第三話
そこには、なぜか荒野の嵐が吹き荒れていた。
割られた窓ガラスに、落書きで埋め尽くされた外壁。
敷地内は、明らかに尋常ではない雰囲気で埋め尽くされている。
そう、ここは泣く子はもっと泣く恐怖の学校「ラウンジ高校」
周辺住民のみならず、県内全土の住人から
ヤクザ養成高校として恐れられるこの高校の生徒たちの間では
喧嘩、恐喝、暴力は当たり前で、
シンナー、アナリスク、覚せい剤などのドラッグまでが平然と横行している。
そんな恐ろしいこのラウンジ高校の頂点に君臨する男がここにいた。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
< コーヒー牛乳買ってこいや、カス共
(´・ω・`) \________
/ \
/ /\ / ̄\
_| ̄ ̄ \ / ヽ \_
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \__)、
||\ \
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.|| .||
彼の名はショボン。
荒くれたちの集まるこのラウンジ高校を二年生ながら力で支配する男だ。
( ,,゚Д゚)「買ってきたぞゴルァ!です」
一人のいかつい、いかにも好戦的そうな男がコーヒー牛乳を買ってきた。
(´・ω・`)「……」
何も言わず、無表情でショボンコーヒー牛乳を受け取る。
しかし次の瞬間、彼の怒りは頂点に達した。
( ´・ω・`) _ .- ― .= ̄  ̄`:, .∴ ' ( )<あべし!
/ '' ̄ __――=', ・,' r⌒> _/ /
/ /\ / ̄\-―  ̄ ̄  ̄"'" . ' | y'⌒ ⌒i
_| ̄ ̄ \ / ヽ \_ | / ノ |
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \__) , ー' /´ヾ_ノ
||\ \ / , ノ
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ / / /
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| / / ,'
|| || || / /| |
!、_/ / 〉
座席に座ったまま、ショボンは強烈なパンチを繰り出した。
殴られた男は壁に激突し、そのまま動かなくなる。
(#・ω・`)「俺は雪印のコーヒー牛乳しか飲まないんだよ!」
傍若無人、陰金田虫、天上天下唯我独尊。
これほどまでに悪辣な男が他にいるのだろうか?
しかし、彼は凄まじい力と暴力を持っていた。
そんな彼に、ほかの生徒たちはただ黙って従うしかなかった。
ショボンはコーヒー牛乳を飲み終えると、ゴミ箱に捨てた。
ちゃんと燃えるゴミ用のゴミ箱に入れているあたり、律儀な男である。
(´・ω・`)「さてと……」
( ,,゚Д゚)「ど、どちらに行かれるんだゴルァ!です」
早くも復活した男が尋ねる。
ショボンはその男をじろりとにらみつけ、言った。
(´・ω・`)「やつだ。俺と唯一引き分けた『やつ』を、俺は倒しに行く」
( ,,゚Д゚)「お、俺も一緒に行くぞゴルァ!です」
(´・ω・`)「てめえみたいなやつはいらん。誰もついてくるんじゃねぇぞ」
そう言い残し、彼は『やつ』のところへと向かった。
車掌「ま〜もな〜く〜、VIP駅〜、VIP駅〜」
(´・ω・`)「なんだ、その生ぬるいアナウンスは!粛清してくれるわ!」
車掌「へびゃ!」
軟弱な車掌を殴り飛ばし、ショボンはVIP駅へと降り立った。
この駅を『やつ』は必ず使うはずだ。
ショボンはプラットホームに備え付けられた三人用のベンチを一人で占領した。
(´・ω・`)「ふふふ。ここに現れたときが『やつ』の最期だ」
ショボンはにやりと笑った。
一方でそんなことなど露知らず、
ブーンとドクオは一路VIP駅へと向かっていた。
( ^ω^)「へー、ドクオはバイク持っているのかお」
('A`)「ああ。最高にファンキーでグルービーなアメリカンだ」
( ^ω^)「いいな〜。僕も乗りたいお」
('A`)「乗せてやりたいのはやまやまだが、ひとつ問題がある」
( ^ω^)「お?なんだお?」
ドクオは立ち止まり、真剣なまなざしでブーンを見て言った。
,.ィ , - 、._ 、
. ,イ/ l/  ̄ ̄`ヽ!__
ト/ |' { `ヽ. ,ヘ
N│ ヽ. ` ヽ /ヽ / ∨
N.ヽ.ヽ、 , } l\/ `′
. ヽヽ.\ ,.ィイハ | _|
ヾニー __ _ -=_彡ソノ u_\ヽ、 | \ このヘアースタイルじゃ
.  ゙̄r=<‐モミ、ニr;==ェ;ュ<_ゞ-=7´ヽ >
. l  ̄リーh ` ー‐‐' l‐''´冫)'./ ∠__ ヘルメットが
゙iー- イ'__ ヽ、..___ノ トr‐' /
l `___,.、 u ./│ /_ 入らないんだよ!!!
. ヽ. }z‐r--| / ト, | ,、
>、`ー-- ' ./ / |ヽ l/ ヽ ,ヘ
_,./| ヽ`ー--‐ _´.. ‐''´ ./ \、 \/ ヽ/
-‐ '''"  ̄ / :| ,ゝ=< / | `'''‐- 、.._
/ !./l;';';';';';';\ ./ │ _
_,> '´|l. ミ:ゝ、;';';_/,´\ ./|._ , --、 | i´!⌒!l r:,=i
. | |:.l. /';';';';';|= ヽ/:.| .|l⌒l lニ._ | ゙ー=':| |. L._」
l. |:.:.l./';';';';';';'! /:.:.| i´|.ー‐' | / | |. ! l
. l. |:.:.:.!';';';';';';';'| /:.:.:.:!.|"'|. l' │-==:|. ! ==l ,. -‐;
l |:.:.:.:l;';';';';';';';| /:.:.:.:.:| i=!ー=;: l | l. | | / //
l |:.:.:.:.:l;';';';';';';'|/:.:.:.:.:.:.!│ l l、 :| | } _|,.{:: 7
l |:.:.:.:.:.:l;';';';';'/:.:.:.:.:.:.:.:| |__,.ヽ、__,. ヽ._」 ー=:::レ' ::::::|; 7
. l |:.:.:.:.:.:.l;';';'/:.:.:.:.:.:.:.:.:.|. \:::::\::::: ヽ ::::::!′ :::| .:/
. l |:.:.:.:.:.:.:∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.! /ヽ::: `::: :::: ....::..../
↑ドクオ
ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |!
cト cト /^、_ノ | 、.__ つ (.__  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ ・
j / ,.- 、 ヾヽ、 ;; ;; _,-< //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─-- エィ' (. 7 /
: ' ・丿  ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、 i u ヾ``ー' イ____<何をいまさら
\_ _,,......:: ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... ' u ゙l´.i・j.冫,イ゙l / ``-、..- ノ :u l ,− ,−\ / ̄ ̄ ̄ ̄\
u  ̄ ̄ 彡" 、ヾ ̄``ミ::.l u j i、`ー' .i / /、._ `'y /, |・ |・ | ヽ_____ヽ
u `ヽ ゙:l ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_  ̄ ー/ u / `−●-' \ヽ , ─ 、 , ─ | <当たり前じゃん
_,,..,,_ ,.ィ、 / | /__ ``- 、_ l l ``ーt、_ / / ── | ──ヽ|・ |・ |
゙ u ,./´ " ``- 、_J r'´ u 丿 .l,... `ー一''/ ノ ト 、,,_____ ゙/ /.. ── | ── .|`─ 'っ - ´|
./__ ー7 /、 l '゙ ヽ/ ,. '" \`ー--- ",.::く、 | ── | ── |.____) /
/;;;''"  ̄ ̄ ───/ ゙ ,::' \ヾニ==='"/ `- 、 ゙ー┬ '´ / \.____|__) / ___/
、 .i:⌒`─-、_,.... l / `ー┬一' ヽ :l / , ' `ソヽ /l \/\| \
ヾヽ l ` `ヽ、 l ./ ヽ l ) ,; / ,' '^i━(t)━━l | | |
↑ブーン ↑通行人A ↑通行人B ↑ドラえもん ↑のびた君
('A`)「だから駅前の商店街のバイク屋に
特注のヘルメット頼もうと思うんだ」
( ^ω^)「お〜、イッツソーク〜ル」
('A`)「チェケラベイベ〜」
( ^ω^)「んじゃ、早速行くお」
('A`)「あいよ〜」
三時間後のVIP駅。
(´・ω・`)「……遅い!」
ショボンは怒っていた。
彼は待たされることが大嫌いな男なのだ。
(´・ω・`)「五臓六腑から湧き上がるこの怒り、誰にぶつけてやろうか…」
そんなこと考えているショボンの目の前を、
いまどき珍しい大きな風呂敷を抱えた老婆が通りかかった。
(´・ω・`)「おい、クソババア!」
ショボンの怒鳴り声が、駅のホームに響いた。
(´・ω・`)「向こうのホームに行くのか?」
老婆「ええ、そうなんですじゃ」
(´・ω・`)「なら、さっさとその荷物を渡しやがれ!」
彼は老婆から荷物をひったくると、駅のホームの向こう側へ続く階段を上り始める。
老婆「すまないねぇ〜、お兄さん」
(´・ω・`)「トロいんだよクソババア。俺の背中に乗れ」
彼は背中に老婆、前に風呂敷を抱えて階段を上る。
そしてついに向こう側のホームへと降り立った。
老婆「本当にたすかりました〜」
(´・ω・`)「うるせぇんだよ。さっさと天寿をまっとうして死ね」
翌日の新聞の読者投稿欄にこの記事が載ったことなど、
エロ本以外に本を読まない彼には知る由もなかった。
一方その同時刻。
('A`)「おい、急げブーン。電車が発車するぞ」
( ^ω^)「OKベイベー」
二人は電車に揺られて、平和な家路をたどった。
駅員「お客さん、朝ですよ」
(´・ω・`)「……」
目を覚ますと、そこは電車を待つたくさんの乗客で埋め尽くされていた。
一晩中『やつ』を待った挙句終電に乗り遅れた彼は、ここで一夜を過ごしたのだ。
ショボンはのそりと立ち上がる。
すると、人の波に押されて後ろから誰かがぶつかってきた。
美容師「あwwwサーセンwwwwww」
(´・ω・`)「……ぶち殺す」
美容師「サーセあべしwwwwwwwww」
ショボンにぶつかった不幸な彼は、向こう側のホームまで吹っ飛んだ。
(#´・ω・`)「うおおおおおおおおおおおおおお!」
ドッカン!
今日の便の艶に満足した彼は、
名残惜しそうに水洗便所のレバーをひねった。
駅のトイレの個室で用をたした彼は、個室の扉を開ける。
するとそこには、我が目を疑う光景が広がっていた。
,.:::.⌒⌒:::::ヽ
(:::::::::::::::::::::::::::) ___
(:::::ヽ:::::::人:::::::::ノ \ /
(:::: (^ω^)┐:::: ) └ ('A`) / <最高にかっこいいポーズを模索中!
ヽ ノ ヽノ
< \ ノ ┐
ジャンガジャンガジャンガジャンガ
/''⌒\
,,..' -‐==''"フ /
(n´・ω・)η ファンキ――――!!
( ノ \
(_)_)
~"''"""゛"゛""''・、
""゛""''""""゛゛""''' "j'
:::::ヘ :::::....ヽ :::;;;ノ ::(
:: ゝ :::::......ノ:;;..:::::::ヽ
(;´・ω・`)「いかん!つい崖の上で叫んでしまった!」
彼は驚くと崖の上で叫んでしまう癖があるのだ。
冷静さを取り戻した彼は、目の前のいかした二人組をまじまじと見つめた。
そして、彼は驚愕の事実に気づいた。
『やつ』だ。
昨日から探し続けていた『やつ』がいたのだ!
(;´・ω・`)「貴様はわが永遠のライバル、ドクオではないか!」
('A`)「ん? ああ、ショボンか。相変わらず地味な髪型だな」
( ^ω^)「オーノー!ノットファンキー!」
(´・ω・`)「ああん?」
ショボンはアフロの男をにらみつけた。
(´・ω・`)「ドクオ、この生意気なクールガイはどこのどなただ?」
('A`)「俺に勝った男、ブーンだ」
/''⌒\
,,..' -‐==''"フ /
(n´・ω・)η なんですと――――!!
( ノ \
(_)_)
~"''"""゛"゛""''・、
""゛""''""""゛゛""''' "j'
:::::ヘ :::::....ヽ :::;;;ノ ::(
:: ゝ :::::......ノ:;;..:::::::ヽ
(;´・ω・`)「いかん!また崖の上で叫んでしまった!」
( ^ω^)「おっおっお。忙しいやつだお」
(´・ω・`)「黙れ」
( ^ω^)「……」
(´・ω・`)「やっぱり黙るな。俺と勝負しろ」
('A`)「お前じゃこいつには勝てねぇよ」
(´・ω・`)「なぜだ。理由を今来産業!」
('A`)「お前の髪型かっこ悪い」
/''⌒\
,,..' -‐==''"フ /
(n´・ω・)η 一行やんけ――――!!
( ノ \
(_)_)
~"''"""゛"゛""''・、
""゛""''""""゛゛""''' "j'
:::::ヘ :::::....ヽ :::;;;ノ ::(
:: ゝ :::::......ノ:;;..:::::::ヽ
(;´・ω・`)「ちくしょう!覚えていやがれ!」
ショボンはトイレの外へと飛び出した。
そんなショボンを尻目に、二人は話を続ける。
('A`)「それにしてもブーン、よくあいつにビビらなかったな」
( ^ω^)「ドクオに勝てたんだから、たいていのやつは怖くないお。
それに、僕とドクオのコンビは無敵だお」
('A`)「……ブーン!」
( ^ω^)「……ドクオ!」
二人の友情は、愛情へと姿を変えた。
夕焼けに染まる茜色の公園の中で、
ショボンは一人、ブランコに揺られていた。
(´・ω・`)「俺は……ファンキーじゃない……」
ドクオの言葉が胸に突き刺さる。
アフロにガイル。
あれに比べて、自分はなんと地味な髪型だろうか?
(´・ω・`)「それならば俺も……」
……いかしたヘアースタイルするのか?
しかし、あのヘアースタイルよりナウでヤングなものは思いつかない。
(´・ω・`)「ふふふ……
ラウンジ高校の地獄番長と呼ばれた俺も、落ちたものだ…」
そうつぶやいて、彼は自嘲的な笑みを浮かべる。
西に見える光り輝く太陽が、今の彼にはあまりにまぶしすぎた。
(´・ω・`)「ん……待てよ?」
夕焼けを見つめて、彼はひらめいた。
(´・ω・`)「そうだ! 逆転の発想だ!
ふはははははははははは!!これでやつらに勝てるぞ!」
(#´・ω・`)「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
彼は、夕陽に向かって吼えた。
それは地獄の底から響く亡者のそれに酷似していた。
翌日の放課後のVIP駅。
ブーンとドクオは電車を待っていた。
慣れというものは恐ろしいもので、
はじめは注目されていた二人のヘアーも、今では時々子供に指差される程度になった。
しかし、二人は自分のファンキーさに自信を持っていた。
自分たち以上にファンキーなヘアースタイルの持ち主は、
リクーム以外にはありえないと思っていた。
この日までは……
「おい、ドクオとアフロ」
ドクオとブーンは背後から声をかけられた。
その声はつい先日に聞いたそれであった。
ドクオとブーンは背後を振り返りながら言った。
('A`)「なんだ、ショボン?」
( ^ω^)「僕の後ろに立つなお。アフロは後ろが見にくいんだお」
振り返った二人は愕然とした。
_,,:-ー''" ̄ ̄ ̄ `ヽ、
,r'" `ヽ.
/ ::. ヽ
. / :: ヽ
| :: .|
.| _;;-==ェ;、 ,,,,,,,,,,,,,,,_ |
〉" "-ー:ェェヮ;::) f';;_-ェェ-ニ ゙レr-,
| ヽ"::::''  ̄´.::;i, i `'' ̄ r';' }
. ゙N l ::. ....:;イ;:' l 、 ,l,フ ノ
. |_i"ヽ;:...:::/ ゙'''=-='''´`ヽ. /i l" < どうだ?ファンキーだろ?
.| ::゙l ::´~===' '===''` ,il" .|'".
.{ ::| 、 :: `::=====::" , il |
/ト、 :|. ゙l;: ,i' ,l' ノト、
/ .| \ゝ、゙l;: ,,/;;,ノ;r'" :| \
'" | `''-、`'ー--─'";;-'''" ,| \_
ドクオとブーンの振り返った先には、
遠く宇宙で光り輝いているはずの太陽があった。
/⌒ヽ
(´・ω・`)「どうだ?すさまじくファンキーだろう?」
ご丁寧に華麗に剃りあげたスキンヘッドをペタペタとたたきながら
ショボンは自信満々に言い放った。
( ^ω^)「うひゃひゃひゃひゃwwwwwwww」
('∀`)「ふひひひひひwwwwwお前wwwなんだそりゃwwwwww」
/⌒ヽ
(´・ω・`)「なんだ?このヘアースタイルに嫉妬しているのか?」
( ^ω^)「ドクオさんwwwwwヘアースタイルですってよwwwwwww」
('∀`)「ふひwwwふひひwww
ヘアーっておまwwwwwヘアーナッシングwwwww」
/⌒ヽ
(#´・ω・`)「笑うな!ぶち殺すぞ!」
( ^ω^)「うひゃひゃwww
ドクオさんwwww僕のアフロからWAX取ってくださいおwwww」
('∀`)「はひwwwww把握したwwww」
ドクオはブーンのアフロに手を突っ込み、
そこから整髪料のWAXではなく、車用のWAXを取り出し、ブーンに渡す。
( ^ω^)「番長、ちょっとしゃがんでくれお」
/⌒ヽ
(´・ω・`)「ああん?こうか?」
素直にショボンはブーンの前にしゃがむ。
すると、ブーンはショボンの頭をWAXで磨きだした。
( ^ω^)「うひょwwwどうですかドクオさんwwwww」
('∀`)「当社比二倍、光り輝いていますねwwwwww」
そこで、いつの間にやら現れたクーが一言。
川 ゚ -゚)「……ハゲ番長」
| |
\ | | /
\ /
\ _,,:-ー''" ̄ ̄ ̄ `ヽ、 /
,r'"。⊂⊃ ○。`ヽ. /
― / ::. ○ ヽ ―
/ :: ヽ
| :: .|
.| _;;-==ェ;、 ,,,,,,,,,,,,,,,_ |
〉" "-ー:ェェヮ;::) f';;_-ェェ-ニ ゙レr-,
| ヽ"::::''  ̄´.::;i, i `'' ̄ r';' }
. ゙N l ::. ....:;イ;:' l 、 ,l,フ ノ
. |_i"ヽ;:...:::/ ゙'''=-='''´`ヽ. /i l"
.| ::゙l ::´~===' '===''` ,il" .|'".
.{ ::| 、 :: `::=====::" , il |
/ト、 :|. ゙l;: ,i' ,l' ノト、
/ .| \ゝ、゙l;: ,,/;;,ノ;r'" :| \
'" | `''-、`'ー--─'";;-'''" ,| \_
ハゲ番長 [A bald bantyo]
(1989〜2006 千葉県)
( ^ω^)('A`)「……」
( ^ω^)('∀`)「うひゃひゃひゃひゃひゃwwwwwwwwwwwwwwwww」
ドクオとブーンは笑いながら地面をのた打ち回る。
その光景に顔を真っ赤にして怒るショボンが叫ぶ。
/⌒ヽ
(#´・ω・`)「もう許さん!
貴様ら、なぶり殺しにしてくれるわ!!」
ハゲばんちょう:L16
┃[HP]■■■■■┃ /⌒ヽ
┗───────→ └(´・ω・`)┐
ヽ ノ
┏┘└┓
,.:::.⌒⌒:::::ヽ
(::::::::::::::::::::::::::::) ブーン:L18
(::::::::::::::人:::::::::ノ [HP]■■■■■┃ ┃
(::::::::::::::::::::::: :ノ 49/ 49 ┃
←────────┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
あ! やせいの
ハゲばんちょう がとびだしてきた!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━▼┛
|
ハゲばんちょう:L16 \ | / ピカッ☆
┃[HP]■■■■■┃ ― /⌒ヽ ―
┗───────→ └(´・ω・`)┐
ヽ ノ
┏┘└┓
,.:::.⌒⌒:::::ヽ
(::::::::::::::::::::::::::::) ブーン:L18
(::::::::::::::人:::::::::ノ [HP]■■■■■┃ ┃
(::::::::::::::::::::::: :ノ 49/ 49 ┃
←────────┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ハゲばんちょう の
フラッシュ こうげき!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━▼┛
ハゲばんちょう:L16
┃[HP]■■■■■┃ /⌒ヽ
┗───────→ └(´・ω・`)┐
ヽ ノ
┏┘└┓
,.:::.⌒⌒:::::ヽ <めがぁ!めがぁ!
(::::::::::::::::::::::::::::) ブーン:ばるす
(::::::::::::::人:::::::::ノ [HP] ┃ ┃
(::::::::::::::::::::::: :ノ 0/ 49 ┃
←────────┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ブーン は
め をやかれた!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━▼┛
ハゲばんちょう:L16
┃[HP]■■■■■┃ /⌒ヽ
┗───────→ └(´・ω・`)┐
ヽ ノ
┏┘└┓
ブーン:ばるす
[HP] ┃ ┃
0/ 49 ┃
←────────┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ブーン はたおれた!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━▼┛
/⌒ヽ
(´・ω・`)「ふはははは!勝った!勝ったぞおおおおおおおおお!」
( ^ω^)「うひゃひゃひゃひゃwwww眼が焼けるwwwwwwww」
/⌒ヽ
(´・ω・`)「どうだドクオ!
こいつに勝ったということは、お前に勝ったも同然!
この俺が最強だあああああああああああああああああ!!」
('∀`)「ふひひひひwwww俺はお前に勝てないwwwww
ショボンwwwwwお前がNO.1だwwwwwwww」
( ^ω^)「うひゃひゃひゃひゃwwwww眼がぁwwww眼がぁwwwwww」
('∀`)「バルスwwwwwwバルスwwwwwwwww」
/⌒ヽ
(#´・ω・`)「貴様らいい加減にしやがれ」
川 /【◎】パシャパシャ「……」
/⌒ヽ
(#´・ω・`)「女!カメラで撮るな!」
川 /【◎】パシャパシャピカッ☆「……」
/⌒ヽ
(#´・ω・`)「フラッシュをたくなああああああああ!」
( ^ω^)「ドクオさんwwwwwここに二つ目の太陽があるおwwwwwww」
('∀`)「地球の温暖化に拍車がwwwww
南極の氷が解けてもうだめだwwwwwww」
/⌒ヽ
(#´・ω・`)「黙れ黙れ黙れええええええぇぇぇぇ!!」
川 ゚ -゚)「後頭部に落書きしてもいいか?」
/⌒ヽ
(#´・ω・`)「殺すぞこの馬鹿女!」
川 ゚ -゚)「なら百歩譲ってシールを張らせてくれ」
/⌒ヽ
(#´・ω・`)「……もういやだああああああああああ!!」
こうして、ハゲ番長はこの近辺NO.1の不良となった。
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