学校。

('、`*川「お、苦労人の顔になってますねー」

(´・ω・`)「ぺニサス先生。まだいらっしゃったんですか」

('、`*川「はいな。テストの採点すっかり忘れてましてね」

カリカリ

('、`*川「それで、首尾はどうでした?」

(´・ω・`)「中々、渋い状況ですね。でもま、何とかなるでしょう。
      いや、何とかしてみせますよ」

('、`*川「おお? 随分とたくましい発言ですなあ」

(´・ω・`)「あの子は僕の生徒ですから。
      教師として、当然の事です」

('、`*川「当然、か」



('、`*川「気をつけたまえよ、ショボン先生。
     今のご時世、教師ってのは風当たりが強いからね。
     自分にとっては当然のことでも、相手にとっては当然ではない事かもしれない。
     攻める隙を与えたら、ダメだかんね」

(´・ω・`)「ありがとうございます。心配、してくれてるんですか?」

('、`*川「そりゃ、同僚が戦争に赴く歩兵みたいな表情してたら、
     誰だって心配するでしょー」

(´・ω・`)「ぺニサス先生は、優しいんですね」

('、`*川「昔からお人よしでね。損な役回りだよ。
     でもさ」

('、`*川「何か力になれる事があれば、遠慮せず言ってくださいね。
     同僚なんだからさ、気を使わないでいきましょうや」

(´・ω・`)「ありがとうございます」

('、`*川「惚れたかい?」

(´・ω・`)「ええ。人としてね」

('、`*川「ありゃりゃ。女としては、私もまだまだって事かねー」




それから、僕はインターネットでピアノの音楽史について調べた。
休日は図書館にも赴き、むさぼるように調べた。音楽なんて、全くの専門外だったけど
歴史を調べるのは、大得意だ。

(´・ω・`)「クー。もう少しだけ待っててな」

川 ゚ -゚)「う、うん」

そうは言っておいたものの、時間はそれなりに必要だった。
色々取り寄せるのに、一週間掛かった。
クーの態度は、時間が経つごとに硬くなり、自分の殻に篭っていった。

川 ゚ -゚)「嘘つき」
ダッ!

(´・ω・`)「……」

大丈夫。

(´・ω・`)「今日で終わる。いや、終わらせてみせるさ」




ピンポーン

J( 'ー`)し「あぁら! センセ! お久しぶりザマス!」

(´・ω・`)「失礼します。いやはや、クーさんのピアノがどれくらい上手になったか
      気になってしまいましてね」

J( 'ー`)し「あらあら! 光栄ザマス! もっちろん、厳しい練習に耐えてどんどんガンガン上達してるザマスよ!
     ……コンクールは、あまり結果が出なかったザマスけど……ま、まあ審査員の耳がクソなだけザマス!」

(´・ω・`)「はは、そうですね」

(´・ω・`)(審査員とのコネも、切れたか。そりゃそうだよな。
      僕が匿名の手紙で、匂わせたんだから)

(´・ω・`)(ツン。これでお前は丸裸だ。
      守ってくれるケツ持ちは、いなくなったぞ)

僕は地下室へと入っていった。

ちょい飯なんで十分ほどはなれますー


ξ゚听)ξ「どうしてそこで辞めるんだ!!
     お前に足りないのは情熱、思想、愛、勤勉さ
     そして何より速さがたりない!!!」

川 ゚ -゚)「……はい」

こんこん

J( 'ー`)し「クーちゃ。センセがいらっしゃったわよ!」

川 ゚ -゚)「あ……」ぷいっ

(´・ω・`)「やあ。失礼するよ」

ξ゚听)ξ「……フン! 今日は気分が乗らないからここまでだ!」

J( 'ー`)し「あらら、クーちゃ! まーたあんたは生意気を!」

川 ゚ -゚)「い、言ってな(ry」

J( 'ー`)し「こら! どうしてそんなに反抗的ザマスか!?
      そんなんだから、コンクールにも落ちちゃうザマスよ!」

川 - )「……ごめんなさい」



ξ゚听)ξ「今回のレッスン代を頂きましょうか」

J( 'ー`)し「は、はい。申し訳有りませんわぁ、ツンさん。
      クーちゃったら、スランプらしくて、コンクールもあんまり結果が……」

ξ゚听)ξ「もっとレッスンを増やしましょう。
     その方がいい。それと、おすすめの教材も私が取り寄せますから
     今後はそちらをドンドン使っていきましょう」

J( 'ー`)し「は、はい! お金はいくらでもありますから、是非、クーちゃをお願いします!」

ξ゚听)ξ「私は色々忙しい身ですが、まあ、いいでしょう。では、今回のレッスン代を」

(´・ω・`)「ちょっと待ってください。それを払う必要はありませんよ」

川 ゚ -゚)「……!」

J( 'ー`)し「せ、センセ?」

(´・ω・`)「払う必要ない、と言っているんですよ。
      そんなインチキ女に金を払うくらいなら、募金した方がましだ」

ξ゚听)ξ「……な、何だ、貴様。わ、この私をインチキ呼ばわりとは、無礼千万だ!」

(´・ω・`)「ああ、じゃあ言い方を改めましょう。詐欺師、と」





ξ゚听)ξ「……!」

J( 'ー`)し「せ、センセ! どうしたんザマスか?
      いきなり、ねえ? 冗談ザマスか? おほほほほ・・・ほほ」

(´・ω・`)「冗談じゃありませんよ、奥さん。あなたは、こいつに騙されているんだ」

J( 'ー`)し「え……?」

ξ゚听)ξ「何をわけの分からぬ事を。頭がどうかしているのか? 
     見ろ、これを」

ごそごそ

ξ゚听)ξ「私の受賞した賞及び功績の肩書き一覧だ!
     それとも何か? 貴様はこれも嘘だと言うのか?」

(´・ω・`)「いいえ。あなたが音楽界ではそれなりに有名でいらっしゃる事は、事実のようですね」

ξ゚听)ξ「ハッ! 意味がワカランな。話は終わりだ。私はレッスン代を徴収し、次の家に……」

(´・ω・`)「ヒロユキという音楽家をご存知ですか?」

ξ゚听)ξ「……!」

(´・ω・`)「貴方のお父様ですよ。随分と、音楽界では顔がきくそうですね」

ξ゚听)ξ「だ、だからどうした。天才の子は天才、何もおかしくはないだろう」



(´・ω・`)「いえね、貴方のとった賞、それを決める審査員の顔ぶれなのですが」

(´・ω・`)「おかしいんですよね、どうも」

(´・ω・`)「パターンがある。どれもこれも、同じ顔ぶれが入れ替わって、審査をしている。
      それも、その年だけ、異様なまでにね」

ξ゚听)ξ「な、何が言いたいっ! 事によっては貴様、名誉毀損で訴えてやるぞ!」

(´・ω・`)「いえね……」

(´・ω・`)チラリ

川 ゚ -゚)「……!」

(´・ω・`)bグッ


(´・ω・`)9m「随分と酷い出来レースだと思いましてね!」



 
ξ;゚听)ξ「な、なななナンだと!?」

J( 'ー`)し「で、出来レース?」

(´・ω・`)「はい。まあ、どんな世界でもある事なんです。
      スポーツでは、八百長とか言われてますけどね」

ξ;゚听)ξ「た、たわけがっ! そんな訳ないだろう!
      だいたい、しょ、証拠はあるのか証拠は!ええ?」

(´・ω・`)「……そうですね。証拠ですか」

ξ゚听)ξ「そうだ! いい加減なホラを吹きおって、いい迷惑だ!
     私の権力を使って、貴様の首を飛ばしてやるぞ!」

(´・ω・`)「ははは。権力? そんなもの、どこにあるんですか」

ξ゚听)ξ「な、なに?」

(´・ω・`)「音楽界だって馬鹿じゃない。もう、貴方には愛想を尽かしていますよ。
      いや、あなた達親子にはね」




J( 'ー`)し「そ、そんな。センセ、そんな」

ξ゚听)ξ「騙されるな! こ、こいつは頭がおかしい!」

(´・ω・`)「証拠ならありますよ」

ξ゚听)ξ「何?」

(´・ω・`)「奥さん。あなた、ピアノはかじっていますよね?」

J( 'ー`)し「え、ええ。それなりにザマス……」

(´・ω・`)「なら、キン=バエという作曲家はご存知でしょう」

J( 'ー`)し「はい。有名ですから、知っているザマスが……」

(´・ω・`)「キン=バエが最後に書いた曲。えーと、何でしたっけ、ツンさん?
      貴方なら、知っていて当然ですよね。賞の課題曲なのですから」

ξ;゚听)ξ「あ……いや、それは」




J( 'ー`)し「……ツンさん?」

ξ;゚听)ξ「あ、えと、ちょいとど忘れしてしまったなぁ。ははは」

(´・ω・`)「ふむ。そうですか。では、貴方が2ch賞でひいた曲――ええと、何だっけ。
      かの音楽界の王、アラマキが作曲したあの曲」

ξ;゚听)ξ「え、と……」

(´・ω・`)「おや、どうしたのですか?」

(´・ω・`)「まさか、課題曲の題名すら、忘れてしまったのですか」

ξ;゚听)ξ「わ、私だって疲れているのだ! 人間は忘れる生き物!
      それが証拠になるか! ええ!?」





(´・ω・`)「違いますね。本当は、行わなかったのでしょう?
      貴方の父親が裏で手を回したコンクールは」

ξ;゚听)ξ「!!」

(´・ω・`)「あたかもコンクールがあったように見せて、実のところ会場にいるのは
      全て息の掛かった人間……いやはや、本当に権力とは恐ろしい物です」

(´・ω・`)「それと、もう一つ。
      あなたは僕がくると、いつもレッスンを切り上げますが」

(´・ω・`)「――本当に、レッスンをしているのですか?」

ξ;゚听)ξ「!!!」





(´・ω・`)「奥さん。あなたは、見たことがありますか?
      レッスンの詳しい内容を」

J( 'ー`)し「い、いえ。ないザマス」

(´・ω・`)「そう。僕は不思議だったんですよ。
      ツンさんは世界的に有名な講師だと聞いたのですが
      その実、説教はいまいち筋が通っていない。>>69の点とかね」

(´・ω・`)「更に、精神論ばかりで技術的なところは何もおっしゃらない。
      いや、実に演技がうまい。気難しい天才を演じれば、相手を封じれますからね」

ξ;゚听)ξ「そ、それは、その」

(´・ω・`)「クー」

川 ゚ -゚)「……は、はい」

(´・ω・`)「君は、ツンさんに口封じをされていたんじゃないのかい?」



川;゚ -゚)「……そ、それは」

(´・ω・`)「……」

(´・ω・`)「大丈夫」

(´・ω・`)「君の口から、真実を突きつけてやれ。
      お母さんの目を、覚まさせてやるんだ」

川 ゚ -゚)「……うん」

川 ゚ -゚)「わ、私は」

J( 'ー`)し「クーちゃ……嘘よね? そんな、こ、こんな、私のせいで?」

川;゚ -゚)「……」



川;゚ -゚)(どうしよう。これを言っちゃえば、お母さんは傷つく。
      でも、ここで嘘をついちゃったら、先生が……!どうしよう、どっちが正しいの?)

ポン。

(´・ω・`)「クー。自分が正しいと思った答えを、言いなさい。
      正解なんてないんだ。音楽だって、そうだろう?
      いつまでも楽譜に頼るな。もう、自分で答えを出せるはずだ」

ξ;゚听)ξ「く、くだらん! クー! お前は才能がある。今ならまだゆるそう!
     私の無実を証明してくれええええええええ!!」

川 ゚ -゚)(本当に、正しいのは……)

川 - )「――……!」


川 ゚ -゚)「ツンさん……」

ξ゚听)ξ「お、おお! おお! クー!」



川#゚ -゚)「――この、詐欺師!」




パンッ!

ξ;゚听)ξ「な……!」

川#゚ -゚)「あなたのしてる事は、レッスンなんかじゃない。
     ただの、いじめだ! 楽譜を渡して、あとは勝手にやれって、何なの?
     明日までにひけるようになれって、放り投げて。
     私、あなたのおかげでうまくなったんじゃない。自分で努力したから、うまくなったんだ!

     ――でも、もうそれも終わり。嘘は終わり。
     もう二度と、あなたには教わりたくありません!!」

J( 'ー`)し「クーちゃ……」

川 ゚ -゚)「お母さん、ごめんなさい。ずっと、嘘ついてたの。
     私、お母さん傷つけたくなくて、期待、裏切りたくなくて……
     嘘ついてて、本当にごめんなさい」

J( 'ー`)し「……クーちゃ……ああ、ああ。私は、私はなんて……ざまでしょう」

(´・ω・`)「奥さん。世の中には、肩書きよりも見なきゃいけないものがあります」

(´・ω・`)「子供の瞳を、もっと見てあげてください。それが、貴方が母親としてすべきことなのですから」



J( 'ー`)し「ああ、ああ……ごめんね。ごめんねぇ」

川 - )「お母さん……ック……」

ξ;゚听)ξ「……チッ、茶番だ。バカバカしい」

(´・ω・`)「あんたは、親子の絆を利用し、金を騙し取り、
      挙句の果てにクーを……僕の生徒を傷つけた。
      あんたに音楽を語る資格はない」

ξ゚听)ξ「フン! 詐欺師だ何だと、やかましい奴らだ。
     私が賞をとったのは事実! レッスンだって、私はきちんとやった!
     訴えられる物なら訴えてみろ!!返り討ちにしてやるぞ!!
    ふふ、ふはははははは!!」

(´・ω・`)「……ふ」

ξ゚听)ξ「何がおかしい!!」

(´・ω・`)「哀れだな。お前は、他人を舐めすぎだ」



はらり。

ξ゚听)ξ「な、何だこのリストは」

(´・ω・`)「あんたに騙された被害者の方々のリストさ。
      僕がちょいと連絡をとりましてね。
      何でも、団体で訴訟を起こすそうですよ。いやはや、沢山いますねえ。
      よほど、貴方のお父さんの力が凄かったのでしょう。皆、口が堅かったってなんの」

ξ;゚听)ξ「……ば、馬鹿な。そいつら、音楽界からはじきだされるぞ?
      それでも、私に逆らおうと?」

(´・ω・`)「音楽界の未来の為にも、貴方を追い出そうというのでしょう」

(´・ω・`)「因果応報。自業自得。あなたには、そんな言葉がお似合いですね」

ξ;゚听)ξ「……お、覚えていろ。この屈辱、忘れぬ、忘れぬぞ!!」

どどどど!
ばたん!





(´・ω・`)「ふぅ。やれやれ」

J( 'ー`)し「センセ……その、ありがとうございました……ザマス」

(´・ω・`)「いいえ。僕は教師ですからね。
      教え子が困っていたら助けるのは、教師として当然のことです」

川 ゚ -゚)「せんせい……」

ぽふ。

(´・ω・`)「よく頑張った。偉いぞ、クー」

川 ゚ -゚)「……せんせいが、言ってくれたから」

(´・ω・`)「うん?」

川 ゚ -゚)「たとえ世界を敵に回してでも、私の味方でいてくれるって」



(´・ω・`)「当たり前だ。クーは、僕の生徒なんだから」

川 ゚ -゚)「……それだけ?」

(´・ω・`)「――え?」

川 ゚ -゚)「な、なんでもない!」

(´・ω・`)「……?」

かくして、問題は無事、解決した。
――そして、数日が経過したある日のこと。


職員室。
クーラーの効いた室内に、一際熱い机があった。

川 ゚ -゚)「せんせー。これ、クッキー! 私が作った! 食べて!」

(;´・ω・`)「あ、ああ。ありがと……」

川 ゚ -゚)「あのね、私、朝早く起きて作ったんだよ。えへへ。
     全部残さず食べてよね」

(´・ω・`)「わかってるよ。ありがたく頂きます」


('、`*川「……ロリコン」
( ゚∋゚)「……抜け駆け」
( ・∀・)「ま、やるならバレないように茂みの奥で」

(;´・ω・`)「な、何か勘違いしていらっしゃいませんか? 皆さん。ねえ。
       どうしてそんなに離れてるんですか、ねえ!」




('、`*川「だって……ねえ?」
( ゚∋゚)「ワシの嫁が……」
( ・∀・)「ハハハ、ぺニサスさんにライバル登場〜。三角関係ドロドロ修羅場〜」
('、`*川「別に」
( ・∀・)「嫉妬! 嫉妬!」

(;´・ω・`)「あ、あのですねえ!」

川 ゚ -゚)「せんせい……私、じゃま?」

(´・ω・`)「あ、いや全然。そうじゃなくてね、これは、その」

川 ゚ -゚)「よかったー」

ぼふぅ。

(;´・ω・`)「あ、ちょ。だからマズイってそれは!」



('、`*川「よかったですねー。結婚相手が出来て」
( ・∀・)「ま、法律では定められない愛もあるということですな」
( ゚∋゚)「ええええい!!ハラショー!」

(;´・ω・`)「ねえ、だからどうしてそっちの方向に……!」

川 ゚ -゚)「うん! 私、せんせいと結婚する!」

(;´・ω・`)「ちょ、だから、ねえ! どうすればいいの僕は!」

プルルル!

( ・∀・)「電話だよー」
('、`*川「おーい、幸せ者。あんたがとりな」
( ゚∋゚)「はらしょおおおおおおおお!!」

(;´・ω・`)「何ですかそれ! も、もう。はい、もしもし?」





『もしもし。ショボン先生ってのはいるのかい?』

(´・ω・`)「あ、はい。私ですが、どちらさまでしょうか?」

『素直クーの父ですが』

(´・ω・`)


(´・ω・`)「え? クーさんのお父様?」

('、`*川「お義父さん!?」
( ・∀・)「キター」
( ゚∋゚)「ぬうううううううう!!けしからあああああん!!!」



川 ゚ -゚)ついじいじ(;´・ω・`)「失礼しました。ど、どのようなご用件でしょうか」

『いえね。少し家をあけてた間に、色々家内と娘が迷惑かけまして』

川 ゚ -゚)ぶー
(;´・ω・`)「いえ、そんな。僕の方こそ、家庭内の問題に口を挟んでしまって」

『いやいや、とんでもない。私はね、感謝してるんですよ。
 一人娘ですから、話を聞いて海外からすっ飛んで戻ってきたところです。
 いや、お恥ずかしながら、親ばかで……』

川 ゚ -゚)むー
(´・ω・`)「いえ……いいお父さんじゃないですか。
      大丈夫です。クーさんは、私が担任として、責任を持ちしっかりと」


川 ゚ -゚)「お父さーん! 私、せんせーと結婚するから!」



(´゜ω゜`)


『……何?』


(;´・ω・`)「あ、いや、これは」

川 ゚ -゚)「好きな人が出来ましたー!」

('、`*川「カントリーロード」
( ・∀・)「コンクリートロード派です」

『……ほ、ほう。好きな人。
 好きな人。好きな人?』

(;´・ω・`)「あ、いえ! 違うんです! これは子供のアレでして、ね?
       落ち着いて考えましょう! 僕は教師ですから、大丈夫!」

('、`*川「教師だから大丈夫wwwwww」
( ・∀・)「おいおいおい〜〜。何が大丈夫なんですかー」
( ゚∋゚)「う、うわああああ!畜生おおおおお!!」バタン!





(;´・ω・`)「いえ、ですから。ちょっと、野次馬うるさい!! 邪魔するな!」

『……野次馬? うるさい? 邪魔?』

(´・ω・`)「あ、違うんです違うんです。うちの教師どもがですね」

川 ゚ -゚)「結婚するったら、するから! えいっ!

ちゅ

(´・ω・`)「あっ」
('、`*川「あ」
( ・∀・)「あ〜〜〜」


『……あぁ!?』




川 ゚ -゚)「せんせーは、私のもの」

('、`*川「キャーキャー」
( ・∀・)「ウウウ〜〜〜〜〜!」バンバン

『オーケー、先生。今からそちらに娘を迎えにまいります。
 その時、じっくりと、じーーーっくりと、お話を聞くことにしましょう』

(;´・ω・`)「あ、いえ! そんな!」

『大丈夫大丈夫。会社にはしばらく休暇をとると、連絡しておきますよ。
 いやはや、今年の夏休みは長くなりそうです。ねえ? 先生』

ガチャン!

(´・ω・`)「は、ははは」

川 ゚ -゚)「せんせー?」

(´・ω・`)「わははははははははは」

('、`*川「壊れた壊れた。誰も助けないけどねー」
( ・∀・)「自業自得。覚悟を決めてもらいましょーか」



職員室の外。

( ^ω^)「なあ、聞いたかお?」
('A`)「まさか……クーさんが……そんな」
(゚、゚トソン「私はずっと怪しいと思っていました。
     ショボン先生はロリコンです」

( ^ω^)「何でトソン先生までいるんだお」
(゚、゚トソン「なあに。気にしないで下さい。それより、どうしますか?」

('A`)「決まってる……」( ^ω^)「お」



( ^ω^)('A`)「大大大ニュースだぞー!!!!」


ガラっ! (#´・ω・`)「やめんかーーーー!!!」


教師勤めてウン十年。
    なかなかどうして
          くろうぎみ
                    ショボン


fin



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