第8話


その一



    /\___/\
   /''''''     ''''''::\
   |(●),    、(●)、.|  全国的に朝
   |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .:|
   |   `-=ニ=- '  .:::::|
   \  `ニニ´  ._/
   (`ー‐--‐‐―/  ).|´
    |       |  ヽ|
    ゝ ノ     ヽ  ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



  



    /\___/\
   /''''''     ''''''::\
   |(へ),    、(へ)、.|  ふふ、言ってみただけ♪
   |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .:|
   |   `-=ニ=- '  .:::::|
   \  `ニニ´  ._/
   (`ー‐--‐‐―/  ).|´
    |       |  ヽ|
    ゝ ノ     ヽ  ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



  
というわけで、全国的に朝です。

この世界に雨なんてあるのか?
なんて考えてしまうほど、今日も天気は快晴です。

でも、そんな朝に似つかわしくない男がここに一人、登校の路についていた。


(-_-)「……学校行きたくない」


前話に続いて登場したこの男。
主人公ではありませんのであしからず。
でも、今回の主人公は彼だったりします。

ちなみに、本番組はクオリティー低下のためゴールデンタイムを避けてお送りしております。



  
(-_-)「パソコンが壊れて以来、一週間ショックで寝込んだからな……
    クラスに僕の席はあるのかな……」


そんな不安を胸に教室の扉を開けた彼は、
一週間ぶりの登校だというのに誰にも相手されること無く、自分の席に着いた。


(-_-)「(…一週間振りなのにだれも僕に気づいていない……。
    別に、こんな馬鹿たちに声をかけてほしいなんて思ってないけど……)」


そんな負け惜しみ的なことを考えながら、彼は久しぶりの教室を見渡した。


しかし、そこは一週間前とは何か違っていた。


(-_-)「(……なんだろう……この違和感は)」


言いようの無い違和感を教室内に覚えていると、担任が教室に入ってきた。


( ´∀`)「よーし愚民ども。出席を取るモナー」



  
( ´∀`)「ダンス☆マン」

( ^ω^)ノ「おいすー」

( ´∀`)「サマーソルトー」

('A`)ノ「うっす」

( ´∀`)「巻き糞」

ξ゚听)ξノ「はーい」

( ´∀`)「無表情」

川 ゚ -゚)ノ「はい」

( ´∀`)「パンティー」

( ><)ノ「ハイなんです!」

( ´∀`)「ちんぽー」

( *'ω' *)ノ「ちんぽっぽ!」

( ´∀`)「ようかんまん」



  

     \          ヽ         |           /           /
      \       ヽ           |        /        /
                    「は――い!」
          \      ヽ               /      /
‐、、            \                         /          _,,−''
  `−、、          ┌─────────┐            _,,−''
      `−、、       |                |         _,,−''
         `       |                    |
             !`ヽ  |. ●            ● .| i⌒!
───────‐  ヽ、 \|:.    ├──┤    .:|ノ ノ   ───────‐
              \_|:::...    ヽ、  ノ     ...:::!_/
                  |::::::::::...     ̄   ...:::::::::::|
           _,,−''     |:::::::::::::::........    ......:::::::::::::::::|    `−、、
        _,,−''         l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!         `−、、
 ,'´\           / |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| \           /`i
 !   \       _,,-┐  \:::::;‐、:::::::::::::::::::::::::::;‐、:::::/     r‐-、、      /   !
 ゙、   `ー--<´   /      ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄       ゙、  >−一'′   ,'
  y'         `ヽ/     /  | |        | | ヽ      ヽ '´         イ



  

     )、._人_人__,.イ.、._人_人_人
<´ 誰やねん!ようかんまんって誰やねん! >
    ⌒ v'⌒ヽr -、_  ,r v'⌒ヽr ' ⌒
// // ///:: <   _,ノ`' 、ヽ、_ ノ  ;;;ヽ  //
///// /::::   (y○')`ヽ) ( ´(y○')    ;;|  /
// //,|:::     ( ( /    ヽ) )+     ;| /
/ // |:::     +  ) )|~ ̄ ̄~.|( (       ;;;|// ////
/// :|::       ( (||||! i: |||! !| |) )      ;;;|// ///
////|::::    +   U | |||| !! !!||| :U   ;;; ;;;| ///
////|:::::       | |!!||l ll|| !! !!| |    ;;;;;;| ////
// / ヽ:::::       | ! || | ||!!|    ;;;;;;/// //
// // ゝ:::::::: :   | `ー----−' |__////

            ↑ヒッキー



  
( ´∀`)「よーし、みんないるモナ。
     今日も元気に授業受けるモナ!以上だモナ」


そう言って、担任は出て行った。


(;-_-)「(え……ようかんまんって誰だよ?
     というか、僕、名前呼ばれとらんがな……)」


そんな切ない事実を目の当たりにしていると、ヒッキーは背後から声をかけられた。



  
川д川「あの……ヒッキーさん……」 

(;-_-)「いやああああああ!!って、お前誰だよ!?」

川д川「貞子です……出席とられなかったけど、一応クラスメイトです……」

(;-_-)「(あー……そういえばこんな奴いたな……
      ってか、名前を呼ばれなかった僕はこいつと同じ扱いかよ……)」


驚愕の事実に、彼はうなだれた。


川д川「あの……聞いていますか……?」

(;-_-)「あ、ごめん……聞いてなかった」


驚愕の事実にうなだれている間に、彼女は何かを話しかけていたようだ。



  
川д川「私……憧れのある人にバックブローをくらって……
     一週間入院していたんですけど……その間に、ようかんまんって人が……」

(-_-)「あ、僕も一週間ぶりにきたらようかんまんって奴が……というかさ……」



(;-_-)川 д川「「あいつ、人じゃないだろう……」」



川д川「ですよね……どう見てもおいしそうなようかんですよね……」

(;-_-)「だよね……」

川д川「クラスの皆さんは……何も疑問に思わないのでしょうか……?」

(;-_-)「…………」


だって、あいつ等馬鹿だから…
その言葉を、ヒッキーはかろうじて飲み込んだ。



  
それにしても、ようかんをクラスに入れるとはこの学校はおかしすぎる。
そして、それになんの違和感も覚えないクラスの連中もおかしすぎる。

というか、何でようかんがしゃべっているの?


川д川「あのようかんは何者なのでしょうか……」

(;-_-)「(……知らんがな)」

川д川「あの……私、思うんですけど……」

(;-_-)「……なに?……今の僕は何でも信じられる気分だから言ってよ」

川д川「じゃあ……言いますね……」


そう断ると、貞子は「コホン」と咳払いを一つして言った。



  

     ,ィ, (fー--─‐- 、、
.    ,イ/〃        ヾ= 、
   N {                \
  ト.l ヽ               l
 、ゝ丶         ,..ィ从    |
  \`.、_  __ ,. _彡'ノリ _,.ゝ、  |         ∧
   `ゝf‐ゞ゙ujヾ二r^ァuj< y=レヽ.     l\ /
.    |fjl、  ̄.リj^ヾ.)  ̄  ノ レ リ   __|  `
    ヾl.`ー- べ!゙‐ ` ー-‐'  ,ン   \   奴は宇宙からの
      l    f,.ニニニヽ u /:|    ∠,  
       ト、  ヽ.__.丿  ,イ |     /  侵略者なんですよ!!
     _亅::ヽ、 ー   / i :ト、    ´ ̄|
  -‐''「 F′::  `:ー '´  ,.'  フ >ー、   l/、  ,ヘ
    ト、ヾ;、..__     , '_,./ /l       ∨
   ヽl \\‐二ニ二三/ / /



  
                     ____    、ミ川川川彡
                    /:::::::::::::::::::::::::""'''-ミ       彡
                   //, -‐―、:::::::::::::::::::::三  ギ  そ  三
                    巛/    \::::::::::::::::三.  ャ  れ  三
                   .//!       l、:::::::::::::三  グ  は  三
                  《|ll|ニヽ l∠三,,`\\::三  で       三
                      |||"''》 ''"└┴‐` `ヽ三   言  ひ  三
                      | /          三   っ  ょ  三
                   | ヽ=     U   三.  て   っ  三
                     | ゝ―-        三  る  と  三
                    ヽ ""        ,. 三   の   し  三
                      ヽ、___,,,...-‐''"  三   か  て  三
.                       |::::::::::::_,,,...-‐'"三  !?    三
                        | ̄ ̄ ̄      彡      ミ
                  ,,..-'''~             彡川川川ミ
              厂‐'''~      〇
             /
                      ↑ヒッキー



  
川д川「我ながら見事な推理です!」

(;-_-)「(……こいつも馬鹿か)」

川д川「さあ、奴を抹殺しに行きましょう!」

(;-_-)「あの……」

川д川「このクラスを…いえ、世界を救うのは私達しかいないんですよ!」

Σ(;-_-)「!?」


その言葉に、ヒッキーはときめいた。
そして、自分の手のひらを見つめながら、自分自身に問いかけた。



  

                     /    |    |    |
                 |     |    |    |
                   |ー |   l ー-  l
           /⌒ヽ   |    |   l     l
           l   l    |    |  |  0   |
            |   l   | ー-  |  l⌒) - l
             |  -‐|    |    |   | 丿   |    /⌒ヽ
           |   |    |    |  |ノ     l   |    ヽ
             l    _!   |    !__,! ‐  一 |   l     ヽ、
         /⌒ヽ l ‐ \  |, ノ⌒) ()     l    〉-‐  l
         l〉   )ヽ、   ヽノ (ノO (ノ  (つ ヽ、 | ノ)  |
        /  人 ヽ、        (⌒)      ヽノ (ノ  |
          l     ヽ、\,        )丿 / ノ/ o     l
        ヽ  ノ \,/     /  (ノ       () ヽ  l
         \    /        /     (⌒ヽ    |
          ヽ、       /  /   l      しノ      |
           ヽ、  /   /     |           l
            ヽ、          l          /
             ヽ、            |          /
              ヽ          l        /

           (*-_-)「この僕に……世界を救う力が…」



  
(*-_-)「僕は……特別な人間!世界を救う男!」


彼は、角川スニーカー文庫の愛読者であった。


川д川「そうです!あの侵略者から世界を守れるのは私たちだけです!」

(*-_-)「そうだ!僕は奴から世界を救うんだ!」


彼は、富士見電撃文庫の愛読者でもあった。


川д川「さあ、行きましょう!侵略者を滅殺しましょう!」

(*-_-)「待つんだ貞子!僕たちが選ばれしものだとしても、
      奴の能力がわからないうちに攻撃を仕掛けるのは無謀だ!
      まずは、奴の様子を探るべきだ!」

川д川「そ、その通りです!すごいですヒッキーさん!」

(*-_-)「まあな。この日まで封印していた俺の力……解放する日が来た!」


というわけで、二人は今日一日、ようかんまんの様子を観察することにしました。



  
<授業中>

( ´∀`)「え〜、この英訳を……巻き糞、やってみるモナー」

ξ゚听)ξ「はい。え〜と……
    『その時、クリリンの体が中に浮いた。
    
    「悟空―――!!」
    
    クリリンは悲痛な声を上げて叫ぶ。
    しかし、その声が辺りに響き渡ると同時に、彼の体は空中で四散した……』」

( ´∀`)「よくできたモナー。では、次の文を……ようかんまん!」

|・∀・|「はい!」

川д川「(……きたわね!)」

(;-_-)「(ようかんまん……貴様の学力、見せてもらおうか!)」



  
|・∀・|「『「ひゃううううん……ダメよボブ…そこは別の穴よ……」
    
    恥じらいのあまり、深紅の薔薇の様に頬を染め、幼女はそうささやく。

    しかし、野性の本能の虜になったボブの海綿体は膨張し、
    そそり立つその欲望の象徴を幼女の秘部へと導き入れた……』」

川 д川(;-_-)「(……なんだよ…その文章)」

( ´∀`)「はい、よくできたモナー。ようかんまんはすごいモナー」

川 д川(;-_-)「(ほめられてるし―――!!)」



  
<昼食時>

|・∀・|「ムシャムシャ……」


川д川「ヒッキーさん…奴は何を食べているのでしょうか?」

(;-_-)「もしかしたら……人間……?」
川д川「ひいいいいいいいいいい!!」

(;-_-)「どっちにしろ、調べる必要があるな……。偵察だ!」

川д川「ひいいいいいいいいい!!あたし怖いいいいいいいい!!」

(;-_-)「(……お前のほうが怖いよ)」


二人は、ようかんまんの食事の様子を観察した。



  

       __
      ヽ|・∀・|ノ ……。
       .|__|
        .| |


(;-_-)川 д川「……ゴクリ…」



  


      .  __  |・/  ヒョイ。
       ノ∀・|ノ  
      .|__|
       .| |


(;-_-)川 д川「!?」



  


      . __ 
      .ノ∀・|ヾ  ムシャムシャ……。
      .|__|
       .| |



  

  ミ       彡              ,.ィi彡',.=从i、;;;;;;;;;;;;
 三  食  自  三            ,ィ/イ,r'" .i!li,il i、ミ',:;;;;
 三.  っ  分  三    ,. -‐==- 、, /!li/'/   l'' l', ',ヾ,ヽ;
 三  て    三  ,,__-=ニ三三ニヾヽl!/,_ ,_i 、,,.ィ'=-、_ヾヾ
 三  る     三,. ‐ニ三=,==‐ ''' `‐゛j,ェツ''''ー=5r‐ォ、, ヽ
 三.   し     三  .,,__/      . ,' ン′    ̄
 三   l     三   /           i l,
 三.  l      三  ノ ..::.:... ,_  i    !  `´'      J
 三   l     三  iェァメ`'7rェ、,ー'    i }エ=、
  三   l      三 ノ "'    ̄     ! '';;;;;;;
  三   l     三. iヽ,_ン     J   l
  三  !!!   三  !し=、 ヽ         i         ,.
   彡     ミ   ! "'' `'′      ヽ、,,__,,..,_ィ,..r,',",
   彡川川川ミ.   l        _, ,   | ` ー、≡=,ン _,,,
              ヽ、 _,,,,,ィニ三"'"  ,,.'ヘ rー‐ ''''''"
                `, i'''ニ'" ,. -‐'"   `/
               ヽ !  i´       /



  
 <昼休み>

|・∀・|「内藤、お前の髪型イカスよな!」

( ^ω^)「おっおっお。そうでもあるお」

|・∀・|「俺もアフロにしようかな!」


(;-_-)川 д川「(お前、髪の毛無いだろう……)」


( ^ω^)「ようかんまんならきっと似合うお!」

('A`)「ああ、ようかんまんなら最高にファンキーになるぜ」

ξ゚听)ξ「ようかんだしね」

川 ゚ -゚)「おいしそうだしな」


(;-_-)川 д川「(みんな薦めているし……)」



  
<数分後>


    .:::.⌒⌒:::ヽ 
   (::::::::::::::::::::::::) 
    (:::::::人:::::::::ノ 
    ヽ|・∀・|ノ
     |__|
      | |

   スパ―ン!!



  
  ミ       彡              ,.ィi彡',.=从i、;;;;;;;;;;;;
 三  何 も  三            ,ィ/イ,r'" .i!li,il i、ミ',:;;;;
 三.  が う  三    ,. -‐==- 、, /!li/'/   l'' l', ',ヾ,ヽ;
 三  何    三  ,,__-=ニ三三ニヾヽl!/,_ ,_i 、,,.ィ'=-、_ヾヾ
 三  だ     三,. ‐ニ三=,==‐ ''' `‐゛j,ェツ''''ー=5r‐ォ、, ヽ
 三.   か     三  .,,__/      . ,' ン′    ̄
 三   l     三   /           i l,
 三.  l      三  ノ ..::.:... ,_  i    !  `´'      J
 三   l     三  iェァメ`'7rェ、,ー'    i }エ=、
  三   l      三 ノ "'    ̄     ! '';;;;;;;
  三   l     三. iヽ,_ン     J   l
  三  !!!   三  !し=、 ヽ         i         ,.
   彡     ミ   ! "'' `'′      ヽ、,,__,,..,_ィ,..r,',",
   彡川川川ミ.   l        _, ,   | ` ー、≡=,ン _,,,
              ヽ、 _,,,,,ィニ三"'"  ,,.'ヘ rー‐ ''''''"
                `, i'''ニ'" ,. -‐'"   `/
               ヽ !  i´       /



  
( ^ω^)b「すごい似合っているお!」

('A`)b「最高にファンキーだ」

ξ゚听)ξb「イカスわ!」

( ><)b「かっこいいんです!」

川 ゚ -゚)b「緑茶が合いそう」

( *'ω' *)b「ちんぽっぽ!」


(;-_-)川 д川「(……みんな絶賛かよ…)」



  
<放課後>

(-_-)「さて、今日一日の偵察でわかったことがある」

川д川「な、なんですか!?それは!?」

(-_-)「奴は、どう見てもようかんだ……」

川д川「殺しますよ。引きこもり」

(;-_-)「え……いや…だ、だからさ、奴に危険は無いんじゃないかと……」

川д川「ありまくりです。奴は侵略者ですよ?
     今から奴を尾行して、人気の無いところで八つ裂きにするべきです」

(;-_-)「(こいつ怖えええええええ)」

川д川「さあ、行きますよ。ついてこないと呪うわよ」

(;-_-)「ひいいいいいいいいいいいい」


ヒッキーは貞子に引きづられながら、ようかんまんを尾行することになった。



( ^ω^)がアフロにしたようです

  
そのニ


( ^ω^)ノ「バイブー、ようかんまん」

('A`)ノ「また明日な」

ξ゚听)ξノ「じゃあねー」

|・∀・|ノ「バイバーイ!」


ようかんまんは、VIP駅でブーンたちと別れると、
駅前の商店街を抜け、人気の無い公園へとやってきた。


|・∀・|「……」


ようかんまんは、一人公園の真ん中でたたずんでいる。



  
川 д川「さあ、人気も無いことですし……殺りますか……」

(;-_-)「あ、僕…急用が……それじゃさよならー……」

川 д川「さあ、行くわよ」

(;-_-)「ひいいいいいいいいいい。ご勘弁をおおおおおおおお!!」

川д川「あんたから先に殺してやろうか?」

(;-_-)「いやあああああああああああ。行きます、行きますううううううううううう!!」


二人がそんなやり取りを交わしている間に、
公園からようかんまんの姿は消えていた。


川 д川「ちっ!!あんたがもたもたしているから、見失ったじゃない!」

(;-_-)「(……よかった、これで帰れる…)」


そのときだった。


川 д川「むむむ!」



  

                  __>    ̄
                  /   /\ |\
               ハ  // ̄
                / |
 ソウカ貞子!>( ◎) / .|
         _ノ(ノヽノ  .ヽ-ヾ _
       /           \
      /  ノ人         ヽ
        | イ・ヽ\)        )
      | .|   |   ヾ)        )  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ヾ人__ノ(。。` ヽ       /  | 父さん!
       | ⌒     |   ノ  ノ <
       人   |     レノ   /   |  強い妖気です!
        ヽ、 ⌒   ノノノノ    \__________
       /~/`ーーーー´/___/ヽ
       / | ̄~|ヽ/\/|   | |
      /  |__|   o  .|__| |



  
川 д川「強い妖気ね…こっちよ!」

(;-_-)「ちょwww何、今の目玉wwwww」

川д川「……見たわね?」

(;-_-)「……見てません!」

川 д川「ならよし。トイレの方ね……」

(;-_-)「(……もう帰りたい…)」


二人は公園の公衆便所にやってきた。



(;-_-)川 д川「!!」



そこで二人が見たものとは!?



  
                         _ノ(
                ,、-――ー-- 、___, て
              // /   __,ノノノ、  く  (
              /   / 、_,   从 | イヤア
              //l/ / o=,、  ''、!| l|ノ i |l
             イ | l|イ!   `' , l;;メ川l ,,
             !l川 ノ| " (`ヽ "川  "''ー- 、,, _     あー
            モミ   ノVl|ハト、_  `´ ノノノ       |   ̄`l
              モミ     ノノ  _ '´⌒ヽ ,-、       |    |  やっぱり○稚園児の
          / /  nノ´   ´     l´)_,ヽ    .|    |
           | l  l´ )     :r;:  Y  ノ  /    |    |   シマリはいいYO!!
.   ズッ        `/   ゙      | /  /●   |    |
.       ズッ  //     / ̄`ヽ   /     /    |
      __ / / '   /     ヽノ ///  /    /
   /´     ̄ ̄'    ´  l⌒l    ヽ    /_   /
  /      // lλ '     ヽ \   ヽー''"  _)  /
      ノー----/::::,'、_   _,ノ `ー`ヽ  ヽ―''"´  /
    /',  `''‐- |::ノ(| ゚。 ̄///    (   \ ヾ /
  /  /`)   '、:::: ''‐- 、,,     / `ヽ、つ_) l |
      /     u`" //  "'' ヽ/     / ノ ノ
        `'' - 、,, J   r‐、   ',     /
            "'' - /  /   ',   /   ズッ



  
(;-_-)「ええええええええええええええええ!?
     ようかんが幼姦してるううううううううううううう!!」

川 д川「ちょっとあんた!」

|・∀・|「むむ!何奴!?」

川 д川「私たちは貞子探偵団!」

(;-_-)「ちが……僕は……」

川 д川「さあ、ようかんまん!正体を白状しなさい!あんた、宇宙人でしょ!?」

|・∀・|「ふふふ。ばれては仕方が無い」

(;-_-)「(……ホントかよ)」

川 д川「あんた、この地球に何しに来たのよ!?」

|・∀・|「ふふふ。いいだろう。すべてを語ろう」


そして、ようかんまんは事の真相を語りだした。



  
|・∀・|「私はこの銀河を統括する『情報統合思念体』が地球征服のために送り込んだ
     対有機生命体コンタクト用・ヒューマノイド・インターフェイス!!」

川 д川「何ですって!?」

(;-_-)「(……長門O希かよ…
     てか、ヒューマノイドじゃなくて、ようかんノイドだろ…それじゃ……)」

|・∀・|「そして、今、私は私の分身を作るために人間のメスと配合していたのだ!」

川 д川「なんと恐ろしい!!」

(;-_-)「(……おまえもな)」

|・∀・|「こうやって人間のメスと配合していけば、
    やがて地球は我々『情報統合思念体』のものとなるのだ!!」

(;-_-)「(……地道な作戦だな)」


それを聞くと、貞子はにやりと笑い出した。



  
川 д川「うふふ」

|・∀・|「何がおかしい!」

川 д川「あなたは大変な勘違いをしているわ」

|・∀・|「なんだと!?」


そして、貞子は言った。



川д川9m「幼女に生殖能力は無いのよ!!」



  

 .__
ヽ|・∀・|ノ ガーン
 |__|
  | |




  
川 д川「これであなたの計画も失敗ね!」

|・∀・|「くそ!誤算だった!」

(;-_-)「(ああ、もう馬鹿ばっかり……)」

川 д川「さあ、観念しなさい!」

|・∀・|「ふふふ、馬鹿め!それなら大人のメスと配合すればいい話だ!」

川 д川「いやああああああ!!あたしね!?
      あたしを犯すつもりなのねええええええええええええええ!!」


|・∀・|ノシ「いや、それだけは無い。絶対に」



  

 
        lヽ     
        l 」   
        ‖
        ∩
  川#д川彡   <死ね
∠二i=⊂彡   
          スパーン
          .__
         ヽ|・∀・|ノ<うわー
          __
          |__|
           | |



  

           
          
       
        
 Σ川 д川   
∠二i=⊂  
          ペチャ
          .__
         ヽ|・∀・|ノ<だが復活
          |__|
           | |



  
|・∀・|「ふはははは!私は不死身だー」

(;-_-)川 д川「なんだってー!!」

|・∀・|「さあ、すべての事実を知ってしまったお前たちはようかんにしてやろうかー」

(;-_-)川 д川「いやあああああああああああああ」

|・∀・|「さあ、かくごするのだー」


ようかんまんが、ヒッキーと貞子に向かいジリジリとにじり寄ってきた。
二人は、公衆便所の端まで追い詰められた。


絶体絶命。


そのときだった。



  


    |┃≡
    |┃≡
 ガラッ.|┃≡    
.______|川 ゚ -゚) < 探したぞ、ようかんまん。
    | と   l,つ旦
______.|┃ノーJ_





  
そこに現れたのは、緑茶を片手にしたクーだった。


川 ゚ -゚)「探したぞ、ようかんまん」

|・∀・|「貴様は須名!俺の正体に気づいたのかー」

川 ゚ -゚)「そうだ。お前をいただきに来た」

|・∀・|「させるか!そうだ、お前と配合してやるー」

(;-_-)川 д川「須名さん!危ない」



絶体絶命。


クーは、ようかんまんに姦淫されてしまうのか!?



  

 
        lヽ     
        l 」   
        ‖
        ∩
   川 ゚ -゚)彡   <とう
∠二i=⊂彡   
          スパーン
 
    .  ___    __  
      |・/  .ノ∀・|ノ  <馬鹿めー、俺は不死身だー
         .|__|
          .| |



  


                   
                  川 ゚ -゚) ……ゲップ
                   |   / つ旦
                   | /| |
           ___       // | |
  やられたー>|・/      U  .U



( ^ω^)がアフロにしたようです

  
その三


(;-_-)「昨日はとんでもない目にあった……」


翌日の朝、自分の席に着いたヒッキーはため息一つ。
そのとき、背後から突然話しかけられた。


川д川「ヒッキーさん……」



  
(;-_-)「いやああああああああああ!!あ、お前か……」

川д川「昨日は大変でしたね……」

(;-_-)「あ……うん」

川д川「でも、ようかんまんも死にましたし……一件落着ですね」

(;-_-)「……それより、須名さんの方が恐ろしい気が……」


そうつぶやいたとき、教室に担任が入ってきた。


( ´∀`)「よーし、非国民ども!出席をとるモナー」



  
( ´∀`)「パパイヤ鈴木」

( ^ω^)ノ「おいすー」

( ´∀`)「ソニックブーム」

('A`)ノ「うっす」

( ´∀`)「ー」

ξ゚听)ξノ「はーい」

( ´∀`)「正体不明ー」

川 ゚ -゚)ノ「はい」

( ´∀`)「変態仮面ー」

( ><)ノ「ハイなんです!」

( ´∀`)「ちんこー」

( *'ω' *)ノ「ちんぽっぽ!」

( ´∀`)「住職―」



  
\               U         /
  \             U        /
             / ̄ ̄ ヽ,
            /        ',      /     _/\/\/\/|_
    \    ノ//, {0}  /¨`ヽ {0} ,ミヽ    /     \          /
     \ / く l   ヽ._.ノ   ', ゝ \       <   ハーイ!  >
     / /⌒ リ   `ー'′   ' ⌒\ \    /          \
     (   ̄ ̄⌒          ⌒ ̄ _)    ̄|/\/\/\/ ̄
      ` ̄ ̄`ヽ           /´ ̄
           |            |
  −−− ‐   ノ           |
          /            ノ        −−−−
         /           ∠_
  −−   |    f\      ノ     ̄`丶.
        |    |  ヽ__ノー─-- 、_   )    − _
.        |  |            /  /
         | |          ,'  /
    /  /  ノ           |   ,'    \
      /   /             |  /      \
   /_ノ /              ,ノ 〈           \
    (  〈              ヽ.__ \        \
     ヽ._>              \__)



  

     )、._人_人__,.イ.、._人_人_人
  <´ 誰やねん!住職って誰やねん!>
    ⌒ v'⌒ヽr -、_  ,r v'⌒ヽr ' ⌒
// // ///:: <   _,ノ`' 、ヽ、_ ノ  ;;;ヽ  //
///// /::::   (y○')`ヽ) ( ´(y○')    ;;|  /
// //,|:::     ( ( /    ヽ) )+     ;| /
/ // |:::     +  ) )|~ ̄ ̄~.|( (       ;;;|// ////
/// :|::       ( (||||! i: |||! !| |) )      ;;;|// ///
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////|:::::       | |!!||l ll|| !! !!| |    ;;;;;;| ////
// / ヽ:::::       | ! || | ||!!|    ;;;;;;/// //
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第8話 おしまい

次回に続く(ナレーション:キートン山田)




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