「恥辱」より、のようです

901 :「恥辱」より、のようです:2012/03/20(火) 21:59:00 ID:QFf9t9OgO


たとえば頭を撫でるのとセックスするっていうのは似たような行為で、
誰かに心地の良さを与えると考えればどちらも決してないとは言えない関係にあるのだろう。
頭を撫でることとセックスはまさに同等で対等な存在にあるんだと思う。


川 ゚ ー゚)「どくお、どくお」

('A`)「うん」

川 ゚ ー゚)「どくお、どくお」

('A`)「う」

川 ゚ ー゚)「やっぱりなんでもない」

('A`)「え、はい」


なら多分この行為も頭を撫でることとセックスすることと同等で対等で同意義である存在なんだろう。
僕は優しくクーにキスをする。クーは嬉しそうに笑って僕を抱き締める。
床にくっついた背中と頭はもう僕は離そうという気にはなれず、天井を知らんぷりしているクーをただ見つめてる。
僕はクーが好きでクーは僕が好き。この行為はそういうことなんだろうなと思う。


('A`)「はやく溶けてしまいたいね」

川 ゚ ー゚)「なんだ、いきなり、恥ずかしい」

('A`)「ううん、いや。なんとなく」

川 ゚ ー゚)「恥ずかしいダーリンだ」

('A`)「笑ってるよ、クー」

川 ゚ ー゚)「お前もだ、ドクオ」



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902 :「恥辱」より、のようです:2012/03/20(火) 22:00:00 ID:QFf9t9OgO



僕たちはもう一回キスをする。腕を回したクーの体はあったたかった。心臓の近くはやっぱりあったかくって、はやく溶けてしまえるような気がする。

そういえば、この行為はセックスに似ていると誰かが言っていた気がする。あれは見知らぬ人が対象だったが。
閉じ込め、抑えつけ、――この二つは僕らには当てはまらない――組み敷いて、押しかぶる。ああまるで本当に今の僕らみたいだ。本来なら、僕が上にいるべきなんだけどね。


('A`)「くー、くー」

川 ゚ ー゚)「うん」

('A`)「くー、くー」

川 ゚ ー゚)「う」

('A`)「やっぱりなんでもない」

川 ゚ ー゚)「意地が悪い」

('A`)「ははは」


抱き締めあって、キスをして、僕はもう一度キスをする。クーの唇はやわらかくて、長くくっつけているだけでも無くなってしまいそう。
クー、と僕は名前を呼ぶ。そしてぼんやり、すっかり僕の体温で暖まりきった床に頭を押し付けて思いを馳せる。


('A`)「ごめんね」


クーは泣いていたんだと思う。でも僕にはもうわからない。ただセックスと同じように、挿し込む。挿し込まれる。おんなじだ。
もう一度目を開けたときには、真っ赤になっていた胸を白いワンピースで覆って君が笑っている。
そして僕らはまたキスをして抱き締めあって、ただセックスを繰り返しているんだろう。そう思えるだけ僕は幸せだなあ。


川 ゚ ー゚)「ごめんね」


あったかいナイフは、僕らを快感に導くあの存在だったんだ。


スレの反応

したらば総合より

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Filed under: 2012年避難所短編 — 青空ヒート 03:50  Comments (0)
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