从'ー'从 オトナの階段を上るようです(-_-)万物パート-2



失敗だった。
幼く中性的な顔つきだった為に、一人称で性別を判断してしまったのだ。

推理小説では性別のミスリードなど、初歩の初歩だと言うのに。
探偵失格かもしれない。
そう思い、渡辺は深く後悔した。

从'ー'从「ご……ごめんね?」

(=;ω;)ノ「ふぇぇぇぇぇん! びぇぇぇぇん!」

渡辺が謝罪するものの、やはり既に遅かった。


少女はやむ事無く泣き続け、どうした物かと渡辺が頭を抱えて、

(=;ω;)ノ「さっきも! さっきも間違えられたのにー!」

少女の泣きながらの言葉に、ふと疑問を浮かべた。

从'ー'从「……さっきも?」

(=;ω;)ノ「さっきも……さっきも……!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

N| "゚'` {"゚`lリ「ウホッ! これはいいショタっ子、 や ら な い か」

(=;ω;)ノ「え……? ボク、女の子だよ……?」

N|#"゚'` {"゚`lリ「チッ、紛らわしい面しやがって失せろ。ペッ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(=;ω;)ノ「うぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!」

从;'ー'从「うわぁ……」


(=;ω;)ノ「ボクだって! ボクだって……! 女なんかじゃなくて、男の子の方が……!」

完全に拗ねている。
とてもではないが、話を聞いてはもらえないだろう。


結局、こうなるのか。
何となく予見していたとは言え、渡辺はそう思わざるを得なかった。

从'ー'从「……それは違うよー?」

(=;ω;)ノ「……ふぇ?」

从'ー'从「女の子の体はねー、男の子の体なんかより、ずっといい物なんだよー?」

言うと同時に、渡辺は膝を落とし、少女に覆い被さるように体を屈める。
キョトンとした少女の眼前まで顔を近づけ、微笑みかけると、

(=゚ω゚)ノ「ひゃっ!?」

そのまま、少女の唇を奪った。
最初は優しく、撫でるように。
瑞々しい唇を食むように弄っていく。

(=////)ノ「んっ……」

少女が仄かに甘い吐息を漏らす。
それを見て、今まで唇を弄ぶのみだった渡辺は不意を突いて、

(=////)ノ「んむっ……! あっ……!」

少女の口内に、舌を滑り込ませた。
今まで何人の侵入も許した事のない少女の口の中をゆっくりと、しかし確実に渡辺は蹂躙していく。
歯茎を愛撫し、舌を絡め、くすぐって。

(=////)ノ「ふぇ……何でぇ……? ボク……おんなのこだよぉ……?」


年端も行かない少女には、ただのキスによる快感でさえ十分過ぎる程で。
そして何よりキスと言う行為そのもの、それも同性とそれをしたと言う事実に対する背徳感が。
幼い少女の脳に、心に、快感を植えつけていた。

从'ー'从「女の子が女の子を好きになっちゃ、ダメなのかな? 女の子の方が、女の子のいい所を沢山知ってるのに?」

(=////)ノ「……いいとこって?」

从'ー'从「そうだねー、例えばー……」

たどたどしい口調の少女に、渡辺は口角を吊り上げながる。
そして――そっと、息を吹きかけた。
マシュマロのようにやわらかい、耳たぶに。

(=////)ノ「ふぇっ!? あ……ぅ……なんか、へんだよぅ……」

穢れを知らない少女には、耳たぶに与えられる微細な刺激さえもが、未体験の快感だった。
顔を赤らめ困惑し、身悶えする少女に、渡辺は言いようの無い愉悦を覚える。
そして、更なる責めが始まった。

(=////)ノ「ちょ……んっ……おねぇ……ちゃ……んぁっ……!」

耳の穴を舐め穿り、無抵抗の舌を犯し弄び、

从'ー'从「ジッとしててね。……脱がしちゃうから」

その悪魔の舌は、ついに少女の幼気な体へと狙いを変えた。
手早く、しかし丁寧に、渡辺は少女の衣服を解き脱がせていく。

既に精神的に犯し尽くされた少女に、渡辺の魔手を拒むだけの余力は無かった。


(=////)ノ「はずか……しいよぅ……」

衣服を全て引ん剥かれ、身に纏う物は僅かに下着1枚とされてしまった少女が、羞恥のあまり顔を真っ赤に染めてそう零した。
だがその言葉に一切耳を貸さずに、渡辺は少女の肢体に舌を這わせていく。

(=////)ノ「ふっ……ひぅぅ……」

耳から首筋へ。
吐息と共に、蛇が這うかのように執拗に。

从'ー'从「女の子はね、どんな所でも気持ちよくなれるんだよー?」

そう言いながら渡辺は、少女の両腕を指の先まで丹念に嘗め回す。

(=////)ノ「んんっ……くすぐったいよぅ……おねぇちゃん……」

指と指の間、水かきを舌で小刻みにくすぐられ、少女は朧気な声を漏らした。
不安の混じった、しかし甘ったるい淫靡な声だった。

从'ー'从「違うよー。……それはね、『気持ちいい』って言うんだよ」

生クリームのように肌理細やかな美しい肌にある小さな突起、乳首に舌を運びながら、渡辺は諭すように囁く。
そしてそのまま、乳首への責めを始めた。

最初はやはり優しく。
蛇のようにしつこくで、また蛇がそうするように、舌を細かく動かして乳首を撫ぜ回す。

(=////)ノ「きもち……い……い……? ふぁ……っ!」


次第に少女の乳首は硬さを帯び、同時に渡辺は責めの手に変化を加える。

軽く甘噛みして、指で摘み弾き、舌で舐め転がし、抑揚を付けて虐めていく。

(=////)ノ「んぅ……あぅっ……あっ……」

そして少女の喘ぎ声にもまた、変化が現れた。
戸惑いや不安。それらの色が、徐々に薄れていく。
代わりに生まれたのは、好奇心。

未知の感覚、甘い痺れに魅入られ、更に知りたいとさえ思い始めている。

从'ー'从「ホラ、言ってごらん? キモチイイって」

堕落し掛けている少女に、渡辺は追い討ちを掛ける。

(=////)ノ「……い」

少女がもごつきながら口を動かし、同時に渡辺はこれまでにない快感を覚えた。
それは肉体的なものではなく、純粋無垢な少女を穢す事から来る精神的な優越感。

人道を外れた、自分でさえ予想し得なかった感覚に渡辺は戸惑いを覚え――


从'ー'从「ダメだよー。……ちゃんと言わなきゃ……ね?」


――しかしその戸惑いも、渡辺の膨れ上がった悪意を止めるには、至らなかった。

(=////)ノ「……きもち……いいよぅ……」


从'ー'从「よく言えたねー。……それじゃ、素直な君にはご褒美をあげちゃおう」

(=////)ノ「ごほーび……?」

从'ー'从「うん……。もっともっと、気持ちよくしてあげる」

渡辺の手がゆっくりと、少女の胸から下半身へと移行していく。
少女は一瞬体を強張らせ――しかし抵抗らしい抵抗は皆無だった。

完全に、堕とされていた。

从'ー'从「……そう言えば君、名前は何て言うのかな?」

(=////)ノ「いよぅ……だよぅ……」

从'ー'从「じゃぁいよぅちゃん。……女に生まれて良かった。そう、思わせてあげる」

言いながら、渡辺はいよぅの局部に指を押し当てた。
少女の陰部は、布越しにも分かるほどに熱を帯び――そして濡れていた。

(=////)ノ「ふぁ……」

ただ触れられただけにも拘らず、少女は甘美な溜息を漏らす。
気が遠くなるほど念入りに、快感を刷り込まれた成果だった。

从'ー'从「ここが、女の子の一番気持ちいい場所だよ。……でも」

(=////)ノ「でも……?」


从'ー'从「ここはまだ、お預け」

僅かに撫で上げるようにして、渡辺はそこから手を引いた。

(=////)ノ「んぁっ……な、なんで……?」

たったそれだけの動作にさえ快感を覚える少女にとって、それは理解しがたい――そして受け入れがたい言葉だった。

从'ー'从「だって、もったいないじゃない?」

そう言って、渡辺はいよぅが纏う最後の着衣に指を掛け、ゆっくりと下ろし始めた。

(=////)ノ「くっ……んぅ……あっ……!」

ほんの些少な衣擦れに、少女は身をくねらせ、何とか快感を得ようと苦悩する。
その様に渡辺は嗜虐的な笑みを浮かべた。

(=////)ノ「もう……がまんできないよぅ……」

堪えかねたのか、少女が不意に自らの指で秘裂を弄り始めた。
ぎこちない指遣いだったが、それでも爪先から脳天まで、これまでの比ではない快楽が駆け巡り、少女は思わず身震いする。
しかし、

从'ー'从「ダメだよ、いよぅちゃん」


その指を、無情にも渡辺は掴み止めた。
感情が希薄な声色で、いよぅを窘める。

(=////)ノ「でも……」

从'ー'从「ダメだって、言ってるよね? ……言う事聞かないなら、もう教えてあげないよ?」

口答えをするいよぅに、渡辺は問答無用と言わんばかりに言い捨てる。

(=////)ノ「……ごめん……なさい」

圧力に気圧されたのか、少女は小さくそう呟いた。
同時に、渡辺の顔に笑顔が戻る。
その豹変ぶりに、少女は思わず驚愕し、同時に言いようの無い安堵感を覚えた。

服従さえしていれば、彼女は優しくしてくれる。

そう、酷く歪んだ教訓が少女の心に刻み込まれた。

从'ー'从「うん、やっぱりいよぅちゃんはいい子だね。……それじゃ、まずは軽く、ね?」

そう言って渡辺が手を伸ばすのは、足の付け根。
そこを丹念に舐め回し、そして徐々に性器へと近づけていく。

(=////)ノ「あ……ぅぅ……」

渡辺の舌が、まだ毛も生えていない少女の局部に差し掛かる。
ピンク色のヒダを舐め、吸い付き、弄り回す。

(=////)ノ「んぁっ! ……ふぁっ……ひゃぅ!」


待ち望んだ快感に少女は喘ぎ声を上げる。
陰部は瞬く間に濡れ潤い、一目見て更なる快感を切望している事が分かる。

(=////)ノ「おねぇちゃん……もう……ボク……ふぇ、ふぇぇ……」

焦らしに焦らされたいよぅが、半泣きになりながら渡辺に切願する。
その表情に、渡辺は心臓を撃ち抜かれたような優越感を覚え、

从'ー'从「……仕方ないなぁ」

嬉しそうな、しかし少女を責めるような口調で、彼女は呟いた。
植えつけられた最悪感に苛みながらも、いよぅは待望した快感が与えられる事を悟り、その潤んだ目を輝かせる。
その顔に渡辺は小さく微笑を浮かべ、同時に真っ白な右手小指を少女の秘裂へと挿し込んだ。

(=////)ノ「んひゃぁっ! ……いい! おねぇちゃん、きもちいいよぉ!」

恥じらいも背徳感もかなぐり捨てて、少女は喘ぎ叫んだ。
幼さと妖艶さの入り混じった声が辺りに響き渡る。

从'ー'从よかったねー。それじゃ……えいっ」

(=////)ノ「んぁぁっ!」

不意に渡辺が、少女の膣壁の上部を引っ掻いた。
性感帯の中でも最高峰の感度である膣壁上部に刺激を受け、少女の脳は完全に快感に浸される。
最早甘くも無く、痺れでも、電流のようでもなく、ただ頭の中が真っ白になるような悦楽だけが、いよぅを支配した。

(=////)ノ「あぅ……きもち……いよ……ぅ」

涙を浮かべた朦朧とした瞳で渡辺を見つめ、力なく涎を垂れ流しながら少女は小さく漏らした。


从'ー'从「……ね? 女の子の方が、いいでしょ?」

息を荒げ、絶頂の余韻に浸る少女に、渡辺が話し掛けた。

(=////)ノ「……うん」

恥ずかしそうに、しかし迷いの無い口調で少女が返した。
その言葉に渡辺は満足気に頷いて、

从'ー'从「それじゃ……、細目の男の子がどこに行ったか、教えてくれるかな?」

(=////)ノ「あ……えと、……あっち」

地に伏したまま力なく、少女が方向を指し示す。

从'ー'从「……ありがとうね」

渡辺が微笑みながらそう言い、




从'ー'从「じゃ、今度はお礼をしてあげなきゃね」

その微笑を絶やさぬままに、彼女はそう言った。


(=////)ノ「……ふぇ?」

局部に微かな違和――快感を覚え、少女は小さく身を起こし、自分の秘所を見遣る。
そこには控えめな、しかしそれでも少女の穴には大きすぎる、電動の張型が宛がわれていた。

(=////)ノ「え? ……ちょ、おねぇちゃん……? 何……それ?」

朧気だった目を微かに見開いて、いよぅは問うた。
その表情には、僅かにだが恐怖の色が映されている。
何かは分からなくとも、少女に根差す本能が、理解したのだろう。

方向性はどうあれその棒は、自分を酷い目に遭わせると。

从'ー'从「仕方ないよね? ……だってこれ、お礼なんだもん」

いよぅの恐怖を、拒絶を否定するように渡辺が呟き――そして、右手に掴んだ張型を少女の秘裂へと深く挿し込んだ。

少女の局部から、愛液に混じり紅い液体が流れ出た。

(=////)ノ「ひっ……あぁぁ! ……っ! いたい! おねぇちゃん、いたいよぅ!」

苦悶の表情を浮かべながら、少女が泣き喚く。
だが、それでも渡辺は薄ら笑いを浮かべたまま、いよぅの言葉には耳を貸そうともしない。

从'ー'从「だいじょうぶだよ。……すぐにまた、気持ちよくなるよ」

そう言って、渡辺は親指に掛かったスイッチを押し入れる。
同時に、張型が鈍い電動音を立てて振動を始めた。

(=////)ノ「……んぁっ!? ひゃっ……ふぁ……っ!」


予期せぬ刺激、痛みを覆い隠すように襲い来た快感に、少女は思わず喘ぎ声を発した。
僅かにでも渡辺の悪意に対抗しようとする、押し殺した喘ぎ声だ。
しかしそれは、

从'ー'从「我慢しちゃって……、かーわいいなぁ。……意地でも鳴かせたくなっちゃう位にね」

渡辺の嗜虐欲を無闇にくすぐるだけであった。
手段を選ばせないほどに、歯止めが利かなくなるほどに。

渡辺が、次なる性具を用意した。
数本のコードで繋がる小さなそれを、手際よく少女の胸部へと取り付けていく。
そして、刑執行の合図のようにゆっくりと、第二の性具のスイッチを入れた。

(=////)ノ「あっ、んぅ……! んぁぁっ!」

微弱な振動と電流が迸り、少女は思わずその身をくねらせ嬌声を上げる。
性具がもたらす未体験の快感に、いよぅは破瓜の痛みも忘れ再び悦楽の海へと溺れ始めた。
そんな少女を脇目に、渡辺は無言で次なる手の準備に掛かる。

幾つもの性具を手に取り1つずつ、いよぅの体に取り付けていく。

特殊なピペットでクリトリスを吸い出し、小さく弾き回した。

(=////)ノ「あぁんっ! ふぁっ! ふぁ……っ!」


追い討ちを掛けるように、そのピペットにローターを押し付ける。
完全に剥き出しの性感帯に情け容赦の無い振動が与えられて、

(=////)ノ「んぁっ! あっ! ひゃ……ふぁぁぁぁぁ!」

いよぅは二度目の絶頂へと押し上げられた。

从'ー'从「……えへへ」

その様を見て渡辺は無邪気に笑い――しかしその手を止めようとはしなかった。

(=////)ノ「おね……ちゃん……も……やめ……」

弱弱しい懇願を無視して、渡辺は少女の肛門に新たな玩具を宛がった。
いよぅの秘裂に挿し込まれている物より更に細長い、弾力性のあるバイブだ。
暫くの間、渡辺はそれで少女の肛門をくすぐり遊び、それからゆっくりとそれを挿し入れていく。

(=////)ノ「はぅっ! んぅぅっ! おね……やめ……ひゃぁぁっ!」

あらゆる性感帯を刺激され、いよぅは最早息を吐く暇すら与えられず、絶頂を繰り返していた。


从'ー'从「さーて、そろそろ……おしまいにしよっかな」

唐突に、渡辺がそう呟いた。
同時に全身に取り付けた性具の振動を、最大に押し上げる。

(=////)ノ「やっ……あっ! 助けっ……! ひゃっ! あっ! んあぁぁぁぁぁぁっ!」

少女は夥しい、瀑布のように襲い来る快感に三度目の絶頂を向かえた。
全身を火照り紅潮させ、全身を痙攣させ、小水を噴水のように漏らしながら。
いよぅの理性の堰は、完全に壊れてしまった。

絶え間なく絶頂を感じ、思考と言う息継ぎさえ許されない快楽の沼に、幼気な少女は飲み込まれていた。






从'ー'从「……これなら、もう男の子だなんて間違われないよね?」

悦楽の奴隷となったいよぅを見下して、渡辺は楽しそうに零した。

そうして満足気にほくそ笑むと、彼女は身を翻し再びヒッキーを探し始めた。


(-_-)「……あ、渡辺さん!」

从'ー'从「……ヒッキー!」

長い時間を経て再び対面した二人が、互いの名前を呼びながら駆け寄った。
既に太陽は完全に沈み、空には煌々と輝く満月が浮かんでいる。

从'ー'从「よかったー。探したんだよ〜? ……あれ? ヒッキー、少し縮んだ?」

再開に喜びの表情を見せていた渡辺が、不思議そうに呟いた。

(-_-)「いやいや、そんな筈ないですよ」



lw´‐ _‐ノv 「いや、残念ながらそんな筈あるのだよ」

(;-_-)「へ? ……うわっ! 出たぁ!?」

lw´‐ _‐ノv 「私は幽霊じゃないぞ、ポッピー君」

(;-_-)「誰だよポッピーって! 微妙に可愛い名前だけど嬉しくないよ!」

lw´‐ _‐ノv 「ポークビッツ、略してポッピー君。可愛いをちんまりとしたと解釈するならばあながち間違いでもない」

(;-_-)「分かってるよ! だから皆まで言うなって!」


ヒッキーとシューが漫才のようなやり取りを交し、

从'ー'从「あの……そんな筈あるって……どういう事かな?」

その言い合いを、渡辺が断ち切った。

lw´‐ _‐ノv 「言葉通り、ポッピー君は縮んでるって事。身長も、……ついでにチン長も」

(;-_-)「少しは自重しろぉ!」

lw´‐ _‐ノv 「ここは属性の世界。貴方達は自らに秘める属性に書き換えられようとしている。……自覚があるでしょう?」

从'ー'从「……っ!」

lw´‐ _‐ノv 「此処に長居すれば、貴方達は早かれ遅かれ己の属性に飲み込まれる。だから、その前に貴方達をここから出してあげる」

(;-_-)「で、でも、ぼく達まだこのせかいでやることが……っ!」

lw´‐ _‐ノv 「『DAT』の件なら大丈夫、月からの派遣部隊がぶっ壊してくれた」

从'ー'从「……でも、すぐにはDATドライブを起動するなんて……」

lw´‐ _‐ノv 「問題ない。不可能を可能にする。それが『不思議っ娘』だから」


そう言うと、シューは二人に手を翳した。
同時に、無限に拡散していた月の光が、渡辺とヒッキーのみを照らすスポットライトのように収束を始める。

光が限界まで細まり、そして一気に弾け――その時には既に、渡辺とヒッキーはこの『属性世界』から消失していた。


lw´‐ _‐ノv 「さようなら、『ショタっ子』君。貴方はきっと、
       その属性ゆえの無限の力と勇気、そして純粋さで道を切り開いていく」


虚無が目立つ、そんな矛盾した空間を見つめながら、『不思議っ娘』は呟いた。


lw´‐ _‐ノv 「さようなら、『天然』……そして『腹黒』さん。

       貴方の持つ属性はきっと様々な世界に平和を齎す<<もたらす>>」

そこまで言葉を紡ぐと、彼女は一度小さく溜息を吐く。


lw´‐ _‐ノv 「だけど、貴方の属性はいずれも因果を生む。
       『天然』は時に誰かの意思を無価値へと貶め、『腹黒』もまた同じ」


全てが見えている故に、憂鬱だと言わんばかりの溜息だった。


lw´‐ _‐ノv 「その因果は、きっとこれからの世界で貴方達、そして貴女を波乱に巻き込む」


lw´‐ _‐ノv 「その先にあるものは――」




――To Be Continued――

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