|  ^o^ |「わたしは あなたが すきな ようです」 第1話  戻る [次のページへ 


|  ^o^ |「つきあって ください」


わたしは ゆうきを ふりしぼって かのじょに こくはくしました

だけど あぁ なんという ことでしょう

かのじょは ちょうしょうした ひょうじょうで こう いうのです

川 ゚ -゚)「悪いけど、他を当たってくれないか」

わたしは かのじょが すきなのに

かのじょは わたしのことを すきではないのです

とても かなしいです




|  ^o^ |「きょうも ふられて しまいました」

| ^o^ |「いつもの ことじゃあ ないですか」

|  ^o^ |「ああ ゆうたろう いたのですか」

| ^o^ |「ここは 僕の 家です」

|  ^o^ |「そうでした」

| ^o^ |「かえれよ」

|  ^o^ |「いや です」

わたしが ゆうたろうの こーひーをうばってすすると かれは おこりながら なにかいっていましたが

みぎから ひだりへと ながれて いきました

まぶたを とじれば かのじょの きれいな ながいかみが あたまの なかに

うかんで くるのです



|  ^o^ |「かのじょは わたしの どこが いやなのでしょう」

| ^o^ |「無職だからじゃ ないでしょうか」

|  ^o^ |「じゃあ しゅうしょくします」

| ^o^ |「何に なるのですか」

|  ^o^ |「かのじょの おむこさんに えいきゅうしゅうしょく です」

そういうと ゆうたろうは わたしを はなでわらいました

なんて ひどいいとこなのでしょう

わたしは ふんがいして れいぞうこのなかみを あさり

じゅーすを はいしゃく しました

|  ^o^ |「こーら おいしいです」

| ^o^ |「それはしょうゆで…… あ ほんとうに コーラを飲んでやがる なんてやつですか」

|  ^o^ |「ふふん」



わたしがとくいげに いっきに のみほすと 

おおきな げっぷが へやのなかに ひびきました

ゆうたろうは こうみえて けっこう きれいずきな おとこなので

そのおとに かおを しかめました

| ^o^ |「思うに 君がもてないのは そのでりかしーのなさ でしょう」

|  ^o^ |「なん だと」

| ^o^ |「あと 顔が 気持ち悪いです」

|  ^o^ |「おなじ かおじゃあ ないですか」

| ^o^ |「いえ 僕の方が スリムで イケメン です」

|  ^o^ |「ははは わろす」


このへいめんがおは なにを いっているのでしょう

ちゃんちゃら おかしくて へそで ちゃを わかしてしまいます





わたしは れいぞうこから そーせーじを とりだすと

まるで えーぶい じょゆうのように ほおばりました

| ^o^ |「気持ち悪い食べ方は やめなさい」

|  ^o^ |「このたべかただと ながく あじわえるのです」

| ^o^ |「きみの もてない理由は その貧乏性にも あります」

|  ^o^ |「どうじょうするなら かねを くれ」

| ^o^ |「嫌です あと あまり 人の家の冷蔵庫を 漁らないで ください」

|  ^o^ |「いやです」

| ^o^ |「いやです」

|  ^o^ |「いやです」

| ^o^ |「いやです」

そのやりとりを 35かいほど くりかえすと

ゆうたろうは うんざりしたように じぶんようの こーひーを いれなおしました






|  ^o^ |「ねぇ ゆうたろう」

| ^o^ |「なんでしょう」

|  ^o^ |「わたしは どうして こうも もてないのでしょう」

| ^o^ |「今までの 会話を 聞いていましたか」

|  ^o^ |「きいてません」

| ^o^ |「それが もてない 原因です」

|  ^o^ |「なん だと」


わたしは がくぜんと したおもいで れいぞうこから けーきを とりだしました

れろれろ おいしいです

| ^o^ |「気持ち悪い食べ方は やめなさい」

|  ^o^ |「いやです」

| ^o^ |「もうこのやり取り あきました」

|  ^o^ |「そうですか」



まったく たんきな おとこです

こんなんだから かれは もてないのでしょう

せっかくの きゅうじつに おとこと はなしているだけなのも あれ なので

わたしは のうないで かのじょを さいせい させる ことに しました

のうない かのじょと いうやつです

さいきん はやってます

まいぶーむ なのです ブームなだけに

|  ^o^ |「うふふ うふふ」

| ^o^ |「ブーム よだれが 出てますよ」

|  ^o^ |「うふふ うふふ」

| ^o^ |「顔が 生理的に 無理」




あたまの なかで かのじょは わたしと てを つないでいるのです

かのじょは わたしごのみの おんなのこです

まあ わたしは いまおんななら だれでも いいのですが

できれば ちいさくて わたしの うしろを ついてくるような かわいい

おんなのこが すきです

おんなのこが すきです

だいじなことなので にかい いいました

| ^o^ |「ブーム もう帰ってくれませんか」

|  ^o^ |「うふふ うふふ」

かのじょは わたしと あたまの なかで せっくす するとき いつも はずかしさから

まくらで かおを かくしてしまうのです

それを わたしは いたずら ごころから はずしてしまおうと やっきになるのですが

かのじょは ひっしに ていこう するのです



|  ^o^ |「うふふ うふふ」

| ^o^ |「……………………」

なみだめに なる かのじょを ひっしで なだめて だきしめて

そうして けっきょく かのじょは わたしに めろめろ

ああ なんて すばらしいので しょう

^o^ |つ|  ^o^ |

わたしは あたまのなかで もうそうの うみに どっぷりと つかっていました

ここは あたたかくて とても いごこちがいいのです

だけど きがつけば

|  ^o^ |「はーくしょん」

きがつけば さむぞらのした つったっていました

|  ^o^ |「おやおや」

いつのまに おいだされたの でしょう



|  ^o^ |「さむい です」

さいきん もっぱら だんぼーる じゅうにんな わたしにとって

ゆうたろうの いえは よい すみかだったのに

こんな かんたんに おいだされるだなんて ゆだんしました

またしんにゅうする けいかくを たてなければいけません

|  ^o^ |「はーくしょん」

しかし いまは ゆうたろうも けいかい してか

いえにも まどにも かぎを かけています

まったく ようじんぶかい おとこです しねばいいのに

|  ^o^ |「こうえんに いきましょう」

あそこは いがいと あたたかいので

わたしは すたこらさっさと むかうことに しました

ぜんは いそげ です



|  ^o^ |「いちれすで つきました」

こうえんに つきました

こうえんには りあじゅうが ひしめいて います

みんな いちゃいちゃ していました しねばいいのに

|  ^o^ |「ぶーん」

わたしは ひとり ぶらんこに ゆられながら あそんでいました

りあじゅうは そんなわたしを みて わらっていましたが

わたしは まわりを きにしない おとこなので

まったく きにしません

なきません わたしは つよいこ なのです

あだなを つけられると したら きっと ぱぴこ とか そんなのでしょう

|  ^o^ |「ぶーは ぶーらんーこーの ぶー」

うたいながら ゆられて いました



「なー おっちゃん なにしてるんだ?」

すると となりから こえをかけられました

ぎゃくなん という やつ でしょうか

きました もてきが

(*゚∀゚)「ブランコ楽しいのか?」

しかし それは わたしのかんちがい だった ようです

みると そこには ひとりの ようじょが たっていました

ざんねん わたしは ろりこんでは ありません

|  ^o^ |「わたしは おっちゃんでは ありません いけめんの おにいさんです」

(*゚∀゚)「えー おっちゃんイケメンじゃねーよ!」

ようじょは けらけらと わらいました

しつれいな ようじょ です



|  ^o^ |「いけめん です そりまちに にていると じふ しています」

(;゚∀゚)「お おっちゃんどっから来るんだ? その自信……」

|  ^o^ |「あと わたしは ぶーむです おっちゃんと よぶのは やめてください」

おっちゃん ということばの はかいりょくは いじょうです

わたしは まだ ぴちぴちなので

そうよばれると こころが おれます

(*゚∀゚)「ふーん ブームおっちゃんっていうのか」

|  ^o^ |「おっちゃんは やめてください」

(*゚∀゚)「じゃあブーム!」

|  ^o^ |「…… まあ いいでしょう」

わたしは こころが ひろいので

とししたに よびすてに されようとも おこらないのです おとなの よゆうです





(*゚∀゚)「オレはな つー っていうんだぜ! つーって 呼んでくれよ」

|  ^o^ |「つーさん」

(*^∀^)「さんづけだって! おっかしーー! ブーム!」

やれやれ げんきの いい ようじょです

しかし こうも かんたんに よびすてに されるだなんて いげんが ないのでしょうか

わたしは ぶらんこの いきおいが つよまってきたので

ちょっと おとなの いげんを みせつけるため かっこよく とびました

|  ^o^ |「とうっ」

(*゚∀゚)「!?」

しかし ちゃくちに しっぱい してしまいした

ふじちゃく です

わたしは がんめんを じめんに つよく うち

じゃりで かおの かわが こすれました

| メメ^o^メメ|「ぐぁあああああああああああああああああああああああああああ」

(;゚∀゚)「だ 大丈夫か!? ブーム!?」



なんという ことでしょ

わたしの はくじの ような はだが すりきれて しまいました

|  ;o; |「いたい です」

(;゚∀゚)「そりゃ痛いよ! 出来ないなら飛ぶなよ!」

ようじょが せいろんを とばします

まったく ませた ようじょです

ようじょは ぽけっとから てぃっしゅを とりだすと

みずに ぬらして わたしの かおを ふいてくれました

このようじょは いいようじょ ですね

|  ^o^ |「ありがとう ございます」

(*゚∀゚)「アヒャヒャヒャ! もう無茶すんなよ!」

ちょっとしみましたが わたしの かおは だいぶ ましに なりました

|  ^o^ |「いけめんふぇいすが くずれなくて よかったです」

(*゚∀゚)「だからブーム イケメンじゃねーって!」

しつれい です



わたしは ようじょに いいました

しかし ようじょは むくれた かおのまんま こたえようと しません

|  ^o^ |「どうしたのですか」

(*゚∀゚)「帰りたくないんだ」

|  ^o^ |「はやくしないと がっこうへ いこうが はじまって しまいますよ」

(;゚∀゚)「もう終わってるよ! 別に見たくないし!」

|  ^o^ |「そうですか」

ようじょというのは よく わかりません

(*゚∀゚)「ブームは家に帰らないのか?」

|  ^o^ |「いえが ありません」

(*゚∀゚)

|  ^o^ |「でも いつかのっとります」

(*゚∀゚)「の 乗っ取る……? よくわらかないけど 頑張れよ……」

|  ^o^ |「はい」



(*゚∀゚)「ブームはここで暮らしてるの? ホームレスの人なのか?」

|  ^o^ |「いいえ ねんしゅう いちおくの しさんかです」

(*゚∀゚)「そういうの悲しい嘘って言うんだぞ」

|  ^o^ |「きみは かなしいことを いうこ ですね」

まったく こどもというのは えんりょを しりません

わたしは だんだん ねむくなってきたので ふとんを さがすことに しました

|  ^o^ |「よいしょっと」

(*゚∀゚)「それ新聞紙? どーすんの?」

|  ^o^ |「かぶると けっこう あったかいのです きみも おぼえておくと しょうらい やくにたちますよ」

(*゚∀゚)「その知識が役に立つような大人になりたくないよ……」

|  ^o^ |「きみは かなしいことを いうこ ですね」



わたしは かなしい きぶんに なりました

たくさんいた りあじゅう たちも いつのまにか いなくなっています

おそらく べつのところにいって いちゃいちゃ しているのでしょう

|  ^o^ |「つーさんも へんたいに つかまらない うちに かえると いいでしょう」

(*゚∀゚)「ブームは ここで寝るの?」

|  ^o^ |「たたかいに そなえて ねむります せんしの きゅうそくと いうやつです」

(*゚∀゚)「ふぅん…… 明日もここにいる?」

|  ^o^ |「わかりませんが のっとれなかったら いるでしょう」

(*゚∀゚)「そっか……」

ようじょは すこし うれしそうにすると 

わたしに しんぶんしを かけてくれました




|  ^o^ |「ありがとう ございます」

(*゚∀゚)「んーん とりあえずオレも今日は帰るよ またね」

|  ^o^ |「それが いいでしょう」

(*゚∀゚)「ブームも 社会を憎まないで頑張れよ!」

|  ^o^ |「ことばが むねに つきささります」

ようじょは わらって こうえんを さって いきました

わたしは ゆうたろうのいえに どうやって はいりこむかという けいかくと

くーさんに どうすれば ふりむいてもらえるのか

かんがえながら ゆっくりとねむりに つきました

いまは なつなので しんぶんしでも わりと よゆうで すごせます

なつば おいしいです



あさに なりました

|  ^o^ |「おはよう ございます」

わたしは おきあがると

まず こうえんの すいどうで かおを あらいました

あたまも あらいます みだしなみは たいせつ なのです

それから ふくの じゃりを はらうと らじおたいそうを はじめました

|  ^o^ |「おいっちにー おいっちにー」

あたらしい あさが きた

きぼうの あさだ

こえに だして うたっていると みちの むこうに くーさんを はっけんしました


川 ゚ -゚)


|  ^o^ |「あっ くーさんだ」



わたしは おどる こころを おさえながら

くーさんの ところに はしって いきました

|  ^o^ |「くーさーん」

川 ゚ -゚)「…………」

しかし くーさんは きづいて いないのでしょう

わたしのこえは むしして いってしまいました

|  ^o^ |「おーい おーい」

こんなに おおきな こえを だしているのに きづかないなんて

くーさんは すこし みみが わるいのかも しれません

(*゚∀゚)「ブーム 何やってんの?」

すると となりから ききおぼえのある こえが かかりました

さくばんの ようじょ です

|  ^o^ |「やぁ おはよう ございます これから がっこう ですか?」

(*゚∀゚)「うん!」




ランドセルを せおった ようじょは にっこりと わらいましたが

わらった かおのうえには おおきな がーぜが くっついていました

きのうは なかった ものです

|  ^o^ |「おや そのかおは どうしたのですか?」

(*゚∀゚)「あ これ? ちょっと転んじゃって……」

|  ^o^ |「よみちを うろつくと あしもとが みえなくなりますからね」

(*゚∀゚)「アヒャヒャ! そうだな! 気をつけるよ」

ようじょは わらいながら ちこくするからと いって

はしって いきました

|  ^o^ |「こどもは むじゃきで よいですね」

わたしは おおきく のびをして ゆうたろうの いえに むかいました

そろそろ かぎも あいているかも しれません




|  ^o^ |「おはよう ございます」

| ^o^ |「また 来たんですか」

|  ^o^ |「ぼくたちは せいしゅん あみーご でしょう」

| ^o^ |「違います」

|  ^o^ |「しー おーれたちは いつでーも」

| ^o^ |「歌わないで下さい 近所迷惑 でしょうが」

ごていねいに ちぇーんろっく まで かけている ゆうたろうに

ぼくは すくなからず いらだちました

|  ^o^ |「いえに いれて ください」

| ^o^ |「いやです」

|  ^o^ |「なぜ ですか」

| ^o^ |「冷蔵庫を 荒らすからです」



|  ^o^ |「では もう あらしません」

| ^o^ |「その言葉を聞くのは これで58回目 です」

|  ^o^ |「ちがいます 62 かいめ です」

| ^o^ |「かえれよ」

なんて こころの せまい おとこでしょう

わたしは くいさがり とびらの あいだに くつを はさみました

うんどうぐつなので しめられると いたいです

|  ^o^ |「いれてくれないと ひどいですよ」

| ^o^ |「どう 酷いのですか」



そういって ゆうたろうは とびらを しめてきました 

いたい いたいです あしが いたい

|  ^o^ |「ひどいことは やめなさい」

| ^o^ |「君はどうして そう 会話に一貫性が ないのですか」

|  ^o^ |「これいじょう ひどいことを すると きみが じつはほもだというデマを ふいちょうします」

| ^o^ |「なぜ」

|  ^o^ |「きみの ごきんじょでの ひょうばんが ちに おちるからです」

| ^o^ |「嫌がらせじゃ ないですか」

|  ^o^ |「ふふふ それがいやなら いえに いれなさい」

| ^o^ |「そろそろ 警察をよびます」

|  ^o^ |「さよなら」



こっかのいぬを ひきあいに だされては さすがの わたしも

かえらざるを えません

なぜなら やつらは わたしのような やからを めのかたきに します

いぜん まいほーむを こわされましたからね

|  ^o^ |「おのれ おぼえていなさい」

| ^o^ |「10分後には 忘れます」

|  ^o^ |「おのれ おのれ」

ゆうたろうは むじょうにも とびらを しめて しまいました

まったく ほんとうに いとこなのか ぎもんに かんじてきました

くやしいのう くやしいのう

しかたなく わたしは こうえんに もどる ことに しました





|  ^o^ |「おや」

こうえんにもどると ようじょが ぶらんこに ゆられていました


(*゚∀゚)


|  ^o^ |「おやおや」

ようじょは わたしに きづくと おおきく てを ふりました

(*゚∀゚)「あっ ブーム」

|  ^o^ |「やぁ がっこうは どうしたのですか」

(*゚∀゚)「アヒャヒャ インフルで学級閉鎖になったんだよ!」

ようじょは わらって ぶらんこから とびおりました

ちゃくち しっぱいは しません

わたしよりも かっこうよく ちゃくちしたので すこし くやしいです





|  ^o^ |「うまいですね」

(*゚∀゚)「プロだかんなー!」

|  ^o^ |「なんの ぷろですか?」

(*゚∀゚)「公園のプロ! ブランコのプロー!」

|  ^o^ |「すごい です」

ぱちぱち と はくしゅを して ほめると

ようじょは うれしそうに にっこりと わらいました

|  ^o^ |「おや」

(*゚∀゚)「ん?」

|  ^o^ |「あし どうしたのですか あざに なっています」

あさは なかった あおあざが ようじょの ひざこぞうに ありました

わたしが してきすると ようじょは なんでもないように いいます

(*゚∀゚)「あぁ これ? ちょっとぶつけちゃってさー! オレ ドジっ娘なんだよ!」





|  ^o^ |「なんという もえぞくせい わたしが へんたいなら すいえん じょうたいです」

(*゚∀゚)「ブームはよだれ垂れてても全然違和感ねーよ! 大丈夫だよ!」

|  ^o^ |「それは ふぉろーですか」

(*゚∀゚)「そうだ! 空気の読める子だからな!」

なんの ふぉろーか わからないです

|  ^o^ |「しゃくぜんと しませんが ありがてう ございます」

(*゚∀゚)「いーっていって!」

ようじょは これから しばらく こうえんで あそぶつもりらしく

わたしは ようじょと おにごっこを することに なりました

しかし 15ふんほど おいかけまわしたところで こっかの いぬが

わたしを おいかけに きました ふぁっく



こっかのいぬは わたしを しつもんぜめに します

(’e’)「年は? 職業は? 家は?」

|  ^o^ |「もくひけんを つらぬきます」

(’e’)「貫けてないからね 今喋ってるからね 君もこんな変な人と遊んじゃダメだよ」

(*゚∀゚)「………………でも」

(’e’)「家どこ? おじちゃんが送ってあげるからね はぁはぁ」

|  ^o^ |「おまえの ほうが へんたい ぽいです」

(’e’)「なに? 留置所いきたいの?」

|  ^o^ |「すみません」

(*゚∀゚)「ブームは友達だよ」

(’e’)「大人は汚いからね 友達とかいってお嬢ちゃんをさらったら危険だよ」

なんと ゆめの ないことを ようじょに いうのでしょう

まったく これだから こっかのいぬは きらいなのです



(’e’)「で? あんたは こんな昼間から何してるの?」

|  ^o^ |「おにごっこです」

(’e’)「……悲しくないの? 家は?」

わたしは ゆうたろうの じゅうしょを つげておきました

ざまぁ です

(’e’)「まぁいいけど これからはあんまり誤解されるようなことしないようにね」

そういうと こっかの いぬは わたしと ようじょを かいほう しました

たらこくちびるな こっかの いぬは ようじょを いえまで おくりとどけることに

ひっし でしたが

ようじょは かたくなに きょひ したので それは なしに なりました

ざまぁ です





(*゚∀゚)「ごめんなー オレのせいで」

|  ^o^ |「わりと にちじょうてきに あることなので だいじょうぶです きにしません」

(*゚∀゚)「に 日常的にあるのはだめだろ……気にしようよ」

もっともです

わたしは ようじょと てを つなぎながら あるいています

|  ^o^ |「これから わたしは もういちど いとこのいえに きしゅうを かけようとおもうのですが」

(*゚∀゚)「ふぅん」

|  ^o^ |「きみも きますか?」

(*゚∀゚)「……いっていいの?」

|  ^o^ |「はい」

(*゚∀゚)「…………! いく!」

ようじょは うれしそうに にっこり わらいました

わたしは ろりこんでは ないですが このこは かわいいと おもいます

きっと ゆうたろうも そう おもうでしょう

そして いえに いれて くれるでしょう



| ^o^ |「きみも 懲りませんね」

|  ^o^ |「よみがえるふしちょう…… ふぇにっくすとでも よんでください」

| ^o^ |「厨ニか いやです」

あいもかわらず ばかの ひとつおぼえのように ゆうたろうは とびらに

ちぇーんろっくを かけていました

まったく わんぱたーんな やからです

(*゚∀゚)「アヒャー! このひとが いとこのゆうたろうか!?」

|  ^o^ |「そうですよ」

| ^o^ |

しかし ようじょが かおをだしたとたん ゆうたろうは かたまりました

|  ^o^ |「いえに いれてくれないのです」

(*゚∀゚)「そっかー ブーム不審者っぽいもんな! しょうがねーよ!」

|  ^o^ |「きみは ひどいこ ですね」





| ^o^ |「………… ブーム」

|  ^o^ |「なんですか」

| ^o^ |「ついにやってしまったのですか」

|  ^o^ |「なにを ですか」

| ^o^ |「いくら 女性にもてないからと いって 幼女に 手を出すほど 落ちていただなんて」

なにを いっているのでしょう このばかは

いいから はやく いえに いれなさい

そして こうちゃと おかしを ふるまいなさい

|  ^o^ |「ただの ともだちです」

(*゚∀゚)「そうだ! 友達だ! 家にいれろー!」

| ^o^ |「きみが そんな犯罪者になってしまっただなんて 私もう 公務員になれないじゃないですか」

|  ^o^ |「めざしていたのですか」

| ^o^ |「実は」




なんて けんじつな しょうらいの ゆめを たてている やつでしょう

まったく つまらない おとこです

|  ^o^ |「きみには むりです あきらめなさい」

| ^o^ |「うるさい 無職が」

|  ^o^ |「それに わたしは はんざいしゃじゃ ありません」

| ^o^ |「ほう」

|  ^o^ |「さきほど けいさつに つかまりましたが ちがいます」

| ^o^ |「アウトじゃ ないですか」

|  ^o^ |「いえの じゅうしょは ここのじゅうしょを いっておきました」

| ^o^ |「そろそろ いとこの 縁を 切ります」

|  ^o^ |「やめてください」

(*゚∀゚)「…………なー おなかすいたー」

| ^o^ |

ようじょが おなかを おさえて ゆうたろうに はなしかけました

いいぞ そのちょうしです



|  ^o^ |「そうです おなかが すきました」

| ^o^ |「しりませんよ」

(*゚A゚)「う……」

|;^o^ |「…………え」

|  ^o^ |「うふふ うふふ こどもを なかせるなんて ひどい やつですね ゆうたろう」

|;^o^ |「泣いてないじゃ ないですか」

|  ^o^ |「いつでも なく じゅんびは できてます ねっ」

(*゚∀゚)「おう! がんばる!」

そういって わたしたちは なきました

|  ;o; |「えーん えーん」

(*;∀;)「えーん えーん!」

|;^o^ |「おのれ 孔明……!」

これぞ さくせんがち という やつですね




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