( ^ω^)「えーと…それから…」
『番組の途中ですが、臨時ニュースをお伝えします』
( ^ω^)「ん?」
『本日未明、ヒーローの鬼面ドライバーさんが襲撃される事件がありました』
( ^ω^)「鬼面ドライバーが…」
『この事件により、鬼面ドライバーさんは全治三ヶ月の重体』
『犯人は新手の怪人であると目されますが、詳細は不明です』
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「まぁ…そのうち、誰かが退治してくれるか…」
『ヒーロー連続襲撃事件の続報です』
(‘_L’)「…ここのところ、この事件の報道ばっかりですね」
( ^ω^)「そうですね。もう被害者は何十人にも登るとか」
(‘_L’)「でも、そんなに強い怪人がいると思えないんですけど…」
( ^ω^)「(…確かに、鬼面ドライバーのような名だたるヒーローもやられてる…)」
( ^ω^)「(本気で戦ったって、彼を倒せるような怪人はそういないはずだ…)」
( ^ω^)「(何より…自分の名前も出さずに、こんなことをしてメリットがある怪人はいない…)」
( ^ω^)「……」
(‘_L’)「早いとこ正体ぐらいでもわからないもんですかね」
ガチャ
川 ゚ -゚)「邪魔するぞ」
( ^ω^)「…どうも」
(;‘_L’)「ゲゲェーッ!!何をしに来たァーッ!!」
川 ゚ -゚)「心配しないでも取って食ったりはしない」
川 ゚ -゚)「ヒーロー襲撃事件のことは知っているな?」
( ^ω^)「ええ。犯人の目星もまだつかないとか」
川 ゚ -゚)「そのことで話があって来た。…少し、外で話そう」
(;‘_L’)「ちょ…そんなこと言ってまた、必殺技を繰り出したりするつもりじゃ…!」
( ^ω^)「大丈夫ですよ。行きましょう、クーさん」
川 ゚ -゚)「ああ」
川 ゚ -゚)「それで、犯人の怪人のことなんだがな…」
( ^ω^)「…まさか、とは思っていました」
川 ゚ -゚)「……」
( ^ω^)「そして、わざわざ私に伝えに来たということは…」
川 ゚ -゚)「…そのまさか、だ」
( ^ω^)「……」
川 ゚ -゚)「今回の事件の、犯人の名前は」
川 ゚ -゚)「流転魔王ジョルジュ」
( ^ω^)「……」
川 ゚ -゚)「お前の父親が…倒したはずの、怪人だ」
( ^ω^)「…やはり、そうなんですね」
川 ゚ -゚)「ああ。信頼できる情報筋の話だ」
〜数日前〜
<ヽ`∀´>「はんははんはは〜ん」
<ヽ`∀´>「今日のご飯は〜ハンバーグ〜ニダ!」
ドカァァァン!!!
<;゚д゚<「って塀がファッビョーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!」
「ちっ…このヒーローも雑魚だな…ん?」
<ヽ-д->←死んだ振り中
「…巻き込んで殺しちまったか…まぁいいや」
<;-д->「(いいいいいいきなり何者ニダ!?塀をぶっ壊すとかあり得ないニダ!!)」
<;`∀´> チラッ
_
( ゚∀゚)「なかなか骨のあるやつがいねーなー」
<;`∀´>「……!!!」
_
( ゚∀゚)「ん?」
<ヽ-д->
_
( ゚∀゚)「…気のせいか」
スタスタスタ…
<ヽ-∀->「……」
<;`∀´>「…あいつは…死んだはずの…どうして…!!」
<;`∀´>「こ、こうしちゃおれんニダ!!誰かにこのことを伝えないと!!」
〜現在に至る〜
( ^ω^)「そうですか…ニダーさんが…」
川 ゚ -゚)「当時のことを知っているらしい。さすがベテランだ」
( ^ω^)「……」
川 ゚ -゚)「それで、だ…私は、ジョルジュと戦おうと思っている」
( ^ω^)「……」
川 ゚ -゚)「ジョルジュのやっていることは確かに怪人らしいかもしれない…だが」
川 ゚ -゚)「ああいうやり方は許せん。怪人とヒーローの戦いは、名を名乗っての一騎打ちであるべきだ」
( ^ω^)「クーさんらしい意見ですね」
川 ゚ -゚)「…ジャスティスカイザーはどうするんだ?」
( ^ω^)「…私は…」
_、_
( ,_ノ` )「待ちな」
( ^ω^)「…社長…」
川 ゚ -゚)「…クールダーティシブサワ、か」
_、_
( ,_ノ` )「おう、名前を知ってるとはやるな嬢ちゃん」
川 ゚ -゚)「知っているさ。現役最強を謳われる男の名前ぐらいな」
_、_
( ,_ノ` )「そんなもんはただの宣伝文句に過ぎねぇよ。まぁそれはともかく」
_、_
( ,_ノ` )「内藤の戦いは許可できねぇ」
川 ゚ -゚)「引退した身だから、か?」
_、_
( ,_ノ` )「それだけじゃねぇ。こいつじゃジョルジュには勝てねぇからだ」
( ^ω^)「……」
_、_
( ,_ノ` )「うちの会社から無駄にやられるヒーローを出すわけにはいかねぇ」
川 ゚ -゚)「…ならばどうするんだ?このまま黙って怪人を見過ごすのか?」
_、_
( ,_ノ` )「そうは言わねぇよ…だから、俺が出る」
( ^ω^)「社長が…!?」
_、_
( ,_ノ` )「ああ。あいつには借りもあるんでな」
川 ゚ -゚)「勝てるのか?」
_、_
( ,_ノ` )「わからん。五分五分ってところだろう」
( ^ω^)「社長で五分五分…」
_、_
( ,_ノ` )「当時最強のヒーローでも相討ちにできないような相手だからな」
川 ゚ -゚)「…内藤の父親のことか」
_、_
( ,_ノ` )「ああ。お前さんも聞いたんだな、こいつの親父の話」
( ^ω^)「社長は、親父の同期だったんです」
_、_
( ,_ノ` )「進んだ方向は大分違ったがね…」
_、_
( ,_ノ` )「…話はこれぐらいでいいだろう。俺は行ってくる」
_、_
( ,_ノ` )「それから先に言っておくが、手出しは無用だぜ」
川 ゚ -゚)「そんな無粋なことはしない」
_、_
( ,_ノ` )「…そうか。まぁ、そうだろうな」
( ^ω^)「……」
_、_
( ,_ノ` )「…じゃあな」
スタスタスタ…
川 ゚ -゚)「…さて。私も準備をしよう」
( ^ω^)「戦いの、ですか」
川 ゚ -゚)「ああ。あの男が負けることがあれば、次は私の番だ」
( ^ω^)「……」
ガチャ
(‘_L’)「あ、内藤さん…」
( ^ω^)「……」
(‘_L’)「内藤さん…?」
( ^ω^)「……」
(‘_L’)「…何かあったんですか?」
( ^ω^)「え、ああ…例の事件の犯人、目星が付いたらしいです」
(;‘_L’)「ほ、本当ですか!?」
( ^ω^)「ええ。それで、社長がケリを付けに行くと」
(;‘_L’)「社長が…」
(‘_L’)「それで、内藤さんはどうするんですか?」
( ^ω^)「私はここでいつも通り仕事です」
( ^ω^)「社長にも戦わないよう釘を刺されましたし」
(‘_L’)「…そうですか…」
(‘_L’)「(そうだよな…もう、内藤さんはヒーローじゃないんだ…)」
( ^ω^)「それに、社長なら簡単に勝ちますよ。きっと」
(‘_L’)「…それもそうですね。こないだも社長、恐ろしく強かったですし」
( ^ω^)「でしょう?」
(‘_L’)「じゃあ僕も、自分の仕事をしてきます」
( ^ω^)「はい。頑張ってください」
バタン
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「はぁ…」
( ^ω^)「親の仇も、討てないのか…」
( ^ω^)「頑張ってきたつもりだったけど…」
( ^ω^)「そうでもなかったのかな…」
( ^ω^)「……」
サッ
( ^ω^)「……」
つΦと
( ω )「親父…」
つΦと
_
( ゚∀゚)「…さーて。ここら辺まで来りゃいいだろ」
_
( ゚∀゚)「何年振りだっけなぁ?渋沢よぉ」
…シュボッ
_、_
( ,_ノ` )y━・~「人気のないところまで誘導してくれるとは、優しいところもあるじゃねぇか」
_
( ゚∀゚)「てめぇと戦うのに、人やら建物やら邪魔なんでな」
_、_
( ,_ノ` )y━・~「そうかい…で、何を企んでやがる」
_
( ゚∀゚)「何を…ね。破壊、かな」
_
( ゚∀゚)「あの男が命がけで守った世界をぶち壊してぇんだよ」
_、_
( ,_ノ` )y━・~「…何故、ヒーローを狙う」
_
( ゚∀゚)「そのほうが人が絶望すんだろ。お前みたいのをおびき寄せるのにもいいしな」
_、_
( ,_ノ` )y━・~「なるほど。わかりやすいな」
_
( ゚∀゚)「だろ?」
_、_
( ,_ノ` )y━・~「そんで、反吐が出る理由だ」
ジュッ…
_、_
( ,_ノ` )「やるか、ジョルジュ」
_
( ゚∀゚)「はっ。一度負けてるくせに粋がるんじゃねぇよ、ボケ」
_、_
( ,_ノ` )「……」
_
( ゚∀゚)「……」
カッ!!
〜戦場から約100m〜
ザワ…
川 ゚ -゚)「…始まったか…」
川 ゚ -゚)「(渋沢は…勝つだろうか…)」
川 ゚ -゚)「(もし渋沢が負けたとして…その時、私が出ていって勝てるのか…?)」
川 ゚ -゚)「(…いや、やめよう…勝てないからといって、戦いを止める気はない…)」
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「(内藤…やはり、来ないのか…)」
_、_
(#,_ノ` )「オラアアアアアアアアアアアア!!!」
バキィッ!!!
r'´ ゙ヽ /`ヽ
ヽ ヽ从从/ /
_、_ /⌒l \ \/ /て
(#,_ノ` ) |`'''| 煤@ヽ/ / そ _
/ ⌒ヽ | | ,)/ / \ く (゚∀゚# )
/ へ \____/ / / /\ \ i⌒ヽ \
/ / | ノ / / YYY\ \ \ \ /⌒,
( _ ノ | \´ / / \ \ / \ \/ /l
| \_,/ / \ \_/ \__ノ |\
.| / \ |) )
ヽ / \ ,r' /
\ , '´ `' , /ー'′
\ ( ) /
\ \ / /
_
(# ゚∀゚)「はっ!!相変わらずのパワー馬鹿か!!」
_、_
(#,_ノ` )「昔から計算は苦手なんだよ!!」
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオ
ラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラ_、_ オラオラオラオラオラオラオラオラ_オラオラオラ
ラオ(#,_ノ` )=つ≡つ ⊂≡⊂= (゚∀゚#)オラオ
オ(っ ≡つ=つオラオラオラオ⊂=⊂≡ ⊂)オラ
ラ./ )オラオラオラオラオラオラオラオラオ( \オ
オ( / ̄∪ラオラオラオラオラオラオラオラオラ∪ ̄\)ラ
ラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
バシィッ!!
_、_
(#,_ノ` )「ちっ!!」
_
(# ゚∀゚)「やるじゃねぇか!!だらだら過ごしてたってわけじゃなさそうだな!!」
_、_
(#,_ノ` )「お互いにな!!」
バキィッ!!!
そ そ ∧∧∧ て て
_ _ _ _
_ - ― = ̄  ̄`:, ,:` ̄  ̄= ― - _
, -'' ̄ __――=,'=――__  ̄''- ,
/ -―  ̄ ̄  ̄"'" . ゛'゛ ̄  ̄ ̄ ―- \
/ ノ そ YYYY て !、 ゙i
/ , イ ) ( ト , ゙i
/ _, \ / ,_ ゙i
| / \ `、 / / ゙i |
j / ヽ | | ,r' ゙i j
/ ノ { | | } !、 \
/ / | (_ _) | \ \
`、_〉 ー‐‐` `‐‐ー 〈_、`
_、_
(#,_ノ` )「…てめぇ…!!」
_
(# ゚∀゚)「ははは!!手数もパワーも互角ってか!?」
_、_
( ,_ノ` )「…っち。ふざけやがって…!!」
_
( ゚∀゚)「おお?何血管浮き上がらせてんだよ?」
_、_
( ,_ノ` )「何が互角だ…てめぇ…」
_、_
( ,_ノ` )「『俺に合わせて』やがるじゃねぇか…」
_
( ゚∀゚)「…くくく。まぁな」
_
( ゚∀゚)「せっかくの因縁の戦いだ…すぐに終わらせしまっちゃ、つまらねぇだろ?」
_、_
( ,_ノ` )「余裕こきやがって…」
_、_
( ,_ノ` )「今に後悔するぜ」
_、_
( ,_ノ` )俺もまだ本気じゃねぇからな」
_
( ゚∀゚)「…へぇ…そりゃ楽しみだなぁ」
シュボッ…
_、_
( ,_ノ` )y━・~「…ふー…」
ジュッ…
_、_
(#,_ノ` )「『開放』!!!」
メキ…
_
( ゚∀゚)「お」
メキメキメキバリバリバリィッ!!!
_
( ゚∀゚)「おおおおお」
_、_
( ,_ノ` )「……」
_、_
( ,_ノ` )「This way…ここからが俺の本気だぜ」
__〃`ヽ 〈_
γ´⌒´-−ヾvーヽ⌒ヽ
/⌒ ィ `i´ ); `ヽ
/ ノ^ 、___¥__人 |
! ,,,ノ爻\_ _人 ノr;^ > )
( <_ \ヘ、,, __,+、__rノ/ /
ヽ_ \ )ゝ、__,+、_ア〃 /
ヽ、___ ヽ.=┬─┬〈 ソ、
ド 〈J .〉、| |, |ヽ-´ ン
/"" | |: |
レ :|: | リ
/ ノ|__| |
| ,, ソ ヽ )
.,ゝ ) イ ヽ ノ
y `レl 〈´ リ
/ ノ | |
l / l;; |
〉 〈 〉 |
/ ::| (_ヽ \、
(。mnノ `ヽnm
_
( ゚∀゚)「いいけど脱ぐなよ」
ラリアット
「『羅裏圧闘』!!!」
___ | \ \
/ )))) |
ヽ_⊂ノ |ヽヽ . |\
/ \ \ i 、、. | ヽヽ .|\ | \
/ / \ \ _、_ ド ド |ヽ | |
/ / \ \ (#,_ノ` )
/ / ヽ ⌒\
/ ノ /> >
/ / 6三ノ
/=┬─┬=\ ` ̄
― / ノ │\ \
―― (_ ノ_ _ノ > )
⌒ヽ ’ ・`し' / /
人, ’ ’, ( ̄ /
Y⌒ヽ)⌒ヽ、 ) |
\_つ
メキィッ!!!
_
(; ゚∀゚)「ごふ…!!!」
メキメキメキィッ!!!
, - - 、
( `、 ヽ ' ' `,-‐、
/⌒  ̄\\从/, | 刃
/ .イ l | ' ; | .| アッパー
/ ./ | | | ∴` | | 「『篤波』!!!」
/ ./ | | .|/Wヽ | | _、_
/ ./ | | |、' ` | |#,_ノ` )
⊂、J ( i. !__) ; : | ^ム 〕
! !! | .|| | !! ' | |.i .|
: :: .| .| | | :: | |! |
) ) ) ) / ̄`ヽ┬┬=| `‐´!
.| | | | |\ "ヘ、._│ | ! :
| | | |. ! ; !\ l| ノ | .;
.| |. | |ヾ从 /, | / |. | .
|\__) |\__) 、 ` `'. |. |
! ! ! ! ! !!; '' | |
: : : : ://W \ | |
' ; , ` 、 | !
!__/
! ! !
: : :
_
(; ∀ )「ぐは…!!!」
_、_
(;,_ノ` )「(く…これ以上は体が保たねぇか…!!)」
_、_
(#,_ノ` )「…必殺技だ…!!!」
スピニングトゥホールド
「『回転爪先極』!!!」
_、_
(#,_ノ` )
/´,mn `ヽ
〈 (_n ̄)ィ 〉
ヽ_(y';、,!,/ ノ
|ヽ、__/〈
ガキーーー /| !,─┬=ヽ ーーーン
〈 | | │ `i,
ヽ/ ノ │i ,〉
ノ ,./ヽ .ノ | |
/^ヽ_/ ヽ、 ) i ,!
し/´ _ /⌒'i ( ヽ
ゝ ,(; ∀ )ノi ノ \__,)
/ ノ ,r-っ (ノヽ,,>
〈_ ̄ ̄ メ )
 ̄ ̄` ̄ ̄
_
(; ∀ )「ガハアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
_、_
(;,_ノ` )「はぁ…はぁ…」
シュウウウ…
_、_
(;,_ノ` )「3HITで活動限界か…俺の体もヤキが回ったもんだぜ…」
_
( ∀ )
┣¨┣¨┣¨
_、_
(;,_ノ` )「……」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
_、_
(;,_ノ` )「…っち…やはりそう甘くはねぇよな…」
_
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨( ∀ )┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
カッ!!
_
( ゚∀゚)
ドン!!
_
( ゚∀゚)「あー…いってぇなぁ」
_、_
(;,_ノ` )「説得力のねぇ台詞だぜ」
_
( ゚∀゚)「いてぇのはほんとだぜ。倒れるほどじゃねぇけどよ。…しかしまぁ」
_、_
(;,_ノ` )「……」
_
( ゚∀゚)「大分息切れてんじゃねぇか?」
_、_
( ,_ノ` )「…馬鹿言うなよ。まだゴングは鳴ったばかりだ」
_
( ゚∀゚)「そりゃそうだ…んじゃ」
_
( ゚∀゚)「今度はこっちから行くぜ」
__〃`ヽ 〈_
γ´⌒´-−ヾvーヽ⌒ヽ
/⌒ ィ `i´ ); `ヽ
/ ノ^ 、___¥__人 |
! ,,,ノ爻\_ _人 ノr;^ > )
( <_ \ヘ、,, __,+、__rノ/ /
ヽ_ \ )ゝ、__,+、_ア〃 /
ヽ、___ ヽ.=┬─┬〈 ソ、
ド 〈J .〉、| |, |ヽ-´ ン
/"" | |: |
レ :|: | リ
/ ノ|__| |
| ,, ソ ヽ )
.,ゝ ) イ ヽ ノ
y `レl 〈´ リ
/ ノ | |
l / l;; |
〉 〈 〉 |
/ ::| (_ヽ \、
(。mnノ `ヽnm
_、_
(;,_ノ` )「脱ぐのかよ…」
ゴォォォォォォ…
川 ゚ -゚)「……!!」
!!
.!
l
ゴォォォ !l ォォォ
i!!i
iil!l!!i
l!!l。ll!l!
川 ゚ -゚)「あのエネルギー波…」
川 ゚ -゚)「勝負が決まったのか…!!」
川 ゚ -゚)「確認しなければ…どちらが勝ったのか…!!」
ダダダダダ…
川;゚ -゚)「…これは…!!」
、_
. ,.'ニ.V(::::_ノ:::) ,==、、く`
,. /ァ'┴' ゞ !,.-`ニヽ、トl、:. ,
rュ. .:{_ '' ヾ 、_カ-‐'¨ ̄フヽ`'|::: ,.、
、 ,ェr<`iァ'^´ 〃 lヽ ミ ∧!::: .´
ゞ'-''ス. ゛=、、、、 " _/ノf:::: ~
r_;. ::Y ''/_, ゝァナ=ニ、 メノ::: ` ;.
_ ::\,!ィ'TV =ー-、_メ:::: r、
゙ ::,ィl l. レト,ミ _/L `ヽ::: ._´
;. :ゞLレ':: \ `ー’,ィァト.:: ,.
~ ,. ,:ュ. `ヽニj/l |/::
_ .. ,、 :l !レ'::: ,. "
川;゚ -゚)「…渋沢…!!」
「よぉ…お前も俺を倒しに来たのか?」
川;゚ -゚)「!!」
_
( ゚∀゚)
__〃`ヽ 〈_
γ´⌒´-−ヾvーヽ⌒ヽ
/⌒ ィ `i´ ); `ヽ
/ ノ^ 、___¥__人 |
! ,,,ノ爻\_ _人 ノr;^ > )
( <_ \ヘ、,, __,+、__rノ/ /
ヽ_ \ )ゝ、__,+、_ア〃 /
ヽ、___ ヽ.=┬─┬〈 ソ、
〈J .〉、| |, |ヽ-´
/"" | |: |
レ :|: | リ
/ ノ|__| |
| ,, ソ ヽ )
.,ゝ ) イ ヽ ノ
y `レl 〈´ リ
/ ノ | |
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〉 〈 〉 |
/ ::| (_ヽ \、
(。mnノ `ヽnm
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「(何で裸なんだ…?)」
_
( ゚∀゚)「んで?お前はなんてヒーローだよ?」
川 ゚ -゚)「…私はヒーローではない」
_
( ゚∀゚)「何?…言われてみりゃ、空気が俺たち寄りだな」
川 ゚ -゚)「ああ。私は氷牙凍姫クー…怪人だ」
_
( ゚∀゚)「なるほど。それで、俺様の加勢をしに来てくれたってわけか?」
川 ゚ -゚)「加勢だと?馬鹿なことを…『氷剣』」
スゥ…
_
( ゚∀゚)「…わかんねぇなぁ。お前、怪人なんだろ?」
_
( ゚∀゚)「どうして俺を倒そうとする?どうして世界を守ろうとする?」
川 ゚ -゚)「簡単なことさ」
川 ゚ -゚)「貴様のやり方が気に食わないんだよ」
_
( ゚∀゚)「……」
川 ゚ -゚)「ただそれだけだ」
_
( ゚∀゚)「…くくく。なるほどお前は怪人だ」
_
( ゚∀゚)「世界のためでもなく、誰のためでもなく、自分のために戦う…」
_
( ゚∀゚)「いいねぇ。そうでなきゃ強くはなれねぇ」
川 ゚ -゚)「大先輩にそう言ってもらえるとは光栄だ」
_
( ゚∀゚)「そんじゃあよお…」
_
( ゚∀゚)「せいぜい先輩を楽しませてくれや」
__〃`ヽ 〈_
γ´⌒´-−ヾvーヽ⌒ヽ
/⌒ ィ `i´ ); `ヽ
/ ノ^ 、___¥__人 |
! ,,,ノ爻\_ _人 ノr;^ > )
( <_ \ヘ、,, __,+、__rノ/ /
ヽ_ \ )ゝ、__,+、_ア〃 /
ヽ、___ ヽ.=┬─┬〈 ソ、
〈J .〉、| |, |ヽ-´
/"" | |: |
レ :|: | リ
/ ノ|__| |
| ,, ソ ヽ )
.,ゝ ) イ ヽ ノ
y `レl 〈´ リ
/ ノ | |
l / l;; |
〉 〈 〉 |
/ ::| (_ヽ \、
(。mnノ `ヽnm
川 ゚ -゚)「…そういえばもう一つあったな…戦う理由…」
川#゚ -゚)「貴様の格好も気に食わん!!!」
_
(# ゚∀゚)「んだとコラふんどしは男の戦闘服だろうがあああああああああ!!!」
川#゚ -゚)「死ねえええええええええええ破廉恥眉毛ええええええええええええええ!!!」
ガガガガガッ!!!
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