('A`)と川д川は付き合ってはいないようです
  8話 お題「映画」



ガチャ
(*-_-)「さっだこ!チケット二枚あるから、一緒に映画見にいこー!」

川д川「嫌です」


川;д川「…はっ!?」

川;д川「ひ、ヒッキー君、あ、あなた、遂に合鍵つくりましたね!?」

(*-_-)「うん、作っちゃった!てへぺろ☆」

川#д川「…罰として、その映画のチケットは私が二枚とも貰います。」

(;-_-)「えぇぇ!?」


川#д川「はい、没シュートです。」



ガチャ
('A`)「おい、ハイン、ちょっといいか?」

从*゚∀从「おっ、どっくん!早速合鍵使ってるな!」

('A`)「あぁ、うん…。
誰かさんが合鍵使って欲しくて、インターホン鳴らしても、電話しても出ないからな…。」

从*゚∀从「…てへぺろ☆
で、何かようか?どっくん!」

('A`)「この映画のチケットやるよ」

从;*゚∀从「え…!なに、もしかして、デートのお誘い?!」

('A`)「いや、クラスの男子からもらったんだけど、俺は好きな内容じゃ無いから。」

从 ゚∀从「へぇ、どれどれ…。」

『【自主規制】はするのかな?』

从 ゚∀从

从 ゚∀从「…どっくん、ラリアットと目潰し、どっちがいい?」

('A`)「ラリアットでお願いします。」


バキッ



(;'A`)「イテテ…結局恋愛物のチケット二枚買わされちゃったよ…。」

川д川「あ、鬱田くん。」

('A`)「あ、おはよ、土井さん。」

川*д川「あの、その、土曜日暇でしたら、一緒に映画でも見にいきませんか?
恋愛物なんですけど…、チケット二枚あって…」

('A`)

('A`)「勿論行きます、いや、行かせてくださいお願いします」


ヒソヒソ

(´・ω・`)「これは…」

( ´_ゝ`)「おいかけるしか…」

(´<_` )「ない、よなぁ…」



( ^ω^)「なんか、恋愛物のチケット二枚母ちゃんが友達から貰ってきたみたいなんだけど、一緒にいかないかお?」

ξ;*゚听)ξ「ま、まぁ、暇だし、いって上げないことは無いわよ!?」



(-_-)「はぁ…」

从;゚∀从「どうした、ヒッキー!お前が元気ないと、俺も元気でないぞ!」

(-_-)「いや、見たかった映画のチケット、幼なじみに取られちゃって…。」

从;゚∀从「なるほど…。」
从*゚∀从「あ、お前が見たい映画のチケットはどうしようもならないけどよ、恋愛物のチケット二枚あるから一緒に見に行こうぜ!」
(*-_-)「そ、それ!!」

从 ゚∀从「んぁ?」

(*-_-)「それ、僕が見たかった映画だよ!」

从*゚∀从「まじで!うわ、やっぱりおれら…」


从*゚∀从「ナイスコンビだよな!」(-_-*)


ヒソヒソ
( <●><●>)「私達もいくしかありませんね」

( ><)「楽しみなんです!」



( ・∀・)「なんか、恋愛物のチケット二枚クジであたっちゃってさ、良かったら一緒にいかね?」

(*‘ω‘ *)「ぽっ、別にいいっぽよ」

(* ・∀・)「じゃ、土曜日な」

(;*‘ω‘ *)「(…私にも遂に青春来たっぽ!?)」



川д川「白いワンピースなんて、似合わなかったかな…」
ガチャ

(*-_-)「貞子ー!良いだろ!僕、映画のチケット親友から貰っちゃっ…!?」

川д川「あぁ、それは良かったですね」

(;*-_-)「…え、あ、ちょっと待って、その格好で出掛けるの?」

川;д川「変ですかね…?」

(;*-_-)「あ、いや、うん、そうじゃなくて…」

川;д川「って、わっ!待ち合わせ時間30分前には着きたいんで、私もう行きますね!じゃあ、戸締まりは宜しくお願いします!」




(;*-_-)「…あ、危なかった…、危うく抱き付く所だった…。」



ガチャ
从*゚∀从「どーだ!この、レース沢山のスカート!可愛いだろ!」

('A`)「俺はシンプルな方が好きだからなんとも。」

从 ;∀从「ちくしょー!そこは嘘でも誉めろよ!」

('A`)「あぁ、うん、可愛い可愛い」

ポンポン

从;*゚∀从「…!」


('A`)「んじゃ、俺は先行くから。朝飯まだなら冷蔵庫にあるもん適当に句って良いから、ちゃんと戸締まりしろよー」

バタン


从//∀从 「頭ポンポンされた…」


川;д川「あ」

(;'A`)「おはよ、土井さっ…!?」

川;д川「早すぎますよ、鬱田くん…。
…どうかしましたか?」

(;'A`)「し、白のシンプルなワンピース…」

川;д川「変でしたかね?」

(;'A`)「いや、その、なんというか、お、俺の理想の女の子が現実に存在したらこんなんだろうなぁ、みたいな!いや、何言ってんだろ、俺…」

川д川「…えっと、似合ってるって事ですかね」

(;*'A`)「そ、そう!その通り!」

川*д川「…ありがとうございます」


ヒソヒソ
( ´_ゝ`)「もうやだ貞子ちゃんは俺の嫁なのに」

(´<_` )「いや、むしろ俺の妻」

(´・ω・`)「どっちも違うから安心しろ」



从 ゚∀从「あ」
(-_-)「あ」

从 ゚∀从「流石だなwまた、ピッタリだw」

(-_-)「ナイスコンビだよねw」

从*゚∀从「ってか、どーよ、お前がレース沢山のスカートの女の子とデートしてみたいっていったから、着てきたぜ!」


(*-_-)「すっごく可愛いよ!こんな彼女欲しいなぁ…」


从;*゚∀从「えっ?」

(;*-_-)「…あれっ!?な、何僕言ってんだろ!お、おかしいなぁ!あははは!」


ヒソヒソ

(*<●><●>)「いい雰囲気なのはワカッテマス!」

( ><)「ワカッテマス君、僕の今日の水玉スカートどうですかぁ?」

( <●><●>)「ビロードは何を着ても可愛いですが、今日は一段とかわいいのはワカッテマス」

(*><)「えへへ、なんです!」






('A`)「お、指定席なんだ、はりきってるねw」

川д川「あー…恋愛物好きな子から貰ったので」

('A`)「なるほどね、あ、ポップコーン何味がいい?買ってくるよ」


川д川「うーんと、じゃあ、キャラメルで!」

('A`)「りょーかいっ」


ヒソヒソ

(´・ω・`)「僕は塩味が好きだなぁ」

( ´_ゝ`)「俺はバターかな」

(´<_` )「俺は何でもいいな、つー訳で、兄者、買ってこい」






(*-_-)「え、ここ値段高い席じゃん!」

从 ゚∀从「まぁ、色々あって買ってもらったんだぜ!」

(*-_-)「やるー!ハインやるー!よくやったって感じだよ!」

从*゚∀从「ハーインリヒッヒッヒッ」

(*-_-)「よし、ポップコーン奢るよ!何味がいい?」

从 ゚∀从「あー、何でもいいよ!」

(-_-)「うーん、じゃあ…、キャラメル味買ってくるよ。」

从 ゚∀从「お、りょーかいっ」


ヒソヒソ

( ><)「バター味おいしいんです!」

( <●><●>)「私はミルクティー味が好きです。」



(;'A`)「え」

lw´- _-ノv「すいません、キャラメル味はさっきのお客様で品切れになってしまいまして…」

(;'A`)「ええぇ!?そんな馬鹿な…」

lw´- _-ノv「誠に申し訳ございません。米なら沢山あるんですが。」

(;'A`)「こ、米!?い、いや、いりません。
困ったなぁ…、じゃあ、えーと、バター味で」

lw´- _-ノv「毎度ありがとうございましたぁー」

(;'A`)「…はぁ、まさかキャラメル味が品切れになるなんて…」


「あのー、良かったらそのバター味のポップコーンとキャラメル味のポップコーン交換しませんか?」

クルッ
(;'A`)「え!?」


(-_-)「キャラメル味一つ。」

lw´- _-ノv「はい、毎度ありがとうございましたぁー」

(*-_-)「ふふっ、貞子は昔からキャラメル味が大好きなんだよなぁ…」


(;'A`)「え」

lw´- _-ノv「すいません、お客様。キャラメル味は…」

(;-_-)「…。」


(;'A`)「はぁ…。まさかキャラメル味が品切れになるなんて…」

(;-_-)「あのー、良かったらそのバター味のポップコーンとキャラメル味のポップコーン交換しませんか?」

(;'A`)「えっ!?」



(;'A`)「いやでも…!」

(-_-)「いや、バター味好きなんで、気にしないでください」

(;'A`)「は、はぁ…。
あ、ありがとうございます」

(*-_-)「いえいえ」




(; ´_ゝ`)「え、ミルクティー味しかないの?!あれ嫌いなんだけどなぁ…」



从 ゚∀从「あれ、バター味にしたんだ」

(-_-)「色々あってね、あ、もうそろそろ始まるね!」


ヒソヒソ

( *<●><●>)「ラブシーンであの二人の反応が見所です。」

( ><)「(ラブシーンで手でも握ってやろうかな、なんです!)」




川*д川「キャラメル味美味しいです!」

('A`)「…なら良かった。」

川д川「あ、始まりますね」



ヒソヒソ
(´・ω・`)「ミルクティー味とかふざけんなよ、殺すぞ」

(; ´_ゝ`)「他になかったんだよ!」

(´<_` )「流石だな、兄者」




川д川「(内容は、三角関係物かなぁ)」


('A`)「(…ふぅん、幼なじみと、一目惚れした相手のどっちをとるか、か…)」

(-_-)「(なにこれ、一目惚れした子の幼なじみと、自分の幼なじみも好きになりあっちゃうって。色々と報われないな…。)」

从; ゚∀从「(選択の時がきたか…。
…あぁ、頼む、どうか、どうか選ぶのは…!)」


(;´・ω・`)

zZ(´<_` )

(; ´_ゝ`)

(; <●><●>)

(;><)




( ><)「いやぁ、いい映画だったんです!」

( <●><●>)「手に汗握るラストでしたね。」

(;><)「…。」

( <●><●>)「どうかしました、ビロード?」

( ><)「あれ…」



(*‘ω‘ *)「良い話だったぽね。」

( ・∀・)「いやぁ、まぁ、でも何かもうちょいひねった話でも良かったかなぁ」

(*‘ω‘ *)「もう、欲張りなんだから!っぽ!」

( *・∀・)「あははw」



(; <●><●>)「…ビロード。」

( ><)「…ち、」

( 。><)「ちんぽっぽちゃんは僕の物なのにいぃい!うわあああん!」

(; <●><●>)「落ち着いてくださいビロード!暴れないでくださ、いった!」




(´・ω・`)「…まぁ、あーなるよね、やっぱり。」

( ´_ゝ`)「なんだかなぁ…」

(´<_` )「ラスト見逃しちまった…」

( ´_ゝ`)「馬鹿だね、本当に馬鹿だね。」


(;´・ω・`)「…ちょ、あれ!」



ξ*゚听)ξ「良かったわね、この映画」

( ^ω^)「DVDでたら絶対かうお!」

ξ*゚听)ξ「そしたら一緒にのみましょう!」

(*^ω^)「勿論だお!」


ヒソヒソ
(*´・ω・`)「おぉ!あの2人もみてだんだw!あのまま付き合え!」

( ´_ゝ`)「…そういや、貞子ちゃん達は?」

(´<_` )「確かに、消えたな」

(;´・ω・`)「な、なんだってー!」



川д川「鬱田くん」

('A`)「…ん?なぁに、土井さん。」

川д川「私、いつか、鬱田くんの告白にちゃんとお返事出来るようにしますから…。今はまだ、待っていてください」

('A`)「僕も、ちゃんとした告白が出来るようにするから…。待っててね」

川д川「お互い、頑張りましょうね」

('A`)「うん…!」



(-_-)「あのラスト、どう思う?」

从 ゚∀从「…ま、いいんじゃない?逆パターンも見てみたかったけど。」

(-_-)「…ねぇ、ハイン」

从 ゚∀从「ん?」



(-_-)「君なら、どっちを取る?」



从 ゚∀从「…俺には、分かんないな」


(-_-)「…だよね」



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