第15話「ジョルジュのトンファー」
桜の舞い踊る季節も終わろうとしていた。ここはヴィップ学園高校の体育館2階。
トンファー部とクラブ委員会のクラブ勝負が今まさにはじまらんとしていた。
トンファー部のメンバーはブーン、ジョルジュ、ショボン。そして、マネージャーのツン。
クラブ委員会のメンバーはモララー、兄者、弟者。
双方向かい合って立っていた。
( ・∀・)「それでは、はじめようか。」
(´・ω・`)「では、ルールを説明します。体育館の床に10m4方の正方形のラインを引きました。
これを勝負のリングとします。リングから出るかダウンして10カウント、もしくはギブアップした方が負けです。
3人がそれぞれ1度ずつ闘い、勝利数の多い方の勝ちです。審判は審判部の成歩道に行ってもらいます。」
( ^ω^)「あれ?今日の審判はボブじゃないんですかお?」
( ゚∀゚)「何かこの前の料理部とのクラブ勝負が終わってからストレスで十二指腸潰瘍になって入院したらしいぜ。」
ξ゚听)ξ「審判部ってストレスがすごい溜まりそうですしね。」
(;^ω^)(こっちの方がストレス溜まるお。)
ブーン達が勝負の準備をしているとバタンという音と共に体育館のドアが開かれた。
ドアを開けたのは病院の患者服を着たボブだった。成歩道が思わず言った。
「ボ、ボブ部長!どうしたんですか!?入院してたんじゃないんですか?」
(;^ω^)「え!?ボブって審判部の部長だったのかお?」
( ゚∀゚)「そうだぜ。」
(;^ω^)(アリエナス。)
ボブはゼエゼエと息を切らしながら話した。
「クラブ委員会にクラブ勝負を挑む奴らなんてそうそういない!
この勝負は・・・この勝負だけは俺が審判しなければならないんだ!だから病院を抜け出して来た!」
ボブはそう言うと病院の患者服を脱ぎ、成歩道の審判服を無理やり奪い取り、着た。
しょうがないので病院の患者服を着て悲しそうな顔をしている成歩道。
そんな成歩道を無視しながらボブは言った。
「俺が来たからには心配御無用です。この一世一代の勝負、命を懸けて審判します。」
(;^ω^)(病院抜け出してきたあんたの命の方が心配だお・・・。)
「それでは、先鋒戦を開始します。ジョルジュと弟者はリングに来て下さい。」
ボブが声を高らかに上げた。
( ゚∀゚)「じゃあ、まずは1勝ゲットしてくるぜ!」
( ^ω^)「がんばってくださいですお!」
ξ゚听)ξ「がんばってください!」
(´・ω・`)「ジョルジュ、相手は剣道部キャプテンの弟者だ。竹刀の間合いには十分気をつけた方がいい。」
( ゚∀゚)「わかってます。まかせてください。」
ジョルジュがリングへと向かって歩いていった。
(´<_` )「さて、ジョルジュ殿はどれ程拙者を楽しませてくれるでゴザルかな。」
竹刀を片手に弟者がリングへ向かって歩いていった。
リング中央で向かいあうジョルジュと弟者。
( ゚∀゚)「おい、防具着なくてもいいのか?」
(´<_` )「竹刀だけで十分でゴザルよ。多分拙者には触れることもできないでゴザル。」
( ゚∀゚)「な、なんだと!」
(´・ω・`)「ジョルジュ落ち着いて。」
ショボンはリングの外から声をかけた。
( ゚∀゚)(おっと、落ち着かないとな・・・。)
ジョルジュは深呼吸をして落ち着きを取り戻した。
そして、ボブの試合開始の声が上がった。
弟者はジョルジュから距離をとると竹刀を構えた。
( ゚∀゚)(さて、リーチはあっちの方が圧倒的に長い。ここは相手の攻撃をトンファーで受け流して懐に入る。)
ジョルジュは弟者との間合いを詰めようと突っ込んだ。
しかし、何かに腹を突かれて後ろに吹っ飛んだ。
( ゚∀゚)「いってぇええ!な、何だ?何が起こったんだ。」
弟者は竹刀を構えたままだった。
( ゚∀゚)(くそ、何が起こったんだ・・・だが、間合いを詰めないとこっちは何もできないぜ。)
ジョルジュは弟者に再び突っ込んだ。
そして、再び何かに腹を突かれて後ろに吹っ飛んだ。
( ゚∀゚)「なるほどな・・・突きか。」
(´<_` )「そうでゴザルよ。拙者の突きが見えたでゴザルか。なかなかやるでゴザルな。」
ジョルジュと弟者の戦いを見ていたショボンが呟いた。
(´・ω・`)「・・・これはまずいね。」
( ^ω^)「え?まずいですかお?」
(´・ω・`)「竹刀で面とかを打ってきてくれるとトンファーで受け流せるんだけど突きだとどうしようもない。」
(;^ω^)「あ、そうですおね。」
(´・ω・`)「あの様子だと突きしか打たないみたいだ。リーチ的にも竹刀の方が長い。
そして、弟者の突きのスピードが尋常じゃない。かわして近寄ろうとしても次の突きがくる。」
(;^ω^)「それはまずいですお。」
ショボンの予想通りに弟者は徹底して高速の突きしか打ってこなかった。
( ゚∀゚)「くそ、これじゃ近づけないぜ。」
弟者の突きに目が慣れてきたジョルジュはギリギリかわせるようになってきていた。
しかし、かわしても次の突きがくるため間合いを詰められないでいた。
(´<_` )「まあ、突きが見えてもどうしようもないでゴザルな。」
( ゚∀゚)(くそ。玉砕覚悟で突っ込むしかないのか。)
(´<_` )「さて、ではそろそろ終わらせるでゴザルかな。」
弟者の高速の突きがジョルジュを襲った、ジョルジュはその突きをかわそうとした。
しかし、その軌道が変わった。
( ゚∀゚)「何っ!。」
弟者は突きの後に竹刀を振り下ろしジョルジュの足を打った。
( ゚∀゚)「ぐはっ!」
足の痛みでジョルジュは床に膝を付いた。すかさずカウントをとるボブ。
( ゚∀゚)「こんなのはダウンには入らねえぜ!」
ジョルジュはそう言うとすぐに立ち上がった。
しかし、竹刀で打ち込まれた足を少し引きずっていた。
(´<_` )「さて、もうちょこまかと動き回る足もなくなったでゴザルな。」
そういうと弟者はジョルジュに無数の突きを放った。
ジョルジュは足の痛みでその突きをかわせずに全てくらい、床に倒れた。
ξ゚听)ξ「ジョルジュ先輩!」
(;^ω^)「ま、まずいですお。」
(´・ω・`)「・・・。」
カウントをとり始めるボブ。しかし、ジョルジュはよろめきながら立ち上がり言った。
( ゚∀゚)「だから、こんなのはダウンには入らねえって言ってるだろ!」
(´<_` )「たいした根性でゴザルな。だが、次で決めるでゴザルよ。」
そう言うと弟者は竹刀を構えた。
( ゚∀゚)(・・・こうなったらあれをやるしかねえ。ミスったら負けだぜ。)
ジョルジュは深呼吸をするとトンファーのグリップを握り締めた。
(´<_` )「では、さらばでゴザルよ。」
弟者はジョルジュに突きを放った。
( ゚∀゚)「うおおおおおおおおおお!!!!!!」
ガチィッ!!!と、いう音と共に弟者の竹刀の突きが何かに当たって止まっていた。
竹刀の先にはトンファーの長ロッドの先端があった(長ロッド:グリップを中心としてロッドの端から長い部分のこと)。
(´<_` )「な、なんと!!竹刀の突きをトンファーの突きで止めたのでゴザルかっ!」
( ゚∀゚)「トンファー牙突(がとつ)!!!」
動揺している弟者との距離を一気に詰めるジョルジュ。
弟者があわてて出した突きはジョルジュのトンファー牙突で全て止められた。
(´<_` )「ま、まずいでゴザル!」
弟者の懐に入ったジョルジュは弟者の腕をトンファーで殴りつけた。
(´<_` )「うぐっ!」
腕の痛みで弟者は竹刀を落としてしまった。
( ゚∀゚)「竹刀がなければこっちのもんだぜ!いくぜえええぇえええ!!!!」
ジョルジュは体を左右に振りながら弟者に迫った。
デンプシートンファーー!!!
ドガガガガガガガガガ゙!!!
゜ヾ´ ″
トンファ〜! =―≡ ̄`:∵∧_∧´‘
_ Λ_≡―=', ( )∴∵゛、゜¨
⊂ニニニニニニニ⊃ ( ゚∀゚ r⌒) _/ / ̄ _
´∴‘∪く / ∧ | y'⌒ ⌒ ヽ _Λ( ≡―=‥、,、
″″ \/ Λ_| / | | ゚∀゚ )`=―≡―∞
“ ( ゚∀゚ | |ヾノ // `'ー-- ∩
=―≡ ̄`:, | , | ( ̄=―≒‥,⊂ニニニニニニニ⊃
,゛“=―≡―=',/ ノ )∵`=≡―=
∴/´/ / | | ,'ゞ トンファ〜!
( ^ω^)「デンプシートンファーですお!!!」
(´・ω・`)「まっくのうち!まっくのうち!まっくのうち!」
弟者はデンプシートンファーをまともにくらい、床に倒れた。
( ゚∀゚)「うおおおお!どうだあああ!!」
ジョルジュは雄叫びを上げた。
( ^ω^)「これは10カウントで立ち上がれないお!ボブさっさとカウントとれだお!」
そのとき、ボブは病状が悪化し、床にうつ伏せに倒れていた。
それに気づいた成歩道がボブを助け起こしていた。
(;^ω^)「ちょwww。審判も倒れてるおwww。」
ボブは成歩道の手を払いのけ、言った。
「俺が審判だ!この勝負は俺が見届ける!」
(;^ω^)「コントはいいからはやくカウントとってお!!」
よろめきながら立ち上がったボブはカウントをとり始めた。
しかし、弟者が10カウントで立つことはなかった。ボブが勝者ジョルジュと声を上げた。
( ゚∀゚)「よっしゃああああ!!勝ったぜ!!!」
( ^ω^)「やったですお!!」
ξ゚听)ξ「ジョルジュ先輩、おめでとうございます!」
(´・ω・`)「想定の範囲内です。」
第16話「燃えるショボン」
トンファー部対クラブ委員会のクラブ勝負。
先鋒戦、ジョルジュ対弟者の対決はジョルジュの勝利で終わった。
(´・ω・`)「さて、次は僕の番だね。」
ショボンがトンファーを装備した。
( ^ω^)「がんばってくださいですお。」
( ゚∀゚)「相手は空手部キャプテンの兄者ですからね。
一筋縄ではいかないと思いますけどショボン先輩なら必ず勝つと思っています。」
ξ゚听)ξ「ショボン先輩、がんばってください。」
(´・ω・`)「うん、がんばって勝つからね。」
ショボンがリングの中央へ歩いていった。
リング中央で向かいあうショボンと兄者。
ボブはどこかで見つけてきた車椅子に座っていた。
( ´_ゝ`)「・・・。」
(´・ω・`)(相変わらず無口だなあ。)
そして、ボブの試合開始の声が上がった。
ショボンと兄者はお互い間合いをとりながら微妙に動いていた。
(´・ω・`)(まあ、相手は素手だから間合いには困らないけど・・・。)
ショボンがどう攻めようか考えているといきなり兄者がローキックを繰り出した。
ショボンは腕から肘を覆っていたロッドを半回転させてローキックをガードした。
( ゚∀゚)「うまいっ!さすがショボン先輩。」
( ^ω^)「さすがですお。」
(´・ω・`)(・・・ローキックね。)
( ´_ゝ`)「・・・。」
それからも兄者はショボンがガードしていようがおかまいなしに無言でひたすらローキックを繰り出していた。
( ^ω^)「ローキックばっかりですお。」
( ゚∀゚)「まあ、パンチの打ち合いだったらトンファーの方に分があるからな。
空手の闘い方としてはキックの方がいいとは思うが・・・。」
ξ゚听)ξ「でも、ローキックばっかりで気味が悪いですね。」
(´・ω・`)「さて、そろそろこっちからいかせてもらうよ。」
ショボンは腕から肘を覆っていたロッドを半回転させると兄者を殴りつけた。
しかし、兄者はその攻撃をかわした。
(´・ω・`)(ふむ。攻撃をローキックに絞って上半身は回避に専念しているのか。これはちょっとやっかいだね。)
( ´_ゝ`)「・・・。」
お互い有効打が決まらずにしばらくの間膠着状態が続いていた。
その間も兄者はローキックをひたすら繰り出していた。
(´・ω・`)(さて、次はどう攻めようかなあ。)
兄者のキックモーションが見えたのでショボンはトンファーで足をガードしようとした。
しかし、その次の瞬間、兄者のハイキックがショボンの頭に綺麗に決まった。
(´・ω・`)(え?ローキックと見せかけてハイキックだったの?)
遠くなる意識の中でショボンは床に倒れた。
すかさず車椅子の上からカウントをとるボブ。
(;^ω^)「ああっ!」
( ゚∀゚)「ローキックをずっと出し続けていきなりハイキックか!!!
ローキックの連発はこのハイキックのための布石だったのか・・・。」
ξ゚听)ξ「頭に直撃してたわ。ショボン先輩大丈夫かしら・・・。」
カウントを淡々ととり続けるボブ。
ブーン達は倒れているショボンに向かって大声を上げていた。
(;^ω^)「ショボン先輩!起きてくださいですお!」
( ゚∀゚)「ショボン先輩!」
ξ゚听)ξ「起きてください!」
倒れているショボンは目を覚ました。
(´・ω・`)「・・・あれ?何で寝てるんだっけ?えっ?カウントとられてるの?」
頭を蹴られて軽い脳震盪になっているショボンは意識が少し飛んでいた。
急いで立ち上がろうとしたが足がもつれて上手く立てない。
(´・ω・`)(・・・これはまずいな。)
ショボンはその場に座り込むとカウントギリギリまで体を休めた。
そして、カウント9で立ち上がった。
ボブは思わず兄者に勝ちと言いそうになったが堪えて試合を続行させた。
(;^ω^)「セフセフ。」
( ゚∀゚)「危なかったぜ。」
ξ゚听)ξ「でも、まだピンチですよね。」
立ち上がったショボンは兄者に言った。
(´・ω・`)「ハイキックが当たった瞬間に頭を動かしてダメージを軽減してなかったら負けてたよ。
ちょっと真剣勝負から離れていたから体がなまっていたみたいだ。
さっきのハイキックで目が覚めたよ。ありがとう。」
( ´_ゝ`)「・・・。」
(´・ω・`)「さて、じゃあ本気でいくよ。」
ショボンは兄者に突っ込んでいった。
兄者はローキックを繰り出した。しかし、ショボンはトンファーでガードした。
次に兄者はハイキックを繰り出した。その攻撃もショボンはトンファーでガードした。
(´・ω・`)「さすがにもう引っかからないよ。」
さらにショボンは間合いを詰めると兄者の頭を掴んだ。
( ´_ゝ`)「・・・。」
(´・ω・`)「ぶち殺すぞ。」
そう言うとショボンは兄者を片手で持ち上げた。
トンファー叩き付け! /´`l
__ / 〈 | |
j´ ヽ`ヾ i | | |
,‐-_,, f _〈 } 丶
∩ /  ̄\ \ \ | |
| |⊃巛i~`> ∧__∧ \ \| | | |
| | / ( ´・ω・`) > ノ j
| | ,/ ヽ ヽ // / | | |
| | i ‐=、 i / / / | | | |
..| |/ ,__ ヾ 'i ( ´ / | | | |
..| | /  ̄ ̄'7 `、 `、 ヽ / | || || | |
/..∪/ | |ヽ、 ヽ l~ I || || | |
,/ ,/ | l ヽ, _`-_/ j || || | |
/ / | | fハ,ヾ / || || /l
r'´ _r´ 〔___`ヽ, <~ 人  ̄二二二二ヽ∈
 ̄ ̄  ̄ へ⌒  ̄へ `~´
ショボンはトンファー叩き付けで兄者を床に叩きつけた。
兄者はそのまま床に倒れた。カウントをとりはじめるボブ。
しかし、兄者が10カウントで立つことはなかった。ボブが勝者ショボンと声を上げた。
( ^ω^)「やったですお!!」
( ゚∀゚)「さすがショボン先輩!やってくれたぜ!」
ξ゚听)ξ「ショボン先輩、おめでとうございます!」
ブーン達はショボンの元へ走っていった。
(´・ω・`)「疲れたよ。」
To Be Continued...
第17話「トンファー大戦、再び・・・」
トンファー部対クラブ委員会のクラブ勝負。
ショボン対兄者の対決はショボンの勝利で終わった。
この時点で2−0となりクラブ勝負はトンファー部の勝利となった。
( ・∀・)「トンファー大戦さえできればクラブ勝負などどうでもいい。」
モララーはそう呟くとリングの中央へ向かって歩いていった。
ホワイティを装備しているブーンにツンは声をかけた。
ξ゚听)ξ「もう勝敗はついたから別に戦わなくてもいいんじゃない?」
( ^ω^)「勝敗はついたけど僕はモララーさんと戦う約束をしたんだお。だから戦うお。」
(´・ω・`)「まあ、ブーンが戦いたいなら止めないけど。」
( ゚∀゚)「ブーン、やるならトンファー部が3勝の完全勝利だ。絶対に勝てよ!」
( ^ω^)「はいですお!勝ちますお!」
ブーンはリングに向かって歩いていった。
リング中央で向かいあう。ブーンとモララー。
( ・∀・)「やっと戦える。楽しみにしていたよ。」
( ^ω^)「僕は負けませんお。」
( ・∀・)「まあ、少しでも楽しませてくれることを期待するよ。」
┣『とうとうこの日が来たな。今こそ決着をつける。』
┫『私の使命が貴様を倒すことならば全力で戦うまでだ。』
そして、ボブの試合開始の声が上がった。ホワイティのグリップを握り締め集中するブーン。
ホワイティの戦闘記録がブーンに流れ込んだ。
( ^ω^)(・・・力が湧いてくるお。)
ブーンがモララーに突っ込んでいった。
( ^ω^)「いくお!ホワイティ!」
┫『了解。マイマスター。』
( ・∀・)「・・・遅い。」
∩
| |
────| |──── ― - --
─── /⌒ヽ, ─────────
 ̄ ̄ / ,ヘ ヽ∧_∧ トンファアアアアクラアッシュ!!
 ̄ ̄ i .i |\ ( ・∀・)ヽ, ___,, __ _ ,, - _―" ’. ' ・, ’・ , /∧_∧
── ヽ勿 | ヽ,__ j i~"" _ ― _: i ∴”_ ∵, ))
____∪_ ヽ,, |/ / __,,, -- "" ─ "ー ・, ; ; - 、・ r=-,/⌒ ~ヽ~,
─────── ヽノ ノ,イ ─── ― - i y ノ' ノi j |
─────── / /,. ヽ, ── i,,___ノ //
______ 丿 ノ |ヽ,__,ノ ___ _ _ _ ,' ゝi
j i | | / y ノ
_____ 巛i=| | ___ _ / /~/
∪ i < /
─────── _ _ ヽ, \
/ ヽ_ )
──── i (~_ノ
ノ /
ノ /
(~ ソ
ブーンはトンファークラッシュの攻撃で吹っ飛ばされ、床に倒れた。
( ^ω^)「ぐはっ!」
すかさずカウントをとり始めるボブ。しかし、すぐにブーンは立ち上がった。
( ^ω^)「こんなところで寝転んでる場合じゃないお。まだまだ戦えるお。」
┫『マイマスター。いくぞ。』
ブーンは再びモララーに突っ込んでいった。
∧_∧ _ トンファーゲンコ〜ツ!!
_( ・∀・)__ \
/ / \_ ヽ ドゴォォォ _ /
∩ / ,イ 、 ノ l.j・∴∧―= ̄ `ヽ, _
| | / / | ( ∵. ・( 〈__ > ゛ 、_
| | | | | } (/ , ´ノ \
| | | | ヽ ヽ’ / / /
| |ニ(!、) \ \ / / ,'
∪ / ゝ ) / /| |
/ / { | !、_/ / 〉
/ _/ | |_ |_/
ヽ、_ヽ {_ ___ゝ
ブーンはトンファーゲンコツをくらい床に叩き付けられる様にダウンした。
( ^ω^)「うぐっ!」
すかさずカウントをとり始めるボブ。
( ・∀・)「話にならんな。」
( ゚∀゚)「こ、ここまで強いとは・・・。
ブーンのシンクロ率だって75%くらいあるってのに・・・。」
ξ゚听)ξ「ブーン!立ち上がって!」
(´・ω・`)「死兆星が見えるね。」
カウント4でブーンは立ち上がった。
(;^ω^)「ホワイティの力もあるのに全く歯が立たないお・・・。」
┫『マイマスター。私と一体化するようにもっと集中するんだ。
そして勝ちたいと強く心に思うんだ。』
( ^ω^)「わかったお!」
ブーンは深呼吸するとグリップを握り締め、集中を始めた。
ブーンの体にホワイティの力が流れ込んでいく。
( ・∀・)「・・・シンクロ率が上がったか。」
( ^ω^)「いくお!ホワイティ!」
┫『了解。マイマスター。』
ブーンは三度モララーに突っ込んでいった。
( ・∀・)「何度突っ込んできても同じだがな。」
モララーはトンファーキックをブーンに放った。
トンファーガード!!
∧_∧ l!|i
_(; ・∀・) ∧_∧
/ ) (E:)^ω^ )
∩ / ,イ 、 ノ/ .| l' ⌒ヽ
| | / / | ( 〈_ヽ_ノ _〉 ) ガシ!!
| | | | ヽ  ̄__ヽそ(E_ノ
| | | | `iー / ___ノ⊂二二二二⊃
| |ニ(!、) l |l l /⌒ヽ,/ ノ
∪ / /l_ノ | l`/ /
/ / (__ノ| |
/ _/ | !il| _| |
ヽ、_ヽ (__ノ
ブーンは、モララーのトンファーキックをトンファーガードで防御した。
( ・∀・)「何!?」
( ^ω^)「いつまでもやられっぱなしじゃないお!」
ブーンは防御の姿勢から体を回転させるとモララーへ攻撃を開始した。
∧_∧ トンファー裏拳!
( ^ω^ ) _ -  ̄`:,
ヽ-'' ̄ _=', ・
/ ,,-― ̄  ̄"'" ドゴォォォ _ /
/ ノヽヽ∩ ∧ ∧―= ̄ `ヽ, _
/ / \\ ∵. ・( 〈__ > ゛ 、_
/ ) |ヽ_ )っ (/ , ´ノ \
/ / | | / / /
( ( <. | | / / ,'
| | 、 \ ∪ / /| |
. | / \ ⌒l !、_/ / 〉
| | ) / |_/
ノ ) し'
(_/
ブーンのトンファー裏拳がモララーにヒットした。
( ・∀・)「がはっ!」
( ゚∀゚)「よしっ!クリーンヒットだぜ!」
ξ゚听)ξ「ブーン!その調子よ!」
(´・ω・`)「さすがブーンだね。」
しかし、モララーは少し後ずさりしただけでダウンしなかった。
( ^ω^)「どうだお!」
( ・∀・)「・・・少しは面白くなってきたか。こうでなくてはな。」
モララーは笑みを浮かべた。
To Be Continued...
[前の話へ] 戻る [次の話へ]