( ^ω^)(´・ω・`)('A`)こたつ話のようです(http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1298814299/)
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:44:59.49 ID:94AUw0QsO
そろそろこたつをしまうべき


代理

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:45:27.68 ID:bvnZUiOy0
久しぶりに見たな

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:45:47.61 ID:QnwZTdmN0
代理とかはづかしく無いの?

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:46:18.23 ID:IvfgXL0m0
こたつに入りながら支援

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:46:34.04 ID:zwr058oO0
みかんモシャモシャ

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:47:33.44 ID:FgHpK6Dq0
>>1ありがちょ!

\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/


                    !警報!

          これは超濃厚な恋愛ブーン系小説です!!!

      リア充死ね!!という方はただちに避難してください!!!!


/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:48:23.55 ID:FgHpK6Dq0
1話と2話をフェレット速報さんがまとめていてくれました!
http://xn--hckwcp3c2c5ce5k.com/archives/11352

そしてこれが3話!
http://logsoku.com/thread/raicho.2ch.net/news4vip/1296378359/




四話め投下します

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:48:32.93 ID:FdfjL5EMO
 
2nd.Season  4かいめ


   _ξ゚听)ξ( ^ω^)
   .|\ ̄旦 ̄ ̄ ̄旦 ̄ ̄\(・ω・`)
  ./( 'A) 旦        .旦\⊂. )
 /(ヽ)\|=================|_ノ
 \⊂_)ヽ./@ @ @ @ @ @\
     /ノ@ @ @ @@ @ @ @\
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


( ^ω^)「俺は単純じゃないお」

(´・ω・`)「そこを引っ張られても」

ξ゚听)ξ「シンプルイズベストよ」

('A`)「えっと……変にひねくれた複雑なのよりはいいんじゃないかと」


前スレ ttp://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1297518397/

まとめさん
曇天もとい一応晴れ日 ttp://blog.livedoor.jp/minimini_dreamer/
かぎまとめ ttp://hookey.blog106.fc2.com/


9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:49:04.68 ID:FgHpK6Dq0
四話  「リデンプション」




毒島ドクオは内藤ホライゾンの親友である。

その関係は小学生だったある日から始まり、現在も続いている。
この先も死ぬまで親友であることは変わらないだろう。

まるでそれが贖罪であるかのように、彼はそう願っていた。


('A`)「明らかに『親衛隊』だよな。お前」


(-_-)「さあ……あんたがそう思うなら」

(-_-)「そうなんじゃないの……」


ブーンにとっての脅威を少しでも排除しようという意思で、
ドクオは未知なる世界へと変貌してしまった校舎内を、夢遊病患者のように彷徨っていた。

そして遭遇。
廊下の真ん中に座り込んでいる、顔色の悪い男子生徒。

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:50:23.58 ID:FdfjL5EMO
  
( ^ω^)「まあ、いいお。そんなことよりドクオ!」

('A`)つ□「あ、うん。どうぞ」

(*^ω^)□「お! ありがとだお!」

ξ゚听)ξ「何持って来たの?」

('A`)「えっと(*^ω^)「ぽん菓子だお! 早速食べるお」


   _ξ゚听)ξ _(^ω^*)
   .|\ ̄旦 ̄ ̄  ̄□旦 ̄\(・ω・`)
  ./( 'A) 旦          旦⊂. )
 /(ヽ)\|=================|_ノ
 \⊂_)ヽ./@ @ @ @ @ @\
     /ノ@ @ @ @@ @ @ @\
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:50:25.17 ID:FgHpK6Dq0
(-_-)「DQNくせぇなあ……見てるとムカついてくるよ……頭の中は空っぽのくせに……」

('A`)「雰囲気から勝手に判断させてもらうが」

('A`)「お前、隊長クラスだな。部下はいねえのか?」

(-_-)「うっぜ……上から目線うっぜ……死ねよマジで」

('A`)「ああ悪い。お前見てーな根暗野郎に従う人間なんかいなかったか。これは失礼」


ブチン。

血管の切れる音がはっきりと聞こえた。


(#-_-)「は……?なに言ってんだあいつ……見た目で人を判断する奴は糞……糞以下だ……」

(#-_-)「もういいや……殺せばいい……死体を撮ってネットに晒してやろう……もちろん全裸で個人情報をばっちり明記して……」


('A`)「お前も放っておいたらブーンの邪魔するだろうからな」

('A`)「こっちから攻撃させてもらうぜ」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:52:19.18 ID:FgHpK6Dq0
一歩、足を踏み出し――――否。

両手を、地面につけた。


(-_-)「……!」

('A`)「“サーチ・アンド”」


('A`)「 “ デ ス ト ロ イ ” 」


微かな電流が地面を伝い、次いで――――

廊下のいたる箇所から、爆風が巻き起こる。


パラパラと落ちてくる爆弾の残骸。

そのベールを透かして、ドクオが言った。


('A`)「バレバレなんだよ。罠を仕掛けてるってことは」

(#-_-)「野郎……僕の愛しい地雷原を………!」

('A`)「これで小細工は無しだな。遠慮なく―――」

('A`)「ブチのめすッ!!」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:52:23.84 ID:FdfjL5EMO
   
(´・ω・`)「また随分と珍しいものを買って来たもんだね」

(´・ω・`)「売ってないって意味ではなく、普段買わないって意味で珍しいだけど」

('A`)「あ、うん、たまたま近くの公民館で作り売りしてたから買ってみたんだ」

(´・ω・`)「そりゃ益々もって珍しいね」

('A`)「うん、俺もそう思った。でも、ぽん菓子自体も好きだけどね」
   ポリポリ
( ^ω^)「だったらドクオも食べるお。遠慮するなお」

ξ゚听)ξ「ドクオが買って来たんでしょうが。何であんたのものみたいな言い方してんのよ」

('A`)「はは、ブーンにあげたものだし、気にしないで。俺もちょっといただくよ」

(´・ω・`)「しかし、ぽん菓子屋か。それこそ最近では珍しいね」
   ポリポリ
( ^ω^)「昔、田舎の方の資料館でやってた物産展みたいなのには毎年来てたお」
   ポリポリ
( ^ω^)「子供心にあの不思議な機械に魅せられたお」

ξ゚听)ξ「金網の筒みたいなのの組み合わせで、ネズミ捕りみたいだった記憶しか無いわ」


14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:54:17.89 ID:FdfjL5EMO
 
(´・ω・`)「あれはとんでもなく大きな音がするからね」

(´・ω・`)「都会じゃちょっと厳しいかもしれんね」

('A`)「発砲音みたいだもんね」
   ポリポリ
( ^ω^)「繁華街なんかでやったら軽い騒動になりそうだお」

(;´・ω・`)「というかブーン、食べるペース速すぎ」

ξ;゚听)ξ「もう、半分ぐらい無いじゃないの」

              ポリポリ
   ξ;゚听)ξ (^ω^*)
   .|\ ̄旦 ̄ 旦つ□⊂ ̄\(・ω・`;)
  ./( '∀)  旦        旦\⊂. )
 /(ヽ)\|=================|_ノ
 \⊂_)ヽ./@ @ @ @ @ @\
     /ノ@ @ @ @@ @ @ @\
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:55:16.73 ID:PqURC+ArO
C

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:56:31.13 ID:FdfjL5EMO
  
( ^ω^)「美味しいし、いくらでも食べられるお」

('A`)「お米が膨れてるだけだから、実際の量としては大したこと無いんだよね」

('A`)「だからブーンにはちょっと物足りなかったかもしれないね」

ξ゚听)ξ「そんなこと言ってないで、あんたもさっさと食べないと全部ブーンに食べられるわよ」

(´・ω・`)「ぽん菓子といえば、昔ブーンがお茶碗に入れてお箸で食べてたのを覚えてるよ」

ξ;゚听)ξ「ああ、何かその光景に覚えがあるわ」

(;'A`)「何でそんなことを?」

( ^ω^)「見た目ご飯だし、そうしたら食べやすいかと思ってやってみたんだお」

( ^ω^)「飴とかチョコとかトッピングするの楽しかったお」

( ^ω^)「でも、意外と箸じゃ掴み辛いし、そのままお茶碗から口に流し込んだが早いと気付いたお」

(´・ω・`)「シリアルみたいなもんだしね。食器を使うにしろ、スプーンの方が食べ安いんじゃないかな」


17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:56:31.41 ID:FgHpK6Dq0
(#-_-)「自分が誰に何を言っているのか………分かってないのか?」

(#-_-)「僕は世界最強だぞ……SASだろうがグリーンベレーだろうがアルファだろうが」



    (#-_-)「僕に………勝てるわけがねえええええだろおおおおおおお!!!」

               聖女親衛隊  3番隊  隊長

               “自宅戦闘員”  比木ヒッキー



(#-_-)「 “ シ ョ ッ ト ガ ン ” 」


ヒッキーの呟きと同時に、彼の手に銃が現れた。
サイケに彩られた派手な散弾銃。


('A`)「!」

('A`)「『兵器の練成』か……何てあぶねー能力だ」

(#-_-)「比木モデルの特製散弾銃だ……こいつで……」

(#-_-)「そのドタマを潰れたストロベリーパイみてーにしてやるよォッ!!」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:57:14.33 ID:FgHpK6Dq0
ためらうことなく引かれるトリガー。

銃撃、銃撃、銃撃。

凶悪なエネルギーを秘めた散弾が、狂ったようにドクオを襲う。


そして着弾寸前。


      フ ィ ー ル ド
('A`)「 “  力  場  ” 」


ドクオの眼前に、強力な磁場を纏った電気の膜が現れた。


(#-_-)「なにィッ!?」


撃ちこんだ弾丸が、ことごとく逸れていく。

予想外の展開に、ヒッキーは歯を食いしばった。


(#-_-)「くそが……なら……これはどうだ!」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:57:55.90 ID:FgHpK6Dq0
煙のように消えていくショットガン。

次の瞬間、ヒッキーの腕に抱えられていたのは、銃身の長い大型銃だった。


('A`)「うおっ、カッチョいいな」

(#-_-)「“対戦車ライフル”……こいつでお前の薄っぺらい盾をぶち破ってやるよ!」


スコープを覗き込み、照準をドクオの腹部に合わせる。

無理に頭部を狙う必要はない。
体の一部に当たっただけでショック死するほどの威力だ。


(-_-)「対人として使うにはオーバーキル過ぎるがな……まあいいさ」

(-_-)「ケケッ!肉片をぶちまけろ、ウジ虫めがッ!!」


('A`)「呑気に狙い付けてんじゃあねーよ、マヌケ」

(-_-)「え?」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:58:13.23 ID:FdfjL5EMO
   
( ^ω^)「袋から口に流し込むのが一番早いお」

ξ;゚听)ξ「みんなで食べてるお菓子の時は、やらないのよ?」

(´・ω・`)「何気にぽん菓子作る機械って、一般家庭向けに売ってたりするんだよね」

('A`)「そうなの?」

(´・ω・`)「普通のサイズから小型のサイズまで、前にネットで見かけたよ」

(´・ω・`)「イベント用の貸し出しとかもやってるみたい」

( ^ω^)「俺も見たお」

( ^ω^)「一番小さいので3合ぐらいから作れるものもあったお」

( ^ω^)「すごい小さかったお」

( ^ω^)「ちょっと惹かれたのは否定出来ない」

(´・ω・`)「あまりに汎用性なさ過ぎて、買うにはちょっとハードル高そうだね」


21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:58:31.66 ID:m9eoQsBT0
ショボンはあの悪名高いたいやきオレは飲んだのだろうか


俺は飲んだ

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:58:44.92 ID:bvnZUiOy0
ID:FgHpK6Dq0
は何がしたいんだ?

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:58:49.76 ID:zwr058oO0
ポン菓子おいしいよね

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:00:14.45 ID:FdfjL5EMO
 
ξ゚听)ξ「毎日食べるようなものでもないでしょうからね」

( ^ω^)「大きいやつだといりことか栗に使えるみたいだけど、正直よくわからなかったお」

('A`)「ぽん菓子にしろ、この前のたこ焼きにしろ、昔はお店に行かないと食べられなかったようなものが」

('A`)「今は家庭でも手軽に作れたりするものが増えたね」

( ^ω^)「業務用の味が家庭でも出せるものが結構あったりするおね」

ξ゚听)ξ「便利な世の中になったものよね」

( ^ω^)「その反面、家で出来てしまうということは外出、外食の機会が減ることにもなったりするお」

(´・ω・`)「僕は自分の家の方が落ち着くから別にかまわないけどね」

( ^ω^)「お前、ほとんど俺の家で晩ご飯食ってるから外食みたいなもんじゃねえか」

(´・ω・`)「ここは第二の我が家だよ」

( ^ω^)「だったらたまには掃除ぐらいして行けお」


25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:00:22.30 ID:FgHpK6Dq0
     ブ リ ッ ツ
('A`)「 “ 電 撃 ” ! 」


言葉と同時、ドクオの手から紫電が迸ったかと思うと――――

目を押しつけていた光学照準器が破裂。


破片が右目に突き刺さり、ヒッキーは痛みで顔を伏せた。


(;-_゚)「ぬ………ぐああああああああああ!!!!??」


顔を押さえた手の、指の間から噴き出す血液。

四つん這いになって涙と鼻水を流すヒッキーを、ドクオは同情の色を含んだ目で眺めた。


('A`)「狙撃用のライフルを敵の目の前で構えるかよ、フツー」

('A`)「あんまり戦い慣れてねーな。やっぱり引き篭もりだからか?」


(-_;)「こんな……こんなことを……!」

(-_;)「許せるかちくしょう………ブッ殺してやる………!!」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:01:03.59 ID:FgHpK6Dq0
>>22
こたつ話(笑)なんてゴミより、こっちの神作品を読んでほしい

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:01:28.81 ID:94AUw0QsO
ID:FgHpK6Dq0ウゼェ

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:02:00.50 ID:FgHpK6Dq0
>>27
良作を宣伝して何が悪い
ここはなんでもありのVIPだということを忘れるな

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:02:12.79 ID:FdfjL5EMO
  
(´・ω・`)「じゃあ、お手伝いさん付きの別荘と言い換えるか」

( ^ω^)「いい加減金取るぞ」

(´・ω・`)「現物支給で勘弁してよ」

( ^ω^)「まともな食べ物持ってくるなら勘弁してやるお」

(´・ω・`)「いつもまともなものを持って来てるつもりなんだけどね、僕の基準で」

( ^ω^)「その、お前の基準がまともじゃないんだお」


   _ξ゚听)ξ ( ^ω^)σ
 ポリポリ ̄旦 ̄ ̄ ̄旦 ̄ ̄\(・ω・`)
  ./( 'A) 旦        旦 \  ⊃
 /(⊃□ |=================|_ノ
 \⊂_)ヽ./@ @ @ @ @ @\
     /ノ@ @ @ @@ @ @ @\
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:02:41.52 ID:FgHpK6Dq0
(-_;)「 “ ロ ケ ッ ト ラ ン チ ャ ー ” !! 」


消滅したライフルの次に、息をつく間もなく出現する、ロケット砲。
携帯型の射出機の先には、すでに毒々しい色の弾頭が装填されていた。


(;'A`)「なッ……そ、そんなもんまで出せるのかよ!?」

(#-_;)「パンツァーファウストなんか目じゃないぞ!比木特製ロケット弾を喰らいやがれ!」

(;'A`)「それはちょっとヤバいだろ……!お、おいよせ!」

(#-_;)「今さら命乞いしたって遅いんだよォッ!」


('A`)「やめろ」

('A`)「死ぬぞ……お前が」


(#-_;)「!?」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:03:57.81 ID:TzgSCzuJP
おおしばらく来ないと思ってたらまた来たか

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:04:04.39 ID:FdfjL5EMO
   
( ^ω^)「ご馳走様でしたお。美味かったお!」

ξ゚听)ξ「結局、8割方あんたが食べた気がするわね」

(´・ω・`)「僕はもうお腹いっぱいだったからかまわないけどね」

('A`)「俺もこんなに喜んでくれるなら全然かまわないよ」

(*^ω^)「こういう駄菓子は時々妙に食べたくなるお」

(´・ω・`)「駄菓子ねえ。最近は駄菓子屋自体はほとんどなくなったけど、色んなところで買える様になったね」

( ^ω^)「駄菓子は結構昔からラインナップ変わらんおね」

(´・ω・`)「あんまり流行り廃りは聞かないね」

(´・ω・`)「新商品も出てはいるんだろうけど、ただのパッケージ変えみたいなのも多いみたいだし」

ξ;゚ー゚)ξ「今見ると、材料が謎で手に取り難いものも多いわ」

('A`)「パンチコーラで舌の色が変わったりは不気味だよね」

(´・ω・`)「だが、そこが良い」


33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:04:50.71 ID:FgHpK6Dq0
空気中を駆ける電流。
向かうは、ヒッキーが担ぐロケット砲、発射寸前の弾頭。


(-_;)「はっ……!」

(-_;)「や、やめ」


ヒッキーの言葉が終わる前に、電流は炸薬弾に到達。
金属板の外装を通して中に潜り込み、後部の起爆薬を刺激した。


そして炸裂。
耳をつんざく爆音が、廊下に満ちる。


(;'A`)「くっ……!」


吹き上がる爆風と粉塵。

ドクオは衝撃波で尻もちをつきそうになるのを、やっとのことで堪えた。


(;'A`)「うおぉ……すげえ威力だな……」

(;'A`)「あんなの喰らってたら、フィールドを張っていたとしても吹っ飛んでたな……」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:04:52.84 ID:PHIqfrDI0
そういえばポン菓子作るでっかい機械買った芸能人いたな

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:04:52.44 ID:wh2rHfE10
NGすればあら不思議、自動支援機の出来上がり
ドクオと一緒にわさビーフ5.55倍食べたい支援

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:05:47.31 ID:FgHpK6Dq0
>>35自動支援機は便利だろ、俺に感謝しろよ

おそらく、弾頭にはヒッキーの手が加えられていたのだろう。
あれを喰らっていたら、今頃ドクオの体は跡形もなく消し飛んでいた。

そう、今のヒッキーのように。


('A`)「……悪いことしたかな」

('A`)「だけど、こりゃあ正当防衛だろ。ロケットランチャー向けられて、黙って突っ立ってるわけにはいかねえもんな」


誰に言うでもなく、弁解する。
彼の言葉を聞いている人間など、いやしないはずなのに。


しかし―――――。


(;'A`)「……!?」

(;'A`)「おいおい……あれを喰らって生きてんのか?」


漂う粉塵の中、立ち尽くす影があった。

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:06:11.60 ID:FdfjL5EMO
 
( ^ω^)「安価でさまざまな種類のお菓子が食べられて、駄菓子最高だお」

('A`)「俺はイカ系のやつが好きだな」

( ^ω^)「よっちゃんイカ酸っぱくて美味いお」

ξ゚听)ξ「私はビッグかっちゃんね」

( ^ω^)「あれは食べ応えがあっていいおね」

(´・ω・`)「僕はねるねるねるねかな」

( ^ω^) テーレッテレー♪

('A`)「美味い!」


   _ξ゚听)ξ∩( ^ω^ )∩
   .|\ ̄旦  ̄ ̄ ̄旦 ̄ ̄\(´・ω・`)
  ./('A`) 旦         旦\ d )
 /(b )\|=================|_ノ
 \⊂_)ヽ./@ @ @ @ @ @\
     /ノ@ @ @ @@ @ @ @\
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:06:28.76 ID:yNBHHd3+O
追い付いた、最近よくこたつ見る気がする
支援

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:07:43.35 ID:FgHpK6Dq0
ノハ )「……危機一髪、という感じだな」

ノハ )「手酷くやられたようだが、ヒッキー」

(-_メ)「……ふん」

(-_メ)「誰が助けてくれって……頼んだよ……」


煙が晴れるにつれて、その影の容姿が鮮明になっていく。

外に跳ねた赤い髪。
喋るたびに大きく開く口。
燃える闘志を浮かべた瞳。
細くも揺るぎない、若い女性の体。

ドクオの目が、これ以上ないほどに見開かれた。


(;'A`)「う……嘘だろ」

(;'A`)「なんでお前がここに………」


ノハ )「ずいぶんと暴れてくれたじゃあないか」

ノハ )「なあ――――」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:08:10.13 ID:bvnZUiOy0
ぽん菓子作る機械売ってるのか…
あとで調べてみよう

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:08:12.40 ID:FdfjL5EMO
  
( ^ω^)「乗っといてなんだけど、ねるねるねるねはねーお」

('A`)「駄菓子というよりは何だろう、際物菓子と言うか何と言うか」

(´・ω・`)「ネタ商品だよね。一時期だけの」

( ^ω^)「まあ、そういう意味ではお前好みではあるな」

(´・ω・`)「中にはねるねるねるねみたいにロングラン商品もあったりするけどね」

ξ*゚?゚)ξ「わたパチは好きだったわ」

(´・ω・`)「この手のものは、一部でサイバー菓子と呼ばれてたりもするよ」

ξ;゚?゚)ξ「サイバーって……食べ物に付ける名前じゃないと思うんだけど」

(´・ω・`)「知育なんとか、みたいな言い方もあるようだけどね」

('A`)「理科の実験的なイメージはあるな」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:08:15.78 ID:4BQc3BTt0
テレビを点けるといつもQさまがやっているように、ようです検索するとこたつ話がひっかかるような
とにかくそんな感じだよな

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:08:54.86 ID:FgHpK6Dq0
    ノパ听)「“雷帝”よ!」

  聖女親衛隊  2番隊  隊長

    “焔帝”  素直ヒート



荒れ果てた廊下の上を、ドクオに向かって歩き出す“焔帝”。

その背中に、ヒッキーの歪んだ声が投げかけられた。


(-_メ)「待てよ………そいつは僕の獲物だ……」

(-_メ)「いきなり出てきて勝手なことをするんじゃあないぞ……!」

ノパ听)「負け犬は引っ込んでろ」

(;-_メ)「な、なんだと……!」

ノパ听)「お前を助けたのは慈悲なんかじゃあない」

ノパ听)「奴との戦いを見届ける証人が欲しかったからだ」

(;-_メ)「……!」

ノパ听)「お前では、あいつの足元にも及ばない。死にたくなければ、黙って見届けろ」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:09:42.37 ID:vnvmsaZs0
まってたしえん

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:09:46.84 ID:PHIqfrDI0
わさびのり系のお菓子は、小学生たちの味方だったな
今の子供たちはすぐに100円超えのお菓子買うから、時代の流れを感じる

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:09:48.87 ID:FgHpK6Dq0
ノパ听)「久しぶりに………」

ノハ#゚听)「血沸き肉踊るこの戦いをなああああああああああ!!!!」


少女とは思えない叫び声が響き、ヒートの右手を炎が包む。
生き物のようにうねる火炎は、やがて彼女の掌に集まり―――――

直径30センチほどの火球を形作った。


ノパ听)「 “ フ ァ イ ア ・ ボ ー ル ” ッ !! 」


ヒートの手を離れた火球が、唸り声を上げてドクオに迫る。


('A`)「チッ……言いたいことは山ほどあるけどよ」

('A`)「とりあえず、やるしかねえッ!」


('A`)「 “ プ ラ ズ マ ” ッ !! 」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:09:50.25 ID:dm4mSgRr0
これ何?同時進行?それとも荒らし? という人へ

荒らしです。無視してください。

NGのやりかた(jane)
IDにカーソルを合わせて右クリック

NGIDに追加

OK

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:10:19.14 ID:FdfjL5EMO
   
( ^ω^)「あと、お弁当みたいなお菓子好きだったお」

( ^ω^)「ご飯の部分がおこしとかクッキーみたいなので、色々おかずが入ってるやつ」

(*'A`)「ああ、あれね、おひるだよ! 覚えてる覚えてる」

(*'A`)「あれ、色々種類あったんだよね」

(*'A`)「Aランチとか幕の内とか。ご飯じゃなくてパンだったり」

(*'A`)「ちょっと高級感あって、憧れのお菓子だった」

(´・ω・`)「ああいうのって、冷静に考えるとすごい技術だよね。造詣細かくて」

(´・ω・`)「最近も寿司型のお菓子かなんかがよく出来てるって話題になってたね」

(´・ω・`)「海外受けがすごくいい」

( ^ω^)「ああいうのを、遊び心に溢れてるっていうんだおね」

( ^ω^)「子供のお菓子で、食べたらなくなるものの見た目をあそこまで整えるってすごいお」

ξ゚听)ξ「食事は目でも楽しむものだってよく言ったものよね」


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:10:49.25 ID:FgHpK6Dq0
球体の物質を生み出し、ヒートに向けて解き放つ。
それは強力な磁場を発生させる、物質の第四態。

疾走する二つの高エネルギー体は、“雷帝”と“焔帝”の中間地点でぶつかり合い―――――


ノパ听)「ぬッ!」

(;'A`)「うおぉッ!」


衝撃波とともに消滅。
周囲の窓ガラスが割れ、蛍光灯が破裂した。


ノパ听)「ハッハッハ!楽しいなあ!“雷帝”よ!」

(#'A`)「うるせえ戦闘狂が!」

(#'A`)「これでブッ飛びやがれッ!」


(#'A`)「 “ エ レ ク ト リ カ ル ・ パ レ ー ド ” !! 」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:11:00.83 ID:vnvmsaZs0
見た目寿司のモノって地雷が多い気がする
消しゴムとか全然消えなかった

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:11:44.12 ID:FgHpK6Dq0
眼前の空間を隙間なく埋め尽くす電撃が、巨大な波となって“焔帝”を襲う。

回避は不可能。
もちろん、2番隊隊長の彼女が、『逃げる』などという選択肢を選ぶはずがない。


ノパ听)「 “ フ ァ イ ア ・ ワ ー ク ス ” !! 」


悪魔でさえ蹂躙する煉獄の業火が、壁となってドクオの目の前を覆った。
凄まじい熱風が突き抜ける。


(;'A`)「うぁッ……!」


肺が焼ける感覚を覚え、たまらず脇の教室に逃げ込んだ。
教卓を押し退けて床に倒れ込み、振り返った。

まさにさっきまで自分がいた廊下を、炎の塊が通り過ぎていくところだった。
咄嗟にドアを閉める。
あまりの熱気に頭がやられてしまいそうだ。


(;'A`)「……ぶはっ!」

(;'A`)「あっぶねえ……一秒遅かったら死んでたぜ」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:12:38.88 ID:FgHpK6Dq0
こちらが放った電撃も、“焔帝”に届いているはず。
さすがの“焔帝”もあれを喰らってノーダメージとはいかないだろう。
稼いだ時間を使って、呼吸を整える。

勝つための道を見つけるため、冷静に状況を分析する必要があった。


('A`)「待てよ……もしかして」

('A`)「この状況……!」


ドクオの脳裏に浮かんだのは、あるアメリカの映画だ。
主人公である消防士が、火災現場で遭遇する苦難を描いた作品。

問題なのは、その中に登場する、ある火災現象―――――


ノハ )「かわしたつもりか?」


廊下に漂う、不完全燃焼によって発生した一酸化炭素の群れ。
彼らは新鮮な酸素を求めて、ドクオのいる教室のドアの外側にへばり付いている。

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:12:44.90 ID:FdfjL5EMO
 
(´・ω・`)「それには同意するね」

(´・ω・`)「普通の人は、ブーンみたいに味が良ければ全て良しって風にはいかないだろうしね」

( ^ω^)「俺だって見た目は多少は気にするお」

( ^ω^)「しかし、見た目で敬遠して美味い物を食べ損なうという愚行は避けたいのもまた事実」

('A`)「その、見た目で敬遠しちゃうような駄菓子もたまにあるよね」

(´・ω・`)「ねるねるねるねみたいなサイバー菓子にありがちだね」

(;^ω^)「そういや最近、見た目的にそれはないだろって駄菓子見た覚えあるお」

(;^ω^)「商品名覚えてないけど、虫の形が作れるグミ」

(;^ω^)「それもデフォルメされてやつじゃなくて、リアルな虫」

ξ;゚听)ξ「虫って……食べ物なのに?」


54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:13:32.57 ID:vnvmsaZs0
虫のはやばいよな…あれ虫嫌いな人にあげたらトラウマになりそう

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:13:48.63 ID:FgHpK6Dq0
ノハ ー )「追い詰められたんだよ、お前は」


轟音。

吹き飛んだ扉が、ドクオの頬を掠る。
そこに立っているのは、口元を狂気に歪めた“焔帝”、素直ヒート。

廊下の一酸化炭素が教室内の酸素と結び付き、二酸化炭素となっていく。
急激な化学反応は莫大な熱量を生み出し―――――

見えるのは、最悪の未来。


(;'A`)「てめえ………!」


“雷帝”に逃げ場はなかった。
そして轟く、“焔帝”の声。



ノハ#゚听)「 “ バ ッ ク ・ ド ラ フ ト ” ッ !! 」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:14:24.59 ID:FdfjL5EMO
  
('A`)「ああ、それ、CM見た気がする」

('A`)(スーパーヒーロータイムの時に)

(;^ω^)「そりゃ子供は虫とか好きだろうし遊ぶ分にはいいだろうけど」

(;^ω^)「食べ物にそれはないと思ったお」

(;´・ω・`)「それは流石に僕もちょっと敬遠するかなぁ……」

ξ;゚ー゚)ξ「精巧に作れば作るほど食べ辛くなりそうね」


   _ξ;゚ー゚)ξ(;^ω^)ヾ
   .|\ ̄旦 ̄ ̄ ̄旦  ̄ ̄\ (ω・`;)
  ./( 'A) 旦        .旦 \⊂. )
 /( b)\|=================|_ノ
 \⊂_)ヽ./@ @ @ @ @ @\
     /ノ@ @ @ @@ @ @ @\
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:14:36.00 ID:PHIqfrDI0
自分で足も付けさせるとか拷問でしかないよな

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:14:50.73 ID:yNBHHd3+O
Aランチwwwwwww随分と懐かしいwwwwwwwwwwww
らーめんばばぁとか好きだったなー

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:14:52.09 ID:FgHpK6Dq0
爆発が起こる。

周囲の椅子や机が吹き飛び、床板がめくれ、視界が溶け出していく。





(; A )「―――」






不可避の爆風が、ドクオの体を飲み込んでいった。

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:15:33.38 ID:FgHpK6Dq0
(´・ω・`)「……であるからして……」

( ^ω^)「……なるほどつまり……」

(´・ω・`)「……ここに代入すると……」

( ^ω^)「……客観的見地として言わせてもらうと……」


廊下を歩きながら話をする、ショボンとブーン。
ショボンがなぜ親衛隊に入ったのか。
取引として、その動機を訊ねたブーンは、彼の説明を聞いて、しきりに頷いていた。


( ^ω^)「おっおっ。そういうことかお」

( ^ω^)「要するに、ショボンの兄が『親衛隊』に入隊してしまって、やめろと言っても聞かないので、
      組織を内部からぶっ壊すために自分も入隊したと」

(´・ω・`)「まあそんなところだ」

( ^ω^)「お兄さんは強いのかお?」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:16:01.08 ID:FdfjL5EMO
   
( ^ω^)「技術の向上の弊害だお」

('A`)「向ける方向が間違ってるよね」

(´・ω・`)「子供には受けそうだけどね」

('A`)「技術の向上で気になったんだけど」

('A`)「駄菓子の味って、同じ商品でも多少は昔と味が変わったりしてるのかな」

('A`)「何というか、時代に合わせた感じで」

( ^ω^)「変わってるような気もするお」

( ^ω^)「単に成長して味覚が変わっただけの可能性も捨てきれんが」

(´・ω・`)「味といえば、ちょっと前に久しぶりにヨーグルトのやつ食べたんだけど」

ξ゚听)ξ「ちっちゃいプラスチックの小瓶みたいなのに入ってるやつ?」

(´・ω・`)「そう、それ」


62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:16:03.60 ID:bvnZUiOy0
虫型は口に入れる勇気がないな

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:17:03.35 ID:FgHpK6Dq0
(´・ω・`)「……ああ、強いね」

(´・ω・`)「ついでに教えてやると、親衛隊には『四天王』という集団が存在する。『五隊長』より、実力も権力も圧倒的に強い」

(´・ω・`)「そして僕の兄さんは、その『四天王』のうちの一人。僕が手も足も出ないほどの強さだ」


( ^ω^)「それじゃあ、どうやって親衛隊を潰すつもりなんだお?そんな奴が四人もいたら、勝算なんかないじゃあないかお」

(´・ω・`)「やってみなければ分からないさ。最後に兄さんと戦ったのはずいぶん前だ」

(´・ω・`)「僕だって毎日鍛錬を怠らなかったからね、勝てないとも限らない」

(´・ω・`)「それに、君たちが親衛隊を少なからず混乱させてくれた。裏切るにはいい機会だったのさ」


( ^ω^)「じゃあなんで僕たちを殺そうとしたんだお?」

(´・ω・`)「邪魔だからだよ。特にキミはムカつくからね」

( ^ω^)「そんな理由で殺されたらたまったもんじゃあねえお」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:17:20.27 ID:lhSWyhpUO
作りたてのポン菓子ってなんか美味い支援

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:17:44.74 ID:FgHpK6Dq0
(´・ω・`)「ふん……言っとくけど、僕はキミの仲間になったわけじゃあないぞ」

(´・ω・`)「今この場でバラバラにして、臓物を廊下に陳列してやることだって出来るんだ」

( ^ω^)「やってみろお。その前に当て身で昏倒させてやるお」

(;´・ω・`)「ぬぅ……」


『――――楽しそうだねえ、お二人さん』


( ^ω^)「お?この声は……」

(´・ω・`)「『一番隊』隊長、モララーか」

(´・ω・`)「僕らに何の用だ?」


『やあ“鉄蜘蛛”くん。まさか裏切ってくれるとは思いもしなかったよ』

『副隊長の分際で……いったい何のつもりか知らないが、これ以上好き勝手はさせないよ』


( ^ω^)「だったらお前が出てこいお。直接やり合おうじゃあないかお」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:17:47.33 ID:dm4mSgRr0
ヨーグルトのやつはギャグみたいだけど「ヨーグル」って言うんだよな

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:18:04.12 ID:FdfjL5EMO
 
(´・ω・`)「あれって昔はかなり酸っぱく感じた気がしたけど、最近のはそうでもなかったね」

(´・ω・`)「それが記憶違いなのか、味覚が変わったのか、それとも味が変わったのか、自分ではわからない」

('A`)「実際に比較でもしてみないとわからなそうだね」

( ^ω^)「甘酸っぱかった記憶はあるお」

(´・ω・`)「そんな感じで曖昧にしか覚えてないしね」

(´・ω・`)「成分表みてもさっぱりだし」

ξ゚听)ξ「流石に成分までは覚えてないわね」

(´・ω・`)「ただ、あれは原材料見る限りではヨーグルトじゃないよね」

(´・ω・`)「乳製品じゃないし」

(´・ω・`)「かろうじて乳化剤が入ってたぐらいで」

( ^ω^)「駄菓子にその点をつっこむのは野暮ってもんだお」


68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:18:24.97 ID:FgHpK6Dq0
『なぜ僕が君たちのような雑魚のために動かなければならない?自惚れも大概にしろよ』

『さっき、そちらに僕の精鋭たちを送った。かなりイカれた部下たちでね、相当痛い思いをしながら死ぬことになるけど―――』

『後悔するなら、今のうちだよ』

『じゃあね。家畜共』


言葉の終わりと同時に、ブーンたちの周囲が変化していく。
廊下が幅を広げ、天井が高く背を伸ばす。


(´・ω・`)「“迷宮師”モララー……建物の構造を操るこの力だけは、認めざるを得ないな」


そして現れる、ひとつの入り口。
出口はなかった。
後戻りはできない。


(´・ω・`)「しかし、ちとマズイぞ……モララーの精鋭部隊というと」

(´・ω・`)「あのイカレポンチどものことか……ブーン、構えろ」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:18:35.55 ID:yNBHHd3+O
さっきから懐かしいものがホイホイ出てきて胸が熱くなる
みんな好きだったけど何故か食わず嫌いしてたな、ヨーグルトのヤツ

70 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:19:06.45 ID:FgHpK6Dq0
超繊維のマントを風に翻し、茫洋と続く大地の上を男は歩いていた。

空は一面、どんよりとした灰色の雲。
荒れた大地に吹く風は強く、つられて舞い上がる砂埃に顔をしかめた彼だったけれど、
南から吹いてきた風がむき出しの頬を撫でると、その暖かみに強張った表情をわずかに緩めた。

そしてもうひとつ。男の後ろをトボトボとついてくる小さな影。

ボロボロの、ポンチョにも似た布切れを頭から被ったその影の正体は、
背丈や体の大きさから察するに子供、もしくは女なのだろう。

影は男に引き連れられているというよりはむしろ無理やりついてきているといった風情で、
正面から吹き付ける風を前かがみになってしのぎながら、絶対に離されまいと必死に男の背中に喰らいついていた。

草も木も無い赤茶けた色の大地の上で動くものは、その二人以外に存在しなかった。

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:19:25.75 ID:vnvmsaZs0
ヨーグルトのやつ、あれヨーグルトじゃないってのを知ったときの衝撃はもうね

72 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:19:55.73 ID:FgHpK6Dq0
それから二人はどれくらい歩き続けたのだろう?

いつしか空を覆っていた灰雲は晴れ、乾いた地面には太陽の光が差し込みはじめていた。
地平線の先は空の青に溶けていて、荒野は彩りを取り戻していた。

そしてその青の先に男は、一本の立木を見つけ出す。

「あ、木の実が生ってる!」

嬉しそうな声を上げた後ろの影――女は、頭を覆っていた布を取ると、
前を歩いていた男を追い越し、茶色の髪をたゆらせながら一目散に立木へと駆け出していった。
遅れて男が到着した頃には彼女は枝の上にのぼっていて、たわわに実った赤い実をせっせと胸に集めていた。

その姿を見上げながら男は木陰の下に入り、立木の太い幹に背を預けて瞼を閉じた。
木漏れ日の心地よさに彼がうとうとしていると、その頭の上に何かが落ちてくる。

軽い衝撃に瞼を開くと、赤い木の実が一つ、彼の目の前に転がっていた。

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:19:56.13 ID:OolGl181O
おろ?

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:20:17.87 ID:lhSWyhpUO
お腹すいてる時は20円の大きなみりん煎餅は基本

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:20:49.12 ID:PHIqfrDI0
小さい木べらみたいなので食うんだよなwwwwwwww
開け口の裏に残ってるのまで、残さずに必死に食おうとしてたわ

76 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:20:57.93 ID:FgHpK6Dq0
「おいしいよ! 食べなよ!」

「いただくお」

頭上から響いた女の明るい声に応えて拾い上げた実を口に含めば、
シャキっとした歯ごたえとともに、甘くみずみずしい果汁が男の口の中に広がった。

それは千と数十年前に食べたリンゴという果物の味と良く似ていて、
それから懐かしいことを思い出したらしい彼は、年甲斐もなく口元を緩めた。

大地と一本の実のなる木。かつての世界の書物の中に、そんな話があったっけ。

禁断の実を食べたアダムとイブが楽園を追放される話。今の僕たちと良く似ている。
それならば、僕がアダムで彼女がイブで、この実を口にした僕たちは楽園を追放されるのだろうか?

そんなはずはないか。だって僕は、とうの昔に楽園を追放されているのだから。

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:21:01.18 ID:pFPsgBbs0
ミクシイのアカを無限増殖して配っている
趣味なので無料でいい。メッセか申請でほしい数を
書いてくれ。
mixi id=37012308




78 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:21:39.16 ID:FgHpK6Dq0
自嘲して笑った男が手にした木の実から顔を上げると、
彼の目の前には不思議そうな顔をした先ほどの女が立っていて、彼に向かってこう尋ねた。

「ねぇ、ブーン? あなたはいったい、どこまで歩くの?」










( ^ω^)ブーンは歩くようです

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:22:21.61 ID:FdfjL5EMO
  
( ^ω^)「ビッグかっちゃんとかあの手のは大体魚のすり身だお」

('A`)「タラが多いよね」

(´・ω・`)「まあ、そうだね。その辺はわかってて駄菓子を買ってるんだし」

(´・ω・`)「そうそう、一つだけ恐らく昔と変わってるだろうなという表記があった」

(´・ω・`)「原材料の一部に大豆を含むと書いてあった。アレルギー用の表記だろうね」

('A`)「確かにそれは昔はなかったはずだね」

( ^ω^)「大豆しかない時点であのヨーグルト、乳製品じゃないお」

(´・ω・`)「実際、ヨーグルトとして売ってるわけじゃないしね」

ξ゚听)ξ「大豆がどこに使われてるかも謎ね」

('A`)「甘味料とか香料とか、よくわからない部分に使われているのかも」

(´・ω・`)「原材料名に香料とだけ書かれても、何の匂いかわからないし成分もわからないから意味がない気がする」

(´・ω・`)「ちゃんと書かれてるものもありはするけど」


80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:22:41.84 ID:bvnZUiOy0
駄菓子の原材料は気にしたら負けだよな

81 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:22:44.12 ID:FgHpK6Dq0
第一部  かつての世界と、文明の明日に心血を注いだ天才の話


― 1 ―

八歳で学士を取った。十歳で博士号を取った。
僕はいわゆる、天才と呼ばれる人種だった。

いや、それは正しくない。
正確に言うのなら、天才の中でも最も秀でた天才中の天才だった。

二倍以上歳の離れた天才ばかりの世界の最高学府で、僕は誰よりも優秀だった。
言うまでも無く主席で卒業し、優秀な頭脳ばかりが集められる研究所に入ってすぐに頭角を現した僕。

十代半ばで、世界の主要言語を完璧にマスターした。
十代後半で、当時不可能だと言われていたバルキスの定理の証明を成し遂げ、世界にその名を轟かせた。
二十代前半には、文明の未来を担う急先鋒として天才たちをあごで使い、寒さも暑さも防げる夢の繊維、
一粒で三日間腹が満たされる夢の食料、冷凍睡眠などの基本理論を構築し、様々な発明の基を築いた。

そして二十代も半ばに差し掛かった僕は、それらの実用化を他者へと引継ぎ、
この時代の文明の明日に必要不可欠であったエネルギー問題の解決に動き出すことになる。

82 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:23:42.00 ID:FgHpK6Dq0
( ^ω^)「プロジェクトチーフの内藤だお。よろしく頼むお」

川 ゚ -゚)「サブチーフのクーだ。事務統括、その他現場の指揮は私が担当する。
     このプロジェクトには人類の未来がかかっているといっても過言ではない。
     つまり、君たちの双肩に人類発展の如何がかかっているのだ。
     それ故、プロジェクトにかかわる人材は厳選させてもらった。
     君たちには精鋭としての自覚をもち、ぜひとも研究に全力を注いでいただきたい。以上」

プロジェクトチームの顔合わせの日。サブチーフのクーが、口下手な僕の言いたいことを代弁してくれた。

自室に戻って「ありがとう」と告げると、
僕と同期の天才である彼女は腰まで伸びた黒髪を揺らしながら、小さく肩をすくめた。

川 ゚ー゚)「演説もどきのセリフを口にするのは疲れるよ。慣れないことはするもんじゃないな」

常に僕の傍らを歩いてきた天才は、小さく弱音を吐いて、笑った。

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:24:09.04 ID:FdfjL5EMO
   
( ^ω^)「小さいものは書くスペースがなさそうだお」

('A`)「書いてあっても子供の頃は絶対見てなかっただろうなあ……」

(´・ω・`)「某あたりめチップスに書かれていた原材料名、いかと塩」

(´・ω・`)「それだけという、シンプルさが素晴らしかった」

( ^ω^)「ああいうのは塩ふったイカ干して、切っただけだからそうなるお」

ξ゚听)ξ「スルメとかそういうのって、美味しいわよね」

( ^ω^)「スルメ炙ってマヨネーズは最高だお!」

(´・ω・`)「まあ、人に会う前は食べ辛いけどね」

ξ゚听)ξ「?」

('A`)" コクコク

( ^ω^)「……まあな」


84 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:24:25.06 ID:FgHpK6Dq0
プロジェクトチームは行政関係を除けばごく少数の人員で構成されていた。

僕とクー以外のメンバーは天才でもなんでもない凡人の集まり。
僕が頭脳でクーが神経、そして他の凡人たちが手足として実際に動く。

人体の構造を模したチーム構成。だから、頭脳たる天才は僕一人で十分のはずだった。
そこになぜもう一人クーという天才を加えたかというと、理由は単純だ。

優秀だから。

彼女がいなければ、これまでの僕の発見は数年遅れていたことだろう。だからクーを加えた。それだけの話。
特別な感情なんて何もない。事実と過去の功績だけを重視したドライな人事。

そこに感情を持ち込むことはタブーだと、この時の僕は信じていた。

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:24:30.40 ID:PHIqfrDI0
ビッグカツは中に薄いシートみたいなの入ってるよな

あれはカレー味だったが

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:25:16.49 ID:dm4mSgRr0
>>1のおかげであたりめ買っといたの思い出した
マヨネーズつけて食うか

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:25:23.87 ID:vnvmsaZs0
前に学校で昼飯がわりにスルメ喰ったら臭いがやばかったなぁ…

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:25:33.93 ID:yNBHHd3+O
小さい頃に原材料まで気にしたことはないなぁ……
最近じゃ、駄菓子屋なんてあまり見掛けないよね

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:25:58.12 ID:UgBenIRF0
害児トソイツが阿呆丸出しのレスを1つするたびに


出来そこないの母親の過労指数(笑)が1上がり


床をのた打ち回り


最後は糞尿垂れ流しながら


笑える顔で逝きます

90 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:26:02.83 ID:FgHpK6Dq0
完璧に思われた布陣。
しかし、完璧なものなど存在しないのがこの世の常。

不具合はすぐに生まれた。それも、思っても見ないところから。

( ^ω^)「クー。作業工程がだいぶ遅れているお。どういうことだお?」

プロジェクトがスタートして三ヶ月ほど経ったある日、僕は自室にクーを呼び出した。
まだ三ヶ月しか経っていないというのに、プロジェクトはすでに予定より大幅な遅れをきたしていたからだ。

その件について僕が問いただすと、彼女はいつもどおりの無表情で一言。

川 ゚ -゚)「……すまん。すぐに挽回してみせる」

そう残して僕に背を向けると、彼女はすぐに部屋から立ち去った。
白衣にかかった黒髪が、艶やかに翻っていた。

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:26:20.41 ID:lhSWyhpUO
アイスのコーンみたいなのにラムネの粉が入ってるやつが最高の駄菓子
異論は俺もある

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:26:22.65 ID:FdfjL5EMO
 
ξ゚听)ξ「どうして?」

(´・ω・`)「それはドクオに聞いてみればわかるよ」

(;'A`)「ちょ!?」

ξ(゚、゚ξ「どうしてなの?」

(;'A`)))「え、あ、いや、それはその……

( ^ω^)(助け舟出し辛い話振るんじゃねえお)

(´・ω・) 〜♪

        ?
   _ξ(゚、゚ξ ( ^ω^)
   .|\ ̄旦 ̄ ̄ ̄旦 ̄ ̄\(´・ω・) 〜♪
  (;'A)))  旦        旦\⊂. )
 /( ⊃\|=================|_ノ
 \⊂_)ヽ./@ @ @ @ @ @\
     /ノ@ @ @ @@ @ @ @\
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


( ^ω^)「何とか誤魔化したお」


93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:26:48.97 ID:UgBenIRF0
親御さんが


面白い顔をゆがめて


稼いだわずかな金で


息子は一人


モニタに向かって


駄作投下!^^



こたつ(笑)

94 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:27:48.12 ID:FgHpK6Dq0
普段、僕は新エネルギーシステムについての理論を構築するため一人で自室にこもっており、
理論の真偽を確認するための実験等実証作業、いわゆる現場作業はクーと凡人たちに任せていた。

クーに任せていればうまくいくと妄信していた。そのため、現場の様子を一切把握していなかった僕。

しかし、依然としてプロジェクトの進行状況は遅れたまま。
痺れを切らした僕が抜き打ちで現場に赴いたところ、広めの実験室にあったのは、
思い思いに固まった凡人たちのグループが数個と、窓際の席に独りたたずむクーの姿。

無機質な顔で机上に置いたコンピュータのブラウザと向き合う彼女は、まるで機械のように感じられた。

( ^ω^)「なるほど。そういうことかお」

川 ゚ -゚)「……すまん。どうも凡人たちとうまくいかんのだ」

後日、自室に呼び出した彼女がポツリと漏らした。
顔は無表情のままだったけれど、わずかにその肩は落ちていた。

彼女の弁解はそれ以降一言もなかった。
潔さだけは褒められものだが、だからといってそれが何の役にたつ?

( ^ω^)「わかったお。もういいお」

それだけを残して、僕は彼女をすぐに部屋から退出させた。僕の肩も落ちていた。

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:27:53.17 ID:UgBenIRF0
恩を仇で返すとはこのことだな



頑張って育てた息子は

人が死にぞこなっている時に



見舞いもせず

介護もせず

孝行もせず




一日中

モニタに向かって

駄作カキカキ(笑)

シコシコ投下【笑】

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:27:53.62 ID:SEOPscH9O
ああああああああああああああああうぜえええええええ死ね犬
いい加減にしろよなんでスレ荒らすんだよおおおおおおおおおおおおお

死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:28:41.68 ID:PHIqfrDI0
あたりめはマヨネーズだけでもいいが、マヨネーズ+一味とか七味でもうまいぜ

98 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:28:42.41 ID:FgHpK6Dq0
生来のものなのか成長の過程でそうなったのかは定かではないが、
クーは感情を表に出さない人物だった。よく言えばクール。悪く言えば鉄面皮。
彼女深く付き合わない限り、その印象は決して良いものにはならないだろう。

確かに僕は、彼女に人と人との緩衝役を担う適性がなさそうなことにはじめから気づいていた。

僕も人のことを言えるような明るい性格ではなかったが、過去の実績や経験から見るに、
それでも彼女ならうまくやってくれると信じていた。事実、彼女はこれまではうまくやってくれていたのだ。

それがこのざまだ。期待はずれもいいところだった。

( ^ω^)「使えない女だお」

閉じられた扉に向けて呟いて、僕はすぐに打開策を練り始めた。
合間に口に含んだコーヒーの味が、妙に苦々しく感じられた。

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:28:55.16 ID:SEOPscH9O
犬は






消えろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





尾らああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:29:04.16 ID:FdfjL5EMO
  
( ^ω^)「こんな話してたら、無性に駄菓子が食べたくなって来たお」

(;´・ω・`)「今ぽん菓子食べたばっかじゃないか」

( ^ω^)「駄菓子は家庭じゃ作るの難しい味だおね」

('A`)「さっきの話とは少しニュアンス違う意味で作り難いかもね」

(´・ω・`)「どうやって作るか全く想像付かないものもあるしね」

( ^ω^)「駄菓子はこのまま廃れずに残って欲しいお」


   _ξ゚ー゚)ξヽ(*^ω^)ノ
 ウンウン ̄ 旦 ̄ ̄ ̄旦 ̄ ̄\(・ω・`)
  ./( 'A)" 旦         旦⊂. )
 /(ヽ)\|=================|_ノ
 \⊂_)ヽ./@ @ @ @ @ @\
     /ノ@ @ @ @@ @ @ @\
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:29:15.52 ID:UgBenIRF0
はやく過労死しねーかなートソイツさんちのダメババア(笑)
できるだけ苦しんでのたうちまわって死んでほしいね^^
きっと血ヘド吐いて悶絶して不っ細工な顔芸しながら死ぬよ^^
害児に首輪をつけなかった天罰だもんしょうがないよね








 害  児 の   母   親    死     ね












102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:29:48.95 ID:vnvmsaZs0
コンビニの一番下の棚とかに未だに結構おいてあるよなー。
アレなくなったら寂しいわ

103 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:29:51.82 ID:FgHpK6Dq0
打開策は日を待たずして見つかった。支持系統にワンクッション入れればよかったのだ。

これまでの支持系統は「僕→クー→凡人たち」となっていた。問題、歯車の歪みはクーと秀才たちの間にある。
それならば、その間にクーとも凡人ともうまくやれる人物を仲介役として挟めばよいのだ。

別にクーをはずしても良かったのだが、口下手な僕の意思を正確に汲んでくれるのはクーだけだったので、
あくまで僕のスポークスマンという形で僕は彼女をチームに残留させることにした。

「もう一度、結果を出して見せろ」 今にして思えば、それは僕なりのクーに対する温情だったのかもしれない。

( ^ω^)「さて、問題はその人物の選定だけど……まあ見つかるだろうお」

天才と凡人は相容れない人種だというのが、当時の僕の持論だった。
凡人は天才に嫉妬し、天才は凡人を見下す。これはどうしようもない自然の摂理だ。

しかし僕ほどの天才はこの世に二人といないが、天才への嫉妬を隠しつつうまく付き合うことが出来て、
それでいて物事を滞りなく運べる優秀な凡人は希少とはいえ見つかるだろうと、僕は楽観的に考えていた。

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:30:08.20 ID:SEOPscH9O
とそいつさんのスレ荒らすなああああああああああああああああああああ

殺すぞコラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

荒らしてんじゃね念絵ええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!


宇和ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

105 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:30:35.27 ID:FgHpK6Dq0
( ^ω^)「というわけで、人物を一人よこしてくれお」

( ´∀`)『了解しましたモナ』

行政部に連絡を入れてまもなく、僕の予想に違わずとある人物が派遣されてきた。
騒々しく、部屋の扉をバタンと開けて。


ξ゚ー゚)ξ「よっ! はじめまして! あんたが内藤博士ね? お噂はかねがね耳に入れているわ!」


痩身にスーツのよく似合う、巻いたブロンドの髪が印象的な女性だった。

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:30:45.26 ID:bvnZUiOy0
>>102
お菓子のまちおかお勧め
駄菓子も結構あるぞ

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:30:46.10 ID:FdfjL5EMO
  
(´・ω・`)「そういえば1つ訂正があるんだけど」

('A`)「訂正?」

(´・ω・`)「前回、グレープフルーツに塩は無理そうだって話をしたけど」

(´・ω・`)「どうやらそうでもないらしいね」

(´・ω・`)「塩グレープフルーツは普通にあるようだよ」

(´・ω・`)b「ソースは『(゚、゚トソン 女子と部活と和スイーツのようです』」

( ^ω^)「また直球にメタだな、おい」

ξ゚听)ξ「塩といえば、塩卵かけご飯はちょっと気になるわ」

('A`)「卵かけご飯といえば、TKGという略仕方は正直無い」

(´・ω・`)「という感じで話をそらしつつ次の話題へ」」


108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:30:58.86 ID:UgBenIRF0
過労死寸前まで働かされて必死で稼いだ金で息子は今日も作家気取りの自己満オナニー
自分の息子が他人への無駄話投下を生き甲斐にしている親の心境ってどんなんだろうな


間違いなく心労の原因の七割くらいは息子のせいだな


そのうちお前の親は血ヘド吐いて死ぬなお前のせいで


    死 ね や  


まあお前みたいな精神障害を世に放った天罰だろう
息子に首輪もつけられないくせに生活保護申請しないでくれる?
せいぜい苦しんで死ね、害児トソイツ持ちの糞ばばあ(笑)






    早    く   死   ね   (笑) 






109 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:31:17.97 ID:FgHpK6Dq0
★☆★これがブーン系有名作者だ!★☆★


オムライス
現在ナギと付き合い毎日セックスを楽しんでるのは有名
ナギ以前にもかなりの人数と性交渉している
メンへラビッチでネット上では女王様を気取っている
見た目は悔しいがかわいい

ナギ
オムのまんこをゲットしたブーン系を見捨てた元まとめ
現在連載中の現行もあるが
最早ブーン系は眼中になくオムとのセックスばかりしている

めろん
ブーン系がここまで衰退したのはこいつのせい
馴れ合い厨の極み
名前を利用し取り巻きを作りスカイプで王様を気取っていた
三国志などの祭を企画し女が多い絵師に近づき取り巻きたちとオフをくりかえしセックスをしまくっていた
本人曰わくセックスの為にブーン系を書きまとめをしていたらしい

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:31:47.44 ID:1ajt1vfW0
蒲焼さん太郎と焼肉さん太郎の原材料を見比べたときの衝撃

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:32:11.75 ID:FdfjL5EMO
   
( ^ω^)「そういやドクオ、政治学のレポートってもうやったかお?」

('A`)「来週提出のやつ? まだだけど、日曜にやる予定だよ」

(´・ω・`)「ルェポーツ?」

( ^ω^)「何だその発音」

('A`)「ほら、火曜日に出たじゃない、一時大戦中のどうのこうのってやつ」

(´・ω・`)「初耳だね」

( ^ω^)「お前、一応その授業出席してたよな?」

(´・ω・`)「一応ね」

( ^ω^)「何で聞いてねえんだお」

(´・ω・`)「聞いてなかったからじゃないかな」

( ^ω^)「聞いとけお」



112 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:32:18.80 ID:FgHpK6Dq0
天国
めろんに媚びを売り女を回してもらい彼女ができセックスをし調子にのっていたが
ペルソナに寝取られてやる気をなくして消滅
名前だけ、口だけ作者
面白い人気作品はかいたことがない

伝助
めろんに媚びを売り女を回してもらってた作者
ナギを女と勘違いし口説こうとしていたが男としり発狂
絵が描けるため女絵師を絵チャットに誘い口説きまくっていた
だがブサ男なのでオフまでいっても相手にしてもらえなかった模様

ペルソナ
女とわかると執拗にスカイプに誘いメルアドと電話番号を聞き出す真正出会い厨
合作を企画したのもそのため
オムを狙っていたがナギにとられたためイライラしている
はらいせに天国の女を寝取りセックスをし調子にのっている

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:32:33.32 ID:UgBenIRF0
トソイツとこたつはいつも同じパターン


展開も同じ


やる事も同じ


行き着く結論も同じ


ばばあは息子のせいで過労死wwwwwwww


親殺しの精神障害^^


自分のせいで親が死んでも



何も気にしないんですね、あなた(笑)


トソイツ=害児ww

114 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:33:09.79 ID:FgHpK6Dq0
― 2 ―

(;^ω^)「そ、そうだお。まあ座ってくれお」

僕がそう口にしたときには、すでに彼女は応接用のソファにどっかりと腰を下ろしていた。
無礼千万な女。それが彼女に対する第一印象。

( ^ω^)「それで、あっーと、ツンさんかお? 年齢は二十八……」

ξ゚听)ξ「二十五です」

(;^ω^)「お? 資料では二十八歳ってなってるんだけど……」

ξ#゚听)ξ「二十五です! 大体、女性を前にしてその年齢を言うだなんて失礼だとは思わないわけ!?」

(;^ω^)「す、すまんかったお」

ξ゚ー゚)ξ「ふふ。わかればいいのよ」

怒り、笑いと、数秒の間にコロコロと表情を変えていく。やりにくい女だと思った。

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:33:18.46 ID:lhSWyhpUO
そんな事より占いチョコ食べようぜ!


ちなみにチョコとか光沢剤ついてる方が美味しいけど
光沢剤って虫汁
これ豆な

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:34:02.46 ID:xnatOMFnO
ラブウォーズ好きだったけど 
もう読みたくなくなった 
完結はないとわかった

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:34:12.68 ID:wh2rHfE10
支援ついでに
>>49のお寿司菓子
http://www.youtube.com/watch?v=Gr-qewC-4gY
>>53のリアル虫グミ
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=vitSnCptvHo
↑の大人向けバージョン(内容物入り)
http://www.youtube.com/watch?v=s_ZkVbpo_W8

日本人のお菓子に対する情熱は異常。いろんな意味で。



一方、アメリカはというと・・・
http://www.youtube.com/watch?v=7RXmNRr8x7I

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:34:22.68 ID:FdfjL5EMO
 
(´・ω・`)「お世辞も話の上手い先生とは言い難いからねぇ」

(´・ω・`)「そのくせ出席だけは取るし、途中退出は出席取り消しになるしでどうしようもないよ」

( ^ω^)「話がつまらないのは同意する部分もあるが、授業なんてそんなもんだお」

(´・ω・`)「そうかなぁ。そういうのは高校までで、もしくは義務教育で十分だと思うけどね」

(´・ω・`)「大学は自分で選んで、お金払って授業受けてるわけだからさ、もうちょっと面白い講義を期待したいものだよ」

ξ゚听)ξ「そういうのは真面目に授業に出てから言いなさいよ」

(´・ω・`)「何回かちゃんと講義を聴いた上での意見なんだけどね」

(´・ω・`)「言い方は悪いけど、大学も学校であると同時にお金を取ってる商売なんだからさ」

(´・ω・`)「もうちょっと工夫が欲しいね。教科書読めばわかるような話じゃどうにも」

(´・ω・`)「いっそのこと、研究者と講義をする人は分けるとかね」

(´・ω・`)「研究する人と、その研究内容を解説する人と」


119 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:34:44.24 ID:FgHpK6Dq0
しかし、この奇妙な明るさは使えるかもしれない。

資料によると、難関である行政部のキャリア試験を現役主席で突破。
スポーツの面でも、学生時代にクレー射撃でオリンピック候補にまで上り詰めている。

特にスポーツ経験があるというのは、これから人と人との緩衝役を頼む上でこの上なく魅力的だった。

( ^ω^)「君の役目は以上だけど、出来るかお?」

ξ゚听)ξ「出来るんじゃなくてやってみせるわ! 任せてちょうだい!
     それで、そのクーさんって人と会わせてもらえるかしら??」

( ^ω^)「お安い御用だお」

内線でクーを呼び出せば、すぐに彼女は部屋を訪れてくれた。その迅速さに少しだけ彼女を見直した。
慇懃にノックをして入ってきたクーを見るやすぐに、ツンは立ち上がって大声を上げた。

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:34:47.99 ID:UgBenIRF0


過労(笑)は甘え


トソイツは腐れインポのマザコン野郎wwwww


仮病で生活保護をせしめようとするチョン親子^^;


息子もクズなら親はクズの総本山



トソイツの母親は死ねトソイツの母親は死ねトソイツの母親は死ねトソイツの母親は死ね
トソイツの母親は死ねトソイツの母親は死ねトソイツの母親は死ねトソイツの母親は死ね
トソイツの母親は死ねトソイツの母親は死ねトソイツの母親は死ねトソイツの母親は死ね


害児抱えた垂れ乳精神障害ババア・・・かわいそう(´;ω;`)


はやくしんで楽になれw

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:35:03.55 ID:PHIqfrDI0
マーブルチョコにあこがれてたあの頃
そういえば、ブラックサンダーっていつからあったっけ?

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:35:29.26 ID:wh2rHfE10
間違えた、>>48だった
連鎖あぼーんされてないといいんだが・・・支援

123 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:35:32.13 ID:FgHpK6Dq0
ξ゚听)ξ「すごい美人じゃない! おまけに天才なんでしょ? 
     むかつくわ〜! 嫉妬しちゃうわ〜!」

川;゚ -゚)「む? むぅ……」

ξ゚ー゚)ξ「あはは! 冗談よ冗談! 私はツン! これから仲良くしましょうね!!」

川;゚ -゚)「よ、よろしく……」

初対面で突拍子も無いことを口走るツンにたじろいだのだろう。
普段滅多に感情を表に出さないクーも、あからさまに困惑していた。

それでも、にこりと笑ってクーに手を差し出したツンを見て、その手を恐る恐る握り返したクーを見て、
予感という曖昧なものを信じていなかった僕だけれど、ことがうまく運んでくれる気がした。

124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:35:57.55 ID:UgBenIRF0
トソイツの母が




苦しみもがいて



過労死したのも


クズ息子の

駄作投下という悪行が

招いた



ブーメランですか^^?



トソイツ母  死亡確認(笑)



125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:36:01.49 ID:FdfjL5EMO
  
( ^ω^)「無茶言うおね」

( ^ω^)「大学側の人件費倍だお」

(´・ω・`)「それに、この不況期の雇用促進にもなるじゃないか」

( ^ω^)「取って付けたような理由だお」

(´・ω・`)「僕としては、少しでも魅力ある授業にして欲しいだけなんだけどね」

('A`)「それだと、講義する人はタレントっぽくなりそうだよね。エンターティナー性を求められそう」

(´・ω・`)「生徒に媚を売るような感じになっちゃ駄目だけどね」

(´・ω・`)「でも、近い将来、少子化で学生募集の為にそういう方向に流れないとも言えないかもしれない」

ξ゚听)ξ「流石にそこまではいかないでしょうけど、私立の定員割れは増えてたりするみたいね」

( ^ω^)「大学が減るか、入学が簡単になるか、そういった変化は訪れそうだお」

(´・ω・`)「まあ、もう入ってしまった僕らにはあんまり関係ないんだけどね」

( ^ω^)「自分から話広げておいて、適当に投げんなお」

126 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:36:16.40 ID:FgHpK6Dq0
実際、彼女がチームに加わってくれたことでプロジェクトは予想以上に円滑に進んでくれるようになった。
ツンは持ち前の明るさですぐにチームになじみ、あのクーとさえも打ち解けてくれていた。

ξ゚ー゚)ξ「はいはーい。次はこれよー。
     まーたチーフがややこしい理論を押し付けてきたけど、なんとかうまくこなしてちょうだい! 
     うまくいったらいった分だけ、私もあんたたちの評価を上げるよう人事局に提言しやすいんだからね!」

何気なく実験室を覗いてみれば、これまでバラバラで思い思いに行動していた凡人たちのグループが、
各々熱心な様子で指示された仕事に取り組んでいた。

ツンは各グループ間をせわしなく動き回り、真剣な顔で論議しあったり、時には笑いを誘ったり。

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:36:26.60 ID:E27GlK7R0
ヨーグルビッグサイズチャレンジした人居る?

無能な荒らしはブーン系再放送スレでも立ててろよ豚が、新規に読んでもらって賑わったら英雄になれんぞ?

128 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:37:00.51 ID:FgHpK6Dq0
ξ゚ー゚)ξ「はい。ご注文のデータ、一丁上がりよ。
     まだまだバンバン入ってくるからへばらないでよ?」

川 ゚ー゚)「ああ。データの整理、解析は得意分野だ。任せてくれ」

問題のクーも、窓際でなく室内の中のほうに席を陣取り、
凡人たちから渡されるデータ等を黙々と裁いていた。

彼女にも少しは居場所が出来たようで、会話の相手はほとんどツンばかりに見えたけれど、
それでも以前に比べてのびのびと自分の仕事に全力を注げているようだ。

( ^ω^)「これも一種の天才だお」

動き回るツンを見て、僕の部屋を訪れては
現場からの質問、注文を忌憚なく告げていく彼女を見て、僕はしみじみとそう思った。

何より彼女の明るさの恩恵を受けていたのは、ほかならぬ僕自身だったからだ。

129 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:37:51.46 ID:FgHpK6Dq0
公休日の時の話。
特にすることもなく暇をもてあましていた僕。

休息の大切さについては理解していたのでのんびり頭でも休ませようかと思っていたのだが、
そこに突然クーが訪ねてきて新エネルギーシステムについて議論を持ちかけてくるものだから、
もううんざりしていた。

川 ゚ -゚)「Fateは文学。CLANADは人生。鳥の詩は国歌」

(;^ω^)「あー、はいはい! そうですおね!」

日ごろうっぷんが溜まってるんじゃないかと疑わせるほどに話しまくるクー。
研究熱心なのは結構だし喜ばしいことが、たまの休みくらいゆっくり休ませてほしかった。
しかし静かに目を輝かせて話すクーに帰れとも言えないわけで、僕はほとほと困り果てていた。

そしていい加減クーの話に辟易していた僕に助け舟を出してくれたのが、
ノックもせずに部屋に飛び込んできた彼女だった。

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:37:57.26 ID:bvnZUiOy0
>>117
アメリカ…どうしてこうなった…

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:38:05.24 ID:FdfjL5EMO
   
( ^ω^)「つーか、レポートちゃんとやれお。今度のは単位に響くお」

(´・ω・`)「うん、期待してる」

( ^ω^)「端から他人頼りかお」

(´・ω・`)「ノンノン。他人じゃなくて友達頼りさ」

(^ω^ )「だが断る」

ξ--)ξ(そう言いつつ、最終的には見せるのよね、このお人好しは)

(*'A`)(友達頼りか……)


             プイッ
   _ξ--)ξ(^ω^ )
   .|\ヽつ旦  ̄ ̄ 旦 ̄ ̄\(ω・` )
  ./(*'A) 旦        .旦\ヾ. )
 /(ヽ)\|=================|_ノ
 \⊂_)ヽ./@ @ @ @ @ @\
     /ノ@ @ @ @@ @ @ @\
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:38:23.58 ID:m9eoQsBT0
>>127
スルーしとけ

それよりビッグサイズとやらをkwsk

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:38:38.54 ID:UgBenIRF0
 
親を過労死に追い込んだ犯罪者トソイツ


駄作投下に集中してるんですね


でも投下に集中すればするほど


トソイツの罪は深まる

母は苦しみもがいて死に近づく(笑)

トソイツ 母 死トソイツ 母 死トソイツ 母 死トソイツ 母 死
トソイツ 母 死トソイツ 母 死トソイツ 母 死トソイツ 母 死



不っ細工なダメ親を過労死に追い込んだ情弱犯罪者トソイツさん?



息してますか^^?


頑張ってあなたの投下で母親を自らその手で。。。。。ひゃははは!


^^;

134 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:38:41.27 ID:FgHpK6Dq0
ξ゚听)ξ「ハロー! 何やってるの?」

川 ゚ -゚)「内藤と新エネルギーシステム理論について話し合っていたところだ。
     すまんが席を外してくれんか?」

ξ゚听)ξ「あー、ダメダメ。せっかくの休日に何やってるのよ?
     休むときは羽目を外して休む! そうじゃなきゃ脳みそパンクしちゃうわよ?
     あんたら天才はただでさえ四六時中考えている人種なんだからなおさらよ。
     さあ、いくわよ!」

そう言って僕とクーの手を無理やりつかんだツンは、僕たちを引っ張って部屋の外へと連れて出していく。

ツンに手を引かれ本気で困っている様子のクーをよそに、
「柔らかい手だなぁ」と、僕は場違いな感想を抱いていたり。

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:39:02.13 ID:yNBHHd3+O
あるなぁ、そう言う講義
単位取る分には楽だからいいけど、正直大学でやる内容か?って思う

136 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:39:28.67 ID:FgHpK6Dq0
川;゚ -゚)「お、おい! 手を離せ! どこに行くつもりなんだ!?」

ξ゚ー゚)ξ「研究所内をうろついてたらクレー射撃場見つけちゃってさ!
     射撃はストレス発散にうってつけよ? パーッと一発騒ごうよ!」

( ^ω^)「おお! それはいいお!」

川;゚ -゚)「私は銃弾より理論をつめたいんだが……」

ξ゚ー゚)ξ「いいからいいから! レッツゴー!!」

うまいことを言ってしぶとくクーは抵抗したが、
満面の笑みで自分を引っ張っていくツンに折れたのか、射撃場に着くころには何も言わなくなっていた。

広々とした射撃場。すでに銃や的の手配をしていたらしいツンは、
着くとすぐに僕たちへ銃を手渡し、甲高い発砲音を周囲に響かせ始めた。

クレー射撃にはそれなりに心得のあった僕は、数十分腕を慣らした後、
思い切って元オリンピック候補だったツンに挑んでみた。しかし案の定、大差で負けた。

けれどもツンの言ったように気分も頭もすっきりしていた。
例えば何かを成し遂げたときのように、僕の気分は高揚していた。

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:40:02.35 ID:FdfjL5EMO
 
(´・ω・`)「まあ、大学は授業よりも人との交流を広げたり、色んな経験を積む方が重要だよ」

( ^ω^)「お前が言うと説得力皆無だな」

ξ゚听)ξ「人付き合いめんどくさがるもんね」

('A`)「……」

( ^ω^)「お? ドクオ、どうしたかお?」

(;'A`)「あ、いや、その……さっき俺もそういう事言われたしね」

(;'A`)「それが正しいと思うんだけど、その、具体的な話となると……」

( ^ω^)「どうしていいかよくわからない、と」

(;'A`)" コクコク

(´・ω・`)「さっきは気軽に言ったけど、実際は結構難しい話だよね」

( ^ω^)「流石に見ず知らずの人間にいきなり話しかけるとかは、難しい以前に怪しいおね」


138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:40:12.62 ID:subnNpd80
荒らしじゃないけど1つまんね

139 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:40:17.98 ID:FgHpK6Dq0
ξ゚ー゚)ξ「へへーん! 私の勝ちね! 天才に勝っちゃった! 今夜の晩飯もいただき!」

川 ゚ -゚)「たいしたものだ」

( ^ω^)「本当だお。ぜひとも手ほどき願いたいもんだお」

ξ゚听)ξ「いいわよ? まずあんたは精神的にダメ!
     つめが甘いっていうのかな? まるであんたの顔みたい」

(;^ω^)「ちょwwwww顔は関係ないおwwwwwww」

ξ゚ー゚)ξ「あはは! でも筋はいいわよ? 
     さすがは天才って所かな! まあ、まだまだだけどね!」

川 ゚ -゚)「……」

そう言って笑う彼女の言葉を聞いて、姿を見て、僕は頬が緩んでいくのを止められなかった。

140 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:41:22.21 ID:FgHpK6Dq0
ツンは平然と人をけなす。例えそれが天才の僕やクーであろうと誰であろうと、
悪いところは悪いと言い切るし、合点のいかないことは納得するまで話をする。
しかしそこに禍根を残さないところが、彼女の素晴らしいところだった。

そして何より、そんな裏表のない彼女だからこそ、
たまに発する賛辞の言葉には真実性が込められていて、その言葉が聞きたいがため、
クレー射撃にもプロジェクトの使命たる新エネルギーシステムの開発にも、
僕はこれまでないほどに没頭することが出来た。

ξ;゚听)ξ「顔は饅頭みたいなのに、あんた本当に天才なのね。こんな理論、私じゃ思い付きもしないわ」

( ^ω^)「おっおっお。それほどでも無いお」

ξ゚ー゚)ξ「それほどでもあるわよ。ホント、たいしたもんだわ」

天才天才ともてはやされ、周囲からのありていな薄っぺらい賛辞の言葉ばかりを浴び続けてきた僕にとって、
ツンの毒舌も、笑って放つ褒め言葉も、何もかもが新鮮だった。

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:41:24.20 ID:E27GlK7R0
>>132
握りこぶしぐらいのヨーグル知らん?
まず食いきれんぞwww

142 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:42:04.26 ID:FgHpK6Dq0
人類の明日のため。

そんな取ってつけたような大義名分のためでなく、
ツンに褒められたいから、思いっきり笑う彼女の笑顔を見たいから、だから研究に没頭するのだという経験は、
あまりにも単純な動機付けではあるけれど、しかしだからこそ人は動けるのだということを僕に教えてくれた。

感情が人の大きな原動力となる。当たり前だからこそ中々気づくことのできなかった大きな発見。

ツンが僕のそばにいたのは、僕の人生の中のほんの一瞬に過ぎないわずかな時間。
ツンと話がしたいがために、クーを介して伝えるべき事項をわざわざ直接ツンに伝えたことも多々あった。
今にして思えば、多分僕はツンに好意を抱いていたのだろう。性的な意味で。
あまりにも単純な動機付けではあるけれど、しかしだからこそ人は動けるのだということを僕に教えてくれた。

しかし幼い頃から勉強一筋でほかのものに見向きもしなかった僕は、
そんな愛だの恋だのといった定義づけできないあいまいな感情に耐性を持っていなかった。

結局、そのときの僕はツンに対する特別な感情に気づくこともそれを彼女に告げることもできないままで、
まるで小学生の恋愛ごっこのような日々は着々と流れていった。

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:42:04.80 ID:FdfjL5EMO
  
( ^ω^)「知り合いの知り合いから交流の輪を広げたりする方が一般的だお」

(;'A`)「そ、そうだね……」

(;'A`)(情けないことに、俺はそれすら失敗しちゃったしなぁ……)

( ^ω^)「ドクオ」

(;'A`)「な、何?」

( ^ω^)「あんまり気にすんなお」

(;'A`)「あ、え……?」

( ^ω^)「今、昨日の事考えてたおね?」

(;'A`)「な、何でそれを」

(´・ω・`)「わかりやすい顔してたよ」

(;'A`)「そ、そうなんだ……あはは」



144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:42:11.78 ID:subnNpd80
これはつまらん

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:42:22.73 ID:UgBenIRF0

利用させていただきました、総合での圏央中傷書き込みを


^^v <大勝利


トソイツさん

トソイツ母死トソイツ母死トソイツ母死トソイツ母死トソイツ母死
トソイツ母死トソイツ母死トソイツ母死トソイツ母死トソイツ母死トソイツ母死

読者の反応なくて可哀想ですねwww


反応ないのに意味あるの?

VIPでやる意味あるの?


あははははは  無意味投下(笑)




あなたのお母さん息してますか??

母死母死母死母死母死母死母死母死母死母死母死

あっははっはは q^o^p

146 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:42:46.17 ID:FgHpK6Dq0
やがて、次世代のエネルギーシステム理論が僕により構築される。

この理論の稼動基地一基で原発数個分のエネルギーを一挙にまかなえる。
申し分ない出来だった。

実験による実証工程もまもなくクリアし、すぐにでも開発に着手できる段階になった。

しかし、その内容を詳しくは話せない。
――いや、話したくない。

なぜなら僕のこの理論こそが、文明を土に還すきっかけとなったのだから。

147 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:43:30.29 ID:FgHpK6Dq0
― 3 ―

世の中、苦労が報われるようには出来ていない。報われる苦労などむしろ希少だといって差し支えない。
理論の完成を行政部に報告し終え、晴れ晴れとした気分に浸っていた僕のもとへ、残念な知らせは容赦なく届く。

(;´∀`)『内藤博士。大変申し訳にくいのですが、あなたの提唱してくださった
     新エネルギーシステム理論の無期限凍結が幹部会議で決定しましたモナ……』

(  ω )「……了解したお」

ご丁寧にも極秘回線で告げてくれた行政部の役人にそう残して、僕は回線を切った。
大きく深呼吸をして、沈んでいく気分を落ち着けた。
しかし傍らにいたクーは、珍しく憤りを前面に押し出して叫ぶ。

川#゚ -゚)「上は何を考えているんだ! この理論を凍結して何の得になる!?」

( ^ω^)「……まあ、今の世界情勢を考えればしょうがないことだお」

いや、きっと僕は、彼女を通じて自分自身をなだめていたのだろう。
本音を言うとガックリと肩が落ちる思いだったけれど、「仕方の無いことだ」と、表情だけは繕って見せた。

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:43:42.22 ID:subnNpd80
つまんねえわ、1ブス乙

149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:44:07.36 ID:Dv/nOHKfO
シエンタ

150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:44:10.82 ID:FdfjL5EMO
   
( ^ω^)「とにかく、今は慣れることが先決だお」

( ^ω^)「場の空気に慣れること」

( ^ω^)「そんで、あんまり考えすぎない事」

( ^ω^)「多分ドクオはよくこんなこと考えちゃうんじゃないかお?」

( ´Я`)「俺、ここにいてもいいのかな……って?」

(;'A`)「う、うん、確かにそう思ったりするね(今の俺の顔真似?)」

( ^ω^)「そういうこと考えてると、いざ話しかけられても萎縮したり挙動不審になるお」

(;'A`)「そうだね。まさにそんな感じだよ」

(´・ω・`)「ただ、ドクオはそれほど話下手ってわけでもないから、普通にしてれば多分問題ないと思うんだけどね」

( ^ω^)「だおね。ここで話した感じでは、応答には問題ないお」

( ^ω^)(流石に率先して話を引っ張っていくのは無理ポだけど、今は置いておくお)


151 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:44:13.85 ID:FgHpK6Dq0
当時、世界はまだ平和だった。あくまで表面上は、の話なのだが。

枯渇し始めていた化石燃料。

その代替エネルギーもしくはシステムの開発は急務とされていたのだが、
そこには複雑な事情が絡んでいたのだ。

例えば、原油の産出国の問題。彼らは原油を一番の稼ぎとしていた。
そこに新エネルギーシステムの開発が告げられればどうなるであろうか? 

答えは火を見るより明らかだ。
利権を失ってしまう彼らは、自国の存亡を賭けて何ふりかまわず抵抗してくるであろう。

それだけでなく、世界から孤立していた独裁国家や
世界一の人口を有する社会主義国家など、危険の火種は無数にあった。

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:44:22.03 ID:m9eoQsBT0
>>141
見た事ないな
いくら?

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:44:24.92 ID:vnvmsaZs0
しえn

154 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:45:12.19 ID:FgHpK6Dq0
このように、複雑な事情の絡み合った世界に
新エネルギーシステムの話を持ち出すことはあまりにも危険なことだった。

しかしそんなことなど、システムの構想が頭に浮かんだ時点で気付いていた。
けれど僕は理論を構築せずにはいられなかった。
そして心血を注ぎ込んだ我が子とでもいうべき理論が凍結されると聞いて、落胆せずにはいられなかった。

凡人が大多数を占める世界の愚かさはよく理解していたつもりだった。
それでも自分が生み出した理論を世に出せないのは、悔しくて悔しくて仕方がなかった。

ξ゚ー゚)ξ「大丈夫。今は時期が悪いだけよ。あんたの発明したこのシステムは間違いなく世界を救う。
     今はまだ私たちごく少数の人物しか知らないけど、いずれ世界に認められるときが必ず来るわ。
     だから元気を出して? そしてお疲れ様、内藤博士!」

ポンポンと肩を叩く、いつか握ったことのある柔らかいツンの手のひら。そして言葉。
一人落ち込んでいた僕には、それだけが何よりの救いだった。

155 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:45:57.36 ID:FgHpK6Dq0
日々は流転し、時代は流れていく。
出会いはいつしか別れに帰着する。

凍結という形で一段落したプロジェクトチームは解散され、
ツンとの別れの日はいやがおうにも訪れる。

ξ゚听)ξ「私は行政部に戻らなきゃいけない。寂しいけどね。
     しばらくは外国回りで会えそうも無いけど、いつか絶対に遊びに来るから。
     そのときまでに射撃の腕、少しでも上げておきなさいよ?」

( ^ω^)「わかったお。今度こそ君に勝ってみせるお」

ξ゚ー゚)ξ「あはは! 楽しみにしておくわ! 
     内藤、クー、しばらくの間お別れね! 元気でやんなさいよ!?」

川 ゚ー゚)「ああ。君との日々は楽しかった。必ずまた来いよ」

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:46:04.12 ID:FdfjL5EMO
 
( ^ω^)「だから、自分が普通の状態でいられれば、そういうこともなくなるお」

('A`)「そう言ってもらえると、何かやれそうな気がしてきた」

(;'A`)「でも、それはここが居心地がいいからなだけかも……」

( ^ω^)「そう言ってもらえると家主としては光栄だお」

( ^ω^)「けど、大学だって別に居辛い事はないお?」

( ^ω^)「特にドクオは真面目に授業出てるし」

( ^ω^)「そもそも、いちゃいけない様な場所にドクオは行かないお?」

('A`)「そうだね。そう言われれば確かに、萎縮する必要もないような……」

(´・ω・`)「結局は、ツンに言われたあれだね」

ξ゚听)ξ「意識のし過ぎ」

(;'A`)「はい……」


157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:46:19.47 ID:yNBHHd3+O
>( ´R`)
誰だwww

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:46:47.48 ID:wh2rHfE10
がんばれドクオ
支援

159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:46:50.29 ID:E27GlK7R0
>>152
大きさ10倍ぐらいだから多分10倍かな?
姉がいきなり買ってきたからびっくりした

160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:46:51.15 ID:subnNpd80
面白くないからw

161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:47:14.51 ID:Hl5iiAD0i
>>141
ドンキとかで売ってるやつか?

162 名前: 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/02/27(日) 23:47:26.68 ID:g73YWRAF0 BE:4834750289-2BP(940)
sssp://img.2ch.net/ico/morarael001.gif
いいね

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:48:23.24 ID:FdfjL5EMO
  
ξ゚听)ξ「よっぽど不潔か変な格好でもしてなければ、それほど他人から奇異の目は向けられないわよ」
 
( ^ω^)「理不尽に絡んで来るのもいなくはないかもしれないけど、大学ではそういうのは滅多にないお」

( ^ω^)「つーか、あったら俺に言えお。そういうのは許せんお」

(*'A`)「う、うん。そういうのはないから大丈夫。でも、ありがとう」

(´・ω・`)「流石、正義のp──」

(#^ω^)「それ以上言ったらここから追い出すぞ」


   _ξ--)ξ(#^ω^)
   .|\ ̄旦 ̄ ̄ ̄旦 ̄ ̄\(・ω・`)
  ./(*'A) 旦         旦\ d. )
 /(ヽ)\|=================|_ノ
 \⊂_)ヽ./@ @ @ @ @ @\
     /ノ@ @ @ @@ @ @ @\
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


164 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:48:39.00 ID:FgHpK6Dq0
( ^ω^)「……そうだお。必ず来るんだお」

僕のつぶやきに笑って返し、ツンを乗せた高級車は研究所から去っていった。
傍らでクーがすがすがしい顔をして見送っていたけれど、僕の表情は沈んでいたに違いない。

けれど僕は、気持ちが沈んでようやく、その底に横たわっていた恋心に気づくことが出来た。

沈没船やその中に眠る財宝は、海の底へと赴かなければ見つけ出すことは出来ない。
同様に日々の雑事やよしなし事に埋もれた感情もまた、気持ちが沈まなければ見つけることは不可能なのだ。

サルベージした恋心を胸にもてあまして、日々は流れた。
ツンの面影が少しずつ遠ざかっていく。

そしてその後、僕の気持ちはますます沈んでいくことになる。

――笑い方など、忘れてしまうことになる。

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:49:05.89 ID:vnvmsaZs0
ピザじゃなくってピッツァって超綺麗な発音で言ったら許してもらえたりしないのか

166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:49:12.10 ID:subnNpd80
ああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああ
あああ

167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:49:18.91 ID:4BQc3BTt0
最近めっきり読まなくなったけど、これはなんか安心して見てられるわ

168 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:49:21.31 ID:FgHpK6Dq0
ツンが去った後も、凍結された新エネルギーシステム理論を知る僕たちは
依然として研究所内に隔離されていた。外界との通信も監視の対象となる。

特別にすることない、出来ることも限られた、平和だけれど退屈な年月。
そんな日々の中での唯一の楽しみは、ツンに手ほどきを受けた射撃の腕を上げることくらい。

そしてある日。

いつものように自室で何でもない書類にサインをしていた僕のもとへ、信じられない一報は届く。

169 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:50:03.02 ID:FgHpK6Dq0
第二部  世界の終わりと、それでも足掻いた人間たちの話


― 1 ―

(# ゚ω゚)「いったいどういうことだお! この国の役人どもは何をやっているんだお!
     流出経路は判明しているのかお!? 流出先は某国で間違いないのかお!?」

川;゚ -゚)「流出経路は依然調査中らしい。流出先は某国で間違いない。
     それどころかやっこさんたち、すでに稼動基地の開発にも着手しているようだ。
     行政、軍事関係者たちがすでにブリーフィングルームに集まっている」

(# ゚ω゚)「プロジェクトメンバーも直ちに全員ブリーフィングルームに集合させるお!」

川;゚ -゚)「りょ、了解した!」

研究所内の通路で怒鳴り散らしながら、僕はクーと一時別れてブリーフィングルームへと直行した。

広々とした室内には、軍部、行政部その他大勢の政府関係者がすでにスタンバイしており、
まもなくクーに連れてこられたプロジェクトチームの全員を交え、早急に事態の説明が始められた。

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:50:07.70 ID:FdfjL5EMO
   
(´・ω・`)「まあ、それはそれとして、基本的に無関心の方が多いだろうね」

(´・ω・`)「学外の活動、またはサークルとかの方が比重は高いし」

(´・ω・`)「研究とかになったらまた変わってくるけどね」

( ^ω^)「結論有りきの話だったけど、結局はあんまり気にすんなって話に戻って来るお」

(´・ω・`)「だね。だからやっぱり、今は慣れることと失敗しても気にし過ぎないことが一番かな」

('A`)「うん、失敗はしたくないけど、慣れるまでは失敗だらけだろうしね」

('A`)「気にしすぎて」

(´・ω・`)「それでも、大学という括りや、同じクラスって枠がある内に慣れておいた方がいいとは思うよ」

(´・ω・`)「失敗しても笑って済ませられる内にね」

(;'A`)「う、うん、がんばるよ」

( ^ω^)「変な脅しかけんなお」


171 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:50:45.60 ID:FgHpK6Dq0
(;´∀`)「こ、このたびはまことに遺憾な事態が発生しましたモナ。
      我々行政部も細心の注意を払っていたのですが、
      情報の流出を食い止めることが出来ませんでしたモナ」

(# ゚ω゚)「あんたらはいったい何をやっていたんだお! それがあんたらの仕事だろうがお!
     しかも、流出先はよりにもよって某国かお!? 愚かしいにもほどがあるお!」

この事態が重度の危険性を帯びた理由として、流出先が某国であることが挙げられていた。
某国は極東に存在していた独裁国家で、国際社会から大いに孤立していた社会主義国家のことだ。

追い詰められている以上、何をしでかすか予想がつかない。
最も危険な国のひとつに数えられる国家だった。

(;´∀`)「じゅ、重々承知しております! 
      しかし、細心の注意を払っていながら食い止められなかったということは、
      これはもはや、行政外部から漏れたとしか考えられず……」

(# ゚ω゚)「この件は極秘中の極秘事項だお! 
     知っていたのは一部の行政、軍部関係者と僕たちプロジェクトチームだけだお!
     まさかあんた、僕たちから情報が流出したとでも言いたいのかお!?」

172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:50:56.43 ID:bvnZUiOy0
>>141
ぐぐった
ジャンボヨーグルってのか
こりゃ確かにでかい
http://www.rakuten.co.jp/nonaka/img1053533243.jpeg

173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:51:12.90 ID:wh2rHfE10
見えない何かが自動で支援してくれるからすごい読みやすいな
これは非常にありがたい

174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:51:56.33 ID:subnNpd80
ああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああ

175 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:52:07.70 ID:FgHpK6Dq0
>>173強がっちゃって可愛いな

(;´∀`)「いえ、そんなことは……」

僕たちプロジェクトチームは、前述したように外界から完全に隔絶されていた。
通信、連絡、行動のすべてが監視体制の下に置かれており、情報の流出などできようも無かった。

( ・∀・)「すると、我々軍部の責任だと?」

(;´∀`)「い、いえ、そういうことも……」

軍部高官の低い威圧感のある声。
行政部の役人が額の汗を何度もぬぐいながら、しどろもどろで立ちつくす。

僕の怒り、そして軍部の横槍が彼に向けられ、室内は恐々とした雰囲気に包まれていた。

そんな室内に、静かなあの声が響いた。

176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:52:23.68 ID:hUURyhFo0
Cいらずとは珍しい作品だ
投下間隔短くて読みやすい

177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:52:24.78 ID:FdfjL5EMO
   
( ^ω^)「後は話し方の問題ってのもあるけど」

ξ゚听)ξ「そこはそれほど問題あるようには見えないからいいんじゃない?」

(*'A`)「そ、そうですか?」

ξ゚听)ξ「少なくとも、他人を不快にさせるような話し方じゃないもん」

(*'A`)「ホントですか?」

(*'∀`) ウヘヘヘ

ξ゚听)ξ「たまに笑い方がキ( ^ω^)「たまにきょどるのを直せば大丈夫だお」

( ^ω^)「それに関してはさっきも言った慣れの問題でもあるけどね」

(;'A`)「ああ、やっぱりそう見えてる時あったんだ。そこは気をつけるよ」

(´・ω・`)「人を不快にさせないってのは重要な部分だよ」

(´・ω・`)「そこが出来てるのはいいことだよ」


178 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:52:48.83 ID:FgHpK6Dq0
川 ゚ -゚)「今は流出先の特定などどうでもいいでしょう。
    それよりも、今後、この事態をどうやって収拾するのかを話し合うべきだ」

あまりにも正論で、非の打ち所の無いクーの意見。
室内が一気に沈黙した。

彼女の言うとおり、終わった不祥事の原因を突き止めるよりも先に、
その後起こりうる最悪の事態を未然に防ぐ手立てを話し合うことのほうが間違いなく急務だった。

素直に彼女を見直した。下がり続けていた彼女の評価が一気に上がった。
やはりクーは信頼にたる人物だ。

そう考えを改めた僕の視界の先で、
小柄な行政部の役人を押し退けるように大柄な体躯の軍部高官が壇上へと上がった。

( ・∀・)「では、解決策の話し合いに移りましょう。
     こちらが、我々軍部の衛星カメラが捉えた映像です
     以前の某国には無かった建造物が、まるで隠匿するかのように郊外の奥地に建てられております。
     発見が遅れた理由もここにあります。某国も自国の存続のために必死だということでしょうか。
     それで、内藤博士。これはあなたの提唱した新エネルギーシステムの稼動基地と見て間違いありませんね?」

(;^ω^)「……間違いないお」

( ・∀・)「それと、あなたの新エネルギーシステム理論が軍事に転用される危険性はありますか?」

179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:53:16.02 ID:subnNpd80
ああああああああああああああああああああああああああああああ
あいううあああああうあうあうあうあうあうあうあうああうあうあ

180 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:53:32.59 ID:FgHpK6Dq0
(;^ω^)「……十二分に有り得るお」

軍事に転用される危険性。これが今回の事態における一番の懸念事項だった。

莫大なエネルギーを生み出しうる僕の理論。
もし軍事に転用されれば、核兵器以上に恐ろしいものとなる。

エネルギーシステムに限らず、
人類に有用な発明は人類に有害な兵器として転用される危険性を内包している。

ダイナマイト然り、原子力然り。

その例に漏れず、僕が提唱した新エネルギーシステム理論もまた、その危険性を悲しいほどに内包していた。
これはこの類の発明のどうしようもない性なのだ。

( ・∀・)「それでは、別の質問です。あの基地が仮に誤作動を引き起こした場合、
      その被害はどの程度のものと考えられるのでしょうか?」

(;^ω^)「その質問はナンセンスだお! 
     誤作動の可能性が無いからこそ、僕はこの理論を提唱したんだお!」

( ・∀・)「それは重々承知しております。あくまで仮に、の話ですよ」

181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:53:42.91 ID:yNBHHd3+O
>>172
こんなにいらんだろwwwwww

182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:53:47.06 ID:K0nzKeHkO
しえーん
こたつ話好きだ

183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:54:07.23 ID:FC247+ykO
おおおっ!来てたのかー
待ってたよー今から読む支援

184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:54:09.71 ID:FdfjL5EMO
 
(´・ω・`)「何に対しても否定から入ったり、すぐ自分の話をし出したりするのも気をつけた方がいい」

(´・ω・`)「また、その場にいない人の悪口、陰口もよろしくないね」

(´・ω・`)「そういう人が他人に好かれるかどうか、考えるまでもなくわかる話だから」

(´・ω・`)「でも、人の顔色ばかり見て、ご機嫌を伺うのとは違うからね」

(´・ω・`)「その辺は言わずもがな」

(;'A`)「うん、いちいち頷ける話だね。気を付けます、はい」

( ^ω^)「お前が真面目だとものすごい違和感しかねえお」

(´・ω・`)「失礼な。僕は基本的に真面目な人間さ」

( ^ω^)「ウソくせえ」

(´・ω・`)「ウソじゃないよ。ただ、向ける方向が微妙なだけで」

( ^ω^)「自分で言うなお」


185 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:55:08.51 ID:FgHpK6Dq0
(;^ω^)「……」

そうたずねて、ニヤリといやらしい笑みを浮かべた軍部高官。

彼の笑みに嫌な予感が脳裏をよぎったが、
確固たる拒否理由が無い以上、僕は答えないわけにはいかなかった。

(;^ω^)「……大都市の二、三個は軽く消滅してしまう規模だお」

( ・∀・)「ほう? その程度の被害で済むのですね?」

(; ゚ω゚)「その程度? 核兵器の数倍の規模だお!? あんたいったい何を考えているんだお!?」

( ・∀・)「なーに、簡単なことです。汚点は消してしまえばいいのですよ」

186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:55:10.00 ID:bvnZUiOy0
>>184
「話し上手は聞き上手」は本当にそうだよな

187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:55:25.81 ID:subnNpd80
消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ

188 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:55:49.68 ID:FgHpK6Dq0
(; ゚ω゚)「!!」

予感という、非論理的な感覚が現実化してしまった。

慌てて周囲を見渡してみたが、僕らプロジェクトチーム以外の行政、軍部関係者は、
さも当然といった顔でその場に鎮座していた。

おそらく、話はすでに決まっていたのだろう。
このブリーフィングはあくまで形式上のものに過ぎなかったのだ。

( ・∀・)「もはやこれ以外の手立ては無い。これは我々が提唱する世界平和を脅かす事態なのです」

(;´∀`)「わ、我々行政部も全力を持って外交等の対処に当たりますモナ! 事態は必ず収拾させますモナ!」

( ・∀・)「では、話し合いは以上で。内藤博士、何かご意見はございますか?」

(  ω )「……そんな馬鹿な真似は止めるんだお」

( ・∀・)「ほう? それでは、何か代案があるとでもおっしゃるのですか?」

189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:56:09.06 ID:FdfjL5EMO
  
('A`)(悪口の話あったけど、陰口じゃなく、こういう風に面と向かって言い合えるのはいい関係なんだろうな……)

(´・ω・`)「その通り。一見罵り合っているように見えて、僕らは仲良しなんだ」

(;'A`)「!?」

(´・ω・`)「ドクオの心読んだわけじゃないよ。相変わらずわかりやすい顔してたからね」

(;'A`)「ああ……そういうことね」

( ^ω^)「ただ、仲良しじゃねえし、俺が一方的に罵ってるけどな」


   _ξ゚ー゚)ξ ( ^ω^)σ
   .|\ ̄旦 ̄ ̄ ̄旦 ̄ ̄\(´・ω・)
  ./(;'A) 旦         旦\  ⊃
 /(ヽ)\|=================|_ノ
 \⊂_)ヽ./@ @ @ @ @ @\
     /ノ@ @ @ @@ @ @ @\
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:56:28.53 ID:subnNpd80
消えろ消えろ消えろ消えろ

191 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:56:30.48 ID:FgHpK6Dq0
(  ω )「それは……」

( ・∀・)「無いのですね? 天才でも考え付かないのであれば、これ以外の方法が有ろうはずが無い。
      この方法こそが最良なものであると、あなたは認めてくださったのですね? では、解散」

(  ω )「……」

軍部高官の皮肉を前に、僕は何も言えなかった。
人類の未来のために苦労して作り上げたシステムが、こともあろうか間逆の事態を引き起こしたのだ。

こんなときに何も言えなくて何が天才だ。そんな天才に、存在価値など微塵もない。
なにより、動機はどうあれ現在の危機の根底を築いたのはこの僕だ。そしてこの国だ。

ブリーフィングルームから次々と退出していく関係者たち。
遠のいていく彼らの足音を耳にしながら、僕は負け犬の遠吠えとでも言うべき言葉をつぶやいていた。

(  ω )「世界の危機を自分たちで作り出しておきながら、矛盾する理論でそれを解決しようとする。
      僕たちはいったい、何をやっているんだお……」

192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:57:02.23 ID:E27GlK7R0
>>173
見えない人達って元々は自分の作品が評価されないから嫉妬してんでしょ?
だったら負けじと作品作り続ければ良いのにね


あw作れないのかwwwwwwwめんごめんごwwwwwww

193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:57:07.30 ID:wh2rHfE10
デカいお菓子といったらコレだな
http://www.youtube.com/watch?v=jjx0-UaD98U
ブーンも大満足のサイズ

194 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:58:04.27 ID:FgHpK6Dq0
プルプルと震えていた僕の肩。
うつむいた顔を上げてしまえば悔しさに涙がこぼれ落ちそうで、それは叶わなかった。

やがて誰もいなくなったのであろう、気味が悪いほどにしんと静まり返った室内。
滲む視界が乾いたのを確認した僕は、ゆっくりと重い頭を上げた。

目の前に一人だけ、部屋の真ん中で立ち尽くしている人物がいた。

川 ゚ー゚)「研究者としての性なのか、はたまた天才としての性なのか。
     最悪の状況とはいえ、私たちの作り上げた理論が現実のものとなっているのを前にして
     嬉しいと感じてしまう自分がいるのが、私には憎らしくてしょうがないよ」

川 ゚ー゚)「君も……そう思わないか?」

依然としてスクリーンに投影されていた件の映像を見て、クーがぽつりとつぶやいた。

その直後僕の方を振り返った彼女の顔は、泣き笑いのようなゆがんだ表情を浮かべていて、
僕にはそれが悲しくもあり、なぜか美しくも感じられた。

195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:58:27.56 ID:FdfjL5EMO
   
( ^ω^)「さて、そろそろいい時間だし、晩ご飯の準備でもするかお」

(´・ω・`)「まだ全然早い時間だし、あんまりお腹空いてないんだけどな……」

( ^ω^)「ツンもドクオも今日は食っていくおね?」

(´・ω・`)「いやー、そろそろ夕餉に相応しい時間帯になりましたね」

( ^ω^)「……お前のリクエストは聞かんからな」

(´・ω・`)「食べさせていただけるのなら何でもかまいませんよ」

('A`)(いつも通り仲良しだなー)

ξ゚听)ξ「晩ご飯は何を作るの?」

( ^ω^)「ぶっちゃけ、何も考えてないお」

( ^ω^)「鍋にでもしようかと思ってたけど、前回の投下直後ぐらいに鍋の話立ってたから、かぶるんで止めたお」

(;´・ω・`)「おーい」

( ^ω^)「冗談だお」


196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:58:40.23 ID:subnNpd80
あああああ

197 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:58:46.63 ID:FgHpK6Dq0
― 2 ―

それから一ヶ月も経たず、世界情勢は急転した。

世界一の大国であった僕の国が、
お得意の有りもしない大量破壊兵器の保有を理由として某国に宣戦を布告したのだ。

自らの蒔いた危機という種を誰にも悟られずに回収するためには、どんなことでもやってのける。
世界平和を謳う世界一の大国は、そんな国だった。

そんな状況下でも、研究所に隔離されていた僕に出来る事は何もなかった。
指をくわえながら、知らぬ間に流れていく世界情勢をただ眺める事しか出来ない。
その根本を作り出した責任を肩に重く感じながら。

もう、何かを考えることさえ億劫になっていた。
それでも考えずにはいられなかったのは、天才としての悲しい性なのだろう。

そんな日々の中で僕は、とんでもないことに気づいてしまう。

198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:59:05.82 ID:m9eoQsBT0
レス番の飛びからみて今日の自動猿よけ機はなかなか高速だな

199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:59:22.17 ID:yNBHHd3+O
このドクオは別にコミュ障って訳じゃないんだよな、臆病なだけで

200 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/27(日) 23:59:27.47 ID:FgHpK6Dq0
(;^ω^)「……そんなはずはないお」

川 ゚ -゚)「いや。そうとも言えんな」

思わず漏らした声。いつの間にか背後に立っていたクー。
驚いて振り返った僕を冷めた目で眺めた彼女は、言ってはならない一言を僕に放った。

川 ゚ -゚)「某国に情報を流したのは、ツンだ」

(; ゚ω゚)「ち、違うお!!」

無意識に手が出ていた。

ゴッと、骨と骨がぶつかり合う音がして。
拳に走った鈍い痛みに顔をしかめて。

痛みが引いて恐る恐る顔を上げれば、頬を腫らしたクーが相変わらずの冷めた顔で笑っていた。

川#)ー゚)「君は……本当にそう思っているのか?」

201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:00:07.84 ID:/v6dszEOO
   
( ^ω^)「まあ、冷蔵庫の中見て決めるお」

(´・ω・`)b「よろしく」

ξ゚听)ξb「がんばれ」

('A`)「何か手伝おうか?」

( ^ω^)「……その反応も、想定内だお」


              /⌒ヽ
          ( ^ω^ )
   _ξ゚听)ξb| o o)
   .|\ ̄旦 ̄ ̄ ̄旦 ̄ ̄\(・ω・`)
  ./(  ) 旦        .旦\ d )
 /(ヽ)\|=================|_ノ
 \⊂_)ヽ./@ @ @ @ @ @\
     /ノ@ @ @ @@ @ @ @\
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

                             ・・・つづく  


202 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/28(月) 00:00:08.73 ID:ksofmOJX0
悔しいが、認めざるを得なかった。
クーが放った言葉はすべて、僕の想いの代弁だったのだ。

それからクーを睨みつけた後逃げるように自室へと戻った僕は、ツンに連絡を入れようと試みた。

しかし電話はもちろん通じず、教えてもらっていたメールアドレスさえも
彼女と別れて数日と経たず届かなくなっていた。

それでも僕は、届くことの無いメールを送り続けた。電話をかけ続けた。


(  ω )「ツン。君はいったい、今どこにいるんだお?」


声が聞きたい。文章でもいい。どうにかして、彼女と連絡を取りたかった。

203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:00:40.79 ID:RvJFW4rU0
そろそろ鍋の季節も終わるな

204 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/28(月) 00:00:48.96 ID:ksofmOJX0
ツンは行政部からの出向者、つまり研究所外部の人間だった。
定かではないが、隔離されていたプロジェクトチームとは違い、彼女の隔離度は比較的緩いものだと想像された。

そして仮に彼女が情報を流出させていたとしたら、ブリーフィングでの行政部のしどろもどろさにも上手く説明がつく。
身内から出た不祥事を隠蔽しようとしていた。そんな役人根性が彼らの中にあったのではないのか、と。

決定的だったことは、彼女が研究所を去ってからすぐに連絡が取れなくなってしまっていたこと。

何度も行政部に問い合わせてはみたものの、『理由はお話できません』の一点張り。
親しい間柄を築いていた身として、これは納得のいかないものだった。

そして認めたくないが、彼女が『某国のスパイである』と想定した場合、これらの疑問が見事に解決されてしまう。
素人さえ小説に用いないような稚拙な論理。しかし、そのときの僕はその嫌疑をどうしても拭い去ることが出来ないでいた。

そんな、悶々とした日々。目を隠すほどまで伸びた自分の前髪の長さが鬱陶しかった。

気分転換に散髪でもしようか。
そんなくだらないことで気を紛らわそうとしていた最中、悲劇の日は突然にやってきた。

緊急の報告を受けた僕は自室を飛び出し、研究所の中枢たるオペレーションルームへと駆け込み、そして唖然とした。

205 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/28(月) 00:01:30.36 ID:ksofmOJX0
(; ゚ω゚)「なんて愚かなことをしたんだお……」

モニターに表示された映像を凝視する。
某国が実現させた新エネルギーシステム理論の稼動基地を、僕の国がミサイル攻撃を行う。
その中継だ。

宣戦布告をしてからこれまで、僕の国は軍事力をちらつかせた圧力外交でことを解決しようとしていた。
しかし一向に進まない交渉に業を煮やし、ついに武力行使に踏み切った。
その瞬間を映像は映し出していた。

雨あられのように降り注いでいくミサイル。それを迎撃しようと某国から放たれるミサイル。

某国もしばらくは持ちこたえていた。
しかし圧倒的な物量差は如何ともしがたく、ついに一基のミサイルが基地へと直撃した。

その瞬間から、この世の地獄は始まった。

206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:02:06.87 ID:Dh2T2lJU0

しかしつくづくいい関係だよなぁこいつら。俺もこんな友達欲しい

207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:02:20.17 ID:1ux8ttyq0
乙でした!今回もおもしろかった。

208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:02:38.44 ID:/v6dszEOO
 
以上。
駄菓子は時々妙に食べたくなる。
個人的にはガムとかより、スルメの方が眠気覚ましには良い(噛んでると寝ないし、長持ち)んだけど、
職場向けじゃないという。

ちょっとリアルの方が忙しくなってきたので少し間が空きました。
本当は2月中に終わらせたかったんだけどね。

多分、次回でひとまず終わらせようと思う。


その次回の投下は未定。
まだ全く書いてないしので。

夜分に支援とかとかどうもでした。
>>1 代理ありがとう。

では、またそのうちに。


209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:02:43.95 ID:R5Csouvs0
乙乙
楽しみにしとるよー

210 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/28(月) 00:02:57.83 ID:ksofmOJX0
しかし事態はそれだけでは済まなかった。
基地の巻き起こした爆発は大事の前の小事に過ぎなかったのだ。

突如繋がった回線に応対したオペレーターが、顔面蒼白となって叫び声をあげる。

(;^^ω)「地下シェルターに避難してくださいホマ! 早くホマ!」

オペレーターが何を言っているのか、僕たちは理解できなかった。
立ち尽くす僕の脇を慌ててすり抜けて行った彼の後ろ姿を見てようやく、全員が恐々と避難を開始する。

何が起こったのかは定かではなかったが、
取り返しのつかないことが起こったといことだけは全員が理解していたらしい。

211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:03:33.22 ID:01i1kH4k0
乙です!
駄菓子とか懐かしすぎてしんみりしたww

212 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/28(月) 00:03:38.54 ID:ksofmOJX0
地下深くに設けられたシェルターへと向かうエレベーターの中。
僕はオペレーターに喰らいつく。

(; ゚ω゚)「どういうことだお! 何があったんだお!!」

(;^^ω)「か、核ミサイルが某国から発射されたと……」

川;゚ -゚)「おい! 嘘だろう!?」

聞いたことも無いクーの叫びがエレベーター内にこだまして、
その場にいた全員がいっせいにオペレーターへと質問を飛ばす。
オペレーターは数個の質問には丁寧に答えていたが、あまりの質問量に耐えかねたのだろう。

(;^^ω)「僕だってそう思いたいホマ! だけど、向こうの声は尋常じゃなかったホマ!」

悲痛な声で叫んで、それきりとなる。

213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:03:38.98 ID:be6qwV2J0
超乙

214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:03:43.33 ID:uzURRUzxO
乙 待ってるよー

215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:03:51.86 ID:XVcimxsc0

待ってるぜ

216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:03:52.08 ID:1/iDiRot0
乙!
ttp://www.uproda.net/down/uproda254529.jpg

217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:05:01.40 ID:kws0farX0
おつかれちゃーん

218 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/28(月) 00:05:07.29 ID:ksofmOJX0
(  ω )「いや、ありえない事も無いお。某国は、
     どうせ滅ぶなら世界中の人間を道連れにしてやろうとでも思ったんだろうお」

川;゚ -゚)「いたちの最後っ屁という奴か……なんと愚かな……」

それきり、エレベーター内に声が響くことは無かった。
やがて僕たちが地下へとたどり着いた直後、シェルターが強烈な揺れに襲われた。

何度も、何度も、腹の底をえぐるような地響きは飽きることなく夜通し続く。
ここまで眠れない夜は初めてだった。

それがようやくおさまって一日ほど様子を見て、僕たちは再びの地上へと上がることにした。

219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:05:10.34 ID:Dh2T2lJU0
>>216
開いてないけどグロ注意

220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:05:20.31 ID:be6qwV2J0
>>216
おおお!!gj!

221 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/28(月) 00:05:48.35 ID:ksofmOJX0
幸いにもエレベーターは稼動してくれた。

研究所も揺れで室内が荒れていた程度で、
放射線による被害はおろか、これといって特筆すべき被害も無かった。

研究所は郊外も郊外、山の奥の奥に設けられた極秘建造物であったため、
某国のミサイルの標的にはなっていなかったのだろう。

地上へと上がった僕たちはすぐさまオペレーションルームへと駆け込み、首都との回線を開いた。
しかし返ってくるのは不快なノイズ音だけであり、
続けて国内の主要都市との回線も開いてはみたものの、人の声が返ってくることは無かった。

テレビジョンをつけてみても、国内チャンネルも国外の主要な衛星放送も砂嵐を映すだけ。

しかし幸運にも、海外のラジオ放送を受信することに成功した。
当時最も衰退していたラジオメディアからのみ情報を得られたというのは、なんとも皮肉な話だろう。

ノイズ混じりの聞きづらい放送の中で、アナウンサーが冷静沈着に世界の情勢を伝えてくれた。

情報に飢えていた僕たちは、一言一句聞き逃すまいと必死に耳を傾ける。

222 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/28(月) 00:06:41.18 ID:ksofmOJX0
『繰り返し、各国の現状をお伝えします。

現在、先進国に代表される大国の首都、主要都市は一切の連絡が取れない状態にあります。
某国の核兵器により壊滅的打撃を受けたとの情報もありますが、真偽のほどは定かではありません。

なお、某国が核兵器を使用して以来、各国は依然として混乱した情勢におかれております。
暴動が起きた地域も多々あるようで、その沈静のため軍を動かす国家も現れ、ますます事態は悪化しています。

同時に一部国家が核兵器を使用したとの報道が一部メディアではなされていますが、確認は取れておりません。
また、巻き上げられた砂埃が各地の上空を覆いつくしており、日の光が届かない地域が多々あるとの報告も出ています』

223 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/28(月) 00:07:27.45 ID:ksofmOJX0
川;゚ -゚)「そんな馬鹿な!」

(; ゚ω゚)「クソッ!!」

急いでベランダへと飛び出した僕が見たのは、限りなく黒に近い灰色の雲に覆われた空。

普通の雲じゃない。
粉塵や焦土が巻き上げられ幾層にも重なって初めて見ることの出来る、日の光さえ遮断してしまう分厚い雲だ。

核の冬。そんな言葉が頭に浮かんだ。

(; ゚ω゚)「これが世界中を覆い尽くしているのだとしたら……」

日の光は数ヶ月、もしかしたら数年地表に届かず、気温は急激に下がり、生態系は破壊される。
放射線に汚染された粉塵も風に乗り世界に降り注ぎ、その被害を存分に撒き散らすことだろう。

この世の終わりだ。

呆然と空を見上げていた僕の耳にラジオの音声がまた聞こえてきた。
生涯忘れることのないであろう、断末魔のような叫び声が。

224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:07:32.15 ID:RWTSJdIy0
乙乙ー、BIGカツが食べたくなったぜ

225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:07:41.46 ID:GZLfzr6/O
乙、楽しみにしてるからまた気が向いた時に来てくれー
>>216
かわいいな!

226 名前:こんな駄作より歩くようです読もうぜ:2011/02/28(月) 00:08:08.70 ID:ksofmOJX0
『……な、なんだと!? それは本当か!? おい! 嘘だろう!?』


(; ゚ω゚)「な、何が起こったんだお!」

川;゚ -゚)「わからん」

突然乱れたラジオの音声。

その後、人々の遠い悲鳴や叫び声が聞こえて。
轟音と甲高いノイズが響いて。

それきり、そのチャンネルから人の声が流れることは二度となかった。

227 名前:おめでとうトソいつ、200レス超えたの初めてだなw:2011/02/28(月) 00:08:49.80 ID:ksofmOJX0
以後、数日経っても何も情報が入ることは無かった。

僻地中の僻地に建てられていた研究所。

だからこそ核兵器の被害を受けないで済んでいたのだが、
その通信手段はすべて国の首都に直結されていたため、
首都が壊滅したと考えられる状況下では外部との更新は一切にわたり不可能だったのだ。
中央集権のもろさが露呈した結果である。

すぐに僕とクーが連絡方法の開発に着手したのだが、作業はなかなか進まない。
いらだちや焦りから作業が右往左往するそんな状況の中で、無情にも一週間以上が経過した。

そんなある日、文字通り暗雲のたちこめる外の世界から、一人の人物が車に乗ってやってきた。

228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:09:05.12 ID:pviOooT7O

大好きだ

229 名前:おめでとうトソいつ、200レス超えたの初めてだなw:2011/02/28(月) 00:09:32.69 ID:ksofmOJX0
― 3 ―

ξ゚听)ξ「某国の基地が爆発したあの日から、世界は一気に混乱したわ。
    一番の誤算は爆発の規模があまりにも大きすぎたことと、基地の存在を私たちの国しか知らなかったこと。
    あの爆発を目の当たりにした各国は、私たちの国が新兵器を使用したと誤解したの。
    そこで動き出した国が、某国に隣接する社会主義国家と、私たちが冷戦時代に対立していたあの国よ」

午後だというのに日の差し込まない暗闇の外を車は孤独にひた走る。

フロントライトの光が砂利道の先を照らしている最中、
ツンは僕たちの知りたがっていたことを真っ先に話してくれていた。

230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:09:43.80 ID:Dh2T2lJU0
>>216
普通の支援絵だったか・・・今開いて確認した。誠に申し訳ない
ちょっと過敏になりすぎてたようだ

231 名前:おめでとうトソいつ、200レス超えたの初めてだなw:2011/02/28(月) 00:10:13.37 ID:ksofmOJX0
ξ゚听)ξ「基地の爆発を前にしたこの二国は、こともあろうか私たちの国を潰しにかかってきたの。
    あの爆発を私たちの新兵器によるものだと勘違いした彼らは、
    それで自分たちが潰される前に私たちの国を潰しておかなければって考えたんだろうね」

ξ゚听)ξ「まもなくこの国の首都に無数の核ミサイルが打ち込まれた。当然この国は迎撃を開始したわ。
    たくさんの核爆発を関係の無いあちこちの国の上空で捲き起こしながらね。
    だけど、他を省みない身勝手な努力もむなしく、核ミサイルはこの国の首都に直撃したわ」

ξ゚听)ξ「それからはもう滅茶苦茶よ。対立していた国同士がこの混乱に乗じて動き出した。
    民族紛争の燻っていた国では内戦が起きた。平和だった国でも民衆が暴れだした。
    極めつけは、核保有国が躊躇無く核を使い始めたことね」

ξ゚听)ξ「禁忌が他人の手で破られれば、あとはその責を負わなくていいから使い放題って理屈よ。
    最も、前々から核兵器を使いたくてたまらなかったって理由もあるだろうけど。
    きっと、今もどこかで核兵器が使われているわ。もしかしたらこの近くでも……」

232 名前:おめでとうトソいつ、200レス超えたの初めてだなw:2011/02/28(月) 00:10:54.77 ID:ksofmOJX0
と、ツンが言葉を継ごうとしたその直後、西の空が一瞬強烈に光り、
しばらくして大きな地響きと野太い轟音、そして強烈な風が車を襲った。

後部座席に座っていた僕とクーは、慌てて前部座席の背もたれにしがみ付いてその揺れに耐えた。
それがようやくおさまった頃になって僕は尋ねる。

(;^ω^)「い、今のも核かお!?」

ξ゚听)ξ「多分ね。ここの最寄りの州都がやられたのかもしれない。
     どっちにしろ、もうこの国は……いや、世界はおしまいよ」

声色も変えずにあっけらかんと言い放ったツン。

「ツンらしくないな」と思った僕が見たのはバックミラーに映ったやつれ果てた彼女の顔で、
それが彼女の言葉に妙な信憑性を塗布していた。

233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:11:34.35 ID:01i1kH4k0
>>230
この流れじゃ仕方ない

>>216
超GJ!

234 名前:おめでとうトソいつ、200レス超えたの初めてだなw:2011/02/28(月) 00:12:12.49 ID:ksofmOJX0
川 ゚ -゚)「……それで、君は私たちをどこに連れて行こうというのだ?」

それ以後会話の無かった車内に響いたのは、これまでずっと沈黙を保っていたクーの声だった。
後部座席、僕の隣で腕組みをしていた彼女は、問いただすような強い口調で運転席のツンに尋ねた。

ξ゚听)ξ「とある地下施設よ。あなたたちにはそこで眠ってもらうわ」

川 ゚ -゚)「眠る? どういうことだ?」

ξ゚听)ξ「そのままの意味よ。内藤。あんた昔、冷凍睡眠の基礎理論を提唱したわよね?」

235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:13:22.02 ID:elC/Hj0aO
おつ!

236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:13:24.35 ID:M2MiA1hw0
http://www.moshimo.com/article/488692/393112

醤油味のコーラ
ってか炭酸醤油

237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:13:47.32 ID:Dh2T2lJU0
>>216
言い忘れてた。可愛い絵をありがとう!GJ!

238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:16:56.66 ID:Wr5Zi/oJP
乙、>>216も乙
ぽん菓子とかもう5年ぐらい食べてないなぁ
近所の駄菓子屋でもあさってくるか

239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:21:57.64 ID:f+UjjWO00
(´・ω・`)

240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:22:29.50 ID:tlz/eas40
当たり付きのあのちっちゃいヨーグルト
アレ当たりかハズレか見えるんだよなぁ…

苦手だったから買わなかったけど

241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:24:21.29 ID:RvJFW4rU0
わらびもちは、なぜか当たりがよく出る気がする

242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:33:10.79 ID:xnNsgxje0


243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:36:10.30 ID:hwSqhosoO
2、Z、て、乙
似て非なるな
とりあえず>>1も作者も乙です!

244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:36:21.54 ID:0lD1uM9zO

次回も楽しみにしてるよ

245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:39:07.63 ID:W1NPPvkV0

ジャイアントヨーグルは機会があったら食べてみたい

246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:40:37.89 ID:OJjDm1ZPO
このまったり感いいわー
こたつ話春verも期待してる

247 名前: 忍法帖【Lv=6,xxxPT】 :2011/02/28(月) 00:40:53.07 ID:vz2giEf00
test

248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:42:27.55 ID:hcuh8KRZO
支援しそびれたああああ
乙でした!

249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:45:33.05 ID:G7G526tA0
おつつ!

250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:46:44.30 ID:ksofmOJX0
ここまで荒らされて、まるで同情のように支援や乙をもらって
何が楽しいんだろうね?

ブーン系って不思議だね

251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:48:28.56 ID:elC/Hj0aO
ここまで無視されて、まるで同情のように煽りやレスをもらって
何が楽しいんだろうね?

荒らしって不思議だね

252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:58:16.24 ID:oQ8U3cGRO
>>250

お前ホント暇なんだな…なんか可哀想だわ

253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:59:57.20 ID:5QmYHCNG0
おつー

ずっとつづいてほしいぜ

254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 01:02:59.28 ID:ksofmOJX0
>>252
遊ぶ暇がないぐらい忙しいのも可哀想だがな

255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 01:04:21.75 ID:ksofmOJX0
親が裕福なフリーターこそ真の勝ち組
お前ら奴隷は頑張って日本の未来のために朝から晩まで働けや。ニヤニヤ

256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 01:12:23.34 ID:ksofmOJX0
あんまり素性さらけ出すと誰かに特定されそうで怖いな

この程度なら大丈夫か、さすがにw

257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 01:12:27.86 ID:QSfwAPjQO
おつ

258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 01:27:10.71 ID:LuOIc1dtO
なんだ釣りだったのか

259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 01:28:52.90 ID:LuOIc1dtO
ちゃんと主もきてたのか

荒らされてかわいそう

260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 01:32:00.04 ID:ksofmOJX0
>>259
空気作者も有名作者に叩かれ続けたからな、これは報いだ

261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 01:41:31.61 ID:F2Q0ZKmk0
NONO、八つ当たり

262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 02:23:32.93 ID:9DY+Qu3wO
ちゃんと書いてるなら普通にスレ立てて投下してれば読まれたかもしれないのにな

263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 02:24:07.36 ID:wvDd6/Jn0
ブーンスレを汚した罰だ

264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 02:41:34.82 ID:E1PMJiEeO
最終的にまとめで読むから荒らし関係ない
荒らす位なら彼女(彼氏?)でも作ればいいのに


265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 02:42:04.63 ID:ksofmOJX0
はいはいリア充乙

266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 02:52:40.63 ID:sDFJqALTO
今読み終わった 乙
しかしねるねるねーるねといいヨーグルといいしょぼん気が合うな
栗のラムネみたいなやつとか好きだった

267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 03:23:31.33 ID:GZwuJuvc0
乙でした!
駄菓子食いたくなった!


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