( ´_ゝ`)(´<_` )流石兄弟がツンの世話をするようです




現在7月末、世間一般の学生はもう夏休みが始まっているころ。

しかし、ニートは夏休みなどがない。

毎日が休みだからだ。

( ´_ゝ`)「おk、蓮画像ゲット」

昼間だというのにネットでエロ画像を探し回り、挙句の果てにブラクラに引っかかるこの男。

この男もニートである。

どう考えても駄目人間です、本当にありがとうございました。

おまけに、短小包茎で、彼女いない暦=年齢で、童貞で、魔法使いまであと10年切っていて、

(;´_ゝ`)「言い過ぎにもほどがあるぞ・・・」

地の文に文句までつけるとは何というやつ。

この男の名前は兄者、23歳自宅警備員である。




( ´_ゝ`)「今日はなにすっかね・・・」

そういうなら仕事をしろと。

しかし働く意欲はわかない駄目人間だったりする。

(´<_` )「兄者、コーヒーと肉まん買ってきたぞ」

兄者に顔そっくりなこの男は弟者。

兄とは違い、仕事もあって(アルバイトだが)、彼女もいて、童貞ではない。

この二人は双子である。




( ´_ゝ`)「おk、ナイスだ弟者」

(´<_` )「だがしかし、コーヒーは二つあるが肉まんはひとつ・・・どうする?」

( ´_ゝ`)「もちろん俺のもの」

(´<_` )「氏ね、半分こというものを知らんのか」

( ´_ゝ`)「知らん、よこせええええええええ!!!」

     \\\
   (⌒\  ∧_∧
    \ ヽヽ( ´_ゝ`)
     (mJ     ⌒\
      ノ ∩兄 / /
     (  | .|∧_∧OKOK。
  /\丿 | (    ) わかった、やるから!
 (___へ_ノ ゝ__ノ




       ∧_∧
      ( ´_ゝ`)  ビシッ
     (m9    ⌒\
      ノ ∩兄 / /
     (  | .|∧_∧
  /\丿 | (    ) 氏ね、やっぱやらね
 (___へ_ノ ゝ__ノ


    \\\
   (⌒\  ∧_∧
    \ ヽヽ( ´_ゝ`)
     (mJ     ⌒\
      ノ ∩兄 / /
     (  | .|∧_∧OKOK。
  /\丿 | (    ) わかった、わかったから!
 (___へ_ノ ゝ__ノ


       ∧_∧
      ( ´_ゝ`)  ビシッ
     (m9    ⌒\
      ノ ∩兄 / /
     (  | .|∧_∧
  /\丿 | (    ) 氏ね、やpp(ry
 (___へ_ノ ゝ__ノ


無限ループって怖いよね。




( ´_ゝ`)「ハフッ、体力を使ったじゃないか」

(´<_`(♯)「使う場面もないだろう兄者、それと手加減を知れ」

( ´_ゝ`)「正直スマンカッタ」

こうしてこの二人の日常は過ぎていくものだった。



「ピンポーン」

少々ありきたりな音が聞こえた。

@# _、_@
 (#  ノ`) 「まったく、誰だい? こっちは旅行の準備で忙しいってのに」




母者だ、あの兄弟の天敵。
   
正直、国一つは滅ぼせそうである。そんなうわさも聞いたことはあるが・・・。

@# _、_@
 (#  ノ`) 「はい、ってあれ?」

  _、_ 
( ,_ノ` )y━・~「やぁ、久しぶりだね」

あの二人の叔父である、とってもダンディーだ。

  _、_ 
( ,_ノ` )y━・~「実を言うとね、ちょっと実家に戻らなくちゃいけないんだ」

叔父はこの家の近くとはいいがたいが、車では遠くない範囲には住んでいた。

実家は物凄い田舎であり、片道8時間かかるらしい。




@# _、_@
 (#  ノ`) 「ずいぶん急だね。で、用件はなんだい?」

  _、_ 
( ,_ノ` )y━・~「孫を預かってほしいんだよ、小学2年生なんだがね」

このひとはもう50はいっているだろう、母者だってそうだ。

孫がいてもおかしくない。

(´<_`;)「・・・」

盗み聞きしていた弟者はあせっていた。

何故かというと、母者、父者、妹者、この3人そろって旅行に行くらしい。

となると姉者は外国へ夢を追いかけに行ったとなると残るのは・・・自分と兄者だけだ。

 
@# _、_@
 (#  ノ`) 「こっちは構わないけど、兄者と弟者に世話させることになるよ?」

  _、_ 
( ,_ノ` )y━・~「あの二人なら大丈夫だろう。寂しくはならないだろうし。




@# _、_@
 (#  ノ`) 「そっちがいいならこっちもいいよ、何日だい?」

  _、_ 
( ,_ノ` )y━・~「明日から一週間だな、延びる事も早めることもないから安心してくれ」

  
@# _、_@
 (#  ノ`) 「わかったよ、おら!兄者、弟者降りて来い!!」

兄者と弟者には厳しい母者だった。

( ´_ゝ`)「ん?小遣いか?まだ今月始まったばっかりだぞ?」

(´<_`;)(本格的にまずいんじゃないか・・・)

そうして叔父から説明を受けた二人はしぶしぶ承諾した。

( ´_ゝ`)「叔父さん、そういえば孫の名前は?」

  _、_ 
( ,_ノ` )y━・~「ツンだよ。女の子だ」

(*´_ゝ`)「・・・」

(´<_`;)(やばいぞ・・・この糞兄貴重度のロリコンだ・・・)




@# _、_@
 (#  ノ`)「わかってるとは思うけど、変なことしたら承知しないからね!特に兄者!」

(;´_ゝ`)「ひっ・・・は、はい!」

(´<_`;)(情けないにもほどがあるぞ兄者・・・)



その翌日の朝、叔父さんは車に乗ってツンを連れてきた。

母者たちは早朝から旅行に出発したため、叔父さんたちとは会わなかった。




  _、_ 
( ,_ノ` )y━・~「ほら、ツンご挨拶しなさい。一週間面倒を見てくれるお兄さんたちだ」

ξ゚听)ξ「おはようございます、一週間よろしくお願いします」

叔父さんに連れられてきたツン、彼女はとても可愛かった。

兄者ほどのロリコンじゃなくても構いたくなるような可愛さを持っていた。

髪の毛は肩までかかる金色の巻き毛、痛みは見当たらない。

そして、パッチリとした目、透き通った肌。

見てくれは完璧だった、しかし挨拶はできているが機械のようだ。

二人は警戒されているのだろうか。

(*´_ゝ`)(やば・・・可愛い・・・)

(´<_` )「兄者、親族だぞ」

(;´_ゝ`)「わ、わわわかってらぁい!」

(´<_` )(これは危ないな・・・)




  _、_ 
( ,_ノ` )y━・~「じゃあ二人とも、ツンを頼んだぞ」

そういってダンディーな叔父は車に乗り、走り去っていった。

(´<_` )「じゃあツンちゃん、家に入ろうか。それと部屋を決めないとね」

ξ゚听)ξ「はい、お願いします」

( ´_ゝ`)「弟者、ずるいぞ!」

(´<_` )「黙れ能無し、危険物」

( ;_ゝ;)「うっ・・・ひでえ・・・」


こうして兄者、弟者とツンの生活が始まった。



( ´_ゝ`)(´<_` )流石兄弟がツンの世話をするようです


1日目 天候晴れ

流石に夏も本番なため雨は殆ど降らない。

今日も異常に外が暑い、そのため室内は冷房ガンガンだ。

( ´_ゝ`)「俺・・・来年の夏には冷房と結婚してるんだ・・・」

(´<_` )「暑さでおかしい脳に拍車がかかったか兄者」

( ´_ゝ`)「ふ・・・見えるぞ・・・幸せな家庭に包まれている俺の姿が!冷房との幸せな家庭だ!」

(´<_` )「もう手遅れか」

ξ゚听)ξ「・・・」

そんな意味不明なやり取りが横で行われているのにツンは無反応だ。

うちに来てからというもの、ずっとテレビを見ている。




ツンの部屋は、二階の弟者の部屋の向かい側だ。

この兄弟の家は結構広く、そして新しい。

子供一人ぐらいの部屋ぐらいはすぐ用意できる。

ツンは部屋に着くと自分の荷物を完璧に配置し、リビングに降りてテレビをずっと見ている。

夏休みなのでアニメなどは結構やっている。

ツンはそれを昼までずっと見ていた。

昼食の時間が近づく、弟者が準備を始めた。

(´<_` )「今日は・・・チャーハンでいいかな。ツンちゃんチャーハンでいい?」

ξ゚听)ξ「構いません、お願いします」

彼女は機械的に返事をした。




(´<_` )(・・・なんか無愛想だなぁ)

( ´_ゝ`)「ツンちゃん、弟者のチャーハンはうまいから期待しておきなよw」

兄者のアプローチ!

ξ゚听)ξ「はい、期待しておきます」

効果はいまひとつのようだ!

(;´_ゝ`)(手ごわいな・・・なんとかして心を開かせてやる)

兄者は心の底で決心した。


(;`・ω・)o━ヽ_。_・_゚_・_フ)) 「チャーハン作るよ!」(注、弟者です)


20分足らずでチャーハンはできた、今日のは野菜チャーハンらしい。

弟者はチャーハン作るときだけ顔が変わるらしい。

( ´_ゝ`)ξ゚听)ξ「いただきます」




(´<_` )「ツンちゃん、趣味とかはある?」

( ´_ゝ`)「ハフッ!ハムハム!」

ξ゚听)ξ「えーっと、絵を描くことですかねw」

(´<_` )「どんn( ´_ゝ`)「ハムッ!!ハフッ!」

(´<_`♯)「いっぺん死ぬか兄者?」

(;´_ゝ`)「ごめんなさい」

(´<_` )「ツンちゃんはどんな絵を描くのが好き?」

ξ;゚听)ξ「えっと、似顔絵とかですかね?」(この人怖いのかなぁ・・・)

(´<_` )「そっか、じゃあそこの馬鹿書いてみてもらってもいい? それと怖がらないでね、怒るのはそこの馬鹿だけだから」

ξ゚听)ξ「ほっ、よかった。じゃあご飯食べ終わったら書きますね」

(;´_ゝ`)「さりげなくひどいぞツンちゃん」

ξ゚听)ξ「そうですか?」

兄者は 心に傷が増えた!

( ´_ゝ`)(しかし・・・何才だっけ? ずいぶん大人っぽい喋り方するなぁ・・・)




(´<_` )「さて、終わったら流しに運んでね」

ξ゚听)ξ「わかりました」

(´<_` )「それと兄者、米粒残すな。ぶち殺すぞ」

(;´_ゝ`)「はぅぅ・・・」

どんどん肩身が狭くなっていく兄者だった。


弟者が食器の片づけをしている間にツンは兄者の似顔絵を書き始めた。

( ´_ゝ`)「格好良く書いてね」

ξ゚听)ξ「できるかぎりは頑張ります」

(;´_ゝ`)(なんかちょっと傷ついた・・・)

(´<_` )「お〜れ〜は〜男だ〜から〜♪」

流しから弟者の歌声が聞こえてくる。

それにしてもこの弟者、ノリノリである。




(´<_` )「いいかげんこの体質どうにかならないかなぁ・・・」

弟者は自分の手を見ていた、ゴム手袋をはめている。

弟者の肌は敏感なので洗剤などを直に触れてはいけないらしい。

兄者がやればいいのに、この兄弟不孝め。

( ´_ゝ`)(なんか罵られた気がする・・・)

悪口には鋭い、それが兄者のクオリティ。

一通り洗いものが終わった弟者、ちなみにバイトは一週間休みを貰っているらしい。

(´<_` )「俺ちょっと買い物行って来るよ」

( ´_ゝ`)ノシ「いてら」

ξ゚听)ξ「いってらっしゃい」

(´<_` )「間違っても・・・変な事するなよ?」

( ´_ゝ`)「おk、把握した」

(´<_` )ノシ「30分ぐらいで帰る、じゃ」

ちなみにスーパーは歩いてすぐ、しかし昼間なのに戦争状態。




ツンが似顔絵を描き始めて数十分、表情は真剣だ。

馬鹿・・・じゃなくて兄者もできるだけ動かないようにしている。

ξ゚听)ξ「・・・いやもうちょっと・・・目は・・・」

( ´_ゝ`)(本当に小2か?おかしいだろう)

ξ゚听)ξ「鼻・・・ここらへんかな・・・いややっぱ・・・」

( ´_ゝ`)(退屈だなぁ)




そのころ弟者

(´<_` )(今日は何にしようかな・・・カレーかな・・・)

おばさん「ちょっと!その肉あたしのでしょ!触ってたんだからね!」

(´<_` )「まったく・・・うっとおしいな、邪 魔 」

おばさん(・・・こいつ!できる!)

(´<_` )「ほう、貴様引かないとは・・・もしや邪気眼を?」

おばさん「ご名答、くらえヘヴンズゲート!」(注、ヘヴンズゲート、濡れタオルで相手のふくらはぎをひっぱたく技) 

(´<_`;)「くっ・・・やるな!」

おばさん「わたしの必殺技は108種類まであるぞ!どうする?」

厨二病バトルを繰り広げていた。

おまえらそろそろ卒業しろよ。




そのころ兄者は寝ていた。

( ´_ゝ`)「zzzzzzz」

ξ゚听)ξ「兄者さん?・・・寝ちゃったか」

一応風邪を引くといけないと思い、タオルケットをかけて寝かした。

( ´_ゝ`)「ぐぉー、ぐぁー」

ξ゚听)ξ(ぐぁーってなんだろ・・・)

ツンはそんなことを思いながら寝ている兄者の似顔絵を描き始めた。

ξ゚听)ξ(多分こんな話し方してるから不思議なんだろうなぁ・・・)

確かに小学2年生でそんな話し方をしてる人はいないだろう。

普通の小学二年生はどんな振る舞いをするんだろう?

ξー凵[)ξ「普通のはn・・・zzzzz」

そんなことを考えながらツンは兄者に寄りかかるように寝てしまった。




またそのころ弟者

(´<_`;)「ちっ、なかなかやるな」

おばさん「あんたこそ、並みの邪気眼使いじゃないわね」

(´<_` )「当然だ、バーニング・フレイムオブ・ディッセンバーまでなら使えるぞ」(注、邪気眼wiki参照)

おばさん「しかし、人が多すぎる。今日のところはいったん引こう。その肉はあんたのものだ」

(´<_` )「ふっ、また今度な」

おばさん「上等、ではさらば」

敵同士に友情が芽生え始める瞬間だった。

(´<_` )「さて・・・馬鹿は大丈夫かな」

そういって大量の食材をさげながら家に帰っていった。

(´<_` )「な〜にもいわなくていいよ、あなたから笑顔きえないよに♪」

このポルノ厨が、さっさと帰れ。




(´<_` )「ただいま帰還しましたぞ、と」

物音がしない。耳を澄ますと寝息のようなものが聞こえる。

(´<_` )「兄者ー」

呼んでも返事がない。

リビングに兄者たちはいた、

ツンが兄者に重なるような形で寝ていたのでつい弟者は

(´<_` )「・・・兄者・・・さよならか・・・」

そういってツンを軽く起こし、兄者を二階へ拉致した。

(´<_`♯)「おいこら、なにしてんだおい」

( う_ゝ`)「なんだ弟者、人がせっかく寝てたっていうのに」

(´<_`♯)「なんでツンがお前の上で寝てるんだ、えぇ?」

( ´_ゝ`)「? なんのことだ?」

(´<_` )「まさか・・・」




弟者の脳内

産業で整理しよう

ツンは兄者の上で寝ていた
兄者は覚えがない
ようするにツンが後から寝た

ここまで50分




( ´_ゝ`)「弟者、夕飯の時間じゃないのか?」

(´<_` )「はっ!?すまない、誤解だったみたいだ」

物凄い無駄な時間をすごした、我ながらなんて馬鹿なんだ。

そのままそそくさと流しまで逃げていった。

( ´_ゝ`)「・・・なんだったんだ?」

そのころツンはもう兄者の顔を覚えたので、頭の中で再生しながら似顔絵の仕上げを行っていた。

ξ゚听)ξ「ええと・・・やっぱ口は・・・」

すごい推敲している、本当に8才とは思えない。




(´<_` )「まだ〜君が好きだ〜からすな〜おにうけとめられ〜ずに〜♪」

料理するときの癖か、歌を口ずさむ。

ポルノ厨なため曲がポルノだけだ。

( ´_ゝ`)「ふぅ、風呂沸かしておくぞ」

兄者が降りてきた。

心なしか肌がツヤツヤしている。

(´<_` )「おk、頼んだ兄者」

( ´_ゝ`)「お湯は温め?」

(´<_` )「ツンちゃんどっちがいい?」

ξ゚听)ξ「えーっと、熱いほうが良いです」

( ´_ゝ`)b「把握した」

そういって兄者は風呂場へ向かった。




ξ゚听)ξ「ふぅ、できましたー。」

ついに兄者の似顔絵ができたようだ。

(*´_ゝ`)「フヒヒwwww楽しみだwwww」

いつの間にいたんだ、気持ち悪いなこのニート。

(´<_` )「じゃあご飯終わってからにしようか。もうすこしでできるから待っててね」

ξ゚听)ξ「わかりました」

やっぱりまだ機械的な返事だ。

でも少し変化が見えた、笑顔が増えたことである。

( ´_ゝ`)「風呂はツンちゃん先に入る?」

ξ゚听)ξ「いいんですか?」

( ´_ゝ`)「いいよいいよ、男二人のあとなんか嫌だろうし」

ξ゚ー゚)ξ 「ありがとうございます」

兄者のほうがまともに見える瞬間であった。




それから10分ほどたった。

(´<_` )「誤判できたよー」

(´<_` )「誤変換、ご飯できたよー」

そうしてみんなでテーブルを囲む。

(´<_` )「兄者と話してたら時間なくてカレーできなかった/(^o^)\ ということでオムライスです」

ξ゚听)ξ( ´_ゝ`)「頂きます」

( ´_ゝ`)「ハフッ、ハム!」

ξ゚ー゚)ξ 「その食べ方何とかならないんですかww」

( ´_ゝ`)「食うときまでも意地汚く、それがニートのクオリティ!」

(´<_` )「せめて食うときは静かにしろ兄者」




(;´_ゝ`)「ヒョイ・・・」

(´<_` )「返事が悪いぞこのへちゃむくれ」

(♯´_ゝ`)「へちゃむくれ!?もう一度いってみろこの厨二病!」

(´<_`♯)「おう!何度でもいってやるよへちゃむくれ!」

(♯´_ゝ`)「おう表へ出ろ!その邪気眼つぶしてくれる!」

(´<_`♯)「上等だ!更生してやるこのニートが!」

ξ;゚听)ξ「あの・・・お風呂はいっていいですか?」

(´<_`♯)「おk!シャンプーとかは備え付けのもの使ってくれ!」

ξ;゚听)ξ「はい・・・ではいってきます」




ξ;゚听)ξ「はい・・・ではいってきます」

何で怒ってるのにあそこは冷静だったんだろう・・・。

不思議に思いながらツンは風呂場へといった。

(♯´_ゝ`)「おうおう、てめえニートなめてんのかこら」

(´<_`♯)「あん? 邪気眼なめてると痛い目見るぞ? ヘヴンズゲートかますぞこら」

(♯´_ゝ`)「上等だこいやあああああああ!!!!」

(´<_`♯)「しねええええええ!!!!」

これが後の「流石戦争」である。




そしてツンはというと。

ξ゚听)ξ「案外広いんだなぁ・・・。きれいだし」

風呂場は6人入るぐらい広い、一人で入るには勿体無いともいえるぐらいだ。

ツンはまず髪を入念に洗い始めた。

さすがにあれだけきれいな髪だ、手入れはしっかりとしている。

髪の毛がくるっとなっているのはどうやら癖らしい。

そして真っ白できれいな体を洗い始めた。

まだ胸のふくらみもない。

そして流し終え、顔を洗って湯船に浸かった。

ξ゚听)ξ「おじいちゃんどうしてるんだろうなぁ・・・」

浴槽の端にあごを乗せながらつぶやき始めた。




浴槽の端にあごを乗せながらつぶやき始めた。

お父さんは海外に仕事に行っている、お母さんも付き添いだ。

愛情は確かに感じる。

しかし、二人とも有力会社の重役なのだ、仕方ないと言い聞かせてきた。

そのたびにおじいちゃんたちには甘えていた。

だが最近、甘えてばっかりだと悪い気がする、ということで大人びようとしている。




そんなことを考えていたらのぼせてしまいそうだ、ということであがることにした。

でも、なんか奇声がまだ聞こえる。

とりあえずリビングへ向かった。




ξ;゚听)ξ「あの・・・二人とも・・・あがりました」

(♯´_ゝ`)「おお、じゃあ俺が入ろうかな!」

(´<_`♯)「どうぞどうぞ!!」

風呂はいるときまでこの調子かよ。

兄者は風呂場にかけていった。

(´<_` )「ふぅ、おさまった」

ξ゚听)ξ「どっちが勝ったんですか?」

(´<_` )「引き分けだ、もうちょっとだったんだがな・・・」

ξ;゚听)ξ「そ、そうですか・・・」

やっぱりおかしい、何だこの二人は。




(*´_ゝ`)「出たぞー♪」

ξ;゚听)ξ「早っ!!」

ちゃんと洗っているのかか、いくらなんでも早すぎるだろ。

でもちゃんとシャンプーとボディーソープの香りはする。

(´<_` )ノシ「んじゃ俺が行って来る」

( ´_ゝ`)ノシ「いてらっしゃい」

そうして弟者はゆっくり風呂へ向かった。

ξ;゚听)ξ「あの・・・仲直り早くないですか?」

( ´_ゝ`)「兄弟だからな」

ξ;゚听)ξ「そんな横暴な・・・」

あ、それ俺の台詞。

このませガキが。




ξ゚听)ξ「ところで、兄者さんはいつも何をしているんですか?」

( ´_ゝ`)「んー、黄昏てるな」

ξ゚听)ξ「なにかかんがえてるn(´<_` )「出たぞー、風呂掃除も終わったぞー」

ξ;゚听)ξ「・・・・・」

これが本当の絶句、五言絶句。

何でそんなに早いんだ、何をやっているんだこの二人は。

そう思っていると弟者が尋ねてきた

(´<_` )「ツンちゃんいつも何時に寝てる?」

ξ゚听)ξ「えっと、9時ぐらいですね」

(´<_` )「おk、把握した。兄者、9時には寝るぞ」

( ´_ゝ`)「え、ちょっとまて。今日は北村弁護士が・・・」

(´<_` )「つ べ こ べ う る さ い 」

(;´_ゝ`)「ひゃい・・・」




ξ;゚听)ξ「あの・・・いいんですか?」

(´<_` )「構わないよ、遅くまでおきてるのあの馬鹿だけだし。だからしっかり寝ないとね」

ξ゚ー゚)ξ 「ありがとうございます。あと1時間ぐらいですね」

( ´_ゝ`)「そうだ、似顔絵!」

ξ゚ー゚)ξ 「今見せますよw」

そうして持っていた画用紙を二人の前に差し出した。

(;´_ゝ`)(´<_`;)「!!??」

この二人が声を出せないので、地の文から説明。

なぜ声が出なかったか? 兄者の目にも弟者の目にも似顔絵というレベルにはみえなかったからだ。

まるで・・・芸術。

どっかの美術展に出しても目立ちはしないが、ほかの美術品に混じるぐらいはできる。

とりあえず色のセンスがすばらしい、もうなんていうか。

とりあえず芸術がわからない二人にもこちらにも説明できなかった。

しかし芸術がわからなくてもその素晴らしさがわかる。

二人はしばらく絶句していた。




(;´_ゝ`)「ツンちゃん何才?」

ξ゚ー゚)ξ 「ふふw8才ですよ?」

(´<_`;)「mjdk・・・」

ξ゚听)ξ「おじいちゃんが教えてくれたんです。あの人の絵の上手さは凄かったから憧れてたんです」

(´<_` )「そういえば芸術家でもあったっけ?」

( ´_ゝ`)「うちの家系は何だかんだで凄いな」




兄者がどうしてもというのでテレビをつけた、悪足掻きでしかないのに。



しかし!予言でもしていたのか!兄者が見たかったものは繰り上げられていた!強運兄者!

(*´_ゝ`)「弁護士軍団ktkrwwww」

(´<_` )「なんといっていいか・・・。いろいろとおかしいぞ・・・。」

ξ゚听)ξ「一番左の人いいですね」

(*´_ゝ`)「ツンちゃんもわかるかwあの人格好良いんだぞ?」

ξ゚听)ξ「あれが北村弁護士ですか・・・」

兄者の好きな法律番組である。

番組の大半がトークに使われていることは内緒。




三人は爆笑しながら番組を見ていた。やっぱりトークが中心だった。

途中右から二番目の弁護士の子供の人数の話になったり。

一番右の弁護士がチョコを頬張ったとこもみてしまった。

これ本当に法律番組なのか・・・でも面白いからよしとする。

(*´_ゝ`)「今日も弁護士よかったなぁ・・・」

(´<_` )「はいはいデレデレ乙。さーて、寝るぞ?」

ξ゚听)ξ「はい、ではおやすみなさい」

( ´_ゝ`)「ツンちゃん、寝れなかったら兄者さんをお呼びなさい?」

(´<_` )「警察に突き飛ばすぞこのニート」

(;´_ゝ`)「ヒィ!すいません!私はニートで醜い豚です!」

ξ゚听)ξ「間違っても部屋には入ってこないでくださいね?」

(♯)´_ゝ`(♯)「ダブルパンチであっちょんぶりけ」




兄者のぼこぼこ顔を見て満足したのか、ツンは部屋に入っていった。

明日の着替えの用意、それから画用紙を枕元に置いた

電気を消し、布団にもぐりこんだ。

布団の中では寝るまでにいろいろなことを考えていた。

ξー凵[)ξ「あの人たちはいい人そうだなぁ・・・楽しく過ごせそう・・・」

ξー凵[)ξ「zzzz・・・」

まだあの二人とツンの世話は始まったばかりです

一日目、終わり









  おまけ



(´<_` )「さて、兄者もう寝るぞ」

あっちょんぶりけな兄者は返事もしなかった。

(´<_` )「まあうるさいよりましか・・・」

(´<_` )「たとえば今君のその手に願い事たった一つだけもしも♪」

やっぱ弟者はポルノ厨、ノリノリで自分の部屋に入っていった。

そしてすぐ鼾が聞こえてきた、寝るのと風呂は早いらしい。

そしてもう一人・・・

(♯)´_ゝ`(♯)「あっちょんぶりけ」

兄者は翌朝まで放置されていたそうで・・・



作中に登場したポルノグラフィティの楽曲一覧。
(´<_` )「お〜れ〜は〜男だ〜から〜♪」→Name is man 〜君の味方〜

(´<_` )「な〜にもいわなくていいよ、あなたから笑顔きえないよに♪」→ヴィンテージ

(´<_` )「まだ〜君が好きだ〜からすな〜おにうけとめられ〜ずに〜♪」→Winding Road

(´<_` )「たとえば今君のその手に願い事たった一つだけもしも♪」→INNERVISIONS

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