スタスタ
( ^ω^)「……」
スタスタ
( ^ω^)「……」
スタスタ
( ^ω^)「……?」
(^ω^ )「……」
( ^ω^)「はて…」
( ^ω^)「(…誰かに見られているような…?)」
│ │
│電│
│ │д川
│柱と /
│ │
( ^ω^)「(気のせいかな…?)」
川д川「…うふ…うふふふふ…」
川д川「うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
川д川「見つけた…見つけた…うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
川*д川「うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ!」
*(‘‘)*「ママーあの人なんであんなに笑ってるのー?ふがゲシュタルト崩壊しちゃうよー」
(*‘ω‘ *)「しっ!多分アンパンでもキめてるんだっぽ!」
川д川「……」
つ[ジャポニカ]と
川д川Φ「……」
パラッ
△月△日
今日もあの人を見つけた。やっぱりかっこいい。
ビシッと決めたスーツがとても似合っている。
お話したいけど…きっと、嫌われちゃうから止めておこう。
川д川「……」
川*д川「うふふ…うふふふ…」
( ^ω^)「(なんだか寒気が…)」
('、`*川「…ってわけなのよー」
ミセ*゚ー゚)リ「へー…前回絶対ペニちゃんが死んで私一人で驚く役になると思ってたのにそんなことがあったんだー」
('、`*川「お前マジで友達止めるぞ」
ミセ*゚ー゚)リ「あら?何してるのかしら、あの人」
川*д川「うふふふふふふふふふふふ」
('、`;川「な、なんか…死に装束みたいの着てない…?」
ミセ;゚ー゚)リ「そ、そういえば…何か、一点を見つめてるみたいだけど…」
('、`*川「…あ。ジャスティスカイザーだ。あれ見てるんじゃない?」
( ^ω^)
ミセ;゚ー゚)リ「ほんとだ…もしかして…ストーカー?」
川;д川 ギクッ!!
('、`;川「ギクッて音したけど…」
ミセ;゚ー゚)リ「ど、どうしよう…117番したほうがいいのかな…」
('、`;川「時報聞いて何するつもりよ…」
川;д川「あ、あのあの、あの!」
('、`;川「ゲゲェーッ!!話しかけてきたーッ!!」
川;д川「ち、ちち、違うんです…ストーカーとかそういうのじゃないんです…」
ミセ*゚ー゚)リ「じゃあジャスティスカイザーの住所は?」
川д川「VIP区4-2-2エイユウマンションの302号室で一人暮らし、趣味は自分の出演した番組の視聴です」
('、`;川「やっぱストーカーじゃねーか!!趣味とか聞いてねぇし!!」
川;д川「ち…違うんです!!本当ストーカーとかそういうのじゃなくて!!」
川;д川「私ただの怪人なんですーーー!!!」
川д川
追跡尾行貞子
('、`;川「二つ名が完全にストーカーだーーー!!!」
ミセ;゚ー゚)リ「ていうかストーカーの上に怪人とか手に負えないよ!!!」
川;д川「ち、ちちち違います!!怪人の上にストーカーです!!」
('、`;川「どっちも同じだよ!!変なこだわり持ちやがって!!」
川;д川「う、うう…さようなら!!」
タタタタタ…
ミセ*゚ー゚)リ「あ、逃げた」
│
タタタタタ!! │か
│
┏川;д川┛ │べ
三 ┛ ┓ │
('、`;川「ちょ、ちょっと!!そっちは行き止まり…え!?」
│
ヌルッ │か
│
┏川;д│べ
三 ┛ │
ミセ;゚ー゚)リ「か…壁にめり込んだ!!」
('、`;川「いやどっちかっていうとすり抜けてる感じだけど…」
川;д川「はぁ…はぁ…」
川;д川「ここまで逃げてくれば大丈夫だよね…」
川д川「まさか普通の人に見つかっちゃうなんて…追跡尾行の名が泣いちゃうよ…気をつけなきゃ…」
川д川「…えっと…ジャスティスカイザーさんはどこ行っちゃったかな…」
( ・3・)「あるぇ?こんなところに女の子いたっけぇ?」
(’e’)「うわ〜〜〜なかなか可愛い女の子だよ〜〜〜」
川;д川「え…いや…ちょっと…?」
( ・3・)「まぁいいやぁ…ちょっと体貸してくれよぉ」
(’e’)「ね〜〜〜せっかくだしね〜〜〜」
川;д川「や…やめ…」
( ・3・)「えぇ?聞こえないよぉ?」
川゚д゚川「止めてください」
(;・3・)「え…うおおおおお!!!」
カチン (::::::::3::::) コチン
ぼるじょあ ステータス 石化
(;’e’)「う…うわわ〜〜〜!!この女やばいよ〜〜〜!!」
川;д川「また力無駄遣いしちゃった…こんなことしてる場合じゃないのに…!」
ヌルッ
(;’e’)「あ、あれれ〜〜〜消えたよ〜〜〜!!ぼるじょあどうしよう〜〜〜!!金の針持ってないかな〜〜〜!?」
(^ω^ )
川;д川「ああ…良かった…見つけた…あれ…?」
ξ゚听)ξ (^ω^ )
川д川「……」
ナゴ ξ゚听)ξ (^ω^ ) ヤカ
川д川「……」
川д川「…うふ…うふふ…」
( ^ω^)「じゃあそういう感じで…」
ξ゚听)ξ「はいはい。考えとくわ」
スタスタ…
ξ゚听)ξ「…うーん…またお色気役か…いやいいんだけど…ボンテージ新しく買いに行こうかしら…」
川д川「すいません…」
ξ;゚听)ξ「うおっ!びっくりした!だ、誰よ?」
川д川「いえ…名乗るほどの怪人ではないんですけど…ツンさんですよね…?」
ξ゚听)ξ「なんだ、同業者さんか…道理で面白い格好してると思ったわ」
川д川「(ボンテージに言われたくない…)」
ξ゚听)ξ「それで、何か用かしら?」
川д川「ええ…あの…ジャスティスカイザーさんとはどういう関係なんですか…?」
川д川「…ずいぶん仲が良さそうでしたけど…」
ξ゚听)ξ「どういうって…まぁ、一回倒されたぐらいだけど…」
川д川「…へぇ…そうなんですか…一回『押し倒された』ぐらい…」
ξ゚听)ξ
ξ゚听)ξ「えっ」
川д川「ツンさんって旦那さんいらっしゃるのに…積極的なんですね…」
ξ;゚听)ξ「いや押し倒されてないからね!?普通に殴られただけだからね!?あと旦那は別れたからね!?」
川д川「…ああ…怪人として倒されたと…?」
ξ;゚听)ξ「そ、そうよ…当たり前じゃない…」
川д川「…私も倒されたことないのに…ツンさんはあるんですね…羨ましいです…」
ξ゚听)ξ
ξ゚听)ξ「ちょっと何言ってるかわからないです」
川д川「私…決めてるんです…初体験はジャスティスカイザーさんに捧げようって…」
ξ;゚听)ξ「何その誤解しか呼びそうにない発言は…」
川д川「神聖な儀式ですから…撃破したり…されたりって…」
ξ;゚听)ξ「儀式って…」
川д川「だから…他の怪人さんには…邪魔されたくないなぁ…って…」
ξ;゚听)ξ 川д 川... スタスタ…
ξ;゚听)ξ「ちょ…ちょっと…?」
川д川「ね…ツンさんもわかりますよね…同じ女性なら…この気持ち…」
ドン!
ξ;゚听)ξ「(う…壁があって…もう下がれない…!)」
川д川「…うふふ…」
川゚д゚川「さよなら」
ξ;゚听)ξ「…!!」
カチン ξ::::::)ξ コチン
川д川「…うふ…うふふふ…」
川д川「正義の味方に…こんな変態さんな格好は…似合わないですよ…」
川*д川「あ…追いかけなきゃ!また見失っちゃう!」
タタタタタ…
川д川「……」
<ヽ`∀´> (^ω^ )
川д川「……」
<*`∀´> (^ω^ )
川д川「…男でも…何があるかわからないものね…」
川д川「……」
川д川「…うふふ…」
( ^ω^)「じゃ、失礼します」
<ヽ`∀´>「ニダニダ。了解したニダ」
スタスタ…
<ヽ`∀´>「いやー、仕事の斡旋までやってるとは…流石ウリの認めたヒーローニダ」
川д川「…こんにちは…ニダーさん…」
<;`∀´>「うおっ!びっくりしたニダ!誰ニダ!?」
川д川「名乗るほどの怪人ではありませんから…」
<ヽ`∀´>「あ、そうニダ?最近人の名前を忘れやすくなってたからありがたいニダよ」
川д川「(…この憎めない感じ…さすがベテラン…)」
<ヽ`∀´>「それで、その怪人さんがウリに何の用ニダ?」
川д川「いえ…ジャスティスカイザーさんとお話しているのが見えたものですから…」
<ヽ`∀´>「お、あいつを知ってるニダ?」
川д川「(…あいつ…)」
<ヽ`∀´>「いやー、あれはなかなか将来有望ニダ!礼儀ってもんを弁えてるニダ!」
川д川「…それだけですか…?」
<ヽ`∀´>「ニダ?」
川д川「…性的に好きとか…思ってませんか…?」
<;`∀´>「ええ…ウリに同姓愛思想はないニダよ…」
川д川「本当に…?じゃあなんでさっき頬を染めていたんですか…?」
<ヽ`∀´>「いや、あれは…」
<ヽ`∀´>『…そうそう、そういえば。今日のウリは一味違うと思わないニダ?』
( ^ω^)『あ、わかりますよ。チーク変えたんですよね?いつもよりエラが強調されてますし』
<*`∀´>『ホルホルホル!さすがにしっかり見ているニダね!』
<ヽ`∀´>「という具合に褒められたもんだからちょっと照れたニダ」
川д川
川д川「…ジャスティスカイザーさんが…そんなことまで…」
<ヽ`∀´>「怪人にとってメイクは命ニダ!あんたも気をつけるニダよ!」
川д川「ええ…ご忠告、ありがとうございます…あ、せっかくですから…」
川д川「私のマスカラの具合を見ていただけませんか…?」
<ヽ`∀´>「ニダ!そんなのお安い御用ニダ!どれどれ…」
川゚д゚川「綺麗ですか?」
<ヽ`∀´>「おお、おメメパッチリ…ニダ…ッ!?」
カチン <ヽ:::∀:::> コチン
川д川「…うふふ…」
川д川「ダメじゃないですか…怪人が油断しちゃ…」
川*д川「さて…また見失っちゃった…」
スタスタ…
<ヽ:::∀:::>「……」
ヒョコ
<;`∀<ヽ:::∀:::>
<;`∀´>「あ、危ないとこだったニダ…この『石像ニダーくん 1/1スケール』がなかったらどうなっていたことか…」
説明しよう!
ニダーはやられ役のベテランかつ天才であるため、相手の技にかかった振りをすることが異常に上手いのだ!
今までもこうして数多のヒーローや一般人の攻撃を巧みにかわしてきたぞ!
<ヽ`∀´>「こんなこともあろうかと携帯しておいて良かったニダ…」
<ヽ`∀´>「それにしても、今の子…一体何が目的ニダ…はっ!」
<;`∀´>「そういえばジャスティスカイザーがどうとか言ってたニダ…もしかして、内藤さんが狙いニダ…?」
<;`∀´>「こうしちゃいられんニダ!連絡して注意を促すニダ!」
プルルルルル
<;`∀´>「ニダ!内藤さんニダ!?実は今そっちに怪人が…え?もう知ってる!?マジニダ!?」
川д川「……」
川 ゚ -゚) (^ω^ )
川д川「…うふふ…」
川д川「さすがジャスティスカイザーさん…どこに行っても…人気者なんだから…」
川д川「…だけど…」
川#゚ -゚) (^ω^;)
川д川「きっと…そんなうるさい女…嫌いだよね…」
川д川「…うふふ…」
川#゚ -゚)「…というわけでな、また腐ったヒーローが…」
(;^ω^)「わ、わかりましたから…今度私からも言っておきます」
川 ゚ -゚)「ああ、よろしく頼む」
(;^ω^)「じゃあまた…戦い、楽しみにしてますので…」
川 ゚ -゚)「そのときが来ればな…首を洗って待っていろ」
スタスタ…
川 ゚ -゚)「…さて…」
川 ゚ -゚)「私に用があるのだろう?」
川д川「…うふふ…さすが…実力だけは若手ナンバーワン…気付くのが早いのね…」
川 ゚ -゚)「ふん…体中から殺気を出しておいてよく言う」
ξ゚听)ξ<ヽ`∀´>←それでも気付かなかった人たち
川 ゚ -゚)「手短に頼むぞ。私はこれから修行があるんでな」
川д川「…ねぇ…ツンデレって…まだ、流行ってるの…?」
川 ゚ -゚)「唐突だな…何故そんなことを聞く?」
川д川「だって…ジャスティスカイザーさんのこと…好きなんでしょ…?それなのに…あんな態度取っちゃって…」
川 ゚ -゚)「…本気で言っているのか?」
川д川「ええ…遠くから見てて…」
川д川「憎らしいったらなかったわ…うふふ…」
川 ゚ -゚)「……」
川д川「…そんなに構えないでよ…同じ怪人じゃない…あ、これ…ジャスティスカイザーさんが鬼面ドライバーさんに言ってた台詞ね…」
川 ゚ -゚)「知るか」
川 ゚ -゚)「はっきり言っておこう。確かに。私はあの男を尊敬している…ある一部においてのみ、な」
川д川「…へぇ…一部…」
川 ゚ -゚)「ああ。あの男の『強さ』…それは紛れもなく本物だと、肌でわかった。だが、それだけだ」
川д川「…そこだけ…なんだ…うふふ…」
川д川「…ふざけてるの…?」
川 ゚ -゚)「何?」
川д川「ジャスティスカイザーさんの良さ…それだけなわけないじゃない…」
川д川「語り尽くそうとしても語り尽くせないぐらいあるじゃない…わかってないんだから…本当、わかってない…」
川 ゚ -゚)「…なるほど…お前はあの男が好きなわけか」
川д川「うふふ…そうよ…大好きなの…あなたや、他の人たちなんかと違って…」
川 ゚ -゚)「とんだ怪人もいたものだな」
川д川「……」
川 ゚ -゚)「怪人の本分を忘れ、ヒーローとの恋路に走るとは…恥を知れ」
川д川「……」
川 ゚ -゚)「胸に手を当てて考えてみろ。お前はそんなことをするために怪人になったのか?」
川д川「……」
川 ゚ -゚)「ヒーローは倒すべき相手だ。それを思い出せ」
川д川「…誰が決めたのよ…そんなこと…」
川д川「ヒーローだとか…怪人だとか…どうでもいいじゃない…彼は男で…私は女なの…それ以上の理由なんていらない…」
川 ゚ -゚)「…どうあっても持論を曲げないようだな」
川д川「うふふ…曲げられるような持論なら最初から持たないわ…」
川 ゚ -゚)「その点だけは同意しよう…だが」
川 ゚ -゚)「お前のような腐った怪人に用はない。一生そこで凍りついていろ」
川д川「…うふふ…うふふふふ…こっちの台詞…」
川゚д゚川「一生そこで石になっていて」
川 ゚ -゚)「『氷鏡』」
パキィッ!!
川;д゚川「…かが…み…!!」
川 ゚ -゚)「お前のことは知っている…追跡尾行貞子。見た相手を石化させる、『ゴルゴンの目』を持っていると」
川 ゚ -゚)「だが、その弱点は単純明快…鏡だ。自分を石化させてしまうから、な」
川;д゚川「…う…!!」
川 ゚ -゚)「前言を訂正しよう。一生そこで石になっていろ」
川;д゚川「…あ…う…!!」
川゚д゚川「…なんちゃって…」
川;゚ -゚)「…な…!?」
川;゚ -゚)「私の手足が…石に…!?」
川д川「ごめんなさい…その弱点、古い情報なの…」
川д川「確かに今も、威力は減らされちゃうけど…もう、その弱点は克服したから…」
川;゚ -゚)「馬鹿な…怪人の弱点は、生まれた時から克服などできないはずだ…!」
川д川「…そうね…普通はそう…だけど、愛の力はね…どんな難関でも乗り越えるのよ…」
川;゚ -゚)「ふざけたことを…!」
川д川「わからないわよね…あなたみたいな生真面目な怪人に、わかるはずない…いいえ、わかってほしくない…」
川д川「じゃ…」
川д川「今度こそ、終わり」
川; - )「…!!」
( ^ω^)「待てい!!」
川д川「…え…」
川;д川「じゃ、ジャスティスカイザーさん…!?どうして…!?」
川;゚ -゚)「お前、帰ったんじゃなかったのか!?」
( ^ω^)「話は後だ!」
サッ
( ^ω^)つΦ「変・身!!とうっ!!」
(::::::::::::::) フォワワワワワ
川*д川「う、嘘!?ジャスティスカイザーさんの生変身!?しゃ、写真撮らないと!!」
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「おい…私の石化解けてるぞ…いいのか…」
スタッ!!
(::::::::::::::)「…天下無双のヒーロー…」
ドカーーーー ( =☆=)「ジャスティスカイザー!!ここに見参!!」 ーーーーン
川*д川「す、すごい…!!こんな至近距離で見たの初めて!!」
川д川「あ、そうだ!ちょっといい?」
川 ゚ -゚)「…何だ…」
川д川「これ」
川 ゚ -゚)「カメラ…?」
川д川「2ショット撮ってもらえる?」
川 ゚ -゚)
( =☆=)「こんなポーズでいいですか?」
川*д川「大丈夫です!」
川 ゚ -゚)「じゃあ撮るぞー。はい、チーズ」
川#゚ -゚)「って撮るかアホオオオオオオオオオオオ!!!」
バキイッ!!
川;д川「ああああああ!!!マイメモリイイイイイイイイイ!!!」
( =☆=)「(乗りツッコミだ…)」
川#゚ -゚)「はぁ…はぁ…貴様ら…本当ふざけるのも大概にしろよ…」
川#゚ -゚)「大体ジャスティスカイザー!!貴様何しに来たんだ!!今私たちは決闘とも呼べる戦いをしていたんだぞ!!」
川д川「そ、そうだった…ジャスティスカイザーさんの真の愛怪人はどちらかを決めるためにね…」
川#゚ -゚)「違うわ!!お互いの曲げられない信念のために戦っていたんだろうが!!」
川;д川「あ、ええ…まぁ、そうとも言えるわね…」
川 ゚ -゚)「その戦いを邪魔しに来たんだ…覚悟はできているんだろうな…」
( =☆=)「……」
川;゚ -゚)「な、なんだその目は」
( =☆=)「今の君ではまだ私には勝てない。そこの怪人…貞子にも負けそうになっていたぐらいだしな」
川#゚ -゚)「ぐ…くそっ!!」
川д川「うふふ…面白…」
( =☆=)「話は大体聞かせてもらった…貞子、君は私に恋をしていると…」
川*д川「そ、そうです!きゃっ言っちゃった!」
川#゚ -゚)「(こいつ…機会があればマジで凍結してやる…)」
( =☆=)「…その気持ちはとてもありがたい…だが…私はその好意に応えることはできないんだ…」
川д川「…ヒーローと…怪人だから…?」
( =☆=)「ああ…そうだ」
川д川「でも…そんなの、どうだっていい…!私は、あなたの傍にいたい…!」
( =☆=)「…すまない…」
川д川「…そう…」
川 ゚ -゚)「……」
川д川「わかった…それじゃあ…」
川゚д゚川「路線変更…」
川;゚ -゚)「…!!逃げろ、ジャスティスカイザー!!」
( =☆=)「!!」
ドンッ!!
川; - )「うおおおおお!!」
( =☆=)「クー!!」
川::::::-:::)
( =☆=)「…クー…何故私を…!!」
川д川「うふ…うふふ…やっぱり…口ではあんなこと言ってても…心は同じだったみたい…馬鹿な女…」
( =☆=)「貞子…貴様…!!」
川д川「ね…ヒーローと怪人の恋がだめなら…」
川゚д゚川「怪人と石像の恋はどう?」
( =☆=)「くっ!!ジャスティスミラー!!」
川゚д゚川「…うふふ…無駄よ…私にもう、鏡は通じない…」
( =☆=)「…手足が…!!」
川д川「あなたへの恋心が…私を強くしてくれたの…」
川д川「うふふ…ね…こっちを見て…最後ぐらい、見詰め合っていたいから…」
( =☆=)「……」
川д川「…うふ…うふふ…こんなに近くで見られるなんて…」
( =☆=)「…なめるなよ…」
川д川「…え…?」
( =☆=)「ヒーローをなめるなと言ったんだ…」
川д川「…それは、どういう…」
( =☆=)「気持ちで強くなるのは…」
\ ヽ ! | /
\ ヽ ヽ / / /
貴様だけじゃないッ!!!
\ | / /
,イ
 ̄ -- = _ / | --'''''''
,,, ,r‐、λノ ゙i、_,、ノゝ -  ̄
゙l ゙、_
ド .j´ . . (. ン
─ _ ─ { (=☆= ) /─ _ ─
). c/ ,つ ,l~
´y { ,、 { <
ゝ lノ ヽ,) ,
川;д川「う、嘘…!?石化が…!?土壇場でのパワーアップなんて…お約束すぎる…!!」
( =☆=)「貴様は…何もわかっていない…!!」
川;д川「……」
( =☆=)「貴様のそれを…愛と呼ぶことはできない…それは、エゴだ…」
川;д川「エゴ…」
( =☆=)「そう…それを、この怪人は…」
川::::::-:::)
「クーは身を持ってお前に伝えようとしたんだ…」
川;д川「…ふふ…」
川д川「うふふ…うふふふふふふふふふふふふ…」
川д川「そう…そうね…彼女は、最後の最後…あなたを守ろうとした…」
川д川「それこそが、愛…そういうことね…」
( =☆=)「…わかったようだな…どうやら、これで私の仕事は…」
川д川「いいえ…まだよ…ジャスティスカイザー…」
川д川「ヒーローの仕事は、怪人を倒すこと…そうでしょう…?」
( =☆=)「……」
川д川「さぁ、私を倒して…そして…」
川;д;川「クーと…幸せになって…!」
( =☆=)「……」
川;д;川「私にできなかったことを…彼女と成し遂げてみせて…!」
( =☆=)「…ジャスティスボール…!」
( =☆=) フォォォォォ…
つ◎と
川д川「…さようなら…私の愛したヒーロー…そして…」
川д川「私の、ヒーローに撃破される処女…」
::::::::::::::::::::::::...... ........::::::::::::::::::::::::::: ;;;;;;;::::::::::::::::::
γ ⌒ ⌒ `ヘ
イ "" ⌒ ヾ ヾ ドガァァァァァァァァン.....
/ ( ⌒ ヽ )ヽ
( 、 , ヾ )
................... .......ゞ (. . ノ. .ノ .ノ........... ........
:::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ、、ゝ.....| |..., , ノソ::::::::::::::.......::::::
.._....,,. .-ー;''! i;;;〜−ヽ
γ ,〜ー'''l ! |'''ーヾ ヾ
( ( |l | ) )
ヾ、 ⌒〜"""''''''⌒〜'"´ ノ
""'''ー-┬ーr--〜''""
| | :
ノ 从 ゝ
( =☆=)「……」
川;゚ -゚)「…う…石化が…やったのか…」
( =☆=)「ああ…全て終わった…」
〜後日〜
氷牙凍姫クーに踏まれたいスレ Part289
273 名前: 名無しの戦闘員さん 2010/05/29(土) 10:27:21:34 ID:???
クーにゃんとカイザーの禁断の恋とか…
274 名前: 名無しの戦闘員さん 2010/05/29(土) 10:27:24:12 ID:???
胸が熱くなるな…
275 名前: 名無しの戦闘員さん 2010/05/29(土) 10:27:43:45 ID:???
娘が嫁に行った親のような気分だ…
川 ゚ -゚)「……」
川#゚ -゚)「…許さん…許さんぞ…私の知らないところで…こんなふしだらな展開に…!!」
川#゚ -゚)「ジャスティスカイザー…いつか必ず殺す!!!」
川д川「……」
ミセ;゚ー゚)リ「う…またいる…」
('、`;川「私たち怪人へのエンカウント率ハンパないわね…」
川д川「(…私の恋は忍ぶ恋…正怪人妻の座は渡したけど…)」
川д川「(愛怪人の座は…譲らないわ…氷牙凍姫クー…!)」
( ^ω^)
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「(やはり恋愛回は視聴率が高いな…実況スレも勢いすごいし…)」
( ^ω^)「…前々回の読みは間違ってなかったな…」
第七回登場怪人
尾行追跡貞子 川д川
危険度Sランク級のストーカー怪人。世間一般で言うところのヤンデレ。
壁をすり抜けられたり目を合わせた相手を石にしたりと、怪人としてはハイスペック。悪の心も一流。
鏡というとても陳腐な弱点を持っていたが、持ち前の恋心と怪人力の伸びしろによって克服。
ジャスティスカイザーの正怪人妻の座をクーに明け渡したが、虎視眈々とその席を狙い続けている。
ちなみに現在、ファンスレはPart134である。
( =☆=)「やぁみんな!今週はちょっとヘビーな回だったね!」
( =☆=)「ヒーローと怪人の恋…みんなは、どう思う?」
( =☆=)「僕は…秘密、ってことにしておこうかな!最後にみんなに、恋の名言を教えちゃおう!」
( =☆=)「恋はお金で買えないけど愛はお金で買える」
( =☆=)「深い言葉だね!それじゃ、また次回!せーの!」
( =☆=)「いつも心に、ジャスティスを!」
( ^ω^)は現実的ヒーローのようです
第七回 「恋愛と視聴率は切っても切り離せない関係なのだ!」
おわり
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