lw´‐ _‐ノv メイドさぁーん 御苦労さぁん 旦那さーん ありがとさーん♪
・・よし スーパーについたぞ
人生初の一人スーパーだ 臆せず飛び込むぞ
そうだ、ネギも買ってやろう 首にまくと良いらしい
クーネギ、クーネギ ふふふ
lw´‐ _‐ノv えっと、どこかな 広いなぁ
< エ? チョット、アノコ・・
ザワザワ
< アラ、チッチャイ・・
lw´‐ _‐ノv (お・・? なんか目立ってるかもしれない)
あぁ、なるほど
確かに私の年齢でこの服は、悲惨な境遇を暗示しているようなものだ
道理で奥様方がざわざわしているわけだ
lw´‐ _‐ノv ・・まぁいいや とっととポカリとネギとエンゼルパイを買って帰ろう
悪いことおきたら嫌だしな
なんか買い物品が一個増えたような気もするがまぁいいや
だってエンゼルパイ美味しいもの マシュマロの食感が素晴らしいもの
生まれ変わったら森永社員になりたい
lw´‐ _‐ノv 〜♪ エンゼルパーイ、パイパイエンゼルパーイ なんかひわーい♪
タオパイパイも〜 大好きよぉ〜♪ ・・おっ ポカリ発見
桃白白の弱体化にやるせない想いを馳せながら練り歩くこと3分
ようやくポカリを発見 ふふふ、2リットルだぜ でかいぜ 一人じゃ飲みきれないぜ
続けざまにエンゼルパイもゲットだぜ ようし、あとはネギだ
lw´‐ _‐ノv (ん・・ でも広いからよくわからんぞ)
聞かぬは一生の恥というしな
ネギのせいで一生の恥をかくのは避けたい
親切そうな人に聞いてみよう
lw´‐ _‐ノv あ、すみませんそこの貴方
('A`;) ん? ・・え!?
('A`;) (あ、あれ・・!? ん!? メ、メイド・・!? 小さッ・・! え!? お、俺が声かけられたのか!?)
lw´‐ _‐ノv ? どうかしましたか
('A`;) え!? い、いや 何でも・・ と、というかどうしたの・・
lw´‐ _‐ノv いえ、あのですね ネギのある場所が分からないのですよ
どこに売ってるんでしょうか
('A`;) ネ、ネギ・・?
('A`;) それなら入口のすぐそばに・・
lw´‐ _‐ノv あれ、スルーしてた
なにぶん世間知らずなものでして、はい ありがとうございまする
('A`;) (不思議な子だ・・ こんな子に話しかけられるとか滅多にねぇぞ・・! か、可愛ッ・・!
ドキドキ こ、こんな機会は滅多に無ぇ・・! 一生に一度と言ってもいいぐらいに・・ッ! お、落ち着けっ・・
いや、つーかこんな小さいのに働いてるのか・・!? 一体どういう家庭環境を・・っ!?)
lw´‐ _‐ノv おおっ 本当だ イキのいいネギでございますですわ 長さも申し分ねぇですますわ
('A`;) ・・ゴクリ
lw´‐ _‐ノv それではこれで あでゅー
('A`;) ・・あ、ちょ、ちょ、、ちょっと待って!
lw´‐ _‐ノv はい?
('A`;) え、えっと・・ あの・・
('∀`;) ・・き、君、名前はなんていうんだい!?
ニカッ
lw´‐ _‐ノv ・・名前? 名前はシューと申しますですよ
('∀`;) えーと・・ そのカゴ重そうだね 僕が持ってあげるよ!
lw´‐ _‐ノv あら、そんな 申し訳ないですよ
('∀`;) いやいや! きにしないできにしないで!
lw´‐ _‐ノv ・・? そうですか それならお願いしましょうか
妙な違和感を感じつつもカゴを渡すことにした
あとはお会計を済ませるだけなのだが、親切は素直に受け取ろう
lw´‐ _‐ノv 親切ですねぇ どうもありがとうございます
('∀`;) なんなら、君のお家まで持って行ってあげるよ!
暇だからね! はははっ!
lw´‐ _‐ノv いやぁ、そこまでさせるのは悪いですよ
('∀`;) キニシナイキニシナイ! やりたくてやってるんだからさ!!
lw´‐ _‐ノv そうですかー それはどうもありがとうございます
('∀`;) ・・・・・・
('A`;) (・・これは・・っ この状況は、もしかして・・ とうとう! とうとう・・っ!)
('∀`) (・・お、俺にも!! 春が到来しt)
パアァァ
lw´ дノv
川; -) ハァーッ・・ハァーッ・・ハァーッ・・!
(。A゚)
< キャアアアアァァッ!!
< ナ、ナンダ!?
lw´;‐ _‐ノv お、おあ・・ おあああぁぁ・・!?
川; -) ひ・・ ひ、姫様アァアぁああ・・っ! あ、危ない・・っ!
駄目っ・・ や、やっぱり・・ 駄目ぇえ・・ 危ないいぃいい・・ッ!
ハアァ・・ハアァ・・ハァ・・
lw´;‐ _‐ノv お、おまっ・・ おま・・ おま・・!?
从; д从 ハァーッ・・! ハァーッ・・! お、お前・・ いきなり走んなっ・・
ヨレヨレ ハァーッハァーッハァーッ・・ ば、ばかやろおぉおぉおおぉぅ・・
落ち着け・・ ばかあああぁっ・・!
遅れて、息を切らしたハインが登場
え、ちょ、えっ…
从; д从 魔法・・ 使えるんだから・・ ハァ・・ハァ・・
ハァハァ おまっ・・ 寝てろおお・・! 風邪ええぇえ・・!!
川; -) ハァ・・ハァ・・ か、かえ、帰りましょう・・ ま、ま、魔法で・・!
・・ひ、姫様ぁもぉお・・ はやく、おかいけい、してぇ・・ 帰りますよおおぉ・・っ
lw´;‐ _‐ノv ・・え、あ・・ はい・・
周りの視線をその身に受け、急いでレジに行く
スーパー中が騒然である 店員は唖然とし、私は愕然である
...:::;;;д从 ハァ・・ハァ・・ つ、つかれたあぁぁあ・・
....:::;;; -) ゼェーッ・・ゼェーッ・・
...::;;;‐ _‐ノv ・・・・・・・
(。A゚)
『えぇ、突然だったんですよ 頭に強烈な衝撃が走りましてね
次に意識を取り戻した時は三日目の朝だったんです
首の骨が折れていましたね 未だ犯人は捕まっていないようなんです
不思議なことがあったものです… 物騒な世の中になったものですね…』
-自伝 「ドクオの生涯」より一部抜粋-
从#゚∀从 ──馬鹿ッ! クーの馬鹿! 熱が40度近くなってんじゃねえか!
いきなり全速力で走り出すやつがいるか、馬鹿っ!
不審者だからっていきなり飛び蹴りすんな馬鹿っ!
川; -) は、はいぃ・・ ご、ごめんなさいいぃ・・ ハァ・・ ハァ・・
lw´;‐ _‐ノv 吃驚したぞお前・・
从;゚∀从 シューも今日は外を出歩くな! クーが何をするかわからん!
lw´‐ _‐ノv う、うむ・・
クーの首にネギを巻き巻きしつつ、ハインがくどくど説教し続ける
流石が我らが姐御ハイン お母さんみたいだなお前
川; -) ゔー・・ 苦しいぃィ・・ 気持ち悪いいいぃい・・ ネギ臭いいぃ・・
从 ゚∀从 我慢しろ! ・・あ、でも確かに臭いなこれは・・ 結構臭い・・
lw´‐ _‐ノv うん 臭いな・・ クー臭い・・
川; -) ちょっと・・ 私自身が臭いみたいな言い方やめて下さいよ・・
なんだか予定が狂ってしまった
余計にクーを苦しませる結果になるとは思わなかった
うむむ、釈然としない そしてクー臭い
lw´‐ _‐ノv まぁいい とりあえずポカリでも飲んで水分補給しんしゃい
・・あっ そういえばそろそろお昼の時間だな!
今日は私がご飯作ってあげますわ おほほ
川 ゚ -゚) や、やめてー・・ 絶対なにかおきるー・・ ていうかネギとって下さいよ・・
从 ゚∀从 ・・あ、俺も手伝おっかな クー臭いし
川 ゚ -゚) だーかーらぁー・・ ・・ていうかあなたは台所に立たないで・・
lw´‐ _‐ノv えっ ハインも来るの・・?
从 ゚∀从 不服そうだなてめぇ
危なっかしいだろうが 刃物とか火とか
lw´‐ _‐ノv んー まぁいいか
川 ゚ -゚) よーくーなーいーぃー・・
从 ゚∀从 動けないように魔法をかけとこう ゆっくり寝てなさい
川 ゚ -゚) うーぐー・・
臭いクーはひとまず放っておき、ハインと一緒に台所へと向かう
料理かぁ… あまり自身は無いが、クーの為に一肌脱がねばな
何を作ってあげようかな 楽しみだ
lw´‐ _‐ノv さて、というわけで台所へとやってきたわけですが・・
どうしようか
从 ゚∀从 んー・・ そりゃお前、風邪には"お粥"と相場が決まっとろうが
lw´‐ _‐ノv お、お粥・・! なるほど お粥なら作れそうだな!
从 ゚∀从 な! 簡単そうだろ! 作ったことねーけどいけるいける!
お粥か! お粥ならお腹を刺された時に食べたぞ
見た目に反して意外と美味しかったなぁ
よし、いっちょやるか
lw´‐ _‐ノv ・・で、どうやって作るのだ?
从 ゚∀从 んー 完璧な方法は分からんが・・
あれだろ 米をだな・・ こう・・ 煮ればいいんじゃないか
lw´‐ _‐ノv ふむ・・ じゃあ沸騰させましょか
从 ゚∀从 沸騰させましょ
鍋に適当にお水を入れ、強火でぐつぐつ
この中に米を入れれば完成か… すげぇな 滅茶苦茶簡単じゃん
lw´‐ _‐ノv ところでハインよ お前、私達が来る前は料理どうしてたんだ
从 ゚∀从 え? 普通にやってたよ 自炊だぜ
lw´‐ _‐ノv えっ・・ 正気かよ
从 ゚∀从 基本的に味覚が酷くてなぁ
美味しい料理は普通に美味しいと感じるが、不味いと感じることはあまり無いのだ
lw´‐ _‐ノv 何その舌 羨ましッ
从 ゚∀从 まぁお粥ぐらいなら大丈夫だろ 美味しくなるって
・・あ、沸騰してきた 米入れようぜ
lw´‐ _‐ノv よっしゃ
炊飯器から米をどばどば投入
湯気が熱いぜ でも頑張るのだ私
美味しいお粥を作るのだ
从 ゚∀从 ワクワクしてきたぜ
lw´‐ _‐ノv うむっ
そのまま30分ほどハインと談笑 主なお題は地球温暖化だった
結論としては、クーラーを使えば気温が下がるから別に大丈夫ということになった
lw´‐ _‐ノv おっ そろそろいいかな
从 ゚∀从 おう どれどれ・・ あっ 結構良いんじゃね?
lw´‐ _‐ノv うむ ちょっと試食してみるか!
从 ゚∀从 うまいといいな!
少しすくい取って口へ運んでみる
どれどれ 美味しいお粥になってるかな
lw´‐ _‐ノv モグモグ
从 ゚∀从 モグモグ
lw´‐ _‐ノv ・・・・・・
lw´‐ _‐ノv あれ? 味無いな
从 ゚∀从 ん? 本当だ・・ これじゃただの煮た米だな・・
lw´‐ _‐ノv むぅ・・?
ここにきて大問題が生じる
私が食べたお粥は普通に味が付いていたぞ
しかしこのお粥には無味である ただの歯ごたえのない米だ
lw´‐ _‐ノv あ、そういえば卵とか入ってたな・・
それいれれば変わるんじゃないかな
从 ゚∀从 おう、なるほど じゃあいれてみるか
ボウルに卵をいれてぐちゃぐちゃに蹂躙
とりあえず鍋につっこんで様子を見る
lw´‐ _‐ノv ・・どうよ
从 ゚∀从 ・・アリだと思うが・・ やはり味が無いぞ
lw´‐ _‐ノv どんな味してたっけお粥・・ 難しいな
从 ゚∀从 ・・・・・・
从 ゚∀从 ・・あのさ、あのさ 提案があるんだけど
lw´‐ _‐ノv む?
从 ゚∀从 普段台所に立たない俺らが従来のお粥を作ろうとしても無理じゃないかな
从 ゚∀从 だからここは、俺達なりのお粥を作ってクーに食べさせてやるのが一番だと思うんだ
lw´‐ _‐ノv
lw´‐ _‐ノv 流石ハイン・・ 良いことを言う
从 ゚∀从 だろ!
私としたことが 頭が石のようにカチコチだった
そうだ 料理だって創作の一つ 個性が重要視されたっておかしくない
私が間違っていたよ 料理は個性だっ
lw´‐ _‐ノv よし、じゃあ私達なりのお粥にしよう まずはどうしようか?
从 ゚∀从 うーんそうだな・・ とりあえず俺が考えるに
lw´‐ _‐ノv うんうん
从 ゚∀从 エンゼルパイを入れてみたらどうだろうか
lw´‐ _‐ノv
从 ゚∀从
lw´‐ _‐ノv ・・・・・・
lw´‐ _‐ノv エンゼルパイは・・ ちょっと合わないんじゃ・・ なかろうか
从 ゚∀从 ・・え? そう?
お粥にエンゼルパイか なるほど、そうきたか
先程買ってきたエンゼルパイがまさか伏線だったとは
私の頭の中ではエンゼル要素ゼロのお粥しか想像出来んぞ
lw´‐ _‐ノv 多分それは・・ まずい
从 ゚∀从 ・・・・・・
从 ゚∀从 なぁシュー ひとつ問題を提示してやる
lw´‐ _‐ノv ん?
从 ゚∀从 (美味しいもの) + (美味しいもの) = ?
lw´‐ _‐ノv ・・・・・・
lw´‐ _‐ノv
lw´‐ _‐ノv いってみよう
从 ゚∀从 やってみよう
(美味しいもの) + (美味しいもの) = (凄く美味しいもの)
うむ、間違いない もっと簡単に考えればよかった
こうして台所に甘い香りが漂い始める
そして煮たった米がダークに染まっていく
蕩けた外部の中からマシュマロが飛び出してきた とろとろだ
从 ゚∀从 美味しそうだな
lw´‐ _‐ノv まぁ・・ 美味し・・ そ・・ うん・・?
いかん、混乱してきた
式をあてはめれば「凄く美味しいもの」なのに、頭では「汚物」を指し示しはじめた
一体なんだというのだ 真実はいつもひとつではないのか
从 ゚∀从 あ、そうだ なんか元気が出そうな食材もいれようぜ
lw´‐ _‐ノv あー・・ 病人には体力ないといけんもんな
从 ゚∀从 なんかあったかなー ・・あ、蜂蜜あった いれよっ 疲れとれるらしいぜ
トローン
lw´‐ _‐ノv は、蜂蜜・・! いや・・ あれ・・?
从 ゚∀从 (凄く美味しいもの) + (美味しいもの) = (半端じゃなく美味しいもの) だろ
lw´‐ _‐ノv お、おぉ・・ そ、そうd・・ んん・・?
从 ゚∀从 あ、クーは紅茶が好きだから、紅茶風味にしようぜ
lw´‐ _‐ノv
lw´‐ _‐ノv ・・そうだな もうガンガンいれちゃおうか
从 ゚∀从 牛乳も軽く入れとくか ロイヤルミルクティーっぽく
ドボドボ
lw´‐ _‐ノv ・・ニンニク良さそう 元気でそう すりおろしていれようか
ジョリジョリ
从 ゚∀从 あとはそうだなー・・ 納豆って健康に良いらしいな
ネバーン
lw´‐ _‐ノv これぐらいでいいんじゃないか
从 ゚∀从 そうだな・・ ラストにオロナミンCもいれておこう
ドボボボ
lw´‐ _‐ノv ・・・・・・
あとは強火でもう一度グツグツ煮れば完成だ
美味しいものばかりを入れたから多分美味しいはず
そうだ ハイン方程式をあてはめればおいs…
お、美味しい… は、はz… …
…クーなら食える
lw´‐ _‐ノv 出来ましたよー姫様ぁー お粥っぽいものでえーす
ガチャリ
川 ゚ -゚) う・・? あ、ありがとうごz・・ !?
真っ赤に染まったクーの元へお粥っぽいものを運ぶ
さっきまでなんかトランス状態になってたよ私
正常な判断が下せなかったんだクー すまん
从 ゚∀从 どうよ 紅茶風味の体力増強お粥だ
川 ゚ -゚) お、おぉ・・!? お、お粥・・!? こ、紅茶・・ って・・!?
lw´‐ _‐ノv ・・まぁ言いたいことはあるだろうが、体力はつくぞ
私が食べさせてやる ほら、あーんしろ、あーん
川 ゚ -゚) ・・! ぐうぅ・・!?
クーの口へなんか、こう、なんか凄いものを入れてあげる
充血した眼を更に充血させつつ、必死な面持ちで咀嚼
今にも泣きだしそうだが、心を鬼にして食べさせる
食わなきゃ治らんぞ きっと糞不味いだろうが頑張れクー
川; -) ううぅ・・ あぐ・・ おえうぅぅ・・! ううぅぅうう・・っ!?
モグ・・モグ
lw´‐ _‐ノv ・・一応聞いておこうか これ美味い?
川; -) ・・! ・・・・・・
川; -) お・・ お、おい、おいひい、で、です・・
lw´‐ _‐ノv そうか・・ 美味しいか・・ そうか・・ ・・一杯食えよ ほれ、あーん
川; -) ううううぅう・・っ! あううぅぅうう・・っ!
モグ・・
从 ゚∀从 俺も食いたいけど風邪がうつるからやめとくぜー
lw´‐ _‐ノv (やべぇ こいつマジで言ってやがる・・)
障害レベルの舌をもつハインを無視し、無心で食べさせ続ける
耐えろクー きっと苦しいだろうが、食べさせる方だって苦しいんだからな
拷問ってこんな感じなのかなぁ
川 ゚ -゚) ・・ご、ごちそう さま うっ・・ でした・・
lw´‐ _‐ノv ・・私が言うのも何だが、よく全部食えたな・・
川 ゚ -゚) あ、愛は・・ 最高のトッピング・・ ふふ・・ ふ・・
・・茶葉を食べたのは初めて・・
lw´‐ _‐ノv ・・・・・・
見事に完食したクーに御褒美のオクスリを施す
含んだ瞬間、凄い勢いで水を飲み干した
うむ、水分補給は大切だからな その点では最高のお粥だ
lw´‐ _‐ノv さて、それじゃ私はお掃除をすることといたしますわ
姫様はゆっくりおやすみ下さいませ
川 ゚ -゚) お・・ お願いですから、なにもしないでー・・
从 ゚∀从 よし、俺がクーを見張っておいてやる
川 ゚ -゚) うぅ・・
ネギ臭いクーはハインに任せ、いざ掃除へむかう
…と思ったが、ハインの魔法のせいでかなりでかい家だ
さて、どこから手をつけ始めればよいか
lw´‐ _‐ノv ううむ困ったちゃんだ 私の体力では全てをまかないきれん
んー・・ どうしよっかなぁ
lw´‐ _‐ノv (・・あ、そうだ)
そういえば、ハインの部屋って入ったことなかったな
クーは毎日入ってるはずだけど、どんな部屋なんだろう
ハインの性格からしてそれほど綺麗ではなさそうだが
lw´‐ _‐ノv ふむ・・ 扉に変わったところはないな
ぬいぐるみが多いとかクーが言ってた気がする
案外乙女チックなところもあるのだろう
気になるぜ
lw´‐ _‐ノv どれどれ、お邪魔します
ガチャリ
(-@∀@) いらっしゃいませ
lw´‐ _‐ノv
(-@∀@)
lw´‐ _‐ノv
(-@∀@)
(-@∀@) ひさしb
lw´‐ _‐ノv
バタンッ
lw´‐ _‐ノv ふー・・ ・・やっぱり入るのやめよう
そうだ、よくよく考えれば人の部屋に無断で入るなんてあまりにも無骨
それはやってはいけないことだ 人間としての最低限のマナーだ
私としたことが… ごめんよハイン
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