lw´;‐ _‐ノvし、しかしこれは・・信じられる・・のか・・?

(ФωФ)おぅおぅおぅおぅ、信じてくれ給えお姫様
色々と心配事があってのう、訳あって観察していたのである
こっちに来て少し雑談でもしようではないか楽しいぞ〜

確かにロマネスクの語ったことは当たっていた
正直、この程度で本当に信じて良いものかどうか迷った
また裏切られるのではないかという思いがあり、怖かった

でも、魅力があった
信じても良い、と思える魅力があった
初めてハインに会った時の感覚と似ている

(ФωФ)信頼してくれたかの?
丁度良い機会だろうし、会話相手も居なくて暇であったしのう

口髭を撫でながら厳かな目で私をじっと見る
深く刻まれた皺のある顔は、ちょっと怖めのお爺さん

lw´;‐ _‐ノvま、まだ少し怖いが・・ちょっとだけ・・
ハインに似てるところもあるし・・な、何かよく目的がわからんが・・

(ФωФ)んん、仕方がないであるなー
最近、裏切られ裏切られの経験しとるからな君

lw´;‐ _‐ノvう、うむ・・嫌な人生だ

何とはなしに会話が始まる
二回目の、死人との会話


(ФωФ)でもなぁ吾輩だってそれなりに不幸な経験をしてきたぞ?
家系的に血生臭いのなんのってもう妻には先立たれ、子供も殺され・・
嫌な血統であるよマジでマジやんなっちゃう

lw´‐ _‐ノvえっ・・そ、そうなのか・・?
というか凄惨な出来事をそんなノリで済ますのかお前は・・

(ФωФ)いや、もうヘコみにヘコんだわ妻死んで半年で髪の毛真っ白くなっちゃったである
まー相当前のことだし、君には関係の無いことであるから深く考えんでよい
そんな人間もいる、っつーことで覚えといてくれ

lw´‐ _‐ノv厄も持ってないのに私以上だなぁ・・

(ФωФ)うむ・・あ、補足情報として今のハインが死んだ妻の生き写しでのう
もう可愛いのなんのって・・やばい爺ちゃんマジヤバイ
孫娘にプロポーズしそうになって爺ちゃんマジヤバめ

lw´‐ _‐ノvあ、そう・・ふぅん・・

(ФωФ)もっと過激にリアクションせんかい、若いんだから

lw´‐ _‐ノvいや、何か段々胡散臭く見えてきた・・思ってたのと大分違う・・

(ФωФ)ギャップ萌えって奴?

lw´‐ _‐ノv誰が萌えるかアホ

(ФωФ)がびーん


(ФωФ)とにかく怖がってくれなくなって良かったである
あんまり優しい顔しとらんもんでなぁ

lw´‐ _‐ノvむっ・・でも私、お前のことはあんまり好きじゃないぞ
トソンの人生を滅茶苦茶にした辺りは嫌いだっ

私がロマネスクを恐ろしい人物だと思い描いていた原因はトソンにある
根が優しい人間だったから良かったものの、ハインに復讐する程に怨んでいたトソン
そのためか、かなりの邪悪な人間だとずっと思いこんでいた


(ФωФ)あー、あの嬢ちゃんであるか・・
面白い巡り合わせであるよなぁ今やハインと仲良しじゃないか
本人はまだ素直に認められないみたいであるが

lw´‐ _‐ノv全然面白くは無いぞ!色んな人の人生を狂わせたんじゃないのかお前は!

(ФωФ)何を言うか「戦場に立っている人間」がどんな形で死のうとも、
それを受け止めるのが家族の最低限の覚悟であろうが
そのことを怠ったのはその家族に責任がある戦後の補償はちゃんとしたしのう

lw´‐ _‐ノvし、しかし・・

(ФωФ)それに、自国の人間を殺したから相当怨まれているようだが、
吾輩にとっては自国も敵国も人間は同じ人間である
"国"の違いで自分の知らない人間に価値などつけてたまるかい
そんなもんはエゴd・・あっ、エゴだよそれは!

lw´;‐ _‐ノvむぅ・・


(ФωФ)どうせあのままだと、戦争は長引いて両国はもっと疲弊しておったしな
それに戦争を早く終わらせるという目的は達成出来た
吾輩は悪人なのであろうが、自分の所行に関して一度たりとも後悔したことはない

lw´;‐ _‐ノvうう・・駄目だ戦争は私にはよくわからん・・難しい
でもやっぱり良い気はしないぞ・・

(ФωФ)ほっほっほ・・確かに難しい問題であるなぁ
そもそも、日常の中で戦争を正しく推し量ることは不可能なのである
一般常識は、戦争に対しては無用の長物に成り下がるものなのだ
常識は麻痺し、それ自体が麻痺することを望み始める

lw´;‐ _‐ノvロマは命を大切だとか・・思わないのか・・?

(ФωФ)それは勿論、大切なものだとは思っておるよ
だが、日常と戦争では命の価値は全く別物に変容するのである
日常での人殺しと、戦争での人殺しは全く異質で別物なのだ
吾輩だって、背負った命の数が違うだけで一介の兵士と何も変わらんのである
殺した相手が自国と敵国、両方いたというぐらいの違いはあるがのう

(ФωФ)・・まぁ、多くの人間を苦しめ、数多くの悲劇を生み出したのは認めるがなぁ
理論武装したって、結局は悪人であるそれは否定せんよ

少し遠くを見つめ、昔を思い出すように語るロマネスク
お子様の私にとってはロマの考えを正しく理解するのは難しい
でも、いつもじゃ聞けないような話を聞けることは新鮮だ

(ФωФ)あぁでもやっぱり、一つだけ後悔したことあったなぁ

lw´‐ _‐ノv何やったんだ?


(ФωФ)吾輩が戦争で、いわゆる"悪魔"を使役していたことは知っておるだろう?

lw´‐ _‐ノvああ知ってるぞ、ハインから聞いた何でも凄い残虐ファイトだったとか・・

(ФωФ)そうそうその残虐悪魔集団
実は全員、見殺しにしてしまってなぁ

lw´‐ _‐ノvむ?み、見殺し・・?

(ФωФ)普通、悪魔はこの世界では3日も生きられんのだ
元々存在した次元の空気とは馴染まんのでなあ
連中にとっては綺麗すぎるんじゃよ、ここの世界は

(ФωФ)戦争中は、吾輩が別次元から重〜い負の気を垂れ流しておったからな
それで奴らは生きられてたんだが、戦後は止めてしまった
そしたら全員、すぐに死んでしまったよ

lw´‐ _‐ノv・・?また元の世界に戻してやれば良かったじゃないか

(ФωФ)いやー召喚は出来ても元には戻せんのだよ
何かもうそこまで術を開発する気力無くてなぁー

lw´;‐ _‐ノv何か複雑な気持ちだが、お前酷すぎないか・・動物保護団体から苦情くる勢いだぞ・・

(ФωФ)うむアレは流石に悪かったと思っておる吾輩自身、感覚が麻痺しとった
勝手に召喚して、勝手に利用して殺してしまったもんだからなぁ・・
ありゃ本当に悪かった


lw´‐ _‐ノvしかし、ロマの会話はやはりどろどろで血生臭いな・・ちょっと小難しい

(ФωФ)ん?そうかそうかそれはすまなかったであるな
どれどれ、明るい話題にでも変えようかのう
吾輩、君ともっといっぱいお話したいであるぞ

lw´‐ _‐ノvそうだなぁ・・ハインとクーの子供時代のことは気になるが・・

(ФωФ)おお!あの二人はな、一言でいってヤッバイぐらい可愛かったである!
すげぇ可愛くてもう本当に凄かったダブル天使マジ可愛い
特に二人で寄り添って寝てるところとか死ぬマジ死ぬヤベェ爺ちゃんヤベェ
何度脳梗塞で逝きそうになったかわからんマジパネェ、である

lw´‐ _‐ノvあー・・やっぱりこの話はやめておこう別のこと聞く

(ФωФ)あぁ、そう・・うん・・


この爺さん、もしや血みどろな話と孫の馬鹿話しか出来ないのでは
段々胡散臭さが増してきた本当に凄い人間なのか
個人的にはブルース・リーの方が上に位置している


lw´‐ _‐ノvしかし聞くといっても・・
いきなりだから何を聞いていいものか・・

(ФωФ)む、そうであるか・・アレだ、美味しい卵焼きの作り方とかでもいいのだぞ
泣き出した子供のあやし方とか・・

また音を立ててロマの威厳が崩れる
さっきまで死ぬほどびびってた私があほらしくなってきたじゃないか
なんだお前、主婦かお前の会話はエグいのと胸キュンなのと主婦系しかないのか
こういう庶民臭いところはハインとそっくりだ

lw´‐ _‐ノv・・!

と、ここに来て一つ思い出した
この間、神父と図書館で話したこと


lw´‐ _‐ノv・・ロマ、絵本とか描いた?

(ФωФ)お?・・おーおーおー!描いた描いた!
絵本な!死ぬ1年ぐらい前に描いたであるぞ!

言った途端に本棚を探し始めるロマネスク
故人とは思えぬ無駄な敏捷さ
こんなに無邪気な残虐お爺さんは初めてだ


(ФωФ)これこれ!出版しとらんからオークションに出せば多分高額であるな!
吾輩有名人だしのう!

lw´‐ _‐ノvハインならやりかねんな・・どれどれちょっと貸してちょ

幽霊なのに何故か普通に本を持ち上げ、私に手渡すロマネスク
手作り感溢れる表紙に、クレヨンか何かで描いたようなキャラクター


lw´‐ _‐ノv・・下手くそめ

(; ФωФ)へ、下手くそとか言うな!「味のある絵」と言え!
絵本は大体そんなもんである!

lw´‐ _‐ノvどんな本なんだい?
ペラペラ

(ФωФ)ほっほっほ・・悪魔の子供が、
人間のよい子な子供に色々な悪戯しようとする話じゃ
でも最後は紆余曲折あり、仲良しになってハッピ〜エンド!

なるほど、丁度三行で終わる物語をよくも何枚もの絵にしたものだ
味のある悪魔が、味のあるよい子に色々けしかける絵が何枚もある

しかしなるほど、確かに最後は手を握り合ってハッピーエンドだ


lw´‐ _‐ノv・・ロマと会話したり、これ読んだりしてて思ったが・・
やっぱり予想外だった血も涙も無い人間と思ってたが・・
ハインとクーがロマのことを慕い続けるのも分かるよ

(ФωФ)吾輩だって、ハッピーエンドが好きなのである
様々な悲劇を生み出してきた人間が言うのも何だが、
バッドな終わりは嫌いなのだ絵本にしても、現実にしても
とは言っても、一度として実現出来たことは無いがなぁー・・

lw´‐ _‐ノvそうか私もハッピーエンドが好きだよ
ペラペラ 今の不幸体質じゃ、どう頑張ったって生み出すことは出来んがな

(ФωФ)・・・・・・

(ФωФ)・・そうだ、そういえば一時間で戻らなきゃいけなかったのう、姫様
そろそろ時間であろう

lw´‐ _‐ノvそういえばそうだったな、忘れていたクーも心配しているかもしれん・・

(ФωФ)うむうむとても短い時間であったが、数年ぶりの会話はとても面白かったである
それじゃあ最後に吾輩から一つだけ言いたいことがあるのだが
・・本当はコレを伝えたくて現れたんだがのう、老人の無駄話に付き合ってもらったよ

lw´‐ _‐ノvおお、なんだ?最後の最後で本題か?


(ФωФ)・・君がどうしても、どおおおしても困って、
でも自分一人じゃ解決出来ない問題に直面した時
そんな時は吾輩のところに来んしゃい
ちょこっとだけ力を貸してあげよう

lw´‐ _‐ノvおおそれは頼りになるなっ!

(ФωФ)でも、本当に本当に困った時だけであるからな
少しぐらいの問題は自分で解決しなきゃ駄目であるぞ
本当にちょこっとだけ、助けてやろう!

lw´‐ _‐ノvうーむそんなに困る時あるかなぁ・・しかもちょこっとかぁ・・
・・それに、一々こんな山にまで来る体力は無いぞ

(ФωФ)じゃあその時は願うのだ
そうすれば吾輩が、君をここへ連れてきてあげよう
遠くは見通せても、ここから離れられないからのう

lw´‐ _‐ノvそうか、分かった本当に本当に困った時は、
ちょこっとだけ力を貸してもらうことにする

(ФωФ)うむ、うむ

微笑みかけながら、満足そうに頷く目の前の老人
今やロマネスクは私にとってただの恐ろしい人物では無い
優しくて力強い、博識お爺さん
だけどやっぱり、言うことが小難しい残虐お爺さん


;;::::::ФωФ)ノシそれじゃ、また会おうな、お姫様
・・あ、吾輩に会ったことは、ハインとクーには絶対に秘密だぞー


背景に溶けるように消えてゆくロマ
自然と自分も手を振りかける
ほんの少しの不思議な体験だったが、非常に濃密な時間を過ごせた

そして彼が消えた瞬間、辺りの雰囲気が突如変わった
外から鳥の鳴き声が聞こえ、風の吹く音も感じる
今までの時間が嘘であったかのように、何事も無いような部屋

lw´‐ _‐ノv・・面白い人だったなぁ・・正にハインの爺ちゃん・・

lw´‐ _‐ノv・・!そうだ、そんなことよりクーはどこへ行ったんだ・・?
ガチャッ外・・よし、出られるな

川 ゚ -゚)・・ッ!?

lw´‐ _‐ノvおお!クー!何だ、すぐ外に居たのか!

川 - )ひ・・

川#゚ -゚)姫様ァッ!どこへ・・どこへ行っていたのですかァッ!

lw´;‐ _‐ノv!?
ビクッ


よく見るとクーの頭髪は乱れ、ジャージにはクモの巣
額には汗が浮かび、どことなく涙目っぽい
クーの発言からの推測であるが、私は全く別の空間に居たのであろうか

川#゚ -゚)目を離した途端に居なくなって・・!本気でっ!本気で心配したのですよッ!
どれだけ探したと思って・・っ!すっごいッ!すっごい心配しましたッ!

lw´;‐ _‐ノvい、いやだって、あ、あれだロm・・
や、違うあの、その・・ちょっと気まぐれで・・ケロッピとキティが・・

川 ゚ -゚)・・まぁいいですっ無事だったようですし・・
お怪我はありませんねっ!

lw´;‐ _‐ノvあうぅ・・ご、ごめんなさい
悪気は無かったんだ・・

川 ゚ -゚)もう・・こんなことはしちゃ駄目ですからね!危なっかしい・・
・・それじゃあ早くハイン達のところに行きましょう
約束の時間は過ぎていますさぁっ!

lw´;‐ _‐ノvう、うむ・・

lw´‐ _‐ノv(・・あ)

クーが自然と私の手を握り、私もそれを自然と握り返す
別に私は悪戯しようとした訳じゃ無かったし、クーも別によい子では無い
だが、先程の絵本と同じような光景

…なるほど
ちょっとだけ、ハッピーな気持ちだ


(,,゚Д゚)おっきたきたこっちですよー!

从 ゚∀从ちょっと遅刻だぞー

lw´‐ _‐ノvおお、すまんすまん

先程の場所には何匹かの魚を携えたギコとハインが
マグロ程では無いけど、充分大きな魚だった

lw´‐ _‐ノv凄いな本当に魚捕れたのか

(,,゚Д゚)素手で頑張りましたよ!
早めに帰って冷やさないといけませんな

从 ゚∀从なかなか子供の頃を思い出せて楽しかったよ
そっちは何やってたんだ?

川 ゚ -゚)姫様がいきなり居なくなっちゃって・・
ブツブツ一時間探しまくりでしたよ、全く・・

从 ゚∀从え、何してたんだシュー?

lw´‐ _‐ノvいや、えぇと・・まぁ、いろいろだようん
何でもない何でもない


(,,゚Д゚)さて、そんじゃちょっと早いけど帰りますか

川 ゚ -゚)そうですねあんまり遅いと日が暮れて危ないですからね
・・私は少し遊び足りませんがねっ帰ってから一緒にゲームですからねっ

lw´‐ _‐ノvへいへい・・

从 ゚∀从あ、じゃあ帰る前にちょっと寄ってこう

川 ゚ -゚)・・あ、そうですねそうでしたあっちでしたっけ

从 ゚∀从うん

lw´‐ _‐(,,゚Д゚)え?

从 ゚∀从すまんちょっとついてきてくれお二人さん

ハインとクーが帰り道とは別方向へ進んでゆく
私とギコも、とりあえず二人についてゆく
そういえばハインはしきりに今日のピクニックにこだわっていた

その答えは、ここからちょっと進んだ先、
見晴らしが良く、街中を見渡せる丘
花が多く咲き乱れる場所に────


lw´‐ _‐ノv───墓?

从 ゚∀从・・うんお墓ー

そこにあったのは、立派な墓石では無かった
そこいらにゴロゴロ転がっていそうな、どこにでもあるような大きめの石
無理矢理に名前が彫られ、何とも手作り感の溢れる墓石
その前にハインが腰を下ろし、石をじっと見つめる

从 ゚∀从・・今日ってさ、爺ちゃんの命日なんだよね

(,,゚Д゚)あぁー・・なるほどなぁそれで今日だったわけか

川 ゚ -゚)私もすっかり忘れていました
こういうことはちゃんと覚えてるんですねぇ、ハイン

从 ゚∀从お前が居なくなってからもさ、毎年一人で墓参りは続けてたんだ
誰も参らないと、爺ちゃん寂しいだろうし

lw´‐ _‐ノv・・・・・・


先程、私はロマネスクに出会った気さくにロマは現れた
でもその老人は、ハインの前には決して姿を現さない
何となく、ぼんやりだけど、その意味が分かった気がした

ハインが立ち止まらないよう、未来を見続けられるように
決してロマネスクは、姿を現さない


从 ゚∀从なんつーか、まぁ、悪かったな
色々我儘言ってたけど、実はこれが目的でなぁ
ピクニックっつーのは、まぁ、建前だごめん

川 ゚ -゚)いえ、私もずっと来てませんでしたから・・いい機会です

(,,゚Д゚)いや、別にいいけどさ・・
・・無理に部外者の俺なんて誘わなくて良かったんじゃないか?
お前の爺ちゃんに、俺は会ったこともないし・・

lw´‐ _‐ノvむ、確かにそうだな
「墓参り」って最初から言えば、魔法でスグだっただろうし
クーと二人の方が良かったんじゃないか・・?

从∀从・・・・・・

从; ∀从は、墓参りってさ!

(,,゚Д゚)ん?

振り向くことなく、
石を見つめたまま、声を不自然に張り上げるハイン


从; ∀从普通は・・いや、俺、あんまり普通がよくわかんねーけどさ!
普通は、家族で行くもんだよな!家族で!

(,,゚Д゚)まぁ・・一般的にはそうだなぁ

从; ∀从だよな!

lw´‐ _‐ノv・・?

从; ∀从迷惑って思うかもしんねーけどさ・・
いや、実際迷惑なことなんだろうけども
・・俺、クーのことも、シューのことも、ギコのことも、だな

从; ∀从・・・・・・

从; ∀从つ、つまり・・ちょっと照れくさいが・・

川 ゚ -゚)・・・・・・

lw´‐ _‐ノv・・・・・・

(,,゚Д゚)・・・・・・

从; ∀从

从;゚∀从








(,,゚Д゚)

川 ゚ -゚)

lw´‐ _‐ノv

「あの子意外と繊細なんですよ」
クーが言った言葉が、重みを増す
全然気にしてなさそうで、がさつで、姉御肌なハインだけど
やっぱり寂しい気持ちは、あったらしい

(,,゚Д゚)・・・・・・

(,,゚Д゚)・・まぁ、今後は兄貴を見習って生活するといいぜはっはっは

从 ゚∀从・・ばかやろー、俺が姉だお前が見習えっ

川 ゚ -゚)じゃあ私はお母さんです

lw´‐ _‐ノvそれなら私は・・タマだ

从 ゚∀从せめて人間に・・

お爺さんの笑い声が聞こえた気がした
どこかでロマネスクが、微笑んでる気がした

「いつでも一緒ならいいな」
そんなことを想う、温かい気持ちの墓参りだった

-続ぅ-

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