―翌朝・内藤家―


( ; =ω=)ξ;゛凵J)ξ「眠れない(お)」

(;^ω^)「なんかひっかかるお! だって挨拶もしてないんだお!?」

ξ゚听)ξ「そうよ! 来たと思ったら帰るってどういうことよ!」

( ^ω^)「やっと慣れてきた所だったんだお!」

ξ゚听)ξ「あのフリフリエプロンにもね!」

( ^ω^)「サプライズといっときながら、ワカッテマスさんは普通のエプロンじゃねーかお!」

ξ゚听)ξ「弟者くんもね! つまり嘘っぱちと言うことよ!」
        、
(#`ω´)ξ#゚听)ξ「なんか腹立ってきた!」

ニョ i||( <●><●>)|ii キッ「落ち着いてください」

ξ;><)ξ「ぎゃあああ!」

(;^ω^)「ちょ、急に出ないでくださいお! 心臓バクバク言ってるお!」

( <●><●>)「私も昨日から心がへし折れそうです」

( ^ω^)「で、朝っぱらからなんですかお?」

( <●><●>)「朝ご飯が出来ましたので」

ξ゚听)ξ「やっぱりそこは作るのね」

( <●><●>)「作るように引き継ぎましたので。
        本来私はデスクワーク中心ですからフィレンクトには劣りますが」

( ^ω^)「ツンの料理よりは全然おいしいお!」

ξ#゚听)ξつ<;^ω^)「なーんてウソー! うそ、うそだお! 痛い!」

( <●><●>)「朝ご飯を食べてください! 間に合いませんよ」

(;^ω^)「そう、そうだったお! パンあと2枚焼いてくださいお!」

ξ゚听)ξ「食べ過ぎ!」

―ヒッキー宅―


(-_-)「我が家が広く見える……」

(-_-)

(-_-)「こんなに広かったっけ」

(-_-)

(-_-)「まあ勝手に侵入して占拠してたのが居なくなったんだから」

(-_-)

(-_-)「あたりまえかなぁ」

(-_-)

(-_-)「これならカップめんしか食べなくても怒られないし」

(-_-)

(-_-)「何も食べなくても怒られないし」

(-_-)

(-_-)「外に出なくてもいいし」

(-_-)

(-_-)「マジ天国」

(-_-)

(-_-)「……」

(-_-)

(-_-)「部屋、こんなに広かったかなぁ」

―兄者宅―


( <●><●>)「彼らに『機密』を漏らした犯人はワカッテマス」

(´<_` )「はい、すみません。俺です」

( <●><●>)「『私』」

(´<_`;)「私です……」

( <●><●>)「まったく、この件は知らなくてもいいことだったんですよ?」

(´<_` )「反省してます」

( <●><●>)「あなたは有能な次期プロフェッショナルですし、『協会』には報告しませんが」

(´<_` )「ありがとうございます。この恩は必ず、次の『試練』を乗り越えてお返しします」

( <●><●>)「ミッションのコンプリートこそ我らの務め。
        特訓係として言わせてもらいますが、あなたはまだそのあたりの自覚が……」

( ´_ゝ`)「人んちで厨二くさい会話すんのやめてもらえます?」

( <●><●>)「このマンションの人はどうしてこう私に冷たいのですか」

( ´_ゝ`)「結局隣に住んでた不法侵入マンが海外出張って話だろ?」

( ´_ゝ`)「別に良いじゃん天国じゃん」

( <●><●>)「ざっくりしたまとめ方ですねぇ」

(´<_` )「ウチの阿呆がすみません」

( ´_ゝ`)「うるせぇよ! いや、俺が聞きたいのはね?
      何でこの人もお前もここに泊ってんのかってことだよ」

(´<_` )「だって実家から通うと時間かかるし。ここ近いもん」

( <●><●>)「ついでに私も」

(;´_ゝ`)「出てけ!」

( <●><●>)(´<_` )「嫌です」

(;´_ゝ`)「ちくしょう不法侵入より性質悪いじゃねーか!
      部屋の掃除手伝ってくれる分あっちのがマシだ!」

―オサム・貞子宅―


【+  】ゞ゚)「貞子……」

川д川

【+  】ゞ゚)「ああ、Wiiフィット座禅してたのか……得意だもんな貞子は……」

川д川
    _,,
【+  】ゞ‐) コホ、ケフッケフッ
    o

川д川

【+  】ゞ゚)「……さっき小耳にはさんだんだが、この前来た面白い男いただろ……」

川д川

【+  】ゞ゚)「外国の僻地へ引っ越したそうだよ……」

川д川「!」 ピクッ

『喝ーッ!』 バシーン!

川;д川「あぅ……」

【+  】ゞ゚)「貞子が座禅くずして……Miiぶったたかれるとは……」

川д川「ちょ、ちょっとびっくりして……」

【+  】ゞ゚)「珍しい、なぁ……そんなに残念だったのか……」

川д川「うん、ちょっと……あ、あ、あの人……おもしろかったし……」

【+  】ゞ゚)「そうだな……」

川д川「ふ、ふ、フラフープ、やる?」

【+  】ゞ゚)「やる……」

川д川「……」

"【+  】ゞ゚)゛ シャカシャカ

川д川「……」

"【+  】ゞ゚)゛ シャカシャカ

川д川「……」

"【+  】ゞ゚)゛ シャカシャカ

川д川「ざ、ざ、残念だねぇ……」

"【+  】ゞ゚)゛「残念、だな……」 シャカシャカ

―素直家―


川 ゚ 々゚)「くーちゃ、聞いたぁ?」

川 ゚ -゚)「何をだ?」

川 ゚ 々゚)「あのねぇ、この前おとじゃくん連れてきたスーツのおじさんね」

川 ゚ -゚)「ああ、フィレンクトさん、だったっけ」

川 ゚ 々゚)「そー。あの人ねぇ、引っ越しちゃったんだって。ニュースでやってるとこに」

川 ゚ -゚)「え?」

ノパ听) 「そうなのかぁ!? この前キックボード貸してもらって、そのままぱなしだぞー」

lw´‐ _‐ノv「利き米のできる猛者だったのにぃ」

o川*゚ー゚)o「スーパーの袋持ってくれたりして、超良い人だったよ?」

川 ゚ -゚)「ウチに弟者くんを連れてきてくれた人だしなぁ。お礼くらいしたかったな」

川 ゚ 々゚)「くるもー」

川 ゚ -゚)「戻ってきてくれるといいね」

―某紛争地域―


<_フ;゚ー゚)フ「てめーら邪魔すんじゃねぇよっ!」

ミ,,゚Д゚彡「それはこっちのセリフだから! 大人しく降伏するんだから!」

( ><)「被災地の復興を邪魔する犯罪行為はダメなんです!」

<_プー゚)フ「フン、綺麗事言いやがって。
        持ってるやつから取らなきゃ、物資が足りねーンだ死んじまうぜ!」

(‘_L’)「今追加で物資が届きますよ。明日にでも」

<_プー゚)フ「俺は今日要るんだよ!」

ミ,,゚Д゚彡「順番なんだから!」

<_プー゚)フつГ「うるせぇうるせぇ! さっさとそろえろ! この女の脳天ぶちまけるぜ!」

('、`;川「お、おねがい言うとおりにしてー!」

ミ,,゚Д゚彡「……フィレンクト」

(‘_L’)「ダメです。人質を完全に盾にしています」

( ><)「でもさっきは」

(‘_L’)「さっきと違って盾にしているのが大人ですから、狙う場所がありません」

|  ^o^ |「おやおやおや これが うわさの こうちゃくじょうたい」

<_フ;゚ー゚)フつГ「おい何だその池沼は! すっこんでろ!」

|  ^o^ |「がーん きずつきます」

| ^o^ |「ははは 正当な 評価 ですね」

ミ,,゚Д゚彡「危ないから! 隠れてるんだから!」

|  ^o^ |「わたしも おしごとちゅう なのです」

( ><)「えっ?」

|  ^o^ |「やい そこの どきゅんおとこ」

<_プー゚)フつГ「何だ池沼! この女が見えねーのか!」

|  ^o^ |「いもうとさんなら たすかりましたよ」

<_プー゚)フ「!?」

(‘_L’)「間に合いましたか」

|  ^o^ |「そこの がれきの したに はさまって ひどい けがでしたね」

( ><)「さっきの怪我人なんです! 搬送班がもうすぐ来るんです!」

|  ^o^ |「おうきゅうしょちは かんぺきです」

| ^o^ |「ぶーむは 腕だけは 確かですよ」

|  ^o^ |「うふふ」

| ^o^ |「おつむは いかれていますけど」

|  ^o^ |「おくじょう こいや」

<_フ;゚ー゚)フ「な、なんで」

(‘_L’)「あなたの妹だとは思いませんでしたが」

|  ^o^ |「わたしは わかりましたよ」

| ^o^ |「後だし 乙」

|  ^o^ |「ちがわい めもとが にています」

<_フ;゚ー゚)フ「あいつは助かるのか!?」

|  ^o^ |「いまから びょういんに はこびます」

( ><)「搬送班、こっちなんです!」

<_プー゚)フ「ミセリ!」

ミセ;:#メー゚)リ「おにいちゃん、わたし、生きてるの」

<_フ;ー;)フ「ああ、よかった!」

|  ^o^ |「いい はなし だなー」

('、`*川「……」

ミ,,゚Д゚彡「大丈夫ですか?」

―ニチェと('、`*川「動くんじゃないわ」

ミ;,゚Д゚彡「んな!」

('、`*川「ったく、人質のフリしてりゃ薬と食べ物をくれるなんて言っといて……
     ああよかったじゃないわよ!」

(;><)「か、完全に包囲されてるんです! 武器を捨てるんです!」

('、`*川「そうかしら?」

ミセ;:#メー゚)リ ―ニチェと('、`*川 チャキッ

('、`*川「あのぐるぐる巻きのでかい的に撃ったら当たっちゃいそうね」

(;‘_L’)「!!」

<_プー゚)フ「やめろ!」

('、`*川「うるさい。あんたから撃ってもいいのよ」

<_フ;゚ー゚)フ「俺は撃ってもいいから、妹だけはやめてくれ!」

―ニチェと('、`#川「あっそ! じゃあ死になさい! 二人ともね!」

(;><)「待っ!」


パン、パンッ


<_フ;‐ ‐)フ「……ッ」

<_フ;‐ー゚)フ「?」


ミセ;:#メー;)リ<_フ;゚ー゚)フ   ( _L )       ―ニチェと('、`;川
                    つ

<_プー゚)フ「な」

(;‘_L’)「くっ……」

('、`;川「こ、このっ」

ミ#゚Д゚彡「確保おおおおおお!!!」

('、`;川「く、動くなっ! うわっどこ触ってんのよ! やめろ!」

( ><)「本部に連れて行くんです!」


<_フ;゚ー゚)フ「お、おっさん? おい!」

(;‘_L’)「う、うう……」

<_フ;゚ー゚)フ「ばっかやろう! 何でかばった!」

(;‘_L’)「決めているんですよ……人質はもちろん、犯人だって」

(;‘_L’)「私の目の前で殺させないって……」

|  ^o^ |「いい はなし だなー」

| ^o^ |「馬鹿 言ってないで 治療の 準備です」

( ><)「早くお願いするんです!」

|  ^o^ |「いいえ ひつよう ありません」

ミ,,゚Д゚彡「ま、まさか……それじゃフィレンクトはもう……!?」

|  ^o^ |「はい ざんねんながら」

(‘_L’)゛ ムクリ

|  ^o^ |「なおす ところが ありません いしゃは がっかりです」


<_フ ー )フ    ゚ ゚

ミ,, Д 彡     ゚ ゚

(   )     ><


,,と(‘_L’)「右腕がもともと義手でラッキーでした」
↑弾丸

|  ^o^ |「うふふ ぎしゅで うけとめるとは ばけものめ」

| ^o^ |「それは そうと 紛らわしい 言い方は やめなさい 池沼医者」

|  ^o^ |「らいふ わーく です」

| ^o^ |「くたばれ」

(‘_L’) ピンピン

ミ,,゚Д゚彡「流石は協会一のプロフェッショナルなんだから」

( ><)「すごいんです!」

と(‘_L’)「うーん、でも義手が壊れてしまいました」

|  ^o^ |「どれどれ これは とりかえなきゃ だめですね」

(‘_L’)「これ特注なんですけど」

ミ,,゚Д゚彡「うむ、よし」

(‘_L’)「?」

ミ,,゚Д゚彡σ「強制送還」

(‘_L’)

ミ,,゚Д゚彡σ「片腕は戦力外だから。
       そろそろこっちも片付いてきてるし、通常業務に戻ればいいから」

 _,,
(‘_L’)「なんだか体のいい厄介払いみたいに聞こえるんですが」

( ><)「そんなことないんです! フサさんは気を使ってるんです!」

ミ,,゚Д゚彡「そういうことは言わんでいーの。ほら、有給だと思って」

(‘_L’)「そうですか。じゃあ」


(*‘_L’)「日本に戻りますか」






―内藤家―


( ´ω`)ξ´ , `)ξ ションボリ

(;<●><●>)(怒ったりしょんぼりしたり忙しいですね)

( <●><●>)「お二人とも、こんな天気のいい休日に、どうしてそうじめじめなさるんですか」

( ´ω`)「昨日のニュースで、某紛争地域で銃撃戦って……」

ξ´ , `)ξ「負傷者日本人1名って……」

( <●><●>)「決まったわけじゃありませんよ」

( ´ω`)ξ´ , `)ξ ジメジメー

(;<●><●>)


ピンポーン♪


(<●><●>;)「おっと」

( <●><●>)「戻りました」

( ´ω`)「お客さんかお?」

( <●><●>)「小包ですよ」

           _
 ξ´ , `)ξ   [_]   (´ω` )

         \パカッ/
           _  _
ビクξ;゚听)ξそ |_| Σ(^ω^;)ーン


         \ヒョコッ/

          (‘_L’)゛
  ξ;゚听)ξ   |_|   (゚ω゚;)


(;゚ω゚)「ふぃ」

ξ;゚听)ξ「ふぃ」

(;゚ω゚)ξ;゚听)ξ「ふぃれんくとさああああああああああ!!!」

(‘_L’)「ただいま戻りました」

ξ#゚听)ξ「何で何も言わずに出て行ったのよー!」

(‘_L’)「申し訳ありません。機密だったもので」

(;^ω^)「ってギャー! フィレンクトさんの腕がないおおおお!!」

ξ;凵G)ξ「いやあああ! やっぱり日本人負傷者だったのよおおお!!」

(‘_L’)「あ、これ小さいころからです」

( <●><●>)「そういえば何で隻腕なのですか?」

(;‘_L’)゛>「幼いころに熊15頭抜きに失敗しまして。お恥ずかしい」

( <●><●>)「本当に失敗していたら今ここにいませんけどね」

( ^ω^)つ白「とりあえず」

( ^ω^)つ白 ピピピピピ

( ^ω^)つ白「一斉送信だお!」

(‘_L’)「?」

ピンポーン♪

( ^ω^)「おっ!」


(;-_-)「変人が帰ってきたって? もう僕の部屋には入れないって言ってくれる?」

( ´_ゝ`)「うちは……掃除だけしてってくれよ。まったくゴミに戻ってる」

(´<_` )「元はゴミだもんなお前」

川д川「あ、あ、あ、あの、おひさしぶり、です……」

【+  】ゞ゚)「息災で……何よりだな……」

川 ゚ -゚)「本当だよ。ニュースを見て心配してたんだ」

川 ゚ 々゚)「くーちゃんはぁ、心配しすぎちゃだめー。心配されるのずるいよう」

ノパ听) 「キックボードうまくなったんだぞ!」

lw´‐ _‐ノv「おにぎりつくれるようになったー」

o川*゚ー゚)o「弟者くん紹介してくれてありがとうございますー。お買いもの超ラクになったし!」

('A`)「フィレンクトさん帰ってきてよかったなぁ。ところで何でクーにゃんがいるの? 幻?」

(´・ω・`)「ドクオうるさい。本当、またあえて嬉しいねー」

(;‘_L’)「え、ええと」

ξ゚听)ξ「まあまあ。ほら皆おちついて!」

( ^ω^)「言うことあるお?」

(‘_L’)「?」


     フ ィ レ ン ク ト さ ん

  \  お か え り な さ い !!  /

       ( ^ω^)ξ゚听)ξ

 (-_-)( ´_ゝ`)(´<_` )川д川【+  】ゞ゚)

 川 ゚ -゚)川 ゚ 々゚)lw´‐ _‐ノvノパ听) o川*゚ー゚)o

      ('A`)(´・ω・`)( <●><●>)

(‘_L’)

(‘_L’)

(‘_L’)「た」





(*‘_L’)「ただいま、帰りました!」



(‘_L’)箱詰めプロフェッショナルのようです  おわり

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