从'ー'从 オトナの階段を上るようです(-_-)2日目-1





心地よい風。川のせせらぎ。ああ、懐かしい。この景色、この空気。
帰ってきたんだな、俺は。

懐かしの田舎の家。古びた玄関。ゆっくりと鍵を開き、扉を開く。
中に入ると畳の渋いにおいが俺を包み込んだ。


('A`)「母さん、久しぶり」


 カーチャンからのおてがみ

ごめん!ドクちゃん東京いったのね! 知らなかったわ。ママ失敗☆うふ。
あ、そうそう。お母さんちょっと四国八十八箇所巡りしてくるから当分帰りません。というか多分そのまま住みます。
ドクちゃんが帰ってきても手紙が残ってることを祈ってるわ!うふふ!


愛するあなたのお母様より




(゚A゚)「なんというお盆!これは間違いなく鬼畜!」

お盆に帰ってきたらこの仕打ちだ。・・・・・・んでもって隣にいるクーに関しては腹を抱えて笑っている。







   ('A`)ドクオと川 ゚ -゚)クーは東京で暮らすようです









川 ゚ -゚)「む」

とりあえずお盆で帰ってきたが、ブーンもおらず、無論ツンもいなかった上にモナー先生は何か転勤してて
挙句、ある程度仲の良かった友達はお盆を機会に母親の家に里帰りをしてる始末。

結局やることもなくなったので今は東京に帰っている途中の電車の中というわけだ。


('A`)「どうかしたか?」

川 ゚ -゚)「体に異変を感じる」

('A`)「そうかそうか下の口だな!はっはーん!」

川 ゚ -゚)「正解だ」

(;'A`)「え?」

あまりにも普通の流れで正解とか言われ、驚きが隠せず焦っていると
「ママーあの人達何ー?」

「しっ!見ちゃいけません!」
とか親子に言われる始末。泣きたい。



川 ゚ -゚)「まあ、それは冗談だ。しかし、こうなんだ。身体が変なんだ」

('A`)「大丈夫か?・・・・・・ちょっと急かして移動し過ぎたかもな」

川 ゚ -゚)「いや、すまない。少し疲れてるのかもしれない」

よいしょ、っと声を漏らし、電車の椅子を少し後ろに下げ目を瞑る。

川 ゚ -゚)「・・・・・・すまん。少し休む」

('A`)「・・・・・・ああ」


ゆっくりと息を整えながら、口を半開きにして眠りの体制に入るクー。
続けざまに俺もゆっくりと目を閉じ――――――


从*'ー'从「うわわわっ!」

(*-_-)「わっ、とっ、とっ・・・・・・」

れなかった。



(;'A`)「・・・・・・んー?」

川 ゚ -゚)「・・・・・・なんだ?」

突然現れた人。いきなり。いきなりだ。
状況がまるで飲み込めないが、なんとなく変なことが起きたのは理解できた。

从;'ー'从「えーっと・・・・・・」

片一方の女性はパンツを脱いでいるらしく、生え揃っていない陰部をちらつかせている。
よし、落ち着け俺。もとい息子。頼むから憤怒しないでくれ。

(-_-)「ここは・・・・・・」

もう一方の男性は、ズボンのチャックを外しており、祖チンを丸出しにしている。
いや、決して君の陰茎を馬鹿にしてるわけじゃない。そういうわけじゃないんだが。
俺の中にある脳内知識が一瞬で『祖チン』という判定を下しただけなんだ。でも、見た感じ若い。だからまだ発展途上だ。気にするな。
それにな、君のおかげで助かった面もあるんだぞ?ほら、俺の息子がいまやしなしなとしてる。さっきまであんなに憤怒してたのに。



川 ゚ -゚)「・・・・・・」

そして、クーはその状況をいつものポーカーフェイスで眺めている。
まあ、なんというか、だな。

(;'A`)「・・・・・・どちらさん?」

从;'ー'从「・・・・・・ここはどこ?」

(;-_-)「何らかの移動用の乗り物・・・・・おそらく電車ですかね」

おいおい、無視というか、スルーというか、俺空気というか。
下半身丸出しのはたから見ればとんでもない変態な方々に無視されたというか。
というか丸出しとか、まずなんだ。これはあれか、新手の陵辱物のAVか何かか。
いや、しかし、それはない。うん。

川 ゚ -゚)「とりあえず、君達は下を隠したほうがいい」

(;-_-)从;'ー'从「え?」

寝ていた体を起こして、横目でクーが冷静に言う。
言葉の通り、いきなり現れた二人の男女は自分達の下に視線をおろす。
クーに先に言われたが、まあ、とりあえずこの状況は不味いわな。うん。




(-_-)「・・・・・・」

从'ー'从「・・・・・・」

川 ゚ -゚)「・・・・・・」

うん、あれだ。

('A`)「なんという仮性包茎。隣は間違いなくパイパン」

(;-_-)从;'ー'从「わーっ!わーっ!」

急いで下着を穿き、急いで陰茎をしまう二人。
幸いにも騒ぎにはならず、乗客してる人たちは唖然とその光景を眺めているだけだった。

しばらくして、二人が落ち着きはじめた頃、この状況について考え始めていた。
というか、そもそも俺もこの状況を飲み込めてない。
いきなり現れたんだから。それも下半身丸出しで。主に下半身丸出しで。なんというか下半身丸出しで。
しかし凄いパイパンな子だな。となりの男もどちらかというと可愛い系だな。
くそ、鬱蒼としてそうな顔なのに、俺と同じ感じなのに。どうしてショタっぽいんだよ。あれか、神様はここまで貧富の差を与えるのか。
しかしなんというか、アンルイスというか、嗚呼、無情、、

あれ、心の目から汗が・・・・・・



从;'ー'从「えーっと、ヒッキー。ここはどこ?」

(-_-)「電車、ってのはわかったんですけど・・・・・・
    でも具体的な位置がわからないんですよね」

从'ー'从「あ、そこの方。もしよければここがどこか教えてもらってもいい?」

('A`)「・・・・・・えーっと、あんた等がどこから来たとかそういうがわかんないからなんとも言えないな俺らは」

川 ゚ -゚)「禿同」

从'ー'从「・・・・・・とりあえず、ここがどこか教えてもらってもいい?」

うわー、ちょっと怪訝そうな顔された。
何か「あーそういうお前の見解はいいから俺の目的教えろよ。チッ」みたいな。舌打ちされて「うぜぇなコイツ」とか思われてる気分だ。
うん、なんかショック。傷ついた。傷ついて傷ついた。まさにSyo!scene!うるさいわ

('A`)「よし、クーさん。説明してあげて!」

川 ゚ -゚)「任せろ。・・・・・・ここは宇宙という膨大な空間に存在する地球という惑星。
     そしてその惑星内にて位置する場所、通称日本。英語表記だとジャパンだ」

('A`)「クーさんクーさん。話が肥大化しすぎて意味がわかりません」



从;'ー'从「ええと・・・・・・」

(-_-)「空間移動して・・・・・・」

川 ゚ -゚)「空間移動?」

(;-_-)「あ・・・・・・」

从;'ー'从「あーもうヒッキーは駄目な子だね〜」

何でか分からないけど、この子なんか黒い。黒いわこの子。
それはともかくなんだが。

('A`)「とりあえず、あんたらは日本の人なんだな?
    ん?というかバリバリ日本語じゃねーか・・・・・・馬鹿か俺は・・・・・・」

川 ゚ -゚)「そういえばバリバリペラペラの日本語だな」

('A`)「クーたんそれもう死語。バリバリってもう死語」

从;'ー'从「日本とかそういうのはよくわからないけど、多分ちょっと私達の仕様のおかげだと思う。
      でも、あ。なんでもないよ〜」



ん?やべ、引いてる?これ引いてる?なんか表情的に「うっわー、何こいつ。たん付けとかしてるよ。キメェなあ・・・・・・」みたいな感じだ。
あくまで俺の勝手な自己推理なんだけども。というか卑屈な考え。

(;-_-)「とりあえず、どうしましょうか渡辺さん。電車内に目的の物があるわけないですし・・・・・・」

从;'ー'从「そうだね〜。とりあえずこの状況どうにかしないとね〜」

(;'A`)「なんか大変なことになってるみたいだなアンタ等」

川 ゚ -゚)「多分メチャメチャハチャメチャなことになってるんだな」

('A`)「クーさんだからそれ死語。メチャメチャとかハチャメチャって死語」

川 ゚ -゚)「何おう。まだまだ現役バッチグーだぞ」

(;'A`)「わざとか?」

川 ゚ -゚)「のう。英語だとknow」

('A`)「これは駄目かもしれんね」




と、まあ二人でこんな空気を出してると当然のことだが

(;-_-)从;'ー'从「・・・・・・」

突然現れた二人の男女は黙り込んでいる。
というかワープだとか、そんなの信じられないといえば信じられないが
いきなり現れたとか、現れた瞬間に下半身全開だとか。でもモラルのない人達じゃないのは分かった。
とりあえず、現状把握だ。現状把握。

('A`)「君達はどこから来た・・・・・・ってのは聞いたな。んー。そうだな。
   なんでいきなりこんな電車に来たんだ?なんというか、俺もいまいちこの状況が飲み込めないからわかんないんだが」




(;-_-)「(・・・・・・どうしよう。電車ってことは終点までどうせ降りられないし。というかそもそも、切符もお金もないからどうしようもないんだよね・・・・・・)」

从;'ー'从「あ、そうだ」

('A`)「ん、どうしたお嬢ちゃん」

从;'ー'从「この電車ってどこに向かってるの?」

('A`)「ああ、これは東京一直線だな。大体時間にするとあと四時間くらいか」

从;'ー'从「(えー・・・・・・大丈夫これ?)」

(;-_-)「(・・・・・・これはかつてない最大のピンチ)」

川 ゚ -゚)「心配するな。成せば鳴るだ」

('A`)「ま、そういうことだ。お困りならうちの住居をあとで貸してあげるけど」

从;'ー'从「住居って?」

('A`)「マンションだよ。こう見えてもマンションの管理人なんだ」



(-_-)「(最近は危ない事件が多いからなぁ。
    もしこの人もその手の人だったら僕らそろってマンションとかに騙されて監禁とかされて・・・・・・)」

(;'A`)「もしもし?そこの男の子?何か疑ってない?」

川 ゚ -゚)「まあ、ドクオの言い方が悪いな。あからさまに怪しいだろう。
    『俺、マンションの管理人なんだ。だから住居貸せるんだぜ?』ってのと同じだから
     つまり、新手の何かの勧誘に見えなくもない」

('A`)「なるほど。分かった。痛いくらい分かった。心に突き刺さってる。ありがとう。冷静になれた。
    うん。動揺してないよ?動揺とかどうよう」

川 ゚ -゚)「マジサミィコイツ」

(;A;)「畜生!先生に言ってやるー!」

川 ゚ -゚)「で、本題に入ろうか」

('A`)「そうだな」

大体クーの言いたいことと俺の言いたいことも同じことだし。
だったらとりあえず現状把握と、この子達のことだな。いきなりワープってのも非現実的だけども、まあ、それは良しとしよう。



从'ー'从「ええと・・・・・・」

('A`)「別に嫌なら断ってくれていい。というかそもそもあんた等はなんだ?
    なんでいきなり電車の中に現れて、半裸で、とりあえずぐだぐだと話をしてたが
    あんたらが分からない。何かあるのか?いや、なかったらおかしな話だな。
    見た感じ若さを感じるが常識はあるみたいだから空間移動だとかそんなのを信じるとして、だ。でも、それじゃ片付かない話が多すぎる」

川 ゚ -゚)「産業で頼む」

('A`)「きみたちの
    ことが
    わからない」

川 ゚ -゚)「下手糞乙」

(;'A`)「たまに真面目なこといったらこれですか・・・・・・」

んで、ふと謎の少女の方を向いて見ると、少し悩んだ様子で軽く小首を傾げ、唸っている。
やっぱ悩むよなぁ。そりゃ俺でもいきなり見ず知らずの奴に
「住むとこないならうちのマンションの部屋貸してあげようか?」とかもう強姦フラグビンビンというかなんというか。やべ想像してたら俺の息子が軽くビンビンだわ。




从'ー'从「ちょっと、ヒッキーと二人になっていいかな?」

('A`)「ああ、ゆっくり話しておいで。断っても俺らには何の損もないから」

从'ー'从「ありがとうございます。じゃ、ヒッキーちょっとこっちきて」

(-_-)「は・・・・・・・ぐえっ」

少女は颯爽と少年の後ろ首を掴みずりずりと引きずり始めた。
なかなか黒い子だ。



从'ー'从「大丈夫かなあの人たち」

(-_-)「・・・・・・話してみた感じでは正直良い人オーラしかないです」

从'ー'从「だよね〜・・・・・・。でも有り得ないほどに美味しい話なんだよね」

(-_-)「ですね。何せあの男の方を容姿とか顔とか見ると貧乏オーラしかないので、マンションを持ってるとは思えないんですよね」

从;'ー'从「ヒッキーそれは失礼だよう」

(-_-)「ご本人の前では絶対に言わないので大丈夫かと。・・・・・・それで、どうしますか?」

从'ー'从「私は信じてみてもいいと思うな。どちらにしても誰かに頼らないと今は仕方ない状況だしね」

(-_-)「・・・・・・そうですね。いざとなれば逃げ出せばいいですし、
    仮に騙されたとしても、渡辺さんはともかく、僕まではめ込んで得なんてないですし」

从'ー'从「そうだね〜。じゃ、頼らせて貰うってことで」

(-_-)「そうしましょう」



('A`)「ほいきた!リーチ一発ピンフメンチンドラ3!更に赤ドラで合計ドラ4!更に裏が乗り・・・・・・6だ!つまり
   数え役満だ!ふははははは!勝った!俺は勝ったんだ!」

川 ゚ -゚)「ドクオ、残念だけどそれフリテンだ」

('A`)「・・・・・・mjd?」

川 ゚ -゚)「チョンボ。8000な」

(;A;)「だあああちくしょおおおおおお!!」

川 ゚ -゚)「というわけで、今月のドクオの小遣い3000円差っぴいとくぞ」

(;A;)「・・・・・・なんという凡ミスこれは間違いなく見落とし」




从;'ー'从「(二人だけで麻雀やってるよ・・・・・・)」

(;-_-)「(それもちゃんと賭けてる・・・・・・)」

('A`)「お、帰ってきたんだな。答えを聞こうか」

ささっとマグネット麻雀を片付けて、二人を見る。
まあ、答えは一つだけどな。

从'ー'从「お世話になります」

(-_-)「よろしくお願いします・・・・・・」

('A`)「おう。よろしくな嬢ちゃん達」

川 ゚ -゚)「それじゃ、これからしばらく一緒になるということだから
     互いに自己紹介でもしようか」

('A`)「そりゃいいな。じゃ、クーから頼むわ」

するとクーは「わかった」と言い、三人に視線を送り、こほんと咳をする。
みなが黙り、クーに視線を向ける。



ごくり・・・・・・



川 ゚ -゚)「クーだ。以上」



ざわ・・・                ざわ・・・
             ざわ・・・
    ざわ・・・
         ざわ・・・     ざわ・・・


川 ゚ -゚)「続いて、ドクオだ」

(;'A`)「(俺この空気で自己紹介すんのー!?)」




車掌「ドクオさんの自己紹介です!皆さん切符を掲げて・・・・・・拍手!」

わーわー
     きゃーきゃー!ドクオさーん!

  すげぇ・・・・・・ドクオさんの自己紹介が始まろうとしてる・・・・・・!
 
             今日は何かが起きるぞ・・・・・・!


(;'A`)「(うわ――――!!なんか凄い空気が――――!!)」

川 ゚ -゚)「いよっ!ドクオ!」

「ドークオ!ドークオ!ドークオ!ドークオ!」


そしてこのときドクオは強く願った!
何を?当たり前のこと。当たり前の発想。当たり前の考え。
常人でも考えがついてしまう答えに辿り着いたのだっ・・・・!


(;A;)「(逃げたい・・・・・・ )」

そう! あまりのことにドクオは感情の波が抑えきれず逃げたいと思うと同時に泣いてしまったのだ!



川 ゚ -゚)「ど、ドクオ・・・・・・?」

(;A;)「俺、なんでこんなことしてるかわかんないよ・・・・・・誰か、誰か教えてよ・・・・・・」

車掌「おーっと!ドクオ選手ここに来て号泣!涙が!涙があふれ出ている!」

(;A;)「だれ、だれ?誰か、誰か助けてよ・・・・・・」

川 ゚ -゚)「ドクオ!」

(;A;)「うっ・・・・・・! もういいんだ・・・・・・逃げたい・・・・・・っ」



('A`)「どうも、ドクオです」

川 ゚ -゚)「ご苦労」

車掌「はい切符確認しまーす」

そして俺はここにきて気付いた。車掌。切符。そして


从;'ー'从(;-_-) 「(この人達は本当になんなんだろう・・・・・・)」← こいつら


(;'A`)「(やっべー!コイツ等切符もってねええええ!!)」

そう。異世界から来たとか別次元から来たとかそんなオカルトじみたことを言っていたのだから勿論持っていない。
となると、誰が危ないか。無論こいつ等だ。でも、これから面倒を見ると啖呵を切った俺がここにいる。

となると?火の粉が降りかかるのは?


わ・た・し☆


(;A;)「(さようなら・・・・・・今月の俺のお小遣い・・・・・・)」

俺は財布に入っていた福沢諭吉様をゆっくりと手放した・・・・・・。



川 ゚ -゚)「(あとで200円だけやろう・・・・・・)」

車掌にこの二人の事情を軽く説明したところ思いっきり怒られた。
やっぱり善人ばかりじゃないよね世の中。そりゃ無賃乗車は犯罪だしな。

とりあえずその場をしのぐために差し出した俺の諭吉様のおかげでその場を何とか切り抜けた。
と、なるとあとは東京に着くのをひたすら待つだけだが・・・・・・

自己紹介だ。

('A`)「お前等名前と各々一言ずつ言ってくれ。お前等のことがわからないとこっちも接し辛い」

十分接し辛い。いやいやそんな答えは誰にも聞いていないんだ。

(-_-)「・・・・・・ヒッキーとおよび下さい。インドア派で、外にはあまり出たくないです」

うわあ・・・・・・こいつ予想以上の駄目人間ナリィ・・・・・・
いや、それはいい。言ってみれば俺もあまり大差ない。どちらかといえばインドア派だ。
特別なこととか用事がない限りは外に出ないしな。大体休みを取ったらクーとべったりだしぐひひひ



川 ゚ -゚)「ドクオ元が悪いのに更に気持ち悪い顔になってるぞ」

(;'A`)「ひでぇ」

从'ー'从「ヒッキーも相当に気持ち悪いのにね〜」

(;-_-)「・・・・・・(ひでぇ)」

何だろう。この兄ちゃんに凄い親近感が沸いた。
こいつとなら美味い酒が飲めるような気がする。

何か二人そろって泣き酒になりそうだが。



川 ゚ -゚)「それじゃ、次はお嬢ちゃんだ」

从'ー'从「あ、はい。えーっと・・・・・・渡辺です。気軽に何とでも呼んで下さい。
     短い間ですがよろしくお願いします」

そういうと、渡辺ちゃんはぺこりと頭を下げた。
うん。よく出来た子だ。親の育てが良かったのだろうか。

('A`)「それじゃ、よろしくな」

川 ゚ -゚)「よろしく頼む」

(-_-)「・・・・・・よろしくお願いします」

从'ー'从「よろしくお願いします〜」


がたごとと揺られながら、電車は目的地へ向けて俺等を運んでいく。










戻る [二日目−2へ