( ^ω^)ブーンは装術士のようです 7−おまけ
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43 名前: ◆tIPtMGfRl6 :2011/03/27(日) 21:39:23.74 ID:Eo1FyIrg0
こんなところで第七話は終わりですが、前回投下できなかったおまけを投下していきます。
まあ2〜3レス程度なんでお付き合いください。
44 名前: ◆tIPtMGfRl6 :2011/03/27(日) 21:48:46.06 ID:Eo1FyIrg0
川д川「……今日も暇ね」
貞子は今日も今日とて暇をもて余していた。
川д川「最近はあの子も来ないし……」
暇潰しの相手であったぃょぅも最近は来ていない。
面接もないので仕事もない。
お金の面は問題ないが時間が有り余って暇で暇で仕方なかった。
だがそんな貞子を訪ねるものがいた。
46 名前: ◆tIPtMGfRl6 :2011/03/27(日) 21:57:20.57 ID:Eo1FyIrg0
⌒*リ´・-・リ「や、久しぶり。元気してたー?」
この少し後にドクオのもとに訪れることになるリリである。
どうやら貞子とは昔馴染みのようだ。
川д川「……あんたか。久しぶりね」
⌒*リ´・-・リ「なになに辛気くさい顔しちゃってー。ほらほらアクアリウムから輸入したお茶があるからさ、一緒にどう?」
川д川「……まあ、ちょうど暇だったしいいわ」
47 名前: ◆tIPtMGfRl6 :2011/03/27(日) 22:09:48.90 ID:Eo1FyIrg0
⌒*リ´・-・リ「やっぱり故郷のお茶飲みたかったのか。素直じゃないなあ」
川д川「……今日はなんの御用?」
お茶を淹れながら貞子が質問する。
顔馴染みとはいえ頻繁に連絡を取り合うわけではないので、いきなりの訪問に怪しむ。
⌒*リ´・-・リ「んー、特に理由はないんだけど。……敢えて言うなら勧誘?」
49 名前: ◆tIPtMGfRl6 :2011/03/27(日) 22:21:46.50 ID:Eo1FyIrg0
川д川「またそれ?悪いけど、あんたの会社には私の居場所はないと思うけど」
⌒*リ´・-・リ「そんなことないよぉー。あなたの能力だったらどこでも引く手あまただよ?」
川д川「……私はもう、あの力を振るうつもりはないわ。それにずいぶんと使っていないから使えるかどうかすらわからない」
⌒*リ´・-・リ「……そう、残念だな……」
川д川「ところであなた、気を付けた方がいいわよ」
⌒*リ´・-・リ「?」
川д川「あなたの会社みたいな大きな力は、良からぬ輩に利用されやすい」
⌒*リ´・-・リ「フォックス、か……肝に銘じておくよ。ありがとう」
その後とりとめのない話をしばらくして、リリは帰っていった。
川д川「…………」
貞子は、自らの手をじっと見つめながら何やら考え事をしていたが、
川д川「……また暇になっちゃったわね」
そう呟くといつもの調子に戻り、また暇をもて余す。
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