ニューソク軍 ＶＳ ヴィッパーズ
得点 ０―１
９回の表 ヴィッパーズベンチ
(,,ﾟДﾟ)「いいかお前ら！この回を抑えれば俺達の勝ちだ！」
(,#ﾟДﾟ)「全員気合い入れて行けよｺﾞﾙｧ!!!」
（ ＾ω＾）('A`)(´･ω･`)（ ´∀｀）（ ･∀･）（ ´_ゝ`）（´<_｀ ）( <●><●>)( ＾Д＾)「「「オォォー！！！」」」
川 ﾟ -ﾟ)『さぁ始まりました９回の表、ニューソク軍の攻撃』
（ ･∀･）つ◇ 3 ﾊﾟﾌｯﾊﾟﾌｯ
（ ･∀･）「…よし！」
川 ﾟ -ﾟ)『この回を抑えれば勝利ということで、投手のモララー選手も気合が入っているようです』
（ ･∀･）「（この勝負…負けるわけにはいかない！）」
川 ﾟ -ﾟ)『振りかぶって…』
ﾋﾞｼｭｯ!!
川 ﾟ -ﾟ)『投げました！』
ｸﾞﾜﾗｷｰﾝ!!
ﾋﾞｼｭｯ!!
ｸﾞﾜﾗｷｰﾝ!!
ﾋﾞｼｭｯ!!
ｸﾞﾜﾗｷｰﾝ!!
ﾋﾞｼｭｯ!!
ｸﾞﾜﾗｷｰﾝ!!
（ ∀ ）
川 ﾟ -ﾟ)『…えー…』
川 ﾟ -ﾟ)『今のホームランで…得点数…』
川 ﾟ -ﾟ)『２００−１となりました』
(,,ﾟДﾟ)
(,,ﾟДﾟ)
(,ﾟДﾟ,)
(,,ﾟДﾟ)「いや…２００−１って…いや…いやいやいやいや」
(,,ﾟДﾟ)「おかしいだろ常識的に考えて…」
(,,ﾟДﾟ)「逆境ナインですら点差１００点ちょいだぞ…」
(,,ﾟДﾟ)
ｸﾞﾜﾗｷｰﾝ!!
川 ﾟ -ﾟ)『２０１点目でーす』
(,,ﾟДﾟ)
(,,ﾟДﾟ)「っていうか…いつまで続くんだよこの試合…」
(,,ﾟДﾟ)「もう三日目だぞｺﾞﾙｧ…」
（ ∀ ）
(,,ﾟДﾟ)「…よくあいつの肩壊れないな…」
(,,ﾟДﾟ)「いやそうじゃなくて…」
(,,ﾟДﾟ)Ｔ「審判ターイム」
川 ﾟ -ﾟ)『おっとここでギコ監督からタイムがかかりました』
(,,ﾟДﾟ)「選手諸君集合」
ｿﾞﾛｿﾞﾛ（ ＾ω＾）('A`)(´･ω･`)（ ´∀｀）（ ∀ ）（ ´_ゝ`）（´<_｀ ）( <●><●>)( ＾Д＾)ｿﾞﾛｿﾞﾛ
(,,ﾟДﾟ)「えー…まぁ、２００点取られたことについては何も言わない」
(,,ﾟДﾟ)「お前らはよく頑張ったと思う」
（ ＾ω＾）「…いや、それはどうかと…」
('A`)「ホームラン連発で俺たち立ってただけですし…」
（ ∀ ）「ボール怖いボール怖いボール怖いボール怖いボール怖いボール怖い」
（；´∀｀）「お、落ち着くモナ！気をしっかり！」
( <●><●>)「２００点も取られて落ち着けるわけがないのはわかってます」
(,,ﾟДﾟ)「しかし！お前らに一つだけ言っておきたい！」
（ ´_ゝ`）「…まさか、今から勝てって言うんじゃ」
(´･ω･`)「さすがに無理だと思いますけど」
(,,ﾟДﾟ)「話は最後まで聞け。いいか、もう三日間も野球やりっぱなしなんだぞ」
(,,ﾟДﾟ)「いい加減地上波の編成班にも迷惑がかかっている頃だ」
（；＾ω＾）「地上波三日間野球放送しっぱなし！？」
（´<_｀；）「延長した時点で止めとけよ…」
( ＾Д＾)9m「テレビの前の皆さんプギャーｗｗｗｗｗ」
(,,ﾟДﾟ)
(##ﾒДΦ::)
(；'A`)「原型留めてねぇ…」
(,,ﾟДﾟ)「だからお前らにこれだけは言っておく！」
(,,ﾟДﾟ)「なんとしてもスリーアウトを取れ！」
(,,ﾟДﾟ)「そして今日中にこの試合を終わらせるんだｺﾞﾙｧ!!!」
(,,ﾟДﾟ)「そう…なんとしても…」
(,#ﾟДﾟ)o そ「深夜の『マジカル☆ウィッチo川*ﾟーﾟ)oちゃん』が潰される前に！！！」
（；´_ゝ`）「はっ！そうか今日はキュートちゃんの放送日か！」
（#´_ゝ`）「俺はやってやりますよ監督！！」
(,#ﾟДﾟ)「よく言ったぞｺﾞﾙｧ!!!」
（ ＾ω＾）('A`)(´･ω･`)（ ´∀｀）（ ・∀・）（´<_｀ ）( <●><●>)( ＾Д＾)「（ダメだこいつら…早くなんとかしないと…）」
（ ＾ω＾）「…まぁ、二人の言い分はともかく。さっさと終わらせないと、僕たちの体ももたないお」
('A`)「だな…とりあえずチェンジさえできれば、後は適当にスリーアウト取られて終わればいい」
(´･ω･`)「そもそもこんなに点数取られたのが理解できないけど」
（ ´∀｀）「このままおめおめ引き下がれないモナ！」
（´<_｀ ）「しかしモララーの肩は大丈夫なのか？」
（ ･∀･）「僕ならまだ投げられる。大丈夫だ」
(；＾Д＾)「バケモノすぎるだろ…」
( <●><●>)「とにかく、方針は決まりましたね」
(,,ﾟДﾟ)「よし！改めて言っておくぞ！」
(,,ﾟДﾟ)「ひとまずスリーアウトをもぎ取れｺﾞﾙｧ!!!」
(,,ﾟДﾟ)「そんで負けろ！さっさと！」
（；＾ω＾）「負けろって言われたの初めてだお…」
川 ﾟ -ﾟ)『ミーティングが終了したようです！選手たちがベンチから飛び出てまいりました！』
(,#ﾟДﾟ)「いいかテメーら！！手段なんか選ぶんじゃねぇぞｺﾞﾙｧ!!!」
（#･∀･）「おっしゃー！！」
('A`)「…あいつ点数取られてもいいとなった途端元気になったな」
（#･∀･）「やったるでー！！」
『バッター ( ∵)』
( ∵)
（#･∀･）「なんとしても三振にしてやる！！」
（ ´_ゝ`）「最初からその気概で望めよ…」
（#･∀･）
ﾋﾞｼｭｯ!!
三三○)´_ゝ`）..∴ﾟ ｺﾞｯﾌｧ
川 ﾟ -ﾟ)『あーっと兄者選手吹っ飛んだー！！』
（´<_｀ ）「ライトにぶち当てるとか調子いいなモララー」
( <●><●>)「コントロールが冴えてますね」
（#）_ゝ`）「いや…そこか…？」
（#･∀･）「行くぞ行くぞ行くぞー！！」
ﾋﾞｼｭｯ!!
( ∵)
ｸﾞﾜﾗｷｰﾝ!!
（ ∀ ）「ボール怖いボール怖いボール怖いボール怖いボール怖い」
川 ﾟ -ﾟ)『２０２点目ー』
（；´∀｀）「モララー落ち着くモナ！」
（ ∀ ）「モナー…僕の骨は甲子園に埋めてくれ…」
（；´∀｀）「高校球児を呪う気モナ！？」
('A`)「マズいな…モララーのやつ、完全に打ちのめされてやがる」
（ ＾ω＾）「そりゃそうだお…」
『バッター （｀･ω･´）』
（ ∀ ）
ﾎﾟｲｯ
ﾃﾝﾃﾝﾃﾝ…
川 ﾟ -ﾟ)『フォアボールです』
('A`)「やる気なさすぎﾜﾛﾀ」
(,#ﾟДﾟ)Ｔ「タイムタイムターイム！！！」
川 ﾟ -ﾟ)『またしてもタイムが入ります』
(,#ﾟДﾟ)「モララアアアァァァ！！！」
「監督キック！！！」
(,#ﾟДﾟ)「真面目にやりやがれｺﾞﾙｧ!!!」
（ ；∀；）「無理です監督！！あたいもう投げられない！！」
(´･ω･`)「オカマ…？」
(,,ﾟДﾟ)「え…そうなん？」
(,,ﾟДﾟ)「じゃあピッチャーチェンジ」
(,,ﾟДﾟ)「ドクオ」
('A`)「え？」
σ('A`；)「お、俺っすか！？なんで！？」
(,,ﾟДﾟ)「こないだ野球選手がどうのってやってただろお前」
(；'A`)「それセカンドだったからね俺！！」
（ ＾ω＾）「何このメタ的会話」
川 ﾟ -ﾟ)『ここでピッチャー交替、ドクオ選手です！』
(；'A`)「おい実況先走んな！！」
川 ﾟ -ﾟ)『ドクオ選手投球練習に入ります』
(；'A`)「マジかよ…」
（ ´∀｀）「バッチコーイ」
(；'A`)「まともな変化球なんて投げられねーぞ、俺」
( ＾Д＾)「もう打たせて取るしかないんじゃねーか？」
('A`)「簡単に言うなよ…モララーの球がバカスカ打たれてんだぞ？」
( ＾Д＾)9m「でｗｗｗすｗｗｗよｗｗｗねｗｗｗ」
('A`)「うぜぇ…」
( <●><●>)「いや…打たせて取るというのはありかもしれませんよ」
('A`)「おいおい、狙ったところに打たせる技術なんてねーぞ俺は」
( <●><●>)「んなことはわかってます、黙ってろ」
('A`)「何？ここ俺アウェイなの？」
( <●><●>)「いいですか。奴らはこちらの球を確実にホームランにしてきます」
（ ´_ゝ`）「ああ。気持ち悪いほどにな」
( <●><●>)「逆に考えるんですよ。ホームランしか打ってこないなら」
（´<_｀ ）「…客席で守備をすればいい、ってことか」
(；'A`)「ええー…無茶ー…」
( <●><●>)「どうせ２００点差です。ハイリスクもクソもないでしょう」
('A`)「そりゃそうだが…」
（ ´_ゝ`）「よっしゃ。そんじゃ、俺と弟者、ワカの外野三人で客席を守備する」
(´･ω･`)「万が一外野に飛んだら？」
（ ＾ω＾）「僕がカバーするお」
（ ･∀･）「確かにブーンの俊足ならどうにかなるかも…」
('A`)「…はぁ。やるしかねぇか。わかったよ」
川 ﾟ -ﾟ)『投球練習が終わった模様です』
(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)
(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)
(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)（´<_｀ ）(´・_ゝ・｀)
(´・_ゝ・｀)（ ´_ゝ`）(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)
(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)
(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)( <●><●>)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)
('A`)「守備位置に着いたみたいだな」
( ＾Д＾)「（あいつわっかりやすいな…）」
（ ＾ω＾）「（客席キモすぎだろ…）」
『バッター ( ∴)』
川 ﾟ -ﾟ)『あっと？外野の流石兄弟、ワカッテマス選手の姿が見えません』
('A`)「それでいいんだよ…っと！」
ﾋﾞｼｭｯ!!
( ∴)
ｸﾞﾜﾗｷｰﾝ!!
(；'A`)「っち！行ったぞ三バカ！」
ｷﾞｭｳｷﾞｭｳ(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)ｷﾞｭｳｷﾞｭｳ
ｷﾞｭｳｷﾞｭｳ(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)ｷﾞｭｳｷﾞｭｳ
ｷﾞｭｳｷﾞｭｳ(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)（´<_｀；）(´・_ゝ・｀)ｷﾞｭｳｷﾞｭｳ
ｷﾞｭｳｷﾞｭｳ(´・_ゝ・｀)（；´_ゝ`）(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)ｷﾞｭｳｷﾞｭｳ
ｷﾞｭｳｷﾞｭｳ(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)ｷﾞｭｳｷﾞｭｳ
ｷﾞｭｳｷﾞｭｳ(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)(；<●><●>)(´・_ゝ・｀)(´・_ゝ・｀)ｷﾞｭｳｷﾞｭｳ
(；'A`) そ「身動きとれてねえええぇぇぇ！！！」
川 ﾟ -ﾟ)『ホームラーン』
（ ＾ω＾）「まぁ予想通りだおねー」
(lll'A`)「はぁ…一気に疲れた…」
（ ･∀･）「ドンマイドンマイ！」
(#'A`)「お前に言われたくねーよ！！」
（ ´∀｀）「気長にやるモナー」
('A`)「これ永遠に終わらないんじゃね」
『バッター ( ﾟ∋ﾟ)』
('A`)「また偉いマッチョが出てきたな…流石四番ってとこか…」
（ ´∀｀）「……」
ヽ（ ´∀｀）ゝ ｻﾞｯ!
('A`)
(；'A`)「（いや…何のサイン…？）」
ﾋﾞｼｭｯ!!
ｸﾞﾜﾗｷｰﾝ!!
(；'A`)「あー…」
(´･ω･`)「飛んでったぞー！」
('A`)「なんかモブに取られた…」
(；＾Д＾)9m「いや待て…！あれを見ろ！」
(´・_ゝ・｀)つ○
(´ぅ_ゝ⊂｀) ｺﾞｼｺﾞｼ
（ ´_ゝ`）つ○「ばばーん！！！」
(；'A`)「あれ顔変わったよあの人！？」
（*´_ゝ`）「ふはははは！！モブに紛れすぎてわかんなかったろう！！」
Σ（´<_｀；）「ぬおおお！！いつの間に動いた兄者！！」
( <●><●>)「弁当いかがっすかー」
(；'A`)「そして試合放棄してるやついた！！」
（；＾ω＾）「じゃああっちの兄者は…」
（´_ゝ`）
(´・_ゝ・｀) ﾊﾟﾁｯ
(´・_ゝ・｀)「良く寝たー」
（#･∀･）「紛らわしいんじゃボケエエエェェェ！！！」
ﾋﾞｼｭｯ!!
三三○)´_ゝ`）)・_ゝ・｀))・_ゝ・｀)..∴ﾟ ｺﾞｯﾌｧ
（；＾ω＾）「色々巻き込んだ！！」
川 ﾟ -ﾟ)『兄者選手のファインプレーでアウト一つ奪取です！！』
(,,ﾟДﾟ)「え？マジで取ったの？」
（ ´_ゝ`）「やりましたよ監督ー！！」
(,,ﾟДﾟ)「ワンセグの準備してきたのに…」
('A`)「お前アウト取る気ないだろ」
(,,ﾟДﾟ)
(,,ﾟДﾟ)「あるにきまってんだろｺﾞﾙｧ」
('A`)「（ないな）」
(,,ﾟДﾟ)「あっとふったつ！あっとふったつ！」
('A`)「（うぜぇ）」
（#）_ゝ`）「ふー！一つはどうにかなったな」
(´･ω･`)「でも同じ手は通用しないだろうね」
（ ･∀･）「ああ…逆サイドに叩き込むとか、方法はいくらでもある」
( <●><●>)「弁当いかがっすかー」
（ ´∀｀）「別の手を考える必要があるモナね…」
('A`)「何か案は？」
( <●><●>)「弁当いかがっすかー」
('A`)「お前ツッコミ入れないからなそれ」
（ ＾ω＾）「今は何も思いつかないお…」
(,,ﾟДﾟ)「なら、時間を稼ぐしかねぇな」
(,,ﾟДﾟ)「というわけでもうちょっと投げてろお前」
('A`)「…仕方ないっすね」
（´<_｀ ）「じゃあ俺たちは案を考えるか」
( ＾Д＾)「しっかり投げて来いよ！」
('A`)
('A`)「いやお前らせめて守備位置には着けよ」
(,,ﾟДﾟ)（ ＾ω＾）(´･ω･`)（ ´∀｀）（ ･∀･）（ ´_ゝ`）（´<_｀ ）( <●><●>)( ＾Д＾)「「「だが断る」」」
('A`)
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