〜〜〜〜〜〜〜１２２４ 夕刻 ドクオ＆シャキン宅
('A`)「……」
('∀`)
('A`)「……」
(；A；)
(；A；)「どちくしょおおおおおおおおおおおおお （#｀･ω･´）「うるさい黙れ」
クリスマスなんか神道と仏教の国日本には関係ね （#｀･ω･´）「うるさい黙れ」
あーあーいいよな彼女がいる奴は！！ クリスマスを（ﾋﾟｰｰｰ）するための （#｀･ω･´）「うるさい黙れ」
偉大なるイエスキリストの誕生日を何だと思 （#｀･ω･´）「うるさい黙れ」
『クリスマスは恋人達の日（はぁと）』だとぉ！？ バカバカし （#｀･ω･´）「うるさい黙れ」
俺にとっちゃただの
（#｀･ω･´）三つ#)Aﾟ)
(#)A；)「今日も今日とてうどんを作りに行ってくるよ！
『UDONのスペースキングダム』は不定休だからね！！」
〜〜〜〜〜〜〜１２２４ 夜 『UDONのスペースキングダム』
(#'A`)。0（畜生バカップル共め、今日は師匠もいないし、
店の明かりを性の六時間丸々点けっぱなしにして、雰囲気ぶち壊しにしてやる……）
ｶﾞﾗｯ
(#'A`)「へいらっしゃ……」
从 ∀从「兄貴〜」
(；'A`)「あれ、ハインじゃないか。
クリスマスイブなのにどうしてここに？」
从 ∀从「……」
从 T∀从
从 T∀从「うわぁぁぁぁん！ 兄貴ぃっ！！」
(；'A`)「な、どうしたのよさっ！！」
从 T∀从「お願い俺の気が済むまで兄貴の胸で泣かせてっ！！」
＝小一時間後＝
从 ；∀从 ｸﾞｽﾝｸﾞｽﾝ
(；'A`)「どう？ 落ち着いた？」
从 ；∀从「だいぶ」
(；'A`)「一体何があったのさ。今日クリスマスイブじゃないか。
ジョルジュ君と一緒に過ごしてると思ってたんだけど」
从 ；∀从「……そのつもりだったんだけどさ。
そのつもりだったんだけどさぁ！！」
从 ；∀从「ジョルジュの奴、俺がクリスマスイブだからさ、
豪華な料理つくってたんだけどさ、あいつ実家の手伝いがあるから今日は帰れないって。
せっかくのクリスマスイブなのに俺寂しくってさぁ！！」
(#'A`)「……なんだそのうらやましい状況。
寂しさの対象がいない俺へのあてつけ？」
(；'A`)「つーか、しょうがないと思った方がいいよ。
彼んち、結構有名な教会じゃないか。キリストの聖誕祭だもの、そりゃあ忙しくも……」
从 ；∀从「俺も最初は諦めようとしたさ！！ だけどさ、だけどさぁ！！
俺がしょうがないから、兄貴の店にでも顔見せに行こうってさっき出かけた時にさあ！！」
――――――――――回想――――――――――
〜〜〜〜〜〜〜商店街
从 ﾟ∀从「あーあ、兄貴店にいるかなぁ」
从 ﾟ∀从。0（ん？ あれは……）
_
( ﾟ∀ﾟ)ﾐｾ*ﾟーﾟ)ﾘ ←あれ
从 ∀从「……」
―――――――――回想終了―――――――――
从 ；∀从「……俺の知らない女と一緒に歩いてるあいつがいたんだよぉ！！」
(；'A`)
('A`)
(#ﾟAﾟ)
(#ﾟAﾟ)「あのファッキンクソ豚マゾヒスト！！
俺の大事な大事な妹を嫁にもらっておきながらああああああああああああああ！！！」
(#'A`)「エロDVDの件は何とか許せるが、浮気はいくら何でも容赦せんぞおおおおおおおおおお！！」
(#'A`)「ハイン！ 戦闘準備だ！！ あの不届き者に地獄を見せてやる！！！」
从；ﾟ∀从「へ！？」
(#'A`)「ああちょい待ち、親父のケータイに電話して来てもらうから。
ああそうそう、ブーンとモララーにも応援を要請して……」
从；ﾟ∀从「いや、いいよいいよ！ 俺は只、兄貴同伴でジョルジュと話を……」
(#'A`)「いーやゆるせん！ この兄、必ずやあの太眉毛を地獄に突き落とす！！」
ﾋﾟｯﾊﾟｯﾌﾟ
ＰＲＲＲＲＲＲＲＲＲＲＲＲＲＲＲＲＲＲ
〜〜〜〜〜〜〜某所のラブホ
ブーンの携帯『ﾁｬﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗｰ』←ゴッドファーザーのテーマ
ξ*///)ξ「はぁん！ ぶーん、ぶーんすごいよぉっ！！」
（ *＾ω＾）「おっおっおｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ξ*///)ξ「ああん、いく、いくよぉ！」
〜〜〜〜〜〜〜某所のテニスコート
モララーの携帯『そいつはひどい 何処までも胡散臭くて 安っぽい宝の地図……』
( ﾟ∋ﾟ)「おい、ケータイ鳴ってんぞ」
（ ･∀･）「まだノルマの素振り４万本と腕立て２万回が終わってないからほっとくよ」
( ﾟ∋ﾟ)「ははは、お前気合いはいってんなぁ」
〜〜〜〜〜〜〜ドクオ＆シャキン宅
シャキンの携帯『ラヴイズオーヴァー……悲しいけれど……終わりにしよう……』
ジェーン『観てよダニエル、一拭きでホラこんなに綺麗に！』
ダニエル『おおジェーン、そんなにすごい洗剤がホントにたった２０＄で買えるのかい！？』
（*｀･ω･´）。0（おおおすげえ！ あんなに綺麗になるのか！）
〜〜〜〜〜〜〜『UDONのスペースキングダム』
(#'A`)「……ビッチ！ 誰も出ねえ」
从；ﾟ∀从「だからそんなに大事にしなくてもいいって！
俺は只、ここへは兄貴に会いに来ただけなんだから。
明日の午後あたりにジョルジュをとっちめるのを手伝ってくれればいいから！」
(#'A`)「いいや！ それだけじゃ俺の気が収まらない！
こうなったら俺とお前の二人だけでも、あのアホ面眉毛に……」
ｶﾞﾗｯ
川 ﾟ -ﾟ)「まだ開いてるか？」
(#'A`)「よっしゃ！ ナイスタイミング！！」
(#'A`) ﾍﾟﾗﾍﾟﾗﾍﾟｰﾗﾍﾟﾗ (ﾟ- ﾟ 川
川 ﾟ -ﾟ)「……面白そうだな。手伝わせてもらおう」
(#'A`)「よっしゃ同士！！」
从；ﾟ∀从「ああもう！」
＝さらに小一時間＝
Å Å Ψ Ψ
川 ﾟ -ﾟ)从；ﾟ∀从 (#'Å`)
↑ ↑ ↑
ﾐﾆｽｶｻﾝﾀ×２ ﾄﾅｶｲ
(#'Å`)「準備完了！！」
川 ﾟ -ﾟ)从；ﾟ∀从「「完了！！」」
(#'Å`)「我々はこれより、朝敵・ジョルジュの実家、
『聖☆名倉満里奈教会（１９３２年創立・プロテスタント系）』を強襲！
我が妹、ハインという妻がありながら浮気をした不届き者に天誅を下す！！」
川 ﾟ -ﾟ)从；ﾟ∀从「「おー！」」
(#'Å`)「いざ出陣……」
ｶﾞﾗｯ
_
( ﾟ∀ﾟ)「ちゃーっす」
ﾐｾ*ﾟーﾟ)ﾘ「失礼します！！」
.Ψ Ψ
(#'Å`)「あ」
Å
川 ﾟ -ﾟ)「あ」
Å
从 ∀从「……」
_
( ；ﾟ∀ﾟ)。0（え、何！？ どういう状況！？）
ﾐｾ；ﾟーﾟ)ﾘ。0（？？）
从 ∀从「ジョルジュ……」
_
( ；ﾟ∀ﾟ)「は、ハイン！？ なんでここに！？」
从 ∀从「こっちのセリフさ……。
てめえ、実家の手伝いだとか言っておいて……
そのくせ実は浮気で……しかも兄貴の店に来るなんて……」
从 ∀从「……俺をバカにしてるのかな……？」
_
( ；ﾟ∀ﾟ)「へ！？ は！？」
ﾐｾ；ﾟーﾟ)ﾘ「う、浮気て……」
从# ∀从「と ぼ け る な ！！」
从 ∀从「あー畜生……さっき見たときはショックで声すら出なかったけど……。
あー駄目だ駄目だダメだ……」
从# ∀从「I kill you」
_
( ；ﾟ∀ﾟ)「お、落ち着いてハイン！ 確かに嘘をついたのは悪かった！
ホントに悪いと思ってる！！ だけど、だけど浮気は誤解だ！！」
ﾐｾ；ﾟーﾟ)ﾘ「ほ、ホントです！ ジョルジュ先輩は……」
从# ∀从「せ ん ぱ い ！？」
ﾐｾ；ﾟーﾟ)ﾘ「ひっ！」
从# ∀从「ジョルジュよ。どう弁明する気だ？ ああん！？
この俺というものがありながら……俺がいながら……」
(#'Å`)「浮気なんてどういう了け
从# ∀从三つ#)Aﾟ) ⌒ ゜
川 ﾟ -ﾟ)。0（おーおー、修羅場っておもしれー）
_
( ；ﾟ∀ﾟ)「は、ハイン、誤解だ、沙蚕だって、信じて……」
从# ∀从「ああもうダメだ、ジョルジュ、お前を殺して……」
ﾐｾ#ﾟーﾟ)ﾘ「いい加減にして！！」
_
( ；ﾟ∀ﾟ)「み、ミセリ……」
从# ∀从「……」
ﾐｾ#ﾟーﾟ)ﾘ「あなた、ジョルジュ先輩のお嫁さんでしょ？
どうして自分の夫の言うことが信じられないの！？
大体、だいたい僕は！」
_
( ；ﾟ∀ﾟ)「や、やめろミセリ！」
ｼﾞｨｯ
ｽﾞﾙｯ
ﾎﾟﾛﾝ……
('A`)「あ」
川 ﾟ -ﾟ)「あ」
从 ∀从「え……？」
ﾐｾ*///)ﾘ「……僕は、男です」
从 ∀从「え……？ ……え！！」
_
( ；ﾟ∀ﾟ)「そーなんだよ、ハイン」
＝一寸後＝
('A`)「えー……つまり……」
川 ﾟ -ﾟ)「クリスマスプレゼントを買おうとしたジョルジュ君が、
ハインちゃんのためにいいものを買おうとして、
その道に詳しい後輩のミセリ君と相談がてら散歩していたのを、
たまたまハインちゃんが見つけて誤解したと？」
_
( ；ﾟ∀ﾟ)「おっしゃる通りで……」
ﾐｾ*///)ﾘ「……」
(；'A`)「あー……うん、確かに女の子っぽく見える……下手すりゃハインより」
从 ∀从「……」
_
( ；ﾟ∀ﾟ)「僕、プレゼントとかそう言うのには疎くって……。
反面ミセリは結構詳しいから、今晩徹夜してでも一緒に探してくれって……」
_
( ；ﾟ∀ﾟ)「で、ミセリがすぐすごくいいのを見つけてくれたんで、
しゃーないから商店街でも一緒に散歩しようって事に……。
ハインにはすぐ電話するつもりだったんですよ」
川 ﾟ -ﾟ)「つまり、浮気とかそう言うのでは？」
_
( ；ﾟ∀ﾟ)「全然ないっす……。
大体、仮にミセリが女だったとしても、ハインくらいの胸がないとねぇ……」
('A`)「あー……ハインハイン。浮気は君の完全な誤解だってさ」
从 ∀从「……あ」
('A`)「ジョルジュ君に言うことは？」
从 ∀从「……ごめんな」
_
( ﾟ∀ﾟ)「いいよいいよ。元々は俺が悪いんだし」
ﾐｾ*ﾟーﾟ)ﾘ「あのー……そろそろ僕、お暇しますね」
_
( ﾟ∀ﾟ)「あ、ご苦労さん、ミセリ。またこういうのがあったら頼むよ」
ﾐｾ*ﾟーﾟ)ﾘ「おやすいご用です。それじゃ、失礼しましたー」
ｶﾞﾗｯ ｶﾞﾀﾝ
('A`)「……クー。俺たちも出ようぜ」
川 ﾟ -ﾟ)「ああ分かった。そこの自販機でコーンポタージュ買ってくれ」
ｶﾞﾗｯ ｶﾞﾀﾝ
从 ∀从「……」
_
( ﾟ∀ﾟ)「……」
从 ∀从「なんっつーか……。
その……ごめんな。俺の勘違いで……」
_
( ﾟ∀ﾟ)「いや、いいよいいよ。俺が悪かったんだから。それに……」
_
( *ﾟ∀ﾟ)「ハインのそう言うところも、俺、大好きだからさ」
从 ﾟ∀从「……」
从*ﾟ∀从「ありがと、許してくれて」
_
( ﾟ∀ﾟ)「そうそうハイン！ プレゼントだ、プレゼントがあるんだ」
从 ﾟ∀从「……？ 何、プレゼントって」
_
( ﾟ∀ﾟ)「秘密！ 明日の朝までな！」
从*ﾟ∀从「ったく、教えてくれたっていいじゃないかよ！」
_
( *ﾟ∀ﾟ)「ダメ。絶対秘密だからな！！」
〜〜〜〜〜〜〜『UDONのスペースキングダム』 玄関前外
(lil'A`)「おお さむいさむい」
川*ﾟ -ﾟ)「コーンポタージュｳﾏｰ」
('A`)「お」
川 ﾟ -ﾟ)「ん？」
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川 ﾟ -ﾟ)「星……か。やけに今日はよく見えるな」
('A`)「ああ……下のラブホの電気がいつもより多く点いてるのにな。なんでだろ」
川 ﾟ -ﾟ)「……案外」
川*ﾟ ｰﾟ)「サンタクロースが、味な真似でもしてくれたのかもな」
(*'A`)「……ま、そんなとこだろうな」
〜〜〜〜〜〜〜『UDONのスペースキングダム』 店内
从*ﾟ∀从「……」
_
( *ﾟ∀ﾟ)「……」
〜〜〜〜〜〜〜『UDONのスペースキングダム』 玄関前外
川*ﾟ ｰﾟ)「……」
(*'A`)「……」
_
从*ﾟ∀从 (ﾟ∀ﾟ* )
『メリークリスマス』
川*ﾟ ｰﾟ) ('A`*)
【この冬 忘年会ででクールポコの物真似をしたお父さん達に捧ぐ】
〜〜〜〜〜〜〜『UDONのスペースキングダム』
(；'A`)「あれ、師匠。帰ってたんですか？」
（ ФωФ）「うむ。イラクの方も大分片づいたし、
それにもう年末の忙しくなる時期であるからな」
(；'A`)「もう少しゆっくりしてきてもよかったのに……」 ﾎﾞｿ
（ ФωФ）「聞こえたぞ」
(*'∀`)「ゆっくりしていってね！！」
（ #ФωФ）
（ ФωФ）「で、だ。お主は知らぬかもしれぬが、吾輩の店、
年末年始は凄く忙しくなるのである。
うちは蕎麦も出しているし、土地柄か正月にうどんを食う人間もここらには多いでな」
(；'A`)「はぁ……帰ってきてくれて助かったっす」
（ ФωФ）「んで、年末は営業時間が延びるだけなのであるが、
正月は期間限定メニューとして餅入りうどんを出す事になっているのである。
今日は早めに店を終わりにして、餅つきをするのである」
(；'A`)「市販の餅じゃダメなんですか？」
（ ФωФ）「餅つきをするのである」
(；'A`)「いやだから、そんなことせんでも……」
（ #ФωФ）「するのである！！」
(；'A`)「アイアイサー！」
（ *ФωФ）
＝小一時間後＝
ｶﾞﾗｯ
（｀･ω･´）「よっ」
(’e’)「餅つきの」
ミ,,ﾟДﾟ彡「手伝いに来てやったぜ」
（ ФωФ）「ご苦労なのである」
(；'A`)「餅米が炊きあがりましたー……って親父臭っ！！」
(；'A`)「あ」
（#｀･ω･´）(#’e’)ミ,,#ﾟДﾟ彡（ #ФωФ）
(#)A(#)。0（つい口に出ちゃった……）
＝さらに小一時間後＝
ミ,,#ﾟДﾟ彡「そーれっ、ぺったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん！！」
（#｀･ω･´）「ぺったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん！！」
（ #ФωФ）「よーやさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！」
(#’e’)「ふぉいふぉいふぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉい！！」
ﾍﾟｯﾀﾝ ｺﾈｺﾈ
ミ,,#ﾟДﾟ彡「そーれっ、ぺったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん！！」
（#｀･ω･´）「ぺったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん！！」
（ #ФωФ）「よーやさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！」
(#’e’)「ふぉいふぉいふぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉい！！」
ﾍﾟｯﾀﾝ ｺﾈｺﾈ
(；'A`)。0（ヒマだなー……）
(；'A`)「あのー、なんかやることありますか？」
ミ,,#ﾟДﾟ彡「うるっせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！」
(#’e’)「ガキは黙っとれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！」
(；'A`)「す、すんません……」
（*｀･ω･´）「なぁなぁ、あれやってみようぜ！
あの最近流行った、『ぬぁ〜にぃ！？』って奴！」
（ *ФωФ）「うむ！」
(*’e’)「面白そうじゃの」
ミ,,*ﾟДﾟ彡「よっしゃ！」
（｀･ω･´）「かっこつけてぇー、コンタクトレンズをつけてる男がいたんですよー」
（ ФωФ）「ぬぁ〜にぃ！？ やっちまったなぁ！！」
（｀･ω･´）「男は黙って！」
（ ФωФ）「肉眼！」 ﾍﾟｯﾀﾝ
（｀･ω･´）「男は黙って！」
（ ФωФ）「肉眼！」 ﾍﾟｯﾀﾝ
（｀･ω･´）「普通の目のことだよー」
(’e’)ミ,,ﾟДﾟ彡「「……」」
（｀･ω･´）（ ФωФ）「「……」」
（*)ФωФ）「……ﾌﾟｯ」
（*｀･ω･´）(*’e’)ミ,,*ﾟДﾟ彡（ *ФωФ）「「「「ぎゃははははははははははは！！」」」」
（*｀･ω･´）「え、似てね似てね！？ すっげー似てね！？」
（ *ФωФ）「マジ似てるのである！ 本物っぽかったのである！！」
ミ,,*ﾟДﾟ彡「すげー似てる！ お前ら物真似選手権出れるぜ！」
(*’e’)「へいへいへーい！」
（*｀･ω･´）(*’e’)ミ,,*ﾟДﾟ彡（ *ФωФ）「「「「ぎゃははははははははははは！！」」」」
(#'A`)。0（……なんだかすげえむかつく。やたら似てるだけ余計に）
ミ,,*ﾟДﾟ彡「アンコールアンコール！！」
(*’e’)「アンコールアンコール！！」
（*｀･ω･´）「ははは、しょーがねえなー」
（｀･ω･´）「えー、ｺﾞﾎﾝ……」
（｀･ω･´）「モテようとしてぇー、熱帯魚を飼ってる男がいたんですよー」
（ ФωФ）「ぬぁ〜にぃ！？ やっちまったなぁ！！」
（｀･ω･´）「男は黙って！」
（ ФωФ）「どじょう！」 ﾍﾟｯﾀﾝ
（｀･ω･´）「男は黙って！」
ｶﾞﾗｯ
川 ﾟ -ﾟ)「ハロー」
（ ФωФ）「あ」 ﾍﾟｯﾀﾝ
（；｀･ω･´）「あ」
ミ,,ﾟДﾟ彡「あ」
(’e’)「あ」
川 ﾟ -ﾟ)「……」
（；｀･ω･´）(；’e’)ミ,,；ﾟДﾟ彡（ ；ФωФ）「「「「……」」」」
川 ﾟ -ﾟ)「……随分、お好きなんですねえ、お笑い」 ﾎﾞｿｯ
（；｀ ω ´）。0（はぅっ！）
（lilii ω ）。0（ぎゃっ！）
ミ,,； Д 彡。0（ぐぇっ！）
(lili e )。0（おぁっ！）
川 ﾟ -ﾟ)「おいブロークンフェース。戸に掛かってる『Closed』の札は冗談だよな？」
(#'A`)「誰がブロークンフェースやねん」
【大掃除】
从 ﾟ∀从「大掃除をするぞー！！」
_
( ﾟ∀ﾟ)「おー！」
从；ﾟ∀从「いや、いいよやらなくて！ こういうのは妻の役目だから！」
_
( ﾟ∀ﾟ)「ふっふっふ。俺は家のことは全て妻に任せる前時代的な亭主じゃないぜ。
ちゃんと家の仕事は家族全員の負担だと思ってるんだぜ」
从；ﾟ∀从「いいってば！！」
_
( ﾟ∀ﾟ)「なんだよーせっかく手伝うって言ってるのに」
从；ﾟ∀从「うぅぅ……」
从；ﾟ∀从。0（確かに、大掃除は重労働……手伝ってもらいたい……。
だけど！！ ジョルジュに……ジョルジュに出来るのか！？
皿洗いさえまともに出来ないジョルジュに！！）
从；ﾟ∀从「うーん……」
_
( ﾟ∀ﾟ)。0（？）
从；ﾟ∀从「……簡単にできる仕事なら……な」
_
( *ﾟ∀ﾟ)「！」
＝で、小一時間後＝
从 ∀从「……」
_
( ；ﾟ∀ﾟ)「……」
从 ∀从「ジョルジュよ……」
_
( ；ﾟ∀ﾟ)「はい……」
从 ∀从「俺はお前に玄関掃き、窓ふき、換気扇の手入れを命じたね……。
どれもこれも簡単にこなせる仕事ばっかりのはずなんだよ……」
_
( ；ﾟ∀ﾟ)「……」
从 ∀从「玄関タイルの破損５カ所、窓のひび割れ１２カ所、
そしてスイッチを入れても異様な音がするだけになった換気扇……」
_
( ；ﾟ∀ﾟ)「……」
从 ∀从「ジョルジュよ……」
从 ^∀从「大人しくしてろ、な！」
_
( ；∀；)「はーい！！」
【Oh,is it miso?】
〜〜〜〜〜〜〜１２月３１日 夕刻 『UDONのスペースキングダム』
（ ・∀ ∀・）「天そばくださーい」
（;;・∀・;;）「俺もそれで」
∞
（ ・∀ ∀・）「わたしも」
( ´ー｀)「俺もダーヨ」
（ ；ФωФ）「へい、少々お待ちを」
(；'A`)「ご、ご注文は……」
（ ・−・ ）「……」
ﾉﾘ,；^ヮ^）ｌｉ「ほら、こういうときくらいは喋って下さいよ」
(；'A`)。0（師匠……）
（ ；ФωФ）。0（言うな、わかっておる）
（ ；ФωФ）。0（忙しぃぃぃぃぃぃぃぃ！！）0。('A`；)
〜〜〜〜〜〜〜同日同時刻 ドクオ＆シャキン宅
（｀･ω･´）「ﾌﾝﾌﾝﾌｰﾝ、あ〜かいキツネとみどりのタッヌッキ♪」
ｺﾎﾟｺﾎﾟｺﾎﾟ……
（｀･ω･´）「しょいしょいしょいっと……６分待ってデロデロにしてみよう……」
（｀･ω･´）「よーし、６分……」
（｀･ω･´） ﾊﾌﾊﾌ ﾊﾑｯ
（｀-ω-´） ﾓｸﾞﾓｸﾞ……
（｀･ω･´）「……」
（｀；ω；´）「寂しい……」
【最終話：ある循環の終わりと始まり】
〜〜〜〜〜〜〜１２月３１日 深夜 ハイン＆ジョルジュ宅
从 ﾟ∀从：
遅ぇなぁ、ジョルジュの奴。
一体いつ帰ってくるつもりなんだろ。
せっかく年越し蕎麦を作ってやったのに、すっかり冷え切ってるじゃねえか。
あーあ。
今年も終わるまで、あと３０分切ったか……。
……なんだかなー。
今年はちょっと、いろんな事がありすぎたな。
３月にジョルジュと結婚してから、
なんだかすごいスピードで、時間がどんどん経っていって。
でも、一日も、楽しくないなんて思った日は無かったなぁ……。
やっぱ、そいつは……俺が、あいつのこと……。
あークソ！ 恥ずかしいな畜生！！
ジョルジュめ、早く帰って来ーい！！
〜〜〜〜〜〜〜同時刻 路上
_
( ﾟ∀ﾟ)：
えっと、今何時だろ……。
あっ！ もうこんな時間だ、やべぇ、急がないと！！
あーもう、ハイン、怒ってるだろうなぁ。
早く帰って、謝ってやらないとなぁ……。
もう少しで、今年もおしまいか。
今年は幸せな年だったなぁ。
何と言ってもハインと結婚できたしな！
ああ、そっか。
とんでもなく幸せすぎたんで、すっかり忘れてたけど、
あいつと一緒に暮らしはじめて、まだ一年経ってないんだなぁ。
まだまだ始まったばっかり、か……。
……さーて、急がなくっちゃ。
ハイン、今帰るぞー！
〜〜〜〜〜〜〜数分後 ハイン＆ジョルジュ宅の前の路上
_
( ﾟ∀ﾟ)「ん？」
从 ﾟ∀从「あ！」
_
( ﾟ∀ﾟ)「……家の前で、ずっと待ってたの？」
从 ﾟ∀从「いや、ついさっきさ。
もう帰ってくるかな、って思ったから」
_
( ﾟ∀ﾟ)「……そっか。でも、寒いだろ？
ごめんな、遅くなっちまって」
从 ﾟ∀从「いいよ、許す。こんくらい、大丈夫さ」
从 ﾟ∀从「なージョルジュ。今年、俺たち結婚してさぁ、
一緒に暮らし始めてさぁ……。
今年は、俺が今まで生きてきて、最高の年だったって、胸を張って言えるけど……」
_
( ﾟ∀ﾟ)「うん」
从 ﾟ∀从「来年も、再来年も、ずっとこんな幸せが続くかなぁ……」
_
( ﾟ∀ﾟ)「……」
从 ﾟ∀从「……俺のこと、バカだって思ってくれてもいいぜ。
だけど……もう今年も終わりだからかな、ちょっと心配になっちまった」
从 ﾟ∀从「な、どう思う？」
_
( ﾟ∀ﾟ)「……」
_
( ﾟ∀ﾟ)「……いや。こんな幸せ、長くは続かねえさ」
从 ﾟ∀从「！？」
_
( ﾟ∀ﾟ)「こんな程度の幸せなんか、今年限りでおしまいだよ！
来年は今年の倍、再来年はさらにその倍、一緒に幸せになる！
だからさ……」
_
( ﾟ∀ﾟ)「そんな心配、するんじゃねえよ！」
从 ﾟ∀从「……」
从 ﾟ ｰ从「安心した。ジョルジュらしい答えだ」
从 ﾟ∀从「そーだよな。
お前と一緒なら、きっと来年も再来年も、今年以上に楽しくなりそうだ」
_
( *ﾟ∀ﾟ)「よせよ、照れるだろうが」
从*ﾟ∀从「いいじゃん、照れたって」
从 ﾟ∀从「……な、あと３０秒ないぜ」
_
( ﾟ∀ﾟ)「え、もう！？」
从 ﾟ∀从「２４，２３，２２」
_
( ﾟ∀ﾟ)「カウントダウンすんの？」
从 ﾟ∀从「しようぜ、面白そうだし。
１８，１７，１６」
_
( ﾟ∀ﾟ)「そだな。一緒に数え上げてみっか」
从 ﾟ∀从「１２，１１」
_
( ﾟ∀ﾟ)从 ﾟ∀从「「１０，９，８，７」」
_
( ﾟ∀ﾟ)从 ﾟ∀从「「６，５，４」」
_
( ﾟ∀ﾟ)从 ﾟ∀从「「３，２」」
_
( *ﾟ∀ﾟ)从*ﾟ∀从「「１！！」」
『『あけましておめでとうございます！！』』
『旧年はお世話になりました。また、本年も』
『次の年も、また次の年も、ずっと、ずーっと……』
『『お世話になります！！』』
_
从*ﾟ∀从 「いぇーい」 (ﾟ∀ﾟ* ) 2008 Dec.var
ｄ（*｀･ω･´*）ｂ「これにて終了！ みんなさあんきゅううううううううううう！！！！！！！」
25 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2009/01/01(木) 00:04:10.18 ID:asJQeLqS0
いぇーいｗｗｗｗｗｗ乙！
27 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2009/01/01(木) 00:09:13.74 ID:00AV4m2nO
乙ぅぅぅぅぅぅ
28 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2009/01/01(木) 00:14:04.84 ID:Nty3RkM30
乙！！
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