ゾンビ「おおおおお・・・お?あれ?アレ?人間いなくね?」後編  [前のページへ






大統領「君の父親は、本当にすごい人物だ・・・今の我々にすらそんな装置を作ることは出来ないだろう」

少女「・・・・・実は先日、新聞で私の友達を見ました」

大統領「なに!それは本当かね!」

少女「姿は昔のままでしたが、今では宇宙船の開拓員になっていました・・・」

大統領「そうか・・・ん、ということは、君の家族も」

少女「もし、できるのなら・・・会ってみたい・・・でも、・・・・・怖いんです・・・血だらけで私を追いかけてきた母に会うのが」
    「父がこちらに居たとしても、父と母はあの時とは違うと思う・・・ うう、うわああああ・・・・」

少女は泣き崩れた

少女と大統領が対談をしていたとき   とある施設の とある研究室で ついに長い間謎だったことが解明された







ゾンビA「こ、これだったのか・・・・これが!俺たちを!」

研究室で白衣を着た青年ゾンビ 彼は三世紀半前に 人間が居なくなったということを発見した最初のゾンビである
そして、今度はある事を発見した

ゾンビA「我々がゾンビになった原因は この細菌によるものだったんだ」

長年の謎である なぜゾンビが生まれたのか
この疑問は誰にも分からないだろうとされていたが、このゾンビは生前、軍でゾンビの対処法を研究していた
職員であり、3世紀半かけて、趣味のセパタクロウと兼用してゾンビの謎の解明をしていた

どうやら、彼の発見した細菌により、生物の突然変異で凶暴性が増し 人間はゾンビになったようだが
地球の 酸素と反応すると 再び突然変異を起こすらしく ゾンビが急に知性を持ち出すようになった
しかし、この知性をもつと一つだけ欠点があり、周りの目を気にしてしまうという心理状態になるという
その状態になると 周りが「うーうー」唸ってる状態で 人間の血肉を求めてさまよってると
なんか自分も 同じ事しなきゃいけないんじゃないかな?という気になり 大体50年くらい 周りと合わせちゃう
ようになるそうだ




しかし、他の動物に寄生して突然変異を起こすのかというとどうやら違うみたいだ
どうも、人間の脳の部分にこの細菌が入ると、突然変異が起こるのだが、現段階では
人間の脳に入るの部分は分かっていない

あくまで神の視点で言うと 人間の脳に入ると変化が起きるが 動物の脳ではダメなのだ


しかし、それでも大発見だった
なぜこれを発見できたのかは偶然の産物であるが この謎が発見できただけでもゾンビにとって大きな進歩だった
さっそく、この事が大統領に報告された

少女もその話を聞き、複雑な気持ちになったが
あの惨劇の原因が分かっただけ 少し胸のつっかえが取れた






大統領と少女の会談からしばらくして
少女の両親を探し出すことに成功したが

母親は見つかったものの、父親はどうやら少女の話を頼りに探した
研究施設跡のクレーターから 過去に相当大きな爆発があり
もし、少女がタイムスリップした時にできたものだとしたら、父親は爆発の衝撃で
消滅しているだろうと判断された

なお、少女には、父親は行方不明とだけ伝えた 

少女と少女の母親が 今、3世紀半ぶりに再開する

少女は、母親と会うことに緊張と、恐怖と、期待とかが胸いっぱいに渦巻いていた




「どうぞ、部屋にお入りください」
少女はドアノブを握り、ゆっくりと押した
部屋には仲介人の男性と イスに座った女性が居た

仲介人「我々、必死に探しました。あなたの情報を頼りに 必死で探しました そしたらね」

     「お母さん  見つかりました」


生前はモノマネ界の天才と言われたゾンビも 今では人探しをしている
そしてそのおかげで、母親に会えたのだが 少女はコージーゾンビの「うーうー」という唸り声を無視して
生前の母親にそっくりな女性に抱きついた

「おかあさん・・・・」少女は泣きじゃくった

母ゾンビ「・・・まさか、あなたに会えるなんてね」 
母親の喉には人口声帯が付けられており 
少女との会話はできていた






少女のとの会話の中で母親は色々と生前のことを思い出した
どれも懐かしい記憶で、自分の経験した記憶だった

ゾンビになったあの日、母親の人生は変わったのだ
どの人間にも言えることだが、ゾンビになったものは自分がゾンビと認識したあの日を境に
ある程度の知識はあるが 新しい自分になり、過去のしがらみから解放されて
漠然とただ、ぼーっとしたような感覚になり なんとなくで生きていくことになる
ただ、苦痛などはなく、退屈にさえ気がつかなければ ぼーっとしたまま生きて行くこともできる

そうして、あんまし過去のことを考えないで 生きてきたゾンビたちは
今いきている瞬間を大事にして 今体験していることを後世に残したいなと感じるようになる

なので、生前のことはゾンビニとってはどうでもいいことなのだが
今日は、久しぶりに自分の娘に会えたということに なんとも懐かしい 遠い日に亡くした
人としての もうひとつの自分の気持ちで 胸を満たした

母親「これからあなたはどうするの?」
母親としての子供を案ずる気持ちから出た言葉だった







少女「もし、お母さんが・・・一緒に、暮らしてくれるのなら・・・」

少女はがそう言うと

母親「当たり前じゃない、一緒に暮らしましょう」


少女は母親の優しに安心し、母親の胸で泣いた
母親と少女を包むように 光が部屋を満たした

コージーはその光景に涙を拭ったが

やがて光と共に衝撃が走り 少女と、母親がいる部屋は 爆風によって吹き飛んだのだ


少女の居た街に    隕石が落ちた  それは  作為的な物であると判明するのは 隕石落下から3時間後のことである






ゾンビが恐れることは 死 である
死から解放されてると入れ、脳を破壊されるなどの事をされると
流石に死んでしまうの

よって彼らは、物理的な怪我を恐れた

それが致命傷になるものであればあるほど、彼らは怪我や災害を恐れた


大統領「なんということだ・・・あの隕石が誰かの手によって作為的に落とされたものだというのか」

隕石の突入角度、隕石の物質、どこから発射されたものかなどが 地球を取り巻いている衛生リングの
観測所からの調べで分かった

島国小国に落ちた隕石は 街を一瞬で吹き飛ばし、ゾンビたちに深刻な被害をもたらした
そして、大統領は、地球にただ一人生き残った少女が その街にいたということを知ると
深い悲しみに襲われた







大統領「一体誰がこんな事をしたんだ!!!」

補佐官「大統領、実は・・・・・信じられないかもしれませんが、お気を確かに聞いてください」

大統領「一体なんだ!」

補佐官「なんと呼んでいいものか分かりませんが、一応仮の名称として、インベーダーと呼ぶことにしましょう」


大統領は、そんなSF小説みたいなこと起きるわけ無いだろうと悪態を付いたが
補佐官と、国務長官 科学技術長官 破壊大帝 と、各官僚の表情から これが嘘ではないということが分かった

補佐官の説明によると
地球から離れた場所に存在していた直径100mの石の塊が 突如として姿を消し
それが急に地球のすぐ近くまで現れたという そのまま地球の引力に引かれ 隕石は島国に落下したという

補佐官「突如現れた隕石の進入角度は計算されたスペースシャトルの様に綺麗に地球に侵入したとのことです」





大統領「・・・・・・・・それで、インベーダーから犯行予告でも来たのか?」

補佐官「実は、2日前に、天体観測所がそれらしい電波を捉えたと言う情報があります」

大統領「ならなぜ!!」
 大統領は机を叩いた

補佐官「・・・イタズラだと、勝手に判断したようです」


大統領は自分たちの怠慢さに怒りを顕にした
側近の破壊大帝が口を開いた

「大統領!!!我々はどうすればいい!!!」







「だれか・・・助けて・・・」

隕石が落下した跡地、瓦礫が散乱し、かつては大きなビルだったものが
今ではゴミの山である
そして、その中から小さく、今にも消えそうな声がする


サイボーグゾンビ「おーい!大丈夫か!!トランスフォーム!」

体を機械に改造したゾンビはショベルカーに変形すると
すぐに瓦礫の撤去に移った

ゾンビ「おい!被災者を見つけたぞ・・・あれ?こいつどこかで?」

少女「たすけて・・・」






大統領が全世界へ向けて演説をしようとしてる最中
補佐官から大統領に吉報が入る

補佐官「あの少女が見つかったそうです、大怪我ですが生きているそうです」

大統領「何!?それは本当か・・・!よかった」

大統領は少女の安否に胸をなでおろした
そして


「皆さん、こんにちは、私は地球連邦政府大統領のキドです」
「今日皆さんにお知らせしなければいけないことがあります・・・」


「地球は 狙われている」

ロンリウェーイ







大統領の声明に世界は大混乱に陥った
まさか、自分たちがテレビや漫画でみていたような空想世界の出来事が
今まさに、目の前のこととして起ころうとしているのだ

しかし、彼らが分かっていることは
インベーダーが居ること
インベーダーに狙われていること
彼らは遠くの石を隕石爆弾として正確な角度で地球に落としてくることだった


一体どうやって隕石を防げばいいんだよと世界中は混乱した
インベーダーを迎え撃つにもやつらは何処にいて どうやって攻撃すればいいのか?
インターネットは風評とデマでうずまき
ゾンビたちはいつ死ぬかもしれないという恐怖に ガクガクふるえていた


少女「うう、・・・・うう・・・」

医者「気がついたようだな」





少女「わたしは・・・?」

医者「いいかい、よく聞くんだ・・・君の体は、ビルに下敷きにされて、風前の灯火だ」

少女「わたし、死ぬのね」

医者「死なせはしない、私は医者だ、それに、君の体は我々の技術でより強固なものにできる」

少女「死なせて・・・ゾンビになってまで生きたくない」

医者「ふざけるな!!!君のお母さんは生きたくても生きれなかったんだぞ!!」

少女「!?」

医者「君が生きていられたのは、君の頭をかばうようにお母さんがうまく覆いかぶさっていてくれたからだ」
   「そして、君のお母さんは頭を負傷し、今、死んでしまった」

少女「・・・・・・・お母さん」

医者「だが、安心しろ、君の体は、君のお母さんの体を使う、幸い・・・君たちが親子だというのが今回もっとも大きい奇跡だよ」







少女と少女の母親の亡骸が集中治療室に運ばれて 10時間が経過した
ゾンビなので汗はかかないが、治療室の熱気からか、集中治療室と待合室の気温差から
医者の肌に汗のように 湿気がつく


医者「手術は成功だ・・・ゾンビの体を改造するのとはわけが違うからね、正直抗体反応みたいなのが出ないか」
   「ヒヤヒヤしてるが・・・今は落ちついている・・・どうか、神がいるのなら救って欲しいと心から願うよ」

手術を終えた少女は 再びあの日の病室に運ばれた


連邦政府はとりあえず、今後の対策を練っていた
とりあえず隕石を発見した場合どうするか
そして、隕石から地球守るにはどうすればいいか

大統領「まさか、旧時代の忌まわしい産物を使うことになるとはな・・・」







ICBM

当時最先端のコンピューターでロケットを操作し、敵国めがけて 大爆発起こす爆弾を運搬する兵器
それを博物館から引っ張り出して 地球外周の衛生リングに配備して迎撃するという案が出た

しかし
ミサイルを発射しても、それが隕石を破壊できるかは正直微妙なところだった
地球に落とされた隕石は、実は特殊なコーティングがされていたことが分かり
地球落下の衝撃に耐えており、まだ、地面にそのままの形を残し埋まっていたのだ

大統領「どうすればいいのだ」

技術長官「エ、エネルギーシールドを地球に張って地球を護るというのはどうですかね?」

大統領「・・・できるのか?」

技術長官「あと、2年はかかります・・・」






破壊大帝「大統領!!我々は強固な宇宙艦隊を用意している!!それでインベーターと戦うのだ!」

大統領「大帝、あなたの言い分もわからなくはないが、一体何処にいるかも分からない連中とどう戦うんだ?」
    「我々は攻撃はされたが、彼らが何処に居るのかは分かっていない」


会議が難航している中、補佐官が飛び込んできた

補佐官「大統領!!インベーダーの本拠地が分かりました!!」

大統領「なんだと!!」

破壊大帝「デストロン軍団アターーーック!!!!」

さあ戦いだ と言いたくなったが

補佐官「敵の本拠地は、地球から4.5光年離れたアルファケンタリウスです」

彼らはつい最近宇宙に進出することはできたが
光の速度で移動するすべを持っていなかった、4.5光年 宇宙規模で考えれば物凄く近い場所だが
人類規模で考えたなら とてもとても 遠い場所だった







少女は夢を見ていた

夢のなかの世界には 母親と手をつないだ自分と あの日自分を逃がしてくれた白い装置を
父親がいじっている風景だった

まだ自分が幼く、小さい頃の思い出を回想していた
少女「お母さん、このきかいなーに?」
母親「これはね、お父さんの夢が詰まってるのよ・・・」


少女が目が覚めると あの時の病室だった
自分の体に痛みを感じない・・・しかし、意識はある
手を動かせば、手は動いたが、自分の見慣れ立ての感触ではなかった
いや、感触は今までと違う、なんというか電気信号のようなものを 手から感じてるようだった

少女「そういえば、昔はまだあそこに住んでなかったんだっけ・・・」

少女は夢の事を思い出した







大統領と 閣僚たちが 終わることのない議論に疲れだしたころ
連邦政府へ向けて インベーダーからの声明が発表された

インベーダー「我々は宇宙人だ」


「我々がかつて この星を見つけたときに 我々に 4.5光年を一瞬で旅する技術はなかった」
「なので、我々は長い距離を簡単に移動する技術を開発するしかなかったが、一足先に 君たちを」
「滅ぼすべく、ウィルス兵器を 転送したのだが  君たちは滅んでいなかった」
「それを ようやく観測することができた ここで ようやく 君たちを滅ぼす 最終段階に移行する」

インベーダーのギコチナイ声明が送られてきた そしてこれは完全なる宣戦布告でもあった

大統領「くっ・・・人類に逃げ場なし・・・」

破壊大帝「己!!卑怯者メガ!!」





医者「目が覚めたようだね」

少女「助けてくれたのね・・・」

医者「君の新しい体はどうだい?」

少女「お母さんが・・・私を守ってくれているみたい」

医者「そうさ、君の体は君のお母さんが守ってくれたものだ」

少女「そうじゃない・・・なんだか、まだ近くに居て私を抱きしめてくれているみたい」


少女は一体何があったのかを医者に聞いた
そして、今この星がかつてないほどの危機を迎えているということを
そして 少女は大統領の演説を聞くことになる







大統領「以上です。」

大統領は演説の中で、我々はインベーダーと戦うということを発表
しかし、インベーダーは遠い星に居て 彼らは我々に一方的に攻撃を加えられるということを話した

演説を聞いたゾンビたちは落胆した
もっと最悪の事態になっえしまったと嘆いた
しかし、どうせ死ぬんだったら好きなことして死ぬか と 楽天的な考えを持つものが多かった

中には 軍に志願し この星を守りたい!戦って死ぬ!!という者も多かったが
如何せん敵が遠い星にいてこちらからは出向くことが出来ない状況
歩兵がいても歩兵を運ぶ方法が無いのだ

医者「せっかく君を助けたのに・・・」
少女「・・・・・・アルファケンタリウス・・・」







少女は、アルファケンタリウスという言葉を聞き 何かを思い出した
それは、以前父が話していたことだった

父「今最も近くて、生物がいるんじゃないかと言われているのが、このアルファケンタリウスさ」

宇宙の地図に印をつけて 少女に語る父

少女「ここには宇宙人が居るの?」

父「居るんじゃないかって言われてるが父さんは、居ると信じてる・・・そして父さんはこのアルファケンタリウスに行くことが」
  「父さんの夢なんだ」

そう言えば、そんなことを言っていた気がする
その時、少女に電流が走る

そうだ、父の研究所は、もう1つあった







背中にジェットエンジンを搭載したゾンビに輸送してもらい
かつてブルーフォレストとよばれた場所へと向かう


医者「こんな、人類未開の地のような場所に何があるって言うんだ?」

少女「私の父の研究施設がある・・・はず」

かつてここは道路があったのだろうと思われる道は
すっかり、原生植物の ギガリンゴなる植物に道を覆われていたが
それでも、かつての研究施設をみつけることができた

医者「驚いた、本当にこんな場所が・・・」

少女「もし、ここに、父の残した物があるのであれば・・・」










研究施設をくまなく探してみるが
少女を未来に飛ばした装置は見つからなかった
落胆する少女に医者は
「君の目当てはなかったかもしれないが、君の思い出は見つかっただろ?」と
なんかうまいこと言おうとしていたので 少しイラついたが

タイムスリップする前に父親が自分の足を掴んで 地下廊下に連れて行かれたことを思い出す
そういえば・・・と オフィスの床を調べると どうやら秘密の通路が出てきた

その通路を歩くと あの日見た 白い装置を見つけた

医者「こ、これが・・・君の言っていたタイムマシン」

少女は父親の残してくれた最後の宝物に涙を流した







補佐官「大統領、お電話です・・・」

大統領「こんな時に・・・」

補佐官「あの少女からです」

大統領「おお、そうか・・・では気晴らしに話をすることにしよう」

大統領が電話に出ると 少女の口から自分を未来に運んだタイムマシンを見つけたと告げられた
大統領はすぐさま部隊を送り、技術者に装置を調べさせた

インベーダーの宣戦布告から10日目
地球と月の間に  かつて無いほどの大艦隊が集結していた
皆、趣味で作った宇宙艦隊であるが、どれも無駄に高性能だったりと
未来のオタクの技術力に呆れるやら なんとやら・・・







大統領
「君たちには、これから長い長い、旅路の果てに、我々に進化という奇跡を与えてくれた」
「ありがたい宇宙人に、恩返しをしてもらうことになる。彼らは驚くだろう」
「なぜなら、彼らは我々が遠路はるばるお土産を持って、彼らに会いに来るだなんて思ってもみないからだ」
「是非、サプライズをしかけてほしい!彼らの驚く顔をいち早く私に伝えてくれたまえ!!!!」


海兵隊員「おおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

あの装置が解析されてからの行動は物凄く早かった
前世でその研究をしていたゾンビたちが幸いにも、今も研究者として研究を続けていたことが幸いだった
分野は違っていたが、タイムマシンはすぐさま巨大な転送装置へと姿を変えた
構造は複雑であったが 技術系ゾンビ達が100万人宇宙に上がれば 時間の問題だった

この日のために、海兵隊員は士気を高めるために統一されたデザインのロボットに姿を変えた
宇宙空間での戦闘ができるように飛行能力も着けた あとは武器の扱い方を移動中に覚えれば完璧である









大統領の演説が終わると、地球へと別れを告げ
アルファケンタリウス目指し 宇宙大艦隊が 宇宙空間で黒いガスに包まれ
そして その姿を消していった

彼らが現地につくまで こちらの時計で1日くらいだろうと予想される

衛星軌道上のこれまた趣味で作った宇宙要塞の展望室で艦隊式を眺めている少女
ちょうど演説を終えた大統領が展望室に入ってきた

「君のおかげで、地球は窮地からは脱出できるかもしれんな・・・」

少女は大統領に頭を下げると 今回のことで自分の心境を語った

少女「自分の父の発明で、地球が救われるのなら・・・とも思いましたが、複雑です」
   「これにより、宇宙人と戦争をすることになります・・・どちら被害は大きいでしょう・・・」
   「私の父の発明は確実に犠牲者を出します・・・」







大統領もその言葉には複雑な表情を示した
今まで、ごっこ遊びでの戦争くらいのことは考えていたが
いざ、宇宙人と星間戦争をするとなると やはり不安は拭えない

もちろん、大統領は復興のことも考えなくてはならないし
宇宙人とある程度折り合いをつけて戦争終結をしなければいけないと考えていた

「もちろん、犠牲者は出るだろう・・・だが、我々は生き残らなければならい」
「君が、この時代に飛ばされたように・・・君の父親によって我々は生きるチャンスをもらった」
「最後の希望に、協調性のなかった我々が、一丸となっている」

「ようやく・・・新しいステップに、ゾンビ、いや 人類は踏み出せそうだよ」

少女は大統領の言葉に納得したのか、納得してないのか分からない表情で窓の外を見た

「君はこれからどうするんだ?」 大統領の言葉に少女は答えた



少女 「宇宙人に会ってみようかと思います」  END






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