( ´_ゝ`)(´<_` )流石兄弟がツンの世話をするようです エピローグ
ツンが帰ってから3週間後ぐらいのこと。
(´<_` )「兄者ー、残暑見舞い来てるぞー。」
(´<_` )「兄者……トイレか?」
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(´<_` )「…………鍵は閉めろよ…………」
( *´_ゝ`)「のびたさんのえっち☆」
(´<_`#)「……死にたいか、ツンから残暑見舞いが来てるぞ」
( ´_ゝ`)「そういえばもうすぐ夏休みも終わりか……」
(´<_` )「ほうほう、学校始まったら授業参観があるのか」
( ´_ゝ`)「ほう……いいこと聞いたな」
(´<_` )「間違っても捕まるなよ……?」
( ´_ゝ`)「把握したwwww」
('A`)「はぁ……どこまでいくんすか?」
(*゚∀゚)「んー、もうちょっとだよwというかいい加減敬語やめない?」
('A`)「いや……一応年上ですし……」
(*゚∀゚)「堅苦しいな、まあそれもドクオの良いところかな。ほら! 見えたぞ!」
二人の視線の先には青く広がる空、そして海があった。
夏真っ盛りだというのに殆ど人はいなかった
(*゚∀゚)「お! 人いないじゃん! 裸で泳ぐか!」
(;'A`)「ブフォッ!!!」
(*゚∀゚)「だって私水着持ってきてないしwww」
(;'A`)「……mjsk?」
(*゚∀゚)「mjmjwwwまあいいじゃんwwwどうせドクオだけだろうしwww」
(;'A`)「……俺でもウルフになりますよ?」
(*゚∀゚)「……それならそれで別にいいよ?」
(;'A`)「………………………………」
(*゚∀゚)「とりあえず行こうか! もちろんドクオも水着なしだぞ!」
(;'A`)「いやそれは……とりあえずもう知らない」
そのあと二人に何があったかは二人だけの秘密。
とある街の裏道にある廃れたバーに変態はいた
(´・ω・`)「ふぅ……ここも久しぶりだね」
(`・ω・´)「開店したら店の奥に引っ込めよ」
(´・ω・`)「わかってる」
変態と話しているのは顔から見て双子の兄あたりだろう。
眉毛以外は殆ど同じ顔をしている。
(´・ω・`)「なぁ兄さん……人はどうしてケツを掘るんだと思う?」
(`・ω・´)「……なんだ急に」
(´・ω・`)「僕はもうそんな行為をして捕まりたくないんだよ……でも何故か掘りたくなる、何でだろうとおもってね」
(`・ω・´)「それはな……動物の本能だよ」
(´・ω・`)「……そっか」
変態はそういって少し微笑んだ。
ここは裏町のバー「バーボンハウス」
生きることに疲れた人が必ず行き着く場所。
ξ゚听)ξ「ふぅ……もうすぐ夏休みも終わりか」
ツンは日めくりカレンダーを見ながら宿題を進めていた。
もう8月の終わりごろまで来ている。
あれから流石家には何度も行った。
花火をしたり、バーベQにしたり、一緒にお祭りに行ったり、宿題を進めてもらったり……。
思えば今までの夏休みの数倍は充実した日々だっただろう。
ξ゚听)ξ「もうすぐ新学期か……楽しみだな」
学校では少し変わった自分を皆に見せることができる、それが楽しみで仕方がない。
他人に認められることがどれだけ嬉しいことかやっと今わかった気がする。
「僕ら二人だけで暖めたストーリー♪」
(´<_` )「ん? 誰からだ?」
「Fromクー Sub覚えているか?
久しぶり、とでも言うのかな。やっと仕事が一段落しそうだよ。
というかもう君の国にはいるんだがな。
いきなりだが明日会いに行っていいか? 早速君の顔が見たくなったよ」
(´<_` )「ウホッ……これはいいサプライズ……」
そうつぶやくと通常の3倍熱心にメールの返事を打ち始めた。
ここはとある空港。
長身黒髪のスレンダーな女が携帯を1分おきに見ていた。
川 ゚ -゚)「ん……返事早いな」
「From弟者 Sub勿ロン・デニス
メールは久しぶり? いや全部において久しぶりだなw
ん? どこにいるんだ? すぐ迎えに行くぞ、明日なんて言わずになw」
川 ゚ -゚)「ふっ……来てもらおうじゃないか」
そういって返事を打ち始めた。
そのあと弟者が3日ほど家を空け、母者にボコボコにされたのは秘密。
それから数日の間に弟者とクーの結婚が決まった、兄者は驚きすぎて2日間喋れなかったという。
そしてあっという間に月日はたち9月……
( ´_ゝ`)「ついに社会人になりました、もう二度とニートになったりなんかしないよ!」
@# _、_@
(# ノ`)「へぇ、やったじゃないか。これで家計は安泰だよ」
l从・∀・ノ!リ人「そういいながらも一番嬉しいのは母者なのじゃー!」
@# _、_@
(# ノ`)「あらあら、よく聞いてたね妹者。そりゃやっと息子が独り立ちできるようになったんだから嬉しいさ」
(´<_` )「母者はツンデレじゃないんだな」
@# _、_@
(# ノ`)「 な ん か 言 っ た か い ! ? 」
(´<_`;)「いえ……何にも……」
l从・∀・ノ!リ人「ちっさい兄者は弱いのじゃー!」
(´<_`;)「それを言うな妹者……」
( ´_ゝ`)「よし、俺はちょっくら行きたい場所があるから行ってくる」
(´<_` )「あれ? 授業参観今日だっけか?」
( ´_ゝ`)「そうだよ、んじゃまたあとで」
そういって何故か車ではなくバイクに乗り走り去っていった。
(´<_` )「……いつの間にバイク買ったんだ?」
8月から仕事慣れするためにバイトしてたらしくそのときの給料で買ったらしい。
ちなみに免許は持っていない
兄者が走り続けて20分ぐらい経った頃ツンの通っている小学校についた。
川 ’ー’川「ここにはバイクでは入れませんのでどこかほかの場所に止めてきてください」
(;´_ゝ`)「そんな殺生なぁ! いいじゃん!」
しかし教職員に止められていた。
川 ’ー’川「いえ、だめなものはだめd……」
( ゚∀゚)「騒がしいな、どうしたんだい?」
川 ’ー’川「校長……実は……」
(;´_ゝ`)「校長!?」
( ゚∀゚)「ほお……よく見たらあの遊園地の変態君じゃないか。どうしたんだい?」
(;´_ゝ`)「実はカクカクシカクマホロバマルヤマモットハダカデ……」
( ゚∀゚)「把握した、特別に許可しよう」
川 ’ー’川「いいんですか?」
( ゚∀゚)「私は変態は嫌いじゃない」
川; ’ー’川「……………………」(わけわからん……)
(;´_ゝ`)「とりあえずthx!」
そして校舎を駆け上がる兄者、目指すは勿論ツンの教室。
時刻は10時過ぎ、ちょうど2時間目のころだ。
(;´_ゝ`)「間に合った!」
授業参観だからといって叫びながら入ってきたらそりゃ迷惑だ。
周りの親御さんは皆白い目で兄者を見ている。
(;´_ゝ`)「ツンは……ツンは……私のツンはどこ……? いた!」
しかしそんなものも気に留めずツンを探す。
彼女は一番後ろの席だったのですぐ見つかった。
近くによるとツンが困ったような顔で話しかけてきた。
ξ;゚听)ξ(……まじめに来たんですか?)
(;´_ゝ`)(勿ロン・デニス……)
ξ;゚听)ξ(何でそこまで……)
( ´_ゝ`)(えー、『ここの小学校に可愛いツンがいる!』と評判なので、是非お目に掛かりたいと)
ξ#゚听)ξ(帰れ! このロリコンがぁ!)
('、`*川 「……ツンちゃん、どうしたの? そんな大声出して……」
ξ;゚听)ξ「いや、なんでもないです……」
('、`*川 「……ツンちゃん?」
ξ;゚听)ξ「は、はい」
('、`*川 「知らないおじさんに話しかけられても、くれぐれもついて行ってはいけないからね。わかった?」
ξ;゚听)ξ「は……はあ」
( ´_ゝ`)(フヒヒwwwwサーセンwwww)
ξ;゚听)ξ(もう、見るだけにしてくださいよ……」
( ´_ゝ`)(把握した)
そうして約二時間授業をなんとびっくり大人しく見続けた兄者、給食の時間になったとたんに。
( ´_ゝ`)「アンパンマンが呼んでいる! 帰らねば!」
とかいってバイクに跨り帰ってしまった。
こんなハチャメチャな日常が続くのかな……そう思っていた時期が私にもありました。
でも、これも悪くないかな。そう思えてきた。
ξ゚听)ξ「さて……なんか文字としてこの気持ちを残したいな……日記でもつけようかな」
家に帰りまず最初に思ったことはそれだった。
唐突ではあるが「日記」というものを通してほかの人にこの気持ちを知ってほしい、そう思った。
ということでこれからは毎日日記をつけよう、そしていつかいろんな人に見てもらおう。
態度や口ではあまり感情を出せない自分にはこの方法が一番だろうな、ということで早速書き始めた。
「今日は授業参観がありました。
兄者さんがわざわざバイクに跨ってきてくれてとても嬉しかったです。
いきなり走ってきたんで周りの人からは白い目で見られてました。
でも人見知りを克服した兄者さんはとても楽しそうに周りの親御さんと話していました。
兄者さんがいうには私のおかげだそうです、本当なのかな?
でも私も変わることができたのでお互い様だと思いました。
あの家にいた一週間は今思い出すととても楽しい思い出ばかりでした。
傷つきやすい兄者さん、ポルノばっかり歌ってる弟者さん。
なにかと来るたびにいじられていたドクオさん、それから何度か会った変態さん。
充実した一週間でした。……日記書くたびにこのこと書きそうだなぁ。
ではまた。明日の私に期待しててください
ツン」
( ´_ゝ`)(´<_` )流石兄弟がツンの世話をするようです 終わり
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