―深夜―
(‘_L’) ゴソゴソ
(‘_L’)「ええと、着替えはこれで全部、っと」
(ぅ_-)。o
(-_-)(何してんだろうこんな夜中に……)
(‘_L’)「……」
(-_L-)
(‘_L’)
(‘_L’)「明日で2週間、ですね」
(‘_L’)箱詰めプロフェッショナルのようです
―翌朝―
( ゚うω^)ξぅ听)ξ
(‘_L’)「おはようございます」
ξ゚听)ξ「おはよ」
( ^ω^)「おはようおー」
(‘_L’)「トーストは何枚食べますか?」
ξ゚听)ξ「1枚」
( ^ω^)「3枚!」
(‘_L’)「はいはい……」
ξ゚听)ξ サクサク
つ◇と
( ^ω^) モグモグモグモグモグモグ
つ□と
(‘_L’)(朝からよく食うなぁ)
(。^ω^)=3 ケプッ
(‘_L’)つ旦「お茶です」
(ぅ^ω^)「お、ありがとうございますお!」
( ^ω^)旦 ズズズーッ
( ^ω^)「ふぅ。今日はお休みだし、のんびりご飯食べれていいおね」
ξ゚听)ξ「そうね。ブーンは元から食べるの早いけども」
(*^ω^)「おっ」
ξ゚听)ξ「今日は晴れてるしねー」
( ^ω^)「どっか行くかお?」
ξ゚听)ξ「お散歩いきましょうか」
( ^ω^)「お!」
(‘_L’)「暑いですから帽子を被ってくださいね」
ξ゚听)ξ「はーい」
(‘_L’)つ日「はい水筒。冷たい麦茶が入ってますからね」
ξ*゚听)ξつ日「ありがとう。いってきます」
ガチャ バタン
(‘_L’)=3 フー
(‘_L’)「ええと、冷蔵庫の在庫に傷みやすいものは……」
(‘_L’)「ふむふむ。夕食はトマトサラダと鶏のオーブン焼と。胡椒が切れそうですね」
(‘_L’)「洗濯物に、布団も干して、と」
(‘_L’)「ああー明日紙類のゴミの日ですね。新聞紙と古雑誌、くくって」
(‘_L’)「せっかくですから風呂釜洗浄とカビ取りも」
(‘_L’)「食器も漂白してまな板スポンジ除菌、換気扇もざざざー」
(‘_L’)「フローリングワックスもかけて、と」
(‘_L’)「忙しいですねぇ」
(‘_L’) セッセッ
―昼―
( ^ω^)「ただいまだおー」
ξ゚听)ξ「わ、掃除したの? すごい家がピカピカ」
(‘_L’)「はい」
( ^ω^)「おーいい匂いするお!」
(‘_L’)「お昼はキムチチャーハンですよ」
(*^ω^)
ξ゚听)ξ「仕事のある日は食べられないものね」
( ^ω^)「晩御飯は?」
(‘_L’)「鶏のグリルです」
(*^ω^)
(‘_L’)「はい、じゃあ手を洗ってきてくださいね」
ξ゚听)ξ「うん。ブーン先どうぞ」
( ^ω^)「おっお」
(‘_L’)「ゆっくりでいいんですよ」
―夜―
( ^ω^)「ごちそうさまお! おいしかったお!」
ξ゚听)ξ「おなかいっぱいー」
(‘_L’)「食器さげますね」
(‘_L’) カチャカチャ
( ^ω^)「明日は仕事だおねー」
ξ゚听)ξ「そうねー名残惜しいわー」
( ^ω^)「また休日になったらお散歩いくお」
ξ*゚听)ξ「うん!」
(‘_L’)「ふー。洗い物も終わりましたし、そろそろ失礼します」
( ^ω^)「あ、お疲れ様だおフィレンクトさん」
(‘_L’)「はい、では」
(‘_L’)「おやすみなさい。
さようなら」
ガチャ
バタン
―翌朝―
チュンチュン
( ‐ω‐)ξ--)ξ
( うω^)ξぅ听)ξ パチッ
_,, _,,
\( ‐ω‐)/\ξ‐凵])ξ/ ウーンッ!
(*^ω^)「おはようだお」
ξ*゚听)ξ「おはよ」
ピンポーン♪
( ^ω^)ξ゚听)ξ「?」
( ^ω^)「お? 宅配みたいだお」
ξ゚听)ξつ□「大きな箱ね」
_
ξ゚听)ξ [_] (^ω^ )
\パカッ/
_ _
ビクξ;゚听)ξそ |_| Σ(^ω^;)ーン
\ヒョコッ/
( <●><●>)゛
ξ;゚听)ξ |_| (゚ω゚;)
(;゚ω゚)「ぎょ」
ξ;゚听)ξ「ぎょ」
(;゚ω゚)ξ;゚听)ξ「ぎょろ目でてきたあああああああ!!!」
て
(;<○><○>)そ「酷い!」 ガガーン
―数分後―
( <●><●>)つ□「私はこういう者です。以後お見知りおきを」
( ^ω^)つ□「これはこれはご丁寧にどうも」
( ^ω^)□「お、日本プロフェッショナル協会」
( <●><●>)「はい。こちらに派遣されました、ワカッテマスと申します」
ξ;゚听)ξ(もう1人いるんだけど)
( <●><●>)「フィレンクトの後を引き継ぐには力不足な面もありますが
長期契約のお客様とは長くお付き合いできればと」
( ^ω^)「お?」
ξ゚听)ξ「あとをひきつぐ?」
( <●><●>)「? はい、2週間お試しコース担当の後を私が……」
(;゚ω゚)ξ;゚听)ξ「!?」
(;゚ω゚)「えっ、担当の人、変わるのかお!?」
(;<●><●>)「はい。特例で……な、何か至りませんでしょうか?」
ξ゚听)ξ「特例? フィレンクトさんは?」
( <●><●>)「ああ、彼なら次の派遣先に」
( ^ω^)「別のお家かお?」
( <●><●>)「あ……いえ、それは」
ξ゚听)ξ「言えないの」
( <●><●>)「申し訳ありません。機密です」
( ´ω`)ξ´ , `)ξ ションボリ
( <●><●>)「そろそろ時間ですし、朝ご飯を用意いたします」
( ´ω`)「お……」
( <●><●>)「夜お帰りになってから、詳しくお話しますので」
( ^ω^)「お」
―数時間後・ようです商社―
( ^ω^)「……というわけなんだお」
(´・ω・`)「そりゃ残念だねぇ。あの人面白かったのに」
('A`)「ま、仕方ないわなぁ」
(;^ω^)「うーん」
(´・ω・`)「新しい人と合わないの?」
( ^ω^)「そんなことないお! 会ったばかりだけど、丁寧で良い人だお」
('A`)「んじゃそれでいいじゃん。お手伝いさんなんか一緒だって」
( ^ω^)「でも……挨拶もできなかったんだお……」
(´・ω・`)「なんとなくわかるけどね」
('A`)「新しいプロと仲良くしろよ。今はそれだろ」
( ^ω^)「うん、お……」
(*'A`)「それよか聞いてくれよ! 昨日クーにゃんのブログ見てたらさー!」
(´・ω・`)「クーニャン?」
( ^ω^)m「ほら、声優アイドルの」 ボソ
(´・ω・`)「ああー。よく覚えてたねブーン」
(;^ω^)「あ、色々あったんだお」
( ^ω^)(下の部屋に住んでるとは言えないおね)
(´・ω・`)「で、クーニャンがなんだって?」
(*'A`)つ白「ほらこの画像っ! この辺に住んでるかもしれないんだ!」
(´・ω・`)「どれどれ? あ、本当。これ駅前のVIPマートだね」
( ^ω^)
(*'A`)「もしかしたら外周り中に会う機会があるかも……な! そう思うだろ!?」
(´・ω・`)「夢見すぎじゃない?」
(^ω^ )
(*'A`)「んなことないない! ひょっとしたら俺の近所に住んでたりして……うひひ!」
( ^ω^ )(身バレ寸前だお! 保護者(´<_` )は何してんだお!)
( ^ω^)「お? 保護者?」
('A`)「あん? どした?」
( ^ω^)「何でもないお!」
(*^ω^)(弟者さんならフィレンクトさんの勤め先教えてくれるかもしれないお)
(´・ω・`)「ブーンどうしたの?」
( ^ω^)「ほんとに何でもないんだお! さ、仕事仕事ー」
(´・ω・`)(脳みそが普通の脂肪に戻っちゃったのかしら)
('A`)(ああんクーにゃん会いたいよおクーにゃん良いにおいしそうだよぉ)
―夕方―
( ^ω^)つ白 ピッピッピ
(白^ω^) プルルルル
ξ白゚听)ξ『はいもしもし、ブーン?』
(白^ω^)「ツン! 今日帰りに素直さんとこ行かないかお?」
ξ白゚听)ξ『え?』
(白^ω^)「カクカクシカジカ」
ξ白゚听)ξ『確かに、ギョロッテマスさんよりは教えてくれそうね!』
(白^ω^)「ワカッテマスさんだお」
ξ白゚听)ξ『えっそうだっけ』
_,,
(白;^ω^)「ツン……」
( ^ω^)ξ゚听)ξ「ここ(だお)ね」
( ^ω^)σ ポチッ
ピンポーン♪
『はい?』
( ^ω^)「こんにちは。内藤ですお」
『ああ、こんにちは。ちょっと待ってくれないか』
ξ゚听)ξ「はいはい」
ミ川 ゚ -゚)o| ガチャッ
川 ゚ -゚)「いらっしゃい。もしかして、またうるさかったかな?」
ξ゚听)ξ「ううん、全然。最近気にならないわ」
川 ゚ -゚)「良かった」
( ^ω^)「弟者さん居ますかお?」
川 ゚ -゚)「ああ、いるよ」
m(゚- ゚ 川彡「おーい、弟者くん。お客さんだよー」
ズルズルズル
( <_ ii||)「ハイ、ナンデショウ」
(;^ω^)
ξ;゚听)ξ
川 ゚ -゚)「どうしたんだ? 顔色が悪いぞ」
( <_ ii||)「ハ、ハキソウデス」
lw´‐ _‐ノv「こりゃーどこいくんじゃい! 米味噌汁半分も残して!」
(゚<_゚ ; )「うわあああ米が! 米がくるー! ぎゃああああ!!」
ノパ听) 「プロレスごっこのつーづーきー!」
(゚<_゚ ; )「ウエスタンラリアットはダメ! 吐く! 吐くって!」
ウワァァアァァ,,,(;<_; >とlw´‐ _‐ノvノパ听) ズルズルズル
o川*゚ー゚)o「ねぇねぇカフェオレまだできないのー?
あと今日の夕食ビーフシチューがいいんだけどー」
川 ゚ 々゚)「まだ話の続きだよぅ。くーちゃんのいいところ、半分も話してないのにー」
( ^ω^)
ξ゚听)ξ
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「ちょ、」
川 ゚ -゚)「ちょっと待っていてくれるかな?」
( ^ω^)ξ゚听)ξ「いいとも」
川 ゚ -゚)「すまん」
⊂⊃
m(´<_` )m
∬
( <_ ii||)
NOW COMPLETING?
しばらくプロフェッショナル見習いでお待ち下さい
川 ゚ -゚)「あんまりひどいことはしちゃいけないって言っただろ!」
lw´‐ _‐ノvノパ听)o川*゚ー゚)o川 ゚ 々゚) 「ゴメンナサーイ」
( <_ ii|| >と川 ゚ -゚) ズルズル
川 ゚ -゚)つミ( <_ ii||) ポーイ
( ^ω^)ξ゚听)ξ
川 ゚ -゚)「どうぞ」
( ^ω^)「えっ?」
川 ゚ -゚)「? お話があるんじゃ」
ξ゚听)ξ「あ、そ、そうね」
( ^ω^)(埋めて来いって事かと思ったお)
( <_ ii||) ウーンウーン
(;^ω^)「大丈夫かお?」
ξ゚听)ξo彡゜「しっかりなさい!」
(´<_`;)「う、うう……はい、俺、じゃない。私に何の用でしょう?」
( ^ω^)「フィレンクトさんのことだお!」
(´<_` )「ああ、担当変わったとか」
ξ゚听)ξ「そうなのよ。あの地域に回されるなんて大変よね」
(;^ω^)(お!? ツンはどこ行ったか知ってるのかお!?)
ξ;゚听)ξ(おバカ! カマかけてんのよ)
( ^ω^)b(流石だおツン)
、
ξ*゚听)ξb+(まぁ任せなさい)
(´<_`;)「?」
ξ゚听)ξ「何でもないわよ。それより、何でフィレンクトさんはあんなところに?」
(´<_` )「フィレンクトさんだけじゃなく、もう何人かまとめてその地区に派遣されてるんですよ」
ξ゚听)ξ「そんなに大ごとなの?」
(´<_`;)「何を言ってるんですか、今ニュースで毎日取り上げられているでしょう」
(;^ω^)「!」
ξ;゚听)ξ「……そ、うよね」
(´<_` )「そうですよ。大変ですねフィレンクトさんも」
ξ゚听)ξ「えーと、どのへんだったかしら、その地区。ここまで出かかってるんだけど」
づ
(´<_` )「しっかりしてくださいよー」
(´<_` )「ブリザード災害にあった某国の旧紛争地域スラムでしょう?」
( ^ω^)ξ゚听)ξ「!!」
(´<_` )「物資不足で人質をとった立てこもりや強盗が多いとかで」
(´<_` )「自警団から要請がありましてね」
(´<_` )「色々と経験豊富なプロフェッショナルが派遣されたんですが……」
(;^ω^)
ξ;゚听)ξ
(´<_`;)「どうしたんですか? 人のこと言えませんが、顔色が悪いですよ?」
(;^ω^)ξ;゚听)ξ「大変(だお)!」
―同時刻・某紛争地域―
ワアアア キャアア
(;´ー`)「ち、近寄るんじゃねーヨ! このガキどうなってもいいのかヨ!」
*(;;)*「うわああママー!」
(;´ー`)「この土地が悪いんだーヨ! 金を、仕事をくれヨ!」
ミ#゚Д゚彡「くそっ、これじゃやむをえないんだから。狙撃班、構えっ!」
(#‘_L’)つГ「頭や腹はいけませんよ! 支給の麻酔弾を使って!!」
(;><)っГ「ううっ、これもプロフェッショナルの仕事なんですか!?」
(#‘_L’)つГ「人命救助です!」
ミ,,゚Д゚彡「ファイヤ!」
(#‘_L‐)つГ「人質はもちろん、犯人だって……」
パァン!
(;´ー`)つ「ぎゃっ! ……あ」
三*(;;)*「ひゃああああ!」
ミ#゚Д゚彡「今だっ、確保ーなんだからーっ!」
(‘_L’)つГ~ シュウウウ
(‘_L’)「私の前では殺させません!」
( ><)そ「か、かっこいいんです!」
( ><)φ「メモるんです!」
(‘_L’)「後になさい」
ミ,,゚Д゚彡つ白「お前ら! 次のミッションだから!」
( ><)「はいなんです!」
ミ,,゚Д゚彡「北3地区の配給所から薬が大量に盗まれた。けが人が困ってるみたいなんだから!」
(‘_L’)「オーバードーズのジャンキーかもしれません、急ぎましょう!」
( ><)「弾薬補給するんです。残り少ないんです」
ミ,,゚Д゚彡「ジープの燃料もすくないから……」
(‘_L’)「北3は近い。今はこのまま走りましょう!」
―数分後・内藤家―
(;^ω^)「ワカッテマスさん、どういうことなんですかお!?」
( <●><●>)「やれやれ、弟者くんですね。余計なことをお聞かせして申し訳ありません」
ξ゚听)ξ「どうしてフィレンクトさんが?」
( <●><●>)「彼はもともと総合プロフェッショナルですし、能力が高いので」
( ^ω^)「それはそうですけどお」
( <●><●>)「要請に一番適したプロフェッショナルを派遣するのが我が協会の信条です」
ξ゚听)ξ「だからって、一般人が行くような所じゃないわよ」
( <●><●>)「一般人? 何か勘違いしていらっしゃいますね」
( ^ω^)ξ゚听)ξ「?」
( <●><●>)「私たちは一般人ではありません。プロフェッショナルです」
( <●><●>)あの地区に彼が派遣されたということは、彼が一番任務をコンプリート出来るから」
( <●><●>)「そして、一番無事に帰ってこれるからです」
( ^ω^)ξ゚听)ξ「!」
( <●><●>)「帰ってきてもまた別の作業に着くでしょうが、それでも彼h」
ξ゚听)ξ「ギョロッテマスさん……」
( <●><●>)「ワカッテマスです」
( ^ω^)「もういろんな人に言われてると思うけど、セリフが続くと目が怖いお!」
(;<○><○>)そ「私今ちょっといい話してたのに!」
―同時刻・某紛争地域―
| ^o^ |「いたいいたい はなして ください」
ミ,,゚Д゚彡「放すわけないんだから!」
| ^o^ |「いったい どうゆう ごりょうけん」
( ><)「とぼけたってダメなんです! 薬泥棒なんです!」
| ^o^ |「いいえ こーら です」
(‘_L’)つ占「これは消毒用のイソジン液ですよ」
| ^o^ |「おいしいです」
ミ;,゚Д゚彡「ど、どうする?」
(;><)「よくわかんないんです!」
(‘_L’)つ白「保護者兼通訳がこっちにむかっているようですよ」
| ^o^ |「どうも どうも 遅れました そいつの いとこの ゆうたろう といいます」
(‘_L’)「助かりました」
| ^o^ |「やい ぶーむ それは こーらじゃ ありません」
| ^o^ |「だまされました」
| ^o^ |「医者の お前が まちがえるとはな」
| ^o^ |「うふふ」
ミ,,゚Д゚彡「もっかい言って」
| ^o^ |「やい ぶーむ」
( ><)「その後なんです」
| ^o^ |「医者の お前が」
| ^o^ |「おいしゃ です」
(‘_L’)「ジーザス!」
[前のページへ] 戻る [次のページへ]