(‘_L’)「…行きましたね、内藤さん」
<ヽ`∀´>「ニダ…やっぱりあいつは、内藤の息子ニダ」
(‘_L’)「…ニダーさん。僕にもできることって、ないんでしょうか」
<ヽ`∀´>「……」
(‘_L’)「内藤さんにあれだけ言っておいて…自分は何もしないんじゃ、すっきりしませんよ」
<ヽ`∀´>「…それもそうニダね。でも、ウリたちにできることなんて…」
(‘_L’)「…!そうだ!」
ダダダダダ…
<ヽ`∀´>「ニダ?」
ダダダダダ!!
(‘_L’)「これです」
<ヽ`∀´>「…カメラ、ニダ?」
(‘_L’)「そうです!これで内藤さんの戦いを撮影するんです!」
(‘_L’)「僕に出来ることって、やっぱりこれだと思うんですよ!」
<ヽ`∀´>「…でも、それが助けになるかどうか…」
(‘_L’)「それでも、僕はやります!何もしないでここで待ってるより、ずっとマシなはずです!」
<ヽ`∀´>「…わかったニダ。戦ってる場所までウリが案内するニダ」
(‘_L’)「はい!お願いします!」
ブロロロロ…キキーッ!!
<ヽ`∀´>「着いたニダよ」
(‘_L’)「…内藤さんと、クーさんが戦ってる…」
<ヽ`∀´>「ニダ…これ以上近づくと、ウリたちまで戦いに巻き込まれてしまうニダ」
(‘_L’)「…そうですね。ここから望遠で撮影します」
<ヽ`∀´>「……」
(‘_L’)「よし…カメラオッケーです!」
<ヽ`∀´>「ニダ。存分に撮ってやるニダ」
<ヽ`∀´>「内藤の無念を、繰り返さないためにも…ウリたちが生き証人ニダ」
(‘_L’)「…はい!」
(‘_L’)「……」
<*`∀´>「ニダッ!!今の一撃は綺麗に入ったニダ!!あれは拳の骨が複雑骨折間違いないニダ!!」
(‘_L’)「……」
<;`∀´>「うおおおあぶな…おおおおお!!!」
(‘_L’)「……」
<*`∀´>「ジャスティスロンギヌスいぶし銀ニダ!!惚れるニダ!!」
(‘_L’)「……」
<;`∀´>「ニダッ!?どうやら最後の攻撃らしいニダ!!あいつをどうやって倒すつもりニダ!?」
(‘_L’)「……」
<#`∀´>「おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!ここでクーちゃんの大技決まったニダアアアアアアアアアアアア!!!!!」
(‘_L’)「(…うるせぇ…)」
(‘_L’)「…でも、この映像…できれば世界中のみんなにも見せたかったですね…」
<ヽ`∀´>「ニダ?既に放送されてるニダよ?」
(‘_L’)
(‘_L’)「えっ」
<ヽ`∀´>「ほら。ウリのワンセグ見てみるニダ」
『おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!ここでクーちゃんの大技決まったニダアアアアアアアアアアアア!!!!!』
(‘_L’)
<ヽ`∀´>「ここ来る間に全放送局に掛け合っといたニダ!ばっちり放送枠をゲットしたニダよ!ホルホルホルホル!」
(‘_L’)
(‘_L’)「(どこからツッコミ入れていいかわからん…)」
(‘_L’)「…まぁいいや。戦いも終わったみたいですし」
<ヽ`∀´>「ニダニダ。もしかしたらジャスティスカイザー電撃復活もありうるニダね」
(‘_L’)「だといいですね…ん?」
<ヽ`∀´>「どうしたニダ?」
(;‘_L’)「…!!見てください、あれ!!」
<ヽ`∀´>「どれどれ」
<;゚д゚<「ってファッビョーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!ジョルジュ復活しとるニダアアアアアアアアアアアアア!!!」
(;‘_L’)「あ…クーさんが…!!!」
<;゚д゚<「ぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!首いいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」
(;‘_L’)「このままじゃ内藤さんまで…嘘だろ…!!!」
ブンッ…
(;‘_L’)「内藤さん…」
<;゚д゚<「ここここここうなったらウリのごみあさささささささささささ」
(;‘_L’)「内藤さああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!!!」
<;゚д゚<「逃げちゃダメニダ逃げちゃダメニダ逃げちゃダメニダ逃げちゃダメニダ」
説明しよう!!
ジャスティスカイザーが今まさに倒されんとしたその時!!
一つの奇跡が起きた!!
(,,゚Д゚)「…内藤さん…!!」
( <●><●>)「ジャスティスカイザー…あなたは、こんなところで死ぬのですか…!!」
ζ(;д;*ζ「ダメ!!内藤さん、死んじゃダメ!!」
(*゚ー゚)「内藤さん…」
/ ゚、。 /「……」
o川;゚ー゚)o「う、嘘でしょ…マジなの、これ」
从'ー'从「…諸行無常だね〜」
|::━◎┥「…ふざけんじゃねぇぞ、内藤…!!」
(十)「…クソ…」
/▽▽「どうすんだよ…」
[ Д`]「わかんねぇ…でも…」
/◎ ) =| )「応援するしか、ねぇんじゃねぇか…?」
(;´皿`)「えええええ!?ダメだろおおおおお!!僕の名前覚えてから死ねよおおおおお!!」
ξ;゚听)ξ「ヒーローがこんなところで負けるの!?ちょっと!!」
/;,' 3「し、仕事の斡旋が…!!」
川д川「…心中するって約束したのに…」
(゚、゚トソン「…最後まで、信じましょう。あなたを」
(#;;ω)「ホマアアアアアアアアアアアアアアアア!!!ダメだホマアアアアアアアアアアア!!!」
从 ゚∀从「…ちっ」
(-@∀@)「まだ成り上がってないのに…死なれちゃ困るよ…!!」
(-_-)「…これも運命か…だが…残酷すぎる…」
('、`;川「うっそ!!あんな強いのがいて地球大丈夫なの!?」
ミセ*゚ー゚)リ「もういっそ死ぬか」
('、`;川「諦めんなよ!!こうなりゃ応援よ応援!!」
*(‘‘)*「ママージャスティスカイザー負けちゃうのー?」
(*‘ω‘ *)「漢の戦いをその目に刻み付けるっぽよ。そして、彼は負けないっぽ」
*(‘‘)*「…うん!」
(#゚ω゚)ノ「カ・イ・ザ・ー!!」
('(゚∀゚#∩「カ・イ・ザ・ー!!」
(´・_ゝ・`)「…なんだこの実況スレ。なんかよくわからんけど応援しとこ」
カ・イ・ザ・ー!!
カ・イ・ザ・ー!!
カ・イ・ザ・ー!!
カ・イ・ザ・ー!!
カ・イ・ザ・−!!
カ・イ・ザ・ー!!
カ・イ・ザ・ー!!
全人類の正義を思う心が、一つになったのである!!
そして!!
一つの大きな心は!!
( =☆=)「(…これは…)」
( =☆=)「(…流れ込んでくる…力が…思いが…)」
( =☆=)「(…ありがとう…みんな…)」
( =☆=)「(僕は…まだ…)」
彼に再び戦う力を与えた!!!
\ ヽ ! | /
\ ヽ ヽ / / /
\ | / /
,イ
 ̄ -- = _ / | --'''''''
,,, ,r‐、λノ ゙i、_,、ノゝ -  ̄
゙l ゙、_
ド .j´ . . (. ン
─ _ ─ { (=☆= #) /─ _ ─
). c/ ,つ ,l~
´y { ,、 { <
ゝ lノ ヽ,) ,
バキッ!!!
( ゚∀゚)「…はは…」
( =☆=)「……」
( ゚∀゚)「てめぇも土壇場でパワーアップか…本当…つくづくお約束だな…」
( =☆=)「…今度こそ、終わりだ」
( ゚∀゚)「らしいな…」
( =☆=)「……」
( ゚∀゚)「……」
(# ゚∀゚)「ウオラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
(# =☆=)「…ジャスティス…!!!!!」
「ナッコォ!!!!!」
_ _ .' , ..
_ - ― = ̄  ̄`:, .∴ ' (#) д )
, -'' ̄ __――=', ・,‘ r⌒> _/ /
/ -―  ̄ ̄  ̄"'" . ’ | y'⌒ ⌒i
正 / ノ | / ノ |
/ , イ ) , ー' /´ヾ_ノ
/ _, \ 義 / , ノ
| / \ `、 / / /
j / ヽ | / / ,'
/ ノ { | / /| |
/ / | (_ !、_/ / 〉
`、_〉 ー‐‐` |_/
「ナッコォォォォォ!!!!!!!!!」
_ー ̄_ ̄)’, ・ ∴.' , .. _
--_- ― = ̄  ̄`:, .∴ ' (#) д )
, -'' ̄ = __――=', ・,‘ r⌒> _/ /
/ _-―  ̄=_ )":" . ’ | y'⌒ ⌒i
正 / ノ  ̄ ̄=_ ` )),∴. | / ノ |
/ , イ )  ̄= , ー' /´ヾ_ノ
/ _, \ / , ノ
| / \ `、 義 / / /
j / ヽ | / / ,'
/ ノ { | / /| |
/ / | (_ !、_/ / 〉
`、_〉 ー‐‐` |_/
「ナッコォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ
ォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ
ォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ
ォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
从从"、; 从
_ー ̄_ ̄从从’, 从"((; 从从")) 从))
--_- ― = ̄  ̄从从.∴((;".从从.%; )))人
, -'' ̄ = __――=',((;".从从;.%;"))>从从))
/ _-―  ̄=_从,,)`ノ 从ク'''从从)) ;; ) ))
正 / ノ  ̄ ̄=_ ` (:: ::人:::人从::::((:: ::人人)) )
/ , イ )  ̄=(("((; 从从")) ー' /´ヾ_ノ
/ _, \ (:: ::人:::/, ノ
| / \ `、 義 / / /
j / ヽ | / / ,'
/ ノ { | / /| |
/ / | (_ !、_/ / 〉
`、_〉 ー‐‐` |_/
ドスッ!!!!!
(# д )「…ぐ…はは…ははは…」
( ゚∀゚)「てめぇの息子…強いじゃねぇか…」
( ゚∀゚)「お前より…強くなってやがる…」
( ゚∀゚)「…あばよ…クソガキ…」
ヽ`
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ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙ -;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙ /`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´
( =☆=)「…さらばだ、ジョルジュ…」
( =☆=)「…そして…ありがとう…みんな…」
シュン
( ^ω^)「……」
( ω )「……」
ガクッ…
ドサッ…
( ω )「(体が…動かないお…)」
( ω )「……」
( ω )「(そうだ…クーさん…ごめん…僕の戦いに巻き込んで…死なせてしまって…)」
川 - )
ピク…
( ω )「(……!!)」
川 - )「……………………………………」
川 - )「………………う…………………」
川 ゚ -゚)「…一体…何が…どうなったんだ…」
川 ゚ -゚)「私は…首を絞められて…折られた…あれ…?」
川 ゚ -゚)「…ジョルジュがいない…そうか…倒したのか…」
川 ゚ -゚)「やったな、ジャスティスカイザー…いや、内藤」
( ω )
川 ゚ -゚)「…内藤…内藤?」
タッタッタ…
(;_L;)「やったああああああああああああ!!!!!内藤さああああああああああああん!!!!!!」
<ヽ`∀´>「ニダ…世の中お約束ってあるもんニダね…不覚にも泣いたニダ」
川 ゚ -゚)「…何があったんだ?」
(;_L;)「内藤さんが土壇場で奇跡の復活!!!ジョルジュをなんかもうこうやって…ねぇ!?」
<;`∀´>「全然伝わらないニダよ…」
<ヽ`∀´>「…多分、あの瞬間。奇跡が起きたニダ」
<ヽ`∀´>「人々の思いが、奇跡を呼び寄せたニダよ。あんたも多分、その奇跡の恩恵に預かったニダ」
川 ゚ -゚)「…そうか…起きるもんだな、奇跡…」
(‘_L’)】「あ、もしもし!?社長ですか!?もうすげぇっすよ!!!」
川 ゚ -゚)「それで、内藤は力を使い果たして眠っていると…そういうことか…」
<ヽ`∀´>「ニダ…多分そういうこと…あれ…え?」
川 ゚ -゚)「……?」
<ヽ`∀´>「……」
(‘_L’)】「これはもうジャスティスカイザー復活しかないですよ!!!ええ!!!」
川 ゚ -゚)「…どうした?」
<ヽ`∀´>「…触ってみれば、わかるニダ」
川 ゚ -゚)「……?」
スッ…
川 ゚ -゚)「…え…おい…嘘だろ…」
<ヽ`∀´>「……」
(‘_L’)「いやーもう興奮冷めやらぬ…どうしたんですか?」
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「脈が…ない…」
(‘_L’)
(‘_L’)「え?」
川 ゚ -゚)「……」
(‘_L’)「じょ…冗談ですよね…」
<ヽ`∀´>「…恐らく…力が強すぎたんだニダ…疲弊しきった内藤さんのキャパシティを…超えてしまったニダ…」
(‘_L’)「そんな…それじゃ…意味、ないじゃないですか…」
(‘_L’)「内藤さん!!ねぇ、起きてくださいよ!!」
( ω )
(‘_L’)「もうカメラ止めてますから!!いいんですって!!ねぇ!!」
(;_L;)「内藤さん…内藤さん!!!」
川 ゚ -゚)「……」
川 - )「…内藤…!!!」
( ^ω^)は現実的ヒーローのようです
最終回 「いつも心にジャスティスを」
終わり
説明しよう!
この後はエピローグだ!
川 ゚ -゚)「…洗濯は終わり、と…」
川 ゚ -゚)「…あれから十年か…早いものだな…」
パキッ…
川 ゚ -゚)「(あれ以来氷はまともに作れなくなった…)」
川 ゚ -゚)「(まぁ、命があっただけ奇跡か…)」
<イケー!!ジャスティスカイザー!!
川 ゚ -゚)「…また見てるのか。我が息子ながら、よく飽きないな…よっと」
(#・∀・)「そこだー!!やっちゃえー!!」
川 ゚ -゚)「モララー、洗濯物畳むの手伝ってくれ」
( ・∀・)「えー…せっかく今いいところなのに」
川 ゚ -゚)「もう何回も見てるだろうに」
( ・∀・)「何回見ても飽きないんだもん」
川 ゚ -゚)「…正義のヒーローはな。お母さんの手伝いも欠かさないんだぞ」
( ・∀・)「本当!?じゃあ僕もやる!」
川 ゚ -゚)「それでよし」
( ・∀・)「よいしょ、よいしょ」
川 ゚ -゚)「(…私との戦いの回か…お蔵入りになったと聞いてたが…)」
( ・∀・)「あー!お母さん、手が止まってるー!やっぱりジャスティスカイザー見たいんだ!」
川 ゚ -゚)「おっと…悪い悪い」
( ・∀・)「…それにしても、お父さん起きるの遅いねー」
川 ゚ -゚)「そうだな。まぁ、たまの休みだからゆっくりさせてあげよう」
( ・∀・)「ちぇっ。ジャスティスカイザーごっこをやるって約束したのに」
川 ゚ -゚)「ははは…それはお父さん、本気でやるだろうな…」
ガラッ
( ・∀・)「あ!お父さんやっと起きたんだ!」
川 ゚ -゚)「噂をすれば、だな。朝ごはんはどうする?」
「…んー…」
( ^ω^)「鮭茶漬けがいいお」
( ^ω^)は現実的ヒーローのようです
エピローグ 「お約束」
終わり
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