(;^ω^)「ここは……」

何かがおかしい、今日僕は普通に寝たはずだ。
僕は内藤ホライゾン、今日も友達と一緒に学校へ行った。
くだらない授業を受けた。
帰りにゲームセンターに寄った。
晩御飯にはオムライスを食べた。
その後お風呂に入って、サッカーを見ていたんだ。
そうしたらカアチャンに怒られたからいそいでベッドに入った。
そしてクラスのあの子の事を考えながら眠りについたんだ。

じゃあコレは何なんだ?

生温い鎧、響く爆発音に轟く悲鳴や怒号。

僕は今戦いの真ん中にいた。



  ( ^ω^)ブーンの心が世界を左右するようです




ブーンの元に一人の男が走ってくる。

(=゚ω゚)ノ「へへ、兄ちゃん頂き!」

(,,゚Д゚)「させるかっ!」

自分の真上で剣と剣が交錯した。
短く高い、それでいてとても大きい音がした。
こんな音聞いた事がない……
本気で重い鉄同士をぶつけ合う音。

鎧が擦れる音、鉄の脚が大地を重く踏みしめている。

(;^ω^)(ちょっとちびったお……)

座り込んだまま怖くて動けない。
何をやっているんだこの人たちは?

(=゚ω゚)ノ「このッ!!」

男の一人が思いっきり剣を振ってもう一人の頭にぶつけた。
ガーンとありえない音がしたにも拘らず、
殴られた方の男は踏み止まる。

(=゚ω゚)ノ「気絶しないのか!?」

(,,゚Д゚)「悪いな」

瞬間短い鉄の音がする。


  ガンッ

(,,゚Д゚)「!?」

瞬間男がふっ飛ぶ、何が起きたか全然理解できない。そもそも理解しようという思考が無かった。

(=゚ω゚)ノ「ナイス」

(´<_`)

振り向いた先にはこちらに弓を向ける男の顔があった。どうやら兜に石の弓を的中させたようだ。
相当の力でぶつけたのだろう、そうでないと石で人をふっ飛ばすことなんて出来やしない。

(=゚ω゚)ノ「もう一発喰らっとけ!」

さらに一度大きな鉄のぶつかる音が響いた。が、それでも踏み止まる男。

(;゚Д゚)「投具とは……まったく、主に当たったらどうする気だ……」

鎧ごしとはいえ二度も思い切り剣をぶつけられたのだ、踏み止まったとはいえ男の顔は辛そうだ。
自分なんかじゃ一発目で間違いなく脳震盪を起こしていただろう。
鎧があるから大丈夫なのでない、鎧ならではのダメージがそこにはある。
確かに鎧が無ければ一撃目で顔が無くなっていたのだろうが。

(=゚ω゚)ノ「そんなミスはしないさ――」

瞬間、ギリギリ踏み止まり辛そうにしていた男が一歩踏み出した。
そして剣を相手の喉元に突き出す。
首が人形のようにガクンと上向きになり、男の体は宙に浮いた。



  
ガジャンと表現すればいいのか、いまだ聞いた事の無い金属音。
そして見たことも無い金属の固まりが大きな弧を描いて落ちた。
耳が痛い、何なんだこの甲高い金属音ばかりの世界は。

宙を舞った男はずっと倒れたままだ、気絶したのだろう。

(´<_`)「ちっ……」

舌打ちしながら弓を持っていた男が剣を拾い駆けて来る。
駄目だ、鎧もせずに来たら……死んでしまう!

(;^ω^)「……ッ!!」

また金属同士の音が炸裂した。何も言えない。怖いんだ。
僕はこの場がすごく怖いんだ。
どうして自分には殺意が向けられないのかとか、
そもそもどうして殺しあっているのかとか……分からない事が多すぎて怖いんだ。

(;^ω^)(アナリスク以来の恐怖だお……)

辺りを見渡してもそこには木々しかなく、ここがどこか分からない。

ξ゚听)ξ

(;^ω^)「……ッ!!」

そこに女の子がいた。
驚いて目を合わせると、こっちに来いとジェスチャーされた。




(,,゚Д゚)「悪いが負けらんねぇんだゴルァ」

辺りに散布される血、人はこうまで多くの液体で成り立っているものなのだ。
相手を真っ二つにすると同時、とうとう男は倒れた。
頭が激しくくらくらする。

(`_ゝ´)「チャンスだ、ギコを討ち取れ!」

(´ー`)「サセネーヨ」

(;`_ゝ´)「チッ……!」

(,,゚Д゚)「悪いな」

(´ー`)「カマワネーヨ」

倒れた男を守るように、一人二人と前に立つ。

(;`_ゝ´)「これは……退却かな?」

さすがに分が悪いと見たか、その一言を合図に一時退却したようだ。
鎧を着たまま倒れている男を連れて行く事も忘れない。



  
残った一軍は安心した息を吐いた。

(,,゚Д゚)「まだ頭いてぇそゴルァ」

(´ー`)「シラネーヨ」

(,,゚Д゚)「そんな事より、まずは主を……!」

その場に内藤の姿は無かった……。

(;゚Д゚)「主は……?」

(´ー`)「シラネーヨ」

その場には、一人の男の死体だけがあった。
心音にあわせて血を噴き出す、ドックン ドックンと……。

(,,゚Д゚)「とりあえず"心の主"が現れたとショボンさんに報告だ!」



  
僕は無意識に、一人の女の子の後を追っていた。
別に興味があったとかではない、純粋に怖かったあの中で一人、
明らかに傍観者としていることが出来ていたから追ったんだ。
傍観者でいられるという事はあの二人が戦う理由を知っているという事、
今日の僕は冴えている。

(;^ω^)「ちょwww待つお!」

ξ゚听)ξ「……」

地の利があるのか、女の子はどんどん離れていく。
仕方がない、本気で走るしかない。

肘を伸ばして左右に広げた。

⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン

下着泥棒で鍛えたこの足をなめてもらっては困る。
見る見る女の子が追い付く。
よし、あと少しだ。


  バシイィ


(;゚ω゚)「おおおおおぉおおぉぉぉおぉ!!!1!」



  
自分の足には小動物用の罠がしっかりと喰いついていた。
痛みにバランスを崩し、そのまま大きく転んだ。

体を伸ばしたまま横向きに3回転くらいの大車輪でその場に倒れる。

( 'ω`)「お……お……」

体中数か所を転んだ衝撃で怪我した。
そして打ち付けたために腰や肩も痛い。
そしてそれ以上に罠にずっと噛み付かれている右足が痛い。

( 'ω`)「やっぱり僕は負け犬人生だお……
  きっとツンのスク水を盗んだ罰なんだお……」

いつもそうだ、しぃちゃんのパンツが無くなった時も僕のせいにされた。
本当に自分が犯人とはいえ、証拠も無く決め付けられてショックを受けた。

ツンがストーカー被害にあっていると聞くや僕が犯人扱いされた。
僕は遠距離から行動を監視しているから間違いなく違うのに……。

その時突如、体に激痛が走った。

(;゚ω゚)「おおおおおぉおおぉぉぉおぉ!!!1!」



  
ξ゚听)ξ「うるさいわね、男の癖にわめくな、女々しい」

気付いたらさっき逃げていた女の子が罠を外そうとしてくれていた。
よく見るとこの子、ツンと似ている。

ξ#゚听)ξ「何これ、全然取れないわね……」

(;゚ω゚)(痛いけど我慢だお……せっかく取ってくれているのに……)

右に捻ったり左に捻ったり……どんどんと傷口が大きく開いていく。
痛い、痛い、痛い、痛い……。
アナルに島唐辛子を突っ込んだあの夏が蘇る。

ξ#゚听)ξ「もームカつくわね!!」

そう言って女の子は僕の足ごと罠を蹴った。

(;゚ω゚)「アーッ!!!!!」



  
/ ,' 3「いや、その節は申し訳ないことしたね」

( 'ω`)「まったくだお、ケツ毛に火をつけた時以来久しぶりに走馬灯見たお」

ξ゚听)ξ「だから謝ってるでしょ、グチグチと男らしくない」

( 'ω`)「自慢じゃないけど自覚してるお」

僕はあの後もがき苦しみながら一つの集落に来ていた。
古く寂れた所だ、住んでいる人も相当少ないのだろう。

/ ,' 3「とりあえず"心の主"よ始めまして、私がこの集落の長の新巻です」

ξ゚听)ξ「私はツンデレよ、別によろしくしなくてもいいけど」

( ^ω^)「重大キャラktkr! 僕は内藤だお、始めましてだお」

ξ゚听)ξ「アンタ今私のこと無視したわね?」

(;^ω^)「よろしくしなくてもいいって……」

ξ゚听)ξ「アンタもてないでしょ?」

(;^ω^)「否定できないお……」



  
/ ,' 3「これツンデレ、"心の主"に向かって……止めなさい」

ξ゚听)ξ「分かったわよ、おじーちゃん」

( ^ω^)「さっきから"心の主"って何だお?」

/ ,' 3「アナタのことですよ」

( ^ω^)「僕は内藤ホライゾンだお、"心の主"なんて名前じゃないお」

/ ,' 3「いえ、アナタのような存在をここではそう言うのですよ」

( ^ω^)「kwsk」

/ ,' 3「とりあえず今アナタがどこにいるかという事から説明しましょう」

どうやら悪い人たちではないようで安心した。
正直アナルに拷問でもされたらどうしようかと思っていた。
話しの通り、まずはここがどこかという事から教えてもらおう。
そしてどうしてあの人たちは戦っていたのか、まるで僕を取り合うように……。


  
/ ,' 3「ここはニューソクという世界です」

( ^ω^)「名前なんてどうでもいいお、kskするお」

/ ,' 3「ここでは内藤、つまり"心の主"が絶対の存在なのです」

( ^ω^)「よく分かんないお」

/ ,' 3「おそらくアナタがこの世界に現れた場所で、
  すぐさま戦いが始まったと思うのですが」

( ^ω^)「そうだお、驚いたお」

/ ,' 3「あれはアナタを争奪するための争いなんですよ」

(;^ω^)「そういう趣味はないお……掘られるのは勘弁だお」

/ ,' 3「いえ、"心の主"をどちらの国が招き入れるか……その争いです」

( ^ω^)「招き入れる……のかお?

招き入れるといわれても全然ピンと来ない。
招き入れる理由だ、それが足りていないのだこの話に。



( ^ω^)「どうして僕を招き入れるかで争うんだお?」

/ ,' 3「とりあえずこの世界の話をしましょうか」

( ^ω^)「おk」

/ ,' 3「この世界には今、3つの勢力があります。
  まずここ、我々のいる中立国であるVIP。
  そしてショボンが治めるバーボン。
  最後にドクオが治めるドクシンです」

ξ゚听)ξ「さっきアナタを奪い合っていたのが他の二国よ。
  私たちは基本的に否戦争派だからね」

( ^ω^)「なんとなく把握したお」

/ ,' 3「それでこの世界にはオマエさんのような者が時折来るんじゃよ。
  それを"心の主"と呼んでいる、この世界の命運を司っている絶対の存在」

( ^ω^)「それがよく分からないお」

そこに一人の男がやってきた。

( ゚∀゚)「新巻のじーさん、もうバーボンのやつらが来たぜ?」



(´・ω・`) 「始めましてかな? バーボンの長であるショボンです」

( ^ω^)「始めましてだお」

(´・ω・`)

( ^ω^)「……」

ふと親友のショボのことが頭を掠めた。
似ている……そう思った。
ショボは僕の限りあるリアル友達の一人だ。
賢くてクラス委員長もしている、そしてイケメンだ。
僕も何度もクラスの話し合いでお世話になっている、
当然パンツ泥棒の時も例外じゃない。
その度に彼からはアナルに酷いお仕置きを加えられたものだ。
アナルにイヤホンをぶち込んで粉雪を大音量でかけられたことは記憶に新しい。
彼とはそれほど深い仲なのだ。



(´・ω・`) 「アナタが"心の主"ですか?」

( ^ω^)「みたいだお、内藤ホライゾンといいますお」

(´・ω・`) 「改めて、私はショボンといいます。
  先ほどのドクシンとの戦いでは我々が勝利したとみなし、
  私自ら迎えに参りました。
  よろしければバーボンへ来ませんでしょうか?」

(;^ω^)「突然言われても困るお」

/ ,' 3「行ってくるといい」

(;^ω^)「!!」

(´・ω・`) 「おや、抵抗するなら……と考えていましたが協力的ですね」

/ ,' 3「ワシらはもともと戦う気なんてない、
  バーボンへ行って詳しい話を聞いてくるとええ」

(;^ω^)「……分かりましたお」

お言葉に甘え、素直にバーボンへ向かうことにした。
行く途中に護衛が何人とつき、お尻が酷くむず痒かった。



  
(,,゚Д゚)「主、私のことを覚えておられますか?」

( ^ω^)「戦っていた人だお、強かったお」

(,,゚Д゚)「光栄です」

(;^ω^)「そんなかしこまらなくても……」

すごい護衛の数、そして人々が自分に頭を下げる。
これから何が起きても安心だ、アナルを守るケツ毛といったところか。

( ^ω^)(肛門様ktkr!)

自分にひれ伏す人々、慣れると気持ちいいものだ。
アナルにコーラを注入した時を思い出してしまった。
慣れた後のあの快感は何事にも変えがたい。

そうこうしている内に、バーボンについた。



  
期待していたそれよりもずっと廃れた所だった。
国、そしてその国王がいるんだからお城くらいを想像していたが普通の農村だ。

( ^ω^)「……」

(´・ω・`) 「期待はずれですか?」

( ^ω^)「そんな事ないお」

(´・ω・`) 「いいですよ、これから発展していくのですから」

( ^ω^)「頼もしい国王様だお」

(´・ω・`) 「やらないか?」

( ^ω^)「だが断るお」

(,,゚Д゚)「ショボンさん、主はオレの家で預かってもいいか?」

(´・ω・`) 「そうだね、"心の主"の説明もついでに頼むよ」

(,,゚Д゚)「把握した」



  
男の名はギコといって、剣の腕は天下一品だと自負していた。
実際強かったからあながち嘘でもないと思う。

(,,゚Д゚)「何かあったら言ってくれ、いつでも力になるぜ」

( ^ω^)「テラ頼もしいお」

自分なんて自慢できることといったらおしくらまんじゅう無敗な事くらいか。
家に入ると奥さんだろう綺麗な人がいた。
妊娠しているのか、そのお腹は大きく出ていた。

(*゚ー゚)「あらアナタ、心の主様ですか?」

(,,゚Д゚)「そうだゴラァ」

(*゚ー゚)「それじゃあ勝ったんですね、おめでとう」

(,,゚Д゚)「それよりも主様を迎えてやってくれ」

(*゚ー゚)「はいはい」

そして椅子に座らされると、茶を出された。
正直あまりおいしくなかった。

(*゚ー゚)「この町は廃れているでしょう?」

( ^ω^)「でも人が優しいお」

(*゚ー゚)「あらあら、嬉しい事言って下さいますね」



  
( ^ω^)「それより早く心の主についてkwsk三行で説明して欲しいお」

(,,゚Д゚)「オレが
   せつめい
   しよう」

( ^ω^)「把握した」

(,,゚Д゚)「とはいえ何から話すればいいのか……とりあえず疑問を聞いていいか?」

( ^ω^)「どうして僕が心の主とやらになったのかお?」

(,,゚Д゚)「すまんがそれはオレにもわからねェ」

( ^ω^)「だったらどうして心の主を取り合うのかお?」

(,,゚Д゚)「それは簡単だ、心の主の気を引くためだよ」

( ^ω^)「僕のかお?」

(,,゚Д゚)「先に言うと、これから正直にオレが話するのも気を引くためだ。
   そしてそれを先に言うのも主の気を引くためだ」

(;^ω^)「分かるような分からないような……」

(,,゚Д゚)「主の気を引こうとするヤツはこの先我々バーボン国だけでなく
   ドクシン国でも沢山いると思う。
   だから一応警戒してもらう意味で先に言っておくんだぞゴラァ」



  
(;^ω^)「とりあえず"心の主"の説明を頼むお」

(,,゚Д゚)「"心の主"というのは絶対の存在で、そのままその者の心がこの世界を左右するんだ」

( ^ω^)「さっきも似た事言われたお」

(,,゚Д゚)「つまり、"心の主"に気に入られた国が段々勢力を、力をつけるんだ」

( ^ω^)「……つまり互いに力をつけるため、戦いに勝つために僕の気を引くのかお?」

(,,゚Д゚)「そうだ」

( ^ω^)「何で争うんだお? 仲良くすればいいお?」

(,,゚Д゚)「意見の食い違いだ、我々バーボン国は子供を立派に育てようと努力しているが、
   ドクシン国では子供を遊ばせているだけだ。
   あれでは今後国が成り立つはずが無い、悪いが一緒にやっていけない」

( ^ω^)「だったら逆に、両方が僕との係わりを断てばいいお」

(,,゚Д゚)「『我々は"心の主"と係わっていません』と言うのは簡単だが相手がそれを信じれるか?
   言った通り"心の主"の気を引きさえすれば、子供が遊んでいてもその国は発展するんだ。
   ドクシン国は喉から手が出るほどアナタの気を引きたいはず……我々はあちらを信じていない」

( ^ω^)「……」



  
(,,゚Д゚)「主にとっては随分勝手な話だと思います、しかしそれが事実です。
   ドクシンとの唯一の協定は、主が相手国に行きたいと言い出してもそれを止めないことです。
   だから主は比較的自由に動いて、我々だけではなくじかにドクシン国を見てもらって構いません」

( ^ω^)「あの戦いは始めに招待する国を決める戦いだったのかお?」

(,,゚Д゚)「そうです、我々が勝ったからとりあえず主には我々の国に来て頂き、
   このように主の説明をさせて頂きました」

(*゚ー゚)「とりあえずよければ今日はここに泊まっていきませんか?」

( ^ω^)「そうさせていただくお」

(,,゚Д゚)「よし、それなら今日はゆっくりとしてもらおうか。
   早くお布団を用意しろ、主は疲れているだろうから」

(*゚ー゚)「はいはい、あなたはいつも口ばっかりね」

(,,゚Д゚)「剣の腕もあるぜ?」

(*゚ー゚)「だったらその腕で洗濯物して下さいよ」

(,,゚Д゚)「任しとけ! あ、主さんはゆっくり休んでいてくれ」

( ^ω^)「ありがとうだお、そうしますお」



  
−−−−一日目・夜

( ^ω^)(ギコっていう人は何も包み隠さず、やましい気持ちが少なからずあることまで
   ちゃんと話してくれたお……すごく信頼できる良い人だお)

(;^ω^)(でもここでこの国に気持ちが傾くといけないんだお、
   明日はドクシン国っていう方も見に行ってみるお)

心を動かしてはダメだ、そう思っても気持ちなんてコントロールできない。

( 'ω`)(それに、ギコさんが優しくしてくれるのは自分が"心の主"だからかもしれないお。
   自分が"心の主"じゃなかったらきっとこんなにも優しくしてくれないお……)

嬉しさの反面、生まれてくる猜疑心。
相手を信じることは心を動かすことだろうか?
相手を疑うことは心を動かすことだろうか?

心を動かしてはいけない、そう思うと相手を信じることが出来なくなりそうだ……
なのに疑うことは出来る、人間とは意外に醜い者だなと思った。



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