( ^ω^)ブーン達は撮られるようです

38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/04(火) 23:02:13.91 ID:dhcEOwgT0
幕末〜明治。
「写真に撮られたら魂を抜かれる」
そのような話があったのは、殆どの人がご存じであろう。

四角の箱を向けられて、しばらくすると自身の画像が出来上がってくる。
その顔は、本人と全く同じ顔。当たり前だ。
写真は、被写体を完全に写しているべき物なのだ。

だが、写真には決定的に足りない物があった。
それが『魂』だ。

写っている身体は微動だにせず、こちらに向けられた瞳には一筋の光も灯していない。
そこには『生』を示す『魂』が抜け落ちていた。
昔の人々は、その写り方から不吉な物を汲み取ったのではないのだろうか。

魂の無い写真が、魂を求めて被写体から魂を抜く、と。

色褪せた写真に抜かれたはずの魂は、何処へ向かうのか、と。

しかし、それは迷信であった。いや、迷信とは少し違うのかも知れない。
大多数の写真機が、そのような機能を持っていなかっただけなのだ。
ほんの一握り、その中から更に一握り。



確かに『写真機』は存在した。

 
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/04(火) 23:03:03.04 ID:dhcEOwgT0










( ^ω^)ブーン達は撮られるようです











 
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/04(火) 23:04:17.05 ID:dhcEOwgT0
( ^ω^)「うはwwwwちんちんうめぇwwwww」

(´・ω・`)「っと、歯を立てずにもっと優しくくわえてくれよ……」

( ^ω^)「把握wwww尿道ペロペロwwwwwしょっぺぇwww」

(´・ω・`)「……! いつの間にそんな技術を……? ふふ、ちゃんと成長しているみたいで嬉しいよ」

放課後の教室。
部活に勤しむ生徒達の声が響く空、赤く色を変えていく陽光。
窓から差し込んで、二人の影を色濃く伸ばす。

机に腰掛け、下半身を剥き出しにしている男子高校生。
脚の間に顔を埋め、しきりに顔を動かすもう一人の男子高校生。
二人の影は、照らす夕陽によって、一つに繋がっていた。

(´・ω・`)「うわぁ、ブーンの凄い技術でイっちゃう! ビュッビュッ!」

( ^ω^)「精液うめ……くせぇwwwwww」

男が精子出した。
もう片方は喜んだ。
なんかもうあばばばばwwwwwwww

 
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/04(火) 23:05:31.67 ID:dhcEOwgT0
(;^ω^)「これはひどい……」

放課後の教室。
部活に勤しむ生徒達の声が響く空、赤く色を変えていく陽光。
窓から差し込んで、二人の影を色濃く伸ばす。

(´・ω・`)「どう? 僕が書いたブーン系。最高だったろ?」

(;^ω^)「気持ち悪すぎて逆に尊敬するお」

携帯電話を開きながらも、引きつった笑い顔を浮かべて彼は返答した。
この男子高校生、ブーンの持つ携帯には、まとめサイト「オムスカルゴ蛇芸ープ速!Novel戦記」が。
そして作品、「( ^ω^)ブーンのおちんぽが反り返りすぎてセルフフェラ王者を目指すようです」が表示されていた。

(´・ω・`)「まぁ暇潰し程度にはなったでしょ?」

( ^ω^)「こんなので暇を潰そうとした数分前の自分を殴り飛ばしたいお」

( )´・ω・`( )「むぅ、僕の作品をバカにしたな?」

(;^ω^)「ショボン、そのAAは頬を膨らましている事を表現しているつもりかお?」

( )´・ω・`( )「しょうがないだろ。AA技術が絶望的なほどに無いんだから」

(;^ω^)「いくら技術が無かったからといって、もう少しマシな表現はなかったのかお……」

 
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/04(火) 23:06:59.50 ID:dhcEOwgT0
ショボンと呼ばれた男は、頬に溜めた空気をゆっくりと吐き出した。
彼の頬が縮むと同時に、向かいに立っていたブーンには、大量の吐息が吐きかけられる。

(#^ω^)「くせぇ! くせぇお! お前どんな生活したらそんな松崎しげる臭がするんだお!」

(´・ω・`)「僕は知的好奇心が旺盛だからさ。色んな物に挑戦しちゃうんだよね。しげる食べてみるとか」

(#^ω^)「スカトロ自重しろお! しげるネタ連呼してたら『松崎しげらない』でリアルにコーラ吹いた思い出が蘇ってくるんだお!」

(*´・ω・`)「それじゃあ僕はしげらーだね」

(#^ω^)「何故お前は頬を赤らめるんだお」

(*´・ω・`)「だって……しげるだよ?」

(#^ω^)「だからどうした」

(´・ω・`)「いや、別に」

( ^ω^)「そうか」

 
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/04(火) 23:08:08.90 ID:dhcEOwgT0
二人の声が閉鎖された教室という空間にしばらくの間、響き渡る。
気付けば、外から聞こえていた活気のある部活の掛け声は無くなり、
窓から望む空は、闇と静寂が支配していた。

(´・ω・`)「お、熱く語らっていた間に日が暮れたみたいだね」

( ^ω^)「ちょうど部活の声も聞こえなくなってきたお」

(*´・ω・`)「よし、そろそろ行こう。『あの時間』だ」

(*^ω^)「うはwwww僕の股間がwktkしてきたおwwww」

二人同時に下卑た笑みを浮かべ、教室から出て行く。
彼らの背中は、まさに漢の背中であった。
暗く長い廊下に、二つの足音だけが静かに響いていた。

コツン、コツン。

あ、なんか地の文に擬音使うのっていいかも。
ってことで次のレスは擬音だけね。

 
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/04(火) 23:09:54.11 ID:dhcEOwgT0
コツン、コツン。

タタッ、タタッ。

ざっざっざっざ。

ソローリ。

'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ
'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ
'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ
'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ

ガラッ!

'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ
'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ
・・・・・・アッー!




メメタァ!





 
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/04(火) 23:11:18.38 ID:dhcEOwgT0
〜状況説明〜

二人は部活後の女子更衣室を覗きに行って見つかった。

〜状況説明終了〜


(メメ#)ω・`)「だから僕は部活前に見に行こうって言ったんだよ」

( ^ω(#;;)「部活後の汗でムッサリした着替えじゃないと見る価値無いだろ、常考」

仲良く互いに頬を腫らした二人が、月の照らす帰り道を反省会を開きながら歩いている。
既に日照時間は短くなっており、時々吹き抜ける風も肌に突き刺さるような冷たさだった。
白く色付けされて吐き出された息は、空に昇って、そして消える。

そんな寒さの中、暗闇の中、それでも彼らは笑いながら行動を共にしていた。
いつまでも今のように楽しく生きていたい、いつまでも笑顔でいたい。
二人はいつも心のどこかで、それを願っていた。

そして、叶う筈の無い永遠に、それでも憧れていた。

(メメ#)ω・`)「はははwwww」

( ^ω(#;;)「うふふwwwww」

「きめぇwwww」
どこからか声が聞こえたような気がした。
だが彼らは、二人だけの世界に留まり続けていた。

 
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/04(火) 23:13:36.18 ID:dhcEOwgT0
(´・ω・`)「あれ……? ここにこんな店あったっけ?」

最初に異変に気付いたのはショボンであった。
いつもの友人と歩く、いつもの帰り道。
いつもの帰り道にある、確かな違和感。

『思い出保存屋』

木の看板に書かれた、妙に下手な字が一軒の家屋に掛けられていた。
そしてそれは闇夜の下、妙に存在を主張していた。

( ^ω^)「……? 初めて見る店だお。保存屋……?」

ブーンも店の存在に気付き、訝しげな表情を浮かべる。
毎日通っていた道なのだ。今まで気付かないはずが無い。
しかし気付かなかった。朝もこの道を通っていたはずなのに、だ。

(´・ω・`)「どうする?」

( ^ω^)「何がだお?」

(´・ω・`)「この店に入ってみるかどうかだよ。知的好奇心旺盛な僕としてはどんな店なのか確認してみたいんだ」

( ^ω^)「……」

 
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/04(火) 23:15:11.81 ID:dhcEOwgT0
ショボンの目を見てみる。
爛々と輝き、彼の意思は言うまでも無く硬そうであった。
ふぅ、と小さく溜め息を残し、ブーンはゆっくりと口を開く。

( ^ω^)「何言っても無駄そうだおね。……行くかお」

(´・ω・`)「ブーンならそう言ってくれると思ってたよ。じゃあ入ろうか」

言うが早いか、ショボンは既に店の扉に手を掛けていた。
扉をゆっくりと引くと共に、段々と中の様子が明らかになってくる。
埃っぽい匂いが、彼らの鼻に届いた。

('A`)「いらっしゃい」

嗄れた声で店主と思しき男が、カウンター越しに二人を迎えた。
少し古惚けた服を着て、背中は少し曲がっている。
初老を迎える年頃だろうか。彼の顔に刻まれ始めた皺が、彼自身の歴史を物語っていた。

店の中は木造で、店員と客人を区別するカウンター以外、
家具と言えるようなものは無く、出入り口ともう一つの扉がある程度の非常に質素な造りをしていた。

そう、至って普通の空間、のはずであった。しかし、普通じゃないところが一つだけあったのだ。
店の中には壁や天井、床など至る所に写真が貼り付けてあったのである。
それは、彼らの――特にショボンの――気を引かせるには十分な光景であった。

 
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/04(火) 23:16:14.64 ID:dhcEOwgT0
見れば、まだ真新しい写真から、古ぼけて色が褪せつつある写真もある。
まだ新しい方の写真はまるで生きているかのような瞳の輝きがあった。
だが、色褪せた方の写真達は全て、見ていると何処か引きずり込まれそうな、ゾッとする様な目をしていた。

(´・ω・`)(ここは『思い出』としての写真を『保存』する場所、なのかな……?)

('A`)「で、『保存』するの?」

1人思考を巡らしているショボンと、ただただ夥しい数の写真に圧倒されているブーンを見据え、店主が口を開いた。
発せられた言葉はとてもシンプルで、だが、それだけで事足りる問いであった。

(;^ω^)「保存って……、一体何を保存するんだお?」

未だ周囲の写真を見渡しながら、ブーンは店主に質問を投げ返した。
そんな彼に、店主は半ば呆れた様な顔で答える。

('A`)「表の看板見なかったのか? うちは『思い出保存屋』だ。思い出以外に保存する物なんか無いね」

(´・ω・`)「つまりは写真屋って解釈でおkですよね」

自分の中での解答に行き着いたショボンが、確認を迫る。
その言葉で、どうやらブーンもぼんやりとだが把握し始めたようだ。

('A`)「まぁ5割方そんなもんだな。それで、どうするんだ」

(´・ω・`)(5割方……?)

 
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/04(火) 23:17:45.54 ID:dhcEOwgT0
ショボンの頭の片隅に、何かが疑問を投げ掛けた。
気になる、気にしたくない。解きたい、解けない、解きたくない。
頭の中でたった一つ浮かび上がった疑問点を、ただひたすら反芻させていた。

( ^ω^)「写真撮って保存してくれる店だったのかお。ショボン、どうするお?」

(´・ω・`)「んー……、すみません、代金はどのくらいですか」

ブーンの声で現実に引き戻されたショボンは、とりあえず値段を聞く事にした。
なんといっても彼らは学生、できるだけ高額な出費は抑えたい年頃だ。
実際に店を利用するのにも、自分の財布と相談する必要がある。

しかし、それに対する店主の言葉は、彼らの考えもしなかった回答であった。

('A`)「こんなもん、俺が趣味でやってるような商売だ。無料で良いに決まってんだろ。
   どうしても金を払いたいってんなら、チップみたいな感じで受け取るけどな」

( ^ω^)「うはwwww気前の良いおっちゃんktkr! ショボン、せっかくだし青春の思い出として撮ってもらうお」

(´・ω・`)「……。 そうだね、うん」

('A`)「じゃあさっさと撮影用の部屋に行ってくれ。出入り口とは違う方の扉がそれだ」

そう言って、店主は出入り口とは別の、木目の入った扉を指差す。
二人が扉を開けて部屋に入ると、そこもまた至ってシンプルな構造に、椅子が二脚置いてあるだけであった。

 
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/04(火) 23:18:47.70 ID:dhcEOwgT0
('A`)「うし、お待たせ」

しばらくすると、店主が箱状の物質を手に部屋に入ってきた。
ちょうど手で抱えるのに良さそうな大きさの、なんか描写が面倒な物体だ。
もう良いや。各々ポロライドカメラをイメージして。うん、それ。正解。

( ^ω^)「各々がイメージした感じのポロライドかお? なかなかレトロな趣味なんだおね」

('A`)「まぁこれは俺の商売道具なもんでね。すぐに現像できるから楽で良い。ほら、さっさとそこの椅子に腰掛けな」

(´・ω・`)「……」

( ^ω^)「把握したお」

二人がゆっくりと椅子に腰掛ける。
対面上には古いポロライドを持った店主。
この空間に、それ以外の者は誰一人いなかった。
 
(´・ω・`)「……」

ショボンは未だに、ここに流れる空気に対する違和感を払拭できなかった。
考えてみれば、何もかもがおかしすぎる。
ブーンを誘った事を後悔するほどに、今ではショボンは完全にこの店に疑いを持っていた。

 
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/04(火) 23:20:02.43 ID:dhcEOwgT0
まず、何故突然この店が現れたのか。
いや、それだけではない。
何故自分がこんな得体の知れない店に入ろうと思ったのか。

確かに自分は好奇心旺盛な方だ。
だが、わけのわからない物事にむやみやたらに首を突っ込むほど愚かではない。
なのに、この店を見た瞬間に、強烈に入店してしまいたくなったのだ。

次に、店内に張り巡らされた写真の数々だ。
何故新しい写真達は、あんなにも生きているかのように撮られているのだろう。
そして、何故色褪せた写真達は、あんなにも生が感じられない瞳をしていたんだろう。

――まるで被写体から奪った魂が、時間が経つにつれ色素と共に抜け出てしまったのかのように。

(´・ω・`)(……魂?)

そこまで考えが至った時に、最後の謎が解け、それは残す疑問を解く鍵にもなった。
最後の疑問、『5割方そんなもんだな』
残りの5割は――?

わかった、ショボンにはその答えがわかってしまったのだ。
全ての疑問が解け、遂に答えに辿り着いた時、

('A`)「じゃあ撮るぞー」

最悪の言葉が聞こえてしまった。

 
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/04(火) 23:21:19.69 ID:dhcEOwgT0
店主の指が今少しでも力を入れられれば、シャッターは切られる。
その前に何とかしなければ。
店主を止める? そんなのは無理に決まってる。

ならば逃げるしかない。
ブーンを見る。あぁチクショウ、なんでこいつVサインなんかしてるんだ。
( ^ω^)v『ぶい!』じゃねーよバカ。

店主を再度見る。ダメだ。もう完全に撮影体勢。
どうする? どうすんの俺?
某CMを真似ても良い考えは浮かばない。続きはWEBで。

混乱する、考えが纏まらない。
何が最善か、考えろ。考えるんだ自分。

店主の顔を見てみる。
笑顔だ、それも途轍もなく邪な。
ダメだ、自分の予想が完璧に当たっていた事がここで再確認された。

とにかく、撮られる前に逃げよう。
シャッターが切られるまであと数秒、間に合うのか?
いや、間に合うのか、ではなく、間に合わせるんだ。

(;´・ω・`)「ブーン! 早く逃げ『カシャッ』

あれ? シャッター音?
クソ、間に合わなk――

 
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/04(火) 23:22:13.78 ID:dhcEOwgT0
ショボンの意識が完全に途絶えた頃。
既にその空間には店主の姿しか残っていなかった。
先程までの気怠そうな顔ではなく、最期にショボンが見た邪な笑顔を貼り付けて。

('∀`)「ハハッ、バカな奴らだぜ。せっかく保存してやるんだから、せめて笑顔で写っとけって話なのにな」

ポロライドから取り出された一枚の写真。
隣の椅子から決死の表情で飛び込んできたショボンと、それに驚くブーンの姿。
まるで生きているかのように、写真の中の彼らの瞳には魂が灯っていた。

('∀`)「ま、精々この写真が色褪せるまでは魂をここに留めておくんだな」

一枚の薄っぺらい写真に向かい、言葉を投げ掛ける。
現実から奪われた彼らの魂は、そこに存在するのであろうか。

('∀`)「これで749枚……もっと、もっとだ。もっとこの呪われたカメラに魂を吸わせてやる!」

店主の笑い声が響く。響き続ける。それは何時になっても止む事を知らない。
外は既に東の空が薄く染まりかけていた。朝を迎える。
健やかな朝風が吹くと共に、それに流されるようにして店は段々と姿を薄くしていった。

それは撮ったばかりの写真から、色褪せた写真に移り変わるように。
写真に閉じ込められた魂が、薄れていくかのように。
気付けば、今はいない二人の『いつもの通学路』は、本当の『いつもの通学路』に姿を戻していた。

古くから伝わる、撮られると魂を抜かれるカメラの犠牲者となった彼らは、既にこの地にはいない。



     ( ^ω^)ブーン達は取られるようです               ――完――

 
66 ◆qvQN8eIyTE :2007/12/04(火) 23:23:50.29 ID:dhcEOwgT0
――あとがき――

書きました。
なんか書いちゃいました。
読み直すと「色褪せた写真」あんま意味無いね。死にたい。

久々に書いたわけですがおちんちん。
そう、それはとても美しいおちんちん。
あれ?ツン世話とおちんちんって似てね?

そんな気分で書きました。
読みづらい文章で申し訳ない。
どうもありがとうございまんこ。

ノシノシ











下痢世話の圧力KOEEEEEEE!

 

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