( ^ω^)ブーンは装術士のようです(http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1308478683/) 戻る
- 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 19:18:03.68 ID:e8RFtHqY0
- 代理でーす
- 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 19:26:37.23 ID:CPdPRhhC0
- 期待
- 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 19:37:14.26 ID:CPdPRhhC0
- ほ
- 4 名前: ◆tIPtMGfRl6 :2011/06/19(日) 19:40:49.44 ID:ItszZccq0
- >>1
ありがとうございます
「シベリア長編序章祭 」より
まとめ様(敬称略)
フェレット速報
http://xn--hckwcp3c2c5ce5k. com/?p=625
かぎまとめ
http://hookey.blog106.fc2.com /blog-entry-1003.html
ブーン系小説グループ
http://boonnovel.g.hatena.ne. jp/bbs/591?mode=tree
八話「授業料と本当の旅立ち」
- 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 19:47:43.54 ID:ItszZccq0
- ( ^ω^)「すみませんでしたお。ご飯まで食べさせてもらって」
(´・ω・`)「あのまま放っておくのもあれだからね。しかし随分と警戒してたみたいだけど」
(;^ω^)「フォックスの仲間がそんな感じでアヒャさんを勧誘したって聞いたんで……」
(´・ω・`)「なるほど。でも一応知り合いなんだからもう少し信用してくれると嬉しいかな」
(;^ω^)「す、すみませんお」
(´・ω・`)「まあ、いいや。クーにも任されたしね。それで例の件なんだが」
( ^ω^)「『ヒートさんに勝てる術を与えてあげる』でしたかお」
(´・ω・`)「そうだ。だけどその前に――――」
ブーンを指差しながらショボンが言う。
(´・ω・`)「君の方の問題を解決しないとね」
- 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 19:49:17.01 ID:CPdPRhhC0
- 支援
- 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 19:49:46.99 ID:ItszZccq0
- (;^ω^)「……僕の、ほうの?」
(´・ω・`)「そう。……以前にマナが意思を持っている、かもしれない事は話したよね」
頷くブーン。
(´・ω・`)「そのせい、かどうかは知らないが魔法は使うものの精神状態に大きく左右される」
(´・ω・`)「それで、だ。今の君の精神状態はまともに戦えるものではない。迷っている、そうだね?」
( ω )「……はい」
(´・ω・`)「ま、ゆっくり考えてみてよ」
(´・ω・`)「自分がどうしたいのかを、さ」
- 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 19:50:11.34 ID:f3g8dkIwO
- wktk
- 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 19:54:17.25 ID:ItszZccq0
- ブーンはそれを聞いて滞在期間の方は大丈夫なんだろうかと思ったが、
(´・ω・`)「気にする事はないよ。クーの方もまだ準備があるみたいだしね」
(´・ω・`)「……それに君が身の振り方を決めない限り、彼女は待ち続けるだろうさ」
そういう娘だからね、と付け足す。
実際はフォックスを追わなくてはいけない為に時間の余裕がある訳ではないが、それでも彼女はブーンを待ち続けるであろう。
ショボン程で無いにせよ彼女を知っているブーンもそれには納得する。
(´・ω・`)「だから置いていかれる事だけはない。心配しなくていいよ」
( ω )「……明日の朝までには、必ずどうするか決めますお」
ゆっくり考えればいいと言っているのに真逆をいくブーンに若干呆れながら口を開く。
(´・ω・`)「……やれやれ、まあ焦って後悔するような選択はしないようにね」
(´・ω・`)「あ、そうそう。一つだけ僕からのアドバイス。これは魔法の心得でもあるんだけどね」
(´・ω・`)「『ありのままを信じろ』」
( ^ω^)「…………」
(´・ω・`)「どうしたらいいかわからない時は我が侭に振る舞ってみるのもありなんじゃないかな?」
- 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 19:56:51.01 ID:ItszZccq0
- ショボンが店の準備に行ったので一人になったブーンは、彼に言われた事を考えていた。
( ω )(僕が、どうしたいか)
( ω )(僕に、何が出来るのか)
そもそも自分が旅に出たきっかけとはなんだったのか。
盗賊をやめるためだったか?
こんな自分が役に立てるのだと証明するためだったか?
( ^ω^)(いや……)
違う、と思う。
根本の所にはもっと身勝手な理由があった筈だ。
しばらく考えて幼い頃の記憶につき当たる。
――――――――――
(・A・)「これをきいてばかにしなかったのおまえでふたりめだよ!おまえのゆめはなんなんだ?」
( ^ω^)「ぼくは――」
- 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 19:58:12.15 ID:ItszZccq0
-
(*^ω^)「ぼくは、いろんなところにいっていろんなひととなかよくなりたいんだお!」
- 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 19:59:30.00 ID:lzlgWDWV0
- おお 久々に見た気がする
支援す
- 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:01:23.86 ID:ItszZccq0
- ――――――――――
(*^ω^)「ぷっ、はははっ」
今からしてみれば笑ってしまうようなきっかけだった。
子供ならではの夢。
( ^ω^)(だけど―――――)
これがありのままの自分なんだ、と思えた。
実際、この旅を通して短い期間ではあるが色んな出会いがあった。
いい出会いばかりではなかったが、それでも仲良くなれた、仲良くなれる人の方が多かった。
しかしフォックスとそれに賛同する者達との衝突は避けられないだろう。
エクストのような輩もいる。
( ^ω^)(でも、それでも)
この旅で得た出会いを大切にしたい。
今までに会った色んな人の顔が脳裏に浮かび、最後に彼女の顔を思い浮かべた。
一番最初に出会い、きっかけをくれた彼女の顔を。
- 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:03:10.82 ID:ItszZccq0
- 川 ゚ -゚)『傭兵にならないか?』
――――――――――
川 ゚ -゚)(今思えば魔法で傷つけた相手にこんな勧誘など普通はしないよな)
川 ゚ -゚)(馬鹿だな、私は)
奇しくも同じ頃、クーはブーンとの出会いの事を思い返していた。
ブーンとは違い、後ろ向きな思考ではあったが。
川 ゚ -゚)(彼が旅をやめたいと言い出した時は、責任を持って家まで送り届けよう)
そもそも無関係であるブーンを巻き込んだ事が間違いだったのだろう。
そう思い、覚悟だけは決めておく事にした。
川 ゚ー゚)(また過保護だと言われてしまうだろうが仕方ないな)
ショボンに言われた事を思い返し、自嘲的な笑みを溢す。
- 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:05:07.51 ID:ItszZccq0
- すみませんちょっと所用で20分ほど外します
落ちてたらまた後日投下しなおします
- 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:05:11.65 ID:7pmiGx/y0
- 支援
- 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:10:01.22 ID:TAzJCnc10
- 砂漠より稚拙
総合短編から出直して来い
- 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:14:30.66 ID:qkUbSY+80
-
___
,. '´ `´ ̄`丶、
/ / ヽ \
/ / ヽ ! ヽ ヽ
/ / | !| ヽ l | | l !
/ / !|| | ! | l | !| ! ! ! ! !
/// ! ! ! !| ! |l| !|| | ! | | | | || |
/// | | ,|iillllliil|ト、||ハ/oillllliil ! ! || l
/// ! N ,=・= r ‐、 =・= |/! !l ヽヽ
//l !l ヘ | i i j// ! ゙、\
// || | lヽ! ; ∵; ,|. : : 人; ∵;// / | ! ゙、ヽ!
l/ | ヽ l| |ヘ::`''" `ー- ' ー 彳/ / /リヽ }
ヽ ヽ!Vヽl`トヽ+┼┼+/,. '´l/\,rく l/
/´/〈 ` ーr '´ ! rく/、
/ ヽ 〉、 / l | \
l ノ〈 ヽ _/--―ノ / ヽ
| _f=ニヘ、_,r==一'´ Y ',
', l /⌒ヽヽニ=--- 、\ヽ j
V ``ー '´ ̄`ヽ ヽ! /
'、:: ヽ| ,′
lヽ 、 :o: ! !
l } ヽ、 | |
l/ l |
- 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:16:26.89 ID:qkUbSY+80
- おい
感謝しろや駄作者
このくだらない話を保守してやってんだ
ブーン系民もスルーする駄作をわざわざなあ
ひゃはははは!
- 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:19:28.09 ID:qkUbSY+80
-
, '"  ̄ `_ 、
./ ((.´ヽ'.ヽ
/ ‐*.- ヽ
| ,' ___'`=''__.l
i -<_______,`ゝ
/ 〈. -=・=- -=・=- }、
{ } ,ハ !f/
ヽ._ ノ ,‘,,-,,', .!ノ
i.ヽ. ,'"-===-'; |
\ \;; `''';;;'''´;/
`ヽ、`ー''ー'i´
/ ̄ '  ̄ヽ
/ ,ィ -っ、 ヽ
| / 、__う人 ・,.y i
| /  ̄ | |
ヽ、__ノ ヽ |
| ( 。 |/
| ヽ、_ ,.:∴~・:,゜・~・:,゜・ ,
| ( つ‘∴・゜゜・・∴~・:,゜・・∴
- 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:21:38.88 ID:ItszZccq0
- すみませんありがとうございました
再開します
ノパ听)「お姉様、少しお時間よろしいですか?」
川 ゚ -゚)「ああ、大丈夫だが。どうした?」
ノパ听)「フォックスの事についてこちらで掴んだ情報を」
川 ゚ -゚)「わかった。今後の事についても話しておきたいしな」
そう言えばヒートを呼んだ理由の中にそれもあったな。
そんな間抜けな事を頭のどこかで考えながらヒートの話に耳を傾ける。
川;゚ -゚)「――もうそんな事になっているのか。予測していなかった訳ではないが……」
川 ゚ -゚)(いや、“もう”ではなく事をおこす前に準備は終わっていたと言った方が正しいのか)
ヒートの掴んだ情報によると、フォックスの協力者はギルド内部にも居るらしい。
となると、こちらの動きや人員は既に把握されているとみて間違いないだろう。
川 ゚ -゚)(特に危険なのは……)
ギルド内の協力者であるアヒャに技師と医師の三人。
そしてブーンとその関係者――
- 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:22:46.40 ID:dIW/HtBz0
-
,,───────-、
/ ヽ、
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- 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:23:21.38 ID:CPdPRhhC0
- 支援
- 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:24:48.30 ID:ItszZccq0
- 川 - )「やはり……」
関わらせるべきでは無かった。そう続けようとする言葉を飲み込む。
彼は既に関わってしまったのだから。
川 - )「ふうーっ……」
川 - )(私は、未熟だ。どうしようもなく)
ノパ听)「お姉様、大丈夫ですか?」
言葉のかわりに深いため息をつき、ヒートに心配されてしまった。
気をとりなおして再び考える。
川 ゚ -゚)(最早過ぎた事はどうしようもない。この際だ、一度ガイドラインに引き返すか)
ヒートが聞けば怒りだしそうだが、半ば決定事項として考える事にする。
そうと決まれば早い方がいい、
明日中には出られる用意をしておこうと結論を出すクーであった。
- 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:25:40.32 ID:dIW/HtBz0
-
)
(
,, ) )
゙ミ;;;;;,_ (
ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,,
i;i;i;i; '',',;^′..ヽ
゙ゞy、、;:..、) }
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/;:;":;.:;";i; '',',;;;_~;;;′.ヽ
゙{y、、;:...:,:.:.、;:..:,:.:. ._ 、}
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/;i;i; '',',;;;_~⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′..ヽ
゙{y、、;:...:,:.:.、;、;:.:,:.:. ._ .、) 、}
".¨ー=v ''‐ .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′
/i;i; '',',;;;_~υ⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′.ソ.ヽ
゙{y、、;:..ゞ.:,:.:.、;:.ミ.:,:.:. ._υ゚o,,'.、) 、}
ヾ,,..;::;;;::,;,::;):;:;:; .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′
- 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:28:41.63 ID:ItszZccq0
- ショボンが店で準備をしているとき、扉が開き誰かが入ってくる。
(´・ω・`)「まだ準備中ですよ、ってなんだ君か」
( ^ω^)「いきなりすみませんお。話したい事があって……」
入ってきたブーンの顔付きをみて、ショボンは何かが変わった事を感じとった。
(´・ω・`)「……ここじゃ他の従業員もいるから裏に行こうか」
(´・ω・`)「――腹は決まったみたいだね」
ブーンは力強く頷き話し出す。
( ^ω^)「僕は、これからもクーさんと旅をしたい。そのために、強くなりたいんですお」
( ^ω^)「お願いします!僕に、強くなれる方法を教えて下さいお!」
ショボンはしばらくブーンの目を見返していたがおもむろに目をつむり、
(´−ω−`)「……いいだろう。教えてあげるよ」
(;^ω^)「お、あ、ありがとうございますお」
(´・ω・`)「何だい、リアクション薄いなあ」
(;^ω^)「いやあ、こんな理由でいいのかなあって……」
- 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:28:42.04 ID:dIW/HtBz0
-
ねえねえwwwww
こんなゴミ駄作楽しく読む人がいると思う?wwww
ねえねえwwwどうなのーwwwwww
いるわけないよねwwwwwww
作者以外誰も読まない駄作wwwww
あははははwwwww
- 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:31:44.95 ID:ItszZccq0
- (´・ω・`)「別にいいんだよ。むしろ『フォックスを止める為』とか『困っている人の為』とか言ったら駄目だったね」
( ^ω^)「えっ」
(´・ω・`)「そりゃあ、そんな理由だったら立派だとは思うよ。
ただ、君はそうじゃないだろ?」
(´・ω・`)「最初に君を見たときね、悪いけどそんな大それた人間には思えなかったなあ」
改めて人から言われると微妙な気分ではあるが、確かに自分はそんなに立派ではない、と思う。
(´・ω・`)「崇高な御題目を掲げるような奴より君みたいな素直な人間の方が僕は好きだね」
(´・ω・`)「まあ素のままで『私は人の役に立ちたいんだ』とか言っちゃう娘もいるけどね」
(;^ω^)「あはは……」
恐らくはクーの事であろう人物像を聞いてブーンは苦笑いした。
(´・ω・`)「ま、そんなわけだから教えてあげるよ。ただもうお客さんのくる時間だから、終わってからにしようか」
( ^ω^)「はいですお」
- 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:31:59.98 ID:dIW/HtBz0
-
ノ } ゙l、 」′ .,/′ .,ノ _,,y
.,v─ーv_ 〕 〕 .| .il゙ 《 ._ .,,l(ノ^ノ
,i(厂 _,,,从vy .,i「 .》;ト-v,|l′ _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/
l ,zll^゙″ ゙ミ .ノ .il|′アll! .>‐〕 \ _><
《 il|′ フーv,_ .,i″ ||}ーvrリ、 ¨'‐.` {
\《 ヽ .゙li ._¨''ーv,,_ .》′ ゙゙ミ| ,r′ }
\ ,゙r_ lア' .゙⌒>-vzト .ミノ′ 〕
.゙'=ミ:┐ .「 ./ .^〃 :、_ リ .}
゙\ア' .-- ,,ノ| 、 ゙ミ} :ト
゙^ー、,,,¨ - ''¨.─ :!., リ ノ
〔^ー-v、,,,_,: i゙「 } .,l゙
l! .´゙フ'ーv .,y ] '゙ミ
| ,/゙ .ミ;.´.‐ .] ミ,
| ノ′ ヽ 〔 ミ
} } ′ } {
- 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:34:28.30 ID:dIW/HtBz0
-
これさあwwwww自分で読んで楽しい?wwwww
つっまんないよねえ?wwwwwww
あははwwwwこれ頑張って書いたのかなあ?wwwww
でもつまらないからーwwwww盛り上がらないスレだwwwwwww
あーはははーwwwwww
かーわーいーそーwwwwww
- 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:36:36.96 ID:ItszZccq0
- ブーンが店の裏側の部屋でうつらうつらとしていた頃、ようやくショボンが仕事を終えてくる。
ブーンが時計を見てみると深夜を一時間程まわった位であった。
(´・ω・`)「やれやれようやく一段落ついたよ」
(;^ω^)「だ、大丈夫ですかお?」
(´・ω・`)「まあいつもはもう少し遅いんだけど、昨日今日はあんまり寝てないしね」
(;^ω^)「すみませんお、僕のせいで」
(´・ω・`)「え?何が?」
(;^ω^)「いや、だって、僕が色々迷惑を」
そう言うブーンにショボンは呆れたように首を振りながら、
(´・ω・`)「何を言っているんだ君は。僕は面白そうだと思ったからやってるんだよ」
(´・ω・`)「僕の好きでやっている事に心配される筋合いはないね」
(;^ω^)「は、はあ……」
- 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:38:57.09 ID:rBhuflsE0
- 彡川三三三ミ
川川 ::::::⌒ ⌒ヽ
川川::::::::ー◎-◎-)
川(6|:::::::: ( 。。)) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
._川川;;;::∴ ノ 3 ノ < 作者ですけど?なにか?オナニーっす
/;;;:::::::::::::::\_;;;;;;;;;;;;;;;;ノ \______________
/:::: /:::::::::::: |::::|
(:::::::: (ξ: ・ ノ:::・/:::|
\::::: \::::::: (::: |
/:::\::::: \::: ヽ|
/:::: \::::: \::: ヽ )
|::: \::  ̄ ̄⊇)__ 〜
|::::::: \;;;;;;;;;;;(__(;;;・) 〜 モワー
\:::::::::: ξ(;;; );; ) 〜
\:::::::::::: ) )
- 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:40:24.49 ID:ItszZccq0
- (´・ω・`)「さて、さっさと始めよう」
(;゚ω゚)「今からですかお!?」
(´・ω・`)「当然。君もそのつもりで待ってたんだろ?」
(;^ω^)「そりゃあまあ」
(´・ω・`)「じゃあいいじゃないか」
言って、席を立つショボン。
慌ててブーンもその後を追う。
(´・ω・`)「――まずは、『具象化』をモノにしないことにはお話にならない」
(;^ω^)「あの……ヒートさんも言ってたけど『具象化』ってなんなんですかお?」
当然の知識のように『具象化』について話すので、ついていけなくなり質問をする。
するとショボンが少し驚いた表情になり「そこからか。まあ仕方ないね」と呟く。
(´・ω・`)「さわりだけさっさと説明するけどいいかな」
- 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:42:41.68 ID:CPdPRhhC0
- しえしえ
- 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:43:23.01 ID:ItszZccq0
- ブーンは軽く頷きショボンの話に耳を傾ける。
(´・ω・`)「『具象化』っていうのはね、装術士の基本にして一番始めにぶち当たる壁だよ」
( ^ω^)「基本……?なのに壁なんですかお?」
(´・ω・`)「この壁を越えられない人は装術士とは呼べない。それくらいに大事な技術さ」
(´−ω−`)「残念な事に越えられない人もある程度いるけどさ」
そう言いながらため息をつくショボン。
(´・ω・`)「独学でやろうとしたり才能がない奴はここでつまづいて悲惨な事になる。傭兵としては、だけれど」
戦う為の才能なんてない方がいいんだよ本当は。
そう呟くショボンはどことなく寂しげであった。
(´・ω・`)「続けようか。今君が使える装術はマナを直接武器に纏うものだったね」
(´・ω・`)「しかし、それだと実際は効率が悪すぎるんだよ」
マナそのものをコントロールするのには微細な調整が必要であるため、
普通の人間はどうしても大雑把にしか扱えない。
するとエネルギーが垂れ流しになるばかりで維持をすることすら難しい。
- 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:43:23.20 ID:rBhuflsE0
-
うわ、つまんねー(;^ω^)
誰が読むんだよこんなんwwww
誰が待ってるんだよこんなんの投下をよおwwwww
- 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:46:17.69 ID:rBhuflsE0
-
涙ぐましい投下ワロタwwwwww
お前ブーン系に必要ないわwwww
いくら落ち目のブーン系でもなあwwwwww
早く死ねよつまんねえからさあwwww
はやくwwwwww
死ねやwwwww
- 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:46:46.56 ID:ItszZccq0
- (´・ω・`)「で、それをカバーするのが『具象化』って訳さ」
( ^ω^)「とりあえず覚えた方がお得ってことはわかりましたお」
理屈についてはまったく理解できなかったらしいブーン。
知らなければ使えないという訳ではないのでそのまま話を続ける。
(´・ω・`)「要するに『具象化』ってのはマナ以外の物を装術で扱う技術だ」
氷や炎、水などを武器や己の肉体に「装備する」、これこそが装術が装術たるゆえんである。
これを扱えない者は「装術士」とは呼べないという言葉はその通りと言える。
(´・ω・`)「それにより形のないマナというエネルギーが形を成したように見える。だから『具象化』」
(;^ω^)「な、なるほど……」
まだ訳がわからない部分もあるが、具象化がどういうものかという事はなんとなく理解したブーン。
そうするとどうやったら使えるのか早く聞きたくなる。
(´・ω・`)「まあそう慌てなさんな。『ゲーテは事を仕損じる』ってアクアリウムのことわざがあってね」
(´・ω・`)「あんまり急ぐとよく失敗するってことさ。……ところでゲーテってなんだろうね?人の名前みたいだけれど」
ここにクーがいればすぐに訂正されただろうが居ないので間違ったままにその話は終わる。
- 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:48:25.08 ID:CPdPRhhC0
- 支援
- 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:48:56.02 ID:ItszZccq0
- (´・ω・`)「まあ、いいか。本題に戻そう」
(´・ω・`)「使い方はさほど難しいものじゃないんだ。ただ感覚を掴むまでが大変でさ」
ショボンによると、マナだけを集めるのとあまり違いはないが、集中力が必要とされるそうだ。
(´・ω・`)「例えばヒートの使ってる氷の装術なんかを例にあげてみるとだね」
氷の装術を具象化する場合、大気中の水分をマナと混合させて氷を形成する。
しかし確固たるイメージが無ければまともな形を為す事は出来ず、装術としての力も発揮されない。
(´・ω・`)「こればっかりは習うより馴れるしかないね」
装術は魔術と違い、使用する上では感覚的な部分がより重要であるとされる。
その感覚を覚えるまでひたすら反復練習を重ねる必要があり、それは才能に大きく左右されてしまう。
(´・ω・`)「酷い場合は数年間かかってもまだ出来ないって事もあるみたいだね」
(;゚ω゚)「いっ!?す、数年って、それじゃあ困りますお!」
(´・ω・`)「そうならない為に僕がいるのさ。幸い僕は教える方はうまい……はずだ」
- 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:49:29.38 ID:fZLrcPcV0
-
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 ̄/ | ヽ":::: いぅ::(ノ;' . いぅ::(ノノハr';' } イエーイ♪
/ . ゙N l :ヘ `'-- ' i i ` ー '´ ノ,l,フ ノ
/ . |_i"ヽ;⊂⊃冖イ;: l `'冖⊂⊃i..l"
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄{ ::| 、 :: ヾ三ニ‐':" , il |
\__________ト、 :|. ゙l;: ,i' ,l' ノ
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- 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:51:03.22 ID:fZLrcPcV0
-
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Y⌒''''|'"⌒`⌒⌒'ー、_/ 》
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,,,γ;;;;,,…../ ::::::::::*::/∞〜 プーン
(;;;;;;;;;;;;;;;;;;人_(\!((^i_/ヽ、::*::: }
| / -'' ̄  ̄''- i リ
| ソ r(:;;:),,、i r(;;;;;;)、 |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∞〜 プーン
リ i ;;;;;;;; | :::: | |
〜∞ プーン } <ヘ ノ ::: /;; > i
| |::::l `;;ー;;`ヽ: l::::| |
ノ ヽ::: ∬ll===ュヽ ::/ リノ
彡ノ ソ;;∬:∬ |、'^Y^',,|:::/| / |
彡 |∬ \.`-;;;;-'/
- 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:51:57.62 ID:ItszZccq0
- その言葉を聞いてブーンは抱えていた疑問をぶつけてみた。
( ^ω^)「あの、ショボンさんって、昔……」
(´・ω・`)「そうだよ。僕は昔装術士をやっていた」
言いづらい事を聞いたと思っていたのであまりにあっさりとした反応に少し驚いた。
(´・ω・`)「聞かれるのはわかって喋ってるからね。聞かれて困る事でもないし」
(´・ω・`)「むしろ、昔装術士だったけど何か質問ある?ってノリだから気にする事はないよ」
( ^ω^)「じゃあ、クーさんは」
(´・ω・`)「弟子みたいなもんだね。簡単に越えられていったけど」
彼女は天才だ。と降参のポーズを取りながらショボンが言う。
( ^ω^)「やっぱり、物凄い魔術が使えるんですかお?」
(´・ω・`)「いや。普通の魔術師が覚えられる程度の魔術しかないよ。
魔力は凄いけどそれもとんでもなく飛び抜けている訳じゃない」
それにしたってあの若さなら凄いけど、と前置きをした上で語る。
(´・ω・`)「あの娘が天才と言われる理由は魔術や魔力の凄さとは別にある。……いずれわかるよ」
(;^ω^)「はあ……」
- 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:52:02.58 ID:UnvPFdFC0
- シエン
- 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:52:47.72 ID:fZLrcPcV0
-
上、 /⌒ヽ, ,/⌒丶、 ,エ
`,ヾ / ,;;iiiiiiiiiii;、 \ _ノソ´
iキ / ,;;´ ;lllllllllllllii、 \ iF
iキ' ,;´ ,;;llllllllllllllllllllii、 ナf
!キ、._ ,=ゞiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii!! __fサヘ.
/ `ヾ=;三ミミミミヾ仄彡彡ミミヾ=`´ 'i、
i' ,._Ξミミミミミヾ巛彡////iii_ |
| ;if≡|ヾヾヾミミミミヾヾ、//巛iiリ≡キi |
| if! |l lヾヾシヾミミミ川|ii//三iリ `キi |
| ,if ,f=|l l lヾリリリリリ川川|爪ミミiリ=t、キi |
| ;iナ,サ |l l l リリ川川川川|爪ミミiiリ キi キi |
| iナ ;サ |l l リリリリ川川川川l爪ミミilリ キi キi |
| iサ ;サ, |リ リリ川川川川川l爪ミミiリ ,キi キi |
| iサ ;サ, | リ彡彡川川川川|爪ミミiリ ,キi :キ、 |
,i厂 iサ, |彡彡彡彡ノ|川川|爪ミミリ ,キi `ヘ、
,√ ;サ, |彡彡彡彡ノ川川|ゞミミミリ ,キi `ヾ
´ ;サ, |彡彡彡彡川川リゞミミリ ,キi
;サ, |彡彡彡彡リリリミミミシ ,キi
,;#, |彡彡ノリリリリミミミシ ,キi
;メ'´ !彡ノリリリリリゞミミシ `ヘ、
;メ ヾリリリリノ巛ゞシ `ヘ、
;メ ``十≡=十´ `ヘ、
ノ ゞ
- 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:54:00.99 ID:fZLrcPcV0
-
/:::::::::::::)(:::)(:::::::::::)(::::::^:::::::::::::::::::\(
))(:::::::::::::::::::::::::(:::):::::::::::::::::(:::): ::::::::::::::\〜
/::::::::::/ノ::::::::ノ::::::::ヽ:人::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::)))
(:::::::::::::::::::::::::/ ):::ノ::::ノ ) ソ ヾ:::::::::丶::::ヽ
((:::::::::::::::./ 彡 ノ _ ノ :: 彡:/)):::::::):)
(::::::::::/ ミミミミミミミ.東彡彡彡彡彡 :::::::::::)
〜((:::::::// ̄ ̄ ̄ ̄ヽ===/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ |:::::::::)))
|==ロ -=(●)==- ‖ ‖-=(●)=- ロ===
/⌒ |:/ ‖ --/ /ノ ヽ \---- ‖ ヽ|ヽ⌒ヽ
〈 |/ ヽ`======/ .⌒ ` ========ノ. ..| | 〉
ヽ .( 。 ・(●)・c ( ● ● ) ;”・u。*@・:、‘) /
| ( :。・;%:・。/::: ::::::| |::::::U ; 8(●) :% ) |
\( 。;(●)・o;/::::::::::l l::: ::: \ :。・;%(●). )/
(;8@・。: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\: ”(●);”・.)
(0”*・ o/ \ 0”*・o:)
. ((●),:)|.  ̄| ̄| ̄| ̄ | :(:%(●):)
:(; 8@・ *・・)
\:(●): \_____/::::(●)::::::/
ヽu ヽ:::: _- :::::⌒ :: ::::::::::-_ ノ
。 UuU UUU U UuU
- 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:54:38.98 ID:ItszZccq0
- (´・ω・`)「散々脇にそれたけどそんなに時間もないしちゃっちゃとやろうか」
ショボンに言われ、マナだけの装術を発動させるブーン。
(´・ω・`)「その状態で地面に突き刺したりすると土煙が上がるとか地面に影響をおよぼす訳だけど、
今回はそれが起こらないぐらいにパワーを落としてくれないか」
(;^ω^)「あの、どうやってやるんですかお?」
(´・ω・`)「……そうだね、手に穴があいていてそこから水が出てるとしよう。
その穴を小さくして水を少なくする感じで」
(;^ω^)「よーし……あっ!」
ブーンがそのイメージをした途端、ナイフに宿っていた光が消えてしまう。
(´・ω・`)「それじゃやり過ぎだよ。もう少し抑えて」
(;^ω^)「は、はい」
その後何度かやってみたが、どうしても装術が解除されてしまう。
(´・ω・`)「うーん……じゃ、別の方法で行こうか」
(;^ω^)「はあ……えっ!?」
- 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:56:24.16 ID:/vKmq+Qk0
-
, '" ´ ` 、
/ , ,/ l ∧ ヽ
/ / / .::/ノ ノ ノ ヽ \
/ / .:::/ ::// /.ノ __ ヽ ヽ
/ /::/ ::::/::/__" / ` ` i:::.. ヽ
/ |:/| :://´ ;r=ニ、`i |
| ::| |;:/ ,r = -、 !i, ・ i | ヽ
| | // \ !i: | ,、::.. ``r、__,
| | "| ・ ::i! , `ー_,,,,::.,-‐‐、:::::`ヽ、
| ヽ \ .ノ .,,,,._,,,...‐''"´ _,., ノ :::::ヾ`ゝ
| l =-=":/,,____,,...-''i" l_,-! l /:::;` 、:::)ノ´
ノ::::.. ; ::.. ;::.ヽ //`i l ゙!,..-'゙ ゙i lノ ν
/; '/:::::..::::::..;:::::::..::::::::i | i、_ノー‐'^`''" l i
/;´ /::::;:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ l l | i ぎゃああああああああ
` i;:::/ i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::>、| i ,..ィ' l`'l
|/ `、;:::/|:::::::∧:::;:::/´ ヽi゙i'"゙i‐┬‐┬'''i"_,ノ"/
ノノ |;:::/ ノ::// `ヽヽ〜-^ー'^ ._,,,x"
|/ l/ | `゙''ー-‐'ー~..
- 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:57:48.59 ID:/vKmq+Qk0
-
設定の垂れ流しか
読まねえぞ誰も
阿保だなあ
- 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:58:08.84 ID:ItszZccq0
- 早くも練習法を変えると言い出したショボンに不安を抱くブーン。
だが彼の次の言葉でその不安は晴らされる。
(´・ω・`)「こういうので一番まずいのはね、苦手な方法をいつまでも引きずる事だよ。
向いてないとわかったら早めに切り替えた方がいい」
(;^ω^)「な、なるほど」
(´・ω・`)「君はパワーのコントロールが不得手なようだから、こざかしい事はやめよう」
(´・ω・`)「普通の状態のナイフに一気に具象化を施す。本来なら慣れない内はやらないんだけど」
そう言われ地面にナイフを突き立てるブーン。
(´・ω・`)「これもイメージが大切だからしっかりやろうね。
……磁石に砂や石が引き付けられる、というのはイメージしづらいかい?」
(;^ω^)「じ、磁石ってなんすかお?」
(´・ω・`)「あ、知らなかったのか。文字が書けるから学校に行ってるのかと……じゃあ仕方ないね」
しばらく唸っていたショボンが出した問いは、最初に装術を使った時にどんな事を考えていたかというものであった。
(;^ω^)「あ、えっと、じゃがいもが養分を吸って大きくなるっていう……
クーさんに好きなものの方がイメージしやすいって言われて」
- 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:58:26.30 ID:f3g8dkIwO
- イメトレは難しいと思うんだ支援
- 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:58:59.40 ID:/vKmq+Qk0
-
,,,――--,,,,、 _,―''"゙゙゙"ヽ、
/` ~゙'''''" `'i、
│ │
.| iilllllii. oilllllii ゙l
゙l、 =・= r ‐、 =・= ,!
,/i、 i i /
| l゙゙l ; ∵; ,|. : : 人; ∵; ,l/
ヽ"'!i、 `''" `ー- ' ー .,,ii゙lノ
./)l゙゙l|゙'i、、 .ヾl)、 〈 、_____, 〉 ,/l゙.l゙
.l゙ .|| .l .| ゙l .,,,,,,゙l,.゙,j、 \+┼┼+/ ,/゙il゙‐゙
| .l| | .| ,,ト'゙ ,,/゙'゙.|'ヽ `ー‐‐'´ ,j彡` ,-,_
.l゙ `.,―'" / .l゙ .ヽ、 ⌒ ,|/` | ゙l .,,-'j,,、
.| ヽ ,レ'"゙⌒\,,,\,,、 ._,,-彡'"゙゙`ヽ ,! ゙l'゙,r,i´,|,、
゙l ..,i´ ,r i、 、 `゙゙゙'''''''~'"` .__./ 、゙li、 ./` .r'",,r!'~_,|,、
: ,!、.,、 _ ,r`|゙l,,彡-/'"'''ヽ,=,_,,,ノ゙‐'゙゙゙゙``.;,i".|l゙゙i、,,,rl" |!.'"._r'",,l゙
.j`.゙'"゙‐'`゙、r|,,,,-'''''rヘミ,,-―‐'i、/゙‐'"'''",,,|,rヘ-ヽ、,,!ミ,、._,il" .'",/`
.|ヽ、.,/`'''ノ ._,r_\,,,,,---''-、-‐'―'""゙i\.l,,,,=/" ゙l` ,/
..ヽ'''―-‐゙_,,,-'"` .゙l、 .,、 ,i、 ,, .,-,゙l,イ, ゙i、 ,,,_│ ._,,-‐゙
`''―-‐'゙` |,'=-"`''"`-,/``, .,i"' |'''゙`'" `、,r'"
l `゙""`―'゙`,''''"`,lヽ `ヽ,,,,-'''"
- 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 20:59:01.43 ID:CPdPRhhC0
- 支援
- 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:00:58.21 ID:/vKmq+Qk0
-
全然楽しそうじゃないなー
読者さーん
も少し演技してあげてー(笑)
作者さん経験ないんだからさあ(笑)
- 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:01:06.78 ID:ItszZccq0
- それを聞いてショボンは関心したような表情でこう言った。
(´・ω・`)「ふーむ。なるほどね。もう少し教える方は下手かと思ったよ」
(´・ω・`)「そういうイメージが出来ているなら案外早く修得出来るかもしれない」
そう言った上で更に言葉を続ける。
(´・ω・`)「そうだね……そのじゃがいもが根をはり増えていく感じのイメージをしてくれ」
言われたとおりやってみたが、やはり通常の装術しか出せなかった。
(;゚ω゚)「はあっ……!はあっ……!」
(´・ω・`)「うーん、休憩だね」
(; ω )「まだっ……やれますお!」
(´・ω・`)「だめだめ。無理したって出来るようにはならないよ」
魔法の威力は使用者の精神状態に大きく左右されるため、疲労したまま使用を重ねるのはあまり良くない。
それを危惧してのショボンの言葉だった。
- 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:02:54.77 ID:ItszZccq0
- (´・ω・`)「下手したら暴走の引き金になるからさ。
それに装術のイメージをする為には落ち着いた状態の方がいいんだ」
言いながらコーヒーを淹れる。
ふと、彼はコーヒーを飲めるかな、と思い聞いてみる。
(´・ω・`)「君はコーヒー飲めたかな?砂糖は何杯?」
( ^ω^)「……砂糖は四杯でミルクはたっぷりお願いしますお」
(;´・ω・`)(……甘党だね)「わかった」
コーヒーを何杯か飲んで心と体を落ち着かせる。
( ^ω^)「もう大丈夫ですお。よろしくお願いします」
(´−ω−`)(やれやれ。若いっていいなあ)
自分がブーン位の年齢だった頃を思い出し心の中で呟いた。
- 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:03:22.24 ID:/vKmq+Qk0
-
/⌒`‐-、,,__
/ ノ | \
/ ( ノ \
/ ∫ _,r ' ヽ、 \
/ ,ζ',,_ \ \
/ /''"´ _ _ _ `丶 ヽ
/ /ゝノヽ ' ゝイヽ ヽ
/ ヽ
/ レ ヽ( . |
/ ノ( )\ ・ |
,,--/ ∴ _ノ `てノーこ_ `ー-- : /、
/ /:∴∵ '" ∴∵∴γ' `) ∴ ∴/ 丶、
´ (∵∴∴∴∵∵∵ τ〜_/ ∴∵∵ /
丶∵:|∴∵∴∴∵∴ヾ ζ ∵∴∴;:/
ヽ∴丶、∵∵∴∵∴:し'∴∴∴∵:/
ヽ∴∵∴∵∴∵∴∴∵∴∵∴ /
\ ∴∴∴∴∴∴∴∴∵: ノ
\ ∵∴∴∴∵∵∴:/
丶、_∵∵∵:_,, - ''´
\ `゙ー-"´ ノ
- 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:04:15.95 ID:JtHIyNpM0
- 支援としか書いてない奴は読んでない
これ豆な
- 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:06:06.20 ID:/vKmq+Qk0
- >>58
ばっか、お前ホントのこと言うなよwwwww
作者が自殺しちまうだろwwwww
ゴミ駄作の作者なんかいらねえけどよwwwwwwww
- 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:06:07.79 ID:ItszZccq0
- (´・ω・`)「反復練習をしている内に何か“引っかかる”ような感じがする時がくるはずだ。
それを感じたらしばらく休まずに続けよう」
(;−ω−)「おkですお……むむむむむ」
その後休憩を挟みながらやってみるもとうとう朝まで成功させる事はできなかった。
(;´ω`)「も……もう限界だお」
(´−ω−`)「奇遇だね……僕ももう眠くて仕方ないんだ」
(´・ω・`)「また今日の夜に来たまえ。まあ自分で練習してもいいけど」
( ´ω`)「わかりましたおー……」
よほど眠いのかふらふらと店を出ていくブーン。
ショボンはブーンがどこに帰るのだろうかと考えたが、
(´−ω−`)「ま、いいか。……どのみちクーの所に帰るしかなさそうだし」
ブーンの保護者である女性の顔を思い浮かべそれ以上考えるのはやめた。
- 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:07:57.43 ID:/vKmq+Qk0
- / ..:.:.:.:..:...:..:.. ..:...:..:..:...:..;:;:.ゝ,,,,
/ .. ..:.:/:...:...:.:.::.. .. . .:i:...:.:..:.......:... ヽ
′.. ..:/′..:.../.::.. ....:.::|::..:.:.::..:.:... ...::.:...:.:.:.:.: 'ヽ .
i .. .: i′.i:....:|..:::.. .. ..:.l!:..i:...:l:..:.:.:. . i;::::.丶
/| ../ ..:.i{ .. |..:._|:.i :.{..:.:..:.:..i:...]V:!:|vi:|V.. :.. i:. 「ミ 、
/..:.::|..:|..:.:.:.:|..:.,|丿リ::: ハ...:.:.:.}/.. :: :.::. ヾ . |:..|:::.:.. \
. /..:/..:.::,l ..!:!:..:..| :::::,,, ヽ ヽ. ./ ソ イ笊ミ ,ヾ},,. ハ:::::::.:..ヽ
/..:/..:.:::ハ.从::.:.ト笊ミ、 . V ミ , .ド':..i}',, |,:..{ ';::::::::.:....ゝ
.′'..:.::/ r!..:.\{弋叉' i} ゙ミ ゝ´ Vツ イ:..|} V::::::.:.:.... '.
|/..:.::/ {|..:.::ハ ζ,ノ 丿 。 .. ヾ :.. ,丿 | V::::::.:.:... l
/..:.:::/ |..:.:.:::::ゝ..。 イ ゚ ,χ、 γ:.:. ! ';:::::::.:.:.. l !
.: .:.::::′ l...:.:.:.:| 入 ´..:´`ー´`::ヽ . ../ }::.:.:.....′ '::::::::.:.:. | |
.′.::::i |..:.:.:.{;:} ζヾニ竺久アイ ノ イ:. ..}/ }:::::::.:.: |
j ..:.::::::| ..:. .:. V ,r|> `ニニ´iチ、 }リ:../′ :::::::::.:.:|
i..:.:.:::: { ヽ ..:.. {,ィ´/ \_ __ノ }\/:.ノ i:::::::.:. !
|..:.:.:::::| __ ..ィヽト乂 { んムx j イ´ー--- 、 }:::::::.: |
- 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:08:07.11 ID:1NwXXGoU0
- しえん
- 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:09:05.45 ID:ItszZccq0
- 川 ゚ - )「くっ……うーん」
少し前に目を覚ましたクーは、眠気を取り払おうと軽い体操をしていた。
そんな彼女の耳にドアのノック音が届く。
こんな早くから誰だろうか、と考えを巡らせながらドアを開けると宿の主人がそこにいた。
川 ゚ -゚)「何かあったんですか?」
まさか怪物が、と表情を引き締めて主人の言葉を待つ。
主人「あの……この人に見覚えはありますか?……いやね、貴女の名前らしき事を寝言で言ってたもので」
床に転がっている人物を示してそう質問する主人。
川;゚ -゚)「ブーン君!?」
驚いて大きな声を出したにもかかわらず、ぐっすりと眠りこけているブーン。
よほど疲れが溜まっているのか。
主人「どうやら正解のようですね。いやあ、よかったよかった」
川 ゚ -゚)「すみません。ありがとうございました」
主人「では、私はこれで」
自分からブーンを探しに行こうと考えていたのでびっくりはしたが、手間が省けたと思うべきか。
まずはブーンをベッドに寝かせ、これからどうするか考える。
川 ゚ -゚)(とりあえず朝食は二人分要るな)
- 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:10:27.19 ID:/vKmq+Qk0
-
おーいwwwww早く死んでいただけませんかあwww
だれも読まない駄作は作者ともども必要ないんですけどwwwwwww
あっはっはwwwwww書いてて面白いとか思いましたかあ?wwww
思ったなら頭の病院に行くことをオススメしまーすwwwww
- 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:12:37.94 ID:ItszZccq0
- 朝食についてくるコーヒーをすすっていると、ブーンが目を覚ます。
( ´ω`)「うーん、う?」
川 ゚ -゚)「おはよう。ブーン君」
( つω`)「…………クーさん。おはようございますお」
気まずそうにしてはいたが、挨拶を返したということはそれほど溝は出来ていないということだろう。
そう確信して内心ほっと胸をなでおろす。
( ^ω^)「あの……クーさん」
川 ゚ -゚)「話は朝食を食べながらでもいいだろう?早くしないと冷めるぞ」
それを聞き急いで顔を洗いに行くブーンを見ていつものやり取りが戻ってきた事に少し感動する。
川 ゚ -゚)( ^ω^)『いただきます』
みずみずしいサラダから手をつけようとしていると、既にバタートーストを半分ほど食べているブーンが話し出す。
(;^ω^)「クーさん!」
川 ゚ -゚)「む、どうした?」
( ω )「すみませんでしたお!!」
- 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:12:51.71 ID:/vKmq+Qk0
-
(´・ω・`)「反復練習をしている内に何か“引っかかる”ような感じがする時がくるはずだ。
それを感じたらしばらく休まずに続けよう」
...-ー、,-─
.-=・=- i、-=・=-
.. / ー-' ヽ . .
.. -=ニ=-
.`ニニ´ 「おkですお……むむむむむ」
/ ̄ '  ̄ヽ
/ ,ィ -っ、 ヽ
| / 、__う人 ・,.y i
| /  ̄ | |
ヽ、__ノ | |
| 。 | /
| ヽ、__炎_,ノ 丿
| (U) |
| / ヽ |
- 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:14:21.19 ID:eOafOlrZ0
- すっげえ支援の数
- 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:14:36.35 ID:1+69fZME0
- 地の文と会話文の比率が微妙な気が
どちらかに特化させればいいのに
支援
- 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:16:23.81 ID:ItszZccq0
- それを聞き、軽くため息をつく。
川 ゚ -゚)「ふー、このあいだも言った筈だぞ。『気にするな』と」
( ^ω^)「聞きましたお。でも、僕が謝らないと気がすまないんですお」
川 ゚ -゚)「……なるほど。君もなかなか頑固だな」
( ^ω^)「あともう一つ、お願いしたいことが」
とうとうきたか、と思ったが表情には出さない。
川 ゚ -゚)「私に出来ることなら」
( ω )「これからも一緒に旅を続けてください!お願いします!」
川;゚ -゚)「えっ!?」
まさかそう言われるとは全く想定していなかったクーは、驚きのあまり椅子から立ち上がってしまった。
(;^ω^)「ど、どうしたんですかお?」
クーの突然の行動に面食らったブーンが疑問を投げかける。
- 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:16:53.71 ID:OavpNOoB0
- >>68
文句言うなよ
作者はまだ初心者なんだからつまらなくて当たり前
- 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:18:43.26 ID:eZ0xdV0s0
-
/┃┃\ V/ ̄~┃┃ ̄ ̄フ
/ ┃┃ \ / ┃┃  ̄>
/ ____| / 人_____ノ
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/ /::::/::::::\| (6------|○⌒つ:::|
|_ |∵:*∴。:: | レ:::∵:∵(・):::_:::::|
|(6レ:::::|∴つ:::| \∵::: \_//
|∴∵::_(・)::__:_;;;::| \::::_::_/
\∵:\_/∴/ ∵∴ノ二ニ.'ー、`ゞ
\__:::_:::::/ ∴∴::::::::::∴:::::::/ ペイピュー
ノ二ニ.'ー、`ゞ :::::::::∴∵/
Y´⌒` r‐-‐-‐/`ヽ、≡=─
|; ⌒ :; |_,|_,|_,hに丿ヽ ≡=─
.|: ; : : : .| `~`".`´ ´“⌒⌒)≡= -
. |; ; ; ; 人 入_ノ´~ ̄ ≡= -
l ; ;/ // /'' ≡=─
- 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:19:44.62 ID:1+69fZME0
- 文句て……
支援
- 73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:22:19.26 ID:ItszZccq0
- >>68
アドバイスありがとうございます
川;゚ -゚)「わ、私はてっきり君はもう旅をやめてしまうのかと……」
震える声で話すクー。
まだ少し動揺しているようだ。
するとブーンが首を振って答える。
( ^ω^)「違いますお。……たぶん僕はまだ、旅に出てなかったんだお」
川 ゚ -゚)「それはどういう……」
( ^ω^)「僕はただクーさんについていってただけなんだお。自分自身の覚悟がなかった」
( ^ω^)「でも、わかったんだお。旅に出たいと思った理由が」
( ^ω^)「だからお願いしますお!僕と一緒に旅をしてくださいお!」
再度頭を下げるブーン。クーは嬉しく思う反面、ギルドの件について罪悪感を抱かざるを得なかった。
川 ゚ -゚)「そう言ってくれるのはとてもありがたいんだが……」
川 ゚ -゚)「すまないブーン君。実はこちらもお願いしなければならない事があるんだ」
- 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:23:24.81 ID:eZ0xdV0s0
-
_,.-‐''" ''‐,,
,.-' ,.--、 \
/ /~~\ / /ёl\__ ゙i,,
. / l /ΘヽV | ー'| | 丶、 ゙i,,
/ /ヽ 二 |、 ̄ У ヽ、 ゙i,, _,.
l / ヽ___/ ヽ_/ L,,-‐''i"
|/ ( | ,,..-‐"| |
‐‐|--,,.___ `T゙ | __,,⊥-‐
'i, |  ̄l /
'i, '-、 丶、/ / この駄作くさっ!
'i, / -< | /丶、'
_,. -‐く / ー′ l ,' ∠__'‐、
X ', / ,' r'´ ゙''‐,,
/ \ '--─一'´ r'" ゙;,
,.-‐'''" ''‐- __,,...‐'′ ゙;,
- 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:25:17.32 ID:eZ0xdV0s0
-
なんかいいわっすなやほんとにぃぃ!!!帰ってくれやマジで邪魔なんよお前らが184付けてる奴ら気持ち悪いんよホントにお前らぁ!
お前らマジで・・・・・がまんならんどぅじゃ: │:::,‐ .゙-、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ほんとにお前らああ!!!みえttt帰れよ!
おでひどりでやりよんやっだら : |、:;l゙ 〈 ゙゙゙||lllliiiilill;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::: そんなにならんのよほんとにぃぃ!!
くっそがーーーー!たいがいっせーよ_ ; |::| ヾ `ヽ、::::::::::::::::::::::: お前らほんとにぃぃ・・・はぁん・・・くっそがぁ・・・・
くるるるぁよ!お前らほんとにぃぃ!! . : ゙l::lllト‐、` ''゙゙゙||ll!!ll||゙゙゙゙゙ヽ`'、::::::::::::::::::::::: 帰れや!!・・・・・・・・Jukeさんすいませんホントに
・・・・ふぅあ・・・・くるなよほんとにぃ ; ゙ll,,,iii,゙l ''゙゙゙、 `ヽ、. ゙l、:::::::::::::::::::::::、 184付けてくるらよお前らぁ!!
・・・にゅぁぁっ・・・っshsてなんぞや : ゙l゙ │ i、  ̄``-、 | \::::::::::::::::::::::: ほんとにぃおえっyhyっすりゃあ!!!
ふざけんじゃねーよぁマジでぇお前ら! ; │l゙ `ゝ--、__, | ゙i::::::::::::::::::::::: ひdnどこでくるらぁお前らぁ!・・くるなよお前らぁ!
なんかいも言わすっなやホントにぃ!! ; り .( ο `l::::::::::::::::::::::: ・・すぇ・・帰ってくれやマジでぇホントにお前らぁ・・!
楽しくなりたいってなっとんじゃホントにぃ : / `」 ~゙'i、 __,ノヽ:::::::::::::::::::: kばd184付けてる奴ら気持ち悪いんよ
- 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:25:41.64 ID:ItszZccq0
- ヒートから聞いた話と合わせ、もう既に自分達の情報が向こうに漏れている可能性が大きい事を告げる。
(;^ω^)「……そんな事が」
川 - )「本当に申し訳ない。……私が君を巻き込んだりしなければ」
クーが頭を下げる。
(;^ω^)「あ、頭を上げてくださいお。僕がついて行きたいって言ったんだから……」
ブーンがそう言うと、クーは頭を上げてブーンの目を正面から見据えながら、話す。
川 ゚ -゚)「一緒にガイドラインに引き返し、フォックス達と戦ってもらいたい。
これが私のお願いだ。勝手だという事はわかっているが……」
ブーンは再び首を振る。
( ^ω^)「自分の家なんだから自分で守るのは当たり前ですお。むしろこっちがお願いする方なんだお」
川 ゚ -゚)「そう、か……じゃあ、ついてきてくれとは言わない」
川 ゚ー゚)「一緒に行こう。ガイドラインに」
- 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:27:25.85 ID:gqNOIiqo0
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|::::/ ◎\: .|
|:: | ト‐=‐ァ' |:|
|:: | ` `二´' |:|
_,,/ ヽ ◎ 入
_ -‐'' ◎ . } .: 丿 ヽ
_ ィ'' .::::}..::ノ::.../◎ ト、
/ ‐--‐ . .. .::::::::-ー‐'''゙‐--<::::::::::.... \ 三一
| ◎,,,,ィ----‐‐''´\ \ / ヽ、:::::::::::... ヽ 三二一
|: `i 三二 > ◎) (◎く `ヽ-、::::::、 '、 三二
.l: l 三一 / / \ ヽ、 ヽィ◎} 三一
', ', 三二一(◎( )◎) |: :| 三二
ヽ l 三二 ー_ら ⊂_,r | l 三二一
- 78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:27:58.28 ID:ItszZccq0
- 川 ゚ -゚)「しかし、随分と遅くまで起きていたようだが大丈夫なのか?」
( ^ω^)「大丈夫ですお。ほら、この通り」
そう言って立ち上がり元気だと示そうとしたブーンだが、その拍子に大きなあくびが出る。
川 ゚ -゚)「あまり無理は良くないぞ。……具象化についての練習をしていたんだろ?」
本来であればヒートに依頼するつもりであったが、結果的によかったのかもしれない。
クーの装術の知識は素人同然と言えるものであったし、ヒートにしても他人に教える事が上手い訳ではない。
川 ゚ -゚)「しかし、ショボンが君に装術を教えるなんて思わなかった」
( ^ω^)「え?」
川 ゚ -゚)「あの人は自分と他人の間に明確に線を引くんだ」
良くも悪くも他人に深入りはしない。それがどれだけ長い付き合いでも変わらない。
ショボンはそのような人間であるとクーは言う。
( ^ω^)「そんな人には見えなかったですお」
川 ゚ -゚)「ふーむ。何がしか心境の変化があったのかも知れないな」
- 79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:28:50.99 ID:gqNOIiqo0
-
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/::::::::::/ノ::::::::ノ::::::::ヽ:人::::::::::ヽ:::::::::::::::)
(::::::::::/ ):::ノ::::ノ ) ソ ヾ::::::::::::丶::::ヽ
(:::::::::/ 彡 ノ ノ :: 彡:/)) ::::::::::)
(::::::::::/彡彡彡彡彡 ミミミミミミミ :::::::::::)
( :::::::// ̄ ̄ ̄ ̄ヽ===/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ |:::::::::)
| =ロ -=・=- ‖ ‖ -=・=- ロ===
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.( 。 ・:・‘。c .(● ●) ;”・u。*@・:、‘)ノ /
( 。;・0”*・o; / :::::l l::: ::: \ :。・;%:・。o ) < ぶーん!
(; 8@ ・。:// ̄ ̄ ̄ ̄\:\.”・:。;・’0.) \
.\。・:%,: )::::|.  ̄ ̄ ̄ ̄ | ::::(: o`*:c /.. \_________
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(ヽ ヽ:::: _- ::::: ⌒:: :::::::: -_ ノ
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- 80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:30:57.86 ID:ItszZccq0
- ( ^ω^)「でも、クーさんもショボンさんに色々教わったんだお?」
川 ゚ -゚)「色々、ねえ……」
――――――――――
(´・ω・`)『僕は装術士だから君に教えてあげられる事は少ないけどかわりにこれをあげるよ』
川*゚ -゚)『あ、ありがとうございます!……あれ?』
川 ゚ -゚)『あの、この紙なんですか?……請求書に見えるんですが』
(´・ω・`)『うん。出世払いでいいからね』
川 ゚ -゚)『えっ』
(´・ω・`)『えっ』
――――――――――
今思えば魔術書をタダで譲ると言うのは無理な願いであったし、
値段も相場よりは安かった。
何より他人に甘えるばかりではこの先生きてはいけないというショボンなりの教えだったのかもしれない。
川 ゚ -゚)「うん……まあ、確かに色々教わったよ」
- 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:33:54.60 ID:gqNOIiqo0
-
ナ::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::ヾ
| ̄| V::::::::::::::::_{{ ({∫∬ノノjヾ:::::{
| ̄| | ̄| ナ::::::::::::::i`__,,,,,,,ァ_ _,,,,,_ t;;:ヌ
| | | | イヘ::::::(ヾ~!,ャt、 !'''i ィtン )=f }f
| | | | i {t)テ" ヘ' '___,イ ヽ_/ 介'
| | | | _,rヘ_,j|!' /ー--''! |'
|,.ィ―'''' ̄ /| | /二ク ! <作者です! 同人誌とか持ってます!
/;;:::'';;::''::;;:/ { ! 、 ヾニン ノ\
/'''::::;r|''':::;;;| | ! \ _,,./|::;;'''\
/:;;/ |;;;''::;;| 丶\ `__>-ー´ !;;;:'''::iヽ、
i/ |'::;;;;''| 三 ―''" !''::;;;;| /ヽ
/⌒ヽ |;;''':::;| \ !;;::''|/ i
/ \{'';;;::''}  ̄二ニ= !::;;| |
/ヘ |;;:::::;{ ‐- !/ |
/ i |:::;;;''! ー ! / |
/ l |;;'';イ } {、
〉、 ∧テ{ ヽ _ _,,,,;;;;;:::-==ニ;;;_ ノ __,イ´
- 82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:34:05.73 ID:ItszZccq0
- ( ^ω^)「やっぱり」
納得したような顔でうなずくブーン。
クーはなんとなく釈然としなかったが気にしない事にした。
川 ゚ -゚)「今日にでもここを出てガイドラインへ向かうつもりだったけど」
川 ゚ -゚)「どうする?……その様子じゃ上手くいった訳じゃないんだろう?」
(;^ω^)「うぐっ」
どうしてわかったんだ、と言いたげな視線を向けてくる。
川 ゚ー゚)「前にも言ったろう?君はわかりやすすぎるんだ」
微笑みながらそう言い、話がそれたな。と軽く咳払いをして表情を正す。
川 ゚ -゚)「人命にかかわる事だから動くのは早い方がいいとは思うが、どうする?今日中に立つか?」
そう聞かれたブーンはうーん、とひとしきり唸ったあと、
( ^ω^)「まだここに居ますお。……足手まといにはなりたくないお」
そう答えた。
どちらにせよブーンの選択に委ねるつもりだったので、そうか、とだけ言う。
- 83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:35:28.53 ID:R5u1qphy0
-
,,、,、、,,,';i;'i,}、,、
ヾ、'i,';||i !} 'i, ゙〃
゙、';|i,! 'i i"i, 、__人_从_人__/し、_人_入
`、||i |i i l|, 、_)
',||i }i | ;,〃,, _) ドロドロでヌルヌルで、あったけえ
.}.|||| | ! l-'~、ミ `)
,<.}||| il/,‐'liヾ;;ミ '´⌒V^'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒
.{/゙'、}|||// .i| };;;ミ
Y,;- ー、 .i|,];;彡
iil|||||liill||||||||li!=H;;;ミミ
{ く;ァソ '';;,;'' ゙};;彡ミ
゙i [`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ _,,__
゙i }~~ } ';;:;li, ゙iミミミ=三=-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''} ̄~フハ,“二゙´ ,;/;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
;;;;;;;;''''/_ / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
''''' ,r'~ `V ヽニニニ二、-'{ 十 )__;;;;/
- 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:36:08.04 ID:ItszZccq0
- 川 ゚ -゚)「私はヒートともう一度これからの事について話し合いをしたり、
ここを出る時の手続きをしておくから君は夜まで休んでいるといい」
そう言い残して部屋を出ていくクー。
その言葉に甘えて寝転がる。
( ^ω^)「……どうやったら使えるようになるんだお」
自分の手に語りかけるように呟いた。
当然答えは返ってこない。
考えを巡らせている内に眠気が襲ってきて、いつしか瞼を閉じていた。
――――――――――
(;−ω−)「うーん、う゛ーん」
?「大丈夫かい、お客さん」
( ^ω^)「お……どちらさまですかお?」
主人「そういえば君は寝ててわたしの顔をみてませんでしたね。……ここの宿の主人です」
よろしく、と言って握手をしてきた。
なにかまずいことでもあったのかと考えているとそれを察したかのように口を開く主人。
主人「お連れのお姉さんが夕飯まで降りて来なければ起こしに行ってくださいとお申し付けになられたので」
( ^ω^)「クーさんが」
- 85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:38:36.88 ID:R5u1qphy0
- いつまでやんの?
ぶっちゃけどうしようもない駄作は消えてほしいんだが
退屈過ぎるわ
- 86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:39:59.92 ID:CI6TM7m00
- 書き溜め作っとけよ
- 87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:42:16.38 ID:R5u1qphy0
-
早く死ねよ駄作者
長ったらしくてくだらない
何分かけて書いたんだこの駄文は
20分くらいか?ん?
- 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:42:46.38 ID:ItszZccq0
- 主人「さあ、既に夕飯の準備は終わっておりますのでお早めにどうぞ」
促される通り食堂に向かい席につくと、既に何人かが食事を始めていた。
すぐに恰幅のいい女性によって食事が運ばれてくるが、その際にその女性がこちらに文句をいってきた。
女性「あんたが最後だよまったく。昼も食わずにグースカ眠りこけやがって」
主人「おいおい、お客様にそんな……」
女性「あんたは黙ってな。わたしゃお客様には出来る限りここのサービスを味わってもらいたいんだよ」
ここでいったん言葉を切り、わかるかい?とブーンに問いかける。
女性「だから食事もしっかりとって欲しいわけ。……この人と二人で考えて、作った食事をね」
そこまで言った所で主人が目頭を押さえながら「おまえ……」と呟いた。
女性「あんた……」
女性と主人との間に流れる甘い雰囲気を尻目に、食事に手をつけ始める。
(;^ω^)「……いただきまーす」
パン、じゃがいもとベーコンのスープ、サラダ、鶏肉のソテーとボリュームのある献立になっている。
( ^ω^)(まずはスープから……)
( ^ω^)「おいしいお……」
- 89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:48:30.70 ID:ItszZccq0
- そう呟いたのを聞いていたのか、女性(どうやら宿のおかみさんのようだ)が嬉しそうにブーンを見ながらうなずく。
おかみ「この辺りは水も土も良くてね、出来た野菜がすぐに食べられるんだよ」
そういえば、と何かを思い出したように言って、
おかみ「もう少し東に行くとでっかい自然公園があって、色んな動物とふれ合えるんだよ」
彼女の言う通り、首都に続く道なりには広大な自然公園がある。
動物とふれ合うことも出来るがマナも豊富であるために怪物が現れることも多く、数十人の傭兵が交代で目を光らせている。
おかみ「お客さんは観光かい?」
( ^ω^)「あ、いや、違いますお」
おかみ「仕事かい……大変だね。ま、観光でまた来ることがあったらウチをよろしくね」
はいと返事をしてまた食事に戻る。スープだけでなく他も満足のいく味だった。
部屋に戻り、外出する為の届けを書いているとクーが戻ってくる。
川 ゚ -゚)「すまない、遅くなった」
( ^ω^)〜「おかえりなさいだお。あ。あと、ありがとうございましたお」
クーはそう言われ最初は何に対してのお礼かわからなかったが、すぐに夕飯の事だと思い至る。
川 ゚ -゚)「ああ、流石に何も食べずに具象化の練習は骨が折れると思ってな」
- 90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 21:56:05.94 ID:ItszZccq0
- 川 ゚ -゚)「そういえば君宛ての手紙をギルドに寄ったときに受け取ったんだ。……『ミスターπ』とやらに心当たりはあるか?」
おかしな名前に一瞬戸惑うがすぐに思い当たる。
(*^ω^)「ジョルジュだお!ジョルジュが手紙書いてくれたんだお!」
川 ゚ -゚)(ジョルジュ?どこかで聞いたような……)「知り合いか?」
( ^ω^)「ウチに昔いた人でよく遊んでもらったりしたんだお!」
川 ゚ -゚)「昔いた……ということはその人も孤児なのか?」
( ^ω^)「うーん。違う気がするお。ショボンさんよりもたぶん年上だし」
川 ゚ -゚)(あれだけの子供たちをブーン君とドクオ君だけの稼ぎで養えていたのか疑問だったが、
なるほど。スポンサーがいたのか)
『ジョルジュ』とやらにある程度お金を苦心してもらっていたのだろうと納得した。
川 ゚ -゚)「ところで……『ミスターπ』とはいったいなんだ?偽名か?」
(;^ω^)∂「あー……いや」
- 91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 22:04:25.30 ID:ItszZccq0
- 川 ゚ー゚)「……くくく、なるほどね」
ブーンが言うには、子供の頃にやっていた『ごっこ遊び』のジョルジュの悪役名が『ミスターπ』だったということだ。
( ´ω`)「あんまり笑われると恥ずかしいですお……」
川 ゚ー゚)「ふふっ。いや、すまない。笑うつもりはなかったんだけど」
茶目っ気のあるいい人じゃないか。そう言ってなおも笑いが止まらない様子のクーを見て怒るブーン。
(#^ω^)「まったくもう。……とりあえず読みますお」
ひったくるように手紙を受け取り、読み始める。
なんのへんてつもない近況報告がつらつらと書かれているが、なんとなく違和感がある。
( ^ω^)「…………?」
川 ゚ー゚)「くく……どうした、変な事でも書いてあったか?」
そう言って手紙を覗き込むも、大したことは書いてないように見える。
だが、
川 ゚ -゚)「文節がおかしいな。変な所で改行してある」
(;゚ω゚)「……あーーーっ!!」
- 92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 22:10:30.02 ID:ItszZccq0
- 川;゚ -゚)「ど、どうした!?何があった?」
突然大声を出され驚いたクーは戸惑いながらブーンに質問する。
( ^ω^)「思い出したんですお!それの読み方を!」
川 ゚ -゚)「読み方……?」
( ^ω^)「それ、ジョルジュが考えた暗号なんですお」
( ^ω^)「子供にもわかるような単純な解き方なんだけど」
そう言いながらブーンは各行の最初の文字に丸をつけていく。
出来上がった文章を見てあることに気づくクー。
川 ゚ -゚)「これ、シベリア語……?」
( ^ω^)「そうですお。普通に読んだらVIP語で縦に読んだらシベリア語。……音符とかは無理矢理読めるように読めって」
川 ゚ -゚)「これも『ごっこ遊び』の?」
( ^ω^)「スパイごっこやってた時にジョルジュが考えて教えてくれたんですお」
クーは驚いたような関心したような表情で「君たちのスポンサーはすごいな」と呟いた。
- 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 22:18:30.94 ID:ItszZccq0
- いったい何が書いてあるのだろうと読み上げる。
( ^ω^)「『おまえたちはそのまますすめこっちはだいじょうぶ』」
川;゚ -゚)「なっ!?」
こちらの事情を把握しているとしか思えない文章に驚きを隠せないクー。
滞在している場所こそ定期報告でカーチャン達には明らかになっているとはいえ、これはどう考えてもおかしい。
川 ゚ -゚)「……この手紙がフォックス達の捏造したものという可能性は?」
( ^ω^)「それはないですお。『ごっこ遊び』の内容を知ってるのは僕とドクオとジョルジュしかいない」
川 ゚ -゚)「……失礼を承知で聞くが、『彼』がフォックスにくみしていることはあり得るか?」
( ^ω^)「それこそあり得ないですお。ジョルジュは人に迷惑をかけることはやらない」
( ^ω^)「……ってドクオが言ってましたお」
川 ゚ -゚)「そして君もそれを信じている、と」
無言でうなずくブーン。
川 ゚ -゚)「ならば私も信じないわけにはいかないか」
(*^ω^)「ありがとうございますお!」
川 ゚ -゚)「しかし……実力の程はどうなんだ?」
- 94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 22:27:38.66 ID:ItszZccq0
- ( ^ω^)「?」
川 ゚ -゚)「フォックスが仕掛けて来た時に君の家族を守れるぐらいに強いのか?」
( ^ω^)「あー……なんか昔トレジャーハンターでブイブイいわせてたとか聞きましたお」
川 ゚ -゚)「……失礼ながら、なんだ、その、胡散臭いな」
(;^ω^)「……ですおねー」
――――――――――
_
( ゚∀゚)「ぶふええええええーーっきしょい!!」
⌒*リ´・-・リ「さっきからくしゃみばっかりしてなに?汚いんだけど」
_
( ゚∀゚)「ふふ、きっと俺のファンのおっぱいちゃん達が噂をs⌒*リ´・-・リ「それはない」」
_
( ゚∀゚)
_
( ゚∀゚)「大丈夫だぜリリちゃん。俺の一番好きなのは君n⌒*リ´・-・リ「だまれ乳魔人」」
(´゚∀゚)ショボーン
――――――――――
- 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 22:34:39.58 ID:ItszZccq0
- しかし、それを無しとしてもこちらの動きを把握しているジョルジュはただ者ではないというのはわかる。
実力もそれに相応しいものなのかもしれない。
川 ゚ -゚)(それに)
今のクー自身も人の事をとやかく言える程の力を持っている訳ではない。
何せ、一度フォックスと相対して敗れているのだ。
川 ゚ -゚)「ふーむ……………………」
とはいえ少しでも戦力は多い方がいいのでは、と決めかねているとブーンが言う。
( ^ω^)「大丈夫。ジョルジュがこう言ってるってことは、僕らを信用して任せてくれてるってことですお」
川 ゚ -゚)「私達に……?」
( ^ω^)「フォックスに利用されたり、襲われたりした人とか、まだたくさんいるお」
それを聞いてはっとした。
生命の危機にさらされているのはブーンの家族だけではない。
今までもたくさんいたであろうし、フォックスを止められなければこれからいくらでも出てくる。
だからフォックスを追う事は間違っていない。間違ってはいないのだが……、
川 ゚ -゚)「君は、それでいいのか?皆が心配ではないのか?」
- 96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 22:43:54.16 ID:ItszZccq0
- ( ^ω^)「……心配じゃないって言ったらそりゃ嘘になりますお」
( ^ω^)「でも、ジョルジュは、ドクオは、みんなは、フォックスなんかに負けるわけない」
(*^ω^)「って、信じてるっていうか、信じたいというか……そんな感じですお」
川 ゚ -゚)(信頼には信頼で応える、か……)
はにかみながらそう話すブーンを見て、クーは決心を固める。
川 ゚ -゚)「わかった。私達は私達で出来る事をしよう。
……フォックスに追いつき、奴の野望を止める」
( ^ω^)「はい!」
川 ゚ -゚)「ここからが私達の『本当の旅立ち』だ」
川 ゚ー゚)「……予定がコロコロと変わったのは申し訳ないがな」
そうと決まれば、早いことブーンの修行を完了させなければならないだろう。
ブーンは気合いを入れてショボンの店に向かった。
- 97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 22:46:34.66 ID:1NwXXGoU0
- 支援
- 98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 22:54:07.24 ID:ItszZccq0
- (´・ω・`)「あー、いらっしゃい。どしたのそんなに気合入れちゃって」
ブーンを迎えたショボンはいつも通り適当な感じだった。
少し拍子抜けしたが、大体の事情を説明する。
(´・ω・`)「ふーん。まあ、がんばってね」
(;^ω^)「ええー……」
返事も適当なショボンに少しがっかりするブーン。
(´・ω・`)「急いでるってことはわかってたしそんなに驚くことじゃないからね」
(´・ω・`)「あとあんまり肩に力入れても具象化は出来るようにはならないし」
むしろ疲れると余計時間かかるよ。そんな事を言われてしまったブーンはなんとなくしょんぼりしてしまう。
(´・ω・`)「おいおいしょんぼりは僕の専売特許なんだから取らないでくれよ」
(;^ω^)「誰のせいだと思ってんですかお」
(´・ω・`)「事実は事実だからねえ」
(;^ω^)「ぐぬぬ……」
- 99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 22:56:32.67 ID:CPdPRhhC0
- しえん
- 100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 22:58:58.75 ID:ItszZccq0
- (´・ω・`)「とにかく一回でも発動できればその後は好きなだけ使えるからさ」
がんばってね。と言われなんとか気をとりなおす。
( ^ω^)(そうだお、何言われたって使えるようになるしかねーんだお)
(#^ω^)「うおおおおおおおおお……!」
(;´・ω・`)「だから力んでも無理だって……」
――――――――――
(;゚ω゚)「ぜはー、ぜはー……」
ショボンは案の定ばてたブーンに冷ややかな視線を送る。
(´・ω・`)「まったく……いいかい、魔法を使うにはイメージが大切なんだよ。前にも言った筈だけど」
(;´ω`)「……そんなこと、言ったって、イメージなんて、よくわからない、お」
(´・ω・`)「こればっかりは人それぞれで教えるのも難しいからなあ。
『じゃがいも』じゃ駄目なのかい」
( ´ω`)「駄目ですおー、数を増やしても大きくしてもいつもの奴が発動するだけで……」
(´・ω・`)(そうそう美味い話はないか)
- 101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 23:01:57.99 ID:ItszZccq0
- (´・ω・`)「土属性だから大地に関するイメージだね……なんかないの?」
(;^ω^)「今さっきないって言ったばっかりですお」
(´・ω・`)「何でもいいんだよ地面に関する事なら。色でも味でもにおいでも感触でも」
( ´ω`)「土は食べたことないお……」
寝転がりながらそう答える。
(´・ω・`)「この際食べてみたらどうかな、食べるのが好きなんだろ?」
(;^ω^)「他人事だと思って……」
( ^ω^)「……あー、感触と言えばなんか今日夢をみましたお。空を飛ぶ夢」
(´・ω・`)「真逆じゃないか」
( ^ω^)「でもなんかふわふわしてて気持ち悪かったんですお。普通は気持ちいい夢のはずなのに」
(´・ω・`)「……地面に足がついていなかったから気持ち悪かった?」
(´・ω・`)(彼がそう感じたのだとしたら『もう少し』なのかもしれない)
ショボンはその夢をブーンが何かをつかみかけている兆候であると考えてみる。
- 102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 23:06:50.58 ID:ItszZccq0
- 八種類存在するマナの内、最も状態が安定しやすいのが土のマナであり、
ゆえに使用者にも心の安定を求める傾向がある。
(´・ω・`)(だから大抵の事には動じない“鈍い”人間であるほど土のマナに好かれる)
ショボンから見たブーンはあまり安定した精神状態とは思えない人間であったが、
それは彼本来の性格ではなく、無理をしていただけなのかもしれないと思い直す。
(´・ω・`)(人の店の軒先で躊躇なく寝転がる図太さといい、なかなかのもんだね)
ブーンは未だに寝転がっている、というよりはうとうとし出して本当に眠りかけている。
ゆすって目を覚まさせ、ついでにアドバイスをする。
(´・ω・`)「その空を飛んだっていう夢の感覚を思い出してみてくれないか」
( ^ω^)「え?」
(´・ω・`)「夢で空を飛んで気持ち悪くなったのであればその逆、
つまり地面に足がついている事をより確かな感覚として受け取ることができると思うんだ。
それが君の壁を越える為の鍵になるかもしれない」
( ^ω^)「おお!」
それを聞くと早速ブーンは夢の感覚を思いだそうとイメージする。
- 103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 23:12:36.13 ID:ItszZccq0
- (; ω )「……………………」
(´・ω・`)「大丈夫かい、なんかすごく顔色が悪いけど」
(; ω )「…………思い出したらなんかすごくふわふわして本当に気持ち悪くなってきましたお」
(´・ω・`)「もう少しだからがんばってね。ほら、ちゃんと地面に足ついてるから意識して」
足に意識を集中させるブーン。するといつもにまして足元に地面があることがしっかりと感じられた。
その感覚はじわじわと体をのぼっていき、まるで地面も自らの一部であるかのような錯覚を覚える。
( ^ω^)(なんだお、これ……あったかくなるような……)
(´・ω・`)「今だ!」
その言葉で地面にナイフをつきたてて装術を発動させる。
(;>ω<)「うわ!……え!?」
普段の数倍の光がナイフを中心に放たれたと思った次の瞬間、地面に小さな穴があいた。
(´・ω・`)「おめでとう。それが『具象化』だよ」
- 104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 23:21:12.41 ID:ItszZccq0
- 具象化がほどこされたナイフは前と同じく全体が黄色く光り、刀身には土がくっついていた。
( ^ω^)「…………」
(´・ω・`)「感動で声もでない、って訳じゃないよね」
( ^ω^)「……案外地味だなあ、って」
(´・ω・`)「ハッハッハ、だよね。僕も初めて成功したときはショボく見えたもんさ」
でもね、と言葉を一旦区切り、
(´・ω・`)「見た目じゃないんだよ」
ブーンの足元を差し示しながらそう言う。ナイフを地面に突き立てろという意味だろうか。
半信半疑でやってみる。
(;゚ω゚)「うわ!」
突き刺したナイフから地面に衝撃波が走り、土煙を撒き散らす。
まともに顔に砂や土をくらったブーンは尻餅をついてしまう。
衝撃波はショボンの店の壁にぶつかって止まった。
(´・ω・`)「どうだい、これが装術の本当の力さ」
- 105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 23:22:36.00 ID:BCIxbfQ90
- 支援
- 106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 23:27:55.57 ID:ItszZccq0
- 目や口に土が入ってしまったブーンは不満をもらす。
(;^ω^)「こんなことになるなら前もって教えてくれればよかったのに」
(´・ω・`)「教えちゃったら僕も君も楽しくないじゃないか」
その言い草になおも納得いかない様子のブーン。
それを無視して説明を続ける。
(´・ω・`)「あとは強度も上がってるからね。この間みたく無様に押し負けるようなことはまずなくなる」
“無様に”という言葉を聞いた瞬間なんとなくブーンの表情が曇ったようだがそれも無視。
(´・ω・`)「ま、安い授業料だよ。死んだわけじゃないし」
(´・ω・`)「因みに具象化を解除するとちゃんと土に戻るよ。エコロジーだね」
( ^ω^)「……けっこういい性格してますおね」
(´・ω・`)「ははは。褒めても何も出ないよ」
もちろん皮肉に決まっているのだがこれも軽く流されてしまった。
( ^ω^)「とにかく、ありがとうございましたお。僕一人じゃ絶対に出来るようにはならなかったお」
(´・ω・`)「――うーん、それはどうかな」
- 107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 23:30:03.41 ID:H43jbI7U0
- しえしえ
- 108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 23:30:08.97 ID:ItszZccq0
- ( ^ω^)「?」
(´・ω・`)「ま、僕じゃなくても他にいい先生がいれば出来るようになったってことさ」
( ^ω^)「でも、僕が教えてもらったのはショボンさんだお」
ブーンがそう言うとショボンは一瞬だけ驚いたような顔を見せたがすぐにいつもの表情に戻り、
(´・ω・`)「……そりゃそうか」
と呟いた。
その後再びショボンにお礼を言って別れ、宿に戻るなりまた眠りに落ちる。
――――――――――
川 ゚ー゚)「そうか、やったな!」
ブーンが結果を報告すると、クーは微笑みを浮かべて喜んでくれた。
その後しばらくは噛みしめるように喜んでいたのを見て、ブーンもようやく自分が具象化を覚えた実感を得ることができた。
一通りの話が終わったあと、出発の日取りの話題に切り替わる。
川 ゚ -゚)「どうする?今日は休んで明日からにするか?」
( ^ω^)「いや、今日中に出発した方がいいと思いますお」
- 109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 23:30:37.66 ID:NQ5qeUKC0
- サルよけ
- 110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 23:32:45.28 ID:ItszZccq0
- 川 ゚ -゚)「……無理はしていないな?」
クーが問うと頷き、
( ^ω^)「僕が大丈夫だと思って言ってる事ですお」
川 ゚ -゚)「なら、いい。すぐにでも出よう」
――――――――――
川 ゚ -゚)「――と言うわけだ。ヒートにも同行して貰いたいが……」
ノパ听)「いえ、私はまだまだ未熟です。あの程度の事で我を忘れるなど……」
ノパ听)「私は別のルートでフォックス達について調査を継続したいと思います」
川 ゚ -゚)「だが、」
ノパ听)「そいつにお姉さまの事をまかせるのは少々しゃくですが、少しはマシになったようですしね」
ヒートは見ただけでブーンの成長を感じとったらしく、素直に引き下がる事にしたようだ。
ノパ听)「またピンチの時は私を呼んでください。地の果てまでもかけつけます」
川 ゚ -゚)「ああ、よろしく頼む」
- 111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 23:35:00.49 ID:ItszZccq0
- ヒートと別れたクー達も町を出るため、街道沿いにある馬車乗り場に向かう。
宿で聞いていた自然公園までしばらくは馬車旅になるだろう。
川 ゚ -゚)「短い間だったが、この町ともお別れだな」
( ^ω^)「案外いろいろありましたおね」
軽くこの町であったことを振り返る。
来たときには思いもよらなかった事もたくさんあった。
川 ゚ -゚)「だが、まだまだこの先は長い。これからも大変な事がいっぱいある。一筋縄ではいかないぞ」
( ^ω^)「でも、なんかなんとかなる気がするんですお」
みんながいるから。
そんな理由で「なんとかなる」なんて楽観視するブーンに、
川 ゚ -゚)「やれやれ、君は気楽と言うかなんというか……」
呆れてそう言うも、
( ^ω^)「クーさんは心配性なんだから僕はこれくらいでいいんだお」
こう返されてしまった。
川 ゚ー゚)「……はあ。もう少し危機感を持って欲しい所だが」
そうぼやくクーの顔が微笑みをたたえていたのはブーンの気のせいではないであろう。
- 112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 23:37:28.52 ID:ItszZccq0
- 馬車に乗った二人は、景色を見ながら談笑していた。
( ^ω^)「――そういえば、ショボンさんからこんなもの貰いましたお」
そう言って手紙らしきものをクーに渡す。
クーに宛てたものであるようだが、彼女の脳裏に嫌な予感がよぎる。
川 ゚ -゚)「……やっぱりか」
( ^ω^)「え?どうしたんですかお?」
額に手を当ててうなだれるクーにブーンは疑問をぶつける。
クーは黙って手紙をブーンに差し出す。
それを見たブーンは、口の端をひくつかせて黙るしかなかった。
『(´・ω・`)「未成年であるブーン君に直接請求するのは気が引けるので
身元引受人の君に請求します。」』
それはブーンの飲食代と『授業料』の請求書であった。
二人は先日の『ショボンは変わった』と言う前言を撤回せざるを得なかった。
- 113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 23:40:44.60 ID:ItszZccq0
- こんな感じで八話は終わりです。
長時間の投下すみません。
- 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 23:43:57.60 ID:Nvjj/yDo0
- 全然荒らされないんだな
あいつらもう飽きたのか?
- 115 名前:【空気作者】拳王【代表】 ◆iSzhOM1gzE :2011/06/19(日) 23:52:42.92 ID:iz8FuNezO
- 空気作者は仲間なんだよ
- 116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 23:53:05.86 ID:C1WHiUcdO
- 乙
- 117 名前: 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/06/20(月) 00:06:42.74 ID:29QXaWn80
- 支援レス感想レス乙レスありがとうございました
皆さまにも乙を
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