从'ー'从 オトナの階段を上るようです(-_-)6日目−2





  【R15】

       ∫λリ゚ -゚ノノ は( ^ω^)で妖魔退治するようですぜ   IN オトナ合作

                    −邂逅 の章−  









                       【弐】

∫λリ#゚ -゚ノノ 「……いつまで着いてくるんだっ」

クーは上着のポケットに両手を差し入れ、やや前傾姿勢で石段を上ってゆく。

(;-_-) 「そう……ハァ、言われても、ハァハァ、ひぃ」

後ろをついてゆくヒッキーには、充分過ぎるほどに早いペースだった。
丈が短めで、襟元からフードまでがモサモサした、白いダウンジャケット。
フェイクファーの上で揺れるポニーテールを見上げながら、なおも必死で両足を動かす。

( ^ω^) 「おっおっおっ。
       クーさんについてくるとは、見かけによらず頑張り屋な痴漢さんだお」

∫λリ゚ -゚ノノ 「……ふん、助平根性ってやつだろう」

上り切ると、そのまま鳥居を抜けて参道へと進む。
境内は普段に比べると閑散としていたが、それなりの知名度を表すかのように、
まばらながらも参拝客の姿が散見された。

手水舎(ちょうずや)を横切ったあたりで、クーはくるりと振り返って告げた。

∫λリ゚ -゚ノノ 「いい加減にしろ。 何が目的だ?」

(;-_-) 「……な、何度も、はひ、はぁ、説明、した、通りです……」

ようやく足を止めることができると、
ヒッキーは両膝に手を当て、息を切らしながら絶え絶えに言葉を発した。



(;-_-) 「ぼくは、DATという機械を追って、各次元を移動する者です。
      今朝がたは大変失礼しましたが……少なくとも、ここに僕が現れたということは、
      近くにDATがあるという事に相違ありません」
      
ブレザーの胸ポケットからハンカチを出し、大仰な仕草で額の汗を拭きとる。

(;-_-) 「DATは、別次元から世の理を覆し、性的な事件を誘発する、至って危険な開発物です。
      何か心当たりはありませんか? 周りで変な輩が増えたとか……」

∫λリ#゚ -゚ノノ 「知っての通り、心当たりならバッチリあるぞ。
         ブレザー姿の男が就寝中の女の子に夜這いするという事件がな」

両手を合わせ、拳をぽきぽきと鳴らしながら彼のもとへ近寄ってゆく。

( ^ω^) 「DATを探すより、脱兎の如く逃げるほうが先だと思うお」

ブーツのつま先が、ペンの顔面へ見事にめり込んだ。

∫λリ゚ -゚ノノ 「覚えておけ、私は未来の一流ハンターである空子さまだ。
        私が退魔師の卵だとするなら、さしずめ、お前は性犯罪者の卵ってやつだな。
        ……世のため人のため、今ここで塵芥へと還るか?」

(;-_-) 「だ、だから違いますって!」

薄いカーキのセーターに、
ボックス・プリーツの入ったデニムのフレアミニ、レザーのショートブーツ、ハイソックス。

華美というほどではないが、そのいでたちと細く小さな体躯からは、
おおよそ霊媒やら修行などという、古めかしく汗臭い単語は結びつくものではない。



顔の横でこぶしを握るクーの容姿は、黙っていれば充分に可愛いとヒッキーも認められるものであったが、
その顔は無表情ながらも真剣味と凄味に溢れており、彼女の腕っ節の強さを証明していた。

∫λリ゚ -゚ノノ 「今日の修行は午後からだが、肩ならしに……」

(;-_-) 「ちょ、や、やめてくださいよ……」

ぐいと襟元を掴まれたヒッキーが身じろいだ途端、裾口から小さな機械がかちゃりと落ちる。

(-_-) 「あっ……」

拾い上げたそれは、携帯電話型の端末だった。

(;-_-) 「わ、渡辺さんはどこ……? なんで応答してくれないんだろう」

∫λリ゚ -゚ノノ 「渡辺さん? お前の仲間か?」

( ^ω^) 「ここは日本でも有数の霊的磁場、霊脈なんだお。
       周りは山林に囲まれてるし、携帯の電波は非常に不安定なんだお」

(-_-) 「い、いえ……」

ヒッキーが持つ端末は、次元移動に関わるDAT−DRIVEの原理を応用した特注のレシーバーで、
時空を歪めて相手の端末を感知するため、微弱な電波の阻害要因程度はそう問題としない。
にも関わらず、早朝から今まで何の応答もなく、渡辺さんの行方は掴めないままなのだった。

(-_-) (この世界にいることはほぼ間違いないのですが……)





∫λリ゚ -゚ノノ 「さてと、そろそろ覚悟はできたか?
       ガタガタ震えて命乞いする用意はOK?」

(;-_-) 「って、わ──ッ!
      いや、だからやめ、ちょ……」

「いやああぁあぁああ!!」

クーが目一杯こぶしを振り上げたところで、後方より甲高い叫声が轟き渡った。

∫λリ゚ -゚ノノ 「……!!」

(;-_-) 「や、やめてくだ、ちょ、いや……あれ?」

∫λリ゚ -゚ノノ 「……何事だ?」

( ^ω^) 「あっちからですお!!」

(-_-) 「わっ!!」

クーが掴んでいた襟を突き放すと、ヒッキーはバランスを崩して尻餅をついた。
動転した彼が立ち上がろうと手をついた時には、既に二人は声のした方、社務所の脇へ向かって駆け出していた。










本殿の手前、社務所のある角を曲がったところで、ぴたりと足を止める。

∫λリ゚ -゚ノノ 「……!!」

中空を舞う土埃に紛れ、奇怪な情景が広がっていた。

ξ;゚听)ξ「ちょ、ちょっと、何なのよコレ!?」

石畳を突き破って、幹の細長い潅木のようなものが生えていた。
不可思議に伸びた枝がまるで無数の腕のようにしなっている。
そしてその先では、助勤(アルバイト)であろう巫女装束の娘を、抱え込むかの如く捉え、拘束していた。

('、`;川「木、木のばけもの……!?」

ノハ;゚听) 「す、すごい力だ、抜けないぞぉおぉぉぉお!!」

川 ゚ -゚) 「あいたー、なんねこれはー」

葉がない灰色の枝はなおも、うねうねと蠢き、逃げ惑う他の参拝客にもその触手を伸ばそうとしている。
ペンがそれを見上げ、ごくりと唾を飲み込んだ。

(; ^ω^) 「……クーさん、これは!」

∫λリ;゚ -゚ノノ 「”絶望樹”か?」

”絶望樹”。
瘴気や人の欲望を養分として生きる、魔界の木。
種子を介して、人を妖魔に変えてしまう性質がある。
妖魔であるペンが棲み処を追われ、人間界への移住を余儀なくされたのも、この木による襲撃が原因であった。



Σξ///)ξ「やっ! ちょっ、やだぁ!」

ノハ;゚听) 「え、うそ」

そのうちに、大蛇の如く絡みついた枝の一本が、緩慢な動きで巫女の袂を押し開いた。

Σ(゚、゚*川 「な、何!?」

襟元から広い袖口を抜け、緋袴の裾を捲くり上げるように上昇する。
彼女達は襦袢を着けていないため、白衣の下は直に下着を着用していた。

垂れ下がった合わせの隙間から、巫女の柔肌と、ピンクのブラが露出する。
白く伸びた太腿が露わになり、ぐいぐいと引き上げる脇から下着のレースが垣間見える。

ノハ///) 「わ、わあぁぁぁあ!?」

(///*川 「きゃっ!! だ、だめっ……」

他の枝もそれに続き、思い思いの動作をもって、巫女たちの装束をほどきはじめた。

ξ///)ξ「な、何なのよコレ……いやぁっ!」

川 ゚ -゚) 「ぼいーんぼぼいーん」

中には動じない者もいたが、
巫女たちが枝の動きに抵抗するように身を捩り、くねらす絵図は、艶かしくも奇怪な様相であった。

∫λリ;゚ -゚ノノ 「くっ……! 相変わらず趣味の悪いことだ」




(;-_-) 「はぁ、はぁ……ちょっと待っ……うわあ!」

息を切らせて走り寄ったヒッキーが、眼前の光景に驚愕の表情を浮かべる。

(;-_-) 「な、なんですか、これっ」

∫λリ゚ -゚ノノ 「こいつは絶望樹……。 お前みたいなショボい小悪党とは違う、本物の魔の化身って奴だ。
        そうだよな? ペン」

(; ^ω^) 「正確にはあいつと違う気もするけど……とてもよく似てますお。
       気を付けてくださいお!」

∫λリ゚ -゚ノノ 「わかっている」

まるで、枝の一本一本がそれぞれ独立した生き物のように、
巫女の肢体を蹂躙すべく、しなり、蠢き、絡みつく。

ノハ///) 「ひゃあぁっ!! そ、そこは……!!」

Σ(/、// 川 「ちょ、だめ、見えちゃう……!!」

(*-_-) 「……」

ついつい、その様相に見とれてしまっていたヒッキーの尻を、
体を鋭角に変容させたペンが突き刺した。







後ろから上がった悲鳴を合図に、クーが腰を落とし、臨戦体勢を取る。

∫λリ゚ -゚ノノ 「物の怪め……
         己の棲むべき場所へ還るがよい!」

右手の中指を中心として、赤みがかった空間のうねりが生じ、炎のように立ち昇る。
瞬く間に手首全体を覆った、紅蓮の霊気塊。
彼女はそれをぐっと握り締めると、一直線に駆け出し、枝の一本目掛けて跳躍した。

∫λリ゚ -゚ノノ 「……たぁあっ!!」

奮迅の叫声。
ともに、紅い手刀が一閃する。

ノハ;゚听) 「ひゃっ!」

どさり。
クーが着地すると同時に、
白衣の殆どを脱がされかけていた巫女の一人が、枝から解放され、地に落ちた。

断たれた枝は、そのままびくびくと痙攣するようにのた打ち、砂塵となって掻き消えた。
すぐさま、別の枝がめきめきとうねり、クーのほうへとその触手を伸ばす。

∫λリ゚ -゚ノノ 「……遅いっ!!」

緩慢で直線的な軌道の攻撃。
彼女はそれを難なくかわすと、左下から斬り上げるように手刀を返す。





鋭利な刃物で裁断したかのように、気持ちいいくらいすっぱりと枝が切れ、石畳に落ちる。
裂けた木肌から肉色の樹液が迸った。

∫λリ゚ -゚ノノ 「やぁっ!!」

掛け声とともに手刀を振るう。
巫女の一人を拘束し、行灯袴の帯を器用な動きでほどいていた枝が、力を無くして地に落ちる。

('、`*川「あ、ああ……」

服を抑えてよろめきながら立ち去る巫女。
その横で、ヒッキーはクーの戦いぶりに釘付けになっていた。

(;-_-) 「す、すごい……」

( ^ω^) 「おっおっお。 クーさんはどんどん強くなっているお」

彼らの声が聞こえているのかいないのか、
余裕の表情を崩さないまま、体勢を整えなおすクー。

∫λリ゚ -゚ノノ 「ふん、たあいもない。 このまま一気に……」

しかし、次の瞬間、
残りの枝へと駆け出そうとした彼女の体が、見えない力によって後方へと引き寄せられた。

∫λリ;゚ -゚ノノ 「……うっ!?」

ベクトルを無理矢理修正され、口から短いうめきが漏れる。

続けざま、その体に軽い衝撃が走った。

∫λリ;゚ -゚ノノ 「くぁっ……!?」

衝撃自体は強いものではなかったが、
ぐいぐいと引っ張られる力は強靭で、抗うすべなくバランスを崩す。
ついに彼女は膝を折り、乾いた土の上を後ろへ引き摺られる格好になった。

∫λリ> -゚ノノ 「な……、ぺ、ペン!!」

手足をばたつかせ、ペンの名を呼んだ。
そのままずるずると、後方の木立まで引き寄せられたところで、ようやく力から解放される。

『くっくく……』

∫λリ゚ -゚ノノ 「!!」

起き上がろうとした先、見覚えのある顔が視界に飛び込んできた。

∫λリ゚ -゚ノノ 「……あんたは……」








( ゚∀゚) 「ふっふっふ、今日のぱんちゅは白か。シンプルだが清楚で評価大。
     柔らかくて美味しそうなふともも、その先には純白、これに尽きる。
     やっぱり私服はいいな、胴着もいいがそれより数段いい」

手水舎の屋根に、筋肉質な男が腕を組み、仁王立ちしていた。

∫λリ゚ -゚ノノ 「コーチじゃないか。 この騒動は、お前の仕業か?」

( ゚∀゚) 「おうおう、訓練生のくせに、ずいぶんと大きな口を叩いてくれるなあ」

∫λリ゚ -゚ノノ 「貴様みたいな雑魚にはこのくらいで丁度いい」

(; ゚∀゚) 「……どんどん二人称がひどい扱いになってるな。
     言ってくれるわ。 俺の霊能力も知らず、雑魚呼ばわりとはな」

クーは、お尻についた砂埃をはたきながら立ち上がる。
眉を顰め、きっとその顔を睨みつけながら言った。

∫λリ゚ -゚ノノ 「……ほう、お前の能力とは、妖魔を使って巫女に悪戯することなのか?」

( ゚∀゚) 「……ふん、そいつはオマケ。 楽しいショーの前菜に過ぎないよ。
     ……あくまで、メインディッシュはお前だからな!!」

男のこめかみに血管が浮き、顔全体が紫色に染まっていく。

∫λリ゚ -゚ノノ 「!(これは……妖魔に変容している?
        やはりこいつ、絶望樹の種子を……)」





( ゚∀゚) 「ククク……小娘め! 踊ってもらうぞ!」

言いながら、胴着の袂から一体の藁人形を取り出した。
それは、大柄で筋肉質な彼──ジョルジュ長岡の頑強な体躯に比較して、
いかにも不釣合であり、奇怪なムードを醸し出している。

∫λリ゚ -゚ノノ 「何かと思えば、いい年こいてお人形遊びか。
        くだらん。お家でフィギュア萌え〜とはしゃいでろ」

(#゚∀゚) 「……言ってくれるな。 吠え面かくんじゃないぞ」

∫λリ゚ -゚ノノ 「その言葉、そっくり返そう」

言うが早いか彼女は駆け出し、俊足で間合いを詰めた。
手水舎の社の下まで来ると、瞬発的に腰を落とし、地を蹴る。
左手で庇を掴み、勢い任せにその屋根へ飛び移ろうと……。

∫λリ;゚ -゚ノノ 「!!」

そこで不意に後方への負荷が掛かり、その左手は空を泳いだ。
なおも引かれる力に抗えず、バランスを取り損ねて背中から着地する。

∫λリ> -゚ノノ 「ぐっ……!」

先刻、木立の方向へと追いやられたのと同じ、見えざる圧迫。







( ゚∀゚) 「ははは! 威勢がいいのは口だけだな!」

ジョルジュが手を離すと、藁人形は落下する事なく、ふわりと宙を舞う。

( ゚∀゚) 「相手の霊能力の性質も見極めず、我武者羅に突っ込んでいるだけじゃあ、
      一流なんて程遠いな。まだまだお前は半人前だ」

∫λリ;゚ -゚ノノ 「く、くそ、一体何が……」

立ち上がるや否や、すぐさま追撃するつもりだった。
しかし、前進しようとすると、その体がぐいと引っ張られて止まる。

( ゚∀゚) 「ククク。 念を込めた特製のドールだ……。
      こいつを甘く見るなよ。
      時空を捻じ曲げ、対象と意識した相手へ、
      ”間接的に、直接の刺激を”与えることができる、スグレモノだ」

∫λリ゚ -゚ノノ 「な!? どういう……ことだ」

不明瞭な説明に、半ば当然の疑問を返すクーの足首は、
まるで何者かに掴まれているような圧迫を受け、その場から動くことが叶わないでいる。

( ゚∀゚) 「実は俺にもよくわからん。わからんが、
     とにかく俺は、この位置からお前に触れることができるってこった……」

見ると、その両手は何かを掴むように、掌を丸めた形で握られている。





ここで一つ投下に関係のないこと。
この代理投下はどちらにしても2時に終わるんで、
ギャグが入ってたりエロが入ってたりして、「わっふる!」とか「>>〜〜 ねーよwwww」とかそういうレスがあったほうが
おっちゃんは喜ぶと思います。以下投下に戻ります。勝手な私情です。気にしないでください。気にしたら掘るからな



( ゚∀゚) 「まあ、ここも……一人前だと言ってやろう」

∫λリ;゚ -゚ノノ 「……!?」

言うが早いか、突如足首の拘束が解け、彼女はよろめき前屈する。
そのまま、まさぐるような感覚が脚から脇腹、鳩尾へと駆け上がり、
セーターの胸が、まるで指でつつかれたかのように、ふにふにとくぼんだ。

∫λリ;゚ -゚ノノ 「なっ、なぁっ!?」

ふに、ふにふにふに。

∫λリ#゚ -゚ノノ 「や、やめろっ! この変態野郎!!」

胸の前で手を振り払うが、なおもその触診は止むことがない。

むにゅうっ。

Σ∫λリ*゚ -゚ノノ 「ちょ、何だ!?」

不意に、白いダウンの前が押し広げられるようにはだけ、
両胸がくっきりと、その形を押し出すように、セーター越しに下から持ち上げられた。

( ゚∀゚) 「……むふふ、マーベラス」

∫λリ#゚ -゚ノノ 「ば、ばかっ!! 貴様……」






言葉を遮るように、胸の膨らみが鷲掴みの形に窪んだ。

Σ∫λリ//-/ノノ 「きゃふっ!」

(* ゚∀゚) 「うひゃひゃ、おっぱいがいっぱいじゃ──!!」

∫λリ# - ノノ 「こ、こ、こ、このやろおおおっ!!」

激昂したクーは、胸を掴まれたまま地を蹴り、走り出した。

( ゚∀゚) 「そらそら!!」

ふにゅふにゅっ。

Σ∫λリ//-/ノノ 「やぅ!」

しかし、胸を……否、おっぱいを揉まれた衝撃を鋭敏に感じ取り、思わず立ち止まってしまう。

∫λリ;*゚ -゚ノノ 「く、こ、このへんたいめぇっ!!」

(  ∀ ) 「!!」

その言葉を聞くと、ぴたりと手の動きがやんだ。

( ゚∀゚) 「変態……だと……」

紫色の顔が怒りを帯び、赤黒く変化してゆく。





(#゚∀゚) 「俺はなああああああ!!
      おっぱいが触りたくて触りたくて触りたくて
      触りたくて触りたくて触りたくて触りたくて
      触りたくて触りたくて触りたくて触りたくて
      触りたくて触りたくて触りたくて触りたくて
      触りたくて触りたくて触りたくて触りたくて
      触りたくて触りたくて触りたくて触りたくて
      しょうがなかったんだよこんのボケッあっもうチクショッ!」

眼窩から剥き出すばかりに目を見開き、唾を飛ばしながら怒声を発した。
それは、ジョルジュという男の人生を体現する、重い、重い魂の主張だった。

∫λリ;゚ -゚ノノ (こ、こいつ……)

( ゚∀゚) 「……見てろ、見てやがれ」

まるでオペを開始するドクターのように、掌を上に向けてわきわき動かすこと、数回。

∫λリ;゚ -゚ノノ 「お、おい、何を……」

( ゚∀゚) 「うおおおおおおおおらあああああああ!!」

叫びながら、両掌を綺麗に揃えて、中空に二つ、並べ立てた。

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