( ^ω^)ブーンが高校バスケで日本一を目指すようです  第二部

第33章 試練






(-__-)「なんでそんな人事みたいな事が言えるんだ!!僕達の部活だろう!?」
(・▽・)「ひ…ヒッキー……?」
一年A「しゃーねーだろ。実際人事なんだし」
(-__-)「なっ……!?」
一年B「お前らはいいよな。簡単に試合に出れて。戦力としても計算されててさ」
(・▽・)「な……どういう意味だよ…」
一年C「お前らには俺らの気持なんてわかんねぇだろうよ。ボロ勝ちしてる試合の
   残り数分しか出れない奴らの気持ちがよ」
一年D「どれだけ努力してても今のレギュラーがいる限り俺達は試合に出れないんだ。
   自分達の出るチャンスを少しでも増やすためにはレギュラーが抜けようが
   俺たちには万々歳だよ」
(-__-)「なんだとっ!!!!!」

ξ;゚听)ξ「ちょ…ちょっとやばくないかしら?しぃ、急いで皆呼んできて!!」
(;゚ー゚)「う…うん!!!」
 ・
 ・
 ・
('A`)「おい、お前ら……!!」
(;^ω^)「…み…みんなケンカはやめるお…」







一年A「てめぇ…ふざけんなっ!」
一年B「そうだ!少し試合に出れるからって調子に乗りやがってよ!」
(-__-)「僕はちゃんと練習してるだろう!トラオだってそうさ!!」
一年C「結局出身中学とかでしか判断してくれないんだもんなぁ。マジ萎えるっつーの」
一年D「トラオだって中学が良かっただけでこのチームじゃ足引っ張ってるだけじゃねーか!!」
(・▽・#)「なんだと……」

(;゚∀゚)「おいおいお前ら…何があったか知らんがその辺に…」

言い争う一年生達を諭すようになだめるジョルジュ。しかし……。

一年A「もううんざりだ!!やってられるか!!」
(-__-)「気に入らなけりゃ辞めればいいさ!お前らみたいに不真面目なやつなんて
    いないほうが……」

( ゚ω゚)「…!!!!」

――パシンッ

体育館に乾いた音が響く。ヒートアップしていた体育館内はその音の直後、完全に沈黙した。

(-__-;)「………っ!」
(・▽・;)「……ブーンさん…?」
('A`;)「(ブーンが…ヒッキーを…)」

乾いた音の正体はブーンがヒッキーの頬をはたいた音だった。





( ω )「…取り消すお」
(-__-;)「…え…?」
(#゚ω゚)「今言ったこと。取り消すお!いくら腹が立ってても、言っていいことと悪い事があるお!!!!!」
(-__-;)「ひっ……」

激昂するブーンを見てヒッキーだけでなく他の一年生部員達も言葉を失う。
いつも笑顔を絶やさない優しい先輩が本気で起こっている姿を目の当たりにしているのだ。
当然の事だろう。

(#゚ω゚)「確かに不満はたくさんあるかもしれないお!けどお前らはそれを承知の上で入部したんじゃ
    ないのかお!?あんなに辛い基礎練に耐えてきたのに……辞めるなんて言うなお!!」
( ´ω`)「……この中の一人でも欠けたらそれはもうVIP高校バスケ部じゃないんだお…?」
(-__-)「……!!」
( ´ω`)「だから辞めるなんていわないで欲しいお…本当はイヨウにだって…」
(・▽・;)「ブーン先輩……」
( ´ω`)「怒鳴ったりして悪かったお…それからヒッキー、叩いちゃってごめんお…」
(-__-)「あ…いや…」
( ´ω`)「…帰るお……」

ブーンは一人、無言で体育館を後にした。




(-__-)「えと…その……ごめん」
一年A「いや…俺が悪かった…多分お前らに嫉妬してた…んだと思う」
一年B「みんな必死で頑張ってるのに俺らだけ変に理由付けてラクしようとして…」
一年C「…悪かったよ。ヒッキー、トラオ。……ごめん」
(・▽・)「ごめん…俺も色々イライラしてて……ごめん」

なんとか和解した一年生部員であったが、残された2年生メンバーには、ブーンの言葉が引っ掛かっていた。


「…本当はイヨウにだって…」


( ゚∀゚)「(あいつあの野郎にあんなことされたのにまだ戻ってきて欲しいなんて考えてんのか…?)」
('A`)「(一人でも欠けたら……VIP高校バスケ部じゃない…)」
( ´∀`)「(僕達はどうすればいいモナか…?イヨウ君…ブーン君…)」
ξ゚听)ξ「(ブーンの性格だし…きっとイヨウとバスケをしたいと思ってるはずよね。けど…)」
(*゚ー゚)「(どうすればいいんだろ…わかんない…わかんないよ……!!!)」


その夜、ドクオの携帯電話の着信音が鳴り響いた。

('A`)「誰だ……?…ブーンか…」

通話ボタンを押す。




『イヨウをバスケ部に戻してあげたいお。どうすればいいと思うお?』

('A`)「……は?」

『やっぱり僕はイヨウに戻ってきて欲しいお。やっぱり今のVIP高校バスケ部は
 あるべき姿じゃないお。イヨウがいなきゃ…イヨウだけじゃないお。他の誰が欠けててもダメなんだお』

('A`)「いやいや…だってお前イヨウと…その…」

『…確かに、イヨウに殴られたのは辛かったお。痛かったお。体だけじゃなくて…
 心も痛かったお。けど…きっと僕にも責任はあると思うんだお』

('A`)「何言ってんだ、お前は何も悪く…」

『何もわかってあげられなかったお』

('A`)「………?」

『イヨウのこと、何もわかってあげられなかったお』

('A`)「それは…確かにそうかもしれないけどさ…イヨウはお前を……」

『けどここで僕たちがイヨウのことを理解してあげずに突き放しちゃったりしたら…
 イヨウは一人になっちゃうお…?』

('A`)「あいつにだって学校の友達とかたくさんいるじゃねぇか。そんなことは……」

『イヨウの居場所は体育館なはずだお。僕もドクオも…ジョルジュもモナーもそうだお。
 自分にとって我が家同然の場所を失う事はきっと辛いお』





('A`)「それは……」

『僕はイヨウのことを怒ったりなんてしてないお。…だから……』

('A`)「けどジョルジュ…見たろ?あいつは相当キレてる。あいつが許すとは思えないが…」

『僕に出来ることなら土下座してでもなんでもして頼み込んで許してもらうお!だから…
 イヨウとちゃんと話がしたいお……』

('A`)「ブーン……」

『…ジョルジュとも話してみるお』

('A`)「……そっか…わかった」

『いきなりこんな電話かけて悪かったお。それじゃまた明日だお』

('A`)「……おう。じゃあな」

『ばいぶー』


ブーンはまだイヨウを引き止めるつもりでいる。なぜ?
ドクオが練習に来なかった数週間、体育館には重苦しいムードが漂っていたからだろう。
当人であるドクオにはブーン達の心境はわかりようがなかった。
仲間を失うかもしれないという喪失への恐怖。今回は仲間を失った。
ドクオは仲間を失う側、仲間を待つ側の立場となっている今、はじめてブーン達の気持ちが
わかったような気がした。




―部室―

翌日の昼休み。
ブーンとジョルジュは部室にてイヨウを待っていた。
ブーンはドクオとの電話を終えた後ジョルジュに電話し、イヨウとしっかりと話をしたい旨を
伝えた。始めは嫌悪感を露にしていたジョルジュだったが何度も何度も頼み込むブーンに
とうとう折れた。

( ゚∀゚)「じゃあ俺もその話し合いに同伴する。もしあの野郎が妙な真似するようだったら…
    俺が止めに入ってやるからな」

…という条件をジョルジュが提示し、ブーンがそれを承諾したため、部室にはこの二人が
待機している。昨晩、ジョルジュとの電話を終えたブーンはイヨウへ昼休みに部室に来て欲しい、と
メールを送信した。メールアドレスは変わっていなかったようでエラー報告はなかったが、返信は来なかった。

――ちーんぽーんかーんとーん……

( ^ω^)「………」
( ゚∀゚)「……ま、こんなとこじゃねぇの?予想は付いてたけどさ」

昼休みの終わりを告げる予鈴が鳴り響く時間になってもイヨウが部室を訪れる事はなかった。
教室へ向かうために部室を出ようとしたジョルジュだったが、そのときブーンがジョルジュを
呼び止めた。

( ^ω^)「……ジョルジュ」
( ゚∀゚)「んあ?」




( ^ω^)「……僕は…甘いかお?」
( ゚∀゚)「……タラタラに甘いと思うぜ」
( ´ω`)「……そうだおね…」
( ゚∀゚)「けど……それがお前のいいところなんじゃねぇの?」
( ^ω^)「……お?」
( ゚∀゚)「甘いだろうけど…理想を求めすぎてるかもしれないだろうけど…それはお前がこの部活のために
    良かれと思って行動してるからなんだろ?」
( ^ω^)「……自分ではそのつもりだお……」
( ゚∀゚)「それでいいんだよ。お前はさ」
( ^ω^)「お?お?」
( ゚∀゚)「お前が俺を誘った時の事…覚えてるか?」
( ^ω^)「だおだお」
( ゚∀゚)「あん時はノリに任せて入部したような気持でいたけど…今なら違う、って言えるぜ。お前と1年
    過ごしてわかった」
( ^ω^)「……どういうことだお?」
( ゚∀゚)「ドクオはさ…すげぇキャプテンにピッタリな人間だと思うぜ。けどな、お前もそれに劣らないほどの
    魅力があると思うぜ?」
( ^ω^)「照れるおw」
( ゚∀゚)「茶化してるわけじゃねぇぞwなんつぅのかな……なんかわからないけどお前には無意識のうちに
    人を惹きつける力がある…そんな感じがするんだよ。バスケ部に誘われた時には気付かなかったけどな」
( ^ω^)「僕に……かお?」
( ゚∀゚)「あぁ。あの時のイヨウには本当にムカついた。ぶっちゃけ今でも許しちゃいねぇ。けど……」
( ^ω^)「けど……?」




( ゚∀゚)「お前がいいって言うなら……それが正しい事のような気がするんだ。この部活にとって必要な事だと思う」
( ^ω^)「あんなに怒ってたのにかお……?」
( ゚∀゚)「理屈じゃねぇんだけどさ…うーん……ダメだ、上手く言えねぇやw」
( ^ω^)「おw」
( ゚∀゚)「イヨウが反省してて…それでいてお前があいつを許すってんなら俺も…まーちょっとだけ許してやっても
    いいかな、って思うんだ。今になって考えりゃ俺も少しやりすぎちまったと思うしさ」
( ^ω^)「そうかお……僕は……」

――ちーんぽーんかーんとーん……

(;゚∀゚)「やべっ!!!しんみりしたこと言ってたら本鈴なっちまった!5限始まるぞ!!」
(;゚ω゚)「おぉっ!?」

大慌てで部室に鍵をかけて教室へ向けて廊下を走っていく二人。
イヨウは来なかったがジョルジュの本心を知ることが出来ただけでもブーンにとっては
大きな収穫だったのだろう。イヨウの居場所が失われたわけではなかったから。
イヨウがこの場所へ戻ってくる可能性が見出せたから。




('A`)「VIP高ぉーーーーーっ!!!ファイッ!!」
一同「おおおぉぉぉぉぉぉっ!!!!」

放課後になり、午後の練習が終わる。時間はまだ午後7時前だったがすでに日は落ちていた。
火照った体に冷たい空気が染み込む中、メンバーは自主練を開始した。
時間が経つにつれて一人、また一人と体育館を後にする。
体育館に残っているのはドクオとブーン、そしてそれを眺めるショボンの3人だけとなっていた。

( ^ω^)「……」

いつものミドルシュートの練習を繰り返すブーンは少しずつシュートの距離を伸ばしていた。
スリーポイントラインの一歩手前ほど。
これまでのブーンが試合でも練習でもあまりシュートを試みない位置だった。

('A`)「お、ブーンもスリー練習する気になったのか?」
( ^ω^)「だおだお。ジャンプシュートはみんなからのパスを受けてからのシュートが多いお。だから
    相手にも読まれちゃうお?だから自分一人でも点を取れるようにしたいんだお。みんなの負担を
    減らしたいんだお」
(´・ω・`)「いいことだよ、内藤君。けど『一人で』ってのは感心しないね」
(;^ω^)「お?」
(´・ω・`)「いくら個人技とはいえ一人でやる意識を持っちゃ、上達しない。バスケットはチームスポーツだからね」
(;^ω^)「お?お?」
(´・ω・`)「個人技によるポイントにもチームの流れと言うものは存在する。個人技とは名だけでチームプレーの
      一環であることに変わりは無いんだ」
( ^ω^)「把握しましたお」




シュート練習を再開するブーン。しかしそのシュート率はあまり芳しくなかった。

( ^ω^)「うーん……難しいお…全然入んないお…」
('A`)「届かそうとするからダメなんだよ。ブーンは普段のミドルシュートのフォームで強引に届かせようとしてるんだ」
( ^ω^)「どういうことだお?」
('A`)「簡単に言えば余分な力が加わってる。だからシュートにも勢いが付いて弾道が低くなるんだ」
(´・ω・`)「『シュートは膝』って言うだろう?」
( ^ω^)「ですおね」
(´・ω・`)「体のバランスをしっかりとって、膝をしっかり入れて体を真下に落とす」
( ^ω^)「こうですかお?」
(´・ω・`)「そうそう。そして真上へ伸び上がる勢いを殺さずにボールに伝えるんだ」
(;^ω^)「……お……?」
(´・ω・`)「腕はシュートにほんの少し方向をつけるだけでいい。そして手首で微調整するんだ」
('A`)「ボールを前に飛ばそうとするんじゃなく、上に飛ばすイメージだな」
( ^ω^)「……こうかお?」

二人のアドバイスに従って放たれたブーンのシュートはふわりと弧を描きリングへ向かう…が、途中で失速し
リングにかすることなく床へ落ちる。

(*^ω^)「……エアボール……」
(´・ω・`)「それでいいんだよ。練習しているうちに入るようになるから。届かないからといって無理に届かそうと
      しても逆効果なんだよ」
( ^ω^)「反復反復ー。だお」

繰り返し繰り返し、二人のアドバイスを忠実に守るブーン。
そしてエアボールしたシュートが体育館の外へ転がっていった時だった。

( ^ω^)「またやっちゃったお…ムズいお…外に出ちゃったから取りに行かなくちゃだお」

外に落ちたボールがブーンが持ち上げる前にひょい、と空中に上がった。




( ^ω^)「……お?」
(=゚ω゚)ノ「……ほらヨウ」
( ^ω^)「…イヨウ……」

('A`)「おいブーン、何して……イヨウ…?」

体育館の外で呆然と突っ立っているブーンの様子を見に来たドクオも驚きの声を上げる。

(=゚ω゚)ノ「今……話…いいかヨウ…?」
( ^ω^)「おkだお」


(=゚ω゚)ノ「今さら…だろうけどヨウ…………ごめん」
( ^ω^)「気にすんなおw」
(=゚ω゚)ノ「………はっ?」
( ^ω^)「確かにあれはちょっぴり痛かったお。けどイヨウも痛かったんだからすっとこどっこいだお」
(=゚ω゚)ノ「(すっとこどっこい……?)いや、けどもとはといえば俺が……」
( ^ω^)「そんなことは関係ないお。僕は気にしてないお!それより体育館に来たんだお。バスケしたいんだお?」
(=゚ω゚)ノ「俺は……」
('A`)「正直に言っとけよw嘘でも『したい』って言っとかないとこいつ一生離れないぞ、多分w」
(´・ω・`)「その通りだよ、イヨウ君」
(=゚ω゚)ノ「ショボン先生…ドクオ……」
( ^ω^)「……一回しか聞かないお、イヨウ」
(=゚ω゚)ノ「………」


( ^ω^)「バスケ……したくないかお?」




(=゚ω゚)ノ「……やっぱり…俺はここでバスケをやりたいヨウ。
    今さら都合よすぎるかもしれないけどヨウ、ここを離れてみて…
    ここがどれだけ自分にとって大きな意味を持つのか知ったヨウ。だから……」
( ^ω^)「ならやればいいんだお!自分に嘘付いてちゃダメだお!!」
(=゚ω゚)ノ「ブーン……けど…やっぱりそれは都合よすぎるヨウ…」
( ^ω^)「そんなこと気にすんなお!やればいいお!!」
(=゚ω゚)ノ「けどやっぱり……」
('A`;)「あーあーあー!それじゃ埒が明かないだろ!!こういうのはどうだ?ショボン先生に何か
   ペナルティを考えてもらってそれをクリアしたら部に戻る。これでどうだよ?」
( ^ω^)b「おkおk」
(=゚ω゚)ノ「ホントに……いいのかヨウ……?」
( ^ω^)「ばっちぐーだお!」
(´・ω・`)「僕がかい?構わないけど……ラクなものじゃないよ?覚悟は出来てる?」
(=゚ω゚)ノ「……はい」
(´・ω・`)「それじゃあ……イヨウ君」
(=゚ω゚)ノ「はい」
(´・ω・`)「コーチカーターって映画、知ってる?」
(=゚ω゚)ノ「……一度だけ観たことありますヨウ」
(´・ω・`)「あの映画内のチームではね、チーム内でトラブルを起こした部員が退部する。
      けどやっぱり戻ってくるんだよね」
(´・ω・`)「そしてそのチームの監督はその部員に部に復帰するための条件を提示した」
(´・ω・`)「1週間以内に尋常でない量の自殺ダッシュ(シャトルラン)と腕立て伏せを命じた。そしてその部員は
      必死にそれをこなしてめでたく復帰したわけだけれど…僕はあれでもまだまだ甘いと思うんだよね」
( ^ω^)「(シャトル1000本と……腕立て何百回だっけかお?)」
('A`)「(観たことないからワカンネ……そんなにやるの?つかそれでも甘いって…なにやらせる気だ?)」




(´・ω・`)「1週間後のこの時間までにシャトル3000本。腕立てはなしでいい。やるかい?」
(;;=゚ω゚)ノ「さ、3000……!!!」
(´・ω・`)「さぁ、どうする?」
(=゚ω゚)ノ「…やりますヨウ…いや、やらせてください!!」
(´・ω・`)「決まりだ。ブーン君、これでいいかい?」
( ^ω^)「え、3000はちょっと……」
(=゚ω゚)ノ「ブーン、やらせてくれヨウ。これくらいしなきゃ皆に申し訳ないヨウ…いや、ホントならこれでも
     足りないくらいなんだヨウ」
( ^ω^)「イヨウ……」

イヨウはそれから無言で体育館へ入り、部室へと向かっていった。置きっぱなしにされていたバッシュをはいて、
制服のまま走り始めた。

( ^ω^)「(1週間で3000…3000わる7は…400くらいかお?)」
('A`)「(本気かどうかも試そうって訳か…けどシャトル3000…うぇ〜…ムリポ)」


(=゚ω゚)ノ「(絶対にやり遂げてみせるヨウ…!!もう二度と…裏切らない!!)」

第33章 完

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