがとう……」
(・∀ ・)ノシ「じゃ、また後でな」
(*'A`)ノシ「う、うん!」
- 150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 00:19:58.27 ID:76o1FmYVO
('A`)ノ
('A`)「……」
;;('A`);;
(*'∀`)
(´・ω・`)(おやおや、嬉しそうにねえ)
(´・ω・`)(まあ、それも無理のない話か)
(´-ω-`)(見てるかい、天国のブーン。ドクオはあれから立派に成長したよ。だから君も……)
(´・ω・`)(安心してお休み……)
(*'∀`)
おしまい (2nd.Season ドクオの一歩編)
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< (;^ω^)「人を勝手に殺すなお」 |
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