ミセ;゚ー゚)リ「きゃー!怪人よー!にこやかな笑顔の怪人よー!」

(^o^)「どうも!怪人です!」

('、`;川「えぇ…なんか今回フレンドリーだな怪人…」

(^o^)「いきなりで恐縮なのですがお嬢さん!」

('、`;川「わ、私?何?告白ならNGよ?私そういう重いの無理だし?」

ミセ;゚ー゚)リ「怪人相手に自意識過剰だよ…」

(^o^)「僕と心中してください!!」

('、`*川

ミセ*゚ー゚)リ

ミセ;゚д゚)リ('д`;川「「もっとヘビーなお願いだったーーーっ!!!」」

(^o^)「お願いします!!心中してください!!」

('、`;川「嫌だよ!なんで名前も知らない怪人と心中しなきゃならないのよ!」

(^o^)「何でもしますから!!心中してください!!」

('、`*川「え、マジ?じゃあヴィトンのバッグ…」

ミセ;゚ー゚)リ「バッグ買ってもらえたら心中してもいいの!?」

('、`;川「や、やっぱそうよね…せめてマンションぐらいは買ってもらわないと…」

ミセ;゚д゚)リ「値段の問題じゃねーよ!!パニくりすぎて思考できてないぞ!!」

(^o^)「ええいじれったい!!じゃあそっちのあなたでもいいです!!心中してください!!」

ミセ;゚ー゚)リ「嫌に決まってるでしょ!」

(^o^)「何でもしますから!!心中してください!!」

ミセ*゚ー゚)リ「え、マジ?じゃあiPad…」

('、`;川「お前も同じじゃねーか!!」

('、`;川「一旦落ち着きましょう!私たちは死にたくないの!ね!そうでしょ!」

ミセ;゚ー゚)リ「そ、そうだよね…危うく社会の息苦しさに耐えかねて心中を選ぶところだったよ…」

('、`;川「…意外と悩んでるのねあんた…なんか知りたくないこと知っちゃったわ…」

(^o^)「もう!!どうして心中してくれないんですか!!こんなに頼んでるのに!!」

('、`;川「頼めばどうにかなると思ってる時点で間違ってるわよ…」

ミセ*゚ー゚)リ「そうよ!私と心中したかったらせめて福山雅治ぐらい連れてきてよね!」

('、`;川「…なんかもう明日からあんたと普通に接することができなさそうなんだけど…」

ミセ;゚ー゚)リ「ちょ、ええ…元はといえばペニちゃんが言い出したんじゃない…」

('、`;川「まぁそれはそうだけど…」

ミセ#゚ー゚)リ「大体私と立ち位置被ってるのよ!!驚き戸惑う一般人は私一人で十分なんだから!!」

('、`#川「それは私の台詞よ!!アイデンティティ丸出しな髪型しやがって!!」



ヽミセ#゚д゚)リノ   ギャーギャー   ヽ('д`#川ノ


(^o^)「…くくく…」

(^o^)「醜いなぁ…人間は本当に醜い…」

(^o^)「こんな些細なことですぐに人間関係が崩壊してしまう…」

(^o^)「だが安心したまえ…私はそんな醜い人間が大好きだからね…」

\(^o^)/「オワタタタタタタタタwwwww」←笑い声


      終末悲壮   \(^o^)/   オワタ


(^o^)「さぁて…この調子でどんどん人間関係を崩壊させてやる…」

(^o^)「そしてゆくゆくは!!お友達内閣を崩壊させ!!この私が国のトップに君臨するのだ!!」

(^o^)「見える…見えるぞ…明るい日本、豊かな日本が…!!」

\(^o^)/「オワタタタタタタタwwwwww」←笑い声

( ^ω^)「待てい!!」

(^o^)「む…貴様、何者だ!!」

( ^ω^)「私こういう者です」

┌─────────────┐
│全日本ヒーロー派遣(株)  ......│
│  ヒーローニ課         │
│                    │
│    内藤 ホライゾン     .│
│                    │
│電話番号 xx-xxxx-xxxx    .│
│ 住所   xxxxxxxxxxxx   .....│
└─────────────┘

\(^o^)/「ちょwwwwwいきなりヒーロー出現とか俺オワタタタタタタタwwwww」

( ^ω^)「あ、大丈夫です。すぐに攻撃したりはしませんので」

(^o^)「何…?貴様、一体何を企んでいる…?」

( ^ω^)「(何だこの人すごくめんどくさいテンションだな)」

( ^ω^)「悪事を止めて私に協力していただければ、こういう物をお渡ししようかと思いまして…」

( ^ω^)つ[金色のお菓子]

(^o^)「ふ…ふはは…」

\(^o^)/「オワタタタタタタタwwwww」

('、`;川「なんで途中まで普通に笑ってたのに切り替えたのよ…」

(^o^)「そのようなもので私を釣ろうとは笑止千万!!私は金よりも固い意志を持って悪事を働いているのだよ!!」

( ^ω^)「…なるほど。どうやら、『本物』の方のようですね」

説明しよう!
怪人にもヒーローと同じように、『役者中心の』怪人と『真の』怪人がいる!
ちなみに今までに登場した怪人たちは以下のようになるぞ!

<ヽ`∀´> 真の怪人(自称)

(;;´皿`) 変質者

ξ゚听)ξ 役者中心

/ ,' 3 役者中心

川 ゚ -゚) 真の怪人

そしてこのオワタは!心に黒い野望を秘めた、真の怪人なのである!

\(^o^)/「説明ご苦労!オワタタタタタタタwwwww」

ミセ;゚ー゚)リ「いい加減鬱陶しいなこの笑い方…」

( ^ω^)「そういうことであれば、私も手加減はしません」

(^o^)「おおっと待ってもらおうか!」


  =\(^o^)/  シュババッ!!
  ('、`*川


('、`;川「うわっ!不愉快なポーズで後ろに回り込まれた!」

\(^o^)/「くくく…この女の命がどうなってもいいのかな…?」

(;^ω^)「…人質、ですか…」

\(^o^)/「ああ…少しでも変な素振りを見せてみろ…」

ミセ;゚ー゚)リ「ペニちゃん…お葬式には行くからね!」

('д`#川「この段階で殺すなあああああ!!」

\(^o^)/「この女は…」




   ドーーーー   \(#^o^)/「私と心中してもらうことになるぞおおおおおお!!!」   ーーーーン



( ^ω^)

ミセ*゚ー゚)リ

('、`*川

\(^o^)/「オワタタタタタタタwwwww恐怖の余り声も出ないようだな…」

( ^ω^)「(バカだ…)」

ミセ*゚ー゚)リ「(バカがいる…)」

('、`*川「(笑い声うるせぇ…)」

( ^ω^)「(とはいえ…お子様たちに心中なんてものを見せるわけにもいかない…)」

ミセ*;д;)リ「ペニちゃん…驚く一般人は私がしっかりやっておくから!安心して死んで!」

('、`;川「お前が怪人なんじゃないのかマジで…」

\(^o^)/「さぁ…私に心中してほしくなければ、まずは変身セットをそこに置いてもらおうか…」

( ^ω^)「…くっ…」

スチャ

\(^o^)/「ふふふ…ヒーローも大変だな…こんなゴミ(=オワタ)の命も守らなければならないとは…」

('、`;川「なんかお前ものすごい自虐的なカッコ付いてるぞ…」

グシャァッ!!

\(^o^)/「これで変身は封じた!!さぁ一緒に来い地味女!!お友達内閣を崩壊させに行くぞ!!」

('、`;川「ええ…まぁいいか…内閣崩壊させたいし…」

タタタタタタタ…

ミセ*゚ー゚)リ「…行っちゃった…ど、どうするんですか?ヒーローさん…変身道具まで壊されちゃって…」

( ^ω^)「え?ああ、あれはスぺアが二百個ぐらいあるんでいいんですけど…」

ミセ;゚ー゚)リ「スペア多っ!!」

( ^ω^)「修理費も後で請求しますし…」

ミセ;゚ー゚)リ「しっかりしてますね…」

( ^ω^)「それよりも今は、二人の安否が心配です」

ミセ;゚ー゚)リ「そ、そうですよね!って…二人…?」

( ^ω^)「(そう…今最も心配すべき点は一つ…)」

( ^ω^)「(オワタの討伐を他のヒーローの手柄にされてしまうことッ!!!)」

( ^ω^)「(変身道具を一つ壊された上に手柄まで持っていかれては、いいとこなしどころの話ではないッ!!)」

ミセ;゚ー゚)リ「(な、なんか燃えてる…さすがヒーローね!)」

〜国会議事堂前〜

(^o^)「着いた…ここが全ての終着点…」

('、`*川「うわー、初めて着たわー。写メとっとこ」

パシャ

┌────────────────────────────────────────┐
│                          .,-、                              ...│
│                          .,|IIII|,、                             .│
│                        ./;;;;;;;;;;;;;;\                            .│
│                        .._日iiviiviiviivii日_                         ......│
│                       |:::゚:゚:゚:゚:゚;゚;゚;゚;゚:゚:゚:゚:゚:::|                           │
│                     ェ|::::i━━━━━i::::|ュ                         ..│
│                       |::|::::| ||:||:||:||:||:||:| |::::|::|                          .│
│                      台 |::::| !!:!!:!!:!!:!!:!!:! |::::| 台                         .│
│                 ___.iェェェ:|;;;;|二二二二二|;;;;|:ェェェi.___                    .│
│.               |:::,-、::[.___[ V I P 警 察 ]___]::::,-、:::|                   ..│
│--、.__________|:::IIII :|:::┌┬┬┬┬┬┬┬┬┐:::|:: IIII:::|__________     │
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│ニニ[_].         −ニニ三三三三三三三三三三三三三三三ニニ−     [__]ニニニ      .│
└────────────────────────────────────────┘

('、`;川「(…無理やり入ってきた…)」

\(^o^)/「オワタタタタタタwwwwwお前の旅行気分を汚してやったタタタタタタタwwwww」

('、`;川「(色々うぜぇ…)」

('、`*川「でもここからどうするつもりなの?いくら私が人質にいるとはいえ、相手は国会よ」

(^o^)「もちろんお前らにやったのと同じ方法さ…」

('、`*川「同じ…心中願い?」

(^o^)「その通り…人間の醜さの根源は、生への執着にある」

(^o^)「その執着を無理やり引き出すことによって、その周辺の醜さも一緒に引き出す…」

(^o^)「それが私、オワタのマインドコントロールだ」

('、`;川「な、なんか恐ろしいわね…変な笑い方するしか能がないと思ってたのに…」

σ(^o^)σ「さぁ行くぞ!!ヒァウィーゴー!!」

('、`;川「(手うぜぇ…)」


(1´・_ゝ・`)「ん?なんだお前たちは」

(2´・_ゝ・`)「愉快な二人組か?」

\(^o^)/「はい!僕怪人です!」

(1;´・_ゝ・`)「怪人!?道理で愉快な格好してると思った!」

\(^o^)/「それはともかく!お願いがあります!僕と心中してください!!」

(2;´・_ゝ・`)「ええ…初対面で何言ってんのこの怪人…」

\(^o^)/「何でもします!!心中してください!!」

(1´・_ゝ・`)「え、マジ?じゃあ英和辞典欲しいんだけど…」

(2;´・_ゝ・`)「いやそれは自分で買えよ…っていうか辞典もらえたら心中していいのか?」

(1´・_ゝ・`)「そりゃいいだろ。だって辞典ってこういう機会に買わないと買うタイミングわかんないじゃん」

(2´・_ゝ・`)「いやそうだけど…みみっちいんだよ」

(1#´・_ゝ・`)「な…なんだと!!お前辞典っていくらするかわかって言ってんのか!!」

(2#´・_ゝ・`)「ウン千円だろうが!!みみっちいんだよ!!」

(1#´・_ゝ・`)「てめ…もう怒った!!もう怒ったよ俺!!」


(1#´・_ゝ・`)  ギャーギャー  (´・_ゝ・`#2)


('、`;川「…なんかもうどこからツッコんでいいやら…」

\(^o^)/「オワタタタタタタwwwwwこれで楽々侵入うめぇwwwww」

('、`;川「ああ…この後ちゃんと面白い展開になるのかしらこれ…グダグダだわ…」

(,,゚Д゚)「待てい!!」

\(^o^)/「!!誰だ貴様!!」

(,,゚Д゚)「俺の名は烈火剛将ギコ!!新人ヒーローだ!!」

\(;^o^)/「な、何ィ…!?私の完璧な侵入がもうバレたというのか…!?」

('、`*川「まぁ正門から入ったしね…」

(,,゚Д゚)「む…そちらの女性…まさか…人質か!?」

('、`;川「そ、そうなのよ!助けて!もうこいつの笑い声聞きたくないの!」

(,,゚Д゚)「なるほど…道理で人質顔をしていると…あ、いや…別に悪い意味じゃないんですよ?素朴で素敵な顔だなと…」

('、`;川「フォローが心に刺さるんですけど!?」

\(^o^)/「人質顔wwwwwお腹がイタタタタタタタタwwwww」

('、`#川「活用形の笑い止めろ!!お前の面白ポイントそこしかねぇのかよ!!」

(,,゚Д゚)「いいか…よく聞け怪人!!」

(,,゚Д゚)「まず、そちらの素朴な顔の女性を人質に取った罪!!これは人質強要罪で6ヶ月以上10年以下の懲役だ!!」

(,,゚Д゚)「続いて不法侵入!!住居侵入罪の場合は3年以下の懲役または10万円以下の罰金となる!!」

(,,゚Д゚)「これだけの罪、許すわけにはいかん!!」

\(^o^)/「10万以下程度の罰金など!!一括で払ってやるタタタタタタ!」

('、`;川「いやもう語尾みたいになってますけど!?」

(#゚Д゚)「法律をなんだと思っている…!!思い知れ!!必殺!!」

\(^o^)/「おっと!!人質がどうなってもいいタタタタタタ!?」

(,,゚Д゚)「…ちょっと痛いかもしれませんが…」

('、`;川「えええええ!!救出諦めるのはやっ!!」

(,,゚Д゚)「大丈夫です!!ちょっと火柱が出るだけですから!!」

('、`#川「ちょっとでもアウトだろおおおおお!!!」

(#゚Д゚)「ヴォルケイノ…」

───────── ― - --
─── /⌒ヽ, ─────────
 ̄ ̄  / ,ヘ  ヽ  「クラアアアアアッシュ!!!」  , ” ' ‐ ,
 ̄ ̄ i .i \ (#=☆=)ヽ,   ___,, __ _ ,, - _―" ’.  ' ・,  ’・ ,  /∧_∧
── ヽ勿  ヽ,__    j  i~""     _ ― _: i ∴”_ ∵,          ))
______   ヽ,, / / __,,, -- "" ─ "ー ・, ; ; - 、・   r=-,/⌒  ~ヽ~,
───────  ヽノ ノ,イ  ─── ― -            i y  ノ' ノi j |
───────  / /,.  ヽ,  ──                i,,___ノ   //
______   丿 ノ ヽ,__,ノ ___ _ _ _           ,'    ゝi
           j  i                        /   y ノ
_____    巛i~ ____ _             /    /~/
                                   i   < /
───────     _  _                    ヽ,  \
               // | | 巛                / ヽ_  )
────        //   | |    ===┐        i (~_ノ
             //   | |       | |        ノ  /
             ~    ~       | |         ノ  /
                     ===┘      (~   ソ
                                  ~ ̄

\(^o^)/ ('、`*川

\( ^o^)/ ('、`* 川

\(゚o゚)/ (゚、゚*川 !?

(; Д )「ゴッハアアアアア!!!」

ズザザザザザザ…

(;=☆=)「はぁ…はぁ…間に合った…」

\(゚o゚)/「ワタタタタタタタタタタタ」←慌て声

(゚、゚*川

(ぅ=☆=)「ふぅ…」


ドカーーーー   ( =☆=)「ジャスティスカイザー!!ここに見参!!」   ーーーーン


('、`;川「…今、蹴り飛ば( =☆=)「終末悲壮オワタ!!我が同胞ギコを蹴り飛ばすとは許しがたし!!」

\(゚o゚)/「俺のせいにされてるオワタタタタタタタタ」

('、`;川「いや、あんた( =☆=)「さぁ来い!!次はこのジャスティスカイザーがお相手しよう!!」

('、`;川「…えぇ…」

( =☆=)

\(゚o゚)/

('、`;川「……」

( =☆=)

( =☆=)「…やはり…納得できませんか…」

('、`;川「当たり前でしょ!!」

( =☆=)「…わかりました…」

( ^ω^) シュン!

( ^ω^)「変身シーンからやり直します!!」

('、`;川「そういうことじゃねえええええ!!この期に及んで誤魔化そうとすんなよ!!」

('、`;川「今、この…ヒーロー、蹴り飛ばしたわよね…」

( ^ω^)「え?そうでしたっけ?」

('、`;川「いや思いっきり蹴ってたじゃない…バコッって文字見えたもの」

\(゚o゚)/

('、`;川「(そしてこいつはいつまで固まってんだ…)」

( ^ω^)「ええと…じゃあ百歩譲って蹴ったとして…」

( ^ω^)「それはそれとして、変身シーンからやり直していいですか?」

('、`;川「良くないよ!!うやむやにしようとしてるよね!?」

( ^ω^)「ははは…いやだなぁ…してませんよ…」


( ^ω^)  フキフキ
   つ□ Д )


('、`;川「靴の跡拭くなよ!!」

( ^ω^)「…!!ああ!!今大変なことに気付きました!!」

('、`;川「な、何?また変な言い逃れ?」

( ^ω^)「ここを見てください!!」

 
                    ( ^ω^)Φ
                         (偽 Д )


( ^ω^)「ほら!!肌を拭いたら下からこんな文字が!!」

('、`;川「どう見ても今書いたよね!?油性で書いたよね!?」

(偽;-Д-)「う…うぐ…だ、誰だ…」

( ^ω^)


( ^ω^) トンッ
 Σ ⊂(偽 Д )「ぐ」


('、`;川「落とした!!今完全に落とした!!」

( ^ω^)「全く…ヒーローに化けるとは、恐ろしい怪人ですね!!偽の字で分かるとおり!!」

('、`;川「ご、強引過ぎる…」

( ^ω^)「でもあなたも心当たりがあるのでは?」

('、`;川「え?そりゃまぁ…私ごと攻撃されそうになったりしたけど」

( ^ω^)「それです!!本当のヒーローがそんなことするでしょうかいやしません!!」

('、`;川「飛び蹴り落書きも当身もヒーローのすることじゃないと思う…」

( ^ω^)「…ですが、これだけは言わせていただきたい!!」

('、`;川「な、何よ?」


   ド   ( ^ω^)「飛び蹴りに関しては目標を間違えました!!!申し訳ない!!!」   ン


('、`;川「嘘くせえええええええええええええええええええええええええええ!!!!!」

\(゚o゚)/

('、`;川「こんな特徴的な顔間違えるわけないでしょ!!」

( ^ω^)「有り得ないことは有り得ません…あの瞬間、私は確かに…」

( ^ω^)「これ(,,゚Д゚)を」

( ^ω^)「あれ?こいつ(^o^)じゃない?」

( ^ω^)「と思い込んでしまったのです…」

( ^ω^)「あなただってあるでしょう?堀北真希と箕輪はるかを見間違えた経験の一度や二度ぐらい」

('、`;川「う…それはまぁ確かに…未だにごっちゃになるときがあるけど…」

( ^ω^)「それと同じですよ…この飛び蹴り間違えちゃった事件に関しては後で正式に謝罪します…ですから…」

('、`;川「…しょうがないわね。確かに、今はこいつをどうにかするのが先だろうし」

\(゚o゚)/←こいつ

( ^ω^)「よし…誤魔化しきった…」

('、`*川「え?何か言った?」

( ^ω^)「いえ、なにも」

サッ

( ^ω^)つΦ「変・身!!」


ドカーーーー   ( =☆=)「ジャスティスカイザー!!ここに見参!!」   ーーーーン


('、`;川「あれ!?なんか早くない!?」

( =☆=)「ええ!!ケツカッチンでして!!」

('、`;川「立て込んでんなヒーロー!!」

( =☆=)「さぁ来い!!終末悲壮オワタ!!」

\(゚o゚)/

( =☆=)

\(゚o゚)/

( =☆=)「……?」

('、`*川「ど、どうしたのかしら…」

    トコトコ

 =( =☆=)   \(゚o゚)/


    ( =☆=)つ\(゚o゚)/


( =☆=)「…なんてことだ…」

('、`*川「な、何?どうしたの?」



( =☆=)「脈が…ない…」


('、`*川

( =☆=)

('、`*川

( =☆=)

(゚д゚;川「死んだのーーーーーーーーーーー!!!???」


                      終末悲壮オワタ \(^o^)/

                 責任転嫁されたことによる極度の恐怖により


                           殉  職


( =☆=)「…この男は…きっと…臆病な男だったのだ…」

( =☆=)「あなた達に心中を迫っていたのも、もしかしたら…本気だったのかもしれない…」

('、`;川「え、いや…え?何その物語のシメみたいな台詞?」

( =☆=)「それでも世間の重圧に耐え…国の将来を憂い…」

( =☆=)「自分に正直に…生きて…」

:::( =☆=):::「そして…死んだ…!!」 フルフル

('、`;川「何震えてんの!?マスクの裏で泣いてるの!?っていうか殺したのあんたでしょ!?」

( =☆=)「…ああ…そうだ…」

('、`*川「やっぱり…」

( =☆=)「彼を殺した…『世間』には…私も入っている…っ!!」

('д`;川「ちげええええええええ!!!もっと直接的な意味だあああああああああああああ!!!」

( =☆=) ソ…
  つ(゚o゚)と

('、`;川「ちょ…そいつを連れてどこに行くつもり!?」

( =☆=)「決まっている…」


  ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
  ::.:.:.::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.::.:.:.:.:.:.:.
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                         / ̄ ̄\
                       /:::::::::::::::::::::ヽ
 ____________|_____|____________


          (::::::::=☆)   彼を埋葬するのさ…誰も来ない、静かで…優しいところへ…
        (::゚o│::::::::│へ
         ヽ│::::::::│
           ││
         :::::::::::::
        ::::::::::::::


('、`;川「そんな流れじゃなかったじゃない!!!」

〜後日放送で使用された主な部分〜

(;^ω^)「…人質、ですか…」

\(^o^)/「ああ…少しでも変な素振りを見せてみろ…」

ミセ;゚ー゚)リ「ペニちゃん…お葬式には行くからね!」


\(^o^)/「おっと!!人質がどうなってもいいタタタタタタ!?」

(,,゚Д゚)「…ちょっと痛いかもしれませんが…」

('、`;川「えええええ!!救出諦めるのはやっ!!」


                    ( ^ω^)Φ
                         (偽 Д )


          (::::::::=☆)   彼を埋葬するのさ…誰も来ない、静かで…優しいところへ…
        (::゚o│::::::::│へ
         ヽ│::::::::│

('、`;川「…見事な編集手腕と言わざるを得ないわ…でも…」


                     /二二ヽ                    
                      / /   ヽヽ                   
                    l l.      l l                      
                  ,. -┴┴──‐┴┴- 、                
                /             \              
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('、`;川「…これ、送られてきちゃったしなぁ…」

( =☆=)『…彼もまた…呪われた人間社会の犠牲者か…』

('、`*川「…まぁ…いいか…」

第六回登場怪人


終末悲壮オワタ \(^o^)/

笑い方が気持ち悪い怪人。マジな方の人で、日本国の乗っ取りを企てていた。
相手に心中を願うことで、その人間の汚い部分を曝け出させるというすごく嫌われそうな能力を持っている。
「それ、最初からジャスティスカイザーに使えば良かったんじゃない?」は禁句。
国のトップを狙っていたくせに心が弱く、ジャスティスカイザーの責任転嫁に怯えて殉職。
二階級特進したので、最終地位は幹部候補生である。

( =☆=)「……」

( =☆=)「今回は、悲しい戦いだった…」

( =☆=)「僕がもっとしっかりしていれば…こんなことにはならなかったのに…!!」

( =☆=)「…それじゃ、また次回」

( =☆=)「いつも心に、ジャスティスを…!」




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   ( ^ω^)は現実的ヒーローのようです

第六回 「ヒーローは怪人の死を踏み台に羽ばたくものなのだ!」


おわり

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